JPH03254203A - 誘電体フィルタ - Google Patents
誘電体フィルタInfo
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- JPH03254203A JPH03254203A JP5122490A JP5122490A JPH03254203A JP H03254203 A JPH03254203 A JP H03254203A JP 5122490 A JP5122490 A JP 5122490A JP 5122490 A JP5122490 A JP 5122490A JP H03254203 A JPH03254203 A JP H03254203A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は主にマイクロ波帯域で使用する誘電体フィルタ
及びその共振器に関し、更に詳しくは、共振子間をコイ
ルで結合する帯域通過フィルタまたは帯域阻止フィルタ
、及びそれに用いる174波長型の一体型多段同軸共振
器に関するものである。
及びその共振器に関し、更に詳しくは、共振子間をコイ
ルで結合する帯域通過フィルタまたは帯域阻止フィルタ
、及びそれに用いる174波長型の一体型多段同軸共振
器に関するものである。
[従来の技術]
高誘電率セラミンクス材料を用いた多段フィルタには様
々な構造がある0例えば第8図Aに示すように複数(こ
こでは3個)の誘電体角柱形共振器lOを並設し、適当
な集中定数素子で結合した槽底がある。誘電体共振器I
Oは、高誘電率材料からなる角柱12の中央に共振子穴
14となる貫通孔を設け、該貫通孔の内壁面及び角柱1
2の開放面(上面)を除く外面に導体膜を付着してそれ
ぞれ中心導体及び外導体としたものである。中心導体の
開放端にコンデンサC+ 、Cg 、Csをそれぞれ接
続し、各コンデンサ間をコイルL、、 Lgで接続す
る0等価回路を同図Bに示す、各誘電体共振器10は、
その角柱高さ、比誘電率、コンデンサ容量等で決まる共
振周波数をもち、上記構成によって1/4波長同軸共振
型の帯域阻止フィルタが得られる。フィルタ特性の一例
を第9図に示す。
々な構造がある0例えば第8図Aに示すように複数(こ
こでは3個)の誘電体角柱形共振器lOを並設し、適当
な集中定数素子で結合した槽底がある。誘電体共振器I
Oは、高誘電率材料からなる角柱12の中央に共振子穴
14となる貫通孔を設け、該貫通孔の内壁面及び角柱1
2の開放面(上面)を除く外面に導体膜を付着してそれ
ぞれ中心導体及び外導体としたものである。中心導体の
開放端にコンデンサC+ 、Cg 、Csをそれぞれ接
続し、各コンデンサ間をコイルL、、 Lgで接続す
る0等価回路を同図Bに示す、各誘電体共振器10は、
その角柱高さ、比誘電率、コンデンサ容量等で決まる共
振周波数をもち、上記構成によって1/4波長同軸共振
型の帯域阻止フィルタが得られる。フィルタ特性の一例
を第9図に示す。
帯域通過フィルタの場合には、上記のような誘電体角柱
型共振器を用いてもよいが、第10図Aに示すような一
体型が一般的である。直方体状をなす誘電体ブロック1
6に所定の間隔をおいて複数(ここでは3個)の共振子
穴18と2個の結合用穴20とを交互に設け、開放面(
ここでは上面)を除く誘電体ブロフク16の外表面と共
振子穴18の内壁面に導体膜を付着する。そして両端に
位置する共振子穴の開放端に結合コンデンサ22を搭載
し、それを介して外部回路と接続する。このフィルタは
第1O図Bに示す等価回路で表され、第11図に示すよ
うな帯域通過フィルタ特性を呈する。なお第10図Bに
おいて、符号24は3個の共振子を表しており、C・8
.C0は入出力での結合容量を、L+、Lg は共振子
間が結合用穴によって結合する状態を等価回路的に表し
たものである。
型共振器を用いてもよいが、第10図Aに示すような一
体型が一般的である。直方体状をなす誘電体ブロック1
6に所定の間隔をおいて複数(ここでは3個)の共振子
穴18と2個の結合用穴20とを交互に設け、開放面(
ここでは上面)を除く誘電体ブロフク16の外表面と共
振子穴18の内壁面に導体膜を付着する。そして両端に
位置する共振子穴の開放端に結合コンデンサ22を搭載
し、それを介して外部回路と接続する。このフィルタは
第1O図Bに示す等価回路で表され、第11図に示すよ
うな帯域通過フィルタ特性を呈する。なお第10図Bに
おいて、符号24は3個の共振子を表しており、C・8
.C0は入出力での結合容量を、L+、Lg は共振子
間が結合用穴によって結合する状態を等価回路的に表し
たものである。
[発明が解決しようとする課B]
第9図Aに示す帯域阻止フィルタは、単体共振器を複数
個配列するため、部品点数が多くなることから組み立て
工数が増大し、共振器間の位置出しや外導体面精度も要
求が厳しくなる。
個配列するため、部品点数が多くなることから組み立て
工数が増大し、共振器間の位置出しや外導体面精度も要
求が厳しくなる。
また共振子同士の接合の必要から機械強度や耐環境信頼
性の劣化などの点で問題がある。更に各共振器の上部に
集中定数素子を取り付けるため、高さ寸法が大きくなる
欠点もある。
性の劣化などの点で問題がある。更に各共振器の上部に
集中定数素子を取り付けるため、高さ寸法が大きくなる
欠点もある。
それに対して第10図Aに示す帯域通過フィルタは、一
体型であるため前述のような問題はないが、結合用穴で
適切な結合を得ているため、その直径や位置、穴ピンチ
、比誘電率など素材のばらつきによる特性面への影響が
大きく、電気的特性の安定化並びに設計性に難がある。
体型であるため前述のような問題はないが、結合用穴で
適切な結合を得ているため、その直径や位置、穴ピンチ
、比誘電率など素材のばらつきによる特性面への影響が
大きく、電気的特性の安定化並びに設計性に難がある。
本発明の目的は、これら従来技術における問題を解決し
、製造性並びに設計性がよく、安定な電気・機械特性が
得られ、且つ高さ方向の寸法を低く抑えることができる
安価な誘電体フィルタ及びそれに用いる共振器を提供す
ることにある。
、製造性並びに設計性がよく、安定な電気・機械特性が
得られ、且つ高さ方向の寸法を低く抑えることができる
安価な誘電体フィルタ及びそれに用いる共振器を提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段]
本発明に係る一体型多段同軸誘電体共振器を用い、適当
な集中定数素子で結合して所望のフィルタ特性を呈する
誘電体フィルタとしたものである。
な集中定数素子で結合して所望のフィルタ特性を呈する
誘電体フィルタとしたものである。
本発明で用いる誘電体共振器は、誘電体ブロックに共振
子穴となる複数の第1の貫通孔と結合阻止穴となる第2
の貫通孔を交互に設け、貫通孔が開口している面の一方
を開放面として開放面の結合阻止式近傍に幅方向に延び
る溝を設け、開放面を除く外面及び全貫通孔の内壁面に
導体膜を形成すると共に、開放面に第2の貫通孔内壁面
の導体膜と誘電体ブロフク外面の導体膜を接続する導体
膜を形成したものである。
子穴となる複数の第1の貫通孔と結合阻止穴となる第2
の貫通孔を交互に設け、貫通孔が開口している面の一方
を開放面として開放面の結合阻止式近傍に幅方向に延び
る溝を設け、開放面を除く外面及び全貫通孔の内壁面に
導体膜を形成すると共に、開放面に第2の貫通孔内壁面
の導体膜と誘電体ブロフク外面の導体膜を接続する導体
膜を形成したものである。
本発明では、その各共振子間を結合するコイルを前記溝
内に納めている。
内に納めている。
[作用]
各共振子穴は174波長型の同軸共振子を構成する。共
振子穴の間に設けた貫通孔は、その内壁面に導体膜が形
成され、且つ両開口端で内壁面の導体膜が外導体に接続
されているため結合阻止穴となり、共振子間での11磁
波の伝播を遮蔽し電磁的結合を阻止する。そのため一体
型構造でありながら電磁気的には単体共振器を配列した
ものと同等の状態になる。
振子穴の間に設けた貫通孔は、その内壁面に導体膜が形
成され、且つ両開口端で内壁面の導体膜が外導体に接続
されているため結合阻止穴となり、共振子間での11磁
波の伝播を遮蔽し電磁的結合を阻止する。そのため一体
型構造でありながら電磁気的には単体共振器を配列した
ものと同等の状態になる。
この誘電体共振器に適当な集中定数素子を付加接続する
と、帯域阻止フィルタあるいは帯域通過フィルタとして
動作する。共振子間を結合するコイルを溝内に配置する
ことによって、フィルタとしての畜さ寸法が短縮される
。
と、帯域阻止フィルタあるいは帯域通過フィルタとして
動作する。共振子間を結合するコイルを溝内に配置する
ことによって、フィルタとしての畜さ寸法が短縮される
。
[実施例]
第1図Aは本発明に係る誘電体共振器の一実施例を示す
斜視図であり、同図Bはその縦断面図である。この実施
例は3段の場合である。
斜視図であり、同図Bはその縦断面図である。この実施
例は3段の場合である。
直方体状をなす誘電体ブロック30に共振子穴32とな
る3個の貫通孔を並設し、その内壁面及び誘電体ブロッ
ク30の4側面と下面に導体膜を設け、それぞれを中心
導体33及び外導体31とする多段同軸共振器を構成す
る。導体膜の無い誘電体ブロック上面が開放面、下面が
短絡面となる。なお誘電体ブロック30は高誘電率材料
の焼結体(例えばチタン酸バリウム等)からなる。
る3個の貫通孔を並設し、その内壁面及び誘電体ブロッ
ク30の4側面と下面に導体膜を設け、それぞれを中心
導体33及び外導体31とする多段同軸共振器を構成す
る。導体膜の無い誘電体ブロック上面が開放面、下面が
短絡面となる。なお誘電体ブロック30は高誘電率材料
の焼結体(例えばチタン酸バリウム等)からなる。
ここで本発明の特徴は、開放面の各共振子穴32の間に
幅方向に延びる溝36を形成すると共に、該溝36内に
結合阻止穴34となる別の貫通孔を形成し、その内壁面
に導体膜35を設け、その導体膜35と前記外導体31
とを接続する導体膜38を前記溝36に形成したことに
ある。誘電体ブロック30の下面は全体が導体膜で覆わ
れているため、結合阻止穴34の下端開口ではその内壁
面の導体膜35と直接接続する。このようにして多段一
体型の共振器40が得られる。
幅方向に延びる溝36を形成すると共に、該溝36内に
結合阻止穴34となる別の貫通孔を形成し、その内壁面
に導体膜35を設け、その導体膜35と前記外導体31
とを接続する導体膜38を前記溝36に形成したことに
ある。誘電体ブロック30の下面は全体が導体膜で覆わ
れているため、結合阻止穴34の下端開口ではその内壁
面の導体膜35と直接接続する。このようにして多段一
体型の共振器40が得られる。
ここで導体膜は、例えば銀ペーストの焼付は等による極
く薄い導電材料の層である。
く薄い導電材料の層である。
共振子穴32の間に位置する結合阻止穴34は、その内
壁面が導体膜35で覆われ且つ上下両開口端面で外導体
31と電気的に接続しているため、共振子間での電磁波
の伝播が遮蔽され、一体構造でありながら電磁的にはそ
れぞれの共振子が独立したのと同等の状態になる。
壁面が導体膜35で覆われ且つ上下両開口端面で外導体
31と電気的に接続しているため、共振子間での電磁波
の伝播が遮蔽され、一体構造でありながら電磁的にはそ
れぞれの共振子が独立したのと同等の状態になる。
この共振器40を用い、適当な集中定数素子を付加接続
することにより誘電体フィルタを構成できる。第2図に
示すように、各共振子にコンデンサC,,C,,C,を
接続しコンデンサ間にコイルL+ 、Lzを接続すると
帯域阻止フィルタが得られる。また第3図に示すように
両端の共振子に結合コンデンサC,,、C,、を接続す
ると共に各共振子間をコイルL3.L4で結合すると帯
域通過フィルタが得られる。
することにより誘電体フィルタを構成できる。第2図に
示すように、各共振子にコンデンサC,,C,,C,を
接続しコンデンサ間にコイルL+ 、Lzを接続すると
帯域阻止フィルタが得られる。また第3図に示すように
両端の共振子に結合コンデンサC,,、C,、を接続す
ると共に各共振子間をコイルL3.L4で結合すると帯
域通過フィルタが得られる。
第4図は本発明に係る誘電体フィルタの一実施例を示し
ている。このフィルタは前記第2図の構成を具体化した
ものである。第1図に示すような誘電体共振器40を用
い、その共振子穴の開放端に平板コンデンサ50を搭載
し、各コンデンサ50間をコイル52で結合する。そし
てコイル52を溝36内に収納するように配置する。こ
こではコンデンサ50を接続し易いように各共振子穴3
2にリベット状の金属端子54を嵌め込んで中心導体に
半田付けし、その上に平板コンデンサ50をそれぞれ搭
載し半田付は固定している。
ている。このフィルタは前記第2図の構成を具体化した
ものである。第1図に示すような誘電体共振器40を用
い、その共振子穴の開放端に平板コンデンサ50を搭載
し、各コンデンサ50間をコイル52で結合する。そし
てコイル52を溝36内に収納するように配置する。こ
こではコンデンサ50を接続し易いように各共振子穴3
2にリベット状の金属端子54を嵌め込んで中心導体に
半田付けし、その上に平板コンデンサ50をそれぞれ搭
載し半田付は固定している。
第5図は前記第3図の構成を具体化したものである。両
端の共振子穴の開放端に第4図と同様の金X端子54を
介して入出力結合コンデンサ56を設ける。そして各金
属端子54にコイル57を接続する。ここでもコイル5
7を溝36内に収容している。
端の共振子穴の開放端に第4図と同様の金X端子54を
介して入出力結合コンデンサ56を設ける。そして各金
属端子54にコイル57を接続する。ここでもコイル5
7を溝36内に収容している。
このようにコイル52.57を溝内に納めることによっ
て、コイルの保護を図ると共に、高さ寸法を低くできる
。
て、コイルの保護を図ると共に、高さ寸法を低くできる
。
誘電体共振器の他の例を第6図及び第7図に示す。第6
図では溝36の底面のみならず側面にも導体膜42が形
成されている。更に誘電体ブロック30の開放面の共振
子穴32の開放端の周囲を除いてほぼ全面が導体膜で覆
われるように構成してもよい。こうすると第1図に示す
誘電体共振器に比べてQ値が上昇する。また誘電体ブロ
ックを銀ペースト中に浸漬し、後から共振子穴開放端の
近傍のマスキングを外せば導体膜を容易に付着させるこ
とができるから、スクリーン印刷等の技術を必要とせず
製造容易となる。第7図は結合阻止穴44として誘電体
ブロック30の幅方向に長い角形貫通孔を用いた例であ
る。このようにすると、隣り合う共振子間での誘電体断
面積が小さくなり電磁波の伝播を更に阻止できるため遮
蔽効果は向上する。
図では溝36の底面のみならず側面にも導体膜42が形
成されている。更に誘電体ブロック30の開放面の共振
子穴32の開放端の周囲を除いてほぼ全面が導体膜で覆
われるように構成してもよい。こうすると第1図に示す
誘電体共振器に比べてQ値が上昇する。また誘電体ブロ
ックを銀ペースト中に浸漬し、後から共振子穴開放端の
近傍のマスキングを外せば導体膜を容易に付着させるこ
とができるから、スクリーン印刷等の技術を必要とせず
製造容易となる。第7図は結合阻止穴44として誘電体
ブロック30の幅方向に長い角形貫通孔を用いた例であ
る。このようにすると、隣り合う共振子間での誘電体断
面積が小さくなり電磁波の伝播を更に阻止できるため遮
蔽効果は向上する。
なお上記の実施例は何れも共振子穴が誘電体ブロックに
3個設けられている3段構成の例であるが、共振子穴が
2個の場合にも、4個以上の場合にも本発明を適用でき
ることは言うまでもない、また誘電体共振器の外観を措
いている各図面において、細かな点々を付して示しであ
る部分は誘電体の素地が露出している面を示しており、
影線を施している部分は導体膜が付着している面を表し
ている。
3個設けられている3段構成の例であるが、共振子穴が
2個の場合にも、4個以上の場合にも本発明を適用でき
ることは言うまでもない、また誘電体共振器の外観を措
いている各図面において、細かな点々を付して示しであ
る部分は誘電体の素地が露出している面を示しており、
影線を施している部分は導体膜が付着している面を表し
ている。
[発明の効果]
本発明は上記のように基本的には誘電体ブロック一体型
であり単純な構造のため製造性がよく、安定な電気特性
・機械特性を得やすい、また本発明によるフィルタは、
集中定数素子による結合のため設計し易く、周波数・結
合調整も容易である。これらにより、結果的に、より安
価な帯域阻止フィルタや帯域通過フィルタを実現できる
。更に本発明では誘電体ブロックの開放面に形成した溝
にコイルが納められるため、フィルタの高さ寸法を低く
抑えることができ小型化できる効果がある。
であり単純な構造のため製造性がよく、安定な電気特性
・機械特性を得やすい、また本発明によるフィルタは、
集中定数素子による結合のため設計し易く、周波数・結
合調整も容易である。これらにより、結果的に、より安
価な帯域阻止フィルタや帯域通過フィルタを実現できる
。更に本発明では誘電体ブロックの開放面に形成した溝
にコイルが納められるため、フィルタの高さ寸法を低く
抑えることができ小型化できる効果がある。
第1図Aは本発明に係る誘電体共振器の一実施例を示す
斜視図、Bはその縦断面図、第2図は本発明に係る帯域
阻止フィルタの説明図、第3図は帯域通過フィルタの説
明図である。第4図は本発明に係る帯域阻止フィルタの
具体的権威を示す正面図、第5図は帯域通過フィルタの
具体的権威を示す正面図、第6図及び第7図はそれぞれ
誘電体共振器の他の実施例を示す斜視図である。 第8図Aは従来の帯域阻止フィルタの一例を示す説明図
、Bはその等価回路図、第9図はそのフィルタ特性図、
第10図Aは従来の帯域通過フィルタの一例を示す説明
図、Bはその等価回路図、第11図はそのフィルタ特性
図である。 30・・・誘電体ブロック、32・・・共振子穴、34
・・・結合阻止穴、36・・・溝、40・・・誘電体共
振器、50・・・コンデンサ、52.57・・・コイル
。
斜視図、Bはその縦断面図、第2図は本発明に係る帯域
阻止フィルタの説明図、第3図は帯域通過フィルタの説
明図である。第4図は本発明に係る帯域阻止フィルタの
具体的権威を示す正面図、第5図は帯域通過フィルタの
具体的権威を示す正面図、第6図及び第7図はそれぞれ
誘電体共振器の他の実施例を示す斜視図である。 第8図Aは従来の帯域阻止フィルタの一例を示す説明図
、Bはその等価回路図、第9図はそのフィルタ特性図、
第10図Aは従来の帯域通過フィルタの一例を示す説明
図、Bはその等価回路図、第11図はそのフィルタ特性
図である。 30・・・誘電体ブロック、32・・・共振子穴、34
・・・結合阻止穴、36・・・溝、40・・・誘電体共
振器、50・・・コンデンサ、52.57・・・コイル
。
Claims (5)
- 1.誘電体ブロックに共振子穴となる複数の第1の貫通
孔と結合阻止穴となる第2の貫通孔とを交互に設け、貫
通孔が開口している面の一方を開放面として、開放面の
結合阻止穴近傍に幅方向に延びる溝を設け、開放面を除
く外面及び全貫通孔の内壁面に導体膜を形成すると共に
、開放面に第2の貫通孔内壁面の導体膜と誘電体ブロッ
ク外面の導体膜を接続する導体膜を形成して多段同軸共
振器とし、その各共振子間を結合するコイルを前記溝内
に納めたことを特徴とする誘電体フィルタ。 - 2.各共振子穴の開放端にコンデンサを搭載し、コンデ
ンサ間をコイルで接続する請求項1記載の帯域阻止フィ
ルタ。 - 3.誘電体ブロックの両端の共振子穴に入出力結合コン
デンサを接続し、各共振子穴間をコイルで結合した帯域
通過フィルタ。 - 4.誘電体ブロックに共振子穴となる複数の貫通孔を並
設し、貫通孔が開口している面の一方を開放面として、
該貫通孔の内壁面、及び開放面を除く外面に導体膜を形
成して中心導体及び外導体とした多段同軸共振器におい
て、開放面の各共振子穴の間に幅方向に延びる溝を形成
すると共に、結合阻止穴となる別の貫通孔を共振子穴と
平行に形成し、その内壁面に導体膜を設け、それと前記
外導体とを接続する導体膜を溝に設けた請求項1の誘電
体フィルタで用いる誘電体共振器。 - 5.結合阻止穴が、誘電体ブロックの幅方向に長い角形
貫通孔である請求項4記載の誘電体共振器。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2051224A JPH0824243B2 (ja) | 1990-03-02 | 1990-03-02 | 誘電体フィルタ |
CA002037262A CA2037262A1 (en) | 1990-03-02 | 1991-02-27 | Dielectric resonator and a filter using same |
US07/662,199 US5208565A (en) | 1990-03-02 | 1991-02-28 | Dielectric filer having a decoupling aperture between coaxial resonators |
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Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
JPH07162205A (ja) * | 1993-10-08 | 1995-06-23 | Electron & Telecommun Res Inst | 誘電体フィルタ |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS61172402A (ja) * | 1985-01-25 | 1986-08-04 | Murata Mfg Co Ltd | 高周波フイルタ |
JPS6381404U (ja) * | 1986-11-13 | 1988-05-28 | ||
JPS6478001A (en) * | 1987-09-18 | 1989-03-23 | Murata Manufacturing Co | Polarization circuit for dielectric filter |
JPH0216802A (ja) * | 1988-07-04 | 1990-01-19 | Murata Mfg Co Ltd | バンドエリミネーションフィルタ |
JPH0255408A (ja) * | 1988-08-20 | 1990-02-23 | Toko Inc | 誘電体フィルタの製造方法 |
-
1990
- 1990-03-02 JP JP2051224A patent/JPH0824243B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0824243B2 (ja) | 1996-03-06 |
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