JPH0326653Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0326653Y2 JPH0326653Y2 JP17010883U JP17010883U JPH0326653Y2 JP H0326653 Y2 JPH0326653 Y2 JP H0326653Y2 JP 17010883 U JP17010883 U JP 17010883U JP 17010883 U JP17010883 U JP 17010883U JP H0326653 Y2 JPH0326653 Y2 JP H0326653Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pillar
- antenna
- chimney
- steel
- support
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 14
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 14
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 7
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 2
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
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- Details Of Aerials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
近年船舶には船体構造として機関室ケーシング
と居住区画とを分離したものが多くなり、無線装
置のアンテナ線を展張するためのアンテナ支柱ａ
は第１図に示すように煙突ｂの両側に立設され、
船尾側に立設されたアンテナ支柱ｃとの間にアン
テナ線ｄが張設されている。而して前記アンテナ
支柱ａは支柱高さＨが長大となり、振動防止上そ
の構造は必然的に剛強なものとならざるを得ず、
その形状も厚板を溶接してなる角型、太径のパイ
プを使用した丸型、中太パイプを組合せた３本脚
等となり、多大の鋼材を使用するため、重量も大
きなものとなつており、取付面の補強も必要とな
る。また前記支柱ａの船上に対する据付作業も、
重量物のため種々の困難を伴なつていた。
と居住区画とを分離したものが多くなり、無線装
置のアンテナ線を展張するためのアンテナ支柱ａ
は第１図に示すように煙突ｂの両側に立設され、
船尾側に立設されたアンテナ支柱ｃとの間にアン
テナ線ｄが張設されている。而して前記アンテナ
支柱ａは支柱高さＨが長大となり、振動防止上そ
の構造は必然的に剛強なものとならざるを得ず、
その形状も厚板を溶接してなる角型、太径のパイ
プを使用した丸型、中太パイプを組合せた３本脚
等となり、多大の鋼材を使用するため、重量も大
きなものとなつており、取付面の補強も必要とな
る。また前記支柱ａの船上に対する据付作業も、
重量物のため種々の困難を伴なつていた。
本考案はこのような問題点を解決するために提
案されたもので、３本の鋼製柱材を組立ててなる
鋼製三角柱を、その上面が水平になるように煙突
頂部近傍の外側両舷に取付けるとともに、前記鋼
製三角柱のうち上部柱材に倒Ｌ型柱を取付け、同
柱先端及び前記煙突の上部に夫々アンテナ線張設
用滑車を装架してなることを特徴とするアンテナ
展張装置に係るものである。
案されたもので、３本の鋼製柱材を組立ててなる
鋼製三角柱を、その上面が水平になるように煙突
頂部近傍の外側両舷に取付けるとともに、前記鋼
製三角柱のうち上部柱材に倒Ｌ型柱を取付け、同
柱先端及び前記煙突の上部に夫々アンテナ線張設
用滑車を装架してなることを特徴とするアンテナ
展張装置に係るものである。
本考案に係るアンテナ展張装置は前記したよう
に、３本の鋼製柱材を組立てて鋼製三角柱を作
り、同三角柱をその上面が水平になるように煙突
頂部近傍の外側両舷に取付けてアンテナ支柱を構
成したので、軽量短尺で而も十分な強度剛性を有
するアンテナ支柱が構成され、同支柱を予め地上
で煙突に取付けることによつて高所作業が減少さ
れる。
に、３本の鋼製柱材を組立てて鋼製三角柱を作
り、同三角柱をその上面が水平になるように煙突
頂部近傍の外側両舷に取付けてアンテナ支柱を構
成したので、軽量短尺で而も十分な強度剛性を有
するアンテナ支柱が構成され、同支柱を予め地上
で煙突に取付けることによつて高所作業が減少さ
れる。
また前記三角柱のうち上部柱材及び前記煙突の
上部に夫々アンテナ線張設用滑車が配設されてい
るので、同各滑車を利用して前記鋼製三角柱より
なるアンテナ支柱と、前記アンテナ支柱との間に
アンテナ線を幅をもたせ、長さも長く高さも十分
に保持して展張しうるものであり、本考案によれ
ば無線装置用アンテナとしての機能を損なわず、
軽量短小なアンテナ支柱を構成し、取付、メンテ
ナンスが簡略化されるものである。
上部に夫々アンテナ線張設用滑車が配設されてい
るので、同各滑車を利用して前記鋼製三角柱より
なるアンテナ支柱と、前記アンテナ支柱との間に
アンテナ線を幅をもたせ、長さも長く高さも十分
に保持して展張しうるものであり、本考案によれ
ば無線装置用アンテナとしての機能を損なわず、
軽量短小なアンテナ支柱を構成し、取付、メンテ
ナンスが簡略化されるものである。
以下本考案を図示の実施例について説明する。
船体１の船尾部に設けられた居住区は居住区劃
２とエンジンケーシング３とに区分される。居住
区２最上部の両舷前部には前部アンテナ支柱４が
立設されている。またエンジンケース３上に配設
した煙突５の上端近傍の内部天板の外側両舷に、
３本の鋼製柱材を組立てた鋼製三角柱より構成さ
れた後部アンテナ支柱６を、前記三角柱上部を水
平にして取付け、上部柱材に可摺動的に嵌合され
た中空材７の上部に倒Ｌ型支柱８を溶着し、同支
柱８の先端に滑車９を取付けるとともに、煙突５
の上部には滑車１０を、下部にはクリート１１を
取付け、アンテナ支柱６の上部の柱材と煙突５と
の間に中実棒１２を取付けて足場を構成してい
る。また前記中空材７はストツパ１３を介してア
ンテナ支柱６の柱材に錠止されている。
２とエンジンケーシング３とに区分される。居住
区２最上部の両舷前部には前部アンテナ支柱４が
立設されている。またエンジンケース３上に配設
した煙突５の上端近傍の内部天板の外側両舷に、
３本の鋼製柱材を組立てた鋼製三角柱より構成さ
れた後部アンテナ支柱６を、前記三角柱上部を水
平にして取付け、上部柱材に可摺動的に嵌合され
た中空材７の上部に倒Ｌ型支柱８を溶着し、同支
柱８の先端に滑車９を取付けるとともに、煙突５
の上部には滑車１０を、下部にはクリート１１を
取付け、アンテナ支柱６の上部の柱材と煙突５と
の間に中実棒１２を取付けて足場を構成してい
る。また前記中空材７はストツパ１３を介してア
ンテナ支柱６の柱材に錠止されている。
図示の実施例は前記したように構成されている
ので、前記アンテナ支柱４からのアンテナ線１４
を後部アンテナ支柱６に配設された倒Ｌ型支柱８
先端の滑車９、及び煙突５上部の滑車１０を介し
て、アンテナ線１４の幅をもたせ、長さも長く、
高さも十分にもたせて展張しうるものである。
ので、前記アンテナ支柱４からのアンテナ線１４
を後部アンテナ支柱６に配設された倒Ｌ型支柱８
先端の滑車９、及び煙突５上部の滑車１０を介し
て、アンテナ線１４の幅をもたせ、長さも長く、
高さも十分にもたせて展張しうるものである。
また前記倒Ｌ型支柱８に可摺動的に嵌合された
中空材７のストツパ１３を抜くと、同中空材７に
溶接された倒Ｌ型柱８はその先端に取付けられた
滑車９及び同滑車９に架渡されたアンテナ線１４
を介して煙突５側に引寄せられ、また後部アンテ
ナ支柱６の上部柱材と、煙突５との間に中実棒１
２によつて足場が形成されていることと相俟つ
て、メンテナンスが容易に行なわれる。
中空材７のストツパ１３を抜くと、同中空材７に
溶接された倒Ｌ型柱８はその先端に取付けられた
滑車９及び同滑車９に架渡されたアンテナ線１４
を介して煙突５側に引寄せられ、また後部アンテ
ナ支柱６の上部柱材と、煙突５との間に中実棒１
２によつて足場が形成されていることと相俟つ
て、メンテナンスが容易に行なわれる。
また前記アンテナ支柱６は３本の鋼製柱材を組
合せて鋼製三角柱に形成され、煙突頂部近傍の外
側両舷に取付けられているので、軽量、小型です
み、予め地上で煙突５に取付けることによつて高
所作業が減少する。
合せて鋼製三角柱に形成され、煙突頂部近傍の外
側両舷に取付けられているので、軽量、小型です
み、予め地上で煙突５に取付けることによつて高
所作業が減少する。
第１図は従来のアンテナ展張装置の側面図、第
２図はその平面図、第３図は本考案に係るアンテ
ナ展張装置の一実施例を示す側面図、第４図はそ
の平面図、第５図及び第６図は夫々第３図の矢視
Ｖ−Ｖ図並に矢視−図である。 ５……煙突、６……後部アンテナ支柱、７……
中空部材、８……倒Ｌ型柱、９，１０……アンテ
ナ線張設用滑車。
２図はその平面図、第３図は本考案に係るアンテ
ナ展張装置の一実施例を示す側面図、第４図はそ
の平面図、第５図及び第６図は夫々第３図の矢視
Ｖ−Ｖ図並に矢視−図である。 ５……煙突、６……後部アンテナ支柱、７……
中空部材、８……倒Ｌ型柱、９，１０……アンテ
ナ線張設用滑車。
Claims (1)
- ３本の鋼製柱材を組立ててなる鋼製三角柱を、
その上面が水平になるように煙突頂部近傍の外側
両舷に取付けるとともに、前記鋼製三角柱のうち
上部柱材に倒Ｌ型柱を取付け、同柱先端及び前記
煙突の上部に夫々アンテナ線張設用滑車を装架し
てなることを特徴とするアンテナ展張装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17010883U JPS6079812U (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | アンテナ展張装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17010883U JPS6079812U (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | アンテナ展張装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6079812U JPS6079812U (ja) | 1985-06-03 |
| JPH0326653Y2 true JPH0326653Y2 (ja) | 1991-06-10 |
Family
ID=30371443
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17010883U Granted JPS6079812U (ja) | 1983-11-04 | 1983-11-04 | アンテナ展張装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6079812U (ja) |
-
1983
- 1983-11-04 JP JP17010883U patent/JPS6079812U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6079812U (ja) | 1985-06-03 |
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