JPH03265663A - ポリ硫化アリーレン、ニトロ基を含有する架橋剤およびガラス繊維の混合物 - Google Patents

ポリ硫化アリーレン、ニトロ基を含有する架橋剤およびガラス繊維の混合物

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JPH03265663A
JPH03265663A JP2301234A JP30123490A JPH03265663A JP H03265663 A JPH03265663 A JP H03265663A JP 2301234 A JP2301234 A JP 2301234A JP 30123490 A JP30123490 A JP 30123490A JP H03265663 A JPH03265663 A JP H03265663A
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JP
Japan
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group
aromatic
weight
polyarylene sulfide
mixture
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Pending
Application number
JP2301234A
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English (en)
Inventor
Burkhard Dipl Chem Dr Koehler
ブルクハルト・ケーラー
Hans-Detlef Heinz
ハンス―デトレフ・ハインツ
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Bayer AG
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Bayer AG
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/16Nitrogen-containing compounds
    • C08K5/32Compounds containing nitrogen bound to oxygen

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  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はポリ硫化アリーレン、ニトロ基を含有する架橋
剤、および任意に他の添加剤の混合物に関するものであ
る。これらの混合物の成形品は、良好な機械的性質を特
色としている。
ポリ硫化アリーレン(PAS)は公知物質である(たと
えばU S 3.354.129、EP 171021
を参照)。これらは、たとえばガラス繊維または他の無
機充填剤を高度に充填し得る、不活性で耐高温性の熱可
塑物である。これらの重合体、特にポリ硫化フェニレン
(P P S)は、従来熱硬化物に保持されていた分野
において、その使用を増加、拡張させている。
PAS は、ある種の応用面、たとえば射出成形分野に
おいては不十分な機械的性質を有している。特にその曲
げ強度または引っ張り強度、およびその衝撃強度はしば
しば実際的な要求に対して不十分である。したがって、
たとえばポリカーボネートを含む他の熱可塑物と混合す
ることにより、PAS のこれらの性質を改良するのが
有利であることが実証されている(J P 51−69
952、EP104543、U S 4.021.59
6を参照)。
しかし、この種の混合物の特性スペクトルは1、ある種
の応用面には、必ずしも常に完全に満足すべきものでは
ない。
加えて、数個のマレイン酸イミド官能性基を含有するマ
レイン酸イミドが酸化条件下でPASの性質を改良する
ことが知られている(JP−A202162、E P−
A 105639)。しかし、その極性的な特性のため
に、マレイン酸イミド構造はPAS の極性溶媒、たと
えば水またはアルコールに対する抵抗性を減少させる。
したがって、あるとしても僅かなマレイン酸イミド構造
を有するのみであるが、機械的性質に対して改良効果を
有するPAS改質剤が望ましい。
本発明は、PAS、特にPPS  と少量の選択したニ
トロ化合物、および任意に他の添加剤、より特定的には
アミノシランサイズ加工した充填剤または強化用材料と
の反応生成物がその強靭性、曲げ強度および外部繊維緊
張(outer fiber 5train)を特色と
するという観測を基礎とするものである。
本発明は、 A)  99.9ないし20重量%の、好ましくは30
ないし70重量%のポリ硫化アリーレン、好ましくはポ
リ硫化フェニレン B)  0.1ないし10重量%の、好ましくは0.2
ないし2重量%の式I (I) 式中、 Arは二、三または四官能性の芳香族のC6−14の基
であり、 R1は水素原子、CI−2!アルキル基、C7−11ア
ルキルアリール基またはCM−14アリール基、好まし
くは水素原子であり、R2は環中に配置されていてもよ
い3ないし100個の、好ましくは6ないし20個の炭
素原子を含有する二、三または四官能性の脂肪族、環状
脂肪族、芳香族または脂肪芳香族の基、好ましくは芳香
族基または脂肪芳香族基であって;2個または3個以上
の芳香環が化学結合、アルキリデン基、酸素原子、硫黄
原子、ジスルフィド橋、カルボニル基、スルホン基およ
び/または5員ないし6員のへテロ環により結合してい
てもよいものであるか、 または、 yが数2であるならば単結合を表し、 Xは数1.2または3、好ましくは数1であり、 yは数2.3または4、好ましくは数2である に相当するニトロ化合物、 ならびに、 C) ロないし79.9重量%の、好ましくは9.9な
いし69.9重量%の、好ましくはアミノ基を含有する
トリアルコキシシランによりサイズ加工されている鉱物
質充填剤および強化用材料の混合物に関するものである
本発明の関連でのポリ硫化アリーレンは、たとえば、芳
香族ジハロゲン化合物、より特定的にはp−ジクロロベ
ンゼンと硫黄供与体(たとえば硫化ナトリウム)との反
応により得られる市販の、直鎖の、または枝分かれのあ
る、それ自体公知の縮重合物である。たとえばU S 
−P S 3.354.129、EP−O817102
1を参照されたい。
本発明記載の式■の化合物の例は、2−13−または4
−ニトロベンズアルデヒドとビス=(4−アミノフェニ
ル)−メタン、4.4゛−ジアミノジフェニルエーテル
、ベンジジン、2.2’−ジメチル−または2.2゛−
ジメトキシベンジジン、4,4“−ジアミノジフェニル
スルホン、硫化4,4′−ジアミノジフェニル、二硫化
4.4′−ジアミノジフェニル、4,4°−ジアミノベ
ンゾフェノン、ヘキサメチレンジアミンまたはヒドラジ
ンとより得られるビスアゾメチンである。
式Iに相当する化合物は、たとえば(オルガニクム(O
rganikum) 、第11版、VEB 出版(VE
 B−Verlag) 、 425ページに従って、共
沸剤の存在下におけるアルデヒドとアミンとの反応によ
り製造する。
本発明記載の充填剤および強化剤は好ましくはアミノ基
を含有するトリアルコキシシランでサイズ加工したガラ
ス繊維、カオリン、タルク、雲母またはシリカ粉末であ
る。
市販のガラスピーズ(たとえばバロチーニ(Ba11o
tini)ガラスピーズ)も、ガラス繊維に替えて鉱物
質充填剤として使用することができる。
本発明記載の他の鉱物質充填剤または添加剤は、たとえ
ば金属の酸化物および硫化物(たとえばT i O2、
Zn0SZnS) 、黒鉛、カーボンブラック、繊維(
たとえば石英、炭素)、炭酸塩(たとえばM g CO
s、CaC05)または硫酸塩(たとえばCaSO4、
Ba5O4)金属の粉末、繊維、スパンコールまたは薄
片である。
ジアミン、たとえばメチレンジアニリン、m−もしくは
p−フェニレンジアミンの、または4゜4゛−ジアミノ
ジフェニルスルホンのビスマレイン酸イミドも、本発明
記載の混合物に添加することができる。
他の典型的な添加剤には、顔料、離型剤、Eワックス、
流動助剤、造核剤または安定剤が含まれる。
本発明記載の混合物はPAS の融点以上の温度で、好
ましくは混錬機(kneader)または押出し機中で
剪断して製造することができる。本発明記載の、ポリ硫
化アリーレン、ニトロ基を含有する架橋剤ならびに公知
の市販の充填剤および強化剤の混合物は、単軸押出し機
もしくは多軸押出し機、好ましくは脱気押出し機、たと
えばZSK押出し機、適当な混線機、たとえばBUSS
−KO混練機、または集積機(agglomerato
r) (たとえばパルマン/コンダンス(Pal1ma
nn/Condux) )中での、それ自体公知の混和
法により製造することができる。
混和には単軸押出し機が二軸押出し機または多軸押出し
機より好ましい。
加えて、これらの混合物はまた、少量投入形式(dos
ed form)での、または混合物での個々の成分か
ら粉末混合技術より公知の方法の、いかなるものによっ
ても製造することができる。
問題の型の粉末混合物は、たとえば円錐(cone)ス
クリュー混合機、タンブル混合機、タービン混合機、レ
ンラート(RhQnrad)混合機または同等の混合機
中で製造することができる。
本発明はまた、本発明記載の混合物の成形品、半製品、
フィルムおよび繊維の製造用の成形用混和物としての使
用に関するものでもある。
本発明はまた、本発明記載の混合物から得られる成形品
に関するものでもある。
本発明記載の混合物は、公知の手法で成形品、半製品、
繊維、フィルム、塑像等に加工することができる。これ
らは一般に、熱可塑性混和物に典型的に保持されている
応用面に有利に使用することができる。
実施例 ウエルナー−7ライデラ−(Werner & Pfl
eiderer) Z S K 32型二軸押出し機中
、320℃の温度で混合物を製造した。
使用したポリ硫化フェニレン(PPS)は、30Ps−
a (306℃で、毎秒1.000の剪断速度テ測定し
た値)の熔融粘性を有しており、EP−A171021
に従って製造したものであった。
アミノ基を含有するトリアルコキシシランでサイズ加工
したガラス繊維C97916■を上記のガラス繊維とし
て、40重量%の量で使用した。
この混合物を粒状化し、80 X 10 X 4 am
の試験片に射出成形し、これを曲げ強度、外部繊維緊張
および衝撃強度am(逆ノツチ、l5O180)の測定
に使用した。
比較例 60重量%のPPS を40重量%のガラス繊維と混合
した。
この混合物から得た試験片は以下の機械的特性を示した
:曲げ強度240MPa、外部繊維緊張1.8%、衝撃
強度a 、 28 KJ/1゜実施例 1 59重量%のPPS と1重量%の4−二トロベンズア
ルデヒドのビスアゾメチンおよびビス−(4−アミノフ
ェニル)−メタンとを40重量%のガラス繊維と混合し
た。得られる混合物から得た試験片は以下の機械的特性
を示した:曲げ強度303MPa、外部繊維緊張2.4
%、衝撃強度a、48Kl/ys”。
実施例 2 PP859重量%および、2モルの3−二トロベンズア
ルデヒドと1モルのヒドラジンとより得たヒドラゾン1
重量%。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、A)99.9ないし20重量%のポリ硫化アリーレ
    ン、 B)0.1ないし10重量%の式 I ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 式中、Arは二、三または四官能性の芳香族のC_6_
    −_1_4の基であり、R^1は水素原子、C_1_−
    _2_2アルキル基、C_7_−_2_2アルキルアリ
    ール基またはC_6_−_1_4アリール基であり、R
    ^2は環中に配置されていてもよい3ないし100個の
    炭素原子を含有する二、三または四官能性の脂肪族、環
    状脂肪族、芳香族または脂肪芳香族の基であって;2個
    または3個以上の芳香環が化学結合、アルキリデン基、
    酸素原子、硫黄原子、ジスルフィド橋、カルボニル基、
    スルホン基および/または5員 ないし6員のヘテロ環により結合していてもよいもので
    あるか、 または、yが数2であるならば単結合を表し、 xは数1、2または3であり、 yは数2、3または4である に相当するニトロ化合物、ならびに、 C)0ないし79.9重量%の鉱物質充填剤および強化
    用材料の混合物。 2、特許請求の範囲第1項記載の混合物の成形品製造用
    の使用。 3、特許請求の範囲第1項記載の混合物の成形品。
JP2301234A 1989-11-14 1990-11-08 ポリ硫化アリーレン、ニトロ基を含有する架橋剤およびガラス繊維の混合物 Pending JPH03265663A (ja)

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EP0428020A3 (en) 1992-01-22
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EP0428020B1 (de) 1993-09-08

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