JPH03263832A - エアブロー装置 - Google Patents

エアブロー装置

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JPH03263832A
JPH03263832A JP6093590A JP6093590A JPH03263832A JP H03263832 A JPH03263832 A JP H03263832A JP 6093590 A JP6093590 A JP 6093590A JP 6093590 A JP6093590 A JP 6093590A JP H03263832 A JPH03263832 A JP H03263832A
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cleaning
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cleaned
tank
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Michihito Sasaki
道他 佐々木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、洗浄物に付着した洗浄液を除去するエアブロ
−装置に関することである。
〔従来の技術〕
被洗浄物を洗浄槽内で洗浄して引き上げたときは、上記
被洗浄物に洗浄液が付着した状態にある。
例えば、半導体装置の製造工程中におけるウェハの洗浄
は、洗浄、すすぎ、乾燥をカスケード的に行い、第3図
に示すように被洗浄物の移動が各検量で行われる。この
とき、洗浄液またはすすぎ液が、被洗浄物の表面に付着
した状態でっぎの槽に持ち込まれる。例えば第3図にお
いてすすぎ槽に注目すると、上記すすぎ槽に対する被洗
浄物の持込み量が多ければ多い程、多量のすすぎ液で薄
めなければならない。
上記持込み流量を第4図に示すようにqとし、その液の
汚れ濃度をαとする。また、すすぎ槽内の汚れ濃度をα
′とする。繰返して洗浄を行うと、槽内の汚れ濃度が増
大して行くから、清浄なすすぎ液を補給し、濃度が増し
た槽液を排出しなければならない。持込み流量qと持出
し流量q′とはほぼ等しいから、第3図ではQ’ =Q
になる。ただし、Qはすすぎ液供給流量、Q′は排出流
量である。槽に入って行く汚れの量は単位時間にαqで
あって、槽から出て行く汚れの量は単位時間にα′9+
α′Q′であるから、q=q Q=Q’ とおくと となる。槽内濃度を十分小さくするにはq<Qでなけれ
ばならない。したがって、 となる。排出する汚れ量はα′Q=α9であって持ち込
んだ汚れ量に等しい。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記洗浄液の成分が、もし環境汚染をもたらす規制対象
物であるならば、排出汚れα9ができるだけ少ないよう
にしないと、廃棄物処理費用ががさんで洗浄のランニン
グコストを増大する。したがって、qを少なくすること
が重要な課題になってくる。なお、すすぎ液供給流量Q
を犬にすれば、排出液の汚れ濃度を下げることができる
が、排出汚れの総量は変らない。すなわち、排出汚れ量
を少なくする唯一の手段はqを小さくすることである。
本発明は、持込み流量および持出し流量を少なくできる
洗浄装置のための、エアブロ−装置を得ることを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、洗浄槽から引き上げた洗浄物に付着する洗
浄液を、空気噴流で吹き飛ばすエアブロ−装置において
、空気噴流発生用エアノズル群と。
該エアノズル群を水平方向に往復させる駆動機構と、待
機状態の上記エアノズル群を収納するための洗浄槽側面
拡張部と、上記エアノズル群に高圧空気を供給するフレ
キシブルホースと、上記高圧空気の供給をON・OFF
する制御弁とを備え、上記洗浄槽底部の洗浄液中で洗浄
した洗浄物を槽外に取出す際に、上記洗浄槽内でエアブ
ロ−するため、上記エアノズル群の往復位置の若干下位
置に洗浄物を一旦停止し、高圧空気を上記エアノズル群
に供給するとともに、その噴出空気流が上記洗浄物を効
果的にブローする速度で、上記駆動機構によりエアノズ
ル群を送り出しおよび引込める動作をし、付着洗浄液を
吹き飛ばした洗浄物を洗浄槽外に取出すことにより遠戚
される。
〔作用〕
本発明は洗浄槽の側面に拡張部を設け、上記拡張部内に
収納され、必要に応じて上記洗浄槽内に水平に往復運動
を行うエアノズルが、駆動機構を伴って設置されている
。上記エアノズルは、洗浄槽内の洗浄物が定位置まで引
上げられたときに前進し、高圧空気の噴流を上記洗浄物
に噴射して、洗浄物に付着した洗浄液を吹き飛ばして除
去する。
なお、上記洗浄槽は噴射時には開口部に蓋がされており
、洗浄槽の側面に設けた上記拡張部には排気ダクトが取
付けられ、上記排気ダクトの入口近傍にミストセパレー
タを設けて、飛散ミストの回収を行っている。このよう
にして、洗浄槽やすすぎ槽に上記エアブロ−装置を取付
け、洗浄物をっぎの工程の槽に移送するときには、洗浄
液あるいはすすぎ液を殆んど取除いた状態で移送するた
め、各処理槽からの排出汚れ量を少なくすることができ
る。
〔実施例〕
つぎに本発明の実施例を図面とともに説明する。
第1図は本発明によるエアブロ−装置の一実施例を示す
構成図、第2図は被洗浄物とエアノズル群との位置関係
を示す図である。第1図において。
洗浄槽1の底部には洗浄液3が注入され、搬送アーム5
に吊り下げられた被洗浄物2が浸漬されている。上記洗
浄槽1の側面には拡張部13を設け、上記拡張部13内
には水平方向に往復運動するエアノズル群7を収納し、
エアノズル群7の駆動機構8を外部に備えている。上記
エアノズル群7は、シャフトと直角方向に多数の細孔を
設けた噴射ノズルを取付け、エア供給パイプ9からフレ
キシブルホース10,10’ を介して高圧空気が供給
される。11は上記拡張部13に設けた排気ダクトで、
該排気ダクト11の入口近傍にはミストセパレータ12
を取付けている。なお、上記洗浄槽1の開口部にはカバ
ー(蓋)6を設けているが、上記M6には搬送アーム5
が貫通し、上記搬送アーム5とともに移送される。
上記構成のように本発明のエアブロ−装置を取付けた洗
浄装置では、洗浄を終えた被洗浄物2を搬送アーム5に
よって、上記エアノズル群7が水平運動する位置よりも
若干下の位置の被洗浄物4まで引上げられるが、このと
き、蓋6は図示のように洗浄槽1の開口部に残されたま
まである。ついで、エア供給パイプ9からフレキシブル
ホース10を経て高圧空気がエアノズル群7に送られ、
下面に配置されたエアノズルから空気噴流が噴射される
。それと同時に、駆動機構によって上記エアノズル群7
は被洗浄物4の上部を水平に移動する。ここで、上記被
洗浄物2(または4)容器は。
第2図に示すように両端に距てられた2本の吊り手2′
で支持されており、上記エアノズル群7はこれら2本の
吊り手2′の間を往復運動したのち、拡張部13内で停
止するように構成されている。
エアノズル群7が上記水平往復運動を行う間に噴射した
高圧空気の噴流は、被洗浄物4に付着している洗浄液の
液滴をほとんど吹き飛ばして除去する。その後、搬送ア
ーム5によって上記被洗浄物4は引上げられるが、この
とき、上記搬送アーム5に設けたつばによって蓋6も一
緒に引上げられ、つぎの工程に移送される。
上記のエアブロ−で吹き飛んだ洗浄液のミストを含む空
気流は、洗浄槽1の開口部が蓋6で塞がれているので、
拡張部13の入口近傍に取付けたミストセパレータ12
で液滴が捕えられ、洗浄槽1に回収されるとともに排気
ダクト11で排気される。
このようにして、洗浄槽内でエアブロ−を行うため、持
出し液量を少なくすることができる。実験によれば、1
00gの付着液があるような被洗浄物を、40m/sの
噴流ノズル群で1往復ブローさせたところ、付着量は9
gになった。すなわち、上記数値例は、排出汚れ処理量
が1710以下になることを意味しており、有用な効果
を有している。
なお、上記エアノズル群を上下2段に設けて、被洗浄物
を上と下から挟むようにして上面と下面とを同時にエア
ブロ−すると、さらに効果的であることも確認されてい
る。この場合は、被洗浄物の容器から被洗浄物が吹き上
げられないように、網状のカバーをか(プる必要がある
上記のエアブロ−を行うのは、エアノズル群が1往復す
る時間だけであって、3〜4秒程度で十分である。
本発明は空気噴流でブローすることにより付着液を除去
するものとして記載したが、空気の代りに不活性ガス(
例えばN2ガス)を使用しても、全く同し効果を得るこ
とができる。
なお、上記実施例は、洗浄槽に設けたエアブロ−装置に
ついてだけ記載したが、上記洗浄槽がすすぎ槽や他の処
理槽であっても、同様の効果が得られることはもちろん
である。
〔発明の効果〕
上記のように本発明によるエアブロ−装置は、洗浄槽か
ら引上げた洗浄物に付着する洗浄液を、空気噴流で吹き
飛ばすエアブロ−装置において、空気噴流発生用エアノ
ズル群と、該エアノズル群を水平方向に往復させる駆動
機構と、待機状態の上記エアノズル群を収納するための
洗浄槽側面拡張部と、上記エアノズル群に高圧空気を供
給するフレキシブルホースと、上記高圧空気の供給をO
N・OFFする制御弁とを備え、上記洗浄槽底部の洗浄
液中で洗浄した洗浄物を槽外に取出す際に、上記洗浄槽
内でエアブロ−するため、上記エアノズル群の往復位置
の若干下位置に洗浄物を一旦停止し、高圧空気を上記エ
アノズル群に供給するとともに、その噴出空気流が上記
洗浄物を効果的にブローする速度で、上記駆動機構によ
りエアノズル群を送り出しおよび引込める動作をし、付
着洗浄液を吹き飛ばした洗浄物を洗浄槽外に取出すこと
により、洗浄槽等の処理槽内でエアブロ−を実施するた
め、持出し流量を少なくすることが可能で、洗浄のラン
ニングコストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるエアブロ−装置の一実施例を示す
構成図、第2図は被洗浄物とエアノズル群との位置関係
を示す図、第3図は被洗浄物の洗浄工程の例を示す図、
第4図は処理槽における持込み持出し流量と汚れ濃度と
の関係を説明する図である。 1・・洗浄槽      2・・・洗浄物3・・・洗浄
液      5・・・搬送アーム6・・・カバー(蓋
)    7・・エアノズル群8・・・駆動機構 10.10’・・・フレキシブルホース11・・・ダク
ト      12・・ミストセパレータ13・・・拡
張部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、洗浄槽から引き上げた洗浄物に付着する洗浄液を、
    空気噴流で吹き飛ばすエアブロー装置において、空気噴
    流発生用エアノズル群と、該エアノズル群を水平方向に
    往復させる駆動機構と、待機状態の上記エアノズル群を
    収納するための洗浄槽側面拡張部と、上記エアノズル群
    に高圧空気を供給するフレキシブルホースと、上記高圧
    空気の供給をON・OFFする制御弁とを備え、上記洗
    浄槽底部の洗浄液中で洗浄した洗浄物を槽外に取出す際
    に、上記洗浄槽内でエアブローするため、上記エアノズ
    ル群の往復位置の若干下位置に洗浄物を一旦停止し、高
    圧空気を上記エアノズル群に供給するとともに、その噴
    出空気気流が上記洗浄物を効果的にブローする速度で、
    上記駆動機構によりエアノズル群を送り出しおよび引込
    める動作をし、付着洗浄液を吹き飛ばした洗浄物を洗浄
    槽外に取出すことを特徴とするエアブロー装置。 2、上記洗浄槽は、上記洗浄物をエアブロー位置に支持
    できるように、洗浄物の搬送アームを貫通して摺動可能
    なミスト飛散防止カバーで、上記洗浄槽開口部を覆った
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載したエア
    ブロー装置。 3、上記洗浄槽側面拡張部は、エアブロー気流を排出す
    るためのダクトを設け、かつ、上記ダクト入口近傍には
    、飛散ミストの回収を行うミストセパレータを取付けた
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載したエア
    ブロー装置。
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JPH0744171B2 JPH0744171B2 (ja) 1995-05-15

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0638243U (ja) * 1992-07-01 1994-05-20 株式会社エンヤシステム 液状ワックス塗布装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62192637U (ja) * 1986-05-28 1987-12-08
JPS6386177A (ja) * 1986-09-29 1988-04-16 Speedfam Co Ltd 洗浄装置

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