JPH0725014Y2 - 藤棚などの支柱 - Google Patents
藤棚などの支柱Info
- Publication number
- JPH0725014Y2 JPH0725014Y2 JP1990057229U JP5722990U JPH0725014Y2 JP H0725014 Y2 JPH0725014 Y2 JP H0725014Y2 JP 1990057229 U JP1990057229 U JP 1990057229U JP 5722990 U JP5722990 U JP 5722990U JP H0725014 Y2 JPH0725014 Y2 JP H0725014Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel pipe
- outer shell
- cast
- rattan
- pillar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Supports For Plants (AREA)
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、公園、遊園地などに設けられる藤棚、四阿な
ど建造物の建設に使用される支柱に関するものである。
ど建造物の建設に使用される支柱に関するものである。
（従来の技術） 従来、公園、遊園地などに設けられる藤棚や四阿などの
建造物の支柱には、木材の柱が使用されて来たが、近時
強度および耐久性が重視され、鉄筋コンクリートや鋼鉄
製の角柱などが使用され施工されるのが普通である。
建造物の支柱には、木材の柱が使用されて来たが、近時
強度および耐久性が重視され、鉄筋コンクリートや鋼鉄
製の角柱などが使用され施工されるのが普通である。
（考案が解決しようとする課題） 従来の技術で述べた如く、公園、遊園地などに設けられ
る藤棚や四阿など建造物は大勢人の集る場所に建てられ
るので、安全第１で強度のある鉄筋コンクリートや鋼鉄
製の角柱が使用されているが、近時、これら支柱も美粧
化された強度のある支柱が望まれるようになってきた。
る藤棚や四阿など建造物は大勢人の集る場所に建てられ
るので、安全第１で強度のある鉄筋コンクリートや鋼鉄
製の角柱が使用されているが、近時、これら支柱も美粧
化された強度のある支柱が望まれるようになってきた。
（課題を解決するための手段） 本考案は、かゝる要望に応えるべく種々検討の結果、本
願出願人が実願平1-63978号として出願した街路灯の支
柱を応用することに着目し、完成するに到ったもので、
すなわち鋼鉄製のパイプで建造物を支える強度を保ち、
パイプの表面に鉄、アルミニウム、銅などの鋳造用金属
を用い表面に模様を形成するよう鋳造した鋳物製の外殻
を被着せる支柱を使用することにより解決せるものであ
る。
願出願人が実願平1-63978号として出願した街路灯の支
柱を応用することに着目し、完成するに到ったもので、
すなわち鋼鉄製のパイプで建造物を支える強度を保ち、
パイプの表面に鉄、アルミニウム、銅などの鋳造用金属
を用い表面に模様を形成するよう鋳造した鋳物製の外殻
を被着せる支柱を使用することにより解決せるものであ
る。
（作用） 鋼鉄製のパイプは下端にベースプレートを溶接し、コン
クリートの基礎にアンカーボルトで据付けられ、棚や屋
根などの建造物を支える役目をなし、表面に模様を付し
た鋳物製の外殻は鋼鉄製のパイプの地上露出部に外挿ま
たは被着するよう取付けられる。
クリートの基礎にアンカーボルトで据付けられ、棚や屋
根などの建造物を支える役目をなし、表面に模様を付し
た鋳物製の外殻は鋼鉄製のパイプの地上露出部に外挿ま
たは被着するよう取付けられる。
（実施例） 本考案を、図面に示す実施例に従って説明する。
碍管は、藤棚の支柱に関するもので、鋼鉄製のパイプ
（２）は棚（７）の重量、支柱の数等を考慮し必要強度
を有するよう太さ、肉厚が指定され、下端部にはコンク
リートの基礎に設けたアンカーボルト（６）に固定を容
易にするためベースプレート（３）が溶接される。な
お、この溶接部を補強するためリブ（４）が鋼鉄製のパ
イプ（２）の外側面とベースプレート（３）の上面間に
溶接されることが望ましい。
（２）は棚（７）の重量、支柱の数等を考慮し必要強度
を有するよう太さ、肉厚が指定され、下端部にはコンク
リートの基礎に設けたアンカーボルト（６）に固定を容
易にするためベースプレート（３）が溶接される。な
お、この溶接部を補強するためリブ（４）が鋼鉄製のパ
イプ（２）の外側面とベースプレート（３）の上面間に
溶接されることが望ましい。
鋼鉄製のパイプ（２）の露出部、すなわち地表面より棚
（７）取付部に至る間には、鋳鉄で表面に模様を形成す
るよう鋳造した鋳物製の外殻（１）を被着せしめたもの
で、鋳物製の外殻（１）はパイプ（２）の外径に合わせ
外挿できるよう管状に一体鋳造するも、左右に分割し、
パイプ（２）に螺子、リベットなどで被着せるも差支え
なく、さらに表面は用途より種々の塗料により塗装する
も差支えない。
（７）取付部に至る間には、鋳鉄で表面に模様を形成す
るよう鋳造した鋳物製の外殻（１）を被着せしめたもの
で、鋳物製の外殻（１）はパイプ（２）の外径に合わせ
外挿できるよう管状に一体鋳造するも、左右に分割し、
パイプ（２）に螺子、リベットなどで被着せるも差支え
なく、さらに表面は用途より種々の塗料により塗装する
も差支えない。
なお、支柱は、第１図に示される如く、コンクリートで
作られた基礎（５）に設けたアンカーボルト（６）など
によりベースプレート（３）が固定されるが、基礎
（５）は地表面と一致するように設けてもよく、その場
合鋳物製の外殻（１）の下部はリブ（４）やベースプレ
ート（３）を被覆するような形状とすればよい。鋳物製
の外殻（１）は鋼鉄製のパイプ（２）に棚（７）が溶
接、またはボルト、ナットなどで取付けられたのち取付
けるとよい。
作られた基礎（５）に設けたアンカーボルト（６）など
によりベースプレート（３）が固定されるが、基礎
（５）は地表面と一致するように設けてもよく、その場
合鋳物製の外殻（１）の下部はリブ（４）やベースプレ
ート（３）を被覆するような形状とすればよい。鋳物製
の外殻（１）は鋼鉄製のパイプ（２）に棚（７）が溶
接、またはボルト、ナットなどで取付けられたのち取付
けるとよい。
第２図は、四阿に使用された支柱に関するもので、一本
の支柱により重量のある屋根（８）を支える実施例を示
したものである。すなわち鋳物製のパイプ（２）は屋根
（８）を支えるに必要な強度を有し、倒れないようにコ
ンクリート製の基礎（５）に第１図の実施例と同様にア
ンカーボルト（６）などで鋼鉄製のパイプ（２）の下端
部に溶接などで取付けたベースプレート（３）で固定さ
れ、さらに取付部の周囲をコンクリート（10）で固めパ
イプ（２）の基部を固定するとよく、さらに鋼鉄製のパ
イプ（２）の床面に一致する位置に鍔状のプレート（1
1）に外殻（１）の基部（12）をボルト、ナット（13）
で固定するようにしたものである。
の支柱により重量のある屋根（８）を支える実施例を示
したものである。すなわち鋳物製のパイプ（２）は屋根
（８）を支えるに必要な強度を有し、倒れないようにコ
ンクリート製の基礎（５）に第１図の実施例と同様にア
ンカーボルト（６）などで鋼鉄製のパイプ（２）の下端
部に溶接などで取付けたベースプレート（３）で固定さ
れ、さらに取付部の周囲をコンクリート（10）で固めパ
イプ（２）の基部を固定するとよく、さらに鋼鉄製のパ
イプ（２）の床面に一致する位置に鍔状のプレート（1
1）に外殻（１）の基部（12）をボルト、ナット（13）
で固定するようにしたものである。
（考案の効果） 本考案は、以上述べた如く、藤棚などの建造物の強度を
保持する鋼鉄製のパイプと外観が美粧な模様を形成した
鋳物製の外殻とよりなり、従来の鉄筋コンクリートや鋼
管のみで作られた支柱よりも鋳物の金属を選んだ外殻を
用いると強度的にも補強されるので、四阿で見られる如
き斬新な建造物を建てることが出来、さらに鋳物製の外
殻は厚さを薄くしたり、分割して鋳造することが出来る
ので取扱いが容易となり、既設の建造物にも使用でき、
安価に提供できるなどの利点を有するものである。
保持する鋼鉄製のパイプと外観が美粧な模様を形成した
鋳物製の外殻とよりなり、従来の鉄筋コンクリートや鋼
管のみで作られた支柱よりも鋳物の金属を選んだ外殻を
用いると強度的にも補強されるので、四阿で見られる如
き斬新な建造物を建てることが出来、さらに鋳物製の外
殻は厚さを薄くしたり、分割して鋳造することが出来る
ので取扱いが容易となり、既設の建造物にも使用でき、
安価に提供できるなどの利点を有するものである。
図面は、本考案の実施例を示すもので、第１図は藤棚の
施工状況を示し一本の支柱の右半分の鋳物製の外殻を切
り欠いた側面図、第２図は四阿の施工状況を示し鋳物製
の外殻、屋根の右半分を切り欠いた側面図である。 １……鋳物製の外殻、２……鋼鉄製のパイプ、３……ベ
ースプレート、４……リブ、５……基礎、６……アンカ
ーボルト、７……棚、８……屋根。
施工状況を示し一本の支柱の右半分の鋳物製の外殻を切
り欠いた側面図、第２図は四阿の施工状況を示し鋳物製
の外殻、屋根の右半分を切り欠いた側面図である。 １……鋳物製の外殻、２……鋼鉄製のパイプ、３……ベ
ースプレート、４……リブ、５……基礎、６……アンカ
ーボルト、７……棚、８……屋根。
Claims (1)
- 【請求項１】建物を支える鋼鉄製のパイプ（２）と、該
鋼鉄製のパイプ（２）と、該鋼鉄製のパイプ（２）の地
上露出部の表面に被着する鉄、銅、アルミニウムなどの
鋳造用金属を用い表面に模様を形成した鋳物製の外殻
（１）とより構成してなる藤棚などの支柱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990057229U JPH0725014Y2 (ja) | 1990-06-01 | 1990-06-01 | 藤棚などの支柱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990057229U JPH0725014Y2 (ja) | 1990-06-01 | 1990-06-01 | 藤棚などの支柱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0416548U JPH0416548U (ja) | 1992-02-12 |
| JPH0725014Y2 true JPH0725014Y2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=31581753
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990057229U Expired - Lifetime JPH0725014Y2 (ja) | 1990-06-01 | 1990-06-01 | 藤棚などの支柱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0725014Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115053748B (zh) * | 2022-07-19 | 2024-02-06 | 中国农业科学院果树研究所 | 一种果园支撑系统中立柱的安装方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5624079A (en) * | 1979-08-01 | 1981-03-07 | Hitachi Ltd | Strain correcting apparatus wave shape of accelerating signal of vibrator |
| JPS62185920A (ja) * | 1986-02-10 | 1987-08-14 | Kobe Kankyo Kaihatsu:Kk | 支持体を有する擁壁 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0323012Y2 (ja) * | 1985-11-28 | 1991-05-20 |
-
1990
- 1990-06-01 JP JP1990057229U patent/JPH0725014Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5624079A (en) * | 1979-08-01 | 1981-03-07 | Hitachi Ltd | Strain correcting apparatus wave shape of accelerating signal of vibrator |
| JPS62185920A (ja) * | 1986-02-10 | 1987-08-14 | Kobe Kankyo Kaihatsu:Kk | 支持体を有する擁壁 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0416548U (ja) | 1992-02-12 |
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