JPH03259819A - 成形品のエアー搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、ホース内のエアーを吸引して成形品を搬送さ
せる成形品のエアー搬送装置に関するものである。

［従来の技術］ 従来、成形加工後に成形品を作業者が、仕上げ加工装置
まで手作業で運搬し、仕上げ加工装置のホッパーへその
まま投入していた。

［発明が解決しようとする課題］ 上記の方法では、作業者が成形品を手作業で運搬してい
たため、成形加工を自動化（無人化）することができな
いという問題がある。また、従来の発想では、部品搬送
に無人搬送車及びパケット反転（製品投入）装置等を活
用した大掛かりなコストの高い自動化設備の導入しか検
討されていなかった。

本発明は、上述の点に鑑みて提供したものであって、成
形加工装置と仕上げ加工装置との間を直結して自動的に
成形品を搬送させると共に、低コストで、且つ搬送中の
傷や欠は等の外観品質のトラブルの発生を無くした成形
品のエアー搬送装置を提供することを目的としたもので
ある。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、成形加ゴー装置と、この成形加工装置により
成形加工された成形品を仕上げ加工する仕上げ加工装置
と、上記成形加工装置と仕上げ加工装置側との間を連結
し成形品を仕上げ加工装置へ搬送させる屈曲性のあるホ
ースと、ポース内のエアーを吸引して成形品を仕上げ加
工装置側に搬送させる吸引手段と、上記ホースと吸引手
段からの吸引ホースとが接続され水平方向から吸引搬送
された成形品を下方へ落下させるエアー排気ユニットと
を有し、上記エアー排気ユニット内でホースのエアーの
流れと吸引ホースによる吸引エアーの流れとを交差させ
たものである。

［作　用］ 而して、成形加圧装置と什上げ加工装置とは屈曲性のあ
るポースで連結し、吸引手段によりホースのエアーを吸
引して成形品を吸引搬送して自動化を図り、また、エア
ー排気ユニット内ではホースのエアーの流れと吸引ホー
スによる吸引エアーの流れとを交差させて成形品の吸引
搬送の速度を減速させ、成形品をエアー排気ユニット内
の内壁面に衝突させることなく自然に落下させるように
している。

［実施例］ 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。第１
図は全体の構成図を示し、成形加工装置（図示せず）か
ら排出される成形品を受けるホッパー１の下端に成形品
搬送用のホース２の一端が接続されている。このホース
２の他端はエアー排気ユニット３の上部の端部に接続さ
れ、図の矢印に示すように吸引搬送した成形品をエアー
排気ユニット３の下部に接続したホッパー１４から搬出
し、仕上げ加工装置（図示せず）Ｊ＼供給されるように
なっている。消音ボックス４内には吸引手段としてのル
ーツブロアー５が配設されていて、このルーツブロアー
５によりエアーを吸引するようにしている。このルーツ
ブロアー５に吸引ホース６の一端が接続され、風圧計７
を介した吸引ホース６の他端が風量調整バルブ８を介し
てエアー排気ユニット３の上面部分に接続されている。

ホース２及び吸引ホース６は共に屈曲性を有しており、
ルーツブロアー５によりエアー排気ユニット３を介して
ホース２内のエアーを吸引して成形品をエアー排気ユニ
ット３へ吸引搬送する。

第２図はエアー排気ユニット３の構成図を示し、エアー
排気ユニット３の上部には吸引ホース６が斜めに接続し
てあり、水平方向に配設されているホース２のエアーの
流れと、吸引ホース６によるエアーの吸引の流れとを交
差するようにし、エアーの流れを図中（イ）のように斜
め上向きにしている。そして、ホース２のエアーの流れ
と、吸引ホース６によるエアーの吸引の流れとを交差さ
せ２また、風量調整バルブ８にて風量を調整することで
、搬送中の成形品はエアー排気ユニット３内でその速度
が減速され、図中（ロ）に示すように自然落下して、内
壁面９には衝突することはなく、壁面衝突による傷や欠
けは発生しない。尚、安全対策として内壁面９にはクツ
ション用ゴｌ＼シート１０がヒス１１にて配設しである
。また、エアー排気ユニット３の上面には透明のアクリ
ル板１２が設けである。

ところで、上記ルーツブロアー５は吸引能力の大きいも
のを使用し、垂直方向の搬送距離を所定量確保して、ホ
ース２を天井に配設してコンパクトな搬送設備を実現す
ることができる。

［実施例２］ 第３図はエアー排気ユニット３の他の実施例を示し、ル
ーツブロアー５がらの吸引ポース６と接続される接続管
１３を下向きに形成したものである。また、この接続管
１３にはホース２のエアーの流れと直交する方向の吸引
管１４，１．５を２本形成している。接続管１３、吸引
管１４．１５による吸引により、成形品をエアー排気ユ
ニット３の内壁面９に衝突することなく自然に落下する
ようになっている。

［発明の効果］ 本発明は上述のように、成形加工装置と、この成形加工
装置により成形加工された成形品を仕上は加工する仕上
は加工装置と、上記成形加工装置と仕上げ加工装置側と
の間を連結し成形品を仕上げ加工装置へ搬送させる屈曲
性のあるホースと、ホース内のエアーを吸引して成形品
を仕上げ加工装置側に搬送させる吸引手段と、上記ホー
スと吸引手段からの吸引ホースとが接続され水平方向か
ら吸引搬送された成形品を下方ｌ＼落下さぜるエアー排
気ユニットとを有し、上記エアー排気ユニット内でホー
スのエアーの流れと吸引ホースによる吸引エアーの流れ
とを交差させたものであるから、成形加工装置と仕上げ
加工装置とは屈曲性のあるポースて連結し、吸引手段に
よりポースのエアーを吸引して成形品を吸引搬送して自
動化を図ることができ、そのため、製造の時間短縮と無
人化を図ることができ、また、ホースにより成形加工装
置と仕上げ加工装置を近くに置く必要がなくなり、工場
のレイアウトの柔軟性が確保でき、しかも、ホース、エ
アー排気ユニット、吸引手段等による構成のため、構造
が簡単となって、低コストで成形品の搬送装置を実現で
き、更には、エアー排気ユニット内ではホースのエアー
の流れと吸引ホースによる吸引エアーの流れとを交差さ
せて成形品の吸引搬送の速度を減速させ、成形品をエア
ー排気ユニット内の内壁面に衝突させることなく自然に
落下させることができるため、衝突による成形品の傷や
欠は等の外観品質のトラブルが発生しないという効果を
奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の全体の構成図、第２図は同」
二のエアー排気ユニットの構成図、第３図は他の実施例
のエアー排気ユニットの断面図である。 ２はホース、３はエアー排気ユニット、６は吸引ポース
、９は内壁面である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）成形加工装置と、この成形加工装置により成形加
   工された成形品を仕上げ加工する仕上げ加工装置と、上
   記成形加工装置と仕上げ加工装置側との間を連結し成形
   品を仕上げ加工装置へ搬送させる屈曲性のあるホースと
   、ホース内のエアーを吸引して成形品を仕上げ加工装置
   側に搬送させる吸引手段と、上記ホースと吸引手段から
   の吸引ホースとが接続され水平方向から吸引搬送された
   成形品を下方へ落下させるエアー排気ユニットとを有し
   、上記エアー排気ユニット内でホースのエアーの流れと
   吸引ホースによる吸引エアーの流れとを交差させたこと
   を特徴とする成形品のエアー搬送装置。