JP4089654B2 - 空気流量測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空気通路内にバイパス通路を形成し、そのバイパス通路内に空気流量を測定するためのセンシング部を配置した空気流量測定装置に関する。
従来技術として、例えば、特許文献1に記載された空気流量測定装置がある。
この空気流量測定装置は、発熱素子を備えたバイパス通路の出入り口間に、バイパス通路と主空気通路とを連通する穴を設け、この穴のバイパス通路側と主空気通路側との圧力差により、バイパス通路から穴を通って主空気通路へ空気が流れ出る様に構成されている。これにより、バイパス通路内の発熱素子部の流速が増加するため、低流量時での計測精度の向上を図ることができる。
また、内燃機関の吸入空気量を測定する場合に、バイパス通路の途中に空気の流れ方向が変化する曲がり部を設けてバイパス通路の長さを調整することにより、吸気脈動の影響による測定誤差を低減する方法が公知である。
ところで、上記の特許文献1に開示されている様に、バイパス通路の途中に穴を設けた場合は、バイパス通路を流れる空気の一部が前記穴から主空気通路へ流れ出るため、バイパス通路の長さを変更した場合と同等の効果を期待できる。
特開平11−23336号公報
ところが、バイパス通路に曲がり部を設けた場合は、曲がり部の内側寄りを流れる空気の経路と、曲がり部の外側寄りを流れる空気の経路とで穴の位置が同じであるため、それぞれの経路で吸気脈動の補正効果に差が発生して、十分な補正精度が得られないという問題がある。
本発明は、上記事情に基づいて成されたもので、その目的は、吸気脈動の影響による測定誤差を低減できる空気流量測定装置を提供することにある。
(請求項1の発明)
本発明は、空気が流れる空気通路内にバイパス通路を形成すると共に、そのバイパス通路の途中に空気の流れ方向が変化する曲がり部を設けた測定用ボディと、バイパス通路内に配設され、バイパス通路を流れる空気の流量を測定するセンシング部とを備えた空気流量測定装置において、外側を空気が流れる測定用ボディの壁面には、曲がり部とバイパス通路の下流端に開口する通路出口との間にサブ出口が開口し、サブ出口には、少なくとも第1のサブ出口と第2のサブ出口とが形成され、その第1のサブ出口と第2のサブ出口は、曲がり部の内側寄りを流れる空気の経路と外側寄りを流れる空気の経路との間で異なる経路上に開口し、且つバイパス通路を流れる空気の流れ方向に異なる位置に設けられていることを特徴とする。
上記の構成によれば、バイパス通路を流れる空気の経路に応じて、少なくとも第1のサブ出口と第2のサブ出口とを設け、且つ両サブ出口の位置が空気の流れ方向において異なるので、それぞれの空気経路でバイパス通路の実質的な長さを調整可能である。その結果、バイパス通路に曲がり部が設けられる場合でも、空気が流れる経路に応じて第1のサブ出口および第2のサブ出口を設けることで、吸気脈動の補正精度を向上でき、吸気脈動の影響による測定誤差を低減できる。
具体的には、第1のサブ出口は、曲がり部の内側寄りを流れる空気の経路上に位置し、第2のサブ出口は、曲がり部の外側寄りを流れる空気の経路上に位置している。
この場合、曲がり部の内側寄りを流れる空気の経路と曲がり部の外側寄りを流れる空気の経路とに応じて、第1のサブ出口と第2のサブ出口を設けることにより、吸気脈動の補正精度を向上できる。
また、第1のサブ出口は、第2のサブ出口より下流側に設けられている。
これによれば、曲がり部の内側寄りを流れる空気の経路より、曲がり部の外側寄りを流れる空気の経路の方が通路長さが長くなるため、各空気経路の通路長さに応じて、第1のサブ出口を第2のサブ出口より下流側に設けることで、吸気脈動の補正精度を向上できる。
(請求項の発明)
本発明は、空気が流れる空気通路内にバイパス通路を形成すると共に、そのバイパス通路の途中に空気の流れ方向が変化する曲がり部を設けた測定用ボディと、バイパス通路内に配設され、バイパス通路を流れる空気の流量を測定するセンシング部とを備えた空気流量測定装置において、外側を空気が流れる測定用ボディの壁面には、曲がり部とバイパス通路の下流端に開口する通路出口との間にサブ出口が開口し、サブ出口は、曲がり部の内側寄りを流れる空気の経路上に位置する内側開口部と、曲がり部の外側寄りを流れる空気の経路上に開口する外側開口部とを有すると共に、両開口部が連続した1つの開口部として形成され、且つバイパス通路を流れる空気の流れ方向にずれた位置に設けられていることを特徴とする。
上記の構成によれば、バイパス通路を流れる空気の経路に応じて、内側開口部と外側開口部とを設け、且つ両開口部の位置が空気の流れ方向にずれているので、それぞれの空気経路でバイパス通路の実質的な長さを調整可能である。その結果、バイパス通路に曲がり部が設けられる場合でも、空気が流れる経路に応じて内側開口部と外側開口部とを設けることにより、吸気脈動の補正精度を向上することができ、吸気脈動の影響による測定誤差を低減できる。
具体的には、サブ出口は、外側開口部より内側開口部の方が下流側に設けられている。
これによれば、曲がり部の内側寄りを流れる空気の経路より、曲がり部の外側寄りを流れる空気の経路の方が通路長さが長くなるため、各経路の通路長さに応じて、内側開口部を外側開口部より下流側に形成することで、吸気脈動の補正精度を向上できる。
(請求項の発明)
請求項1または2に記載した空気流量測定装置において、サブ出口が開口する測定用ボディの壁面には、サブ出口に対して、測定用ボディの外側を流れる空気を遮ることができる流れ除け手段が設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、サブ出口に対して、測定用ボディの外側を流れる空気が流れ除け手段によって遮られるため、サブ出口において、サブ出口から空気通路へ流れ出た空気と、測定用ボディの外側を流れる空気とが衝突することはなく、サブ出口での流れの損失を低減できる。その結果、サブ出口より流出する空気の流速が低下することはなく、吸気脈動の補正効率を向上できる。
(請求項の発明)
請求項に記載した空気流量測定装置において、サブ出口が開口する測定用ボディの壁面には、測定用ボディの外側を流れる空気の流れ方向に対し、サブ出口の開口部より上流側に、流れ除け手段としての段差部が設けられていることを特徴とする。
この場合、サブ出口を段差部の低い面に形成することで、容易に流れ除け手段を設けることができる。
(請求項の発明)
請求項またはに記載した空気流量測定装置において、サブ出口は、バイパス通路を流れる空気の流れ方向に開口する開口部を有していることを特徴とする。
この構成では、バイパス通路を流れる空気が、その流れ方向に開口するサブ出口の開口部より空気通路へ流れ出ることができる(サブ出口で空気の流れ方向が変化しない)ので、サブ出口より流出する空気の流速低下がなく、吸気脈動の補正効率を向上できる。
(請求項の発明)
請求項1〜に記載した何れかの空気流量測定装置において、センシング部は、空気への放熱量を基に空気流量を測定する発熱素子を備えることを特徴とする。
本発明の空気流量測定装置は、サブ出口によるバイパス通路長の調整により、脈動特性を改善できるので、センシング部に発熱素子を使用することで生じる脈動時の測定誤差を低減できる。
本発明を実施するための最良の形態を以下の実施例により詳細に説明する。
図1(a)エアフロメータの厚み方向を示す断面図、(b)エアフロメータの横幅方向を示す断面図である。
実施例1に記載する空気流量測定装置は、内燃機関の吸入空気量を測定するエアフロメータ1として使用されるものであり、図2に示す様に、本発明の空気通路を形成する吸気ダクト2に取り付けられる。このエアフロメータ1は、以下に説明する測定用ボディ3と、センシング部4、および回路モジュール5等より構成される。
測定用ボディ3は、吸気ダクト2に形成された取付け孔2aより吸気ダクト2の内部に挿入され、吸気ダクト2を流れる空気に晒されている。
この測定用ボディ3は、図1(b)に示す横幅方向に対し、図1(a)に示す厚み方向が薄い偏平形状に設けられ、その横幅方向が、吸気ダクト2を流れる空気の流れ方向に沿って配置されている(図2参照)。なお、以下の説明では、吸気ダクト2を流れる空気を主流と呼び、その主流の流れを主流流れと呼ぶ。
測定用ボディ3の内部には、図1に示す様に、主流の一部が測定空気として流れるバイパス通路6が形成されている。そのバイパス通路6は、図1(b)に示す様に、仕切壁7を介してU字状(図1では逆U字状)に形成され、測定空気の流れ方向が180度変化するUターン部(本発明の曲がり部)が設けられている。このバイパス通路6は、Uターン部より上流側の通路(流入通路6aと呼ぶ)と、Uターン部より下流側の通路(流出通路6bと呼ぶ)とが、吸気ダクト2の径方向に沿って形成されている。
また、測定用ボディ3には、測定空気がバイパス通路6に流入するバイパス入口8と、測定空気がバイパス通路6から流出するバイパス出口9、10とが形成されている。
バイパス入口8は、図1(b)に示す様に、主流流れに対向する測定用ボディ3の前面から測定用ボディ3の底面にかけて大きく開口している。従って、バイパス入口8より流入する測定空気は、図中の矢印で示す様に、バイパス入口8から略直角方向に曲がって流入通路6aを流れることになる。
バイパス出口9、10は、バイパス通路6の下流端に開口するメイン出口9と、バイパス通路6のUターン部とメイン出口9との間に設けられるサブ出口10とを有している。 メイン出口9は、Uターン部より下流側の流出通路6bを形成する測定用ボディ3の側壁面下部に形成されている。より具体的には、図1(b)に示す様に、測定用ボディ3の厚み方向の側壁面において、流出通路6bの内側寄り(仕切壁7寄り)に設けられ、測定用ボディ3の上下方向に長い長方形に開口している。
サブ出口10は、バイパス通路6の内側寄りを流れる空気の経路上に位置する第1のサブ出口10aと、バイパス通路6の外側寄りを流れる空気の経路上に位置する第2のサブ出口10bとを有し、それぞれ測定用ボディ3の厚み方向の側壁面に開口している。但し、第1のサブ出口10aと第2のサブ出口10bは、バイパス通路6を流れる測定空気の流れ方向において、異なる位置に設けられている。この実施例1では、図1(b)に示す様に、第1のサブ出口10aの方が第2のサブ出口10bより下流側に設けられている。
センシング部4は、空気流量を測定するための発熱素子4aと、温度補償用の感温素子4bとを有し、それぞれターミナル11を介して回路モジュール5の内部に収容される回路基板(図示せず)に接続されている。
このセンシング部4は、バイパス通路6のUターン部より上流側、つまり流入通路6a内に配置されている。具体的には、バイパス入口8から流入通路6aに流入した測定空気が、略直角方向に曲がって流れる際に縮流する領域、あるいは、バイパス入口8より略直角方向に曲がった直後に配置されている。
また、発熱素子4aと感温素子4bは、図1(b)に示す様に、それぞれ、長手方向の両端部が前記ターミナル11に電気的に接続され、且つそれぞれの長手方向が、吸気ダクト2を流れる主流流れ(図2参照)と略平行な向きに配置されている。言い換えると、発熱素子4aと感温素子4bは、それぞれの長手方向が、測定用ボディ3の厚み方向の両側面と平行に配置されている。
回路モジュール5は、測定用ボディ3の上部に一体的に設けられ、図2に示す様に、吸気ダクト2の外側に取り出されている。この回路モジュール5は、発熱素子4aの発熱温度と感温素子4bの検出温度(吸入空気の温度)との温度差を一定に保つように、発熱素子4aに流れる電流を制御する。また、回路モジュール5は、図示しないワイヤハーネスを介してECU(電子制御装置/図示せず)に接続され、発熱素子4aに流れる電流に比例した電圧信号をECUへ出力する。ECUでは、回路モジュール5より出力される電圧信号を基に吸入空気量を測定する。なお、回路モジュール5の側部には、ワイヤハーネスを接続するためのコネクタ12(図1参照)が一体成形されている。
(実施例1の作用および効果)
上記の構成を有するエアフロメータ1は、Uターン部を有するバイパス通路6の内側寄りを流れる空気の経路上に第1のサブ出口10aが設けられ、バイパス通路6の外側寄りを流れる空気の経路上に第2のサブ出口10bが設けられており、その第1のサブ出口10aと第2のサブ出口10bとが、測定空気の流れ方向において異なる位置に設けられている。この構成によれば、バイパス通路6の内側寄りを流れる空気の経路と、外側寄りを流れる空気の経路とで、第1のサブ出口10aと第2のサブ出口10bとの位置に応じて、バイパス通路6の実質的な長さを調整することができる。その結果、吸気脈動の補正精度が向上して、吸気脈動の影響による測定誤差を低減できる。
(実施例1に係わる変形例)
実施例1に記載した第1のサブ出口10aと第2のサブ出口10bは、測定用ボディ3の両側壁面に分けて設けても良い。つまり、図3(a)に示す様に、測定用ボディ3の一方の側壁面に第1のサブ出口10aを形成し、図3(b)に示す様に、測定用ボディ3の他方の側壁面に第2のサブ出口10bを形成しても良い。
あるいは、図4(a)に示す様に、測定用ボディ3の一方の側壁面(または他方の側壁面)のみに第1のサブ出口10aと第2のサブ出口10bを形成しても良い。したがって、測定用ボディ3の他方の側壁面(または一方の側壁面)には、図4(b)に示す様に、メイン出口9のみが形成されている。
また、実施例1では、第1のサブ出口10aを第2のサブ出口10bより下流側に配置した例を示したが、吸気系の態様が異なる場合(主流流れに偏りがあり、吸気脈動の影響が異なる場合)には、第1のサブ出口10aを第2のサブ出口10bより上流側に配置した方が良いこともある。従って、第1のサブ出口10aと第2のサブ出口10bとの位置関係は、吸気系の態様に応じて、適宜変更することができる。
さらに、第1のサブ出口10aと第2のサブ出口10bは、例えば、両方とも、バイパス通路6の内側寄りを流れる空気の経路上に配置することも可能であり、あるいは、両方とも、バイパス通路6の外側寄りを流れる空気の経路上に配置することも可能である。つまり、バイパス通路6の内側寄りと外側寄りとの間で第1のサブ出口10aと第2のサブ出口10bを何処に配置するかは、吸気系の態様(主流流れの偏りによる吸気脈動の影響の大小)に応じて適宜変更することができる。
また、第1のサブ出口10aと第2のサブ出口10bの他に、第3のサブ出口を設けても良い。この第3のサブ出口は、バイパス通路6の内側寄りと外側寄りとの間で、第1のサブ出口10aおよび第2のサブ出口10bと異なる位置に設けられ、且つ測定空気の流れ方向にも異なる位置に設けられる。
実施例1では、測定用ボディ3の厚み方向の側壁面にメイン出口9を形成しているが、測定用ボディ3の底面にメイン出口9を形成することも可能である。
図5はエアフロメータ1の横幅方向を示す断面図である。
実施例2は、サブ出口10の他の例を示すものである。そのサブ出口10は、図5に示す様に、バイパス通路6の内側寄りを流れる空気の経路上に位置する内側開口部10iと、バイパス通路6の外側寄りを流れる空気の経路上に開口する外側開口部10oとを有し、両開口部10i、10oが連続した1つの開口部として形成され、且つ、外側開口部10oより内側開口部10iの方が下流側に設けられている。この実施例2の場合でも、実施例1と同様に、バイパス通路6の内側寄りを流れる空気の経路と、外側寄りを流れる空気の経路とで、バイパス通路6の実質的な長さを調整することができるので、吸気脈動の補正精度を向上でき、吸気脈動の影響による測定誤差を低減できる。
この実施例2では、図5に示す様に、測定空気の流れ方向に対し、サブ出口10を斜めに形成することで、バイパス通路6の内側寄り経路と外側寄り経路とに対応して内側開口部10iと外側開口部10oとを設けることができるが、これ以外にも、例えば、図6に示す様に、内側開口部10iと外側開口部10oとをそれぞれ矩形状に形成して、両開口部10i、10oを連続した1つの開口部として設けることも可能である。
図7はエアフロメータ1の斜視図である。
実施例3では、実施例1または2に記載したエアフロメータ1において、サブ出口10に対して主流流れを遮ることができる流れ除け手段を設けた場合の一例を示す。
流れ除け手段としては、図7に示す様に、バイパス通路6のUターン部より上流側の流入通路6aを形成する測定用ボディ3の側壁面に対して、流出通路6bを形成する測定用ボディ3の側壁面(メイン出口9およびサブ出口10が開口する側壁面)を低く形成して、両側壁面の間に段差部13を設けることで実現できる。
上記の構成によれば、図8に示す様に、主流流れに対し、サブ出口10が段差部13の隠れた位置に開口しているので、サブ出口10から流れ出る空気と主流流れとの衝突が抑制される。その結果、サブ出口10での流れの損失を低減できるので、サブ出口10より流出する空気の流速が低下することはなく、吸気脈動の補正効率を向上できる。
また、サブ出口10は、図7および図8に示す様に、測定空気の流れ方向に開口する開口部を有することもできる。この場合、測定空気が、その流れ方向に開口するサブ出口10の開口部より流れ出ることができる(サブ出口10で測定空気の流れ方向が変化しない)ので、サブ出口10より流出する測定空気の流速低下が殆どなく、吸気脈動の補正効率を向上できる。
(a)エアフロメータの厚み方向を示す断面図、(b)エアフロメータの横幅方向を示す断面図である(実施例1)。 エアフロメータを吸気ダクトに取り付けた状態を示す断面図である。 サブ出口の配置を示す測定用ボディの側面図である(実施例1の変形例)。 サブ出口の配置を示す測定用ボディの側面図である(実施例1の変形例)。 エアフロメータの横幅方向を示す断面図である(実施例2)。 エアフロメータの横幅方向を示す断面図である(実施例2)。 エアフロメータの斜視図である(実施例3)。 エアフロメータの底面を示す平面図である(実施例3)。
符号の説明
1 エアフロメータ(空気流量測定装置)
2 吸気ダクト(空気通路)
3 測定用ボディ
4 センシング部
4a 発熱素子
6 バイパス通路
9 メイン出口(通路出口)
10 サブ出口
10a 第1のサブ出口
10b 第2のサブ出口
10i 内側開口部
10o 外側開口部
13 段差部(流れ除け手段)

Claims (6)

  1. 空気が流れる空気通路内にバイパス通路を形成すると共に、そのバイパス通路の途中に空気の流れ方向が変化する曲がり部を設けた測定用ボディと、
    前記バイパス通路内に配設され、前記バイパス通路を流れる空気の流量を測定するセンシング部とを備えた空気流量測定装置において、
    外側を空気が流れる前記測定用ボディの壁面には、前記曲がり部と前記バイパス通路の下流端に開口する通路出口との間にサブ出口が開口し、
    前記サブ出口には、少なくとも第1のサブ出口と第2のサブ出口とが形成され
    前記第1のサブ出口は、前記曲がり部の内側寄りを流れる空気の経路上に位置し、前記第2のサブ出口は、前記曲がり部の外側寄りを流れる空気の経路上に位置し、
    且つ、前記第1のサブ出口は、前記第2のサブ出口より下流側に設けられていることを特徴とする空気流量測定装置。
  2. 空気が流れる空気通路内にバイパス通路を形成すると共に、そのバイパス通路の途中に空気の流れ方向が変化する曲がり部を設けた測定用ボディと、
    前記バイパス通路内に配設され、前記バイパス通路を流れる空気の流量を測定するセンシング部とを備えた空気流量測定装置において、
    外側を空気が流れる前記測定用ボディの壁面には、前記曲がり部と前記バイパス通路の下流端に開口する通路出口との間にサブ出口が開口し、
    前記サブ出口は、前記曲がり部の内側寄りを流れる空気の経路上に位置する内側開口部と、前記曲がり部の外側寄りを流れる空気の経路上に開口する外側開口部とを有すると共に、両開口部が連続した1つの開口部として形成され、
    且つ、前記サブ出口は、前記外側開口部より前記内側開口部の方が下流側に設けられていることを特徴とする空気流量測定装置。
  3. 請求項1または2に記載の空気流量測定装置において、
    前記サブ出口が開口する前記測定用ボディの壁面には、前記サブ出口に対して、前記測定用ボディの外側を流れる空気を遮ることができる流れ除け手段が設けられていることを特徴とする空気流量測定装置。
  4. 請求項3に記載した空気流量測定装置において、
    前記サブ出口が開口する前記測定用ボディの壁面には、前記測定用ボディの外側を流れる空気の流れ方向に対し、前記サブ出口の開口部より上流側に、前記流れ除け手段としての段差部が設けられていることを特徴とする空気流量測定装置。
  5. 請求項3または4に記載した空気流量測定装置において、
    前記サブ出口は、前記バイパス通路を流れる空気の流れ方向に開口する開口部を有していることを特徴とする空気流量測定装置。
  6. 請求項1〜5に記載した何れかの空気流量測定装置において、
    前記センシング部は、空気への放熱量を基に空気流量を測定する発熱素子を備えることを特徴とする空気流量測定装置
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