JPH03263042A - ハロゲン化銀カラー写真感光材料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ハロゲン化銀カラー写真画像形成方法に関す
るものである。特に光源の異なる種々の撮影条件下でも
色再現性に優れたカラー写真画像形成方法に関するもの
である。

〔発明の背景〕

近年、ハロゲン化銀多層カラー写真感光材料の高画質化
は著しい。画質の３つの大きな要素である粒状性、鮮鋭
性、色再現性のいずれもかなり高いレベルになっており
、ユーザーか手にするプリントやスライド写真では通常
大きな不満がないとも思われている。

しかしながら、上記３つの要素の中でも、特に色再現性
については色純度こそ向上してきているが、従来から写
真では再現しにくいといわれていた色は現在でもあまり
変わっていない。

即ち、色相再現性には未だ不充分な点が多い。

例えば、６００ｎｓ＋より長波の光を反射する紫や青紫
、あるいは青緑色や黄緑など緑色系の色は、実物とは全
く別の色に再現されてしまい、ユーザーを失望させるこ
とがある。色再現性に係る大きな因子として、分光感度
分布と眉間効果（インターイメージ効果）がある。

インターイメージ効果については、ハロゲン化銀多層カ
ラー写真感光材料において、色再現性の中でも特に色純
度の向上に効果を与える。インターイメージ効果を得る
Ｊ二は最近多用されている抑制基やそのプレカーサーの
移動度が大きい、いわゆる拡散性ＤＩＲを用いる方法や
、あるいはカラーネガフィルムにおいては、カラードカ
プラーの不要な吸収をキャンセルする量より多く使用す
ることにより、インターイメージ効果と同様な効果を与
える方法がある。

しかしながら、カラードカプラーを多用した場合には、
フィルムの最低濃度が上昇するため、プリント時の色濃
度の補正の判断が非常に困難になり、結果的にできあが
るプリントの色の品質が劣ることがしばしば起こる。又
、インターイメージ効果は、その方向性のコントロール
が困難であり、色純度は高くできるが、色相を変えてし
まう欠点も有している。インターイメージ効果の方向性
のコントロールについては、米国特許４，７２５．５２
９号等に記載がある。

このような問題点を解決するための提案として、特開昭
６１−３４５４１号等で分光感度分布とインターイメー
ジ効果を組み合わせた技術の開示がある。

これらは、前述のカラーフィルムで色相再現が困難な色
を改良しようと試みており、ある程度の効果が得られて
いる。その代表的なものは、従来の青感性層、緑感性層
、赤感性層の各々の効果だけでなく、各感色性層の重心
波長以外からインターイメージ効果を働かせるというも
のである。

この技術は特定の色の色相再現性を改良するにはある程
度有効であるが、具体的にはインターイメージ効果を発
現させるために、本来の青感性、緑感性及び赤感性感光
層の他に、インターイメージ効果発現層や別種の感光性
、ハロゲン化銀が必要となり、銀量の増加、生産のため
の工程数の増加等により、生産コストが高いものとなっ
てしまう欠点を有しており、又、効果も充分とは言えな
いのが現状である。

一方、色再現性を向上させる目的としては、撮影時の光
源の違いによる色再現の色相の変動を小さくすることも
考慮しなければならない。

この種の問題については、従来、光源の色温度の変化に
よる色再現性の変動について着目されており、その解決
手段として例えば米国特許３，６７２゜８９８号に撮影
時の光源の違いによる色再現性の変動を軽減するための
適切な分光感度分布について開示されている。

これらは青感性及び赤感性層の分光感度分布を緑感性層
に近接させることにより、撮影時の光源の色温度の変化
に対する各々の層の感度の変動を小さくすることによっ
て、色の変動を小さくしようとしたものである。しかし
ながら、この場合、３つの感色性層が近接し、分光感度
分布の重なりを生ずることになり、色純度の低下を引き
起こす。

それに対しては、よく知られている様に、前述のいわゆ
る拡散性ＤＩＲ等の使用によるインターイメージ効果の
強調により、ある程度の色純度の低下が防止できる。

しかしながら、最近多い蛍光灯下の撮影や、ストロボ光
と蛍光灯のミックス光下の撮影に対しては、上記技術の
組合せでも非常に不満足な色再現性しか得られないこと
がわかった。即ち、蛍光灯光源のみ、あるいは、ストロ
ボ光を使用しても、蛍光灯の影響がある場合、緑味を帯
びた色再現になってしまい、特に肌色が生気のない再現
色になってしまう。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、昼光下は勿論、蛍光灯下での撮影でも
忠実な色再現を与える高感度のカラー写真感光材料を提
供することにある。

〔発明の構成〕

本発明者らは、鋭意検討した結果、支持体上に各々、少
なくとも１層の青感性ハロゲン化銀乳剤層、緑感性ハロ
ゲン化銀乳剤層及び赤感性ハロゲン化銀乳剤層を有する
ハロゲン化銀カラー写真感光材料において、赤感性乳剤
層の最高感度波長λＲｍａｘ、その感度Ｓ　ａｍａｍ、
６１０ｎｍでの感度Ｓ　１６１０、緑感性乳剤層の最高
感度波長λ６□１、その感度Ｓ　、、、、、、５４５ｎ
＋ｎでの感度５Ｇｊ４１が下記条件を満たすことを特徴
とするハロゲン化銀カラー写真感光材料によって達成さ
れることを見い出した。

５９０ｎｍ≦λつ４１．≦６２５ｎｍ　　　Ｓ　ａａ、
ｏ≧０．８ｓｍ−、。

５２０ｎｍ≦λ６□、≦５７０ｎｍ　　　Ｓ　ａｓ４ｓ
≦０．８ｓ　Ｇ□。

以下、本発明について、更に詳細に説明する。

異種光源下での写真撮影における色再現性については、
従来、光源の色温度についての議論が中心になされてお
り、改良技術として数多くの提案がなされているが、最
近は、日常生活で用いられる照明機器としての多くは蛍
光灯に変わってきており、この蛍光灯下での写真撮影を
行った場合のトラブルが多発している。

その代表的なりレームは、蛍光灯の光が存在する場所で
写した写真が過剰に緑味を帯び、人物の顔が生気を失っ
てしまうというものである。これは蛍光灯の光の分光分
布が可視領域において連続したなだらかなる曲線の形状
を有する成分と、特定の波長において輝線（特性線）を
有する成分とから成っており、人間の眼には白に見えて
もカラーフィルムにとっては緑味が強く、赤味の少ない
光として感じてしまうためであることがわかった。

蛍光灯と言っても多数の種類があり、近年一般家庭で普
及率か高い、いわゆる三波長蛍光灯は、特にこの輝線の
比重の大きい光源であるため、カラー写真での府述の色
のかたよりが更に大きくなっていることかわかった。

本発明者らは、緑感性層と赤感性層を特許請求の範囲に
述べた関係を有するように、最低濃度（Ｄｇｉｎ）　＋
　０．３での分光感度分布を形成した場合、上述の問題
点を大きく改良できることを見い出した。

又、本発明における好ましい態様としては、Ｄｍｉｎ＋
　０．３の濃度における赤感性層の分光感度分布ｓｉ（
λ）において、６１０ｎｍの感度ｓ　ａｓｔｏか、この
赤感性層の分光感度の最大値Ｓ　ｌｆｆｉａｍに対し９
０％以上がより好ましい。

又、所望の分光感度を高率良く得るために、緑感性層、
赤感性層に含有される本発明に係る増感色素をハロゲン
化銀の化学増感時に併せて吸収させることか好ましい。

本発明の赤感性層の分光感度分布に形成するには種々の
方法を用いることができるが、例えば分光増感色素を用
いることができる。例えば、−数式〔Ｉ〕で表される増
感色素の少なくとも一つと、−数式［１［［）で表され
る増感色素の少なくとも一つを組み合わせて構成するこ
とができるが、又、−数式ＣＩ）　、（Ｉｆ）　、（Ｉ
［［）のそれぞれから少なくとも一つづつを組み合わせ
ることもできる。

又、−数式ＣＩ）、（Ｉ［）及び〔■〕で表される増感
色素以外に強色増感剤を用いることができ、例えば特公
昭５７−２４５３３号に記載されているベンゾチアゾー
ル類及びキノロン類及び特公昭５７−２４８９９号に記
載されているキノリン誘導体等も目的に応じて用いるこ
とができる。

次に、−数式（１）、（ｎ）及びＣＩ［［）で表される
増感色素について説明する。

一般式ＣＩ） Ｚ　ｔ、Ｚ　、、ｚ　３及びＺ４は、各々、水素原子、
ノ１０ゲン原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基、アミ
ン基、アシル基、アシルアミノ基、アシルオキシ基、ア
リールオキシ基、アルコキシカルボニル基、アリールオ
キシカルボニル基、アルコキシカルボニルアミノ基、カ
ルバモイル基、アリール基、アルキル基、シアノ基又は
スルホニル基を表す。

Ｚ、とｚ２及び／又は２．と２．は、それぞれ互い゛に
連結して環を形成してもよい。

Ｘ１Ｇはアニオンを表す。ｎは１又は２の整数を表すが
、増感色素が分子内塩を形成するときは、ｎはｌを表す
。

一般式［１１） 式中％Ｒ１は、水素原子、アルキル基又はアリール基を
表し、Ｒ、、Ｒ、、Ｒ、及びＲ６は、それぞれアルキル
基又はアリール基を表す。

式中、Ｒ６は、水素原子、アルキル基又はアリール基を
表し、Ｒｙ、Ｒａ、Ｒｓ及びＲ１（ｌは、各々アルキル
基又はアリール基を表す。

Ｙｌ及びＹ２は、各々、窒素原子、酸素原子、硫黄原子
又はセレン原子を表すが、Ｙ、が硫黄原子、酸素原子あ
るいはセレン原子のときは、上記Ｒ７を有しないものと
する。又、ＹｌとＹ２が同時に窒素原子あるいは硫黄原
子になることはない。

Ｚ　ｓ、Ｚ　ｓ、Ｚ　を及びＺ、は、各々、水素原子、
ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基、アミノ
基、アシル基、アシルアミノ基、アシルオキシ基、アリ
ールオキシ基、アルコキシカルボニル基、アリールオキ
シカルボニル基、アルコキシカルボニルアミノ基、カル
バモイル基、アリール基、アルキル基、シアノ基又はス
ルホニル基を表す。２゜と２．及び／又はｚ７と２．は
、それぞれ互いに連結して環を形成してもよい。またＸ
２゜は、アニオンを表す。ｎは、■又は２の整数を表す
が、増感色素が分子内塩を形成するときは、ｎはｌを表
す。

−数式［Ｉ［［） 式中、Ｒ１１は、水素原子、アルキル基又はアリール基
を表し、Ｒ□２及びＲ１３は、各々アルキル基又はアリ
ール基を表す。又Ｙ、及びＹ、は、各々、硫黄原子又は
セレン原子を表す。

２、．２　、。、Ｚ８．及びＺ□２は、各々、水素原子
、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、アルコキシ基、アミ
ノ基、アシル基、アシルアミノ基、アシルオキシ基、ア
リールオキシ基、アルコキシカルボニル基、アリールオ
キシカルボニル基、アルコキシカルボニルアミノ基、ス
ルホニル基、カルバモイル基、アリール基、アルキル基
又はシアノ基を表す。Ｚ９と２１０及び／又はＺｌｌと
Ｚ１□は、それぞれ互いに連結して形成してもよい。又
Ｘ、ｅは、アニオンを表す。ｎは、ｌ又は２の整数を表
すが、増感色素が、分子内塩を形成するときは、ｎはｌ
を表す。

以下に一数式ＣＩ）　、（ＩＩ）　、（Ｉ［）で表され
る（１−１） （Ｉ−５） （Ｉ−２） （Ｉ−６） （Ｉ−３） （Ｉ　−７） （Ｉ−４） （Ｉ−８） （Ｉ−９） （Ｉ　−１０） （１−１１） （Ｉ　−１２） （Ｉ　−１７） （ｌ−１８） （Ｉ　−１９） （１−２０） （１−１３） （１−１４） （Ｉ　−１５） （１ １６） （Ｉ　−２１） （Ｉ ２２） （１−２３） （Ｉ　−２４） （Ｉ　−２５） （Ｉ　−２６） （Ｉ　−２７） （ニー２８） （１−３３） （ｒ　−３４） （Ｉｆ−１） （ＩＦ−２） （Ｉ ２９） （１−３０） （■−３１） （Ｉ　−３２） （ＩＩ−３） （ｎ−４） （ＩＩ−５） （Ｉｔ−６） ２Ｈ５ （■ ７） （ＩＩ−８） （Ｉ［−９） （■ １０） （Ｉ［−１５） （■ １６） （ＩＩ　−１７） （■ １８） Ｃ２１（５ （ｎ　−１１） （ＩＩ−１２） （ＩＩ　−１３） （ＩＦ　−１９） （■ ２０） （Ｉｆ−２１） （ｎ　−２２） （ＩＩ　−２３） （Ｉｆ　−２４） （ｎ　−２５） （ｌｌ−２６） （Ｉｆ　−３１） （Ｉ［−３２） （ｎ　−３３） （ｎ　−３４） （■ ２７） （Ｉｔ　−２８） （ＩＦ　−２９） （Ｉ［−３０） （Ｉｔ　−３５） （Ｉ　−３６） （ｎ　−３７） （ＩＩ　−３８） （ｎ　−３９） （ＩＩ−４０） （Ｉ［ｌ−１） （Ｉ［ｌ−２） （ＤＩ−７） （ＩＩＩ−８） （Ｉ［ｌ−９） （Ｉ［［−１０） （Ｉｆｆ−３） （ＤＩ−４） （ＤＩ−５） （■ ６） （Ｉ［Ｉ　−１１） （■ １２） （Ｉ［［−１３） （ＩＩＩ−１４） （■ １５） （ＩＩＩ−１６） （ｍ−１７） Ｃｍ−１８） （ｎ［−２３） （ｍ〜２４） （Ｉ［−２５） （Ｉ［［−２６） しｆ１３ Ｈ３ （■ １９） （Ｉ［［−２０） （Ｉ［［−２１） （ｎ［−２２） （■ ２７） （ｌｌｌ−２８） （ｍ　−２９） （１−３０） （■ ３１） （Ｉ［［−３２） （ＤＩ−３３） （ＩＩＩ　−３４） （１−３９） （ｎｌ−４０） ｎｌ−４０） （Ｉ［ｌ−３５） （■ ３８） （ＩＩＩ　−４３） （１−４６） 本発明において、緑感性層の分光感度を前記の本発明の
構成にするには、適宜の手段を任意に用いることができ
る。例えば分光増感色素を用いることによって、かかる
分光感度分布を得ることができる。

以下に、本発明の緑感性層において用いることができる
増感色素及び強色増感剤の代表的なものを示すが、これ
らに限定されるものではない。

又、前述の赤感性層の分光感度分布のコントロールに使
用できる一数式ＣＩ）、（ＩＩ）の増感色素も好ましく
使用できる。

Ｖ−１ Ｖ−８ Ｖ−９ ■ ０ Ｖ−１１ Ｖ−５ Ｖ−６ Ｖ−７ Ｖ−１２ Ｖ−１３ Ｖ−１５ ＩＶ−１６ ＩＶ−１７ ＩＶ−１８ ＩＶ−１９ しｆ１３ ■ ０ ■ １ ■ ２ ■ ８ ■−２９ Ｃ２Ｈ。

２Ｈ５ Ｃ２［（。

■ ３２ ■−３７ ■ ２ ■−４３ ■−４４ ■ ５ ■ ８ ■−３９ ■−４０ ■−４１ ■−４６ ■−４７ ■ ９ Ｃ２Ｈ。

Ｃ，Ｈ。

２Ｈ６ Ｃ２ｔｌ。

ＧＨｚＣＨ＝ＣＨ＊ ■−５０ ＩＴ−５１ ■−５２ ■ ３ ２Ｈ５ Ｃ２Ｈ。

Ｃｌ２ＣＦ２ＣＦ２１（ 本発明に使用できる公知の写真用添加剤も下記リサーチ
・ディスクロジャに記載されている。

下表に関連する記載箇所を示す。

〔項目）　　　　　　　　［ＲＤ３０８］１９の頁］色
濁り防止剤　　　　１００２　　■−Ｉ項色素画像安定
剤　　　１００１　　■−Ｊ項増白剤　　　　　　　９
９８■ 紫外線吸収剤　　　　１００３　　■−ｃ、ｘｍｃ項光
吸収剤　　　　　　１００３　　■ 光散乱剤　　　　　　１００３　　■ フィルタ染料　　　　１０（１３■ バインダ　　　　　　１００３　　ＩＩスタチック防止
剤　　１００６　１ｍ 硬膜剤　　　　　　　１００４　　Ｘ 可塑剤　　　　　　　１００６　１０１潤滑剤　　　　
　　　１００６　　ｎ 活性剤・塗布助剤　　　１００５　　ＩＩマット剤　　
　　　　　１００７　１Ｖｉ［現像剤（感材中に含有）
１０１１　　ＩＩＢ項［ＲＤ］７６４３）Ｉ：ＲＤＩ８
７１６）２５　　　６５０ ５ ４ ２５〜２６ ２５〜２６ ２５〜２６ ２６　　　６５１ ２７　　　６５０ ２６　　　６５１ ２７　　　６５０ ２７　　　６５０ ２６〜２７　６５０ Ｃ，Ｈ。

本発明には種々のカプラーを使用することができ、その
具体例は、上記リサーチ・ディスクロジャに記載されて
いる。

下表に関連する記載箇所を示す。

Ｃ項目）　　　　　　　　［：ＲＤ３０８１１９（７）
頁）　　　　　　（ＲＤ１７６４３）イエｏ−カプラー
　　１００１　　ＶＩ［−Ｄ”ｉ（ＶＩ［Ｃ−Ｇ項マゼ
ン９カフラ−１００、Ｉ　　Ｖｌｌ−Ｄ’ｌ１４　　　
　　　　ＷＩＣ−Ｇ％シアンカプラー　　　１００１　
　■−り項　　　　　　■Ｃ−Ｇ項カラードカプラー　
　１００２　　■−Ｇ項　　　　　　■Ｇ項Ｉ）ＩＲカ
ブ５−１００１　　■−Ｆ項　　　　　　■Ｆ）ＪｊＢ
ＡＲカプラー　　　１００２　　Ｗ−Ｆ”Ｊｆその他の
有用残基 放出カプラー　　　　１００１　　■−Ｆ項アルカリ可
溶カプラー１００１　　■−Ｅ項本完本発明用する添加
剤は、ＲＤ３０ｇ１１９Ｘ■に記載されている分散法な
どにより、添加することができる。

本発明においては、前述ＲＤ１７６４３２８頁、ＲＤ１
８７１６６４７〜８頁及びＲＤ３０８１１９のＸ■に記
載されている支持体を使用することができる。

本発明の感光材料には、前述ＲＤ３０８１１９■−に項
に記載されているフィルタ層や中間層等の補助層を設け
ることができる。

本発明の感光材料は、前述ＲＤ３０８１１９■−に項に
記載されている順層、逆層、ユニット構成等の様々な層
構成をとることができる。

本発明は、一般用もしくは映画用のカラーネガフィルム
、スライド用もしくはテレビ用のカラー反転フィルム、
カラーベーパ、カラーポジフィルム、カラー反転ペーパ
に代表される種々のカラー感光材料に適用することがで
きる。

本発明の感光材料は前述ＲＤ１７６４３２８〜２９頁、
ＲＤ１８７１６６４７頁及びＲＤ３０８１１９のＸ■に
記載された通常の方法によって、現像処理することがで
きる。

〔実施例〕

以下に本発明の具体的実施例を述べるが、本発明の実施
の態様はこれらに限定されない。

以下に全ての実施例において、ハロゲン化銀写真感光材
料中の添加量は特に記載のない限りｌｌｍ２当りのグラ
ム数を示す。又、ハロゲン化銀及びコミイド銀は、銀に
換算して示した。更に増感色素はモル／銀１モルで示し
た。

実施例１ トリアセチルセルロースフィルム支持体上に、下記に示
すような組成の各層を順次支持体側から形成して、多層
カラ 写真感光材料試料 １０１を ＤＩＲ化合物　（Ｄ　−３） ０、Ｏｌ 作製した。

試料−１旧 （ＨＣ−１） 第１層；ハレーション防止層 黒色コロイド銀 ＵＶ吸収剤（ＵＶ−１） 高沸点溶媒（ＯｌＱ−１） ゼラチン 第２層；第１中間層（ＩＬ−１） ゼラチン ＵＶ吸収剤（ＵＶ−１） 高沸点溶媒（ＯＩＱ−１） 第３層；低感度赤感性乳剤層（ＲＬ） 沃臭化銀乳剤（Ｅｍ−１） 増感色素Ｃｍ−４０） 増感色素（１−６） 増感色素（Ｉｔ　−４０） シアンカプラー（Ｃ−１） カラードシアンカプラー（ＣＣ ＤＩＲ化合物　（Ｄ−１） ０．２ ０．１５ ０．１５ １．４ １．３ ０．１ ０．１ ０．８ ２．４Ｘ　１０−’ １．９Ｘ　１０−’ １．９Ｘ　１０情 ０．７０ １）　　　０．１０ ０．０３ 高沸点溶媒　　（Ｏｉ１２−１） ０．６４ ゼラチン １．２ （ＲＭ） 第４層；中感度赤感性乳剤層 沃臭化銀乳剤（Ｅｍ−２） 増感色素（Ｉ［［−４０） 増感色素（Ｉ［ｒ−６） 増感色素（Ｉ［−４０） シアンカプラー（Ｃ−１） カラードシアンカプラー（Ｃ ＤＩＲ化合物　（Ｄ−１） 高沸点溶媒　　（Ｏｉｆｆ−１） ゼラチン 第５層：高感度赤感性乳剤層 沃臭化銀乳剤（Ｅｍ　　３） 増感色素（ＩＩＩ−４０） 増感色素（ＩＩ［−６） 増感色素（１１−４０） シアンカプラー（Ｃ−１） シアンカプラー（Ｃ−２） （Ｒｔ（） ０．７ １．３Ｘ　１０”’ １、ＯＸ　１０−’ １、ＯＸ　１０−’ ０．２８ Ｃ−１）　　　０．０５ ０．０２ ０．２８ ０．６ ０．９ ０．８Ｘ　１０−’ ０．６Ｘ　１０−’ ０．６Ｘ　１０−’ ０．０３ ０．０７ カラードシアンカプラー（ＣＣ−１）　　０．０３ＤＩ
Ｒ化合物　（Ｄ　−１）　　　　　　　０．０４高沸点
溶媒　　（Ｏｉ１２−１　）　　　　　　０．１７ゼラ
チン　　　　　　　　　　　　　ｌ・２第６層；第２中
間層（ＩＬ−２） ゼラチン　　　　　　　　　　　　　０．８第７層；低
感度緑感性乳剤層（ＧＬ） 沃臭化銀乳剤（Ｅｍ−１）　　　　　　　０．８増感色
素（ＩＶ−１４）　　　　　　　　７．２Ｘ　１０柑増
感色素（Ｉ　−５）８．ＯＸ　１０−’マゼンタカプラ
ー（Ｍ　−１）０．３０マゼンタカプラー（Ｍ　−２）
　　　　　　０．１９カラードマゼンタカプラー（ＣＭ
−１）　０．１０ＤＩＲ化合物　　（Ｄ−２）　　　　
　　０．０２ＤＩＲ化合物　　（Ｄ　−４）　　　　　
　０．００７高沸点溶媒　　　（Ｏｉ１２−２　）　　
　　　０．６２ゼラチン　　　　　　　　　　　　　１
．３第８層；中感度緑感性乳剤層（ＧＭ） 沃臭化銀乳剤（Ｅｍ−２）　　　　　　　０．７増感色
素（ＩＶ−１４）　　　　　　　　３．６Ｘ　１０−’
増感色素（Ｉ　−５）　　　　　　　　４．ＯＸ　１０
−’マゼンタカプラー（Ｍ　−１）０．０７マゼンタカ
ブラー（Ｍ　−２）　　　　　　０．０４カラードマゼ
ンタカプラー（ＣＭ−１）　０．０４ＤＩＲ化合物　　
（Ｄ　−２）　　　　　　０．０１８高沸点溶媒　　　
（Ｏ１１２−２）　　　　　０．２０ゼラチン　　　　
　　　　　　　　　０．８第９層；高感度緑感性乳剤層
（ＧＨ） 沃臭化銀乳剤（Ｅｍ−３）０．９ 増感色素（ｒｖ−１４）　　　　　　　　２．２ｘ　１
０”増感色素（１−５＞　　　　　　　　２．４Ｘ　１
０−’マゼンタカプラー（Ｍ　−２）０．０４マゼンタ
カプラー（Ｍ　−３）　　　　　　０．０４カラードマ
ゼンタカプラー（ＣＭ−２）　０．０４ＤＩＲ化合物（
Ｄ−２）　　　　　　　０．００８高瀦点溶媒　　　（
Ｏｉ１２−２　）　　　　　０．１５ゼラチン　　　　
　　　　　　　　　０．９第１θ層；イエローフィルタ
ーＩＩ　（ＹＣ）黄色コロイド銀　　　　　　　　　　
０．１２色汚染防止剤（ＳＣ−１）　　　　　　０．１
高沸点溶媒　（Ｏｉｆｆ−２） ゼラチン ホルマリンスカベンジャ ホルマリンスカベンジャ 第１１層；低感度青感性乳剤層（ＢＬ）沃臭化銀乳剤（
Ｅｍ−１） 沃臭化銀乳剤（ＥＩｌｌ−２） 増感色素（ＳＤｉ） イエローカプラー（Ｙ−１）・・・ イエローカプラー（Ｙ−２） ＤＩＲ化合物　（Ｄ−１） 高沸点溶媒　　（ＯｌＱ−２） ゼラチン ホルマリンスカベンジャ（ＨＳ− 第１２層；高感度青感性乳剤層（ＢＨ）沃臭化銀乳剤（
Ｅｍ−４） 増感色素（ＳＤ−１） イエローカプラー（Ｙ−１）・・・ イエローカプラー（Ｙ−２） 高沸点溶媒　　　（Ｏｉｆｆ−２） ０．１３ ０．８ （ＭＳ−１）０゜０９ （ＭＳ−２）０．０７ ０．３５ ０．１５ ６、ＩＸ　１０−’ ０．６５ ０．１２ ０．０５ ０．１６ １．１ １）　　　０．０８ ０．６ １．８Ｘ　１０−’ ０．１８ ０．０２ ０、Ｏ４ ゼラチン ホルマリンスカベンジャ（ＨＳ ホルマリンスカベンジャ（ＨＳ 簸１３層；第１保護層（Ｐｒｏ−１） 微粒子沃臭化銀乳剤 （平均粒径０．０８ｐ　ｍ　Ａｇｌ　１モル％）紫外線
吸収剤（ＵＶ−１） 紫外線吸収剤（ＵＶ−２） 高沸点溶媒　（Ｏｉｆｆ−１） 高沸点溶媒　（ＯｉＱ−３） ホルマリンスカベンジャ（ＨＳ−１） ｔｔ　　　　　　（ＨＳ　　２） １．１ １）　　０．０５ ２）　　０．１２ セラチン 第１４層；第２保護層（Ｐｒｏ−２） アルカリ可溶性マント剤 （平均粒径２μｍ） ポリメチルメタクリレート （平均粒径３μｍ） 滑り剤　　（ＷＡＸ−１） ０．２ ０．０７ ０．１０ 口、０６ ０．０６ ０．１３ ０．３７ １．１ ０．０７ ０．０３ ０．０４ ゼラチン ０．６ 上記試料に用いた乳剤は下記の通りである。

Ｅ　ｍ　−１ 平均粒径　　　　　０．３５μｌ 平均沃化銀含有率　６．０モル％ 単分散性（個々の粒子の沃化銀含有率の相対標準偏差が
１８％）で３５モル％のＡｇｌ含有コアヲ持つ沃臭化銀 Ｅ　ｍ　−２ 平均粒径　　　　　０．５μ重 平均沃化銀含有率　６．８モル％ 単分散性（個々の粒子の沃化銀含有率の相対標準偏差が
１９％）で３５モル％のＡｇｌ含有コアヲ持つ沃臭化銀 Ｅ　ｍ　−３ 平均粒径　　　　　０．６５μＩ 平均沃化銀含有率　８．０モル％ 単分散性（個々の粒子の沃化銀含有率の相対標準偏差が
１８％）で３５モル％のＡｇｌ含有コアヲ持つ沃臭化銀 Ｅ　ｍ　−４ 平均粒径　　　　　０．８μｍ 平均沃化銀含有率　８．０モル％ 単分散性でアスペクト比３，５の双晶面を有する沃臭化
銀 又、上記試料に用いた化合物は下記の通りである。

２ Ｍ ■ Ｑ ＳＤ−１ ＵＶ −１ −２ ｕ−１ 重量平均分子量Ｍｗ＝３，０００ ｕ−２ Ｔ−１ Ｈ Ｓ Ｓ−２ ＡＦ−２ 尚上記組成物の他に、塗布助剤Ｓ　ｕ　　１　、分散助
剤５ｕ−２、粘度調整剤、硬膜剤Ｈ−１，Ｈ−２、安定
剤５Ｔ−１、かぶり防止剤ＡＦ−１、Ｍ　ｗ　：　１０
．００口及びＭ　Ｗ　：　１．１００．０００の２種の
ＡＦ−２を添加した。

上記試料に用いた乳剤の平均粒径は、立方体に換算した
粒径で示した。

各乳剤は、金・硫黄増感を最適に施した。

次に試料−１０１において、第３層、第４層、第５層、
第８層、第９層の増感色素を表−１のように変えた以外
は、全く試料１０１と同様にして、試料１０２〜１０６
を作製した。尚表−１に示されている増感色°素の総添
加量は、それぞれの層において試料１０１〜１０６共、
全て同一モル数になっている。

従って、試料による違いは増感色素の組合せと、そのモ
ル比である。

又、試料１０１−１０６の中に含まれる各乳剤は通常方
法により金、硫黄増感剤を用いて最適に化学感を施した
。

又、分光感度分布を求めるために以下の処理工程により
発色現像を行い、スペクトル露光を行し＼、Ｄ　ｍｉｎ
＋　０．３の濃度のところで、分光感度分布を決定する
各パラメーターを測定した。

結果を表−１に示す。

なお、処理は安定化タンク槽の容量の３倍の補充液か入
るまでランニングを行った。

（補充量は感光材料１ｍ２当りの値である。）ただし、
安定化処理は３槽カウンタカレントで行い、安定化液の
最終槽に補充され、その前槽にオーバフローが流入する
方式で行った。

更に、定着槽に統く安定化槽のオーバ７０−の一部（２
７５ｍ１２／ｍ２）を安定槽に流し込んだ。

使用した発色現像液の組成は次の通りである。

炭酸カリウム　　　　　　　　　　　　　３０ｇ炭酸水
素ナトリウム　　　　　　　　　　２．７ｇ亜硫酸カリ
ウム　　　　　　　　　　　　２．８ｇ臭化ナトリウム
　　　　　　　　　　　　１．３ｇヒドロキシルアミン
硫酸塩３　、２　ｇ塩化ナトリウム　　　　　　　　　
　　　０．６ｇ４−アミノ−３−メチル−Ｎ−エチル−
Ｎ−（β−ヒドロキシルエチル）アニリン硫Ｍ塩４−６
ｇジエチレントリアミン五酢酸　　　　　　３．０ｇ水
酸化カリウム　　　　　　　　　　　　１．３ｇ水を加
えてｌＱとし、水酸化カリウム又は２０％硫酸を用いて
ｐＨ＝　１０．０１に調整する。

使用した発色現像補充液の組成は次の通りである。

炭酸カリウム　　　　　　　　　　　　　４０ｇ炭酸水
素ナトリウム　　　　　　　　　　　３ｇ亜硫酸カリウ
ム　　　　　　　　　　　　　７ｇ臭化ナトリウム　　
　　　　　　　　　　０．５ｇヒドロキシルアミン硫酸
塩　　　　　　　３．２ｇ４−アミノ−３−メチル−Ｎ
−エチル−Ｎ−（β−ヒドロキシルエチル）アニリン硫
酸塩６．０ｇジエチレントリアミン五酸酢酸　　　　　
３．０ｇ水酸化カリウム　　　　　　　　　　　　　２
ｇ水を加えてｌＱとし、水酸化カリウム又は２０％硫酸
を用いてｐＨ−１０，１２に調整する。

使用した漂白液の組成は、次の通りである。

１．３−ジアミノプロパン四酢酸 第２鉄アンモニウム　　　　　　　　０．３５モルエチ
レンジアミン四酢酸２ ナトリウム　　　　　　　　　　　　　　　２ｇ臭化ア
ンモニウム　　　　　　　　　　　１５０ｇ氷酢酸　　
　　　　　　　　　　　　　　４０ｍ氾硝酸アンモニウ
ム　　　　　　　　　　　４０ｇ水を加えて１（２とし
、アンモニア水又は氷酢酸を用いてｐＨ４，５に調整す
る。

使用した漂白補充用液の組成は、次の通りである。

１．３−ジアミノプロパン四酢酸 第２鉄アンモニウム　　　　　　　　０．４０モルエチ
レンジアミン四酢酸２ ナトリウム　　　　　　　　　　　　　　　２ｇ臭化ア
ンモニウム　　　　　　　　　　　１７０ｇ硝酸アンモ
ニウム　　　　　　　　　　　５０ｇ氷酢氷酢酸　　　
　　　　　　　　　　　６１ｍｆｆ水を加えて１４とし
、アンモニア水又は氷酢酸を用いてｐＨ３，５にし、漂
白タンク液のｐＨが保てるように適宜調整する。

使用した定着液及び定着補充液の組成は次の通りである
。

チオ硫酸アンモニウム　　　　　　　　　１００ｇチオ
シアン厳アンモニウム　　　　　　　１５０ｇ無水重亜
硫酸ナトリウム　　　　　　　　２０ｇメタ重亜硫酸ナ
トリウム　　　　　　　　４．０ｇエチレンジアミン四
酢酸２ ナトリウム　　　　　　　　　　　　　　１．０ｇ水を
加えて７００ｍ１２とし、氷酢酸とアンモニア水を用い
てｐＨ＝　６．５に調整する。

使用した安定化液及び安定化補充液の組成は次の通りで
ある。

１．２−ペンツインチアゾリン−３−オン０．１ｇ ヘキサメチレンテトラミン　　　　　　０．２ｇへキサ
ヒドロ−１，３，５−）リス （２−ヒドロキシエチル）−５−１−リアジン　　０．
３ｇ水を加えてｌ（ｌとし、水酸化カリウム及び５０％
■）光源としてストロボと三波長蛍光灯を各々使用し、
ウェッジを通して感光材料を露光し、前述の現像処理を
行ない、Ｄｍｉｎ＋Ｑ、３の感度点（ＬｏｇＥ）を求め
た。ストロボ光光源での感度点（ＬｏｇＥ□）と、三波
長蛍光灯光源での感度点（ＬｏｇＥｚ）との感度差ΔＳ
ｓ、ΔＳＧ、ΔＳＩＩを求め、△△ＳＧ＝△Ｓ６−△Ｓ
Ｒ △△Ｓｉ−△Ｓ８−△Ｓ６ により算出した。

△△Ｓｏ、△△Ｓ、の両者が０に近い程、ストロボ光源
での色バランスに近いことを表しており、実際のプリン
ト上での色ズレを知るパラメーターになる。

２）実際にストロボと三波長蛍光灯を各々光源として使
用し、マクベスカラーチエッカ−及び人物の撮影を行な
い、ストロボ光源でグレ一部がプリント上でカラーチエ
ッカ−と同じグレーになるプリント条件で、プリントし
た時の蛍光灯光源でのプリントの肌色を目視判定した。

表−１で明らかなように、試料１０１〜１０３，１０６
は、好ましくない緑味、青味を帯びた生気のなり１肌色
再現になっている。

これに対し、本発明の試料１０４，１０５は、蛍光灯下
でも良好な肌色再現をしており、グレー再現も好ましい
。

又、本発明の構成内でもλ１１．ｍ＊ｘが余り長波にな
らない方が、ストロボ光での肌色再現時に黄色味か付き
難く、より好ましい肌色再現になることがわかった。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 支持体上に各々、少なくとも１層の青感性ハロゲン化銀
   乳剤層、緑感性ハロゲン化銀乳剤層及び赤感性ハロゲン
   化銀乳剤層を有するハロゲン化銀カラー写真感光材料に
   おいて、赤感性乳剤層の最高感度波長λ＿Ｒ＿ｍ＿ａ＿
   ｘ、その感度Ｓ＿Ｒ＿ｍ＿ａ＿ｘ、６１０ｎｍでの感度
   Ｓ＿Ｒ＿６＿１＿０、緑感性乳剤層の最高感度波長λ＿
   Ｇ＿ｍ＿ａ＿ｘ、その感度Ｓ＿Ｇ＿ｍ＿ａ＿ｘ、５４５
   ｎｍでの感度Ｓ＿Ｇ＿５＿４＿５が下記条件を満たすこ
   とを特徴とするハロゲン化銀カラー写真感光材料。 ５９０ｎｍ≦λ＿Ｒ＿ｍ＿ａ＿ｘ≦６２５ｎｍ　Ｓ＿Ｒ
   ＿６＿１＿０≧０．８Ｓ＿Ｒ＿ｍ＿ａ＿ｘ５２０ｎｍ≦
   λ＿Ｒ＿ｍ＿ａ＿ｘ≦５７０ｎｍ　Ｓ＿Ｇ＿５＿４＿５
   ≦０．８Ｓ＿Ｇ＿ｍ＿ａ＿ｘ