JPH03256244A - 両面光情報記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、両面を同時に記録し、あるいは同時に再生す
ることができる両面光情報記録媒体に関する。

〔従来技術〕

特開昭６３−１４２５５２号や特開昭６３−３０８７５
６号には、従来の追記型記録媒体が情報とその管理デー
タを別個のフロッピーディスク等の記録坦体に記録する
ほかなく、その管理がわずられしい点を解消するための
技術的提案が行われている。すなわち、これらの技術に
おいては１つの記録媒体中に高記録密度用（ＷＯＲＭ用
）領域と書き換え可能領域とを併設している。

しかしながら、これらの技術を達成するための具体的製
造手段は非常に煩雑なものとなってしまう。

〔目　　的〕

本発明の目的は、追記型光ディスクにおけるディレクト
リ等の管理が容易にできる新しいタイプの光情報記録媒
体を提供する点にある。

〔構　　成〕

本発明は、互いに反対方向から照射される光ビームによ
って記録または再生される２つの記録面を基板の両面に
する光情報記録媒体において、第１の記録面はＷＯＲＭ
ＯＲ縁材で構成されており、第２の記録面は書き換え可
能記録材料で構成されていることを特徴とする両面光情
報記録媒体に関する。

本発明の他の１つは、前記２つの記録面にあらかじめ設
けられたプリフォーマット信号の配列が互いに逆向きに
なっていることを特徴とする前記両面光情報記録媒体に
関する。

つぎに、本発明の光情報記録媒体を構成する材料および
各層について具体的に説明する。

■）基板 基板の必要特性としては基板側より記録再生を行う場合
のみ使用レーザ光に対して透明でなければならず、記録
側から行う場合は透明である必要はない。基板材料とし
ては、例えばポリエステル、アクリル樹脂、ポリカーボ
ネート、ポリアミド、ポリオレフィン樹脂、フェノール
樹脂、エポキシ樹脂、ポリイミドなどのプラスチック、
ガラス、セラミックあるいは金属などを用いることがで
きる。

なお、基板の表面にはアドレス信号などのプレフォーマ
ットや案内溝のプレグルーブが形成されていてもよい。

２）記録層 （イ）ＷＯＲＭＯＲ縁材 記録層はレーザ光の照射により何らかの光学的変化を生
じさせその変化により情報を記録できるもので、具体的
には、有機記録材料と無機記録材料がある。

イー１）有機記録材料 その主成分は例えばクロコニウム型の 染料、アズレン型の染料（顔料）、１〜リフ工ツチアジ
ン化合物、フェナンスレ ン誘導体、フタロシアニン化合物、テ トラヒドロクロリン化合物、ジオキサ ン化合物あるいはその誘導体、アント ラキノン誘導体、キサンチン色素、ト リフェニルメタン型色素、スクアリリ ウム型色素、ポリメチン色素類（ピリ リウム型色素、シアニン色素、メロン ４− アニン色素等）、ポリメチンで結合さ れたクロコニウム色素類、ポリメチン で結合されたアズレン型色素等から構 成される。前記化合物は記録特性およ び安定性向上のために２種以上組合せ てもよい。

イー２）無機記録材料 Ｔｅ、　Ｂｉ、　Ｉｎ、　Ｓｎ、　Ｓｅ、　Ａｇ、　Ａ
ｆｌ　。

Ｃｕ等及びその化合物（酸化物等、例 えばＴｅａ□、　ＳｎＯ等）、合金。

イー１）とイー２）はそれぞれの群内で、あるいはイー
ｌ）とイー２）の間で、併用することができ、併用の形
態は混合分散で も積層でもよい。また、記録層はその 他に高分子材料、保存安定剤（例えば、金属錯体、フェ
ノール系化合物など）、分散剤、難燃剤、滑剤、帯電防
止剤、 可塑剤などを含有していてもよい。

（ロ）書き換え可能記録材料 （例） ロー１）　ＭＯ材料 ＭＯ材料としては、Ｔ　ｂ　Ｆ　ｅ　＋　Ｔ　ｂ　Ｃｏ
　＋ＧｄＦｅＣｏ、　ＴｂＦｅＣｏ、　ＧｄＴｂＣｏ等
を挙げることができる。

ロー２）相変化材料 相変化材料としては、Ｇｅ−Ｔｅ−８ｂ。

Ｉｎ−８ｅ−Ｔｅ−Ｃｏ、　５ｂ−８ｅ、　５ｂ−Ｔｅ
。

Ｉｎ−８ｅ、　Ｇｅ−Ｔｅ、　５ｎ−８ｅ−Ｔｅ。

Ｔｅ−〇、Ｉｎ−８ｂ−８ｅ、Ｇａ−Ｔｅ等を挙げるこ
とができる。

３）下引き層 下引き層は（ａ）接着性の向上、（ｂ）水またはガスな
どのバリヤー、（ｃ）記録層の保存安定性の向上および
（ｄ）反射率の向上、（ｅ）溶剤からの基板の保護、（
ｆ）プレグルーブの形成などを目的として使用される。

（ａ）の目的に対しては高分子材料例えばアイオノマー
樹脂、ポリアミド樹脂、ビニル系樹脂、天然高分子、シ
リコーン、液状ゴムなどの種々の高分子物質およびシラ
ンカップリング剤などを用いることができ、（ｂ）およ
び（Ｃ）の目的に対しては上記高分子材料以外に無機化
合物例えばＳｊＯ□。

ＭｇＦ２．　Ｓｉｎ、　ＴｉＯ２，ＺｎＯ，ＴｉＮ、　
ＳｉＮなど、金属または半金属例えばＺｎ、　Ｃｕ、　
Ｓ、　Ｎｉ、　Ｃｒ。

Ｇｅ、　Ｓｅ、　Ａｕ、　Ａｇ、　ＡＱなどを用いるこ
とができ、（ｄ）の目的に対しては金属例えばＡｇ、１
１、金属光沢を有する色素例えばメチン系色素、キサン
チン系色素などを用いることができる。

上記（ｅ）および（ｆ）の目的に対しては紫外線硬化樹
脂、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂などを用いることがで
きる。下引き層の膜厚は０．１〜３０μｍ、好ましくは
０．２〜１０μｍが適当である。

４）保護層 保護層は記＠層をキズ、ホコリ、汚れなどから保護する
こと、記録層の保存安定性および反射率の向」二を目的
として設けられ、その材料としては下引き層と同じ材料
を使用することができる。保護層の膜厚は０．０５μｎ
１以上、好ましくは５μｍ以下が適当である。

なお、下引き層と保護層中には安定剤、分散剤、難燃剤
、滑剤、帯電防止剤、界面活性剤、可塑剤などが含有さ
れていてもよい。

５）　中間層 中間層はａ）記録層の分離、ｂ）反射率の向」二、Ｃ）
対向する記録レーザ光の遮光などを目的として使用され
る。

ａ）の目的に対しては、高分子材料、無機化合物（酸化
物、窒化物、はう化物等）が使用でき、ｂ）の目的とし
ては下引き層（ｄ）の材料を使用することができ、Ｃ）
の目的としては、ａ）の材料中に対向する記録レーザ波
長の光を吸収する材料（染、顔料等）を添加した物、又
はｂ）の材料などが使用できる。

〔実施例〕

実施例１ ５．２５“の基板上に後記構造の化合物で第１の光情報
記録面（Ｗ　ＯＲＭ　）を形成した（なお、こ７ ８ の基板のブリフォーマツ１へ信号はピッチ１．６μｎ１
の右巻きらせん状に形成されている）。

次に上記基板と同様の材料でプリフォーマット信号が逆
向き（左巻き）らせんで形成されている基板上にＴｂＦ
ｅＣｏ膜をスパッタで形成し第２の光情報記録面（書き
換え可能記録材料面）とし、その上にＳｉ３Ｎ４透明保
護膜を設けた。

このようにして得られた記録体を記録面を内側にしエア
ーギャップ（０，５＋ｎｍ）を介してエアーサンドイン
チ構造とした。（第１図参照）能であった。

実施例２ 実施例１において第、１の記録面を下記化合物で形成し
、第２の記録面をＩｎ、５Ｓｂ４．、Ｔｅ、Ａｕ。

の相変化材料で形成した以外は同様にして記録体を得て
実施例１同様の効果があった。

このようにして得た記録媒体をＷＯＲＭ用ピックアップ
とＭＯ用ピックアップの両方を有する装置を用い、デー
タは第１の記録面に、デレクトりは第２の記録面に同時
に記録し、又同時に再生できた。デレクトりの消去、訂
正はＭＯ記録面及び装置のみを稼動させることにより可
Ｍ　：　５ｉ（Ｏ５ｉ（Ｈｅｘ）３）２〔効　　果〕 （１）追記型光デイスク記録媒体のディレクトリ等の管
理が容易にできるため、システムの使い良さおよび信頼
性が向上した。

（２）特開昭６３−３０８７５６号のような煩雑な方法
を用いることなく、従来方式の製造プロセス、すなわち
、単一基板上に単一記録層を設け、これを二枚表裏一体
にすることにより製造することかできる。

（３）メモリー容量を有効に活用で字、ディスクの両面
の情報を同時に記録または再生ができた。

（４）従来の光情報記録媒体の製造装置や記録再生装置
をそのま）使用して製造できる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明記録媒体の構成例を示す断面図
、第３図は本発明の第１の記録面および第２の記録面の
プリフォーマット信号の方向を矛す説明図である。 １・・・第１光情報記録面 ２・第２光情報記録面 ３・・・基板　　　　　　４・・・記５ＪＰＪ５・・エ
アーギャップ　６・中間層 ７・プリフォーマット信号

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、互いに反対方向から照射される光ビームによって記
   録または再生される２つの記録面を基板の両面に有する
   光情報記録媒体において、第１の記録面はＷＯＲＭ用記
   録材で構成されており、第２の記録面は書き換え可能記
   録材料で構成されていることを特徴とする両面光情報記
   録媒体。 ２、前記２つの記録面にあらかじめ設けられたプリフオ
   ーマット信号の配列が互いに逆向きになっていることを
   特徴とする請求項１記載の光情報記録媒体。