JPH0320619A - 熱線式空気流量計 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は内燃機関に供給される空気流量を検出する熱線
式空気流量計の構造に関する。

〔従来の技術〕

従来のバイパス通路を有する装置は，特開昭５８−１０
９８１６号公報に記載のように、バイパス通路の出口開
口を規定値にすることにより、吸入空気流量を高精度に
検出する構造となっている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、主空気通路と直角の方向に通る角形バ
イパス通路の断面形状については配慮がさ・れておらず
、角形バイパス通路内に空気の乱れが発生しノイズが大
きく出力特性がバラック問題がある。

本発明の目的は、前記角形バイパス通路内の空気の乱れ
を小さくすることにより、高精度な出力特性を得ること
にある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、主空気通路と直角の方向に通る角形バイパ
ス通路の断面形状を長方形とし，深さを同通路幅の１．
２倍以上とすることにより達成される。

〔作用〕

主空気通路と直角の方向に通る角形バイパス通路の断面
形状を長方形とし同通路の深さを幅の１．２倍以上にす
ることにより，主空気通路内にある断面形状が丸型の主
通路と平行なバイパス通路入口から入った空気が、前述
の丸形バイパス通路及び角形バイパス通路内を空気の乱
れを起さずに流れるため，丸形バイパス通路中にある。

発熱抵抗体が空気の乱れを受けず、最良の状態で空気流
量を検出することができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図〜第４図で説明する。

主空気通路と直角の方向に通る角形バイパス通路の断面
形状を長方形とした、熱線式空気流量計の構造は第１図
，第２図で示すように、アルミダイカスト製のボディｌ
と、モジュール２から構或される。ボディ１に吸入され
た空気は主空気通路５と主空気通路５内に設けたバイパ
ス通路人口６に分流して流れる。バイパス通路入口６か
ら入って来た空気は丸形バイパス通路６ａを通り主空気
通路５と直角の方向に通る長方形断面角形バイパス通路
６ｂを通過し、バイパス通路出口８より主空気通路５に
合流する。主空気通路５と直角の方向に通る長方形断面
角形バイパス通路６ｂは下流側を別部材の通路カバー７
によって覆い取付けネジ９によりボディエに組み込んで
構威している。一方丸形バイパス通路６ａには発熱抵抗
体３及び感温抵抗体４が配置され，丸形バイパス通路６
ａを流れる空気流量から全空気流量を想定し測定する方
式を取っている。第３図は主空気通路５と直角の方向に
通る長方形断面角形バイパス通路６ｂの断面構造（第２
図Ａ−Ａ断面）を示したものである．第４図は従来形の
角形バイパス通路（深さ：幅＝１　：　１．１）と本発
明の角形バイパス通路（深さ二幅＝１．２：１）のノイ
ズ比較データである。このデータから分るように、主空
気通路５と直角の方向に通る長方形断面角形バイパス通
路６ｂの深さを同通路の１．２倍以上にすることにより
ノイズを低減する効果がある。

〔発明の効果〕

本発明によれば，丸形バイパス通路及び角形バイパス通
路内の空気の乱れを低減できるので高精度な出力特性を
検出する熱線式空気流量計を提供できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す熱線式空気流量計の縦
断面図、第２図は第１図の右側面図、第３図は第２図の
Ａ−Ａ断面図、第４図は従来品と本発明品のノイズ比較
データを示す図である。 １・・ボディ、２・・・モジュール、３・・・発熱抵抗
体、４・・・感温抵抗体，５・・・主空気通路、６・・
・バイパス通路入口、６ａ・・・丸形バイパス通路、６
ｂ・・・角形バイパス通路、７・・・通路カバー　８・
・・バイパス通亭　１　の ２ −２２

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、主空気通路内にバイパス通路入口部を有し、さらに
   、前記主空気通路と平行のち主空気通路と直角の方向に
   通るバイパス通路を設けたボディを有する熱線式空気流
   量計において、主空気通路と直角の方向に通る角形バイ
   パス通路断面を長方形としたことを特徴とする熱線式空
   気流量計。 ２、第１項において、主空気通路と直角の方向に通る角
   形バイパス通路断面の深さを同通路の幅の１．２倍以上
   としたことを特徴とする熱線式空気流量計。