JPH03262927A - 熱線式空気流量計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は内燃機関における吸入空気流量測定のための空
気流量計に係り、特に熱線式空気流量計に関する。

〔従来の技術〕

整流格子を用いた熱線式空気流量計の例としては特開昭
６２−２３２５１７号があげられる。この例ではバイパ
ス通路が主通路にある場合と、側面にある場合の例があ
るが、本発明は前記バイパス通路が側面にある場合につ
いてである。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、熱線式空気流量計の上流側エアクリー
ナおよびダクトの形状、レイアウトによる偏流の影響に
ついては配慮されておらず、特にダクトが直角に曲った
形状の場合、その角度による偏心の影響が発生し、出力
特性が変動しやすい問題があった。

本発明の目的は実車装着時のエアクリーナおよびダクト
形状、レイアウトによる偏流の影響を低減することにあ
る。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、上流の偏流の影響の低減策として主通路に
取付けた整流格子の整流板の形状を空気の流れ方向に対
し斜めになるように構成したものである。

〔作用〕

主通路および内接する側面に偏心して設けたバイパス通
路を有するものにおいて、整流格子の整流板を流れに対
し斜めに傾むけて構成すれば、かつ、その傾きの方向は
、バイパス通路方向に空気が流れにくい方向にすること
により、上流のダクトが屈曲して流れに方向性があって
もバイパス通路には空気が入りにくいため、その方向、
偏流の影響をうけにくくなるものである。

〔実施例〕

以下、本発明のシ実施例を第１図の上面図および第２図
の断面図より説明する。第１図において空気通路は主通
路のボディ１とその一部を分流させるバイパス通路２よ
り構成され、前記バイパス通路２は主通路の中心より偏
心して配設される。

さらにバイパス通路２には吸入空気量を計測する熱ｌｌ
Ａ３と吸入空気の温度補償用の感温抵抗体４を配設して
いる。ここで熱線３は駆動用より制御用のモジュール５
により一定の温度に制御され、空気流量の変化を電気信
号として取出すように構成される。

一方、前記主通路のボディ１の入口には整流格子６を配
設する。前記整流格子６は上流のエアクリーナやダクト
の形状、レイアウト等により流れの偏流の影響を少なく
するために第３図に示すように整流板７に傾きを設け、
上流のダクトが屈曲して流れに方向性があっても偏流の
影響を低減するようにしである。

ここで前記、整流格子６は金属板を一部プレスによって
孔および傾きを設けることができ、安価な製品を提供で
きる。また、本発明によれば、バイパス通路への動圧を
低減できるためバイパス通路へのダクトの浸入を大幅に
軽減でき、耐汚損性も向上できる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、上流の偏流の影響を低減した安価な熱
線式空気流量計を提供しうる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す上面図、第２図はその
断面図、第３図は整流格子の断面図を示す。 ｌ・・・ボディ、２・・・バイパス通路、３・・・熱線
、４・・・感温抵抗体、５・・・モジュール、６・・・
整流格子、７・・・整流板。 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、主空気通路とバイパス通路を有し、前記バイパス通
   路には主通路に内接するように偏心して配接され吸入空
   気流量を計測する熱線と、空気温度を検出する感温抵抗
   体を設け、前記主空気通路入口部に整流格子を有する熱
   線式空気流量計において、前記整流格子の整流板の形状
   を、空気の流れ方向に対し斜めになるように構成したこ
   とを特徴とした熱線式空気流量計。 ２、請求項第１項記載の熱線式空気流量計において、前
   記整流格子をプレスにより形成したことを特徴とする熱
   線式空気流量計。