JP2000310552A - 空気流量計 - Google Patents

空気流量計

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JP2000310552A JP11119533A JP11953399A JP2000310552A JP 2000310552 A JP2000310552 A JP 2000310552A JP 11119533 A JP11119533 A JP 11119533A JP 11953399 A JP11953399 A JP 11953399A JP 2000310552 A JP2000310552 A JP 2000310552A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力ノイズを低減し、併せて脈動流下での順
流,逆流検知精度を向上した板型発熱抵抗体式の空気流
量計を提供する。 【解決手段】 内燃機関の吸気通路1内に配置した副通
路2に、順流,逆流の脈動空気流を検出する発熱抵抗体
式の双方向検知型空気流量測定素子(板形エレメント)
5が保持部材6aに保持されている。副通路2は、空気
流量測定素子5に順流,逆流のいずれの空気流も斜め方
向からあたる通路形状にしてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の吸気系
の一部を構成して吸入空気量を測定する空気流量計(空
気流量測定装置)に係わり、特に自動車用エンジン等に
吸入される空気流量を測定するのに適した発熱抵抗体式
の空気流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】発熱抵抗体式の空気流量計は、例えば、
空気流量測定用の発熱抵抗体と空気測温の機能をなす抵
抗体(これらの抵抗体は、いずれも温度に対する抵抗値
の変化の方向性に共通性を有する感温抵抗体であり、前
者については発熱を生じさせる電流を通電させて使用す
る)を用いて、空気流量(空気流速)により奪われる発
熱抵抗体の熱量が変化しても、発熱抵抗体と空気温度の
温度差が一定になるような電流を流すことで、この電流
を電気信号に変換し空気流量を求めている。
【0003】発熱抵抗体式の空気流量計として、板状の
保持部材の表面(平面)に空気流量測定素子となる感温
抵抗体(発熱抵抗体及び空気測温用の感温抵抗体)を印
刷したり、あるいは半導体微細加工により感温抵抗体を
形成した半導体チップを保持部材の表面に接着したいわ
ゆる板形のエレメントが提案されている。
【0004】また、板形のエレメントを用いる場合に
は、例えば、US Patent 4,433,576(Feb.28.1984)記載
の空気流量計では、エレメントの上流部にハニカム状な
どの整流格子を吸気通路の軸線に対して角度を付けて配
置したり、あるいはエレメントを吸気通路の軸線に対し
て斜めの角度を付けて配置することで、板状の保持部材
の表面に配置された空気流量測定素子に斜め方向から吸
入空気流が当たるようにしている。
【0005】また、特開平9−89621号公報には、
フローセンサ(エレメント)を内装するセンサ本体に配
管系統に直結可能な流入部と流出部を設け、この流入部
はフローセンサの主面に斜めから流体を差し向けるよう
にした技術が提案されている。
【0006】上記のように空気流量測定素子となる板形
のエレメントに斜め方向から吸入空気流があたるように
すると、エレメント表面上での乱流を防止し、また、空
気流とエレメント間の境界剥離をなくして空気流量計の
出力ノイズを低減させるのに効果的である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の空気流
量計(フローセンサ)は、空気の流れの方向性を認識し
ていないが、近年、内燃機関の空気流量計として順流,
逆流の空気流量を方向性を伴って検知する技術が提案さ
れている。
【0008】双方向検知型の空気流量計は、今までのよ
うな空気流の方向性を検知しないタイプのセンサよりも
流量測定精度が高く、排ガス規制,燃費向上に応えるも
のと評価されている。
【0009】すなわち、自動車等の内燃機関が運転中に
は、吸気通路中に、通常は吸入空気がエアクリーナ側か
らエンジンの方向に向いて流れているが(順流)、吸入
空気流は、内燃機関の吸入弁の動作や空気流の慣性力が
関係し合うことで脈動しており、この脈動が通常は順流
側(出力の正側)でおきているので問題はないが、脈動
空気流がエンジン吸気系の共振周波数と一致すると、脈
動振幅が増幅されて、脈動の一部がゼロレベルを下回
り、その結果逆流現象が生じることが知られている。こ
のような順流,逆流のサンプリング信号を方向性を問わ
ず積分して空気流量を算出すると、エンジンに流入する
空気流量を実際よりも多めに検出してしまうといった測
定誤差の問題が生じる。そこで、空気流量測定精度を今
まで以上に高めるためには、脈動流の積分値から逆流分
を引き算することで測定誤差を抑えることが必要とな
り、双方向検知型の空気流量計はこのようなニーズに応
えるものである。
【0010】双方向検知型の空気流量計は、直列接続さ
れた2個の空気流量測定用の発熱抵抗体を空気の流れ方
向に並べて配置し(ここでは、2個の発熱抵抗体のうち
順流方向を基準して上流側にある発熱抵抗体を第1発熱
抵抗体と称し、下流側にある発熱抵抗体を第2発熱抵抗
体と称する)、それらの発熱抵抗体に流れる電流の変化
から空気流量を検出する他に、順流の場合には第1発熱
抵抗体の方が第2発熱抵抗体より吸入空気流により奪わ
れる熱量が大きく、逆流の場合には第2発熱抵抗体の方
が第1発熱抵抗体より吸入空気流により奪われる熱量が
大きいので、それを第1,第2の発熱抵抗体の抵抗値
(第1,第2の発熱抵抗体の各両端電圧)の大小関係か
らとらえて順流,逆流を検知するものである(詳細は実
施の形態で説明する)。
【0011】上記のような順流,逆流の双方向の空気量
を検知しようとする場合に、既述のハニカムなどの整流
格子で対処しようとすると、ハニカムの設置数が増え、
その分、組立工程が増えコストも高くなる。また、主通
路の軸線方向に対して板形のエレメント(空気流量測定
素子)を角度を付けて配置するタイプの空気流量計で
は、逆流発生時には、発熱抵抗体を形成した面が流れに
対して裏側となってしまうため、双方向検知型の空気流
量計には不適である。また、センサ本体に、配管系統に
直結可能な流入口を斜めに設けるタイプのフローセンサ
は、内燃機関の吸気通路内に副通路を配置して構成され
る空気流量計に適用するには、その形状及び構造からし
て適していない。
【0012】本発明は以上の点に鑑みてなされ、その目
的は、内燃機関の吸気通路に副通路を配置しこの副通路
に板形のエレメント(空気流量測定素子)を設けた発熱
抵抗体式の空気流量計において、ハニカムのような特別
な整流格子を用いることなく、製造コストの低減を図り
つつ脈動流下においても順流逆流双方向の流れの空気流
量測定精度を向上させることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は基本的には、次
のように構成される。
【0014】すなわち、一つは、(1)内燃機関の吸気
通路(主通路)に配置した副通路に発熱抵抗体式の空気
流量測定素子を設けた空気流量計において、前記空気流
量測定素子は、順流,逆流の空気流量を検知するよう発
熱抵抗体を平面上に配置した双方向検知型の空気流量測
定素子であり、前記副通路は、前記空気流量測定素子に
順流,逆流のいずれの空気流も斜め方向からあたる通路
形状にしてあることを特徴とする。
【0015】その具体的態様例としては、前記副通路
は、入口,出口が前記吸気通路の軸方向に向いて開口し
ており、且つ入口から途中に至るまでの通路部とその途
中から出口に至るまでの通路部とが互いに向きが変わる
曲折した通路形状を成し、前記通路部のいずれも前記吸
気通路の軸線に対して垂直あるいは斜めになる角度で形
成され、前記副通路の曲折箇所の外曲り側に前記空気流
量測定素子が配置されているものを提案する。ここで、
副通路の入口,出口は順流の場合と逆流の場合とでは位
置関係が逆転するものである。本例をさらに具体的に例
示するとメインの吸気通路は、縦形の通路で、前記副通
路が横Uの字形又は横Vの字形の通路構造をなしている
ものが代表的なものである。
【0016】(2)もう一つは、上記同様の双方向検知
型の空気流量測定素子を用いる空気流量計において、前
記副通路の内壁には、前記空気流量測定素子に順流,逆
流のいずれの空気流も斜め方向からあたるように案内す
る空気流案内壁面が形成されていることを特徴とする。
【0017】具体的態様を例示すれば、前記副通路は直
管形状で、該副通路の入口,出口が前記吸気通路の軸方
向に向いて開口しており、前記空気流案内壁面は、前記
副通路の内壁のうち前記空気流量測定素子よりも上流側
及び下流側に形成した斜面よりなるものを提案する。
【0018】上記(1),(2)のように構成すれば、
整流格子のような特別な部材を副通路に装着することな
く、また、空気流量測定素子を構成する板形エレメント
を斜めに配置しなくとも、副通路自身の形状や副通路内
壁に形成した案内壁面を用いて順流,逆流のいずれの吸
入空気流も双方向検知型の空気流量測定素子の平面に斜
め方向からあてることが可能になる。したがって、順
流,逆流共にエレメント上の乱流や境界剥離を抑えて空
気流量の測定精度を高める。
【0019】(3)もう一つは、前記副通路は、その入
口,出口の開口面積に差を設けたり、あるいは前記副通
路における前記空気流量測定素子の上流側の通路部と下
流側の通路部との形状,構造の少なくとも一つに差異を
与えることで順流検知感度と逆流検知感度の調整を図っ
ているものを提案する。
【0020】内燃機関の脈動する吸入空気流を検出する
場合、その検出信号の波形は、順流成分と逆流成分の比
率は一定ではなく順流成分が大部分を占めるのが普通で
ある。一方、発熱抵抗体の応答遅れ、電子回路の応答遅
れ及び電子回路出力信号の読み取り方法によっては、空
気脈動波形を忠実に再現することができないこともあ
り、結果として逆流の検出感度が低下した出力波形とな
る場合がある。このように逆流の検出感度が低下した場
合には、上記したように逆流成分の比率が小さいと、思
うように逆流成分を検出することができず、空気流量の
測定精度が低下する場合がある(この詳細は実施の形態
の項で説明する)。本発明では、順流検知感度と逆流検
知感度の調整を図ることで、精度良く逆流成分を含む脈
動流を検出することが可能となり、このような問題に対
処することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面を用いて説
明する。なお、各図における符号で同一或いは共通する
要素には、同一の符号を使用している。
【0022】まず、第1実施例について図1〜図6によ
り説明する。図1(a)は本発明の一実施例に係る内燃
機関の空気流量計の縦断面図〔図1(b)のB−B線で
断面した図)、図1(b)は上記(a)のA−A線で断
面した斜視図、図2は図1(a)のC部を拡大して空気
流量測定素子の一部を表した部分拡大平面図、図3は本
実施例に用いる空気流量測定素子の一例を示す平面図、
図4は本実施例における吸入空気の流れ状態を示す模式
図、図5は空気流量計の副通路部と回路ケースとを一体
化したユニットの外観斜視図、図6は空気流量計の電気
回路図である。
【0023】1は吸気流量計のボディであり、吸気通路
系に組み込まれて吸気通路(主通路)を構成し、吸気通
路(以下、主通路と称する)1内部に空気流量測定用の
副通路2と電子回路3を内装するモジュールケース(回
路ケース)4とを一体に結合したセンサユニットが、主
通路1の壁面に設けた取付穴1aを介して主通路1の径
方向から挿入,配置されている。モジュールケース4の
背面には、外部のエンジン制御ユニットと電気的に接続
するためのコネクタ8が一体に形成されている。
【0024】上記センサユニットはフランジ4aを吸気
通路側壁の取付穴1aの周縁に接着することで固定され
ている。
【0025】空気流量測定素子5とその信号を処理する
電子回路(信号処理回路)3とは、保持部材6上に接着
により固定され、両者はリード線7を介してワイヤボン
ディングされることにより電気的に接続されている。保
持部材6はその一部6aがモジュールケース4から副通
路2内に突出し、その突出した部分に空気流量測定素子
5が配置されている。
【0026】空気流量測定素子5は、例えば半導体基板
を微細加工処理して形成される板形(板状チップ)のエ
レメントであり、一例をあげれば、単結晶シリコン基板
上に電気絶縁層を形成し、その平面上に図2及び図3に
示すように、順流を基準にして上流側から順に空気測温
用の感温抵抗体50と第1,第2の発熱抵抗体51,5
2とを形成してなる。このエレメントを板状の保持部材
6の先端面6aに配置することで板形エレメントを構成
しているが、半導体型エレメントに代わり、図15に示
すように保持部材6表面に直接、パターン印刷により空
気測温抵抗体50及び発熱抵抗体51,52を形成して
板形のエレメントを構成してもよい。
【0027】発熱抵抗体51,52も空気測温用の感温
抵抗体50と共通の温度−抵抗特性を有する感温抵抗体
であるが、発熱抵抗体51,52には発熱を生じさせる
程度の電流が流れるよう設定されている。
【0028】第1,第2の発熱抵抗体51,52は直列
に接続され、発熱抵抗体51の一端は、引出線53によ
り端子電極63に接続され、発熱抵抗体52の一端は引
出線54により端子電極64に接続されている。発熱抵
抗体51,52の中間点は引出線55により端子電極6
5に接続されている。感温抵抗体50は、一端が引出線
56により端子電極61に接続され、他端が引出線57
により端子電極62に接続されている。これらの端子電
極61〜64は、電子回路3側の端子電極81〜85に
各リード線7を介して接続され、このような接続によ
り、発熱抵抗体51,52と感温抵抗体50は、図6に
示すように電子回路3側に設けた固定抵抗R1,R2と
共にブリッジ回路を構成している。電子回路3側には、
固定抵抗R1,R2の他に,トランジスタTr,オペア
ンプOp1,Op2,固定抵抗R3,R4が形成されて
いる。
【0029】第1,第2の発熱抵抗体51,52の熱量
は空気流量に応じて奪われるが、オペアンプOp1及び
トランジスタTrにより、感温抵抗体50により検出さ
れる吸入空気の温度に対して所定温度ΔThだけ高くな
る方向に発熱抵抗体51,52に流れる電流が制御され
る。吸入空気量は発熱抵抗体51,52から奪われる熱
量に比例するため、発熱抵抗体51,52に流れる電流
の値が空気量に対応した値となり、この電流を抵抗R1
で電圧に変換して出力する。
【0030】副通路2を流れる吸入空気が順流の場合
は、発熱抵抗体51の方が発熱抵抗体52よりも吸入空
気流による冷却効果が大きく、このとき発熱抵抗体5
1,52に流れる電流値は同じ(換言すれば発熱量は同
じ)であるので、上流側である発熱抵抗体51の温度の
方が発熱抵抗体52よりも低い値となる。また、吸入空
気が逆流である場合には、上記とは反対に、発熱抵抗体
52の温度の方が発熱抵抗体51より逆流による冷却効
果が大きく、発熱抵抗体52の方が発熱抵抗体51より
も温度が低くなる。したがって、発熱抵抗体51と発熱
抵抗体52の両端電圧を比較して、両抵抗体の温度(抵
抗値)をオペアンプOp2で比較することにより、空気
流の方向を検出することができる。
【0031】自動車等の内燃機関では、運転中には、通
常は順流(エアクリーナ側からエンジン)の吸入空気が
流れるが、運転状態によっては既述したように、逆流が
流れることもあり、したがって、空気流量値を正確に算
出する場合には、発熱抵抗体51,52を介して検出し
た出力の積分値から逆流分を引き算する必要があり、そ
のために上記の逆流検出が活用される。
【0032】副通路2は、入口,出口となる開口部2
a,2bが吸気通路1の軸方向に向いている(図1参
照)。開口部2a,2bは順流,逆流でその入口,出口
が逆転する。ここでは、順流の場合の入口2a,出口2
bを基準にして、副通路2の形状及び構造を説明する。
【0033】副通路2は、図1(b)に示すように入口
2aから途中に至るまでの第1の通路部21とその途中
から出口2bに至るまでの第2の通路部22とが互いに
向きが変わる曲折した通路形状を成し、いずれの通路部
21,22も主通路1の軸線に対して垂直あるいは斜め
になる角度を有する。ここでは、主通路1は縦形の通
路、副通路2が横Uの字形の通路形状を成している。
【0034】副通路2の曲折箇所(通路部21と22の
間)の外曲り側の内壁面2cは、副通路2を主通路1に
セットした時に主通路1の軸線に向いた平面となるよう
に形成されており、この内壁面2cに沿って空気流量測
定素子となる板形エレメント5が副通路2の外曲り側に
配置されている。空気流量測定素子5は、保持部材6の
一部6aを副通路2内に導いて片持ち状態で保持され、
この片持ち状態で、図4に示すように保持部材6の一部
6aを内壁面2c上に微小空隙gを確保するように浮か
して、空気流量測定素子5の熱が副通路壁面を介して逃
げるのを防止し、また、空気流量測定素子5は内壁面2
cと平行(ほゞ平行を含む)になるように配置されてい
る。
【0035】本実施例の副通路2内を流れる空気流は図
4の矢印に示すようになり(図4は順流の場合の吸入空
気の流れを示しているが、逆流の場合はその流れ方向が
順流と逆になる)、順流,逆流いずれの場合にも空気流
が空気流量測定素子5に斜め方向(斜め角度)からあた
ることになる。
【0036】したがって、双方向検知型の板形エレメン
ト(空気流量測定素子)5を主通路1の軸線方向に平行
或いはほゞ平行に取り付けることにより、特に構造的に
は複雑な取付構造を採用することなく、また特別な整流
素子を用いることなく、順流,逆流のいずれに対して
も、板形の発熱抵抗体式空気流量検出素子の最大の課題
である空気流乱れや境界剥離による出力ノイズを低減
し、空気流量測定精度を高めることができる。
【0037】このような副通路2を形成する場合には、
型抜きの都合から、例えば図5に示すように副通路2の
ボディ(箱形)を符号23,24の2部品に分割し、そ
のうちの通路部品24が副通路2の一側壁面を構成し、
残りの副通路要素を通路部品23で構成する。或いは図
8の断面斜視図に示すように(図8も図1のA−A線を
断面して示す斜視図である)、副通路2のボディを符号
24,25の2部品に分割し、曲折した副通路の内曲り
側を構成する部品25を外曲り側を構成する箱形部品2
4に組み込むような態様がある。
【0038】図7は本発明の他の実施例を示す断面図で
ある。本実施例において、副通路2の第1,第2の通路
部21,22及び双方向検知型の板状の空気流量検出素
子5等の基本的な配置は図1の実施例と同等であるが、
副通路2は、その入口,出口の開口面積に差を設けた
り、あるいは副通路における上流側の通路部と下流側の
通路部との形状,構造の少なくとも一つに差異を与える
ことで順流検知感度と逆流検知感度の調整を図ってい
る。ここでは、一例として、副通路2は、第2の通路部
22に対して第1の副通路部21が短くなっている点
と、第1の通路部21側の開口部(順流の場合の空気流
入口)2aを第2の通路部21側の開口部(逆流の場合
の空気流入口)2bよりも開口面積を広くしている点が
第1実施例と異なる(第1実施例では、通路部21,2
2の通路長及び開口2a2bの開口面積を等しくしてい
る)。以上の二つの構成の組み合わせにより第1通路部
21の開口部2aと第2通路部22の開口部2bに発生
する動圧と負圧のバランスを変化させることが可能とな
り(順流の場合には副通路2の開口部2aに動圧がかか
り、開口部2bに負圧が生じ、逆流の場合には開口部2
bに動圧がかかり、開口部2aに負圧が生じる)、副通
路内部での空気流量測定素子5の順流と逆流の検出感度
を変化させることが可能となる。なお、副通路2の通路
部21と22の長さの比、及び通路開口2a,2bの順
流,逆流の検出感度要求に応じて面積の比は任意に変化
させまた逆転させることも可能である。
【0039】順流と逆流の検出感度を変える場合は、次
のような場合である。これを、図14を参照して説明す
る。
【0040】図14(a)には、脈動空気流が吸気系の
共振周波数に一致して脈動が増幅されて順流,逆流が生
じた場合の波形を模式的に示したものであり、破線Aは
真の脈動空気流に相当する信号波形であり、その信号の
波形は、順流成分と逆流成分の比率は一定ではなく順流
成分が大部分を占めるのが普通である。この真の出力を
取り出せれば問題はないが、実際のセンサ出力波形は、
発熱抵抗体の応答遅れ、電子回路の応答遅れ及び電子回
路出力信号の読み取り方法によっては、空気脈動波形を
忠実に再現することができないこともあり、この場合に
は、一点鎖線Bに示すように真の振幅Aより小さくなっ
た信号が出力される場合がある。このように振幅が小さ
くなると、出力信号全体がゼロレベルよりも正側に位置
し結果として逆流の検出感度が低下することになる。こ
のように逆流の検出感度が低下した場合には、図14
(a)(b)に示すように平均流量の真の流量値aと実
際に出力された信号の流量値bとに誤差が生じ、空気流
量の測定精度が低下する場合がある。本実施例では、順
流検知感度と逆流検知感度の調整を図ることで、精度良
く逆流成分を含む脈動流を検出することが可能となり、
このような問題に対処することができる。
【0041】図9は本発明の他の実施例に係る空気流量
計の副通路部を示す断面斜視図(図1のA−A線に相当
する断面斜視図)である。
【0042】本実施例において、図9に示されていない
主通路1は図1と同様に縦形の通路で、副通路2が横V
の字形の通路形状をなすことにより、副通路2の入口,
出口となる開口2a,2bが主通路1の軸方向に向いて
おり、その開口2aから途中に至るまでの第1の通路部
21とその途中からもう一つの開口2bに至るまでの第
2の通路部22とが互いに向きが変わる曲折した通路形
状を成し、且ついずれの通路部21,22も主通路1の
軸線に対して斜めになる角度を有している。また、副通
路2の曲折箇所の外曲り側の壁面2cに双方向検知型の
空気流量測定素子(板形エレメント)5が配置されてい
る。本例では、平面状の壁面2cを窪ませて、この窪み
に空気流量測定素子5が主通路1の軸線に平行に配置さ
れている。
【0043】本実施例によれば順流の場合には開口部2
a及び通路部21を通して吸入空気流が空気流量測定素
子5の表面に斜め上方から当たり、逆流の場合には開口
部2b及び通路部22を通して逆流の吸入空気流が空気
流量測定素子5の表面に斜め下方から当たる。また、空
気流量測定素子を保持する保持部材の先端6aは窪みの
ある壁面に位置するので、順流,逆流の空気流共に空気
流量素子5にスムーズに斜めから当たる。本実施例にお
いても、内燃機関の吸入空気流量を順流,逆流共に、副
通路の構造を複雑化することなく整流格子のような特別
な部材を設けることなく精度良く測定することができ
る。
【0044】図10は図9の応用例であり、副通路2の
形状及び双方向検知板型空気流量検出素子5等の基本的
な配置は図9と同等であるが、副通路2における第2の
通路部22に対して第1の通路部21の方を短くし、ま
た、通路部21の主通路1(図1参照)の軸線方向に対
する角度θ1は通路部22の主通路1軸線方向に対する
角度θ2に対して小さくなっている。以上の二つの構成
の組み合わせにより副通路の第1の通路部21の開口2
a,第2の通路部22の開口2bに発生する動圧と負圧
のバランスを図7同様に変化させ、また双方向検知型の
空気流量測定素子5に当たる空気流の角度を順流と逆流
で変化させることができ、副通路内部での順流と逆流の
検出感度を変化させることが可能となる。なお、副通路
2における第1の通路部21と第2の通路部22の長さ
の比、及び第1の通路部21と第2の通路部22の角度
の比は任意に変化させまた逆転させることもできる。
【0045】図11は本発明の他の実施例である副通路
部分を示す断面斜視図(図1のA−A線に相当する箇所
の断面斜視図)である。
【0046】本実施例も副通路2は回路ケース4と一体
化されてセンサユニットを構成し、且つ図1に示すよう
な主通路1の通路壁に設けた取付孔1aを介して主通路
1の径方向から装着するものであり、双方向検知型の空
気流量測定素子(板形エレメント)5が保持部材の先端
6aの片持ち保持されて、副通路3の片側の壁面近傍に
主通路1の軸線方向と平行に配置されている。
【0047】副通路2は、直管形状で、副通路2の入
口,出口となる開口2a,2b(開口2a,2bは順
流,逆流で入口,出口が逆転する)が主通路1の軸方向
に向いており、双方向検知型の空気流量測定素子5が配
置された側の壁面と反対の壁面には、順流,逆流のいず
れの空気流も空気流量測定素子5の表面に斜め方向から
当たるように案内する空気流案内壁面26,27が形成
されている。空気流案内壁面26,27は、副通路2の
内壁のうち空気流量測定素子5よりも上流側及び下流側
に形成した突起に斜面を設けてなる。
【0048】本実施例においても、副通路2内を通過す
る空気流は、順流の場合には案内壁面26により流れの
向きを変えて双方向検知型の空気流量測定素子5表面に
斜め上方からあたり、逆流の場合には、案内壁面27に
より流れの向きを変えて空気流量測定素子5表面に斜め
下方から当たることになる。
【0049】図12は図11の実施例の応用例であり、
図11では案内壁面26,27の斜面角度及び斜面高さ
を同等としたが、図12では、案内壁面26,27の斜
面角度及び斜面高さを異ならせており、一例として案内
壁面27の斜面角度及び斜面高さを案内壁面26に比べ
て大きくしている。本実施例においても、双方向検知型
の空気流量測定素子5に当たる空気流の角度を順流と逆
流で変化させることができ、副通路内部での順流と逆流
の検出感度を変化させることが可能となる。なお、案内
壁面(斜面)26,27の突き出し高さ及び角度の比
は、要求検出感度に応じて任意に変化させまた逆転させ
ることもできる。
【0050】図13(a),(b),(c)は副通路2
内に形成する案内壁面26,27の別の態様で、いずれ
も一つの突起30を利用して第1,第2の案内壁面2
6,27を形成しており、(a)は案内壁面26,27
の斜面角度及び斜面長さを同等とし、(b)は案内壁面
26,27の斜面角度及び斜面長さを異ならせたもので
あり、(c)は空気流量測定素子5及びその保持部材6
aを副通路2の壁面2cに埋め込んで例である。
【0051】図16は、空気流量測定素子5を保持する
板状の保持部材6が副通路2の壁の一面を形成するよう
にしたものであり、部品の簡略化を図っている。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、双方向検知型の空気流
量検出素子を用いた空気流量計において、内燃機関の吸
気通路内に配置される副通路自身の形状,構造のみを変
更することにより、コストの増加を招くこと無く乱流の
影響を受けづらい通路を構成して、順流,逆流の脈動流
を高精度に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例に係る空気流量計の
縦断面図、(b)は上記(a)のA−A線を断面して示
す斜視図。
【図2】図1(a)のC部を拡大して空気流量測定素子
の一部を表した部分拡大平面図。
【図3】空気流量測定素子の拡大平面図。
【図4】本実施例における吸入空気の順流の流れ状態を
示す模式図。
【図5】空気流量計の副通路部と回路ケースを一体化し
たユニットの外観斜視図。
【図6】上記実施例に用いる空気流量測定の電気回路を
示す図。
【図7】本発明の他の実施例を示す縦断面図。
【図8】本発明の他の実施例を示す断面斜視図。
【図9】本発明の他の実施例を示す断面斜視図。
【図10】本発明の他の実施例を示す縦断面図。
【図11】本発明の他の実施例を示す断面斜視図。
【図12】本発明の他の実施例を示す縦断面図。
【図13】本発明の他の実施例を示す縦断面図。
【図14】空気流量測定素子の脈動空気流量と出力特性
図。
【図15】本発明の他の実施例を示す断面斜視図。
【図16】本発明の他の実施例を示す断面斜視図。
【符号の説明】
1…吸気通路(主通路)、2…副通路、3…電子回路
(信号処理回路)、4…回路ケース、5…双方向検知型
の空気流量測定素子、6…保持部材、7…リード線、2
1,22…副通路の第1,第2通路部、26,27…空
気流案内壁面、50…空気測温用の感温抵抗体、51,
52…発熱抵抗体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 五十嵐 信弥 茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式会 社日立カーエンジニアリング内 (72)発明者 渡辺 泉 茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式会 社日立カーエンジニアリング内 (72)発明者 中田 圭一 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内 Fターム(参考) 2F030 CB07 CC14 CE02 CF09 2F034 AA02 AB05 DB09 DB15 2F035 AA02 EA03 EA04 EA08

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の吸気通路に配置した副通路に
    発熱抵抗体式の空気流量測定素子を設けた空気流量計に
    おいて、 前記空気流量測定素子は、順流,逆流の空気流量を検知
    するよう発熱抵抗体を平面上に配置した双方向検知型の
    空気流量測定素子であり、 前記副通路は、前記空気流量測定素子に順流,逆流のい
    ずれの空気流も斜め方向からあたる通路形状にしてある
    ことを特徴とする空気流量計。
  2. 【請求項2】 前記副通路は、入口,出口が前記吸気通
    路の軸方向に向いて開口しており、且つ入口から途中に
    至るまでの通路部とその途中から出口に至るまでの通路
    部とが互いに向きが変わる曲折した通路形状を成し、前
    記通路部のいずれも前記吸気通路の軸線に対して垂直あ
    るいは斜めになる角度で形成され、 前記副通路の曲折箇所の外曲り側に前記空気流量測定素
    子が配置されている請求項1記載の特徴とする空気流量
    計。
  3. 【請求項3】 前記吸気通路は縦形の通路で、前記副通
    路が横Uの字形又は横Vの字形の通路形状をなしている
    請求項2記載の空気流量計。
  4. 【請求項4】 内燃機関の吸気通路に配置した副通路に
    発熱抵抗体式の空気流量測定素子を設けた空気流量計に
    おいて、 前記空気流量測定素子は、順流,逆流の空気流量を検知
    するよう発熱抵抗体を平面上に配置した双方向検知型の
    空気流量測定素子であり、 前記副通路の内壁には、前記空気流量測定素子に順流,
    逆流のいずれの空気流も斜め方向からあたるように案内
    する空気流案内壁面が形成されていることを特徴とする
    空気流量計。
  5. 【請求項5】 前記副通路は直管形状で、該副通路の入
    口,出口が前記吸気通路の軸方向に向いて開口してお
    り、前記空気流案内壁面は、前記副通路の内壁のうち前
    記空気流量測定素子よりも上流側及び下流側に形成した
    斜面よりなる請求項4記載の空気流量計。
  6. 【請求項6】 前記空気流量測定素子は板状の保持部材
    により支持され、この保持部材が前記副通路の壁の一面
    を形成する請求項1ないし5のいずれか1項記載の空気
    流量計。
  7. 【請求項7】 前記副通路は、その入口,出口の開口面
    積に差を設けたり、あるいは前記副通路における前記空
    気流量測定素子の上流側の通路部と下流側の通路部との
    形状,構造の少なくとも一つに差異を与えることで順流
    検知感度と逆流検知感度の調整を図っている請求項1な
    いし6のいずれか1項記載の空気流量計。
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