JPH03259474A - 磁気ディスク記憶装置および方法 - Google Patents

磁気ディスク記憶装置および方法

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JPH03259474A
JPH03259474A JP5702790A JP5702790A JPH03259474A JP H03259474 A JPH03259474 A JP H03259474A JP 5702790 A JP5702790 A JP 5702790A JP 5702790 A JP5702790 A JP 5702790A JP H03259474 A JPH03259474 A JP H03259474A
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JP
Japan
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data
head
servo
magnetic disk
track
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JP5702790A
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Hideo Asada
浅田 英雄
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気ディスク記憶装置および方法、特に、サー
ボ面サーボ方式におけるサーマルオフトラック改善を行
なう磁気ディスク記憶装置および方法に関する。
〔従来の技術〕
従来のサーボ面サーボ方式によりヘッドの位置決め制御
を行っている磁気ディスク記憶装置のヘッド位置決め動
作について図面を参照して説明する。
第5図は従来の一例を示すブロック図である。
磁気ディスク板51a、51b、51c、51dは、ス
ピンドルモータ52によって回転させられる。スピンド
ルモータ52はスピンドルモータ駆動回路67によって
一定の回転速度となるように回転制御される。
磁気ディスク板51a、51b、51c、51dの各磁
気ディスク板は上下両面をデータを記録するデータ面と
して使用されているが、サーボ面サーボ方式の磁気ディ
スク記憶装置では磁気ディスク板51の一つの面を全面
にわたってサーボデータが書き込まれているサーボディ
スクとして使用している。
サーボディスクには第6図に示すように、サーボディス
ク70には同心円状で複数本のサーボトラック71がデ
ータトラックと同じトラックピッチで配置されている。
更に、総てのサーボトラック71には同一位置にインデ
ックス信号エリア72が配置されている。
磁気ディスク記憶装置には、データ面のデータトラック
にデータを書き込んだり、或はデータトラックに書き込
まれているデータを読み出したりするためのデータヘッ
ド54(第5図〉がデータ面の数だけ用意されており、
またサーボディスク70のサーボデータを読み出す一つ
のサーボヘッド53とが用意されている。
これらのヘッドは一つのヘッド位置決め機構55に実装
されていて、ヘッド位置決め機構55はボイスコイルモ
ータ56によって位置決め駆動され、総てのヘッドが連
動してデータ面上(サーボディスク面上)の任意のデー
タトラック(サーボトラック71)に位置決めされる。
ヘッド位置決め機構55に実装されるサーボヘッド53
、及びデータヘッド54の相互の実装位置関係は、第7
図に示すように、ヘッド位置決め1111155の一端
にサーボヘッド53が配置されそこから順にデータヘッ
ド54が配置される場合と、ヘッド位置決め機構55の
中央にサーボヘッド53が配置されそこから左右に別れ
てデータヘッド54が配置される場合とがある。
一般的にいうと、後で説明するサーマルオフトラックに
有利となるためにサーボヘッド53がヘッド位置決め機
構55の中央に配置される場合が多い。
データの書き込み読み出し動作では、まずどのデータヘ
ッドで行うかを磁気ディスク装置の上位装置から指定さ
れる。第5図に示すヘッド選択回路50は上位装置から
指定されるヘッド選択信号48により上位装置が指定す
る一つのデータヘッド54を選択する。
次に上位装置から指定されたデータへラド54により上
位装置が指定するデータ面のデータトラックにデータを
書き込む場合、まず磁気ディスク装置の上位装置から送
られてくる書き込みデータ60を書き込み読み出し駆動
回路57により、書き込みデータ60に従った電流信号
に変換し、次にこの電流信号の変化をデータヘッド54
により磁束密度の変化に変換し、変換された磁束密度を
データとして磁気ディスク板に書き込む。
一方、上位装置から指定されたデータヘッド54により
目的のデータトラックに書き込まれているデータを読み
出す場合、まず磁気ディスク板にデータとして書き込ま
れている磁束密度の変化をデータヘッド54により電圧
変化として読み出し、読み出された電圧変化の信号を書
き込み読み出し駆動回路57により増幅しパルス信号に
変換した後、データ弁別回路58により、読み出しデー
タ59に弁別し、上位装置に送信される。
サーボヘッド53により読み出されるサーボディスクの
サーボ面サーボデータの信号はサーボ信号増幅回路63
によって増幅された後、タロツク発生回路62によりサ
ーボ面サーボディスク信号に含まれているクロック信号
からデータ弁別UgJ路58で使用される書き込み読み
出しクロック信号、位置誤差信号発生回路64で使用さ
れるクロック信号、及びインデックス信号61が生成さ
れる。
更に、増幅されたサーボ面サーボデータの信号であるサ
ーボ面サーボ信号49は位置誤差信号発生回路64に入
力され、サーボ面位置誤差信号65に変換される。
位置誤差信号発生回路64は先に述べたように、サーボ
面サーボ信号4つからサーボ面位置誤差信号65を生成
する回路である。
サーボ面位置誤差信号65は、第8図及び第9図で詳し
く説明しているが、ヘッドの位置決め制御の基準となる
信号でサーボ面位置誤差信号65のゼロクロス点の数で
ヘッドが移動したシリンダーの数(サーボ面上のサーボ
トラック71の数)を知ることができ、サーボ面位置誤
差信号65の傾きでヘッドが移動している速度を知るこ
とができる。
更には、目的のシリンダー(サーボ面上の目的のサーボ
トラック71)の近傍ではサーボ面位置誤差信号65の
信号レベルの大きさだ目的シリンダーまでの距離を知る
ことができる。
位置決め制御回路66は、上位装置からヘッド位置決め
命令(シーク命令68)を受けると、そのシーク命令6
8で指定される目的シリンダーまでのシリンダー数、ヘ
ッド移動中のサーボ面位置誤差信号65、及びヘッド移
動中にボイスコイルモータ56に流れた電流によりボイ
スコイルモータ56を制御し、ヘッド位置決め機構55
を駆動させサーボヘッド53をシーク命令68で指定さ
れる目的のシリンダーに位置決めするように制御する。
ここでサーボディスク上のサーボトラックに書き込まれ
ているサーボデータ信号と、そのサーボデータ信号から
生成されるサーボ面位置誤差信号65について第8図、
及び第9図を参照して説明する。
第8図にはサーボトラック71に書き込まれているサー
ボデータ信号の一部分を示しているが、実際にサーボト
ラックには本図に示す信号が連続して一周にわたって書
き込まれている。サーボデータ信号はID信号77、シ
ンク信号78、及び位置信号7つ、80から成る。
位置信号は位相のことなる2種類の位置信号があり、こ
こでは、それらの位置信号を偶数トラックイ二号信号7
9、奇数トラック位置信号80と呼、:;ことにする。
シンク信号78はクロック発生回路62て種々のクロッ
ク信号を発生させるための基準信号として使用される。
また、ID信号77は通常シンク信号78と対になって
配置されるが、ID信号欠落個所81のようにID信号
77が欠落している個所がある。
サーボトラック71のインデックス信号エリア72にお
けるサーボデータ信号には、このID信号欠落個所81
が数個所配置されていて、ID信号77の配置・欠落の
組み合わせでインデックス信号を表している。
クロック発生回路62ではサーボデータ信号のID信号
77の有無を検出し、ID信号77の配置・欠落の組み
合わせを検出してインデックス信号61を発生させる。
更に、サーボデータ信号の位置信号79.80は位置誤
差信号発生回路64でサーボ面位置誤差信号65に変換
される。
サーボヘッド53がサーボトラック71のa点、b点、
及び0点に位置したときのサーボデータ信号の読み出し
信号は各々サーボ読み出し信号82a、82b、82c
となる。
サーボ面位置誤差信号66は偶数トラック位置信号79
と奇数トラック位置信号80との読み出し信号レベルの
差に比例した信号である。
第9図に、サーボトラック71上をサーボヘラ1〜53
が矢印Aの方向に移動したときのサーボ面位置誤差信号
65を示す。
サーボ面位置誤差信号65の信号レベルがゼロレベルと
なるゼロクロス点83は、サーボトラック71の境にサ
ーボヘッド53が位置したときに発生する。
ヘッド移動動作中は、ゼロクロス点83の数によりサー
ボヘッド53が移動したサーボトラック71(シリンダ
ー)の数を知ることができる。
またサーボ面位置誤差信号65の傾きはサーボヘッド5
3の移動速度に比例しているため、ヘッド移動動作中は
ヘッドの移動速度の検出に使用される。
更にサーボ面位置誤差信号65の信号レベルはサーボト
ラック71の境、即ち、ゼロクロス点83からのサーボ
ヘッド53の位置までの距離を表す。
次に、ヘッドの位置決め制御について説明する。
位置決め制御回路66は上位装置からのシーク命令68
を受信するとき移動すべきシリンダー数の値も同時に受
信する。位置決め制御回路66がシーク命令68を受信
すると、その移動すべきシリンダー数よりヘッド位置決
め速度の基準速度を決定しボイスコイルモータ56を駆
動する。
ヘッド移動中は、サーボヘッド53が読み出すサーボデ
ィスク70のサーボ面サーボデータよりサーボ面位置誤
差信号65を生成し、このサーボ面位置誤差信号65の
傾きからヘッド移動の実際の速度を確認しなから指定し
た速度になるようにボイスコイルモータ56を制御する
また、サーボ面サーボデータのサーボ面位置誤差信号6
5のゼロクロス点83の数からヘッドが移動したシリン
ダー数を知ることができる。これにより指定されたシリ
ンダー数まで移動して来たことを確認すると、サーボ面
位置誤差信号65の信号レベルがゼロとなるようにボイ
スコイルモータ56を制御ヘッドを位置決めする。
これでヘッド位置決め動作を終了するが、位置決め制御
回路66は磁気ディスク装置の上位装置から新たにシー
ク命令を受信するまでサーボ面位置誤差信号65の信号
レベルがゼロのまま維持されるようにサーボヘッド53
を位置決め制御する。
以上説明したように従来の磁気ディスク記憶装置のヘッ
ド位置決め制御は、サーボヘッドの位置を制御し、これ
によりサーボヘッドが実装されているヘッド位置決め機
構に共に実装されているデータヘッドの位置を制御して
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
磁気ディスク記憶装置は、周囲温度が変化するとヘッド
位置決め機構に熱膨張差によるズレが生じ、たとえサー
ボヘッドがサーボトラックに正確に位置決めすることが
できても、他のデータヘッドは正確にデータトラックに
位置決めできなくなる、いわゆるサーマルオフトラック
の現象が発生するので、オフトラック量はヘッド位置決
め機構上でサーボヘッドからより離れた位置に実装され
ているデータヘッドはど大きくなる傾向があり、このデ
ータヘッドのサーマルオフトラック量がデータトラック
間隔に比べ大きくなるとデータの書き込み読み出し信頼
性が低下する(データの読み出し誤りが悪化する)ため
、オフトラック量に比べ十分大きいデータトラック間隔
が必要となる。
このサーマルオフトラックのため、従来の磁気ディスク
記憶装置では、データトラックのトラック密度に120
0TP I程度で限界が発生し、これ以上のデータトラ
ックの高密度化を実現することができない欠点があり、
またデータヘッドのサーマルオフトラックのオフトラッ
ク量を小さく抑えるために磁気ディスク装置の使用動作
温度の温度範囲も狭く制限しなければならない欠点があ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の磁気ディスク記憶装置は、サーホ面上のサーボ
データを読み出すサーボヘッドを中央に配置し、更に、
データ面上のデータトラックのデータを読み出す或はデ
ータトラックにデータを書き込むデータヘッドをサーボ
ヘッドを中心にして左右或は上下に同数配置したヘッド
位置決め機構を有し、サーボヘッドを中心にして分割配
置されたデータヘッドの二つのデータヘッドグループの
うち一方のデータヘッドグループを偶数シリンダー、他
方のデータヘッドグループを奇数シリンダーに割り当て
られるように、上位装置から指定される目的シリンダー
番地及び上位装置から指定されるデータヘッド番地から
一つのデータヘッドを選択するヘッド選択手段を有し、
偶数シリンダーに割り当てられた、或は奇数シリンダー
に割り当てられたデータヘッドグループのなかで中央に
配置された各々のデータヘッドのデータ面上の所定位置
にサーボデータを有するサーボエリアを形成した磁気デ
ィスク板を有し、データ面上のサーボエリアから読み出
されるサーボデータよりデータ面位置誤差信号を生成す
るデータ面位置誤差信号発生手段を有し、データ面位置
誤差信号の信号レベルがゼロレベルになるようにヘッド
を位置決め保持する制御を行う位置決め手段とを含んで
生成される。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す模式図である。
ここでは、ヘッド位置決め機構1に1個のサーボヘッド
2と12個のデータヘッド3が実装されている例を示し
ているが、本発明はデータヘッド2が12個であること
に限らない。
サーボヘッド2はデータヘッド3の中央に実装されてい
る。データヘッド3はサーボヘッド2を境に2つのデー
タヘッドグループ3a、3bに分割され、データヘッド
グループ3aは偶数シリンダーに割り当てられデータへ
ッドグル−プ3bは奇数シリンダーに割り当てられる。
これによりヘッド位置決め機構1には12個のデータヘ
ッドが実装されているが、本磁気ディスク装置の上位装
置からは6個のデータヘッドが存在するようにみえ、デ
ータヘッドグループ3a。
3b共にヘッド番地#O〜#5が割り当てられる。
第2図は本発明の一使用例を示すブロック図である。
ヘッド選択回路4はヘッド位置決め機構1に実装されて
いる12個のデータヘッド3のうちヘッド選択番地9が
指定する1個のデータヘッド3を選択する回路である。
しかし、上位装置が認識しているデータヘッドの数は先
に述べたように6個であり、12個のデータヘッド3は
2つのヘッドグループ3a、3bに分割されていてヘッ
ドグループ3aは偶数シリンダーにヘッドグループ3b
は奇数シリンダーに割り当てられているため、ヘッド選
択番地9を出力するヘッド切り換え回路8は上位装置が
指定する目的のヘッド番地5と目的のシリンダー番地6
により12個のデータヘッド3のうち1個のデータベツ
ドを選択する。
即ち、上位装置が#Oのヘッド番地で偶数シリンダーを
指定するとヘッド切り換え回路8は、ヘッド選択回路4
がヘッドグループ3aの#Oのデータヘッドを選択する
ようにヘッド選択番地9を出力する。
ヘッドグループ3a、3bのほぼ中央に位置している#
2ヘッドを基準データヘッドとしてこのデータヘッドが
データの書き込み読み出しするデータ面には第3図(a
)、(b)に示すようにデータ面20にサーボトラック
24が書き込まれているサーボエリア21が存在する。
第3図(a)、(b)に示す例ではデータ面20に複数
のサーボエリア21が配置されているが、本発明の実施
例ではこれに限らずデータ面20に一個所のサーボエリ
ア21が配置されていても同様である。
データ面20のデータエリア22に配置されているデー
タトラック23とサーボエリア21に配置されているサ
ーボトラック24との位置関係は第3図に示すようにサ
ーボトラック24とサーボトラック24との境がデータ
トラック23の中心に位置するように各々配置されてい
る。
またサーボトラック24に書き込まれているサーボ信号
は、第8図に示したサーボディスク7゜のサーボトラッ
ク71に書き込まれているサーボ信号と同様である。
サーボエリア21の位置にデータヘッド3が位置したと
きサーボエリア信号7が有効となり、サーボエリア信号
7が有効となると先に説明したヘッド切り換え回路8で
はサーボエリア21のサーボトラック24を読み出すた
めに基準データヘッドである#2ヘッドを選択するよう
にヘッド選択番地9をヘッド選択回路4に出力する。
例えば目的シリンダー番地7が偶数であればヘッド番地
5には拘らずヘッドグループ3aの#2ヘッドが選択さ
れ、目的シリンダー番地7が奇数であればヘッドグルー
プ3bの#2ヘッドが選択される。
書き込み読み出し駆動回路10は、第5図に示した書き
込み読み出し駆動回157と同様の動作を行うがデータ
ヘッド3が読み出す読み出し信号を増幅する場合、サー
ボエリア信号7が有効になるとデータヘッド3が読み出
す読み出し信号はサーボエリア21のサーボ信号である
ため、書き込み読み出し駆動回路10は読み出し信号を
増幅した後サーボ信号を分離してデータ面サーボ信号1
2として出力する。
データ面サーボ信号12はデータ面位置誤差信号発生回
路13に入力されデータ面位置誤差信号14に変換され
る。
一方、サーボヘッド2により読み出されるサーボディス
クのサーボ面サーボデータの信号はサーボ信号増幅回路
11によって増幅された後、サーボ面サーボ信号16は
サーボ面位置誤差信号発生回路15に入力され、サーボ
面位置誤差信号17に変換される。
本装置のサーボディスクに書き込まれているサーボ面サ
ーボデータの信号は従来装置のサーボ面サーボデータと
変わるところはない。またデータ面位置誤差信号発生回
路13、及びサーボ面位置誤差信号発生回路15の動作
は、第5図に示した位置誤差信号発生回路64の動作と
同様である。
位置決め制御回路18は第5図に示した位置決め制御回
路66の基本的には同様の働きをする。
即ち、位置決め制御回路18は上位装置からのシーク命
令を受信するとき移動すべきシリンダー数の値も同様に
受信する。
位置決め制御回路18がシーク命令を受信すると、位置
決め制御回路18はその移動すべきシリンダー数よりヘ
ッド位置決め速度の基準速度を決定しホイスコイルモー
タ19を駆動しヘッド移動動作を開始する。
このヘッド移動動作中では、サーボヘッド2が読み出す
サーボディスクのサーボ面サーボ信号16よりサーボ面
位置誤差信号17がサーボ面位置誤差信号発生回路15
で生成され、生成されたサーボ面位置誤差信号17は位
置決め制御回路18に入力される。
このとき位置決め制御回路18はこのサーボ面位置誤差
信号17の傾きからヘッド移動の実際の速度を確認しな
から指定した速度になるようにボイスコイルモータ19
を制御し、またサーボ面位置誤差信号17のゼロクロス
点の数からヘッドが移動したシリンダー数を確認しなか
ら指定された目的のシリンダーまで移動して来たかどう
かを判断する。
ここで従来装置のヘッド位置決め動作では、目的のシリ
ンダーまで移動してきたと判断されると目的のシリンダ
ーのサーボ面位置誤差信号の信号レベルがゼロレベルと
なるようにボイスコイルモータを制御しなからヘッドを
位置決め制御してヘッド移動動作を終了する。
さらにヘッド移動動作を終了した後もサーボ面位置誤差
信号の信号レベルがゼロレベルを維持するようにボイス
コイルモータを制御していた。
しかしなから、本発明の装置の位置決め制御回路18で
は目的のシリンダーまで移動してきたと判断されると、
上位装置が指定する目的のデータヘッド番地には拘らず
基準データヘッド(目的シリンターか偶数であればデー
タヘッドグループ3aの#2データヘッド、目的シリン
ダーが奇数であればデータヘッドグループ3bの#2デ
ータヘッド)に切り換えて、基準データヘッドか読み出
すデータ面のサーボエリア21のデータ面サーボ信号1
2からデータ面位置誤差信号発生回路13によって生成
されるデータ面位置誤差信号14の信号レベルがゼロレ
ベルとなるようにボイスコイルモータ19を制御しなか
らヘッドを位置決め制御してヘッド移動動作を終了する
さらにヘッド移動動作を終了した後もデータ面位置誤差
信号14の信号レベルがゼロレベルを維持するようにボ
イスコイルモータ19を制御し、データヘッド3を目的
シリンダーに位置決め保持する。
第4図は、データのサーマルオフトラックのオフトラッ
ク量を示す図である。
以上説明したように、本発明は、ヘッド位置決め機構に
実装されているデータヘッドをサーボヘッドを中心にし
て2つのデータヘッドグループに分割し各々を偶数シリ
ンダー奇数シリンダーに割り当て、上位装置が認識して
いる各々のデータヘッドグループのなかでヘッド位置決
め機構の中央に実装されたデータヘッドを基準データヘ
ッドに割り当て、基準データヘッドのデータ面にサーボ
データが書き込まれているサーボエリアを配置して、上
位装置が位置決め指定した目的のシリンダーによりどの
ヘッドグループの基準データヘッドのデータ面サーボ信
号を選択するかを決定し、選択されたデータ面サーボ信
号からデータ面位置誤差信号を生威し、このデータ面位
置誤差信号の信号レベルがゼロレベルとなるようにヘッ
ドの位置決め制御を行っている。
これにより先に従来の装置の説明で説明したサーマルオ
フトラックについては第4図に示すように、各々のヘッ
ドグループ3a、3bの基準データヘッドである#2デ
ータヘッド(データ面サーボ信号を読み出すデータヘッ
ド)を中心にし#2データヘッドが離れたデータヘッド
はど大きなす−マルオフトラックのオフトラック量を示
すが、最大オフトラック量は従来装置のようにヘッド位
置決め機構に実装されている総てのデータヘッドを同一
シリンダーとみなす場合に比べおよそ1/2に減少させ
ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、ヘッド位置決め機構に
実装されているデータヘッドをサーボヘッドを中心にし
て2つのデータヘッドグループに分割し各々を偶数シリ
ンダー奇数シリンダーに割り当て、上位装置が認識して
いる各々のデータヘッドグループのなかでヘッド位置決
め機構の中央に実装されたデータヘッドを基準データヘ
ッドに割り当て、基準データヘッドのデータ面にサーボ
データが書き込まれているサーボエリアを配置して、上
位装置が位置決め指定した目的のシリンダーによりどの
ヘッドグループの基準データヘッドのデータ面サーボ信
号を選択するかを決定し、選択されたデータ面サーボ信
号からデータ面位置誤差信号を生成し、このデータ面位
置誤差信号の信号レベルがゼロレベルとなるようにヘッ
ドの位置決め制御を行っているので、データヘッドのサ
ーマルオフトラックの最大オフトラック量はヘッド位置
決め機構に実装されている総てのデータヘッドを同一シ
リンダーとみなす場合に比べおよそ1/2に減少させる
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す模式図、第2図は本発
明の一使用例を示すブロック図、第3図(a)、(b)
は本発明の磁気ディスク装置の基準ヘッドのデータ面の
サーボエリアの概略図、第4図はデータヘッドのサーマ
ルオフトラックのオフトラック量の概略図、第5図は従
来の一例を示すブロック図、第6図はサーボディスクの
サーボトラックの概略図、第7図は従来装置のヘッド位
置決め機構上のヘッド配置の概略図、第8図はサーボデ
ータ信号の概略図、第9図はサーボ面位置誤差信号の概
略図である。 1・・・ヘッド位置決め機構、2・・・サーボヘッド、
3・・・データヘッド、3a、3b・・・データヘッド
グループ、4・・・ヘッド選択回路、5・・・ヘッド番
地、6・・・目的シリンダー番地、7・・・サーボエリ
ア信号、8・・・ヘッド番地切り換え回路、9・・・ヘ
ッド選択番地、10・・・書き込み読み出し駆動回路、
11・・・サーボ信号増幅回路、12・・・データ面サ
ーボ信号、13・・・データ面位置誤差信号発生回路、
14・・・データ面位置誤差信号、15・・・サーボ面
位置誤差信号発生回路、16・・・サーボ面サーボ信号
、17・・・サーボ面位置誤差信号、18・・・位置決
め制御回路、19・・・ボイスコイルモータ、20・・
・データ面、21・・・サーボエリア、22・・・デー
タエリア、23・・・データトラック、24・・・サー
ボトラック、48・・・ヘッド選択信号、49・・・サ
ーボ面サーボ信号、50・・・ヘッド選択回路、51・
・・磁気ディスク板、52・・・スピンドルモータ、5
3・・・サーボヘッド、54・・・データヘッド、55
・・・位置決め機構、56・・・ボイスコイルモータ、
57・・・書き込み読み出し駆動回路、58・・・デー
タ弁別回路、5つ・・・読み出しデータ、60・・・書
き込みデータ、61・・・インデックス信号、62・・
・クロック発生回路、63・・・サーボ信号増幅回路、
64・・・位置誤差信号発生回路、65・・・サーボ面
位置誤差信号、66・・・位置決め制御回路、67・・
・スピンドルモータ駆動回路、68・・シーク命令、7
0・・・サーボディスク、71・・サーボトラック、7
2・・・インデックス信号エリア、77・・・ID信号
、78・・・シンク信号、79・・・偶数トラック位置
誤差信号、80・・・奇数トラック位置誤差信号、81
・・・ID信号欠落個所、82・・・サーボ読み出し信
号、83・・・ゼロクロス点。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 少なくとも一枚以上の磁気ディスク板と、前記磁気ディ
    スク板を回転する磁気ディスク板回転手段と、前記磁気
    ディスク板上のデータ面上の任意のデータトラックにデ
    ータを書き込み或は任意のデータトラックからデータを
    読み出しするデータ書き込み・読み出し手段と、前記磁
    気ディスク板のサーボ面上のサーボデータから生成され
    る位置誤差信号をもとに、前記データ書き込み・読み出
    し手段を前記データ面上の任意のデータトラックに位置
    決めする位置決め制御手段とを含む磁気ディスク記憶装
    置において、 (A)前記サーボ面上のサーボデータを読み出すサーボ
    ヘッドを中央に配置し、更に、前記データ面上のデータ
    トラックのデータを読み出す或はデータトラックにデー
    タを書き込むデータヘッドを前記サーボヘッドを中心に
    して左右或は上下に同数配置したヘッド位置決め機構、 (B)前記サーボヘッドを中心にして分割配置された前
    記データヘッドの二つのデータヘッドグループのうち一
    方のデータヘッドグループを偶数シリンダー、他方のデ
    ータヘッドグループを奇数シリンダーに割り当てられる
    ように、上位装置から指定される目的シリンダー番地及
    び上位装置から指定されるデータヘッド番地から一つの
    データヘッドを選択するヘッド選択手段、 (C)前記偶数シリンダーに割り当てられた、或は前記
    奇数シリンダーに割り当てられたデータヘッドグループ
    のなかで中央に配置された各々のデータヘッドのデータ
    面上の所定位置にサーボデータを有するサーボエリアを
    形成した磁気ディスク板、 (D)前記データ面上のサーボエリアから読み出される
    サーボデータよりデータ面位置誤差信号を生成するデー
    タ面位置誤差信号発生手段、 (E)前記データ面位置誤差信号の信号レベルがゼロレ
    ベルになるようにヘッドを位置決め保持する制御を行う
    位置決め手段、 とを含むことを特徴とする磁気ディスク記憶装置。
  2. (2) 磁気ディスク板を回転する磁気ディスク板 回転手順と、前記磁気ディスク板上のデータ面上の任意
    のデータトラックにデータを書き込み或は任意のデータ
    トラックからデータを読み出しするデータ書き込み・読
    み出し手順と、前記磁気ディスク板のサーボ面上のサー
    ボデータから生成される位置誤差信号をもとに、前記デ
    ータ書き込み・読み出し手順を前記データ面上の任意の
    データトラックに位置決めする位置決め制御手順とを含
    む磁気ディスク記憶方法において、 (A)前記サーボ面上のサーボデータを読み出すサーボ
    ヘッドを中央に配置し、更に、前記データ面上のデータ
    トラックのデータを読み出す或はデータトラックにデー
    タを書き込むデータヘッドを前記サーボヘッドを中心に
    して左右或は上下に同数配置したヘッド位置決め手順、 (B)前記サーボヘッドを中心にして分割配置された前
    記データヘッドの二つのデータヘッドグループのうち一
    方のデータヘッドグループを偶数シリンダー、他方のデ
    ータヘッドグループを奇数シリンダーに割り当てられる
    ように、上位装置から指定される目的シリンダー番地及
    び上位装置から指定されるデータヘッド番地から一つの
    データヘッドを選択するヘッド選択手順、 (C)前記偶数シリンダーに割り当てられた、或は前記
    奇数シリンダーに割り当てられたデータヘッドグループ
    のなかで中央に配置された各々のデータヘッドのデータ
    面上の所定位置にサーボデータを有するサーボエリアを
    形成した磁気ディスク板を用いる手順、 (D)前記データ面上のサーボエリアから読み出される
    サーボデータよりデータ面位置誤差信号を生成するデー
    タ面位置誤差信号発生手順、 とを含むことを特徴とする磁気ディスク記憶方法。
  3. (3) データ面位置誤差信号の信号レベルがゼロレベルとなる
    ようにヘッドを位置決め保持する制御を行う位置決め制
    御手順を含む請求項(2)記載の磁気ディスク記憶方法
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