JPH0325760Y2 - - Google Patents

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JPH0325760Y2
JPH0325760Y2 JP1986106603U JP10660386U JPH0325760Y2 JP H0325760 Y2 JPH0325760 Y2 JP H0325760Y2 JP 1986106603 U JP1986106603 U JP 1986106603U JP 10660386 U JP10660386 U JP 10660386U JP H0325760 Y2 JPH0325760 Y2 JP H0325760Y2
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JP
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cord
pilot lamp
iron
reel mechanism
reel
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JP1986106603U
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JPS6312400U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、電源コードの巻取り用のコードリ
ール機構を備えるコードリール機構付き電気アイ
ロンに関する。
〔従来の技術〕
一般に電気アイロンにおいては、電源の投入や
ヒータに対する通電の有無を表示するパイロツト
ランプが設けられている。そして従来では、この
種のパイロツトランプが電気アイロンの把手体の
一側面にその内側から外表面に露出するように配
設されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このようにパイロツトランプが
把手体の一側面に配設されている従来において
は、電気アイロンの片側からしかパイロツトラン
プを目視することができず、とくに電気アイロン
の使用を一時的に休止し、電気アイロンを比較的
遠方から眺めて電源の投入やヒータに対する通電
の有無を確認するような場合に不便をきたす難点
があつた。また、把手体の内部は加熱ベースから
立ち昇る熱気で高温の雰囲気となるが、この把手
体の内側にパイロツトランプの一部が臨むため、
その熱気でパイロツトランプが比較的早期に劣化
し、耐久性が低下するという問題があつた。この
考案はこのような各問題点の解決を目的とするも
のである。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案はこのような問題点を解決するため
に、アイロン本体の後端部に電源コード巻取り用
のコードリール機構を取付けてなるものにおい
て、上記コードリール機構の内側にパイロツトラ
ンプを設け、このパイロツトランプの光をアイロ
ン本体の両側部側、後方部側、下方部側にそれぞ
れ拡散させるようにしたものである。
〔作用〕
パイロツトランプの光がアイロン本体の両側部
側、下方部側、後方部側にそれぞれ拡散すること
により、電気アイロンをそのいずれの方向から目
視した場合であつても、パイロツトランプの点灯
の有無を容易にかつ明瞭に確認でき、またパイロ
ツトランプがコードリール機構の内側に配置する
ことにより熱的に保護される。
〔実施例〕
以下、この考案の一実施例について第1図およ
び第2図を参照して説明する。
図中1はアイロン本体で、このアイロン本体1
は加熱用のヒータ2を埋設した金属製のベース3
の上部に、ベースカバー4などを介して合成樹脂
製で中空状の把手体5を取付けてなり、上記把手
体5の前部にはカセツト式の水タンク6が着脱自
在に装着されている。把手体5の前端側の上部に
は、スチーム噴出用のプツシユボタン7が設けら
れ、このプツシユボタン7の操作に応じて水タン
ク6内の水が、ベース3の上面に形成された気化
室(図示せず)に滴下し、この滴下した水がベー
ス3の熱で気化してスチームとなり、このスチー
ムがベース3の下面の噴出孔(図示せず)から噴
出するものである。
アイロン本体1の後端部にはコードリール機構
11が取付けられ、このコードリール機構11
は、前後に組合わせて一体化した一対の合成樹脂
製のケース部材12,13内に合成樹脂製のリー
ル14を収納するとともに、このリール14を各
ケース部材12,13の内面に突設して互いに嵌
合させて一体化した軸部12a,13aで回転自
在に支持し、このリール14に電源コード15の
一端を固定し、またこのリール14をゼンマイバ
ネ16で一回転方向に弾性的に付勢し、この付勢
力を介してリール14で電源コード15を巻取る
ようにしたもので、電源コード15の他端にはプ
ラグ17が取付けられ、このプラグ17が電源コ
ード15の巻取りに応じてケース部材12,13
の上端部に形成されたコード引出し口18の周縁
に引掛かつて係止するようになつている。そし
て、第1図の状態から、電源コード15をコード
引出し口18から引出すと、リール14がゼンマ
イバネ16に抗して回転し、これに応じてゼンマ
イバネ16にリール14をコード巻取り方向に回
転させる付勢力が蓄えられるものである。なお、
このコードリール機構11にはクラツチ機構(図
示せず)が設けられ、このクラツチ機構により、
電源コード15を引出した際のリール14の逆転
が阻止され、このクラツチ機構をプツシユボタン
等(図示せず)の操作で解除すると、ゼンマイバ
ネ16に蓄えられた付勢力でリール14がコード
巻取り方向に回転し、電源コード15がリール1
4に巻取られ、ケース部材12,13内にコンパ
クトに収納されるものである。また、このコード
リール機構11はねじ(図示せず)を介して把手
体5の後端面に固定されているものである。
コードリール機構11の下部には、リール14
の周縁一部に沿うように隔壁20が設けられ、こ
の隔壁20によりケース部材12,13の下部内
側に収納空間21が構成され、この収納空間21
内に電源の投入やヒータ2に対する通電の有無を
表示するパイロツトランプとしてのネオンランプ
22が、さらにこのネオンランプ22の通電制御
用の抵抗体や半導体などの電子部品23がそれぞ
れ収納配設されている。そして収納空間21の開
放部分に、例えばアクリル樹脂やポリカーボネイ
ト樹脂などの透明ないしは半透明の透光性を有す
る合成樹脂で形成されたカバー24が取付けら
れ、このカバー24でネオンランプ22および電
子部品23が覆われ、ネオンランプ22の点灯時
にこのカバー24を通してその光がアイロン本体
1の両側部側、後方部側、下方部側にそれぞれ拡
散するようになつている。
しかして、このような構成によれば、電源の投
入やヒータ2に対する通電に応じてネオンランプ
22が点灯し、その光がカバー24を通してアイ
ロン本体1の両側部側、後方部側、さらに下方部
側にそれぞれ拡散し、したがつて電気アイロンを
そのいずれの方向から目視した場合であつても、
ネオンランプ22の点灯の有無、つまり電源の投
入やヒータ2に対する通電の有無を容易にかつ明
瞭に確認することができる。また、アイロンかけ
の作業を一時休止する場合には、コードリール機
構11の背面を床面等に当てて電気アイロンを自
立状態に設置するが、このような場合において
も、その自立状態の電気アイロンの両側部側およ
びベース3と対向する前面部側からネオンンラン
プ22の点灯の有無を容易に明瞭に確認すること
ができる。
一方、ネオンランプ22および電子部品23
は、把手体5とは別個のコードリール機構11の
内側に設けられ、ケース部材13を介して把手体
5の内部から隔離されており、このためネオンラ
ンプ22および電子部品23が把手体5内の熱気
の影響を受けることがほとんどなく、したがつて
ネオンランプ22および電子部品23の劣化を防
止し、耐久性の向上を図ることができる。
第3図はこの考案の他の実施例を示し、コード
リール機構11の内側の収納空間21内に、カバ
ー24の両側部側に隣接するように一対のネオン
ランプ22,22を配置 し、かつその各ネオンランプ22,22に対応す
る電子部品23,23を収納したもので、このよ
うな構成においては、ネオンランプ22,22が
カバー24の両側部側に隣接する分だけ、電気ア
イロンを両側部側から目視した際に、ネオンラン
プ22,22の点灯状態をより一層明瞭に確認す
ることができる。
〔考案の効果〕
以上説明したようにこの考案によれば、電気ア
イロンを両側部側、後方部側、下方部側のいずれ
の方向から目視した場合であつても、パイロツト
ランプの状況を容易にかつ明瞭に確認することが
できるとともに、パイロツトランプを熱的に保護
してその劣化を長期に亙つて防止し、耐久性の向
上を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す一部破断の
側面図、第2図は同じく背面図、第3図は他の実
施例を示す背面図である。 1……アイロン本体、11……コードリール機
構、15……電源コード、22……ネオンランプ
(パイロツトランプ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アイロン本体の後端部に電源コード巻取り用の
    コードリール機構を取付けてなるものにおいて、
    上記コードリール機構の内側にパイロツトランプ
    を設け、このパイロツトランプの光をアイロン本
    体の両側部側、後方部側、下方部側にそれぞれ拡
    散させることを特徴としたコードリール機構付き
    電気アイロン。
JP1986106603U 1986-07-11 1986-07-11 Expired JPH0325760Y2 (ja)

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JPS6312400U JPS6312400U (ja) 1988-01-27
JPH0325760Y2 true JPH0325760Y2 (ja) 1991-06-04

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JPS5823595B2 (ja) * 1975-07-04 1983-05-16 沖電気工業株式会社 超音波映像表示装置
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JPS6312400U (ja) 1988-01-27

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