JPH03260978A - カセットハーフ - Google Patents
カセットハーフInfo
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- JPH03260978A JPH03260978A JP6078290A JP6078290A JPH03260978A JP H03260978 A JPH03260978 A JP H03260978A JP 6078290 A JP6078290 A JP 6078290A JP 6078290 A JP6078290 A JP 6078290A JP H03260978 A JPH03260978 A JP H03260978A
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- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 55
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims abstract description 54
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims abstract description 54
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims abstract description 23
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 abstract description 15
- 229920005989 resin Polymers 0.000 abstract description 15
- 238000001816 cooling Methods 0.000 abstract description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000007711 solidification Methods 0.000 description 2
- 230000008023 solidification Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、二色成形法によって成形され、かつ一次注入
材料部と二次注入材料部とにより構成されtこカセット
ハーフに関する。
材料部と二次注入材料部とにより構成されtこカセット
ハーフに関する。
従来、例えば、第4図に示すようなオーディオカセット
ハーフ、すなわち、中央部に形成された帯状の透明部1
と、この透明部1の両側部に形成された有色部2.3と
から構成されたオーディオカセットハーフ4を二色成形
法て成形する場合には、まず、透明部上に相当する金型
内のキャビティを可動型体で閉塞した状態で、有色部2
,3に相当するキャビティ内に一次注入材料(有色樹脂
)を供給して二次成形を行い、次いで、可動型体を移動
して透明部1に相当するキャビティを形成しこのキャビ
ティ内に二次注入材料(透明樹脂)を供給して二次成形
を完了するようにしている。
ハーフ、すなわち、中央部に形成された帯状の透明部1
と、この透明部1の両側部に形成された有色部2.3と
から構成されたオーディオカセットハーフ4を二色成形
法て成形する場合には、まず、透明部上に相当する金型
内のキャビティを可動型体で閉塞した状態で、有色部2
,3に相当するキャビティ内に一次注入材料(有色樹脂
)を供給して二次成形を行い、次いで、可動型体を移動
して透明部1に相当するキャビティを形成しこのキャビ
ティ内に二次注入材料(透明樹脂)を供給して二次成形
を完了するようにしている。
しかしながら、上記のようにして形成されたカセットハ
ーフ4にあっては、その有色部2の外表面の状態か良好
でない場合があり、特に、外表面にシボ加工を施した場
合には、その問題が顕著に現れる。
ーフ4にあっては、その有色部2の外表面の状態か良好
でない場合があり、特に、外表面にシボ加工を施した場
合には、その問題が顕著に現れる。
そこで、本発明者等かその原因を検討した結果、通常、
上記カセットハーフ4を成形する場合には、ゲートGを
カセットハーフ4の前面の立縁部5に対向して一対設け
て、ここから−次注入材料をキャビティ内に注入してい
るため、有色部2には、両有色部2,3を連結している
連結部6を通って一次注入材料か供給されることになり
、従って、有色部2の樹脂の充填密度がとうしても有色
部3に比べて低くなる。この結果、二次注入材料が注入
された段階において、この二次注入材料の圧力によって
有色部2の樹脂が押圧され、ずれ動き易いということか
わかった。
上記カセットハーフ4を成形する場合には、ゲートGを
カセットハーフ4の前面の立縁部5に対向して一対設け
て、ここから−次注入材料をキャビティ内に注入してい
るため、有色部2には、両有色部2,3を連結している
連結部6を通って一次注入材料か供給されることになり
、従って、有色部2の樹脂の充填密度がとうしても有色
部3に比べて低くなる。この結果、二次注入材料が注入
された段階において、この二次注入材料の圧力によって
有色部2の樹脂が押圧され、ずれ動き易いということか
わかった。
また、成形サイクルを短縮しようとするあまり、−次代
形と二次成形との間に十分な時間をおかない場合には、
有色部2,3の樹脂か十分に冷却固化しない段階で二次
注入材料が注入され、この二次注入材料の圧力によって
有色部の樹脂が変形し、有色部2,3の外表面の状態に
悪影響をもたらすということもわかった。
形と二次成形との間に十分な時間をおかない場合には、
有色部2,3の樹脂か十分に冷却固化しない段階で二次
注入材料が注入され、この二次注入材料の圧力によって
有色部の樹脂が変形し、有色部2,3の外表面の状態に
悪影響をもたらすということもわかった。
本発明は、上記知見に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、一次注入材料部の表面状態を良好に保
持することかでき、高品質の製品を得ることができるツ
ノセットハーフを提供することにある。
とするところは、一次注入材料部の表面状態を良好に保
持することかでき、高品質の製品を得ることができるツ
ノセットハーフを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、一次注入材料部
を薄肉に形威し、かっこの薄肉部の内面に複数のリブを
形成したものである。
を薄肉に形威し、かっこの薄肉部の内面に複数のリブを
形成したものである。
本発明のカセットハーフにあっては、上記一次注入材料
部を薄肉に形成することにより、重量の軽減及び材料の
節約を図ると共に、薄肉部を形成する金型によって、−
次成形後の一次注入材料の冷却固化を促進し、かつ二次
成形時の二次注入材料の圧力に対抗する。
部を薄肉に形成することにより、重量の軽減及び材料の
節約を図ると共に、薄肉部を形成する金型によって、−
次成形後の一次注入材料の冷却固化を促進し、かつ二次
成形時の二次注入材料の圧力に対抗する。
以下、第1図ないし第3図に基づいて本発明の詳細な説
明する。
明する。
第1図と第2図は本発明の第1実施例を示すもので、こ
のカセットハーフは、その有色部2か薄肉に形成され、
かつこの薄肉部10の内面に複数のリブ11か形成され
ており、薄肉部10は複数の矩形状の部分に区分けされ
ている。上記薄肉部10は通常のカセットハーフ12の
肉厚の2/3程度に設定されており、上記各リブ11は
透明部1の内面と同一平面に形成されている。
のカセットハーフは、その有色部2か薄肉に形成され、
かつこの薄肉部10の内面に複数のリブ11か形成され
ており、薄肉部10は複数の矩形状の部分に区分けされ
ている。上記薄肉部10は通常のカセットハーフ12の
肉厚の2/3程度に設定されており、上記各リブ11は
透明部1の内面と同一平面に形成されている。
上記カセットハーフ12を成形するための金型としては
、例えば、第1図に示すように、カセットハーフ12の
外表面を形成する固定型板13と、この固定型板13に
対して接近離間自在に設けられ、かつ有色部2,3の内
面を形成する可動型板14と、この可動型板14に移動
自在に設けられ、かつ透明部lの内面を形成する可動型
体15とから構成されたものが用いられる。そして、上
記可動型板14の製品面には、矩形状の突起部16か、
第1図において紙面に垂直方向に多数並設されている。
、例えば、第1図に示すように、カセットハーフ12の
外表面を形成する固定型板13と、この固定型板13に
対して接近離間自在に設けられ、かつ有色部2,3の内
面を形成する可動型板14と、この可動型板14に移動
自在に設けられ、かつ透明部lの内面を形成する可動型
体15とから構成されたものが用いられる。そして、上
記可動型板14の製品面には、矩形状の突起部16か、
第1図において紙面に垂直方向に多数並設されている。
また、上記可動型体15は、図示しない駆動機構によっ
て、−次代形時には、固定型板13に密接して、二次注
入材料(透明樹脂)充填空間を閉塞し、二次成形時には
、固定型板13から離れて、二次注入材料充填空間を形
成するようになっている。さらに、−次注入材料〈有色
樹脂)をキャビティ内に注入するゲートGは、第4図に
示す従来例と同様の位置、すなわち、カセットハーフ1
2の前面の立縁部17に対向して一対設けられている。
て、−次代形時には、固定型板13に密接して、二次注
入材料(透明樹脂)充填空間を閉塞し、二次成形時には
、固定型板13から離れて、二次注入材料充填空間を形
成するようになっている。さらに、−次注入材料〈有色
樹脂)をキャビティ内に注入するゲートGは、第4図に
示す従来例と同様の位置、すなわち、カセットハーフ1
2の前面の立縁部17に対向して一対設けられている。
上記のように構成された射出成形金型を用いてカセット
ハーフ12を成形する場合には、まず、固定型板13に
可動型板14を密接して型締すると共に、固定型板13
に可動型体15を密接して、二次注入材料充填空間を閉
塞した状態で、キャビティの残りの空間内に一次注入材
料(有色樹脂)を供給して一次成形を行い、有色部2,
3を成形する。
ハーフ12を成形する場合には、まず、固定型板13に
可動型板14を密接して型締すると共に、固定型板13
に可動型体15を密接して、二次注入材料充填空間を閉
塞した状態で、キャビティの残りの空間内に一次注入材
料(有色樹脂)を供給して一次成形を行い、有色部2,
3を成形する。
この場合、−次注入材料用のゲートGが、カセットハー
フ12の前面の立縁部17に対向して設けられているか
ら、キャビティ内に注入された一次注入材料は、まず、
有色部3に充填され、次いで、一対の連結部6を通って
有色部2に供給されて、−次代形が完了する。
フ12の前面の立縁部17に対向して設けられているか
ら、キャビティ内に注入された一次注入材料は、まず、
有色部3に充填され、次いで、一対の連結部6を通って
有色部2に供給されて、−次代形が完了する。
続いて、可動型体15を固定型板13から引き離し、二
次注入材料充填空間を形成した後、二次注入材料(透明
樹脂)を供給して透明部lを成形する。
次注入材料充填空間を形成した後、二次注入材料(透明
樹脂)を供給して透明部lを成形する。
この場合、上記可動型板14の製品面の、第1図におい
て右側の部分には、多数の突起部16か形成されている
から、この突起部16によって−・次成形後の一次注入
材料の冷却が促進され、かつ二次成形時までに十分に固
化すると共に、二次注入材料充填時には、二次注入材料
の樹脂圧力を−1−1記各突起部16て受は止めること
により、有色部2か二次注入材料によってずれ動くこと
がない。
て右側の部分には、多数の突起部16か形成されている
から、この突起部16によって−・次成形後の一次注入
材料の冷却が促進され、かつ二次成形時までに十分に固
化すると共に、二次注入材料充填時には、二次注入材料
の樹脂圧力を−1−1記各突起部16て受は止めること
により、有色部2か二次注入材料によってずれ動くこと
がない。
従って、有色部2の表面にシボ加工等を施した場合でも
、有色部2の表面の状態か良好に保持される。
、有色部2の表面の状態か良好に保持される。
このようにして成形されたカセットハーフ12にあって
は、有色部2に薄肉部10が形成されているから、重量
の軽減及び材料の節約を図ることができる上に、薄肉部
10を区分するリブ11によって、カセットハーフ12
の強度は健全に保つことができる。
は、有色部2に薄肉部10が形成されているから、重量
の軽減及び材料の節約を図ることができる上に、薄肉部
10を区分するリブ11によって、カセットハーフ12
の強度は健全に保つことができる。
なお、上記実施例においては、薄肉部10を多数のリブ
11で矩形状に区切ったが、第3図に示すように三角形
状に区切ってもよい。また、上記実施例においては、有
色部2のみに、薄肉部10及びリブ11を形成したが、
有色部3に形成してもよい。
11で矩形状に区切ったが、第3図に示すように三角形
状に区切ってもよい。また、上記実施例においては、有
色部2のみに、薄肉部10及びリブ11を形成したが、
有色部3に形成してもよい。
以上説明したように、本発明は、一次注入材料部を薄肉
に形成し、かつこの薄肉部の内面に複数のリブを形成し
たちのであるから、」二記一次注入材料部を薄肉に形成
することにより、重量の軽減及び材料の節約を図ること
がてきると共に、薄肉部を形成する金型によって、−次
成形後の一次注入材料の冷却固化を促進し、かつ二次成
形時の二次注入材料の圧力に対抗することにより、二次
成形時に一次注入材料部が二次注入材料の樹脂圧でずれ
動くことがなく、かつ一次注入材料部の表面状態を良好
に保持することかできる上に、高品質の製品を得ること
がてきる。また、上記薄肉部にはリブを形成したから、
強度か補強されて、製品の健全性を確実に保つことかて
きる。
に形成し、かつこの薄肉部の内面に複数のリブを形成し
たちのであるから、」二記一次注入材料部を薄肉に形成
することにより、重量の軽減及び材料の節約を図ること
がてきると共に、薄肉部を形成する金型によって、−次
成形後の一次注入材料の冷却固化を促進し、かつ二次成
形時の二次注入材料の圧力に対抗することにより、二次
成形時に一次注入材料部が二次注入材料の樹脂圧でずれ
動くことがなく、かつ一次注入材料部の表面状態を良好
に保持することかできる上に、高品質の製品を得ること
がてきる。また、上記薄肉部にはリブを形成したから、
強度か補強されて、製品の健全性を確実に保つことかて
きる。
第1図と第2図は本発明の第1実施例を示すもので、第
1図は射出成形金型の一例を示す断面図、第2図はカセ
ットハーフを裏側からみた下面図、第3図は本発明の第
2実施例を示すカセットノ\−フを裏側からみた下面図
、第4図は従来のカセ。 トハーフの斜視図である。 第1図 1・・・透明部(二次注入材料部)、2.3・・有色部
(一次注入材料部)、lO薄肉部、11−1)ブ、12
・・カセットハーフ。 第2図
1図は射出成形金型の一例を示す断面図、第2図はカセ
ットハーフを裏側からみた下面図、第3図は本発明の第
2実施例を示すカセットノ\−フを裏側からみた下面図
、第4図は従来のカセ。 トハーフの斜視図である。 第1図 1・・・透明部(二次注入材料部)、2.3・・有色部
(一次注入材料部)、lO薄肉部、11−1)ブ、12
・・カセットハーフ。 第2図
Claims (1)
- 二色成形法によって成形され、かつ一次注入材料部と二
次注入材料部とにより構成されたカセットハーフにおい
て、上記一次注入材料部を薄肉に形成し、かつこの一次
注入材料部の薄肉部の内面に複数のリブを形成したこと
を特徴とするカセットハーフ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6078290A JP2754844B2 (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | カセットハーフ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6078290A JP2754844B2 (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | カセットハーフ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03260978A true JPH03260978A (ja) | 1991-11-20 |
JP2754844B2 JP2754844B2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=13152206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6078290A Expired - Fee Related JP2754844B2 (ja) | 1990-03-12 | 1990-03-12 | カセットハーフ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2754844B2 (ja) |
-
1990
- 1990-03-12 JP JP6078290A patent/JP2754844B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2754844B2 (ja) | 1998-05-20 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |