JPH03263736A - カラー陰極線管 - Google Patents

カラー陰極線管

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JPH03263736A
JPH03263736A JP2060970A JP6097090A JPH03263736A JP H03263736 A JPH03263736 A JP H03263736A JP 2060970 A JP2060970 A JP 2060970A JP 6097090 A JP6097090 A JP 6097090A JP H03263736 A JPH03263736 A JP H03263736A
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、使用環境磁界などの影響を受は難く、陰極線
管を使用する際の据付方位を変えた場合などに、色むら
等が現われ難いようにしたシャドウマスク方式カラー陰
極線管に関する。
[従来の技術] 陰極線管内で電子銃から螢光面へ向かって進む電子ビー
ムは、公知の如く、それに直交する磁界成分の影響によ
って、進行方向を曲げられる。従って、陰極線管を使用
する場所に外部静磁界が存在すれば、螢光面に電子ビー
ムが衝突(ビームランディング)して其処の螢光体を励
起発光させる点(位置)が前記磁界の強さに応じて移動
する。
シャドウマスク方式カラー陰極線管では、パネル内面に
、夫々発光色が異なる3原色螢光体のドツト又はストラ
イプが多数隣接密集して配置された螢光膜が形成されて
おり、上記各原色専用の電子銃から射出された特定原色
専用電子ビームが外部静磁界の電子ビーム軌道に直交す
る成分によって共の軌道を湾曲された場合、シャドウマ
スクの孔通過後の電子ビーム軌道も湾曲し、螢光膜上の
、本来そのビームが衝突すべき色の螢光体に隣接して配
置されている別の色の螢光体に衝突し、で発光させる所
謂色ずれ現象などのビームランディングエラーが生ずる
。外部静磁界とし・で、例えは、地球磁界は弱い0れど
も、通常の使用環境では革る所に存往り、−to鉛直分
力の影響は画曲トどこでも帖同様に作用する。地球磁界
の水平分力は、カラー陰極線管の表示面が南または北に
向か−)でいる峙は画面中央部には影響しなし1が、画
面の四隅近くでは電子ビーム軌道が地磁気水平分力に平
ネi℃はないので、水平分力も電f−ビーム軌道を湾曲
之せるように作用する。カラー陰極線管σ)表示面が東
向含又は西向きの時は画面しどこにでも影響する。カラ
ーテレビジ3ン放送の初期に、テレビジョンセットの据
イ4方向を変λるだけでも(使用場所の大移動等の場合
は向夏)、厄介な調整作業が必要になるLL、て大きな
問題になったのは周知の所である。
上記のような問題に対処して、使用環境に07Eする列
部静磁界のカラー陰極線管に対する影響を軽減するため
の苅策が従来から非常1.コ多く提案)れτ二いる。
例えば、かなりjス前から、第2図番7゛示寸ように、
カラー陰極線管のバルブ山ソアシネルの内面に沿い、組
子ビームの通る空間を品透磁率軟磁牲材料板で取り囲む
内部磁気シールドな、シャドウマスクフレームに取付1
1て用いる4″′とが広く行オ〕れでいる。1なお、第
2図中、■は電、f・銃、2はファンネル、:3はパネ
ル、4は螢光膜、5はシャトリマ久り、には内部磁気シ
ールド、7はシャドウマスク用フレーム、8はシャドウ
マスクの孔、]〕は電f・ビームランディング点、10
は電子ビ〜hである。ごの内部磁気シールド6は、それ
が高透磁率であるごとにより、外部静磁界がWtEし、
でも、ぞれ1.こよる磁束は殆ど此o>H部磁気シ・−
ルド材料内を通過し、内部磁気シ ルド6に囲まれた空
間内で、螢光膜走査を↑jう電子ビーム軌道に影響する
外部静磁界が弱まることを狙う。内部磁気シールド材料
的に列部靜磁界に、よる磁束の大部分が通るが、内部磁
気シールド6内部の空間にも僅かではあるが外部静磁界
による磁界が住する。こ内傾かな磁界の影響が実際に色
すれとしで認められない許容限度内であれば差し支えな
い。テレビジョンセットの使用位置が大きく変わった場
合は勿論、同じ所で据付方向を変えただけでも地球磁界
の影響は変わる。この場合、最初の方向では問題がなか
ったとしでも、以前の状態で着磁されたための残留磁気
の影響があり、新しい状態では、地球磁界の影響が許容
限度を越λてしまう場合がある。
この現象の苅策として、例えば、テレビジョンセットの
スイッチをオンにする度に動作する消磁:]イルを陰極
線管近傍に設けるこLが広く竹われるでいる。
また、カラー陰極線管の使用位置にイT 7Lする外部
静磁界を、電流を調整して丁度打ち消させることができ
る卑ヤンセラーコイルをカラー陰極線管の近傍に装着す
る積極的な補償方法も公知であIJ、これは調整の厄介
さや為価になることを厭わな0れば根本的解決法そあり
、特別な場合、例えば非常に高精細度な管に対しでは用
いられているが、−船釣ではない。
[発明が解決しようとする課題] 飲用環境磁界の影響を抑制する手段ヒして、現7L、−
E i?d L/た、内部磁気シールドと、テレビジョ
ンセラ1へのスイッチのオン又はオフ峙に動作する消磁
コイルとは、呪在広く用いr)れているが、ごれらだけ
で環境磁界ω影響によるビームランディングエラーを常
に十分に除去するには革っていない。
実際にこの課題の解決を困難じしている理由の一つとし
て(特に家庭ffJテレビジョン受像管の場合)原佃j
1mからの制約が大きい。従って、近年二の課題の解決
策ヒして提案されているものは、上記2種類の苅策に油
いながら、更に細部についで、mtiah性能の平衡を
図りながら解決する点に読みしているものが多いように
見える。
特開昭62−185828号公報には、シャドウマスク
用フレームを、特定組l戊の鋼で成形加工した後、特定
温度で熱処理することにより、良好な磁気シールド持性
を有し、かっ消磁後の残留磁気が少ないシャドウマスク
用フレームを経済的に製造できると記載されているが、
内部磁気シールド等との組合せ効果についての記載はな
い。
特開昭61−142633号公報には、保磁力が0.6
エルステツド(47,7A/m)以下の材料例えばパー
マロイ等で内部磁気シールドを形威し、更に此の内部磁
気シールド外側面の適当な個所を探して調整可能な直流
電磁石を電子ビームランディング状態最良となるように
取付けることが記載されているが、機能重視の大形管用
と思われる。
特開昭60−181252号公報には、特定組成のアル
ミキルド鋼で焼鈍後に保磁力が0.9〜1.1エルステ
ツド(71,6〜87.5A/m)となる材料によりシ
ャドウマスクを形成することが記載されているが、やは
り内部磁気シールド等との組合せ効果についての記載は
ない。
本発明は、カラー陰極線管構成部品の最終使用状態での
磁気的性質は、原材料の組成だけでなく、カラー陰極線
管に組立てる状態にするまでの機械的、(焼鈍を含む〉
熱的な加工条件によって、大きく左右されることに鑑み
て、カラー陰極線管内部の電子ビーム軌道が外部静磁界
によって悪影響を受けないようにするために、上記電子
ビーム軌道を外部静磁界から遮蔽するのに役立つ部材を
備えたカラー陰極線管を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明においては。
シャドウマスク方式カラー陰極線管において、シャドウ
マスク用フレームと、内部磁気シールドの保磁力が、夫
々、800A/mで磁化したときに9 OA / mよ
りも小さくなることと規定した。
また、一般にシャドウマスクは、原材料に強磁性材料を
用いた場合、t!1造工程の関係から自然に磁気的に軟
らかくなる傾向があるが、シャドウマスクも其の保磁力
が、800 A / mで磁化したときに90 A /
 mよりも小さくなることと規定した。
更に、現在カラー陰極線管は、通常、爆縮防止のために
バルブのパネルスカート部外周をいわゆる補強バンドで
緊締して使用しているが、この補強バンドもその保磁力
が、印加磁界を800A/mとした時に、250A/m
よりも小さいことと規定した。
[作用コ 強磁性体は、その機械的、熱的な加工履歴によって磁気
特性が大きく変化する。本発明では、現在比較的容易に
得られる軟鋼系の原材料を主として用いた場合に、種々
の加工を済ませた最終使用状態で1本発明に係る規定さ
え満足していれば、出発材料の如何を問わず、通常の環
境磁界では実用上十分使用に耐えるカラー陰極線管が得
られるような条件を定めることに努めた。
そのために、試料に最初に印加するかなり強い磁界の値
と、その磁界を除去したのち残留磁気を無くするために
必要な逆磁界すなわち保磁力の値とを、実際に、完成し
たカラー陰極線管の特性を検査しながら、はぼ必要にし
て十分なように定めた。前記比較的簡単な条件によって
、磁気遮蔽材料として必須な高い透磁率も同時に保証さ
れることが確かめられている。
[実施例] 第1実施例では、シャドウマスク用フレームとシin’
、 C:0.0021重量%(以下全て重量%トすル)
、 N:0.0O18%、 Mn:0.17%、 Si
:0.012%、 P:0.014%、S:0.015
%、 sol、AI(酸可溶A Q ):0.063%
、残部Fe及び他の不可避不純物からなり、かっ印加磁
界800A/++の時に保磁力が50〜70^/■のも
のを、また内部磁気シールドとして、C:0,0006
1. Si:0.01%、 Mn:0.23%、 P:
0,011%、 S:0.003%、 sol、Al:
0.003%、残部Fe及び他の不可避不純物からなり
、かつ印加磁界800A/mの時に保磁力65〜gOA
/mのものを使用して1色ずれなどは認められなかった
第2実施例では、シャドウマスク用フレームと内部磁気
シールドには第1実施例と同様なものを用い、更にシャ
ドウマスクの材料にアンバーを用いて同じ印加磁界で保
磁力を30〜40A/mとして、地磁気の影響を受けな
いカラー陰極線管を得た。
第3実施例では、次頁第1表に示すように、シャドウマ
スク用フレーム、内部磁気シールドに第1実施例と同様
な、シャドウマスクに第2実施例と同様なものを用い、
更に補強バンドとして、第 1 表 第3実施例構成部
品磁気特例C:0.005%、 Mn:0.19%、 
P:0゜019%、 S:O,O07%、残部Fe及び
他山不可避不純物からなり、かつ印加磁界800A/m
で保磁力230−250^/鵬のものを用いで、地磁気
の影響を受けないカラー・陰極線管を得た。
第1図に、本発明第3実施例の持性Ak従来σ〕製品の
特性l(とを此較IJで示しである。横軸には消磁力を
アンペアターンで、縦軸には消m残鼠り、。
より生ずる電f−ビームのランディングエラー値をμm
で示しである。なお、この場合の試F′Iは、初期磁束
密度を8X1C)″T(テスう)に調製しノ、7ものを
用いた。消磁力400アンペアターンの消磁コイルを用
いた場合1本発明実施例ではランプ”イングエラー・が
従来例のエラーの約40%に減少し。
ている。
ごこでL述では、シャドウマスク用フレーlh、1〜部
磁猟シ・−ルト及び補強バンド的各材料組成例につき説
明したが、本発明は上記材料組成例に限定されないこと
は勿論“しある。
[発明の効果J 以−1・、説明しt−ように本発明によれば、電f・ビ
ームランディングエラーを抑制した、色純度、11色均
−竹、が艮好なカラー陰極線管が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の特性Aと従来の製品の特+h、
 13 、:を北1較して示1図、第2図はカラー陰極
IiA管0)内部磁気1シールドσ)社用を説明する図
である。 」・・亀−f銃5 2・・・ファンネル、  3・・・
パネル、4・・・螢光股、  5・・・シャドウマスク
、 6・・・内部磁低シールド、  7・・・シャドウ
マスク用ンレーム、8・・・シャドウマスクの孔、 0
・・・電子ビームランディング点、  10・・・電子
ビーム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、シャドウマスク方式カラー陰極線管において、シャ
    ドウマスク用フレームと、内部磁気シールドの夫々が、
    800A/mで磁化したときの保磁力が90A/mより
    も小さいことを特徴とするカラー陰極線管。 2、シャドウマスクの保磁力が、印加磁界が800A/
    mの場合に、90A/mよりも小さいことを特徴とする
    請求項1記載のカラー陰極線管。 3、爆縮防止のためにパネルスカート外周を緊締する補
    強バンドの保磁力が、印加磁界を800A/mとした場
    合に、250A/mよりも小さいことを特徴とする請求
    項1又は2記載のカラー陰極線管。
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