JPH03267248A - 巻取ロール取り出し兼巻芯装着装置 - Google Patents

巻取ロール取り出し兼巻芯装着装置

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JPH03267248A
JPH03267248A JP6938690A JP6938690A JPH03267248A JP H03267248 A JPH03267248 A JP H03267248A JP 6938690 A JP6938690 A JP 6938690A JP 6938690 A JP6938690 A JP 6938690A JP H03267248 A JPH03267248 A JP H03267248A
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shaft
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Akira Kataoka
片岡 晧
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、巻取ロール取り出し兼巻芯装着装置並ひに
該装置用巻取ロール押出軸及び該装置用巻芯準備軸に関
する。この巻取ロール取り出し兼巻芯装着装置は、巻取
ロール押し出し装置を備えた巻取装置に適用されるしの
である。その巻取装置は、金属箔、プラスチックフィル
ム、紙等f)Mt状シートを、巻取軸に装着した巻芯の
周りに巻取ロールとして巻き取る。またこの巻取装置の
巻取ロール押し出し装置は、巻取ロールの端面または巻
芯を押しながら巻取装置上に保持した巻取軸沿いに移動
して、その巻取軸から巻取ロールを押し出すことができ
るようになっている。そしてこの巻取ロール取り出し兼
巻芯準備装置は、巻取ロールを巻取軸から受け取って搬
出することができ、かつ巻取ロール搬出後の巻取軸に新
たな巻芯を装着することができるようにしたものである
(従来の技術) 従来、巻取ロール押し出し装置を備えた巻取装置から巻
取ロールを搬出するための巻取ロール取り出し装置とし
て、巻取ロールを貫通して支持する受取軸を備えtこ形
式があっtc 、この巻取ロール取り出し装置において
は5巻取軸上の巻取ロールは、巻取軸の自由端に受取軸
の自由端を同心状に接するように付けた後、押し出し装
置により受取軸上へ押し出される。そして巻取軸から受
取軸上に押し出されtζ巻取ロールの取り外しは、受取
軸を所定の取り出し位置へ移して、作業者の労力により
行う、また、次の巻き取りのtcめの新たな巻芯の装着
は、受取軸を巻取軸の自由端から移動した後、作業者が
手作業で行っている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上述の形式の巻取ロール取り出し装置を用い
tこ従来の巻取ロールの取り出し作業は、−旦、受取軸
に受け取った巻取ロールを作業者が巻取軸から抜き取る
ので時間がかかる。特に、例えば金属コイルのような重
量が大きい巻取ロールでは、巻取ロールを巻取軸から抜
き取る作業は作業者にとって大きな負担となる。
更に、新たな巻芯の巻取軸への装着は作業者の手作業に
より行うので装着時間がかかる。そしてその間、巻取運
転を停止しなければならず、稼働率が低下する。スリッ
ターリワイングーのように一度に多数の巻芯を準備する
必要がある場合にはこの巻芯装着時間による稼働率の低
下は著しい。
この発明は、巻取ロール取り出し時間、巻芯装着時間を
短縮し、作業者の労力を大幅に軽減することができる、
占有空間が小さく簡素な構造の巻取ロール取り出し兼巻
芯準備装置を提供することを目的としている。
更に、この巻取ロール取り出し兼巻芯準備装置に巻取ロ
ール押し出し装置を設けるのに都合のよい巻取ロール受
取軸、及びこの巻取ロール取り出し兼巻芯準備装置に巻
芯押し出し装置を設けるのに都合のよい巻芯準備軸を提
供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明における巻取ロール
取り出し兼巻芯装着装置は、巻取ロール押し出し装置を
備えた巻取装置の巻取ロール取り出し兼巻芯装着装置に
おいて、巻取ロール受取軸と、巻芯準備軸と、該巻取ロ
ール受取軸及び該巻芯準備軸を、各々の一端を固定しt
ζ状態で支持しており、該巻取ロール受取軸及び該巻芯
準備軸を夫々互いに入れ替えて受け渡し位置に付けるこ
とができる動支持体と、上記巻取ロール受取軸により貫
通して支持した巻取ロールを、該巻取ロール受取軸から
押し出す巻取口・−ル押し出し装置と、上記巻芯準備軸
により貫通して支持した巻芯を、その巻芯準備軸から押
し出す巻芯押し出し装置とを備えることを特徴とする。
また、巻取ロール取り出し兼巻芯装着装置に用いる巻取
ロール受取軸は、中空軸であって、該中空軸の長手方向
に細長い孔が設てあり、かつ上記中空軸の中空部には巻
取ロール押し出し装置の押し出し部材移動8!横が納め
てあり、上記孔を通じて、上記巻取ロール押し出し装置
の押し出し部材を上記移動機構により上記中空軸の外周
沿いに長手方向へ移動するようにしであると都合がよい
まtr、巻取ロール取り出し兼巻芯装着装置に用いる巻
芯準備軸は、中空軸であって、該中空軸の長手方向に細
長い孔が設けてあり、かつ上記中空軸の中空部には巻芯
押し出し装置の押し出し部材移動機構が収めてあり、上
記孔を通じて、上記巻芯押し出し装置の押し出し部材を
上記移動機構により上記中空軸の外周沿いに長手方向へ
移動することができるようにしであると都合がよい。
また、これらの巻取ロール受取軸及び巻芯準備軸を、回
転可能な可動支持体に、互いに所定の回転角だけ隔てて
支持するとよい。
まtコ、可動支持体は、上記巻取軸の長手方向へ移動可
能な可動台の上に設けてもよい。
また、可動支持体は、巻取ロール取出位置と巻取ロール
受取位置との間を移動する搬送台の上に設けてもよい。
また、可動支持体は複数組の巻取ロール受取軸及び巻芯
準備軸を支持するとよい。
更に、可動支持体は、巻取軸の半径方向に平行にスライ
ド運動可能であり、かつ巻取位置に設置された複数の巻
取軸に対応する間隔で上記スライド運動の方向に複数組
の巻取ロール受取軸及び巻芯準備軸を支持しているもの
でもよい。
(作用) 巻芯準備軸は、巻取ロールの取り出し開始前に準備した
、新しい巻芯を貫通して支持する。
巻取ロールを取り出す際、可動支持体に支持されtc巻
取ロール受取軸は、受け渡し位置に付き、巻取軸から巻
取ロールを受け取ることができる状態になる。そして巻
取装置に備えた巻取ロール押し出し装置によって巻取軸
から押し出された巻取ロールを受け取り、これを貫通し
て支持する。
巻取ロール受取軸が巻取ロールを受け取ると、可動支持
体は、回転またはスライド運動して巻取ロール受取軸を
、受け渡し位置から他の位置へ移すと同時に、予め巻芯
を支持している巻芯準備軸を受け渡し位置へ移しす、こ
の後、巻芯押し出し装置は巻芯準備装置から巻芯を押し
出して巻取軸上へ装着する。そして巻取ロール押し出し
装置は巻取ロールを受取軸から押し出す。
(実施例) 実施例について図面を参照して説明する。
第1図ないし第9図はこの発明の一実施例を説明するt
〔めの図である。この実施例では第1図のように巻取ロ
ール取り出し兼巻芯装着装置1はスリッターリワインダ
−における巻取ロールの取り出し、巻芯の装着に適用さ
れている。このスリッターリワインダ−は、原反ロール
2から帯状シート3を巻き戻してスリッター4により複
数条の分割帯状シート5として分割し、その分割帯状シ
ート5を左右の巻取位置へ交互に振り分けて、巻取軸6
.6に装着しtr巻芯7.7の周りに巻取ロール8.8
として巻き取るようことができるようになっている。
巻取軸6は巻取装置9上の一定位置に水平に支持されて
いる。この巻取軸6の一端は第2図のように機枠に回転
可能に、かつその長手方向に移動しないように取り付け
てあり、他の一端は巻取中には腕10により支持される
。この腕10は、巻取ロール8の取り出し時には、第2
図に示すように上方へ旋回するようになっている。そし
て、そのとき巻取軸6の他の一端は自由端となる。
また巻取装置9には、巻取ロール8を巻取軸6の自白端
側へ押し出すための押し出し装置11が備えである。こ
の場合、押し出し装置11は、押し板11bを巻取軸6
に沿いに進めて巻取ロール8の端面を押す。
一方、巻取ロール8は、巻取軸6の自由端側へ押し出さ
れるので、巻取ロール取り出し兼巻芯装着装置1は、第
3図のように巻取軸6の自由端側に設けてある。そして
この巻取ロール取り出し韮巻芯装着装置lは、押し出さ
れた巻取ロール8を受け取るための巻取ロール受取軸1
2と、次の巻き取りに用いる巻芯7を支持してお(ため
の巻芯準備軸13とを備えている。この巻取ロール受取
軸12及び巻芯準備軸13は可動支持体14により各々
その一端を固定した状態で水平に支持されている。そし
て各々の他の一端は自由端となっている。この実施例に
よれば、巻取ロール受取軸12及び巻芯準備軸13は第
3図のように可動支持体14を中心として放射状に二組
配置しである。
そして順次交互に配置しており夫々回転角において90
度だけ隔たっている。また、それらの高さは巻取軸6の
高さと同じになっている。
可動支持体14は、第4図に示すように、旋回頭15と
支持軸16とから成る。旋回頭15は支持軸16上端に
固着している。その旋回頭15には巻取ロール受取軸1
2及び巻芯準備軸13の各々の一端が固着している。支
持軸16はスタンド17上の軸受部18に鉛直な中心軸
線を中心として回転することができるように取り付けで
ある。
そして支持軸16及び旋回頭15はモータ19の駆動を
受けて回転し、巻取ロール受取軸12及び巻芯準備軸1
3も同時に水平に旋回する。そして巻取軸6に対して巻
取ロール受取軸12及び巻芯準備軸13が夫々−直線上
で向かい合う回転角まで旋回頭15が夫々回転すると、
モータ19は停止し、旋回頭15もその位置に停止する
。モータ19の回転は減速機20、伝動装置21を介し
て支持軸16に伝えられる。
スタンド17は、搬送台22上に巻取軸6の長手方向に
スライド運動することができるように支持した可動台2
3上に取り付けである。この可動台23は、搬送台22
上のレール22aに沿って移動し、搬送台22上に第2
図のように設けた流体圧シリンダー装置24で駆動して
前進位置と後退位置とに付けることができる。第2図に
示した可動台23は前進位置にあり、第7図に示した可
動台23は後退位置にある。
搬送台22は、第3図のように左右方向に設けたレール
25に沿って移動することができる。そして、図示しな
い駆動機構の駆動を受けて左右の巻取軸6.6の自由端
の前方にある夫々の巻き取りロール受取位置と巻取ロー
ル取出位置(第3図に鎖線で示す)とに付(ことができ
る。
従って、可動支持体14は、この実施例によれば、搬送
台22の働きにより巻取ロール取り出し位置と巻取ロー
ル受取位置との間を左右方向に移動することができ、ま
た可動台23の働きにより巻取軸6の長手方向にも移動
することができる。
更にスタンド17上で鉛直軸線を中心として回転するこ
とができる。また可動支持体14は、搬送台22が巻取
ロール受取位置に付き、かつ可動台23が前進位置に付
いkとき、巻取ロール受取軸12及び巻芯準備軸13を
夫々、受け渡し位置、即ち第3図、第8図のように各り
の自由端が巻取軸6の自由端と同心状に接する位置に付
けることができるように、可動台23上に配置しである
巻取ロール受取軸12及び巻芯準備軸13が各々受け渡
し位置に付くと、巻取ロール受取軸12と巻取軸6とは
または巻芯準備軸+3と巻取軸6とは、各々の自由端が
接触または接近した状態で連絡し、巻取軸6から巻取ロ
ール受取軸12へ巻取ロール8を、巻芯準備軸13から
巻取軸6へ巻芯7を移動することができるようになる。
また可動支持体14は、この場合、可動台23が後退位
置に付きそれが後退した状態で回転する。なお、可動支
持体14が回転しても、巻取ロール受取軸12及び巻芯
準備軸13の旋回に支障がない場合には、可動支持体1
4を後退させる必要はない。
第5図は巻取ロール受取軸12及び巻芯準備軸+3を示
している。この実施例では巻取ロール受取軸12及び巻
芯準備軸13は、両者ともに中空部12a、13aを持
つ中空軸である。そして夫々その長平方向に細長い孔1
2b、+3bが、左右両縁沿いに設けてある。更に、夫
々の中空部12a、+3aには巻取ロール押し出し装置
26、巻芯押し出し装置27の押し出し部材28.29
を移動させるtこめの移動機43N30.31が収めで
ある。
巻取ロール押し出し装置26は押し出し部材28と移動
機I#I30と旋回頭15に設けた駆動!!!横32と
から成る。移動機構28は、中空部12aに回動可能に
設けたネジ軸33とこれに螺合するメネジ体34とから
成る。押し出し部材30は孔12bを通してメネジ体3
4に固着しており、巻取ロール受取軸12の外周に突出
した部分で巻取ロール8の巻芯7を押す。
巻芯押し出し装置27は、押し出し部材29と移動機構
31と駆動機構32とから成る。移動機構29は、中空
部+4aに回動可能に設けたネジ軸35とこれに螺合す
るメネジ体36、一端をメネジ体36に固着し他の一端
を押し出し部材29に係合しtこピン37とから成る。
押し出し部材29は筒になっており、巻芯準備軸13の
外周にスライド可能にはめである。
駆動機構32は、旋回頭15に設けた二組の巻取ロール
押し出し装置26、巻芯押し出し装置27の各々に共有
されている。そして駆動機構32は、第6図にスケルト
ン図で示すようにモータ38、このモータ38の動力が
チェーンを介して伝えられるスプロケット39.4個の
傘歯車40゜及び各々2個のずつクラッチ41a、41
bを備えている。傘歯車40は旋回頭15の中空部にお
いてネジ軸33または35の一端部に、このネジ軸33
または35に対して回転可能に支持しである。クラッチ
41aは傘歯車40とネジ軸33との、またクラッチ4
1bは傘歯車40とネジ軸35との結合を断続する。そ
してスプロケット36は、全部で4個ある傘歯車40の
うち1個に固着しており、かつネジ軸33に対して回転
可能である。モータ38でスプロケット39を駆動する
と各傘歯車40が回転することになる。所要のネジ軸3
3まrcはネジ軸35を駆動するときは、駆動しようと
するネジ軸33または35に対応したクラッチ41aま
たは41bを働かせる。クラッチ41bは伝達トルクを
調節することができ、巻芯7を押し出す力を制限するこ
とができる。この場合、ネジ軸33及び35は夫々右ネ
ジとなっており、モータ38の回転方向を変えて駆動す
るが、一方を右ネジとし、もう一方を左ネジとしてもよ
い、駆動機構32によりネジ軸33または35を駆動す
ると、メネジ体34または36がそれを取り付けたネジ
軸33または35に沿って移動し。
それに関係する押し出し部材28または29が巻取ロー
ル受取軸12上または巻芯準備軸13の巻芯7を押し出
す。
次に、この実施例に係る巻取ロール取り出し兼巻芯装着
装置の動作について説明する。
スリCターリワインダ−上で巻取ロール8が巻き上がる
前に、巻芯7をスペーサ42を介して各巻芯準備軸13
上の所定の位置にはめておく0巻取ロール8が巻き上が
ると、第3図に鎖線で示した位置から搬送台22が第3
図に実線で示した。
右側の巻取位置の巻取ロール受取位置に移動し。
可動支持体14は、第7図に示す位置に付く、そうする
と流体圧シリンダー装置24が作動して、可動台23が
後退位置から前進して前進位置に付く、このとき可動支
持体14は第3図に示す位置に付いており、それが支持
した巻取ロール受取軸12は受け渡し位置に付いている
方、巻取装置の巻取軸6はこの間に巻取ロール8の巻芯
7の拘束を解き、巻取ロール8の押し出しができる状態
になっている0巻取ロール受取軸12が受け渡し位置に
付くと、押し出し装置llが作動して、巻取ロール8を
巻取軸6から押し出す、そうすると、第2図に示すよう
に巻取ロール8はその巻芯7と共に巻取ロール受取軸!
2上に移動して貫通された状態で支持される。
巻取ロール受取軸12上に巻取ロール8が支持されると
流体圧シリンダー装置24が作動し、可動台23は、後
退位置へ後退する。その後、モータ19が作動し、可動
支持体14は回転する。可動支持体14の回転により、
巻芯7が準備しである巻芯準備軸13は、その自由端を
巻取軸60自由端へ向けた状態になる。そうすると再び
可動台23が前進し、可動支持体14は、第8図に示し
た位置に付く、そして巻芯準備軸13を受け渡し位置に
付けた状態になる。
受け渡し位置に巻芯準備軸13が付けられると巻芯押し
出し装置27は作動し、その押し出し部材29が巻芯7
をスペーサ42と共に押し出して巻取軸6に装着する。
この状態を第9図に示す。
巻取軸6に巻芯7が装着されると、押し出し部材29は
後退する。
こうして巻芯7が巻取軸6に装着されると、可動台23
は後退位置に付き、搬送台22は左側の巻取位置の巻取
ロール受取位置に移動する。この間に可動支持体14は
回転し、巻芯7が押し出された巻芯準備軸13に代えて
次の巻取ロール受取軸12の自由端を巻取軸6の自由端
へ向ける。そして、この巻取ロール受取位置に付いた搬
送台22上で、可動支持体14、可動台23、巻芯押し
出し装置27は、右側の巻取位置の巻取ロール受取位置
における前述の動作と同様な動作により、左側の巻取軸
6から巻取ロール8を受け取って、その巻取軸6へ巻芯
7を装着する。
左右の巻取位置での巻取ロール受け取り、巻芯装着が終
了すると、搬送台22は巻取ロール取り外し位置に移動
する0巻取ロール取り外し位置では、可動支持体14は
回転して巻取ロール受取軸12を夫々取り出し方向に向
け、夫々巻取ロール押し出し装置26が作動して巻取ロ
ール8を、図示しない搬送手段上に押し出して待機する
第10図及び第11図は、この発明の、他の実施例に係
る巻取ロール取り出し兼巻芯装着装置を示す、この実施
例によれば、可動支持体14は、第10図に示すように
、巻取軸6の半径方向に平行にかつ水平に設置したレー
ル43上にスライド運動可能に設けに台44と、それに
固設した支持体45とから成り、巻取位置に設置された
左右の巻取軸6.6に対応する間隔で二組の巻取ロール
受取軸12及び巻芯準備軸13を支持している。
そして巻取ロール取り出し時、台44をスライド運動さ
せて巻取ロール受取軸12.12と巻芯準備軸13.1
3を同時に夫々の受け渡し位置に付ける。そして、左右
の巻取軸6.6から押し出し装置11.11で巻取ロー
ル8.8を同時に押し出し、また巻芯準備軸13.13
上の巻芯7.7を同時に装着する。
以上、少数の実施例について説明したが、その実施態様
は設計条件により設計者の公知技術により多様に変化し
得るものである。
例えば、巻取装置は、巻取中に巻取軸を移動させる形式
、巻取軸を1本しか備えない形式、上下に巻取軸を備え
た形式であってもよい、また、巻取ロール受取軸と巻芯
準備軸は一組しか備えない場合も有り得る。
また、可動支持体は、固設した軸を中心に回転のみ可能
なもの、巻取軸の長平方向へ移動して巻取ロール受取位
置と取り出し位置に付く搬送台の上に回転可能に設けた
もの、昇降可能なものでもよい。
(発明の効果) この発明は、以上に説明したように構成されているので
以下に記載されるような効果を奏する。
この発明に係る巻取ロール取り出し韮巻芯装着装置では
、巻取ロール受取軸に巻取ロールを受け取ると、その巻
取ロール受取軸を直ちに他の位置へ移動すると共に、新
たな巻芯を予め支持した巻芯準備軸を移動して受け渡し
位置へ付け、巻芯を巻芯押し出し装置により巻取軸上へ
押し出して装着するので、巻取ロールを巻取軸から取り
外して巻芯を装着するまでの時間を短か(することがで
きる、従って、巻取装置の運転停止時間も短くて済み、
巻取装置の稼働率が良くなって生産性が向上する。また
、巻取ロールの取り外し、巻芯の装着は、巻取ロール押
し出し装置、巻芯押し出し装置により行うので、作業者
の労力をほどんど必要としない、また、巻取ロール、巻
芯は、夫々巻取ロール受取軸、巻芯準備軸により貫通し
て支持される。従って装置が簡素化され、占有空間を小
さくすることができる、また巻取ロールの表面、巻芯の
表面は傷を受ける心配がない、また、巻取装置の機側で
巻取ロール、巻芯の受け渡しをするので、巻取ロールの
受け取り、巻芯の装着のために装置自体を巻取位置内に
入れる必要がない、従って巻取ロール取り出し兼巻芯装
着装置を巻取位置に受け入れるための空間を巻取機構に
考慮しなくてよい、更に巻取軸と巻取ロール受け取り軸
、巻芯準備軸との芯合わせ等の調整や点検も簡単に行え
る。
請求項(2)記載の巻取ロール受取軸によれば巻取ロー
ル押し出し装置の占有空間を小さ(することができる。
請求項(3)記載の巻芯準備軸によれば巻芯押し出し装
置の占有空間を小さくすることができる。
請求項(4)記載の巻取ロール取り出し兼巻芯装着装置
によれば占有空間を小さくすることができ、巻取ロール
受取軸と巻芯準備軸の入れ替えが素早くできる。また巻
取ロール受取軸に受け取った巻取ロールを取り外すとき
、取り外し方向への巻取ロール受取軸の方向転換は容易
に行うことができる。
請求項(5)記載の巻取ロール取り出し兼巻芯装着装置
によれば可動支持体の旋回時、巻取ロール受取軸上に支
持された巻取ロール、巻取ロール受取軸及び巻芯準備軸
の自由端等が巻取機構に干渉することなく、巻取ロール
受取軸及び巻芯準備軸の自由端を巻取軸の自由端に十分
接近させてまたは接触させて芯合わせすることができる
請求項(6)記載の巻取ロール取り出し兼巻芯装着装置
によれば、取り出す位置が巻取装置から離れていて6、
その位置に巻取ロールを取り出すことができる。
請求項(7)記載の巻取ロール取り出し兼巻芯装着装置
によれば、1個の旋回ヘッドで複数回の巻取ロール受け
取り、巻芯の装着に応じることができる。従って、二つ
の巻取軸に分割した帯状シートを振り分けて巻き取る場
合でも1台の装置で足りる。そのため設備空間を有効に
利用することができ床面積か小さくて6済む、また設備
コストも安くなる。
請求項(8)記載の巻取ロール取り出し兼巻芯装着装置
によれば、同時に複数の巻取軸から巻取ロルを受け取り
、それらの巻取軸へ巻芯を装着することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にの一実施例に係る巻取ロル取り出し
兼巻芯装着装置の全体説明図、第2図は同じく側面図、
第3図は同じく平面図、第4図は同じく正面図、第5図
は巻取ロール受取軸及び巻芯準備軸の平面図、第6図は
巻取ロール押し出し装置、巻芯押し出し装置のスケルト
ン図、第7図は右側の巻取位置の巻取軸の手前に巻取ロ
ール受取軸を付けた状態を示す平面図、第8図は右側の
巻取位置の巻取軸の自由端に巻芯準備軸の自由端を芯合
わせした状態を示す平面図、第9図は右側の巻取位置の
巻取軸に巻芯を巻取準備軸から押し出した状態を示す平
面図、第10図はこの発明の他の実施例に係る巻取ロー
ル取り出し兼巻芯装着装置の概略正面図、第11図は同
概略平面図である。 1・巻取ロール取り出し装置兼巻芯装着装置、6 巻取
軸、7・・巻芯、8 巻取ロール、9・・巻取装置、1
1−押し出し装置、12・・巻取ロール受取軸、+2a
・中空部、+2b ・孔、13・・巻芯準備軸ン13a
 ・中空部、13b・・孔、14・可動支持体、15 
旋回頭、16 支持軸、22搬送台、23・可動台、2
6・巻取ロール押し出し装置、27・巻芯押し出し装置
、28・・押し出し部材、29・・押し出し部材、30
・・・・移動機構、31 ・移動機構、32 駆動機構

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)巻取ロール押し出し装置を備えた巻取装置の巻取
    ロール取り出し兼巻芯装着装置において、巻取ロール受
    取軸と、巻芯準備軸と、該巻取ロール受取軸及び該巻芯
    準備軸を、各々の一端を固定した状態で支持しており、
    該巻取ロール受取軸及び該巻芯準備軸を夫々互いに入れ
    替えて受け渡し位置に付けることができる可動支持体と
    、上記巻取ロール受取軸により貫通して支持した巻取ロ
    ールを、該巻取ロール受取軸から押し出す巻取ロール押
    し出し装置と、上記巻芯準備軸により貫通して支持した
    巻芯を、その巻芯準備軸から押し出す巻芯押し出し装置
    とを備えることを特徴とする巻取ロール取り出し兼巻芯
    準備装置。
  2. (2)中空軸であって、該中空軸の長手方向に細長い孔
    が設てあり、かつ上記中空軸の中空部には巻取ロール押
    し出し装置の押し出し部材移動機構が納めてあり、上記
    孔を通じて、上記巻取ロール押し出し装置の押し出し部
    材を上記移動機構により上記中空軸の外周沿いに長手方
    向へ移動するようにしてあることを特徴とする巻取ロー
    ル取り出し兼巻芯装着装置用巻取ロール受取軸。
  3. (3)中空軸であって、該中空軸の長手方向に細長い孔
    が設けてあり、かつ上記中空軸の中空部には巻芯押し出
    し装置の押し出し部材移動機構が収めてあり、上記孔を
    通じて、上記巻芯押し出し装置の押し出し部材を上記移
    動機構により上記中空軸の外周沿いに長手方向へ移動す
    ることができるようにしてあることを特徴とする巻取ロ
    ール取り出し兼巻芯装着装置用巻芯準備軸。
  4. (4)上記巻取ロール受取軸は請求項(2)記載の巻取
    ロール受取軸であり、上記巻芯準備軸は請求項(3)記
    載の巻芯準備軸であり、上記可動支持体は、上記巻取ロ
    ール受取軸と上記巻芯準備軸を互いに所定の回転角だけ
    隔てて支持しており、かつ回転可能である請求項(1)
    記載の巻取ロール取り出し兼巻芯装着装置。
  5. (5)上記可動支持体は、上記巻取軸の長手方向へ移動
    可能な可動台の上に設けてある請求項(1)または請求
    項(4)記載の巻取ロール取り出し兼巻芯装着装置。
  6. (6)上記可動支持体は、巻取ロール取出位置と巻取ロ
    ール受取位置との間を移動する搬送台の上に設けてある
    請求項(4)記載の巻取ロール取り出し兼巻芯装着装置
  7. (7)上記可動支持体は複数組の巻取ロール受取軸及び
    巻芯準備軸を支持している請求項(4)記載の巻取ロー
    ル取り出し兼巻芯装着装置。
  8. (8)上記可動支持体は巻取軸の半径方向に平行にスラ
    イド運動可能であり、かつ巻取位置に設置された複数の
    巻取軸に対応する間隔で上記スライド運動の方向に複数
    組の巻取ロール受取軸及び巻芯準備軸を支持している請
    求項(1)記載の巻取ロール取り出し兼巻芯装着装置。
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