JPH03257892A - 多層プリント配線板の製造方法 - Google Patents

多層プリント配線板の製造方法

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JPH03257892A
JPH03257892A JP5590390A JP5590390A JPH03257892A JP H03257892 A JPH03257892 A JP H03257892A JP 5590390 A JP5590390 A JP 5590390A JP 5590390 A JP5590390 A JP 5590390A JP H03257892 A JPH03257892 A JP H03257892A
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JP
Japan
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inner layer
prepreg
rivet
printed wiring
multilayer printed
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Pending
Application number
JP5590390A
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English (en)
Inventor
Katsunori Ariji
有路 克則
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Kyocera Chemical Corp
Original Assignee
Toshiba Chemical Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Chemical Corp filed Critical Toshiba Chemical Corp
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Publication of JPH03257892A publication Critical patent/JPH03257892A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、位置精度の高い多層プリント配線板を作業性
よく低コストで得る多層プリント配線板の製造方法に関
する。
(従来の技術) 近年、産業用電子機器等の高速化や高密度化の進行に伴
い、電子部品を搭載する配線板の高多層化が進められて
おり、特に、6層以上の導電層を有する多層板の需要が
増大しつつある。
従来、6層以上の導電層を有する多層配線板は2枚以上
の内層板を使用して製造される。 すなわち、第4図に
示すように、絶縁板11の表裏両面に例えば信号用と電
源用という 2つの配線パターン12.13が形成され
た内層板14の複数枚を、その間に適当な枚数のプリプ
レグ15aを挟んで積層し、その両面にプリプレグ15
bと外層銅箔16を重ね合わせた後、図示されないホッ
トプレス等により全体を加熱加圧し、一体に成形するこ
とにより製造されている。−そして、このような製造方
法において、内層板相互の配線パターンの位置合せは、
従来から以下に示す各種の方式%式% (a )ビンラミネーション方式 外層銅箔16、内層板14、プリプレグ15a。
15b等の積層すべき全ての板の所定の位1に同じピッ
チでガイド孔(図示せず)をあけるとともに、専用の金
型の型面に所定のピッチで金属製のガイドピンを立て、
これらのピンを前記のガイド孔に挿嵌させて位置合せを
行う方法である。
(b)多重成形方式(シーケンシャル方式)初めに4層
板を作り回路を完成した後、これに内層板を1枚ずつ重
ねて成形を行い、これを必要なだけ繰り返す方法である
(c )接着剤方式 複数枚の内層板14とプリプレグ15審とに位置合せ用
の孔をあけ、これを重ねて位置合せ用治具にセットした
後、シアノアクリレート系等の接着剤を用いて板間を相
互に接着固定するものである。
(d )ハトメ方式 接着剤の代わりにハトメを用い、位置合せされた状態で
固定する。 すなわち、第5図に示すように内層板14
とプリプレグ15aとを位置合せしつつ順に重ねたもの
に、ハトメ17を打ち込んだ後、ハトメ17の先端部1
7aをかしめて機械的に締結する方式である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、これらの位置合せおよび固定方式におい
ては、次のような問題点がある。 すなわち、(a )
ピンラミネーション方式は、高精度の位置合せが可能で
ある反面、小型のプレスしか使用することができず生産
性か低い、 また加熱・加圧成形後のピン抜き作業およ
びピン周りに付着した樹脂の除去作業に時間がかかる問
題かある。
(b)多重成形方式は、最終的な多層配線板の製造まで
時間がかかり、短納期という市場の要求に応じきれない
という欠点がある。 また、(C)接着剤方式は、固定
強度が十分でないばかりか、加熱・加圧時に接着剤が劣
化して固定部に割れやはがれが生じるため、位置合せ精
度の低下が生じやすい問題がある。 更に(e )ハト
メ方式では、ハトメ17の本体の肉厚が薄く強度が十分
でないため、第6図に示すように、かしめ時に、あるい
は外層銅箔16を重ねて加熱加圧成形する際に、ハトメ
17の中空直管部に曲がりゆがみ等が生じ、その結果、
内層導体間に位置ずれか生じる欠点がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、複数枚
の内層板を精度よく位置合せをし、特に6層以上の導体
層を有する多層プリント配線板を高い生産性で安価に製
造する多層プリント配線板の製造方法を提供しようとす
るものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明者は、上記の目的を達成しようと鋭意研究を重ね
た結果、リベットによるカシメ方法に改良することによ
って、上記の目的を達成できることを見いだし、本発明
を完成したものである。
すなわち、本発明は、 表裏両面に配線パターンを形成してなる内層板、プリプ
レグおよび外層銅箔を重ねた後、全体を加熱・加圧して
一体にする多層プリント配線板の製造方法において、内
層板、プリプレグを積層し、その所定の位置に位置合せ
用の基準孔を穿設し、該基準孔に熱可塑性樹脂製リベッ
トを打ち込み、内層板とプリプレグとを固定することを
特徴とする多層プリント配線板の製造方法である。
本発明に用いる内層板、プリプレグ及び外層銅箔は、常
法によってつくられるもので特に製造方法や原材料に限
定されるものではなく、通常使用される内層板、プリプ
レグ及び外層銅箔が使用できる。
本発明に用いるリベットとしては、融点が140〜19
0℃の熱可塑性樹脂からなるものである。
熱可塑性樹脂としては、ポリカーボネート樹脂、ポリサ
ルホン樹脂、ポリアミドイミド樹脂等が使用される。 
リベットは直径が5IIIl程度のものが良い。 熱可
塑性樹脂の融点としては140〜190℃であることが
好ましい。 融点が140℃未満であると加熱加圧成形
時に生じるリベットの曲りやゆるみ等を防ぐことが不十
分となり、また、190℃を超えるとリベット材料の熱
可塑性樹脂のコストが高くなるとともに、内層板とプリ
プレグとを固定加工をすることが困難となり好ましくな
い。
次に図面を用いて本発明を説明する。
第1図は、本発明に係る6層の多層プリント配線板の層
構成を示す断面図である。 第2図は第1図の内部分(
リベット部分)の拡大断面図である。 第3図は、リベ
ット及びカシメ治具を説明する概略図である。
第1図に示したように表裏両面に配線パターンを形成し
た内層板1を2枚、その間にプリプレグ2aを介して積
層し、その所定の位置に基準孔を穿設する。 第2図に
拡大して示したように基準孔にリベット4を打ち込み、
内層板1とプリプレグ2aとを固定する。 基準孔に打
ち込んだリベット4の先端4aは超音波ステーキングに
より広げて内層板1とプリプレグ2aをカシメな後、第
1図に示したように、それにプリプレグ2bを上下に重
ね合わせ、更にその外側に外層銅箔3を重ねて、常法に
よって加熱加圧成形一体にして多層プリント配線板を製
造することができる。 第3図(a)は、使用前、つま
り先端4bが広がる前のリベット4の斜視図である。 
第3図(b)は、超音波ステーキング用マシーンの固定
用治具5の先端部分断面図であって、その先端部分5a
の形状はリベットの広がった後の形状4aと同じにする
。 リベットの先端4bは固定用治具の先端部分5aに
よって第2図の4a形状に広げられ、内層板1とプリプ
レグ2aを固定する。
(作用) 熱可塑性樹脂のリベットを打ち込み、その先端を広げて
カシメることによって、6層板以上の多層板でありなが
ら、4層板並みの作業性と位置精度が確保できる。 す
なわち、リベットの先端を超音波ステーキングで広げる
ことにより強固に固定され、また樹脂の溶融点以下で固
定するためリベットの軸部分のズレやへこみがなく、ピ
ンラミネーション方式並みに位置精度を向上させること
が可能となった。 更に、リベット方式特有の内層板同
士の簡易位置決めが容易にでき、作業性が良くなり低コ
ストが可能となった。
(実施例) 次に本発明を実施例によって説明する。
実施例 1〜3 表裏両面に厚さ70μ−の配線パターンを形成した厚さ
 0.41111の内層板2枚を、その間に厚さ 10
0μ−のプリプレグ3枚を重ねた。 これにリベット用
の基準孔を明け、その基準孔に直径4IIlのポリカー
ボネート樹脂製、ポリサルホン樹脂製、ポリアミド樹脂
製の3種類の熱可塑性樹脂製リベットを用いて打ち込み
、内層板とプリプレグとを超音波ステーキングによりカ
シメて固定して内層材としな、 この内層材の両面に厚
さ 100μlのプリプレグ2枚と更にその外側に厚さ
18μlの外層銀箔とをそれぞれ順に重ね合わせ、全体
を175℃。
4〜40kg/ c11’の条件で90分間加熱加圧一
体に成形して6層の多層プリント配線板を製造した。
比較例 1 実施例と同じ内層板とプリプレグとの内層材(リベット
でカシメをしていない)を直径5mnの金属ビンを用い
た通常のピンラミネーション方式により位置合せを行っ
て固定した以外は実施例と同様にして6層の多層プリン
ト配線板を製造した。
比較例 2 実線例と同じ内層板の間にプリプレグを挟み込み、さら
にスペーサとしてガラス−エポキシ積層板を挟んだ後、
内層板との間を通常のシアノアクリレート系瞬間接着剤
を用いて接着固定した以外は、実施例と同様にして6層
の多層プリント配線板を製造した。
比較例 3 実施例と同様に内層板とプリプレグとの内層材を直径5
ni 、肉厚0.41の銅製のハトメを用いて先端を分
割することなく位置合せを行い固定した。
それ以外は実施例と同様にして6層の多層プリント配線
板を製造した。
比較例 4 比較例3において銅製のハトメの替わりに黄銅製のハト
メを用いた以外は比較例3と同様にして6層の多層プリ
ント配線板を製造した。
実能例及び比較例で製造した多層プリント配線板につい
て、位置ズレ、耐熱性、寸法安定性、作業性、内層の取
扱い容易性について試験を行い結果を得たので、第1表
に示した。 本発明の多層プリント配線板は位置ズレが
少なく、作業性、内層の取扱いにも優れており、 本発明の効果を確認 することができた。
第1表に示した位置ズレ、耐熱性、寸法安定性の試験は
次のようにして行った。 内層板の位置ズレは、内層各
配線パターン間の基準孔寸法のズレを縦横両方向につい
てそれぞれ座標測定器で測定した。 耐熱性は、多層プ
リント配線板をD−4/100処理後、260℃のハン
ダ洛中に30秒間浸漬させた後、板の状態(反り等)を
目視で観察した。 寸法安定性はMIL法によって測定
した。
なお、第1表中の内層の位置ズレの項目中、し1とL2
は1枚目の内層板の表裏の配線パターンを表し、L3と
L4は2枚目の内層板の表裏の配線パターンを表す。 
また表中○印は良好、Δ印は良好ではないが実用上さし
つかえないもの、X印は不良を表す。
[発明の効果] 以上の説明および第1表から明らかなように、本発明の
多層プリント配線板の製造方法によれば、複数枚の内層
板パターンを精度よく位置合せをすることができ、特に
6層以上の多層板を作業性良く、かつ低コストで多層プ
リント配線板を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製造方法による多層プリント配線板の
層構成を分離して示す断面図、第2図は第1図における
円夢分の拡大断面図、第3図(a )は本発明に用いる
リベットの斜視図、第3図(b )はカシメ治具先端部
分の断面図、第4図は従来方法による多層プリント配線
板の層構成を分離して示す断面図、第5図は従来のハト
メ方式を説明する部分拡大断面図、第6図は従来の多層
プリント配線板の成形後のゆがみを説明する部分拡大断
面図である。 1.14・・・内層板、 2a、2b、15a。 15b・・・プリプレグ、 3.16・・・外層銅箔、
4・・・リベット、 4a・・・広げた後のリベットの
先端形状、 4b・・・広げる前のリベットの先端、5
・・・カシメ治具。 第 図 第 図 第 図 6 第 図 7 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.表裏両面に配線パターンを形成してなる内層板、プ
    リプレグおよび外層銅箔を重ねた後、全体を加熱・加圧
    して一体にする多層プリント配線板の製造方法において
    、内層板、プリプレグを積層し、その所定の位置に位置
    合せ用基準孔を穿設し、該基準孔に熱可塑性樹脂製リベ
    ットを打ち込み、内層板とプリプレグとを固定すること
    を特徴とする多層プリント配線板の製造方法。
JP5590390A 1990-03-07 1990-03-07 多層プリント配線板の製造方法 Pending JPH03257892A (ja)

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