JPH0326741Y2 - - Google Patents

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JPH0326741Y2
JPH0326741Y2 JP1984158257U JP15825784U JPH0326741Y2 JP H0326741 Y2 JPH0326741 Y2 JP H0326741Y2 JP 1984158257 U JP1984158257 U JP 1984158257U JP 15825784 U JP15825784 U JP 15825784U JP H0326741 Y2 JPH0326741 Y2 JP H0326741Y2
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JP
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air filter
ventilation hole
edge
piece
ventilation
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JP1984158257U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、配電盤に形成された換気孔にエア
フイルタを着脱自在に取り付ける配電盤の換気装
置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、配電盤においては、その外被、たとえ
ば扉に換気孔が透設されるが、該換気孔には盤内
の防塵を目的としてエアーフイルタが取り付けら
れている。
この場合、扉とエアフイルタの枠材との間に〓
間を生じると、この〓間より塵埃が盤内に侵入す
るばかりでなく、エアフイルタの振動の原因とも
なるため、エアフイルタを扉に密着して取り付け
る必要がある。
すなわち、扉の換気孔はエアフイルタで塞がれ
ることになるため、自然な風の流れによる盤内の
換気はあまり期待できず、盤内上部に換気扇を設
ける等して強制的な風の流れを形成する必要があ
るが、この場合、換気口には風速の大きい風が通
るため、扉とエアフイルタの枠材との間に〓間が
あると、塵埃の侵入はもちろんのこと、風の作用
によつてエアフイルタが振動し、これが扉に触れ
て振動音を発生させることになり、したがつて、
エアフイルタを扉に密着させる必要がある。
そして、従来のこの種換気装置は、たとえば第
4図に示すように構成され、配電盤の外被1に透
設された角孔状の換気孔2の前面、すなわち外表
面に、枠材3aにフイルタエレメント3bを支持
して構成されたカセツト式エアフイルタ3が換気
孔2を閉塞するようにして設けられ、該エアフイ
ルタ3の枠材3aの複数個所にボルト挿通孔が透
設されるとともに、各ボルト挿通孔に挿通された
ボルト4を換気孔2の周縁部のねじ孔にそれぞれ
螺合することにより、エアフイルタ3が取り付け
られている。
また、他の換気装置は、第5図に示すように、
外被1に透設された換気孔2の周縁部の複数個所
にそれぞればね部材5がボルト6により支持さ
れ、換気孔2を閉塞するエアフイルタ3の枠材3
aを各ばね部材5により周縁部に押し付けること
により、エアフイルタ3が取り付けられている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、前記エアフイルタ3はその使用によ
りフイルタエレメント3bに塵埃等がたまるた
め、エアフイルタ3を洗浄したり除塵して汚れを
落さないと、換気効率が低下し、配電盤の運転に
支障をきたす結果となり、このため、エアフイル
タ3を定期的に保守する必要がある。
しかし、前記従来の換気装置では、第4図の場
合、ボルト締めによりエアフイルタ3を確実に固
定できる反面、エアフイルタ3の保守に伴なう取
り外し時に、各ボルト4をそれぞれ徹去する必要
があり、しかも、エアフイルタ3の洗浄後の取り
付け時に各ボルト4をそれぞれ螺合する必要があ
り、工具を必要とするのみならず、多くの時間が
かかり、作業性が悪い問題があり、さらに、ボル
ト4の紛失の恐れもある。
また、第5図の場合、エアフイルタ3の着脱に
際しては各ばね部材5の先端を押し上げることに
より行なえるため、工具を不要にし、脱着時間を
短かくできるが、エアフイルタ3を支持するばね
部材5のばねの選定に高度の技術を必要とするの
みならず、エアフイルタ3をばね力のみで支持す
るため、固定機構としての確実性に欠け、不安定
な問題がある。
この考案は、従来の技術の有するこのような問
題点に留意してなされたものであり、その目的と
するところは、配電盤の外被の換気孔を閉塞する
エアフイルタを外被に密着した状態で確実に取り
付けることができると同時に、エアフイルタの着
脱が簡単に実施できる配電盤の換気装置を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するために、この考案の配電盤
の換気装置においては、配電盤の外被に透設され
た換気孔と、下片が換気孔の下側縁部に固定され
上片が傾斜した断面く字状の下部金物と、下部が
前記下側縁部と上片との間に挿入されて上片上に
保持され換気孔を閉塞したエアフイルタと、換気
孔の上側縁部に固定されたボルトと、上部にボル
トが挿通した上下方向の長孔が透設され下部にエ
アフイルタの上部を係止した鉤部が形成された上
部金物と、ボルトに螺合して上部金物を前記上側
縁部に締め付けエアフイルタの上部を鉤部と上側
縁部との間で挾持した蝶ナツトとを備える。
〔作用〕
つぎに、前記手段の作用について説明する。
まず、エアフイルタの固定状態においては、換
気孔の下側縁部と下部金物の上片との間に挿入さ
れたエアフイルタの下部は、前記上片が傾斜して
いるため、エアフイルタの重力で下側縁部に押し
当てられ、しかも、これに振動が加われば加わる
ほど下側縁部に強く押し当てられ、エアフイルタ
の上部を蝶ナツトの締め付けにより換気孔の上側
縁部と上部金物の鉤部との間で挾持することによ
り、エアフイルタが外被に密着した状態で確実に
固定される。
また、エアフイルタの保守等の際には、蝶ナツ
トを緩めたのち、上部金物を上方へ移動すること
により、エアフイルタの取り外しが行なえ、蝶ナ
ツトの締緩によりエアフイルタの着脱が可能とな
る。
〔実施例〕
つぎに、この考案を、その1実施例を示した第
1図ないし第3図とともに詳細に説明する。
これらの図面において、前記と同一記号は同一
物を示すものとし、7は断面く字状の左右方向の
下部金物であり、下片7aが配電盤の外被1に透
設された換気孔2の下側縁部の前面に固定され、
下部金物7の上片7bが上前方に傾斜して設けら
れ、該上片7bと下側縁部との間にエアフイルタ
3の下部が挿入される。この下部金物7の固定
は、下側縁部の左右にそれぞれ前方に突出して固
定されたボルト8に下部金物7を通したのちナツ
ト9をそれぞれ締着して行なわれる。
10は換気孔2の上側縁部の左右にそれぞれ前
方へ突出して固定された後述の蝶ナツトのボル
ト、11は上下方向の長孔11aを有するととも
に下部にエアフイルタ3の上部を上側縁部との間
で挾持する断面L字状の鉤部11bを備えた2個
の上部金物であり、両上部金物11のそれぞれの
長孔11aに前記ボルト10を挿通することによ
り、両上部金物11がそれぞれ上下動自在に設け
られる。この左右の上部金物11のそれぞれの鉤
物11bには、エアフイルタ3の上部の左、右の
位置を規制するストツパ片11b′が設けられ、エ
アフイルタ3のずれを防止している。
12は両ボルト10にそれぞれ螺合して両上部
金物11をそれぞれ外被1に固定する蝶ナツトで
ある。
そして、エアフイルタ3を換気孔2に取り付け
る場合、まず、エアフイルタ3の下部を下部金物
7の上片7bと外被1、すなわち換気孔2の下側
縁部との間に挿入し、上部金物11を上動させた
状態でエアフイルタ3の上部を換気孔2の上側縁
部に当接し、さらに上部金物11を下動させてそ
の鉤部11bと上側縁部との間でエアフイルタ3
の上部を挾持し、蝶ナツト12を締め付けて上部
金物11を固定し、第2図に示すように、エアフ
イルタ3の取り付けを完了する。
このとき、エアフイルタ3の下部は、上片7b
が傾斜しているため、エアフイルタ3の重力によ
り下側縁部に押し当てられ、しかも、振動が加わ
れば加わるほど強く押し当てられるため、エアフ
イルタ3は強固に固定される。
つぎに、エアフイルタ3の保守等によりこれを
取り外す場合、蝶ナツト12を緩め、上部金物1
1を上方へ移動することにより、第3図に示すよ
うに、エアフイルタ3の取り外しが可能となる。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案の配電盤の換気装置に
よると、換気孔を閉塞するエアフイルタの下部を
換気孔の下側縁部と下部金物の傾斜した上片との
間に挿入した後、エアフイルタの上部を蝶ナツト
の締め付けにより上部金物の鉤部と換気口の上側
縁部との間で挾持するようにしたので、下部金
物、上部金物、蝶ナツト等の簡単な構成でエアフ
イルタの取り付けが行なえ、安価になり、しか
も、エアフイルタを傾斜した上片で保持するた
め、エアフイルタの下部を自然に下側縁部に押し
当てることができ、上部金物の押し付けと相まつ
てエアフイルタを外被に密着させた状態で確実に
固定することができ、このため、盤内への塵埃の
侵入はもちろんエアフイルタによる振動音の発生
も確実に防止できるものである。
さらに、エアフイルタの着脱が蝶ナツトを締緩
するだけで行なえるため、工具を要せず、エアフ
イルタの着脱時間を短時間に抑えることができ、
作業性が良好になるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの考案の配電盤の換気
装置の1実施例を示し、第1図は正面図、第2図
および第3図はそれぞれエアフイルタの取り付け
時および取り外し時の切断側面図、第4図および
第5図はそれぞれ従来の配電盤の換気装置を示
し、それぞれのaは正面図、それぞれのbは切断
側面図である。 1……外被、2……換気孔、3……エアーフイ
ルタ、7……下部金物、7a……下片、7b……
上片、10……ボルト、11……上部金物、11
a……長孔、11b……鉤部、12……蝶ナツ
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 配電盤の外被に透設された換気孔と、下片が前
    記換気孔の下側縁部に固定され上片が傾斜した断
    面く字状の下部金物と、下部が前記下側縁部と前
    記上片との間に挿入されて前記上片上に保持され
    前記換気孔を閉塞したエアフイルタと、前記換気
    孔の上側縁部に固定されたボルトと、上部に前記
    ボルトが挿通した上下方向の長孔が透設され下部
    に前記エアフイルタの上部を係止した鉤部が形成
    された上部金物と、前記ボルトに螺合して前記上
    部金物を前記上側縁部に締め付け前記エアフイル
    タの上部を前記鉤部と前記上側縁部との間で挾持
    した蝶ナツトとを備えた配電盤の換気装置。
JP1984158257U 1984-10-18 1984-10-18 Expired JPH0326741Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1984158257U JPH0326741Y2 (ja) 1984-10-18 1984-10-18

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JP1984158257U JPH0326741Y2 (ja) 1984-10-18 1984-10-18

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JPS6174207U JPS6174207U (ja) 1986-05-20
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JPS56724U (ja) * 1979-06-11 1981-01-07

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JPS56724U (ja) * 1979-06-11 1981-01-07

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