JPH0326179B2 - - Google Patents

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JPH0326179B2
JPH0326179B2 JP3808583A JP3808583A JPH0326179B2 JP H0326179 B2 JPH0326179 B2 JP H0326179B2 JP 3808583 A JP3808583 A JP 3808583A JP 3808583 A JP3808583 A JP 3808583A JP H0326179 B2 JPH0326179 B2 JP H0326179B2
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JP
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cdcl
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Takeshi Ooishi
Koki Horikoshi
Hiroyuki Akita
Hiroko Koshiji
Akinari Furuichi
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RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、一般式: (ただし、式中、Xはα−CH3またはβ−
CH3、Yはα−OHまたはβ−OHを示す。)で表
わされる新規なβ−メチルα−ヒドロキシエステ
ル並びに、一般式: (式中、Rはアルキル基を示す。) で表わされる化合物を、カンデイダ(Candida)
属をはじめとする各種酵母菌と接触させて、一般
式: (ただし、式中、Rは前記に同じ。) で表わされる化合物を得ることを特徴とするβ−
メチルα−ヒドロキシエステルの新規な製造法に
関するものである。 こゝで、上記β−メチルα−ヒドロキシエステ
ルとしては、次の4種類の光学異性体を挙げるこ
とができる。
【式】
【式】
【式】
【式】 (式中R1はフエニル基、Rはアルキル基を示
す。)(A)及び(B)をSyo体、(C)及び(D)をAoti体と称す
る。 本発明の目的物質は、例えば次に示すような各
種有用な物質へ変換する際の重要な原料化合物と
なりうる。 例えば、グラム陽性菌に対して強い抗菌活性を
示し、毒性が低いので広く細菌感染症に使用され
ているエリスロマイシン(Erythromycin)を合
成する際の重要な中間原料として有用である。 〔エリスロマイシンA;R4=OH、R5=デソサミ
ル(desosamyl)基 R6=クラジノシル(cladinosyl)基 エリスロマイシンB;R4=H、R5=デソサミル
基 R6=クラジノシル基〕 また、強い抗菌活性を示し、且つエーリツヒ腹
水型腫瘍細胞に対して核酸合成阻害作用を示す抗
生成物オーデマイシン(Oudemansin)を合成す
る際の重要な中間原料としても有用である
(Tim Anke et al.The Journal of Antibiotics.
p1112、Nov.1979参照)。 又は さらにまた、海洋生物のホヤの一種であるアプ
リジウム(Aplidium sp.)より単離され抗菌性
及びKB及びL1210腫瘍細胞に対して抗腫瘍性を
示すアプリジアスフインゴシン(Aplidiasphi−
ngosine)の中間原料としても有用である。 これらの有用な天然物を合成するためには、天
然物と同じ絶対配位を有する光学活性な化合物を
得ることが必要となる。 これらの化合物を合成する方法としては、
Zn++、Mg++のようなキレート2価陽イオン又は
LDA(リチウムジイソプロピルアミド)の存在下
で相当するエノレートと相当するアルデヒドをア
ルドール縮合させて、相当するアルドールを得る
方法あるいは、還元剤としてNaBH4、LiBH4
用いる方法等が知られている。しかしながら、前
者は反応条件の設定が厳しく、又原料のエノレー
トも立体化学的に規制されたものを用いなければ
ならない。又、後者は、その選択率は充分といえ
ず、分子内にエステル基が存在すると、ゆきすぎ
還元が生じる等の欠点を有する。 又、上記の方法では、いずれにしても光学活性
なα−ヒドロキシエステル類は得られず、相当す
るラセミ体しか得られてない。 そこで、本発明者らは、温和な反応条件下で、
しかも原料化合物の立体化学に規制されずに前記
光学活性なβ−メチルα−ヒドロキシエステルを
得る方法について鋭意研究を行つた結果、化学的
還元法ではなく、カンデイダ属を初めとする種々
の酵母に属する微生物を用いて、高収率にて、且
つ高い光学純度を有する光学活性α−ヒドロキシ
エステルを得ることを見出し、本発明を完成する
に至つた。 以下に本発明を詳述する。 まず本発明の出発物質であるα−ケトエステル
()は、例えば次のような工程によつて得るこ
とができる。 (式中、Xはハロゲン、R1はフエニル基、R
はアルキル基を示す。) すなわち、アセトフエノン()とα−ハロエ
ステル()をアルカリアルコキシド存在下で反
応させるとグリシジルエステル()が得られ
る。これをベンゼン中、p−トルエンスルホン酸
を加えて還流すると化合物()が得られる。こ
れをPd−C存在下で接触還元とするとβ−メチ
ルα−ヒドロキシエステル()が得られる。こ
のエステル()は、前記4種類の光学異性体
(A)、(B)、(C)、(D)の混合物である。これを酸化剤、
例えば、ジヨーンズ試薬、ピリジニウムジクロメ
イト−CH2Cl2、CH3COOH−ピリジン−DMSO
等で処理すると出発物質()が得られる。 かくして得られた化合物()を出発物質とし
て、これに、以下に示す微生物又はその菌体を接
触せしめて、本発明の目的化合物である光学活性
β−ヒドロキシ−エステルを得ることができる。 上記微生物は、カンデイダ(Candida)属、エ
ンドマイコプシス(Endomycopsis)属、ハンセ
ヌラ(Hansenula)属、クロツケラ
(Kloeckera)属、リポマイセス(Lipomyces)
属、ピヒア(Pichia)属、ロードトルラ
(Rhodotorula)属、サツカロイマイセス
(Saccharomyces)属に属する微生物群から選ば
れた微生物であり、例えば、第1表に示す微生物
を代表例として挙げることができる。
【表】
〔化合物(2)の物理的性質〕
IR(CCl4) 1735cm-1(COOMe) 3520cm-1(OH) NMR(FT60MHz,CDCl3) 5.47(d,d,J=0.6,4Hz,2H,lxo−メ
チレン) 3.71(s 3H,COOMe) 5.06(d,J=5.3Hz1H
【式】) 3.27(d J=5.3Hz1H,OH) 参考例 2 (2)(22.581g)をMeOH170mlに溶解させ、10
%Pd−C5gを加えて接触還元に付す。理論水素
量吸収後、過し、液を濃縮する。残渣を
SiO2(C−200)250gを用いてカラムクロマトに
付し、n−ヘキサン/AcOEt=4/1の溶出部
からα−ヒドロキシエステル((3)+(4)+(5)+(6);
19.4098g)を得る(収率85%)、〔(3)+(4)+(5)+
(6)の物理的性質〕 元素分析(3,5−ジニトロベンゾエートとし
て) mp115.5−116.5℃(メタノールから再結晶、淡
黄色プリズム晶) C18H16O8N2(388.32)として 計算値C55.67 H4.15 N7.21 測定値C55.62 H4.15 N7.08 IR(CCl4) 1740cm-1(COOMe) 3530cm-1(OH) NMR(FT60MHz,CDCl3) (3)+(4)(syn) 1.29 d J=7.1 3H
【式】 3.76 s 3H COOMe (5)+(6)(anti) 1.44 d J=7.1 3H
【式】 3.70 s 3H COOMe syz/anti=1/2〔NMR分析(COOMeを基
準)より〕 参考例 3 α−ヒドロキシエステル((3)〜(6))7.810gを
アセトン20mlに溶かし、氷冷撹拌下ジヨーンズ試
薬20mlを加え、5時間撹拌後i−PrOH2mlを加
えて更に30分撹拌後、1/3位まで濃縮し、水を加
えてエーテルから抽出する。エーテル層を飽和
NaHCO3aq.,飽和NaCl aqで順次洗い、MgSO4
で脱水乾燥後溶媒を溜去し、油状物を得る。これ
をシリカゲル(C−200)200gを用いてカラムク
ロマトに付し、n−ヘキサン/AcOEt=9/1
の溶出部からα−ケトエステル(7)5.768g(収率
75%)を、n−ヘキサン/AcOEt=4/1の溶
出部から出発物質645mg(8%)を回収した。 〔化合物(7)の物理的性質〕 元素分析(High Massによる) 計算値C11H12O3=192.079 測定値 192.078 IR(Ccl4) 1730cm-1(COOMeまたはケトン) 1740cm-1(COOMeまたはケトン) NMR(FT60MHz,CDCl3) 1.47 d J=7 3H
【式】 3.73 s 3H COOMe 4.51 q,J=7 1H
〔化合物(8)の物理的性質〕
〔α〕D+13.75(C=5.1、CHCl3、25℃)400M
Hz FT NMR(CDCl3) {−0.239 −0.118}各s 3H −SiMe2Bu 0.836 s 9H −SiMe2Bu(t−ブチル) 1.301 d J=7.1 3H sec−Me 3.227 q,q J=5.0、7.1 1H メチン 3.626 s 3H COOMe 4.227 d J=5.0 1H
〔化合物(9)の物理的性質〕
〔α〕D+21.83(C=5.15、CHCl3、25℃)400M
Hz FT NMR(CDCl3) {−0.184 −0.110}各s 3H −SiMe2Bu 0.796 s 9H −SiMe2Bu(t−ブチル) 1.278 d J=7.1 3H sec−Me 3.127 q,q J=7.1、6.8 1H メチン 3.648 s 3H COOMe 4.205 d J=6.8 1H
〔化合物(4)の物理的性質〕
〔α〕D−28.46(C=5.05、CHCl3、26℃) 元素分析(High Massによる) 計算値 C11H14O3=194.094 測定値 194.094 IR(Ccl4) 1735cm-1(COOMe) 3525cm-1(OH) 400MHz FT NMR(CDCl3) 1.290 d J=7.08 3H sec−Me 2.816 d J=5.4 1H OH 3.224 q,q J=7.1、3.8 1H メチン 3.745 s 3H COOMe 4.320 dd J=3.8、5.4 1H
〔化合物(5)の物理的性質〕
〔α〕D+5.83(C=4.6、CHCl3、26℃) 元素分析(High Massによる) 計算値C11H14O3=194.094 測定値 194.095 3,5−ジニトロベンゾエートとして MeOHから再結晶 無色プリズム晶 mp114〜115℃ C18H16O8N2(388.32)として 計算値 C55.67 H4.15 N7.21 測定値 C55.65 H4.22 N7.04 IR(CCl4) 1735cm-1(COOMe) 3525cm-1(OH) 400MHz FT NMR(CDCl3) 1.448 d J=7.1 3H sec−Me 2.557 d J=6.80 1H OH 3.261 q,q J=7.1、3.9 1H メチン 3.703 s 3H COOMe 4.339 dd J=3.9、6.8 1H
〔(10)+(11)+(12)+(13)の物理的性質〕
元素分析(High Massによる) 計算値C21H21O5F3(410.134) 測定値 410.133 400MHz FT NMR(CDCl3) (10)+(11)(syn) 1.314 d J=7.1 3H sec−Me 1.355 d J=7.1 3H sec−Me 3.757 s 3H COOMe 3.710 s 3H COOMe (12)+(13)(anti) 1.258 d J=7.1 3H sec−Me 1.380 d J=7.1 3H sec−Me 3.677 s 3H COOMe 3.657 s 3H COOMe 参考例 7 参考例4で得られた化合物(4);50.5mg、(+)
MTPACl99mg(1.5eq mol)をピリジン0.5mlに
溶かし室温で18時間撹拌後、水を加えてエーテル
から抽出する。エーテル層を飽和NaClaq.で洗
い、MgSO4で脱水乾燥後、溶媒を溜去して油状
物(170.5mg)を得る。これをシリカゲル(C−
200)30g用いてカラムクロマトに付し、n−ヘ
キサン/AcOEt19/1の溶出部から(+)
MTPAエステル(11);97mgを得る。 〔化合物(11)の物理的性質〕 400MHz FT NMR(CDCl3) 1.315 d J=7.1 3H seo−Me 3.712 s 3H COOMe (8241) cf(10) 1.356 d J=7.08 3.758 s 3H (377) 光学純度:8241−377/8241+377=0.9125087 (91%ee) 参考例 8 参考例5で得られた化合物(5);48.5mg、(+)
MTPACl;95mg(1.5eq.mol)をピリジン0.5mlに
溶かし、室温で18時間撹拌後、水を加えてエーテ
ルから抽出する。エーテル層を飽和NaClaq.で洗
い、MgSO4で脱水乾燥後溶媒を溜去して油状物
を得る。これをシリカゲル(C−200)20g用い
てカラムクロマトに付し、n−ヘキサン/
AcOEtの溶出部から(+)MTPAエステル(12)
91.5mgを得る。 〔化合物(12)の物理的性質〕 400MHz FT NMR(CDCl3) 1.259 d J=7.3 sec−Me 3.657 s 3H COOMe (7443) cf.(13) 1.380 d J=7.3 3.677 s 3H (2673) 光学純度:7443−2673/7443+2673=0.4715302 (47%ee) 実施例 2 液体培地10mlにスラントからかき取つたカンデ
イダ・アルビカンスを少量加え、30℃で1日間振
とう培養後、この中から1ml取り、新らたに調整
した液体培地400mlに加えて2日間振とう培養す
る。その後基質(7);約200mgを加え、3日間振と
う培養後、セライトを用いて過し、液は
AcOEtから抽出する。この反応を5回くり返し、
基質(7);1.020gからAcOEt抽出物1.307gを得
る。これをシリカゲル(C−200)45g用いてカ
ラムクロマトに付し、n−ヘキサン/AcOEt=
19/1の溶出部から順次、出発物質(7);113mg、
還元体((4)+(5));906mg(収率88%)を得る。 還元体((4)+(5))906mgをDMF 4mlに溶かし、
ジメチルt−ブチルシリルクロリド(845mg;
1.2eq mol)、イミダゾール(381mg;1.2eq.mol)
を加えて室温で48時間撹拌後、水を加え、エーテ
ルから抽出する。エーテル層を飽和NaClaq.で洗
い、MgSO4で脱水乾燥後、溶媒を溜去して油状
物11.3795gを得る。これをシリカゲル(C−
200)40g用いてカラムクロマトに付し、n−ヘ
キサン/エーテル=19/1の溶出部からシリル体
((8)+(9));995mgを、n−ヘキサン/エーテル=
9/1〜4/1の溶出部から原料((4)+(5));98
mgを回収する。 このようにして得たカンデイダ・アルビカンス
の還元生成物((4)+(5))のシリル体((8)+(9))
1.152gをHPLCに付し、純粋な(9);507.5mgを得
た。 カラム;Seushu Pack N50−5(Nucleosil,
5mμ)8〓×300mm 流速 3ml/min 溶媒 n−ヘキサン/AcOEt=200/1 LCによる生成比 (8)/(9)=22/78 このようにして得た(9)のNMRはパン酵母によ
る還元によつて得られたα−ヒドロキシエステル
((4)+(5))のシリル体(9)のNMRと一致した。 実施例2の生成物(9):〔α〕D+22.96(C=5、
CHCl3,23℃) 〔実施例1の生成物(9):〔α〕D+21.83(C=
5.15、CHcl3)〕 参考例 9 実施例2で得られた化合物(9);507.5mgを
CCl410mlに溶かし、室温でオゾンを6時間吹き
込む。その後、30%H2O2aq.2mlを加え、30分間
撹拌後、エーテルから抽出する。エーテル層を飽
和NaClaq.,で洗い、MgSO4で脱水乾燥後、溶
媒を溜去して油状物を得る。これをCH2N2で処
理してメチル化後、残渣をシリカゲル(C−200)
35g用いてカラムクロマトに付し、n−ヘキサ
ン/AcOEt=100/1の溶出部から純粋な
(14);8mgを得る。 〔化合物(14)の物理的性質〕 〔α〕D+15.75(C=0.8、CHCl3、24℃) 400MHz FT NMR(CDCl3)は標品(〔α〕D
48.00(C=4.25、CHCl3、27℃))と一致 {0.051 0.070}各s 3H −OSiMe2Bu 0.878 s 3H−OSiMe2Bu(tert−ブチル) 1.151 d J=7.1 3H sec−Me 2.938 q・q J=7.1、6.10 1H メチン {3.6793.736}各s 3H 2×COOMe 4.373 d J=6.10 1H
〔化合物(10)の物理的性質〕
400MHz FT NMR(CDCl3) 1.356 d J=7.1 3H sec−Me 3.759 s 3H COOMe (6958) cf.(11) 1.314 d J=7.3 3.712 s 3H (1754) 光学純度 6958−1754/6958+1754=5204/8712=
0.597337 (60%ee) 実施例 3〜15 液体培地100mlにスラントからかき取つた酵母
を少量加え、30℃で3日間振とう培養後基質(7)約
50mgを加え、更に3日間振とう培養する。次にセ
ライトを用いて各々の反応物を過し、液をエ
ーテルから抽出する。エーテル層をMgSO4で脱
水乾燥後、溶媒を溜去するとそれぞれ油状物を得
る。 この油状物に(+)MTPACl86mg(1.2eq.
mol)を加え、ピリジン0.5mlを加えて室温で48
時間撹拌後、水を加えてエーテルから抽出する。
エーテル層を飽和NaClaq.で洗い、MgSO4で脱
水乾燥後、溶媒を溜去すると油状物を得る。これ
をシリカゲルプレートを用いて調製TLC(溶媒;
n−ヘキサン/AcOEt=3/1)に付し、(+)
MTPAエステル((11)+(12))を得る。 得られた各々の(+)MTPAエステルについ
て400MHz FT NMR(CDCl3、TMS)を測定し
た。結果を次式及び第2表に示す。
【表】 |

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式: (たゞし、式中、Xはα−CH3またはβ−
    CH3、Yはα−OHまたはβ−OHを示す。) で表わされるβ−メチルα−ヒドロキシエステ
    ル。 2 Xがα−CH3、Yがα−OHである特許請求
    の範囲第1項記載の化合物。 3 Xがα−CH3、Yがβ−OHである特許請求
    の範囲第1項記載の化合物。 4 Xがβ−CH3、Yがα−OHである特許請求
    の範囲第1項記載の化合物。 5 Xがβ−CH3、Yがβ−OHである特許請求
    の範囲第1項記載の化合物。 6 式: (式中、Rはアルキル基を示す) で表わされる化合物を、カンデイダ(Candida)
    属、エンドマイコプシス(Endomycopsis)属、
    ハンセヌラ(Hansenula)属、クロツケラ
    (Kloeckera)属、リポマイセス(Lipomyces)
    属、ピヒア(Pichia)属、ロードトルラ
    (Rhodotorula)属及びサツカロマイセス
    (Saccharomyces)属に属する微生物群から選ば
    れた微生物又はその菌体に接触せしめて、式: (式中、Rは前記に同じ。) で表わされる化合物を得ることを特徴とするβ−
    メチルα−ヒドロキシエステルの製造法。
JP3808583A 1983-03-08 1983-03-08 新規なβ−メチルα−ヒドロキシエステル及びその製造法 Granted JPS59162894A (ja)

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