JPH03266705A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
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- JPH03266705A JPH03266705A JP2062624A JP6262490A JPH03266705A JP H03266705 A JPH03266705 A JP H03266705A JP 2062624 A JP2062624 A JP 2062624A JP 6262490 A JP6262490 A JP 6262490A JP H03266705 A JPH03266705 A JP H03266705A
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- JP
- Japan
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- water absorption
- tread
- rubber composition
- fiber
- ice
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、氷上摩擦性能を向上させた空気入りタイヤに
関する。
関する。
凍結した路面、特に氷と水とが混在するような０℃付近
の路面は、滑り易く、自動車の走行が危険である。
の路面は、滑り易く、自動車の走行が危険である。
そこで、従来、このような路面での安全な走行を可能と
するために、例えば、タイヤのトレッド部を低温でも軟
質のゴム材料で構成したり、発泡ゴム材料で構成したり
している。しかしながら、この場合、耐摩耗性に劣ると
いう問題がある。
するために、例えば、タイヤのトレッド部を低温でも軟
質のゴム材料で構成したり、発泡ゴム材料で構成したり
している。しかしながら、この場合、耐摩耗性に劣ると
いう問題がある。
本発明は、このような事情にかんがみなされたものであ
って、耐摩耗性を実質的に損なうことなしに氷上摩擦性
能を向上させた空気入りタイヤを提供することを目的と
する。
って、耐摩耗性を実質的に損なうことなしに氷上摩擦性
能を向上させた空気入りタイヤを提供することを目的と
する。
本発明の空気入りタイヤは、吸水能力２０％以上の好吸
水性繊維を含有したゴム組成物でトレッド部を構成して
なることを特徴とする。
水性繊維を含有したゴム組成物でトレッド部を構成して
なることを特徴とする。
ここで、吸水能力２０％以上の好吸水性繊維とは、９５
％の湿度下に絶乾状態の自己の重量の２０％以上吸水す
る繊維をいう。
％の湿度下に絶乾状態の自己の重量の２０％以上吸水す
る繊維をいう。
このように本発明では、タイヤのトレッド部を構成する
ゴム組成物が吸水能力２０％以上の好吸水性繊維を含有
するため、凍結した路面の走行時にトレッド表面の好吸
水性繊維が路面の水を吸って膨潤してトレッド表面から
剥がれ、トレッド表面に凹凸が形成されるので、氷上摩
擦性能を高めることができる。また、トレッド部内の好
吸水性繊維はトレッド部のブロンク剛性の保持に寄与す
るので、トレッド部が軟化しないから、耐摩耗性が実質
的に損なわれることはない。
ゴム組成物が吸水能力２０％以上の好吸水性繊維を含有
するため、凍結した路面の走行時にトレッド表面の好吸
水性繊維が路面の水を吸って膨潤してトレッド表面から
剥がれ、トレッド表面に凹凸が形成されるので、氷上摩
擦性能を高めることができる。また、トレッド部内の好
吸水性繊維はトレッド部のブロンク剛性の保持に寄与す
るので、トレッド部が軟化しないから、耐摩耗性が実質
的に損なわれることはない。
以下、上記手段につき詳しく説明する。
吸水能力２０％以上の好吸水性繊維は、例えば、ポリビ
ニルアルコール系繊維、ポリアクリル系繊維、ポリエチ
レン系繊維、セルロース系繊維などの有機繊維である。
ニルアルコール系繊維、ポリアクリル系繊維、ポリエチ
レン系繊維、セルロース系繊維などの有機繊維である。
セルロース系繊維としては、例えば、木綿、麻などが挙
げられる。この好吸水性繊維は、繊維の平均長さが１０
〜５０００μ−でアスペクト比（長さ／平均直径比）が
１０〜１０００の短繊維であるのが好ましい、繊維の平
均長さが１０μ謬未満では有効な補強効果が表われず、
５０００μ皺を超えると繊維同士がまとまってしまい、
分散が不可となる。また、アスペクト比が１０未満の繊
維では補強が十分でなく、１０００を超えると分散性が
不良となる。なお、吸水能力２０％未満では、路面の水
を吸いに＜＜、繊維が十分に膨潤しないのでトレッド表
面から繊維が剥がれにくくなり、トレッド表面に凹凸が
形成されないため、氷上摩擦性能を高めることができな
い。
げられる。この好吸水性繊維は、繊維の平均長さが１０
〜５０００μ−でアスペクト比（長さ／平均直径比）が
１０〜１０００の短繊維であるのが好ましい、繊維の平
均長さが１０μ謬未満では有効な補強効果が表われず、
５０００μ皺を超えると繊維同士がまとまってしまい、
分散が不可となる。また、アスペクト比が１０未満の繊
維では補強が十分でなく、１０００を超えると分散性が
不良となる。なお、吸水能力２０％未満では、路面の水
を吸いに＜＜、繊維が十分に膨潤しないのでトレッド表
面から繊維が剥がれにくくなり、トレッド表面に凹凸が
形成されないため、氷上摩擦性能を高めることができな
い。
本発明で用いるゴム組成物は、上記の吸水能力２０％以
上の好吸水性繊維を含有する。この好吸水性繊維は、ゴ
ム組成物内において好吸水性繊維同士が実質的に互いに
接触しないことが好ましい。このために、その含有量は
、特に限定されるものではないが、ゴム組成物全容量の
うち０．１−１０容量％程度であるとよい。
上の好吸水性繊維を含有する。この好吸水性繊維は、ゴ
ム組成物内において好吸水性繊維同士が実質的に互いに
接触しないことが好ましい。このために、その含有量は
、特に限定されるものではないが、ゴム組成物全容量の
うち０．１−１０容量％程度であるとよい。
このゴム組成物を構成するゴムとしては、特に限定され
るものではなく、例えば、天然ゴム、合成ポリイソプレ
ンゴム、ポリブタジェンゴム、スチレン−ブタジェン共
重合体ゴムなどのジエン系ゴムである。このゴム組成物
は、カーボンブラックなどの配合剤を他に適宜含有する
。
るものではなく、例えば、天然ゴム、合成ポリイソプレ
ンゴム、ポリブタジェンゴム、スチレン−ブタジェン共
重合体ゴムなどのジエン系ゴムである。このゴム組成物
は、カーボンブラックなどの配合剤を他に適宜含有する
。
本発明の空気入りタイヤは、上記ゴム組成物でトレッド
部が構成されたものである。このトレッド部は、少なく
ともその接地面部が上記ゴム組成物で構成されていれば
よく、この場合、ゴム組成物がトレッド全体積の１０％
以上を占めることが好ましい。
部が構成されたものである。このトレッド部は、少なく
ともその接地面部が上記ゴム組成物で構成されていれば
よく、この場合、ゴム組成物がトレッド全体積の１０％
以上を占めることが好ましい。
以下に実施例を示す。
実施例
第１表に示す配合内容（重量部）でゴム組成物Ａ、Ｂ、
Ｃを作製し、これらのゴム組成物について下記の方法に
て氷上摩擦係数を測定して氷上摩擦性能を評価した。こ
の結果を第１表に示す。
Ｃを作製し、これらのゴム組成物について下記の方法に
て氷上摩擦係数を測定して氷上摩擦性能を評価した。こ
の結果を第１表に示す。
上 、の ：
試料の加硫は１６０℃×２０分、加圧プレスにより行っ
た。試料は試験前に＃８ｏの紙ヤスリで表面パフした。
た。試料は試験前に＃８ｏの紙ヤスリで表面パフした。
測定はＡＳＴＨＥ−３０３により行った。路面は、−５
℃に設定した水盤を用いた。得られた氷上摩擦係数につ
いてゴム組成物への場合を１００として指数表示した。
℃に設定した水盤を用いた。得られた氷上摩擦係数につ
いてゴム組成物への場合を１００として指数表示した。
数値が大きい方が氷上摩擦係数が高いことを表わす。
（本頁以下余白）
注）
率１ ： Ｎ−（１，３−ジメチル）゛チル）−Ｎｏ−
フェニル−Ｐ−フェニレンジアミン。
フェニル−Ｐ−フェニレンジアミン。
＄２二Ｎ−シクロへキシル−２−ベンゾチアゾリルスル
ヘンアミド。
ヘンアミド。
傘３： 純ポリビニルアルコール繊維（吸水能力３０％
）。
）。
第１表から、好吸水性繊維を含有したゴム組酸物Ｂ、Ｃ
が、好吸水性繊維を含有しないゴム組成物Ａに比して氷
上摩擦性能において優れることが判る。
が、好吸水性繊維を含有しないゴム組成物Ａに比して氷
上摩擦性能において優れることが判る。
つぎに、ゴム組成物Ａ、Ｂ、Ｃでそれぞれトレッド部を
構成してタイヤサイズ１８５／７０ Ｒ１３の空気入り
タイヤを作製した（比較タイヤ１、本発明タイヤ１、本
発明タイヤ２）。これらのタイヤをそれぞれ国産５座セ
ダンに装着し、氷温−８℃の氷結路面を気温−１２℃の
下に走行して時速３０ ｋｍ／１１からの制動停止距離
を測定し、下記式により制動指数を求めた。この結果を
第２表に示す。数値が大きい方が氷上摩擦性能が高い、
第２表から、本発明タイヤ１．２が比較タイヤｌに比し
て氷上摩擦性能に優れていることが判る。
構成してタイヤサイズ１８５／７０ Ｒ１３の空気入り
タイヤを作製した（比較タイヤ１、本発明タイヤ１、本
発明タイヤ２）。これらのタイヤをそれぞれ国産５座セ
ダンに装着し、氷温−８℃の氷結路面を気温−１２℃の
下に走行して時速３０ ｋｍ／１１からの制動停止距離
を測定し、下記式により制動指数を求めた。この結果を
第２表に示す。数値が大きい方が氷上摩擦性能が高い、
第２表から、本発明タイヤ１．２が比較タイヤｌに比し
て氷上摩擦性能に優れていることが判る。
１最巳表
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の空気入りタイヤは、吸水能
力２０％以上の好吸水性繊維を含有するゴム組成物でト
レッド部を構成するため、耐摩耗性を実質的に損なうこ
となしに氷上摩擦性能を向上させることが可能となる。
力２０％以上の好吸水性繊維を含有するゴム組成物でト
レッド部を構成するため、耐摩耗性を実質的に損なうこ
となしに氷上摩擦性能を向上させることが可能となる。
Claims (1)
- 吸水能力２０％以上の好吸水性繊維を含有したゴム組成
物でトレッド部を構成してなる空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2062624A JPH03266705A (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 空気入りタイヤ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2062624A JPH03266705A (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 空気入りタイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03266705A true JPH03266705A (ja) | 1991-11-27 |
Family
ID=13205661
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2062624A Pending JPH03266705A (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 空気入りタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03266705A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0604107A1 (en) * | 1992-12-14 | 1994-06-29 | Sumitomo Rubber Industries Limited | Rubber composition for a tyre and a studless tyre |
| EP0940435A1 (en) * | 1998-03-03 | 1999-09-08 | Bridgestone Corporation | Rubber compositions for tire tread |
| WO2011073188A1 (fr) * | 2009-12-18 | 2011-06-23 | Societe De Technologie Michelin | Pneumatique hiver a adherence sur glace amelioree |
| JP2011168719A (ja) * | 2010-02-19 | 2011-09-01 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | タイヤ用ゴム組成物 |
| JP2013132977A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Bridgestone Corp | タイヤ |
-
1990
- 1990-03-15 JP JP2062624A patent/JPH03266705A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0604107A1 (en) * | 1992-12-14 | 1994-06-29 | Sumitomo Rubber Industries Limited | Rubber composition for a tyre and a studless tyre |
| EP0940435A1 (en) * | 1998-03-03 | 1999-09-08 | Bridgestone Corporation | Rubber compositions for tire tread |
| WO2011073188A1 (fr) * | 2009-12-18 | 2011-06-23 | Societe De Technologie Michelin | Pneumatique hiver a adherence sur glace amelioree |
| FR2956118A1 (fr) * | 2009-12-18 | 2011-08-12 | Michelin Soc Tech | Composition de caoutchouc pour bande de roulement de pneumatique hiver. |
| JP2013514399A (ja) * | 2009-12-18 | 2013-04-25 | コンパニー ゼネラール デ エタブリッスマン ミシュラン | 氷上でのグリップが向上した冬季タイヤ |
| JP2011168719A (ja) * | 2010-02-19 | 2011-09-01 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | タイヤ用ゴム組成物 |
| JP2013132977A (ja) * | 2011-12-26 | 2013-07-08 | Bridgestone Corp | タイヤ |
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