JPS6030364Y2 - 簡易組立車庫 - Google Patents

簡易組立車庫

Info

Publication number
JPS6030364Y2
JPS6030364Y2 JP6188980U JP6188980U JPS6030364Y2 JP S6030364 Y2 JPS6030364 Y2 JP S6030364Y2 JP 6188980 U JP6188980 U JP 6188980U JP 6188980 U JP6188980 U JP 6188980U JP S6030364 Y2 JPS6030364 Y2 JP S6030364Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roof
garage
auxiliary
roof support
auxiliary column
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6188980U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56162754U (ja
Inventor
秀一 藤岡
Original Assignee
株式会社 ダイケン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社 ダイケン filed Critical 株式会社 ダイケン
Priority to JP6188980U priority Critical patent/JPS6030364Y2/ja
Publication of JPS56162754U publication Critical patent/JPS56162754U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6030364Y2 publication Critical patent/JPS6030364Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tents Or Canopies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は簡易組立車庫の改良に関するものである。
従来の簡易組立車庫は第1図に示すように、支柱1の上
端に支持された屋根板2が先端に行くに従って上向きに
傾斜するように構成されていたため、矢印のように風が
吹きつけると、屋根板2が支柱1の上端を中心に時計方
向のモーメントを受け、屋根板2が持ち上げられたり、
破損したりする恐れがあり、構造上強固なものが要求さ
れていた。
また、このような構造の車では前面の間口が高いため、
雨や雪、ゴミ等の吹き込みが多く、それが収容した車な
どに多くの悪い影響を及ぼすという欠点があった。
更にこのような構造だと、第1図に示すように母屋Hに
近接して車庫を取付ける場合には、母屋Hの屋根Rより
屋根板2上に落下した雨や雪、ゴミ等が、母屋Hと車庫
の屋根との谷間りに導かれるため、母屋の側壁や車庫の
屋根などが汚れたりいたみやすくなる、という欠点があ
った。
本考案は、前記従来の欠点を解消するためなされたもの
で、屋根の傾斜を従来とは逆に先端に行くに従って低く
なるようにすると共に、その先端部に折込み自在な補助
柱を取付けることにより、吹上げや吹込みが少なく収容
物の保繕が良好で強固な簡易組立車庫を提供せんとする
ものである。
以下、本考案を第2図〜第6図に示す実施例に基づいて
具体的に説明する。
図において1,1は基礎面G上に所定間隔をおいて立設
された複数本の支柱で、その各上端部には連結金具5が
取付けられていると共に各支柱1の上端には屋根板2を
取付ける屋根受材3が、この連結金具5を介して支持さ
れている。
なお、4は屋根受補強材であるが、これは屋根受材3と
一体的に製作してもよく、また、屋根受材3の強度を充
分なものとしておけば、必ずしもなくてよいことはいう
までもない。
6は連結金具5と支柱1や屋根受材3を連結するための
ボルトである。
7は屋根受材3の先端部に取付金具8を介して取付けら
れた中空状の補助柱で、第5図に示すように、取付金具
8はボルト8により屋根受材3に取付けられ、補助柱7
の上端部はこの取付金具8にボルトなどの軸体10によ
り矢印のように回動自在に取付けられていると共に、補
助柱7の下端は基礎面G上に移動自在に接地されている
そして、第6図に示すように補助柱7の接地される位置
の基礎面G上には、基礎に埋設されたアンカー12の鉤
部13が突設されていて、通常補助柱7の下端はこの鉤
部13を包覆した状態で接地され、そして、補助柱7の
下端部にはボルト14が貫通して着脱自在に設けられて
おり、前記の鉤部13とはボルト14によって係脱自在
に結合されている。
また、屋根受材3の基端部には補助柱7の下端部を保持
する掛止部材15が設けられている。
従って、ボルト14を取除けば補助柱7とアンカー12
との結合が解除されるから、補助柱7を少し持上げるよ
うにすれば、車庫全体のたわみによってその下端は基礎
面Gより離すことができ、その状態で補助柱7を第6図
矢印のように動かせば、補助柱7の下端はアンカーの鉤
部13を乗り越えられ、更に、上端部を取付けた軸体1
0を中心として、第5図矢印のように回動させることが
でき、同図の鎖線及び第3図に示すように、屋根受材3
の下面に沿って折込むことができ、この状態は屋根受材
3に設けられた掛止部材15によって保持することがで
きる。
また、9は雨樋で、屋根板2の先端縁に適宜な手段で取
付けられており、雨樋9の一端には雨水を地上に導くた
めのクサリ11が取付けられている。
なお、本実施例においては、補助柱7は各屋根受材3の
それぞれに取付けられているが、このような屋根受材3
のすべてに取付けることなべ、そのいくつかについて取
付けを省略することができる。
本考案の車庫は、通常は第2図、第4図のように補助柱
7が直立した状態でセットしておくが、この場合車は正
面側より出し入れされる。
車庫の設置状態やその周辺の状況などによって車を車庫
の側面や斜め前側から出し入れする場合には、隅にある
補助柱7が出し入れの邪魔になるときがあるので、そう
した場合には、車の出し入れにあたつてその補助柱7を
第3図のように折り込んでやることにより、車の出し入
れが容易となる。
また、通常は第3図のように補助柱7を折込んだ状態に
しておき、風が強く屋根があおられ易いような場合だけ
補助柱7を第2図のように直立状態にさせてやるように
してもよい。
以上説明したように本考案は、屋根の傾斜を先端に行く
に従って低くなるように従来の傾斜とは逆にしたので、
風雨などの吹上げや吹き込みが少なく、車などの収容物
の係路が良好であると共に、車庫全体の強度上多くの利
点があり、また、車庫を母屋と近接して設置した場合で
も、母屋と車庫の屋根との谷間が吹き溜りとなることが
なく、従って母屋や車庫が汚損したりいたんだすするこ
とが少なくなる。
更に、屋根受材の先端部には補助支柱を回動自在に取付
け、補助支柱を直立或は折込んで使用することが極めて
簡易に行なえるようにしたので、屋根の先端側を支持し
て風や積雪に対する耐力が増大すると共に、強度が大と
なるから、部材や構造の軽減化や簡易化ができ、しかも
、所要個所の補助柱を折込むことにより車などの出し入
れが容易となるとともに、その作業は簡便で能率よく行
なうことができる。
従って、車庫の設置場所範囲が拡大できる等、多くの優
れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の簡易組立車庫の概念図、第2図乃至第6
図は本考案車庫の実施例を示したもので、第2図は補助
柱を直立させたところを示す側面図、第3図は補助柱を
折込んだところを示す側面図、第4図は一部を切載した
ところを示す正面図、第5図は補助柱上端部の取付状態
を示した斜面図、第6図は直立させた補助柱の下端部の
状態を示した斜面図である。 1・・・・・・支柱、2・・・・・・屋根板、3・・・
・・・屋根受材、5・・・・・・連結金具、7・・・・
・・補助柱、8・・・・・・取付金具、9・・・・・・
雨樋、10・・・・・・軸体、12・・・・・・アンカ
ー、13・・・・・・鉤部、14・・・・・・ボルト、
15・・・・・・掛止部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基礎面上に所要間隔をおいて立設させた複数の支柱の上
    端に、屋根板を取付ける屋根受材の基端部を、各々その
    先端部が低くなるように傾斜させて支持させると共に、
    ゛各屋根受材の先端部に、下端が基礎面上に突設された
    アンカーの鉤部を包覆した状態で接地する補助柱の上端
    部を回動自在に取付け、この補助柱の下端部には、前記
    アンカーの鉤部に挿通して係脱されるボルトを着脱自在
    に設け、また、屋根受材の基端部には補助柱の下端部を
    保持する掛止部材を設けたことを特徴とする、簡易組立
    車庫。
JP6188980U 1980-05-08 1980-05-08 簡易組立車庫 Expired JPS6030364Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6188980U JPS6030364Y2 (ja) 1980-05-08 1980-05-08 簡易組立車庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6188980U JPS6030364Y2 (ja) 1980-05-08 1980-05-08 簡易組立車庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56162754U JPS56162754U (ja) 1981-12-03
JPS6030364Y2 true JPS6030364Y2 (ja) 1985-09-11

Family

ID=29656247

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6188980U Expired JPS6030364Y2 (ja) 1980-05-08 1980-05-08 簡易組立車庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6030364Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56162754U (ja) 1981-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3699731A (en) Modular building structure
GB2197001A (en) Collapsible shelter
JP3797377B2 (ja) 横風対応型野外テント
US6250320B1 (en) Sun cover apparatus
JPS6030364Y2 (ja) 簡易組立車庫
US4445302A (en) Building roof structure
JPS6036664Y2 (ja) 屋根構造
JP6119063B1 (ja) カーポート
US20230121918A1 (en) Method and devices for a trailer side tent screen room
JPS6320596Y2 (ja)
JPS6332280Y2 (ja)
JP2002088991A (ja) 螻羽カバー
CN210685574U (zh) 一种用于沙漠地区的户外展台
JPH0425460Y2 (ja)
JPS5919041Y2 (ja) 小屋根構造体
JPS6210366Y2 (ja)
JPH0237967Y2 (ja)
JPH0258664A (ja) 軒樋の取付構造
JP2001027015A (ja) 屋根、建物、屋根葺材及び屋根の施工方法
JPS609337Y2 (ja) 簡易幕舎
JPH0326653Y2 (ja)
JP2567306Y2 (ja) 建造物基礎工事用雨覆い
KR0125955Y1 (ko) 화물차의 적재함용 차양장치
JPS63233155A (ja) 横葺き屋根
JPS6329044Y2 (ja)