JPH0323012Y2 - - Google Patents

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JPH0323012Y2
JPH0323012Y2 JP18379385U JP18379385U JPH0323012Y2 JP H0323012 Y2 JPH0323012 Y2 JP H0323012Y2 JP 18379385 U JP18379385 U JP 18379385U JP 18379385 U JP18379385 U JP 18379385U JP H0323012 Y2 JPH0323012 Y2 JP H0323012Y2
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wood
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)
  • Fencing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、歩道にあるいは公園等に設置される
擬木柵に関するものである。
(従来技術) 従来、歩道に沿つて設置される歩道柵は、一般
に鋼管製の支柱間に、鋼管製の横パイプ、鋼板製
のレール材、ロープ等を張設して構成されてい
る。このような歩道柵ではとくに山間部に設置し
た場合に周囲の環境とマツチせず、環境保全の面
で好ましくない。
一方、公園等に設置される擬木柵として、たと
えば実公昭58−47158号公報および同60−9341号
公報に示されるような擬木柵が知られている。こ
の擬木柵は、いずれも鋼板または鋼管を芯材と
し、その表面にプラスチツク等からなる被覆層を
設け、その被覆層の表面に木肌状の凹凸模様を付
してなる擬木材により擬木支柱および擬木桟材が
形成されている。
しかし、従来の擬木支柱および擬木桟材は、芯
材の表面がフラツトなままでその表面に上記被覆
層を形成しているために、被覆層が剥がれ易い。
また、この被覆層の表面に木肌状の凹凸模様を形
成するために、被覆層をかなり厚く形成する必要
があり、このように厚い被覆層と凹凸模様を形成
するためには金型が必要で、その成型装置が大型
となり、設備費等が非常に高くつくとともに、擬
木支柱および擬木桟材の長さ寸法も必然的に限定
されてしまう。さらに、従来の擬木柵は、擬木支
柱の被覆層および芯材に径方向の穴を設け、この
穴に擬木桟材の先端を嵌込んで両者を連結ボルト
等によつて連結する構造となつているため、擬木
支柱に擬木桟材を連結した後でないと、擬木支柱
を地面等に立設することができず、作業性が非常
に悪い等の問題がある。
(考案の目的) 本考案は、このような問題を解消するためにな
されたものであり、簡単な装置で所望長さの擬木
支柱および擬木桟材を容易に成形でき、量産性を
向上して大幅なコストダウンを図ることができる
とともに、擬木支柱を立設した後であつても、擬
木支柱間に擬木桟材を容易に連結でき、組立て時
の作業性の向上できる擬木柵を提供するものであ
る。
(考案の構成) 本考案は、金属製管の表面に木肌状の凹凸模様
および色彩を施して擬木支柱が形成され、この擬
木支柱の表面に棧材連結用穴を有するブラケツト
が突設され、一方、金属製管の表面に木肌状の凹
凸模様および色彩を施して擬木桟材が形成され、
この擬木桟材の端部が上記擬木支柱の表面に沿う
形状に形成され、かつ、この端部より内方の周壁
上部に上記ブラケツトの桟材連結用穴に対応する
連結用穴が設けられているとともに、同端部の周
壁下部に上記ブラケツトの挿入を許容する切欠が
設けられ、上記擬木桟材の端部内にブラケツトが
挿入されかつ擬木桟材の端部が擬木支柱の表面に
当接された状態で、上記各連結用穴間に連結部材
が挿通されて擬木支柱と擬木桟材とが連結されて
いることを特徴とするものである。
(実施例) 第1図乃至第4図において、1は擬木支柱、2
は擬木桟材、3はブラケツト、4はブラケツト3
の取付ボルト、5は連結ボルトを示す。
擬木支柱1は鋼管またはアルミ管等の金属管1
1の表面に多数の木肌状凹凸模様12を形成し、
さらにその表面を木肌色(主として茶系統)に塗
装して構成される。13は塗膜である。
上記擬木支柱1はたとえば第5図、第6図に示
すような装置にて製造される。この装置は、下部
に2個のローラ6,7が配置され、両ローラ6,
7間の上部に1個のローラ8が配置されて構成さ
れ、各ローラ6〜8はそれぞれ断面ほぼ鼓形に形
成されているとともに、その表面に木肌状凹凸模
様形成用の多数の突起61,71,81が不連続
に突設されている。なお、下部ローラ6,7は図
示しない架台に対し、軸62,72を介して定位
置で回転するように設けられ、上部ローラ8は同
架台に対し、軸82と可動軸受(図示省略)を介
して回動自在でかつ上下方向に位置変更自在に設
けられている。また、必要に応じて管11の送り
方向に所定間隔置きに複数個のアイドルローラが
設けられる。
上記装置には一般に既存の鋼管圧延または整形
装置を用い、その装置の各ローラ6,7,8の表
面にたとえば溶接による肉盛り等によつて上記各
突起61,71,81を突設する。こうすれば既
存の装置を僅かに改良するだけでよく、設備費の
低廉化を図ることができる。
上記の装置に対し、上部ローラ8と、下部ロー
ラ6,7との間に鋼管またはアルミ管等の金属管
11を供給し、同管11をたとえば周知の引取装
置(図示省略)により引抜く等によつて、各ロー
ラ6,7,8の突起61,71,81により上記
管11の表面に多数の木肌状凹凸模様12を形成
する。こうすれば上記管11の各ローラ6,7,
8間を通過させるだけでその表面に木肌状凹凸模
様12を容易に形成でき、長尺の管11でも連続
成形が可能である。
その後、上記木肌状凹凸模様12を有する管1
1の表面を木肌色(主として茶系統)に塗装す
る。この塗装時において、管11の表面に直接多
数の木肌状凹凸模様12が不連続状態で形成され
ているので、塗料の付着性が良く、塗膜13が剥
がれ難く、耐久性が向上される。従つて、周知の
塗料を用いて周知の塗装法で塗装するだけで充分
であるが、とくに、前処理した後、アクリル系ま
たはエポキシ系の塗料にセメントまたは石膏等の
増量および硬化剤を粉末状で混合してなる合成塗
料を上塗りする方法を採用すれば、塗膜の表面に
上記セメント等の粒子による微細な凹凸模様を形
成して、表面の光沢および滑かさをおさえること
ができ、上記のように全体的な木肌状凹凸模様1
2と表面の微細な凹凸模様との相乗作用によつて
自然木により近い擬木支柱1を製造でき、商品価
値を高めることができる。
なお、上記の塗装は下塗り、中塗り、上塗り等
のように3層以上に分けて塗装しても良いことは
いうまでもない。
そして、上記の如く構成された複数本の擬木支
柱1が地面等に対して所定間隔置きに立設され
る。
なお、各擬木支柱1の上端には蓋体14が溶接
等により固着され、蓋体14の表面に年輪状の模
様15が形成され、かつ、各擬木支柱1の擬材取
付け位置に径方向に貫通するボルト挿通穴16が
設けられる。
ブラケツト3は擬木支柱1の表面に沿う円弧状
の取付け部31と、上下方向の連結用穴32を有
する筒状連結部33とを具備し、かつ、連結部3
3の下部にナツトの廻り止め用切欠34が設けら
れ、このブラケツト3が上記擬木支柱1の一側ま
たは両側に取付けボルト4とナツト41を介して
着脱自在に突設される。ブラケツト3は擬木支柱
1の表面に溶接により固着してもよい。
一方、擬木桟材2は、上記擬木支柱1と同様の
方法により鋼管またはアルミ管等の金属管21の
表面に多数の木肌状凹凸模様22を形成し、さら
にその表面を木肌色(主として茶系統)に塗装し
て構成される。23は塗膜である。
この擬木桟材2は擬木支柱1の間隔に対応した
長さに形成され、その両端24が擬木支柱1の周
面に対応して円弧状にカツトされ、かつ、両端付
近において、周壁上部にブラケツト3の連結用穴
32に対応する穴25が設けられるとともに、周
壁下部にブラケツト3に対応する切欠26が設け
られる。
そして、上記擬木桟材2の両端を切欠26を介
してブラケツト3に被せることにより、擬木桟材
2の両端内にブラケツト3を挿入、隠蔽し、か
つ、擬木桟材2の両端の円弧状端部24を擬木支
柱1の周面に当接させた状態で、連結ボルト5と
ナツト51により擬木桟材2の両端をブラケツト
3に連結し、これによつて各擬木支柱1間に擬木
桟材2を架設し、所定の擬木柵を組立てる(第4
図参照)。上記ナツト51はブラケツト3に溶接
等により固着しておいてもよい。
上記のように擬木桟材2の両端の周壁下部に予
め切欠26を設けておくことにより、各擬木支柱
1を所定間隔置きに立設した後でも、各擬木支柱
1間に擬木桟材2を容易に連結でき、作業性を向
上できる。また、連結後はブラケツト3およびナ
ツト41が擬木桟材2内に隠蔽されるので擬木柵
としての外観を損うことはない。
また、擬木支柱1および擬木桟材2の表面に露
出した各ボルト4,5の頭部は塗装によつて容易
に隠蔽できる。なお、上記擬木支柱1および擬木
桟材2の表面に凹部を設け、この凹部に各ボルト
4,5の頭部を係合させて各頭部が擬木支柱1お
よび擬木桟材2の表面から突出しないようにすれ
ば、外観を一層向上できることになる。
(考案の効果) 以上のように本考案の擬木柵は、金属管の表面
に直接多数の木肌状凹凸模様を形成し、さらにそ
の表面に木肌色を着色してなる擬木支柱と擬木桟
材により構成したものであり、擬木支柱および擬
木桟材を既存の管圧延または整形装置等を用いて
容易に成形でき、設備費の低廉化を図ることがで
きるとともに、長尺のものでも容易に連続成形で
き、量産性を向上して大幅なコストダウンを図る
ことができる。また、金属管の表面に直接多数の
木肌状凹凸模様を形成してあるので、その表面を
塗装する場合に塗料の付着性が良く、従来のプラ
スチツク製の被覆層を設ける場合に比べて塗膜を
薄くでき、塗料が剥がれたり、ひび割れが生じた
りすることなく、耐久性を向上できる。しかも、
擬木支柱の表面にブラケツトを突設し、擬木桟材
の両端に切欠を設けてあるので、擬木支柱を立設
した後でも、上記切欠を利用して擬木桟材の両端
をブラケツトに被せて擬木桟材を擬木支柱間に容
易に連結でき、擬木棧材の組立て時の作業性を大
幅に向上でき、かつ、擬木桟材の取替えも容易で
ある等、実用性に富む効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す擬木支柱と擬木
桟材との連結部の分解縦断面図、第2図はその連
結状態を示す要部の縦断面図、第3図はその横断
面図、第4図は擬木柵の斜視図、第5図および第
6図は擬木支柱および擬木桟材の素材となる擬木
材の製造工程を示す縦断正面図および縦断側面図
である。 1……擬木支柱、2……擬木桟材、3……ブラ
ケツト、5……連結ボルト、11,21……金属
管、12,22……木肌状凹凸模様、13,23
……塗膜、25,32……連結用穴、26……切
欠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属製管の表面に木肌状の凹凸模様および色彩
    を施して擬木支柱が形成され、この擬木支柱の表
    面に棧材連結用穴を有するブラケツトが突設さ
    れ、一方、金属製管の表面に木肌状の凹凸模様お
    よび色彩を施して擬木桟材が形成され、この擬木
    桟材の端部が上記擬木支柱の表面に沿う形状に形
    成され、かつ、この端部より内方の周壁上部に上
    記ブラケツトの桟材連結用穴に対応する連結用穴
    が設けられているとともに、同端部の周壁下部に
    上記ブラケツトの挿入を許容する切欠が設けら
    れ、上記擬木桟材の端部内にブラケツトが挿入さ
    れかつ擬木桟材の端部が擬木支柱の表面に当接さ
    れた状態で、上記各連結用穴間に連結部材が挿通
    されて擬木支柱と擬木桟材とが連結されているこ
    とを特徴とする擬木柵。
JP18379385U 1985-11-28 1985-11-28 Expired JPH0323012Y2 (ja)

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JP18379385U JPH0323012Y2 (ja) 1985-11-28 1985-11-28

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JP18379385U JPH0323012Y2 (ja) 1985-11-28 1985-11-28

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JPS6291856U JPS6291856U (ja) 1987-06-12
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0725014Y2 (ja) * 1990-06-01 1995-06-07 西武機材株式会社 藤棚などの支柱
JP2018028255A (ja) * 2016-08-10 2018-02-22 株式会社共栄金物製作所 蓋材の取付け方法と蓋材

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