JPS606736Y2 - 吸入空気量測定装置 - Google Patents

吸入空気量測定装置

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Publication number
JPS606736Y2
JPS606736Y2 JP13919082U JP13919082U JPS606736Y2 JP S606736 Y2 JPS606736 Y2 JP S606736Y2 JP 13919082 U JP13919082 U JP 13919082U JP 13919082 U JP13919082 U JP 13919082U JP S606736 Y2 JPS606736 Y2 JP S606736Y2
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JP
Japan
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bypass passage
throttle
measuring device
air amount
amount measuring
Prior art date
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Expired
Application number
JP13919082U
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English (en)
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JPS5914020U (ja
Inventor
豊 西村
宜茂 大山
隆生 笹山
Original Assignee
株式会社日立製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は吸入空気量を検出して必要燃料量をエンジンに
供給する電子制御式燃料噴射装置に係り特に吸入空気量
を空気中に配置された温度依存抵抗を用いて検出する吸
入空気量測定装置に関するものである。
まず第1図に基づき最近提案されている電子制御式燃料
噴射装置を説明する。
第1図において、吸入空気はエアクリーナ1、吸気管5
、絞弁3、吸入弁4を通通ってエンジンに供給される。
吸気管5の一部に絞り部2(例えばベンチュリ)を設け
、この絞り部2にエアクリーナ1、熱線式流量計9を通
って連通ずるバイパス通路11が設けられている。
演算回路8には熱線流量計9、エンジン回転数測定器1
0の信号、絞弁開度、冷却水温、油温などが入力され、
これに基づいて要求燃料流量が演算されて必要燃料が燃
料噴射弁7より噴射される。
なお6は燃圧レギュレータである。
このような燃料噴射装置において、この熱線式流量計9
は特開昭49−46767号公報等に開示されている。
ところで、バイパス通路11と絞り部2を通過する空気
の量は常に比例関係にあることが不可欠である。
これは、バイパス通路11を通過する空気量を熱線式流
量計9で検出して間接的に絞り部2を通過する空気量を
割り出すためである。
しかしながら、第1図の例ではバイパス通路11の出口
12は絞り部2に1個のみ開口しているため絞り部2を
通過する空気量とバイパス通路11を通過する空気量が
比例関係をとらないという問題が発生した。
この理由は、絞り部2を通過する空気の速度は絞り部2
の壁面についてすべて一様でなく、この結果速度によっ
て生じる負圧が一様でなくなり、バイパス通路11と絞
り部2を通過する空気量が比例関係にならなくなるもの
である。
つまり、絞り部2の下流には絞弁3が設けられており、
この絞弁3の開き角によって絞り部2を通過する空気の
速度が絞り部2の全内周壁にわたって一様でなくなるか
らである。
したがって出口12を速度が最も大きい壁面に設けた時
、その最大速度に応じた流量がバイパス通路11を流れ
実際に絞り部2を通過する空気量よりも見かけ上多量の
空気が流れたという信号を熱線流量計9は出力し、逆に
出口12を速度が最も遅い壁面に設けた時、その最小速
度に応じた流量がバイパス通路11を流れ実際に絞り部
2を通過する空気量より見かけ上少量の空気が流れたと
いう信号を熱線流量計9は出力するようになる。
このため、燃料噴射量は空気流量に対応した量にならな
いという欠点がある。
本考案の目的は絞り部を流れる空気量とバイパス通路を
流れる空気量が比例関係になるようなバイパス通路の開
口を提案するもので、その特徴はバイパス通路の出口を
絞り部のほぼ全内周壁に渡って開口せしめ、絞り部に生
じる平均圧力がバイパス通路にかかるようにしたもので
ある。
以下第2図に基づき本考案を説明する。
第2図において、絞り部2の全内周部にはバイパス通路
11の出口を形成する多数の孔121が設けられており
、この孔121はバイパス通路11に接続されている。
したがって孔121には絞り部2の全内周壁に生じる圧
力がかかり、この圧力は平均化されてバイパス通路11
に導びかれるため、バイパス通路11を流れる空気量は
絞り部2を通過する空気量と比例関係を有するようにな
るものである。
したがって、熱線式流量計9は絞り部2を通過する空気
量を表わし、正確な燃料量を得るための信号となるもの
である。
第3図は本考案の他の実施例であり、第2図に示す多数
の孔121の代りに、絞り部2の全内周壁に開口するス
リット13を設けたものである。
そして、このスリット13はバイパス通路11へ接続さ
れている。
したがって、この第3図に示す実施例でも絞り部2に生
じた圧力の平均圧力がバイパス通路11へ導びかれるた
めバイパス通路11を流れる空気量は絞り部2を通過す
る空気量と比例関係を有するようになるものである。
尚、第3図の実施例では、第2図の実施例に比較して、
絞り部2の全内周壁から圧力をとっているため、より平
均された圧力が得られるものである。
第4図は、本考案の更に他の実施例を示すものでより比
例関係を向上する例を示したものである。
すなわち、エンジンはパックファイヤを生じるものであ
るが、バツクファイヤが生じると熱線式流量計が損傷腰
この結果バイパス通路11を流れる空気量が正確に検出
できなくなり比例関係がくずれる問題がある。
そこで、第4図に示す通り、バイパス通路11と並列に
安全通路14を設け、この安全通路14をエアクリーナ
1および熱線式流量計9の下流のバイパス通路11に開
口腰更にその途中に安全弁15を設けたものである。
したがって、パックファイヤを生じると安全弁15が開
き、その圧力を安全通路14へ逃がすため熱線流量計9
の損傷がなくなるものである。
また、絞り部2を通過する空気量とバイパス通路11を
流れる空気量の比例関係および比例定数を精度良く決め
るため熱線流量計9の上流、下流に精度良く仕上げられ
たオリフィス16.17が設けられている。
以上述べた通り、本考案ではバイパス通路の出口を絞り
部のほぼ全内周壁に開口させたように構成したため絞り
部の平均圧力がバイパス通路にかかり、バイパス通路お
よび絞り部を流れる空気量が比例関係を有するようにな
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は最近提案された電子制御式燃料噴射装置の構成
図、第2図は本考案になる吸入空気量測定装置を備えた
電子制御式燃料噴射装置の構戊図、第3図、第4図は本
考案の他の実施例になる吸入空気量測定装置の断面図で
ある。 1・・・・・・エアクリーナ、2・・・・・・絞り部、
3・・・・・・絞弁、4・・・・・・吸入弁、5・・・
・・・吸気管、6・・・・・・燃圧レギュレータ、7・
・・・・・燃料噴射弁、8・・・・・・演算回路、9・
・・・・・熱線流量計、10・・・・・・エンジン回転
数測定器、11・・・・・・バイパス通路、121・・
・・・・孔口、13・・・・・・スリット。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 エンジンに空気を供給する吸気管、前記吸気管の途
    中に設けられた絞弁、前記絞弁の上流の前記吸気管に形
    成された絞り部、前記絞り部の上流と前記絞り部を前記
    吸気管とは別に結ぶバイパス通路、前記バイパス通路の
    途中に設けた熱線流量計とよりなる吸入空気量測定装置
    において、前記バイパス通路の出口は前記絞り部のほぼ
    全内周壁に渡って開口していることを特徴とする吸入空
    気量測定装置。 2 実用新案登録請求の範囲第1項において、前記バイ
    パス通路の出口は前記絞り部のほぼ全内周壁に渡って開
    口した多数個の孔であることを特徴とする吸入空気量測
    定装置。 3 実用新案登録請求の範囲第1項において、前記バイ
    パス通路の出口は前記絞り部のほぼ全内周壁に渡って開
    口したスリットであることを特徴とする吸入空気量測定
    装置。
JP13919082U 1982-09-13 1982-09-13 吸入空気量測定装置 Expired JPS606736Y2 (ja)

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JP13919082U JPS606736Y2 (ja) 1982-09-13 1982-09-13 吸入空気量測定装置

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JP13919082U JPS606736Y2 (ja) 1982-09-13 1982-09-13 吸入空気量測定装置

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Publication Number Publication Date
JPS5914020U JPS5914020U (ja) 1984-01-27
JPS606736Y2 true JPS606736Y2 (ja) 1985-03-05

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ID=30312057

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GB9105699D0 (en) * 1991-03-18 1991-05-01 British Gas Plc Supplying fluid

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JPS5914020U (ja) 1984-01-27

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