JPH03260604A - 光導波路及びその製造方法とこの導波路を用いた光偏向装置、光集積ヘッド並びに光情報記録再生装置 - Google Patents

光導波路及びその製造方法とこの導波路を用いた光偏向装置、光集積ヘッド並びに光情報記録再生装置

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JPH03260604A
JPH03260604A JP2057966A JP5796690A JPH03260604A JP H03260604 A JPH03260604 A JP H03260604A JP 2057966 A JP2057966 A JP 2057966A JP 5796690 A JP5796690 A JP 5796690A JP H03260604 A JPH03260604 A JP H03260604A
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optical
optical waveguide
substrate
light
refractive index
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JP2057966A
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Akitomo Itou
顕知 伊藤
Yasuo Hiyoshi
日良 康夫
Kazutami Kawamoto
和民 川本
Hidemi Sato
秀己 佐藤
Takako Fukushima
福島 貴子
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、導波型光学素子用の光導波路及びその製造方
法とこの導波路を用いた光偏向装置、光集積ヘッド及び
光情報記録再生装置等の応用装置に関する。
[従来の技術] 従来、光導波路を用いた電気光学素子、音響光学素子等
が光偏向器及びそれを用いた集積化光ヘッド(光集積ヘ
ッドとも言う)、光変調器、光スィッチ、光スペクトラ
ムアナライザ等に用いられている。
上記光学素子を形成するための基板として、圧電性、光
弾性、電気光学効果に秀れた材料としてニオブ酸リチウ
ム、タンタル酸リチウムもしくはこれら両者の混晶系、
これらを一般式で表すと一般式 LiNb1−、Ta、
0.  ただし、0≦y≦1の単結晶基板が広く用いら
れている。
このような単結晶基板を用いて光導波路を作製する代表
的な方法として、チタン(以下Tiと略す)などの金属
元素を前記基板内部に高温で熱拡散し基板より屈折率の
僅かに高い光導波路を作製するTl熱拡散法が知られて
いる。
また、他の方法として前記基板を高温で熱処理し、前記
基板中から酸化リチウム(以下Li2Oと略す)を外拡
散し、基板表面近傍に基板より僅かに屈折率の高いLi
空乏層から成る光導波層を作成する、所謂Li、 O外
拡散法も知られているまた、その他の方法として、前記
基板を安息香酸(C,HSCOOH)やピロリン酸(H
,P2O,)などの弱酸及びその弱酸のリチウム塩の混
合物中で、低温熱処理することにより前記基板表面近傍
のリチウムイオン(以下Li+と略す)の一部を弱酸中
のプロトン(以下H+と略す)と置換し、基板と大きな
屈折率差を有する光導波層を作成するプロトン交換法が
知られている。
更に、例えば特開昭60−156015号公報に記載さ
れているように、前記基板にTi等の熱拡散法を行った
後、プロトン交換を行う方法も提案されている。
更に、例えば特開昭60−156039号公報に記載さ
れているように、光偏向器等機能性素子を作成する部分
以外の部分に、プロトン交換を行う方法、或いは特開昭
61−70533号公報に記載されれているように、光
偏向器電極により発生させられた表面弾性波と光導波路
内を伝搬する導波光が相互作用する部分のプロトン交換
光導波層の厚みを他のプロトン交換光導波層の厚みより
薄くし、効率よく光偏向が行われるように工夫した光導
波路も知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上記従来技術ではそれぞれ以下に述べるような
問題があった。
まず、最も一般的な方法であるTi熱拡散方によって作
成された光導波路は、光学損傷を受は易く入力パワーに
制限が有り、非常に小さなパワーしか光導波路内へ導入
できない。例えば、LiNb0.基板にT1等の熱拡散
を行ったものでは、そのしきい値はIOW/cd程度が
限界である。
ここで光学損傷とは、「光導波路へ入力する光強度を増
大していったとき、この光導波路内を伝搬した後、外部
へ取り出される光の強度がこの光導波路の屈折率の変化
(揺らぎ)によって生じる散乱のため、前記入力光強度
に比例して増大しなくなる現象」を言う。
これに対し、Li、 O外拡散法によって作製された光
導波路は、Ti熱拡散法によって作成された光導波路に
比べ、光学損傷のしきい値が高いが、光導波層の屈折率
変化がきわめて小さいため、この光導波層の厚さを数1
0μmときわめて厚くする必要があり、例えば、前記基
板表面付近に局在する表面弾性波や電場と導波光を効率
よく相互作用させることが困難である。
一方、プロトン交換法で作製された光導波路の光学損傷
のしきい値は、前記二法により作製された光導波路に比
べ高く、特にTi拡散法によって作製された光導波路の
光学損傷のしきい値の100倍以上のしき値を持つ。し
かしその反面、上記プロトン交換処理のため、LiNb
0.結晶固有の圧電効果や電気光学効果や音響光学効果
が大きく低下し、例えば、光スィッチや光偏向器に用い
る場合、スイッチング効率や光偏向効率が小さいという
問題点がある。
これに対し、前記特開昭60−156015公報に述べ
られているようなTiなどの遷移金属元素を高温熱拡散
した後に、プロトン交換をする方法によって作製された
光導波路は、例えば光偏向器をこの光導波路上に作製し
た場合、その光偏向効率は50%であり、かつ光学損傷
のしきい値もTi拡散法によって作製された光導波路の
それに対し、17倍と良好な値を示している。しかし、
Tiのような不純物中心となる遷移金属元素が熱拡散さ
れているため、光学損傷のしきい値をこれ以上改善する
ことは困難である。
更に、特開昭60−156039号公報に記載されてい
る方法は、表面弾性波励振用電極が作製されている部分
にプロトン交換処理がなされていないことから、表面弾
性波を効率良く励振できるという特徴を有する半面、表
面弾性波と導波光が相互作用する部分の光弾性定数及び
電気光学定数が小さいため、高い回折効率をあげること
が困難である。
一方、特開昭61−70533号公報に記載されている
方法では、光機能部における表面弾性波と導波光の電場
との重なりを大きくして回折効率を高める工夫がなされ
ているが、やはり光機能部の光弾性定数及び電気光学定
数が小さいため、小さな入力電力で回折効率をあげるに
は限界があり、また作製プロセスが複雑であるという問
題がある。
したがって、本発明の目的は、上記従来の問題点を解消
することに有り、その第1の目的は光伝搬損失が小さく
、併せて光学損傷のしきい値が高く、かつ表面弾性波な
どによる光偏向及び電気光学効果を用いた光スイッチン
グや光変調を効率良く行うことができる改良された光導
波路を、第2の目的はその製造方法を、第3の目的は上
記光導波路を用いた光偏向装置を、第4の目的は上記光
導波路を用いた光集積ヘッドを、そして第5の目的は上
記光集積ヘッドを用いた光情報記録再生装置を、それぞ
れ提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記本発明の第1の目的は、 (1)、下記の一般式で表せるニオブ酸リチウム、タン
タル酸リチウムもしくはこれら両者の混晶系一般式 L
iNb、 −yTayO3  ただし、0≦y≦1から
成る単結晶基板の表層部に、基板内のリチウムイオンL
i+の一部がプロトンH+とイオン交換して形成された
基板より屈折率の高い変性層を光導波層として有して成
るプロトン交換光導波路において、前記基板の屈折率n
sと光導波層の屈折率nの差をΔn(=n−ns)とし
、前記光導波層のプロトン交換の深さをyとしたとき、
前記光導波層の屈折率nがそのプロトン交換深さy方向
に連続的に漸次減少し、前記基板との界面において実質
的にΔn=0を満足する屈折率分布を有して成るプロト
ン交換光導波路により、 (2)、上記Δnが次式(1)の誤差関数式ただし、Δ
n。は表面の屈折率変化量。
aは熱処理前のプロトン交換のRさ、 dは拡散係数、 tは拡散時間、 yは光導波層のプロトン交換の深さ、 を満たして成る上記(1)記載のプロトン交換光導波路
により、 (3)、上記光導波層におけるプロトン交換深さ方向y
のプロトンH+にょるリチウムイオンLi+のイオン交
換濃度プロファイルが、誤差関数的に変化し、そのプロ
トン交換深さy方向に前記イオン交換濃度が連続的に漸
次減少した濃度分布を有して成る上記(2)記載のプロ
トン交換光導波路により、(4)、上記変成層から成る
光導波層の結晶格子定数4、上記変成層から成る光導波
層の結晶格子定数dとの差Δd=d’−dが、前記光導
波層におけるプロトン交換深さ方向yに誤差関数的に変
化し、プロトン交換深さy方向に前記Δdが連続的に漸
次減少した結晶格子定数分布を有して成る上記(1)記
載のプロトン交換光導波路により、達成される。
また、上記本発明の第2の目的は、 (5)1弱酸と前記弱酸のリチウム塩との混合溶液中で
、下記の一般式で表せるニオブ酸リチウム、タンタル酸
リチウムもしくはこれら両者の混晶系一般式 LiNb
1−、Ta、0.  ただし、0≦y≦1から成る単結
晶基板を熱処理して、その表層部のリチウムイオンLi
+の一部をプロトンH1でイオン交換して基板より屈折
率の高い変性層を光導波層として形成するプロトン交換
光導波路の製造方法において、前記弱酸として解離度1
0−3以下の有機酸とその酸のリチウム塩との混合溶液
を用いて加熱処理して前記単結晶基板表層部のリチウム
イオンLi+の一部をプロトンH+でイオン交換し、次
いで前記単結晶基板を大気中あるいは酸素雰囲気中で、
350〜450℃、1時間以下の条件下で熱処理するこ
とにより、前記イオン交換処理により基板中へ注入され
たプロトンH+を前記基板中へ熱拡散して、前記基板の
屈折率nsと光導波層の屈折率nとの差をΔn(=n−
ns)とし、前記光導波層のプロトン交換の深さをyと
したとき、前記光導波層の屈折率nがそのプロトン交換
深さy方向に連続的に漸次減少し、前記基板との界面に
おいて実質的にΔn=oを満足する屈折率分布を有する
光導波層を備えたプロトン交換光導波路の製造方法によ
り、達成される。なお、上記弱酸としては解離度10−
゛以下の有機酸がより好ましい。
さらにまた、上記本発明の第3の目的は、(6)、光学
基板上に光導波路が形成された上記(1)乃至(4)の
何れか記載の光導波路と、前記光導波路の外部から前記
光導波路内へ光を結合する手段と、前記光導波路内を伝
搬する導波光を光軸から左右に偏向させる手段と、前記
光導波路内を伝搬した導波光を前記光導波路から基板外
へ射出させる手段とを有して成る光偏向装置により。
(7)、上記光導波路内へ光を結合する手段と、光導波
路内を伝搬した導波光を前記光導波路から基板外へ射出
させる手段とを、それぞれ上記光導波路表面に形成した
回折格子から成るグレーティングカップラで構成すると
共に、上記導波光を光軸から左右に偏向させる手段を表
面弾性波励振用の電極を備えた素子で構成し、前記電極
を前記光導波路上の前記両グレーティングカップラ間に
設けて成る上記(6)記載の光偏向装置により、達成さ
れる。
また、上記本発明の第4の目的は、 (8)、レーザ光源と、このレーザビームを光学基板上
に設けられた光導波路に導き、かかる導波光を更に光導
波路外部空間に配置される光記録媒体の記録、再生面上
に集光し、前記記録、再生面からの反射光を受光、検出
する手段とを備えた光ヘッドであって、前記光学基板上
に光導波路が形成された上記(1)乃至(4)の何れか
記載の光導波路と、レーザ光の波長変動によるレーザ光
の光導波路への結合効率の低下を防止する第1の回折格
子と、レーザ光を前記光導波路に結合す第1のグレーテ
ィングカップラと、前記光導波路上に設けられた前記導
波光を光軸の左右に偏向させる作用を持つ表面弾性波励
振用の電極と、前記光導波路から導波光を前記光導波路
外部へ射出させる第2のグレーティングカップラと、前
記射出光の射出方向のレーザ波長の変動に伴う変化を防
止する第2の回折格子と、前記射出光を前記導波路外部
の一点へ収束させるレンズ手段とを有して成る光集積ヘ
ッドにより、 (9)、上記光記録媒体からの反射光を受光、検出する
光素子を構成する集光ビームスプリッタとして、不当間
隔曲線形状の回折格子を上記光導波路上の第1のグレー
ティングカップラと導波光を光軸の左右に偏向させる作
用を持つ表面弾性波励振用の電極との間に配設して成る
上記(8)記載の光集積ヘットにより、 (10)、レーザ光源と、このレーザビームを光学基板
上に設けられた光導波路に導き、かかる導波光を更に光
導波路外部空間に配置される光記録媒体の記録、再生面
上に集光し、前記記録、再生面からの反射光を受光、検
出する手段とを備えた光ヘッドであって、前記光学基板
上に光導波路が形成された請求項1乃至4の何れか記載
の光導波路と、レーザ光の波長変動によるレーザ光の光
導波路への結合効率の低下を防止する第1の回折格子と
、レーザ光を前記光導波路に結合す第1のグレーティン
グカップラと、前記光導波路上に設けられ、前記導波光
を光導波層の外部に射出せしめると共に光軸と平行な方
向に偏向せしめる作用を持つ表面弾性波励振用の電極と
、同じく前記光導波路上の前記第1のグレーティングカ
ップラと表面弾性波励振用の電極との間に設けられたト
ラッキング誤差検出用の平面回折格子と、前記光導波層
が形成されている面とは反対側の基板上の、対向する同
じく前記第1のグレーティングカップラと表面弾性波励
振用の電極との間に設けられた不当間隔曲線形状の回折
格子からなる集光ビームスプリッタと、前記射出光の射
出方向のレーザ波長の変動に伴う変化を防止し、かつこ
の射出光を反射せしめる反射形の第2の回折格子と、こ
の第2の回折格子からの反射光を前記光記録媒体の記録
、再生面上へ収束させるレンズ手段とを備えて成り。
このレンズ手段により収束された反射光を前記光記録媒
体の記録、再生面に照射し、その反射信号光を前記レン
ズ手段を通して第2の回折格子で反射せしめて前記基板
内に入射せしめ、これを前記光導波層側の基板面で全反
射せしめて前記集光ビームスプリッタに入射させ2分割
して集光し、この集光された前記反射信号光を受光素子
にて検出するように成した光集積ヘッドにより、(1,
1)、上記反射形の第2の回折格子と、この第2の回折
格子からの反射光を上記光記録媒体の記録、再生面上へ
収束させるレンズ手段とから成る光学系を、上記光導波
層の形成された基板側本体と光学的に結合しつつ分離独
立せしめてアクチュエータに搭載し、ヘッドの可動部と
して成る上記(10)記載の光集積ヘッドにより、達成
される。
また、上記本発明の第5の目的は。
(12)、光記録媒体を回転駆動する回転廓動制御手段
と、前記回転する光記録媒体面と所定間隔をおいて前記
光録媒体の半径方向に走査駆動することにより光情報の
記録、再生を行う光ヘッド及び前記光ヘッドを搭載した
走査駆動するアクチュエータとを備えた光情報記録再生
装置において。
前記アクチュエータに搭載される光ヘッドを請求項8乃
至11の何れか記載の光集積ヘッドで構成して成る光情
報iil!録再生装置により、達成される。
[作用コ 本発明による光導波路は以下のような作用で、光伝搬損
失が小さく、併せて光学損傷のしきい値が高く、しかも
光機能性定数が大きいので高効率の光機能性素子の構成
を実現可能とする。
以下、結晶基板としてはLiNbO3を代表例として説
明する。
まず第一に、L i N b O3結晶基板の表面に、
周知のプロトン交換法1こよって作製された光導波路の
光伝搬損失は、一般に約3dB/anと大きい。この原
因を第2図にしたがって説明すると、屈折率分布が第2
図(a)に示すような階段状分布であるため、光導波層
2と基板1の境界における屈折率の揺らぎや界面の荒れ
により、大きな光散乱を生じるためである。また、この
プロトン交換光導波層2の断面を高倍率のSEM(走査
形電子顕微鏡)で観察したところ、光導波層表面近傍に
微小な欠陥が観察され、これも光散乱の要因の一つと考
えられる。
そこで、本発明ではこの通常の方法でプロトン交換処理
した光導波層を、前述の特定条件下で熱処理して、第2
図(b)に示すような誤差関数式(1)で表される屈折
率分布とすることにより、光導波層と基板との境界にお
ける屈折率の揺らぎや界面の荒れを消失させ光散乱を抑
止して、光伝搬損失を0.3dB/cm程度とTi拡散
光導波路なみに低減させることができた。つまり、本発
明における光導波層の屈折率分布は、光導波層のプロト
ン交換基板側の深さ方向yに行くにしたがい、連続的に
漸次減少する屈折率分布を有している点に特徴がある。
また、光導波層のこの屈折率分布と、プロトンのイオン
交換濃度分布もしくは結晶格子定数分布とが高い相関関
係を有していることから、これら両者の分布を共に深さ
方向yに行くにしたがい連続的に漸次減少させればよい
ことがわかった。
第二に、本発明の光導波路は、従来のプロトン交換光導
波路に比べ光機能性定数が大きい。例えば従来のプロト
ン交換光導波路の電気光学定数r33は1〜3 X 1
10−12(/V)とバルクのLiNb0.の30.8
x 1O−12(+/V)に比べ一桁以上小さいが、こ
の原因は結晶構造がプロトン交換により、対称性の悪い
R3cから対称性の良いP!131mへと急激に変化し
、光導波層に多くの異なった結晶相が共存するためと考
えられる。
これに対し、本発明の光導波層の場合、結晶層が均一で
あるため電気光学効果の低下は抑止され、25〜28 
X 10−” (m/V)というバルクLiNbO3並
みの値が得られている。
第三に、本発明のプロトン交換光導波路は、光学損傷の
しきい値が高い。この点は従来のプロトン交換光導波路
と同じである。これは、光学損傷のしきい値の向上が、
H+の注入によるバンド構造の変化によって生じるため
であり、屈折率分布が従来の第2図(a)から本発明の
第2図(b)のように変化しても光学損傷のしきい値は
ほとんど変化ない。実際、本発明光導波路の光学損傷の
しきい値は、波長λ= 633nmの光を入射した場合
、Ti熱拡散光導波路のIOW/aI、あるいはTi熱
拡散後にプロトン交換して作成した光導波路の150W
/dに比べて600W / aJという高い値を有して
いる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に説明する。
実施例1゜ 第1図は、本発明に基づいて製造された光導波路上に、
表面弾性波を用いた光偏向器を搭載して集積化した光ヘ
ッドの一構成例を示すものである。
第(図(a)は、その平面図であり、第1@(b)は、
そのx−x’断面図である。ここで1は、ニオブ酸リチ
ウム(LxNbO,)単結晶基板、2はプロトン交検光
導波層、3は半導体レーザ、4はビーム成形用プリズム
、5はレーザ光を光導波層2へ光学的に結合する第1の
直線形状グレーティングカップラ、6はレーザ光の波長
変動による光導波層2へのレーザ光の結合効率の低下を
防止する第1の透過型回折格子、7は導波光、8は導波
光7を光軸から左右へ振るための表面弾性波を発振させ
る電極(SAW素子電極)で光偏向器を構成する、9は
導波光7を基板内へ射出させ、かつ光デイスク13面か
らの反射光を再び導波層2へ結合させる働きを有する第
2の直線形状グレーティングカップラ、10はレーザ光
の波長変動による導波光の射出方向の変化を抑止するた
めの第2の回折格子、11はビーム成形用のプリズム、
12は射出光を光デイスク13上へ結像させる対物レン
ズ、13は光ディスク、14は光ディスクからの反射信
号光をフォトダイオード15へ導く左右2分割の集光ビ
ームスプリッタ、15は信号光を検出するフォトダイオ
ードである。
[I]光導波路の構成: 以下、光導波層2の構成並びにその製造方法について詳
述するが、製造方法についてはプロトン交換法による第
1の製造段階と、この後の熱処理工程を含む第2の製造
段階とに分けて説明する。
(1)プロトン交換法による第1の製造段階:先ず、L
iNb0.単結晶のX軸に直交してカットした所謂x 
cutのLiNb0.ウェーハを準備し、その−面を使
用レーザ光波長λの1/10程度まで研磨し基板とする
。なお、上記結晶基板の遷移金属不純物濃度はできるか
ぎり小さいことが望ましい。現在市販されている高純度
のLiNbO3基板では、Feの濃度は0.O5ppm
程度であり、この高純度LiNb0.基板を用いれば光
学損傷のしきい値は、約1桁上がることを確認している
この基板1を光学研磨後、トリクロロエチレン、イソプ
ロピルアルコール、エタノール、純水中で超音波洗浄を
行い、次いで窒素ブローして乾燥させた。
次に上記基板に対し下記のようなプロトン交換処理を行
った。イオン交換処理は、石英製の容器内へ入れて行っ
た。プロトン交換源の弱酸としては、安息香酸をはじめ
とするカルボン酸と、ピロリン酸等のリン酸がある。本
実施例においては、解離定数6 X 10−’の安息香
酸と安息香酸リチウムとの混合物を用いた。
なお、この混合率Mは次式で定義され、本実施例ではM
=1とした。
つまり、石英容器中へ前記基板と共に安息香酸リチウム
を1.92g、安息香酸を181.35gいれて十分混
合し、235℃で15分間熱処理した。熱処理後、石英
容器中から取り出した基板をエタノール及び純水で超音
波洗浄した。このようにして、LiNbO3基板1の表
面層にプロトン交換法による厚さ3−の光導波路2を形
成した。
かくして得られた光導波路の光学特性を調べるため、ル
チルプリズムで波長λ= 633r++++のHe−N
eレーザ光を光導波路2内のy軸方向へ伝搬させたとこ
ろ、光導波路は単一モードであり、導波光の実効屈折率
は2.2402であった。また、光伝搬損失を通常の2
プリズム法で調べた結果、3 d B /crnであり
、同じ波長のレーザ光による光学損傷のしきい値は約7
501N/cdであった。
また、光導波路に注入されたプロトンの濃度プロファイ
ルを調べるためS I M S (S econdar
yI on  Mass  S pectroscop
y)によって分析を行った結果、深さ3μmの付近でプ
ロトン濃度がステップ型に変化していることが判った。
したがって、この段階での光導波路は、単一モード光導
波路であるため、周知の逆WKB法による屈折率の深さ
方向のプロファイル推定はできないが、一般に注入プロ
トンの濃度プロファイルと屈折率のプロファイルはよい
一致を示すため、この光導波路の屈折率プロファイルは
まだ改善されておらず第2図(a)のような階段型であ
ると推定される。
次に、前記プロトン交換処理を施して基板表層部に形成
した光導波路2上に、表面弾性波励振用のくし形電極8
を形威し、光偏向器を作製して光偏向器の評価を行った
。なお、本実施例のx cutLiNbO3の2軸方向
(導波光と直交する方向)における表面弾性波伝搬速度
は、 3500a+/sであり、中心周波数f。が30
0MHzとなるように、電極8のピッチを2.9μ重と
した。fo”300MHzのときの偏向角は約30mr
adである。上記電極長L=2.8mmで、対数Nは8
である。
得られた光偏向器の電気−音響変換特性を調べるため、
ネットワークアナライザを用いて放射コンダクタンスを
測定し、実効的な電気機械結合係数Kを測定し、プロト
ン交換処理を行わないバルク基板上に作製したものと比
較した。測定の結果、実効的なKの値は、本実施例のプ
ロトン交換光導波路に作製した表面弾性波励振用電極の
場合、比較例のバルク基板上に作製したものの約60%
であった。
(2)プロトン交換後における熱処理工程を含む第2の
製造段階: 次ぎに上記第1の製造段階でプロトン交換処理した基板
を熱拡散炉へ入れ、大気中、400℃で45分間然処理
した後、急冷した。
このようにして製造した光導波路の特性を調べるため、
再び、前記(1)と同様にルチルプリズムで波長λ=6
33(nu)のHe−Neレーザ光を導波路内へ導き、
y軸方向へ伝搬させた。導波路には2本のTEモードが
励振され、TE。モードの実効屈折率は2.2212と
なり、逆WKB法によって光導波層の深さy方向の屈折
率分布を推定すると第3図のようになり、(1)式で示
される形状のプロファイルとなった。第3図から明らか
なように、屈折率はその表面で高く、光導波層の深さy
方向に行くにしたがい連続的に漸次減少し、滑らかな減
衰曲線分布をたどり、基板との界面では実質的に基板の
屈折率に近づいている。
また、2プリズム法により、TE。モードの光伝搬損失
αを測定した結果、α=0.3dB/anというTi拡
散光導波路と同等の値が得られ、熱処理前の前記第1の
製造段階での3 dB/aaに比べ飛躍的に改善された
なお、この熱処理工程を含む第2の製造段階において、
熱処理時間と温度とを変えて光伝搬損失を更に詳しく測
定したところ5第8図に示すような結果が得られた。
この図から明らかなように、熱処理温度及び時間ともに
、光伝搬損失に及ぼす影響は大きく、とりわけ温度条件
が重要な要因となっている。即ち、光伝搬損失を3 d
B/cmより小さくするには、如何なる熱処理時間をか
けても350℃より低いか、もしくは450℃より高く
ては実現不可能である。つまり、350℃よりも低いと
、十分な熱処理効果が認められず、また、450℃より
も高いと光導波層の分解が起こり、詳しくは注入したプ
ロトンH+の脱離(アウト・デイヒユージョン)が起こ
り、もはやプロトン交換処理の意味をなさず光導波層が
形成されない。したがって、実用的な熱処理温度は、3
50〜450℃、好ましくは375〜400℃であり、
熱処理時間を考慮すると、例えば375℃であれば45
〜90分、400℃であれば40〜60分程度が特に好
ましく、これらの条件下で光伝搬損失 α≦0.5dB
/■という優れた特性を達成することができた。
また、前記(1)の第1の製造段階において実施したよ
うに、光偏向器の特性を調べるため、光導波路上に表面
弾性波励振用のくし形電極を作成し、ネットワークアナ
ライザを用いて2方向の表面弾性波の実効的な電気機械
結合係数Kを測定したところ、プロトン交換処理を行わ
ないバルク基板上に作製した比較例の約95%の値であ
り、熱処理前の場合の約60%に比べ飛躍的に向上した
さらにまた、同じ波長のレーザ光によるTE。
モードの光学損傷のしきい値は約600w/dであり、
熱処理前の値7501i1/adに比べ若干減少したも
のの良好な特性値が得られた。
さらに、注入プロトンの光導波層の深さy方向の濃度分
布が熱処理によりどのように変化するかを調べるためS
IMSで分析したところ、その濃度分布は、(1)式で
表示した誤差関数型となり、第3図の屈折率分布曲線と
よい一致を示した。
また、上記光偏向器の光偏向効率を調べるため、第4図
に示すように、波長λ= 0.78μmの半導体レーザ
光41をプリズムカップラ42を用いて前記熱処理によ
り得られたプロトン交換光導波層2内へ導き、y軸方向
へ伝搬させ、Z軸方向へ伝搬する表面弾性波用電極8へ
O〜IWの電力を投入して光偏向効率を測定した。入射
光41は、入力用プリズムカップラ42により導波光4
3へ変換され、前記電極8により励振された表面弾性波
45より一部回折され、出力用ルチルプリズム44から
出射する。
この測定により、電力0.5Wで80%の回折効率を得
た。なお、この回折効率は、従来例、例えば特開昭60
−156039号公報や特開昭156015号公報に記
載された光偏向器のそれと優るとも劣らず同等の特性を
有している。
[II]光集積ヘッドの作製方法: 次に、第1図の光集積ヘッドの作製方法について第5図
及び第6図を用いて詳述する。
先ず、第5図の製造工程図にしたがって説明する。第5
図(、)に示すように前記xeut LiNbO3基板
1(3インチ−X2mm厚)の−面を使用レーザ光波長
λの1/10程度まで研磨し、その表面付近に第5図(
b)に示すように、前記(1)の(1)第1の製造段階
及び、その後の(2)熱処理工程を含む第2の製造段階
にしたがってプロトン交換光導波層2を作製する。
次に第5図(C)に示すように光導波層2上にバッファ
層として光学ガラス層51(コーニング社製、商品名7
059)をスパッタリングにより10nm成膜した。ス
パッタ条件は、高周波パワー100W、アルゴンガス圧
0,35Pa、スパッタリング速度0.2nm/sec
である。
さらに第5図(d)に示すようにバッファ層51上に装
荷層(回折格子形成用)としてTiO2層52を反応性
スパッタリングにより1100n形成した。スパッタリ
ング条件は、ターゲットとしてTiO2を用い、スパッ
タガスとしてアルゴン(Ar)と酸素(0□)を用いA
rと02の流量比0.7、スパッタリングガス圧0.4
2Pa、高周波パワー500W、スパッタリング速度0
.1nn/seeである。
次に、第5図(e)に示すように装荷層及びバッファ層
を所定の導波路型光学素子の形状に加工するため、電子
線露光用レジストとしてクロルメチル化ポリスチレン(
商品名CMS−EX:東洋ソーダ製)53を0.5μ口
の厚さスピンコードした。
さらに、第5図(f)に示すように、上記レジスト53
を130℃で20分間プリベークしたのち等間隔直線状
の第1、第2の回折格子5,9および不等間隔曲線形状
の回折格子14の各パタンを電子ビーム54によって露
光した。
このようにして第5図(g)に示すように、EB露光後
、現像を行いレジスト製マスク53を形成した。
次に第5図(h)に示すように、イオンエツチングによ
り、装荷層52及びバッファ層51を選択的に微細加工
した。エツチングガスとしてCF4を用い、圧力3.8
Pa、高周波パワ2001、エツチング時間15m1n
とした。エツチング後、レジスト53を除去した。
次に表面弾性波用電極8を、ビームスプリッタ14とグ
レーティングカップラ9との間に作製するため、第5図
(i)に示すように、ポジ型フォトレジスト55を塗布
し80℃で30分プリベークした。
ついで、第1図の電極8の形成される部分にのみ開口を
持つフォトマスクC図省略)を重ねて露光、現像を行い
レジスト55の選択エツチングを行った。
次に第5図(j)に示すように、電子線蒸着装置により
An膜56を15Or+m成膜した後、アセトン中へ浸
漬し、レジスト55を除去し、リフトオフにより上記窓
あけ部分にのみAn膜を残した。
その後再び第5図(k)に示すように、ポジ型フォトレ
ジスト55を塗布し、80℃で30分プリベークを行っ
た後、所定の電極形状をもち、かつ窓あけ部以外の部分
をしゃ光するフォトマスク(図省略)を重ねて露光、現
像を行い、140℃で20分ボストベークを行った。
その後、第5図(Q)に示すように、リン酸系のエツチ
ング液でウェットエツチングを行い、電極パターン56
を転写した後、レジスト55を除去した。かくしてMパ
タン56から成る電極8を形成した。
次に第1図の6および1oの回折格子の作製法を、第6
図を用いて詳述する。
まず、第6図(a)に示すように基板として光学ガラス
(コーニング社製、商品名BK−7ガラス)61を用い
、その上に第6図(b)に示すように、Sins膜62
を10μm、 5iCQ、と02を原料としたCVD法
もしくは蒸着法もしくはスパッタリング法により作製し
た。
次に第6図(c)に示すように、SjO,、膜をホトリ
ソグラフィにより所定の格子形状に加工するため、ポジ
型フォトレジスト55を1μm塗布し、80℃で30分
プリベークした後、所定の格子形状を描いたフォトマス
ク(図省略)により露光し、クロルベンゼン中で40℃
、5分間浸漬処理を行った後、現像してレジスト製の格
子パターン55を形成した。
第6図(d)に示すように、レジスト製の格子パターン
55上へCr63を蒸着し、アセトン中で超音波洗浄を
行ってレジストを除去し、第6図(e)に示すように、
Cr製マスク63を作製した。
その後、第6図(f)に示すように、CF4ガスを用い
たイオンエツチングによりCrマスク63を用いて5j
O2膜62を選択的に微細加工した。その後、Crマス
ク63をエツチング除去し、5in2膜62の格子パタ
ーンから成る第1図の目的とする回折格子6および10
を作製した。
このフォトリングラフィ技術は前記装荷層52もしくは
バッファ層51又は表面弾性波励振用電極8の作製技術
にも応用できる。
最後に、このようにして作製した光学素子基板1、回折
格子6.10及び光学ガラスブロック(コーニング社製
、商品名BK−7)4.11をそれぞれ所定の形状に切
断、研磨してBK−7とほぼ同じ屈折率を持つ紫外線硬
化型アクリル系の接着剤で貼り合わせ、半導体レーザ3
及びフォトダイオード15を実装し、第1図の光集積ヘ
ッドを作製した。
次に、第1図の光集積ヘッドの作用について説明する。
波長λ= 0.75μ重の半導体レーザ3からの出射光
は、回折格子6により伝搬方向を補正された後、グレー
ティングカップラ5により光導波路2へ光学的に結合さ
れ、表面弾性波を用いた光偏向器8により偏向され、グ
レーティングカップラ9に入射する。入射光は、グレー
ティングカップラの格子間隔に従って基板1内へ回折さ
れる。この回折された光は、その出射方向を回折格子1
0により補正された後、プリズム11で全反射し、対物
レンズ12により、光記録媒体13(この例では、光デ
ィスク)の記録、再生面に集束される。この記録、再生
面から反射された光は、レンズ12、プリズム11゜回
折格子10を通り、グレーティングカップラ9により光
導波路2へ再び結合され、ビームスプリッタである回折
格子14により左右に2分割され、かつ基板1内へ出射
させられ、さらにこの光はフォトダイオード15上に収
束され上記光記録媒体13上の信号を検出する。なお、
この例では、分割フォトダイオードを使用した。
実施例2゜ 第7図は、前記実施例1と同様の光導波層2を有するが
、ヘッド構造が少し異なる他の光集積ヘッドの実施例を
示すものである。基本的には前記実施例1と同様の技術
に基づいて、表面弾性波を用いた光出力結合器を搭載し
て作成した集積化薄膜光ヘットの例である。ここで1は
ニオブ酸リチウム(Lj、Nb03)単結晶基板、2は
プロトン交換光導波層、3は半導体レーザ、74はコリ
メートレンズ、4はビーム成形用プリズム、5はレーザ
光を光導波N2へ光学的に結合する入力側の直線形状グ
レーティングカップラ、6はレーザ光の波長変動による
光導波層2へのレーザ光の結合効率の低下を防止する透
過型回折格子、7は導波光、72はトラッキング誤差信
号用の回折ビーム(3ビームスポツト)を作るための平
面回折格子、8′は導波光7を基板内へ出射させ、かつ
出射光75を基板表面と垂直な方向へ偏向させ、出射角
度を変化させるための表面弾性波73を発生させるため
の電極(SAW素子電極)、11はビーム成形用のプリ
ズム、10′は半導体レーザ光の波長変動による射出光
75の方向の変化を抑止するための反射形回折格子、■
2は射出光75を光デイスク13上へ結像させる対物レ
ンズ、14′は反射信号光75′を2分割し、かつフォ
トダイオード15上へ集光する集光ビームスプリッタで
あり、第1図の構成とは異なり基板1の裏面に設けられ
ている。そして15は光ディスク13からの反射信号光
75′を検出するためのフォトダイオードである。なお
、この第7図に示した構成のヘッドの製造方法は、基本
的には実施例1の第1図に示した構成のヘッドの製造方
法と同様である。
次に、第7図の光集積ヘッドの作用について説明する。
半導体レーザ3からの出射光(波長λ=0.78μm)
は、回折格子6により伝搬方向を補正された後、グレー
ティングカップラ5により光導波層2へ結合される。次
ぎに平面回折格子72によりトラッキング誤差信号検出
用の±1次の極めて弱い回折光を生じさせる。これによ
って、光デイスク装置の3スポツト法によるトラッキン
グ誤差の信号検出が可能となる。次ぎにこれらの導波光
は電極8′によって生じせしめられた表面弾性波73に
より基板内へ射出される。この際、電極8′へ投入する
交流電場の中心周波数を変えることにより、射出光75
を基板表面と垂直な方向へ偏向せしめて出射角度を変化
させることができる。偏向された射出光75は、その伝
搬方向を反射形回折格子10′により補正された後、対
物レンズ12により光ディスク13の記録、再生面に集
束される。この集束された面からの反射光(光記録情報
信号)75′は、レンズ12、反射形回折格子10′を
通り、基板1表面で全反射し、その対向面に設けられた
集光ビームスプリッタ14′で2分割され、5分割フォ
トダイオード15上に集束され、信号の検出が行われる
なお、この実施例2による光集積ヘッドの前記実施例1
と異なる点は、ヘッドの可動部分を大幅に小さくした点
と、入力側の光偏向を電気信号によりできるようにした
点にある。つまり、アクチュエータに搭載するヘッドの
可動部分は、図示のとおり反射形回折格子lO′と対物
レンズ12とで構成される光学系のみとなり、ヘッド本
体を構成する残りの大半の部分は固定部を構成する。こ
のアクチュエータに搭載したヘッドの可動部光学系とこ
のヘッド本体を構成する固定部とを分離し、光学的に結
合させるだけでヘッド全体を構成している。したがって
、ヘッドの可動部分は軽量小形となり、また、入力側の
光偏向は、表面弾性波を発生させるための電極8′へ投
入する交流電場の中心周波数を変えることで行うことが
できるためアクセス時間を大幅に短縮させることができ
る。
なお、この第7図のようにヘッドを可動部と固定部とに
分離分割することなく、第1図と同様な一体型のヘッド
構成にしてもよく、この一体型のヘッドをアクチュエー
タに搭載してもよい。
実施例3゜ 第9図は、上記実施例1の第1図の構成による光集積ヘ
ッドを、第10図は、実施例2の第7図の構成による光
集積ヘッドを、それぞれ従来の光情報記録再生装置に応
用した場合の光情報記録再生装置の概略を示したもので
ある。
第9図の特徴は、アクチュエータ82上に光集積ヘッド
80が搭載され、光学系の構成が従来よりも大幅に簡素
化された点である。本装置の動作原理は従来装置と同じ
である。すなわち、光記録媒体13は、回転制御手段で
コントロールされたモータ84により回転する。この回
転する光記録媒体13の半径方向にアクチュエータ82
に搭載された光集積ヘッド80が、走査制御手段により
走査線動し、それと同期して光記録媒体13からの光情
報75′が光集積ヘッド80内で電気信号に変換され、
必要な信号処理手段で処理されるものである。
この光情報記録再生装置を用いて、実際に光ディスクを
アクセスしてみたところアクセス時間は、従来装置の半
分以下である30m5ec以下にすることができた。
一方、第10図の特徴は、ヘッド80の可動部83を構
成する反射形回折格子77と対物レンズ12とから成る
光学系のみがアクチュエータ82上に搭載されている点
にあり、光集積ヘッドの本体を構成する固定部81は、
上記可動部83とは光学的に結合されているが物理的に
は分離分割して固定されている。 したがって、ヘッド
全体の構成は機能により可動部83と固定部81とに2
分されるが、アクチュエータ82上には軽量小形の光学
系のみが搭載されているので、基本的な動作原理は同じ
であるが第9図の構成よりもアクセスには極めて有利で
あり、アクセス時間を20m5ec以下にすることがで
きた。
以上、本実施例では、基板がニオブ酸リチウム(LiN
b0□)単結晶基板の場合を代表例に説明したが、本発
明においては、その他、ニオブの一部もしくは全部をタ
ンタルTaで置換した結晶系LiNb□−,Ta 、O
,系(ただし、0 < y≦1)し二ついても同様なプ
ロトン置換処理を行った。その結果。
LiNb0.の場合と同様の結果を得ることができた。
[発明の効果コ 上述のとおり、本発明によれば、光伝搬損失を著しく小
さくすることができると共に、光学損傷に強く、しかも
高効率の光機能素子を容易に作成できる光導波路を実現
可能とした。したがって、この光導波路に光偏向素子を
組込むことにより、高効率の光偏向装置が、またこれを
応用した小形軽量で高速アクセス可能な光集積ヘッドが
、さらにまたこの光集積ヘッドをアクチュエータに搭載
した光情報記録再生装置が、それぞれ実現できるように
なった。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例となる光集積ヘッドの構成
図で、第1図(a)はその平面図、第1図(b)はその
x−x′断面図、第2図は、本発明の光導波層の屈折率
分布を従来例と対比して説明する図で、第2図(a)は
従来例の、第2図(b)は本発明のそれぞれ屈折率分布
を示す特性曲線図、第3図は、本発明の一実施例となる
光導波層の屈折率分布特性曲線図、第4図は光偏向効率
の測定原理を表す模式図、第5図は、第1図に示された
光集積ヘッドの製造プロセス工程図、第6図は上記ヘッ
ドに搭載する収差補正用回折格子の製造プロセス工程図
、第7図は、本発明の他の実施例となる分離型光集積ヘ
ッドの斜視図、第8図は、プロトン交換処理後の熱処理
条件と光伝搬損失(α)との関係を示した特性曲線図、
第9図は、第1図の光集積ヘッドを、そして第10図は
第7図の光集積ヘッドを、それぞれ搭載した光情報記録
再生装置の構成を説明する概略説明図である。 図において、 1・・・LINbo:+基板   2・・・プロトン交
検光導波路3・・・半導体レーザ  4・・・ビーム成
形用プリズム5・・・入射結合用箔1のグレーティング
カップラ6・・・収差補正用第1の回折格子 7・・導波光  8.8′・・・表面弾性波発振用電極
9・・・出力結合用箔2のグレーティングカップラ10
・・・収差補正用第2の回折格子 10’・・・収差補正用反射形回折格子11・・・ビー
ム成形用プリズム(ガラスブロック)12・・・対物レ
ンズ   13・・・光情報記録媒体14.14゛・・
・集光ビームスプリッタ15・・・フォトダイオード 41・・・入射光  42・・・入力結合用プリズムカ
ップラ43・・・導波光  44・・・出力結合用プリ
ズムカップラ45・・・表面弾性波   51・・・光
学ガラス層52・・・TiO□層     53・・・
EB描画用レジスト54・・・電子ビーム   55・
・・ポジ型フォトレジスト56・・・AI膜     
 61・・・BK−7ガラス63・・・Cr膜 (3ビーム形成用) 74・・・コリメートレンズ 75′・・・光情報(反射信号光) 81・・・ヘッド固定部 83・・・ヘッド可動部 62・SiO□層 72・・・平面回折格子 73・・表面弾性波 75・・・出射光 80・・・光集積ヘッド 82・・・アクチュエータ 84・・・モータ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記の一般式で表せるニオブ酸リチウム、タンタル
    酸リチウムもしくはこれら両者の混晶系一般式LiNb
    _1_−_yTa_yO_3ただし、0≦y≦1から成
    る単結晶基板の表層部に、基板内のリチウムイオンLi
    ^+の一部がプロトンH^+とイオン交換して形成され
    た基板より屈折率の高い変性層を光導波層として有して
    成るプロトン交換光導波路において、前記基板の屈折率
    n_sと光導波層の屈折率nの差をΔn(=n−n_s
    )とし、前記光導波層の表面からの深さをyとしたとき
    、前記光導波層の屈折率nがその表面から深さy方向に
    連続的に漸次減少し、前記基板との界面において実質的
    にΔn=0を満足する屈折率分布を有して成るプロトン
    交換光導波路。 2、上記Δnが次式(1)の誤差関数式 Δn=1/2Δn.{erfc(y−a/2√dxt)
    −erfc(y+a/2√dxt)}・・・(1)ただ
    し、Δn.は表面の屈折率変化量、 aは熱処理前のプロトン交換の深さ、 dは拡散係数、 tは拡散時間、 yは光導波層の表面からの深さ、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 を満たして成る請求項1記載のプロトン交換光導波路。 3、上記光導波層における表面から深さ方向yのプロト
    ンH^+によるリチウムイオンLi^+のイオン交換濃
    度プロファイルが、誤差関数的に変化し、その表面から
    深さy方向に前記イオン交換濃度が連続的に漸次減少し
    た濃度分布を有して成る請求項2記載のプロトン交換光
    導波路。 4、上記変成層から成る光導波層の結晶格子定数d′と
    上記単結晶基板の結晶格子定数dとの差Δd=d′−d
    が、前記光導波層における表面から深さ方向yに誤差関
    数的に変化し、表面から深さy方向に前記Δdが連続的
    に漸次減少した結晶格子定数分布を有して成る請求項1
    記載のプロトン交換光導波路。 5、弱酸と前記弱酸のリチウム塩との混合溶液中で、下
    記の一般式で表せるニオブ酸リチウム、タンタル酸リチ
    ウムもしくはこれら両者の混晶系 一般式LiNb_1_−_yTa_yO_3ただし、0
    ≦y≦1から成る単結晶基板を熱処理して、その表層部
    のリチウムイオンLi^+の一部をプロトンH^+でイ
    オン交換して基板より屈折率の高い変性層を光導波層と
    して形成するプロトン交換光導波路の製造方法において
    、前記弱酸として解離度10^−^3以下の有機酸とそ
    の酸のリチウム塩との混合溶液を用いて加熱処理して前
    記単結晶基板表層部のリチウムイオンLi^+の一部を
    プロトンH^+でイオン交換し、次いで前記単結晶基板
    を大気中あるいは酸素雰囲気中で、350〜450℃、
    1時間以下の条件下で熱処理することにより、前記イオ
    ン交換処理により基板中へ注入されたプロトンH^+を
    前記基板中へ熱拡散して、前記基板の屈折率n_sと光
    導波層の屈折率nとの差をΔn(=n−n_s)とし、
    前記光導波層の表面からの深さをyとしたとき、前記光
    導波層の屈折率nがその表面から深さy方向に連続的に
    漸次減少し、前記基板との界面において実質的にΔn=
    0を満足する屈折率分布を有する光導波層を備えたプロ
    トン交換光導波路の製造方法。 6、光学基板上に光導波路が形成された請求項1乃至4
    の何れか記載の光導波路と、前記光導波路の外部から前
    記光導波路内へ光を結合する手段と、前記光導波路内を
    伝搬する導波光を光軸から左右に偏向させる手段と、前
    記光導波路内を伝搬した導波光を前記光導波路から基板
    外へ射出させる手段とを有して成る光偏向装置。 7、上記光導波路内へ光を結合する手段と、光導波路内
    を伝搬した導波光を前記光導波路から基板外へ射出させ
    る手段とを、それぞれ上記光導波路表面に形成した回折
    格子から成るグレーテイングカップラで構成すると共に
    、上記導波光を光軸から左右に偏向させる手段を表面弾
    性波励振用の電極を備えた素子で構成し、前記電極を前
    記光導波路上の前記両グレーティングカップラ間に設け
    て成る請求項6記載の光偏向装置。 8、レーザ光源と、このレーザビームを光学基板上に設
    けられた光導波路に導き、かかる導波光を更に光導波路
    外部空間に配置される光記録媒体の記録、再生面上に集
    光し、前記記録、再生面からの反射光を受光、検出する
    手段とを備えた光ヘッドであつて、前記光学基板上に光
    導波路が形成された請求項1乃至4の何れか記載の光導
    波路と、レーザ光の波長変動によるレーザ光の光導波路
    への結合効率の低下を防止する第1の回折格子と、レー
    ザ光を前記光導波路に結合す第1のグレーティングカッ
    プラと、前記光導波路上に設けられた前記導波光を光軸
    の左右に偏向させる作用を持つ表面弾性波励振用の電極
    と、前記光導波路から導波光を前記光導波路外部へ射出
    させる第2のグレーティングカップラと、前記射出光の
    射出方向のレーザ波長の変動に伴う変化を防止する第2
    の回折格子と、前記射出光を前記導波路外部の一点へ収
    束させるレンズ手段とを有して成る光集積ヘッド。 9、上記光記録媒体からの反射光を受光、検出する光素
    子を構成する集光ビームスプリッタとして、不当間隔曲
    線形状の回折格子を上記光導波路上の第1のグレーティ
    ングカップラと導波光を光軸の左右に偏向させる作用を
    持つ表面弾性波励振用の電極との間に配設して成る請求
    項8記載の光集積ヘッド。 10、レーザ光源と、このレーザビームを光学基板上に
    設けられた光導波路に導き、かかる導波光を更に光導波
    路外部空間に配置される光記録媒体の記録、再生面上に
    集光し、前記記録、再生面からの反射光を受光、検出す
    る手段とを備えた光ヘッドであつて、前記光学基板上に
    光導波路が形成された請求項1乃至4の何れか記載の光
    導波路と、レーザ光の波長変動によるレーザ光の光導波
    路への結合効率の低下を防止する第1の回折格子と、レ
    ーザ光を前記光導波路に結合す第1のグレーティングカ
    ップラと、前記光導波路上に設けられ、前記導波光を光
    導波層の外部に射出せしめると共に光軸と平行な方向に
    偏向せしめる作用を持つ表面弾性波励振用の電極と、同
    じく前記光導波路上の前記第1のグレーティングカップ
    ラと表面弾性波励振用の電極との間に設けられたトラッ
    キング誤差検出用の平面回折格子と、前記光導波層が形
    成されている面とは反対側の基板上の、対向する同じく
    前記第1のグレーティングカップラと表面弾性波励振用
    の電極との間に設けられた不当間隔曲線形状の回折格子
    からなる集光ビームスプリッタと、前記射出光の射出方
    向のレーザ波長の変動に伴う変化を防止し、かつこの射
    出光を反射せしめる反射形の第2の回折格子と、この第
    2の回折格子からの反射光を前記光記録媒体の記録、再
    生面上へ収束させるレンズ手段とを備えて成り、このレ
    ンズ手段により収束された反射光を前記光記録媒体の記
    録、再生面に照射し、その反射信号光を前記レンズ手段
    を通して第2の回折格子で反射せしめて前記基板内に入
    射せしめ、これを前記光導波層側の基板面で全反射せし
    めて前記集光ビームスプリッタに入射させ2分割して集
    光し、この集光された前記反射信号光を受光素子にて検
    出するように成した光集積ヘッド。 11、上記反射形の第2の回折格子と、この第2の回折
    格子からの反射光を上記光記録媒体の記録、再生面上へ
    収束させるレンズ手段とから成る光学系を、上記光導波
    層の形成された基板側本体と光学的に結合しつつ分離独
    立せしめてアクチュエータに搭載し、ヘッドの可動部と
    して成る請求項10記載の光集積ヘッド。 12、光記録媒体を回転駆動する回転駆動制御手段と、
    前記回転する光記録媒体面と所定間隔をおいて前記光録
    媒体の半径方向に走査駆動することにより光情報の記録
    、再生を行う光ヘッド及び前記光ヘッドを搭載した走査
    駆動するアクチュエータとを備えた光情報記録再生装置
    において、前記アクチュエータに搭載される光ヘッドを
    請求項8乃至11の何れか記載の光集積ヘッドで構成し
    て成る光情報記録再生装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06139596A (ja) * 1992-02-19 1994-05-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光ピックアップ
JPH06290502A (ja) * 1992-03-27 1994-10-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光ピックアップ

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