JP2001107014A - 湿気硬化型ホットメルト接着剤組成物 - Google Patents

湿気硬化型ホットメルト接着剤組成物

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JP2001107014A
JP2001107014A JP28469899A JP28469899A JP2001107014A JP 2001107014 A JP2001107014 A JP 2001107014A JP 28469899 A JP28469899 A JP 28469899A JP 28469899 A JP28469899 A JP 28469899A JP 2001107014 A JP2001107014 A JP 2001107014A
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urethane prepolymer
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Satoshi Kusuda
智 楠田
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 未硬化状態では常温において優れた粘着力を
有し、且つ、湿気硬化反応時の炭酸ガスの発生量が極め
て少なく、従って接着剤層中へ残存した気泡に起因する
接着強度の低下や寸法異常等の外観不良を生じることの
ない湿気硬化型ホットメルト接着剤組成物を提供する。 【解決手段】 分子両末端にイソシアネート基を有する
ウレタンプレポリマーを主成分として成る湿気硬化型ホ
ットメルト接着剤組成物であって、未硬化状態におい
て、該組成物のイソシアネート基含有量が(1〜6)×
10-4モル/gであり、且つ、示差走査熱量計による結
晶融点のピーク面積により算出される比熱が50J/g
以下であり、JIS Z−0237(参考)の剪断粘着
力試験に準拠して測定される剪断粘着力が1kgf/c
2 以上であることを特徴とする湿気硬化型ホットメル
ト接着剤組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、湿気硬化型ホット
メルト接着剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】分子両末端にイソシアネート基を有する
ウレタンプレポリマーを主成分とする湿気硬化型ホット
メルト接着剤組成物は既に公知である。上記湿気硬化型
ホットメルト接着剤組成物の使用例として、例えば、特
公平6−22956号公報では、「ハニカムコアを芯材
とし、その上下に表面板を接着してなるサンドイッチ構
造パネルの製造に際して、接着剤として、常温では非粘
着性の湿気硬化型ウレタン系ホットメルト接着剤を用
い、加熱プレスにより接着することを特徴とするハニカ
ムサンドイッチ構造パネルの製造方法」が開示されてい
る。
【0003】しかし、上記製造方法で用いられる湿気硬
化型ウレタン系ホットメルト接着剤は、常温で非粘着性
であるため、部材(被着体)を接着させるためには部材
間に挟まれた接着剤層を加熱プレス等により加熱再活性
させる必要があり、接着作業が煩雑であるという問題点
がある。また、部材が木質材料や熱可塑性樹脂等のよう
な熱伝導率の低い部材である場合、短時間で接着剤層を
加熱再活性させるのは困難であったり、再活性のための
加熱により部材の変形が生じる等の問題点がある。
【0004】このような問題点に対応するために、部材
間に挟着されただけで初期接着力を発揮し得る程度の常
温における粘着性を有する湿気硬化型ホットメルト接着
剤組成物が用いられているが、一般的に、この種の接着
剤組成物は湿気硬化反応の際に多量の炭酸ガスを発生す
るので、硬化した接着剤層に残存した気泡により、接着
強度の低下や寸法異常等を生じるという問題点がある。
また、上記炭酸ガスの発生量を減少させるために、主成
分としての例えばウレタンプレポリマーの主鎖の平均分
子量を増大させて、接着剤組成物中のイソシアネート基
含有量を低減させる方法が採られることがあるが、この
方法の場合、主成分であるウレタンプレポリマーの平均
分子量が増大するため接着剤組成物の粘度も高くなり、
部材への塗布時や圧締時の部材への濡れが不十分となっ
て、満足すべき接着強度を得ることが困難であり、実質
的な対策にはならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
従来の問題点に鑑み、未硬化状態では常温において優れ
た粘着力を有し、且つ、湿気硬化反応時の炭酸ガスの発
生量が極めて少なく、従って接着剤層中へ残存した気泡
に起因する接着強度の低下や寸法異常等の外観不良を生
じることのない湿気硬化型ホットメルト接着剤組成物を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の湿気硬
化型ホットメルト接着剤組成物は、分子両末端にイソシ
アネート基を有するウレタンプレポリマーを主成分とし
て成る湿気硬化型ホットメルト接着剤組成物であって、
未硬化状態において、該組成物のイソシアネート基含有
量が(1〜6)×10-4モル/gであり、且つ、示差走
査熱量計による結晶融点のピーク面積により算出される
比熱が50J/g以下であり、JISZ−0237(参
考)の剪断粘着力試験に準拠して測定される剪断粘着力
が1kgf/cm2 以上であることを特徴とする。
【0007】また、請求項2に記載の湿気硬化型ホット
メルト接着剤組成物は、上記請求項1に記載の湿気硬化
型ホットメルト接着剤組成物において、ウレタンプレポ
リマーと分子内にイソシアネート基と反応し得る官能基
を有する化合物との反応により、ウレタンプレポリマー
のイソシアネート基含有量が低減されていることを特徴
とする。
【0008】本発明の湿気硬化型ホットメルト接着剤組
成物は、分子両末端にイソシアネート基を有するウレタ
ンプレポリマーを主成分として成る。上記ウレタンプレ
ポリマーとしては、単一のウレタンプレポリマーが用い
られても良いし、予め準備された複数のウレタンプレポ
リマーが所定の割合で混合されたものが用いられても良
い。
【0009】上記分子両末端にイソシアネート基を有す
るウレタンプレポリマーとは、イソシアネート基が水と
反応してウレア結合を形成しながら硬化し高分子化する
化合物であり、ポリオールの末端水酸基とポリイソシア
ネート化合物のイソシアネート基とを反応させて得られ
る反応生成物である。
【0010】ウレタンプレポリマーの合成に用いられる
ポリオールとしては、ウレタン系化合物の合成に一般的
に用いられるポリオールであれば良く、例えば、ポリエ
ステルポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリアル
キレンポリオール、ポリカーボネートポリオール等が挙
げられる。これらのポリオールは、単独で用いられても
良いし、2種類以上が併用されても良い。
【0011】ポリエステルポリオールとしては、例えば
テレフタル酸、イソフタル酸、1,5−ナフタル酸、
2,6−ナフタル酸、琥珀酸、グルタル酸、アジピン
酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン
酸、デカメチレンジカルボン酸、ドデカメチレンジカル
ボン酸等のようなジカルボン酸等の多価カルボン酸と、
例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、プ
ロピレングリコール、1,3−プロパンジオール、1,
4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、1,5
−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、シク
ロヘキサンジオール等のポリオールとの反応により得ら
れるポリエステルポリオールや、ε−カプロラクタムを
開環重合して得られるポリ−ε−カプロラクトンポリオ
ール等が挙げられる。これらのポリエステルポリオール
は、単独で用いられても良いし、2種類以上が併用され
ても良い。
【0012】ポリエーテルポリオールとしては、例え
ば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル、ポリテトラメチレングリコール等が挙げられる。こ
れらのポリエーテルポリオールは、単独で用いられても
良いし、2種類以上が併用されても良い。
【0013】ポリアルキレンポリオールとしては、例え
ば、ポリブタジエンポリオール、水素化ポリブタジエン
ポリオール、水素化ポリイソプレンポリオール等が挙げ
られる。これらのポリアルキレンポリオールは、単独で
用いられても良いし、2種類以上が併用されても良い。
【0014】ポリカーボネートポリオールとしては、例
えば、ポリヘキサメチレンカーボネートポリオール、ポ
リシクロヘキサンジメチレンカーボネートポリオール等
が挙げられる。これらのポリカーボネートポリオール
は、単独で用いられても良いし、2種類以上が併用され
ても良い。
【0015】また、ウレタンプレポリマーの合成に用い
られるポリイソシアネート化合物としては、例えば、ト
リレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシア
ネート(MDI)、MDIの液状変性物、ヘキサメチレ
ンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、シ
クロヘキサンフェニレンジイソシアネート、ナフタレン
−1,5−ジイソシアネート等が挙げられるが、なかで
も安全性や反応性等の点で優れるMDIが好適に用いら
れる。これらのポリイソシアネート化合物は、単独で用
いられても良いし、2種類以上が併用されても良い。
【0016】ウレタンプレポリマーの合成方法は、特別
なものではなく、例えば、前記ポリオールと上記ポリイ
ソシアネート化合物とをポリオールの有する水酸基(O
H)に対するポリイソシアネート化合物の有するイソシ
アネート基(NCO)の比率(NCO/OH)がモル比
で1.2〜15、好ましくは3〜12、となるような割
合で混合し、窒素気流中で、80〜100℃程度の温度
で3〜5時間程度反応させることにより、所望のウレタ
ンプレポリマーを得ることが出来る。
【0017】上記NCO/OHがモル比で1.2未満で
あると、得られるウレタンプレポリマーの粘度が高くな
り過ぎて、湿気硬化型ホットメルト接着剤組成物とする
ことが困難となる場合があり、逆にNCO/OHがモル
比で15を超えると、得られる湿気硬化型ホットメルト
接着剤組成物が硬化時に発泡を起こし易くなって硬化物
の凝集力が低下し、十分な接着強度を得られないことが
ある。
【0018】本発明の湿気硬化型ホットメルト接着剤組
成物には、主成分である上記ウレタンプレポリマー以外
に、本発明の課題達成を阻害しない範囲で必要に応じ
て、溶融粘度や部材(被着体)に対する密着性等を調整
するための粘着性付与樹脂や熱可塑性樹脂もしくは熱可
塑性ゴム、パラフィンワックスやマイクロクリスタリン
ワックス等のワックス類、無機充填剤もしくは有機充填
剤、揺変性付与剤、3級アミンや有機金属化合物等の硬
化促進触媒、脱水剤、着色剤、軟化剤、可塑剤、カップ
リング剤、酸化防止剤、熱安定剤、光安定剤、紫外線吸
収剤、難燃剤、帯電防止剤、香料等の各種添加剤の1種
もしくは2種以上が添加されていても良い。
【0019】添加されても良い粘着性付与樹脂として
は、例えば、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂、脂肪族石
油系樹脂、芳香族石油系樹脂等が挙げられる。これらの
粘着性付与樹脂は、単独で用いられても良いし、2種類
以上が併用されても良い。
【0020】上記粘着性付与樹脂の軟化点は、特に限定
されるものではないが、環球式軟化点で90〜150℃
であるものが好ましい。また、上記粘着性付与樹脂の添
加量は、特に限定されるものではないが、前記ウレタン
プレポリマー100重量部に対して、粘着性付与樹脂0
〜200重量部であることが好ましい。ウレタンプレポ
リマー100重量部に対する粘着性付与樹脂の添加量が
200重量部を超えると、高温下での耐熱性やフィルタ
ー保持性が低下したり、低温下で脆弱になることがあ
る。
【0021】添加されても良い熱可塑性樹脂としては、
例えば、メルトインデックス(MI)が100以上のエ
チレン−ビニルモノマー共重合体やポリオレフィン系樹
脂等が挙げられる。エチレン−ビニルモノマー共重合体
の具体例としては、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重
合体(EVA)、エチレン−アクリル酸n−ブチルエス
テルのようなエチレン−アクリル酸アルキルエステル共
重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体等が挙げられ
る。ポリオレフィン系樹脂の具体例としては、例えば、
ポリプロピレン、ポリエチレン、α−オレフィン共重合
体等が挙げられる。これらの熱可塑性樹脂は、単独で用
いられても良いし、2種類以上が併用されても良い。
【0022】また、添加されても良い熱可塑性ゴムとし
ては、例えば、SBS、SIS、SEBS、SEPS等
が挙げられる。これらの熱可塑性ゴムは、単独で用いら
れても良いし、2種類以上が併用されても良い。
【0023】上記熱可塑性樹脂および/または熱可塑性
ゴムの添加量は、特に限定されるものではないが、前記
ウレタンプレポリマー100重量部に対して、熱可塑性
樹脂および/または熱可塑性ゴム0〜100重量部であ
ることが好ましい。ウレタンプレポリマー100重量部
に対する熱可塑性樹脂および/または熱可塑性ゴムの添
加量が100重量部を超えると、溶融粘度が著しく上昇
して塗布作業が困難になることがある。
【0024】本発明の湿気硬化型ホットメルト接着剤組
成物の製造方法は、特別なものではなく、必須成分であ
るウレタンプレポリマーの所定量と必要に応じて添加す
る上記各種添加剤の1種もしくは2種以上の各所定量と
を秤量し、例えばミキサーやニーダー等の加熱装置を備
えた混合機を用いて常温下もしくは加熱下で予備混合を
行った後、窒素ガスのような不活性ガス雰囲気下や減圧
脱水雰囲気下で常温もしくは加熱脱水を行い、次いで、
必要に応じて、上記混合機を用いて均一に常温もしくは
加熱混練することにより、所望の湿気硬化型ホットメル
ト接着剤組成物を得ることが出来る。
【0025】こうして得られる本発明の湿気硬化型ホッ
トメルト接着剤組成物は、未硬化状態において、イソシ
アネート基(NCO)含有量が(1〜6)×10-4モル
/gであることが必要である。
【0026】湿気硬化型ホットメルト接着剤組成物の上
記NCO含有量が1×10-4モル/g未満であると、湿
気硬化反応が十分に進行しないため、常態接着力や耐熱
強度が不十分となり、逆にNCO含有量が6×10-4
ル/gを超えると、湿気硬化反応時の炭酸ガス発生量が
多くなるため、気泡に起因する接着強度の低下や外観不
良等を起こし易くなる。
【0027】本発明においては、湿気硬化型ホットメル
ト接着剤組成物のNCO含有量が上記範囲となるように
低減、調整するために、ウレタンプレポリマーと分子内
にNCOと反応し得る官能基を有する化合物とを反応さ
せて、ウレタンプレポリマーのNCO含有量を予め低減
させておいても良い。
【0028】このような方法を採ることにより、ウレタ
ンプレポリマーの平均分子量を大きく増大させることな
く即ち湿気硬化型ホットメルト接着剤組成物の粘度を大
きく上昇させることなく、湿気硬化型ホットメルト接着
剤組成物のNCO含有量を前記範囲となるように低減、
調整することが可能となる。従って、湿気硬化型ホット
メルト接着剤組成物の粘度上昇に起因する部材(被着
体)への濡れ不良の発生やそれに伴う接着強度の低下等
を効果的に防止することが出来る。
【0029】分子内にNCOと反応し得る官能基を有す
る化合物としては、例えば、アルコール類、アミン類、
メルカプタン類、カルボン酸類、アミド類等が挙げられ
る。これらの分子内にNCOと反応し得る官能基を有す
る化合物は、単独で用いられても良いし、2種類以上が
併用されても良い。
【0030】上記化合物中におけるNCOと反応し得る
官能基の数は、1分子中に1個以上であっても良いが、
1個であることが好ましい。1分子中の官能基数が2個
以上であると、ウレタンプレポリマーが鎖延長や架橋反
応により硬化することがあり、好ましくない。
【0031】アルコール類としては、例えば、メタノー
ル、エタノール、オクタノール等の脂肪族もしくは脂環
族低級アルコール;フェノール、クレゾール、ベンジル
ヘキサノール等の芳香族アルコール;ラウリルアルコー
ル、オレイルアルコール、ステアリルアルコール等の高
級アルコール及びこれらを含む天然もしくは合成油脂や
天然油脂の還元油脂;酸化ワックス等から誘導される水
酸基含有ワックス;エチレングリコールモノアルキルエ
ーテル等のグリコール誘導体;N,N−ジエチルエタノ
ールアミン、N,N−ジメチルエタノールアミン等のエ
タノールアミン等が挙げられる。これらのアルコール類
は、単独で用いられても良いし、2種類以上が併用され
ても良い。
【0032】アミン類としては、例えば、プロピルアミ
ン、イソプロピルアミン、ブチルアミン、n−ヘキシル
アミン、アニリン、シクロヘキシルアミン、ベンジルア
ミン、2−エチルヘキシルアミン等の一級アミン;ジイ
ソプロピルアミン、ジイソブチルアミン、ジベンジルア
ミン、ジシクロヘキシルアミン等の二級アミン等が挙げ
られる。これらのアミン類は、単独で用いられても良い
し、2種類以上が併用されても良い。
【0033】メルカプタン類としては、例えば、プロピ
ルメルカプタン、ブチルメルカプタン、n−オクチルメ
ルカプタン、n−ドデシルメルカプタン、t−ドデシル
メルカプタン、ヘキサデシルメルカプタン、n−オクタ
デシルメルカプタン等が挙げられる。これらのメルカプ
タン類は、単独で用いられても良いし、2種類以上が併
用されても良い。
【0034】カルボン酸類としては、例えば、イソ酪
酸、オクチル酸、安息香酸、シクロヘキサンカルボン
酸、ひまし油、ステアリン酸等が挙げられ、これらは単
独で用いられても良いし、2種類以上が併用されても良
い。また、アミド類としては、例えば、ステアリン酸ア
ミド等が挙げられ、これらは単独で用いられても良い
し、2種類以上が併用されても良い。
【0035】上記分子内にNCOと反応し得る官能基を
有する化合物のなかでも、高沸点で含水率が低く、取扱
い性の点で優れる水酸基含有ワックスやグリコール誘導
体及びその変性物等が好適に用いられる。
【0036】本発明の湿気硬化型ホットメルト接着剤組
成物は、未硬化状態において、示差走査熱量計(DS
C)による結晶融点のピーク面積により算出される比熱
が50J/g以下であることが必要であり、好ましくは
20J/g以下である。
【0037】湿気硬化型ホットメルト接着剤組成物の上
記比熱が50J/gを超えると、組成物の結晶性が高く
なって、常温での粘着力が低下するため、塗布時や圧締
時における部材(被着体)への濡れが損なわれる。
【0038】湿気硬化型ホットメルト接着剤組成物の上
記比熱を50J/g以下とする方法としては、例えば、
ウレタンプレポリマーの合成に用いられる前記ポリオー
ル中のアルキレン鎖長を短くすれば比熱が下がり、アル
キレン鎖長を長くすれば比熱が上がるので、ポリオール
中のアルキレン鎖長を適当に調整することにより、ウレ
タンプレポリマーひいては湿気硬化型ホットメルト接着
剤組成物の比熱を調整する方法や、相対的に比熱の高い
ポリエステルポリオールを相対的に比熱の低いポリエー
テルポリオールで希釈して、ウレタンプレポリマーひい
ては湿気硬化型ホットメルト接着剤組成物の比熱を下げ
る方法等が挙げられる。
【0039】尚、上記DSCとは、0〜100℃まで試
料(本発明においては湿気硬化型ホットメルト接着剤組
成物)と参照物質とに等しい熱量を与えつつ同時に昇温
させた場合に、試料(湿気硬化型ホットメルト接着剤組
成物)の結晶の融解により熱量が吸収され、参照物質と
の間に生じた温度差を0に保つために必要な電気エネル
ギー量の変化を時間軸に対して記録するものであり、結
晶の融解温度は記録されるDSC曲線のピーク温度とし
て表され、この融解温度ピークのピーク面積を試料(湿
気硬化型ホットメルト接着剤組成物)の質量で除するこ
とにより試料(湿気硬化型ホットメルト接着剤組成物)
の比熱(J/g)を算出することが出来る。
【0040】本発明の湿気硬化型ホットメルト接着剤組
成物は、未硬化状態において、JIS Z−0237
「粘着テープ・粘着シート試験方法」(参考)の剪断粘
着力試験に準拠して測定される剪断粘着力が1kgf/
cm2 以上であることが必要である。
【0041】湿気硬化型ホットメルト接着剤組成物の上
記剪断粘着力が1kgf/cm2 未満であると、部材
(被着体)の反りや撓みに対する追従性が不十分となっ
て、接着直後の段階で剥がれ等の接着不良が生じる。
【0042】湿気硬化型ホットメルト接着剤組成物の上
記剪断粘着力を1kgf/cm2 以上とする方法として
は、例えば、充填剤の添加により剪断力を向上させる方
法や、前記比熱を50J/g以下に保持し得る範囲内
で、前記ポリオール中のアルキレン鎖長を長くする方法
等が挙げられる。
【0043】本発明の湿気硬化型ホットメルト接着剤組
成物の使用方法は、特別なものではなく、例えば加熱装
置を備えたロールコーター、スプレー塗布機、ホットメ
ルトアプリケーター、ハンドガン等の通常のホットメル
ト塗布装置を用いて、湿気硬化型ホットメルト接着剤組
成物を加熱溶融した後、対象とする部材(被着体)の一
方に塗布し、次いで対象とする部材(被着体)の他方を
積層し、圧着すれば良い。
【0044】塗布する時の湿気硬化型ホットメルト接着
剤組成物の溶融粘度は、特に限定されるものではない
が、1000〜50000cps程度であることが好ま
しい。即ち、溶融粘度が上記範囲となるような加熱溶融
温度や塗布温度を設定すれば良いが、組成物中のイソシ
アネート基の分解を防ぐためには140℃以下であるこ
とが好ましい。
【0045】また、塗布する時の形態(パターン)も、
特に限定されるものではなく、ビード状、スパイラル
状、フォーム状、ドット状等の如何なる形態(パター
ン)であっても良い。
【0046】
【作用】本発明による湿気硬化型ホットメルト接着剤組
成物は、分子両末端にイソシアネート基を有するウレタ
ンプレポリマーを主成分として成り、未硬化状態におい
て、イソシアネート基含有量が特定の範囲とされ、且
つ、比熱が特定値以下及び剪断粘着力が特定値以上とさ
れているので、常温において優れた粘着力を有し、従っ
て接着作業が簡便且つ容易であり、しかも、湿気硬化反
応時の炭酸ガス発生量が極めて少なく、従って接着剤層
へ残存した気泡に起因する接着強度の低下や寸法異常等
の外観不良を生じることもない。
【0047】また、ウレタンプレポリマーと分子内にイ
ソシアネート基と反応し得る官能基を有する化合物とを
反応させて、ウレタンプレポリマーのイソシアネート基
含有量を低減させることにより、上記性能はより優れた
ものとなる。
【0048】
【発明の実施の形態】本発明をさらに詳しく説明するた
め以下に実施例をあげるが、本発明はこれら実施例のみ
に限定されるものではない。尚、実施例中の「部」は
「重量部」を意味する。
【0049】(実施例1)
【0050】(1)ウレタンプレポリマーの合成 1,6−ヘキサンアジペート(水酸基価:25)100
0部をセパラブルフラスコ中で120℃にて加熱溶融
し、700mmHgの減圧下で1時間脱水した。次い
で、この溶融物を100℃まで温調した後、MDI(商
品名「Isonate125M」、三菱化成ダウ社製)
112部を投入して、3時間反応させ、常温で結晶性を
有するウレタンプレポリマー(A)を合成した。
【0051】ポリプロピレングリコール(水酸基価:5
6)1000部をセパラブルフラスコ中で120℃にて
加熱溶融し、700mmHgの減圧下で1時間脱水し
た。次いで、この溶融物を100℃まで温調した後、M
DI「Isonate125M」250部を投入して、
3時間反応させ、常温で液状のウレタンプレポリマー
(B)を合成した。 (2)湿気硬化型ホットメルト接着剤組成物の作製 上記で得られたウレタンプレポリマー(A)60部とウ
レタンプレポリマー(B)40部とを加熱下及び減圧下
で均一に攪拌混合して、湿気硬化型ホットメルト接着剤
組成物を作製した。
【0052】(実施例2)実施例1で得られたウレタン
プレポリマー(A)60部とウレタンプレポリマー
(B)40部とを実施例1の場合と同様にして均一に攪
拌混合した後、分子内にイソシアネート基と反応し得る
官能基を有する化合物としてモノアルコール(商品名
「ユニリン425」、分子量425、東洋ペトロ社製)
10部を投入し、ウレタンプレポリマー中のイソシアネ
ート基とモノアルコール中の水酸基とを反応させて、湿
気硬化型ホットメルト接着剤組成物を作製した。
【0053】(比較例1)実施例1で得られたウレタン
プレポリマー(B)100部とモノアルコール「ユニリ
ン425」45部とを反応させたこと以外は実施例2の
場合と同様にして、湿気硬化型ホットメルト接着剤組成
物を作製した。
【0054】(比較例2)実施例1で得られたウレタン
プレポリマー(A)50部とウレタンプレポリマー
(B)50部とを均一に攪拌混合したこと以外は実施例
1の場合と同様にして、湿気硬化型ホットメルト接着剤
組成物を作製した。
【0055】(比較例3)実施例1で得られたウレタン
プレポリマー(A)30部とウレタンプレポリマー
(B)70部とを均一に攪拌混合した後、モノアルコー
ル「ユニリン425」10部を投入し、反応させたこと
以外は実施例2の場合と同様にして、湿気硬化型ホット
メルト接着剤組成物を作製した。
【0056】(比較例4)実施例1で得られたウレタン
プレポリマー(A)70部とウレタンプレポリマー
(B)30部とを均一に攪拌混合したこと以外は実施例
1の場合と同様にして、湿気硬化型ホットメルト接着剤
組成物を作製した。
【0057】実施例1及び2、及び、比較例1〜4で得
られた湿気硬化型ホットメルト接着剤組成物の特性(
NCO含有量、比熱、剪断粘着力)を以下の方法で
測定した。その結果は表1に示すとおりであった。
【0058】NCO含有量:JIS K−7301
「熱硬化性ウレタンエラストマー用トリレンジイソシア
ネート型プレポリマー試験方法」に準拠して、湿気硬化
型ホットメルト接着剤組成物のNCO含有率を測定し、
NCO含有量(モル/g)を算出した。
【0059】比熱:湿気硬化型ホットメルト接着剤組
成物を10mgを採取し、DSC(機種「SSC520
0」、セイコー電子工業社製)によりDSC曲線を求
め、比熱(J/g)を算出した。
【0060】剪断粘着力:湿気硬化型ホットメルト接
着剤組成物をPETフィルム(厚み50μm)に塗布厚
みが100μmとなるように塗布し、塗布後1時間以内
にJIS Z−0237(参考)に準拠して、剪断粘着
力(kgf/cm2 )を測定した。
【0061】また、実施例1及び2、及び、比較例1〜
4で得られた湿気硬化型ホットメルト接着剤組成物の性
能(I.常態接着力、II.発泡状態)を以下の方法で評
価した。その結果は表1に示すとおりであった。
【0062】I.常態接着力:湿気硬化型ホットメルト
接着剤組成物を一方のABS板(厚み1mm×幅25m
m×長さ150mm)に塗布厚みが100μmとなるよ
うに塗布し、塗布2分後に同一サイズの他方のABS板
を接着面積が25mm×8mmとなるように重ね合わ
せ、温度20℃、圧力2kg/cm2 の条件で2分間プ
レスして、接着試験片を得た。得られた接着試験片を2
0℃−60%RHの雰囲気下で72時間養生した後、2
0℃の雰囲気下で引張剪断試験を行い、常態接着力(k
gf/cm2 )を求めた。
【0063】II.発泡状態:湿気硬化型ホットメルト接
着剤組成物を厚み1mm×面積500cm2 のシート状
に成形し、イ.20℃−60%RHの雰囲気下、及び、
ロ.40℃−90%RHの雰囲気下にそれぞれ72時間
放置した後、シートの発泡状態を目視で観察して、発泡
している部分の面積割合(面積%)を求めた。
【0064】
【表1】
【0065】表1から明らかなように、本発明による実
施例1の湿気硬化型ホットメルト接着剤組成物は、優れ
た常態接着力を発揮し、且つ、発泡も40℃において若
干認められた程度であった。また、ウレタンプレポリマ
ーと分子内にイソシアネート基と反応し得る官能基を有
する化合物(モノアルコール)とを反応させた実施例2
の湿気硬化型ホットメルト接着剤組成物は、優れた常態
接着力を発揮し、且つ、発泡も全く認められなかった。
【0066】これに対し、NCO含有量が1×10-4
ル/g未満であった比較例1の湿気硬化型ホットメルト
接着剤組成物は、発泡は認められなかったものの、常態
接着力が低かった。また、NCO含有量が6×10-4
ル/gを超えていた比較例2の湿気硬化型ホットメルト
接着剤組成物、剪断粘着力が1kgf/cm2 未満であ
った比較例3の湿気硬化型ホットメルト接着剤組成物及
び比熱が50J/gを超えていた比較例4の湿気硬化型
ホットメルト接着剤組成物は、いずれも発泡が激しく、
常態接着力も低かった。
【0067】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による湿気硬
化型ホットメルト接着剤組成物は、未硬化状態では常温
において優れた粘着力を有するので、部材(被着体)の
貼り合わせが容易であり、作業性に優れる。また、湿気
硬化反応時の炭酸ガスの発生量が極めて少ないので、硬
化後は接着剤層中へ気泡が残存することが殆どなく、気
泡に起因する接着強度の低下や寸法異常等の外観不良を
生じることがない。従って、例えばハニカムサンドイッ
チ構造パネルのような建材用を始め各種工業用の接着剤
として好適に用いられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J034 BA03 DA01 DB03 DB04 DF01 DF02 DF12 DF16 DF20 DF21 DF22 DG02 DG03 DG04 DG06 DQ09 HA07 HC03 HC12 HC13 HC61 HC64 HC65 HC67 HC71 HC73 JA42 QA01 QB10 QB19 RA08 4J040 EF321 EF351 GA20 JB01 JB04 LA11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分子両末端にイソシアネート基を有する
    ウレタンプレポリマーを主成分として成る湿気硬化型ホ
    ットメルト接着剤組成物であって、未硬化状態におい
    て、該組成物のイソシアネート基含有量が(1〜6)×
    10-4モル/gであり、且つ、示差走査熱量計による結
    晶融点のピーク面積により算出される比熱が50J/g
    以下であり、JIS Z−0237(参考)の剪断粘着
    力試験に準拠して測定される剪断粘着力が1kgf/c
    2 以上であることを特徴とする湿気硬化型ホットメル
    ト接着剤組成物。
  2. 【請求項2】 ウレタンプレポリマーと分子内にイソシ
    アネート基と反応し得る官能基を有する化合物との反応
    により、ウレタンプレポリマーのイソシアネート基含有
    量が低減されていることを特徴とする請求項1に記載の
    湿気硬化型ホットメルト接着剤組成物。
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