JPH07162205A - 誘電体フィルタ - Google Patents

誘電体フィルタ

Info

Publication number
JPH07162205A
JPH07162205A JP6245396A JP24539694A JPH07162205A JP H07162205 A JPH07162205 A JP H07162205A JP 6245396 A JP6245396 A JP 6245396A JP 24539694 A JP24539694 A JP 24539694A JP H07162205 A JPH07162205 A JP H07162205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dielectric block
dielectric
coupling
resonators
filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6245396A
Other languages
English (en)
Inventor
Chang-Hwa Lee
チャン ハ イ
Hee-Kyung Sung
ヒ キョン ソン
Tae-Hong Kim
タイ ホン キム
Sang-Suk Lee
ソン セキ イ
Tae Goo Choi
テ グ チィ
Dal Ahn
ダル アン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KOREA TELECOMMUN AUTHORITY
KORIA TELECOMMUN OOSORITEI
Electronics and Telecommunications Research Institute ETRI
KT Corp
Original Assignee
KOREA TELECOMMUN AUTHORITY
KORIA TELECOMMUN OOSORITEI
Electronics and Telecommunications Research Institute ETRI
KT Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from KR1019930020905A external-priority patent/KR960012944B1/ko
Priority claimed from KR2019930027679U external-priority patent/KR0120663Y1/ko
Priority claimed from KR2019930027680U external-priority patent/KR950016648U/ko
Application filed by KOREA TELECOMMUN AUTHORITY, KORIA TELECOMMUN OOSORITEI, Electronics and Telecommunications Research Institute ETRI, KT Corp filed Critical KOREA TELECOMMUN AUTHORITY
Publication of JPH07162205A publication Critical patent/JPH07162205A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 誘電体ブロックに形成されたそれぞれの共振
器と共振器との間の結合量を調節する。 【構成】 共振器2間に形成され、誘電体ブロック1の
上面から下面へ貫通するが、その内壁が導電性金属でメ
ッキされた結合量調節孔4および誘電体ブロック1上端
に装着するが、上記結合量調節孔4が接地動作するよう
にする電極パターン6を形成することにより、小型化を
達成し、寸法の許容誤差によるエラー補正を品質係数の
急激な低下なしに微細に行うことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は誘電体を利用したマイク
ロウェーブフィルタに関し、特に誘電体ブロックに形成
されたそれぞれの共振器と共振器間の結合量を調節する
ための誘電体フィルタに関する。
【0002】なお、本明細書の記述は本件出願の優先権
の基礎たる韓国特許出願第1993−20905号、第
1993−27680号および第1993−27679
号の明細書の記載に基づくものであって、当該韓国特許
出願の番号を参照することによって当該韓国特許出願の
明細書の記載内容が本明細書の一部分を構成するものと
する。
【0003】
【従来の技術】一般的に、UHF帯域誘電体を利用した
高周波フィルタは、現在TEMモード誘電体同軸共振器
が主に用いられ、上記同軸共振器の個数は、フィルタの
要求特性により定められるが、通常二つ以上の共振器が
結合されて製作される。
【0004】さらに、最近通信システム端末機の小型化
に因り部品の小型化が一層要求されており、誘電体材料
の高誘電率により寸法の許容誤差によるエラー補正が増
大している実情にある。故に、フィルタの小型化により
共振器の間の結合量増加を効果的に調節して部品の小型
化を可能にし、品質係数の急激な低下なしにエラーを補
正することができるフィルタの結合構造が要求されてい
る。
【0005】従って、上記の要求に対応すべく誘電体を
利用した種々のフィルタが提案されており、従来の誘電
体フィルタの構造を図1ないし図3を通じて簡略に説明
すれば次の通りである。
【0006】図1は従来技術による誘電体を利用したフ
ィルタの構成図、図2は従来技術による誘電体を利用し
たフィルタの別の構成図、図3は図1および図2の電気
的等価回路図を示す。
【0007】図面において、41は誘電体ブロック、4
2,43は共振器、44は結合量調節孔を示す。
【0008】図1および図2は単位共振器を利用してフ
ィルタを構成した構造であって、図1に示す通り、所定
の直六面体で形成された誘電体ブロック41は、上面を
除く五つの面が全て導体でメッキされており、上記誘電
体ブロック41の上面41′の所定位置には同一のサイ
ズの少なくとも二つ以上のホールで形成されて下面4
1′′まで貫通されるが、その内側が導電性金属でメッ
キされた共振器42,43が形成されている。
【0009】従って、上記共振器は先端が接地に短絡さ
れた1/4波長で共振器として動作するように構成する
ことにより、上記共振器42と共振器43との間の電磁
場の結合により上記共振器42,43間にエネルギーが
伝達される。
【0010】さらに、上記誘電体ブロック41の中央部
には所定サイズのホールで下側まで貫通されるが、その
内壁は非導電体で形成された結合量調節孔44が具備さ
れている。
【0011】上記図1の等価回路をComb−line
を利用して図3に示した。図示の通り、先端が接地に短
絡された共振器を47と48で示しており、Comb−
lineで表示した49は共振器と共振器との間におけ
る電磁場による結合量を示す。
【0012】上記の通り構成されたフィルタ形態は、上
記結合量調節孔の内部を空間にすることにより、誘電体
ブロックの誘電率との差異による結合量の減少を来た
し、上記フィルタの小型化を可能ならしめることによ
り、上記結合量調節孔と共振器との間の結合量は結合量
調節孔のサイズを変更することにより調節することがで
きた。
【0013】さらに、上記誘電体ブロックの中央部側は
電磁場が強く、誘電体の前面と後面に行く程電磁場が弱
いため、上記結合量調節孔の位置を上記誘電体ブロック
の中央部から前面や後面方向へ移動して結合量を調節し
た。
【0014】しかし、部品の小型化に従って、上記結合
量調節孔のサイズや位置移動による結合量の調節は限界
があるので、上記フィルタを小型化させることは難し
く、上記共振器内壁は導電性金属でメッキされており、
結合量調節孔の内壁は非導電性物質で形成されるように
して、上記誘電体ブロックを製作しなければならないた
め、上記結合量調節孔の内壁を非導電性になるようにす
る附随的な工程が必要であるから製造工程が複雑にな
る。
【0015】従って、上記の問題点を克服するために、
図2に示す通り、上記共振器42と共振器43との間の
結合量を調節するために、その間に位置するよう上記誘
電体ブロック41の前面41′′′と後面41′′′′
に上側から下側まで所定サイズの結合量調節用溝45を
設け導電性金属でメッキして、結合量調節孔内壁を非導
電性金属になるようにする附随的な工程な減らすことに
より製造工程を簡単にした。
【0016】しかし、上記誘電体ブロックの中央部分は
電磁場が強く、誘電体の前面や後面は電磁場が弱いた
め、このような結合量調節用溝を利用した結合量の調節
は極めて微弱であるので、部品の小型化には限界があっ
た。
【0017】上記の通り、従来の誘電体フィルタの結合
構造は、品質係数の急激な低下なしにエラーを補正すべ
き必要性が増大し、製品の小型化による共振器間の結合
量増加を効果的に調節して部品の小型化を可能ならしめ
るには限界があり、共振器内壁を導電性金属にし、結合
量調節孔の内壁は導電性金属にしないことにより、製造
工程が複雑になるという問題点を内包している。
【0018】さらに、従来技術の別の構成として、先端
が接地に連結された三つの単位共振器を利用してフィル
タを構成した構造を図4ないし図6に示した。
【0019】図4のような構造のフィルタは、結合キャ
パシタをチップキャパシタまたは容量に合うように切断
したPCB片を利用する場合であって、所定サイズの上
記キャパシタ52を基板53に付着した後、導線54ま
たは金属テープで誘電体ブロック51の一側面に連結す
る構造であって、上記のフィルタ構造は温度変化による
回路素子間の変化が大きく、周波数特性が悪くなるとい
う問題点を内包している。
【0020】図5のフィルタ構造は、誘電体基板53上
に形成された電極パターン55に電極54をメッキして
結合キャパシタを形成した構造であって、上記のフィル
タ構造は周波数特性は向上させることができるが、共振
器と共振器との間の結合キャパシタ、入力と共振器との
間および共振器と出力との間の結合キャパシタを別に製
作された基板上のキャパシタで具現しなければならない
ため、製造工程が複雑になるという問題点を内包してい
る。
【0021】図6は図4および図5の電気的等価回路図
であって、上記それぞれの共振器60との間、入力と共
振器60との間および共振器60と出力との間にそれぞ
れ結合キャパシタを形成してフィルタとして動作するよ
うにした。
【0022】図7のフィルタ構造は一つの誘電体ブロッ
ク51に三つの共振器を形成してフィルタを構成する一
体型フィルタ構造に関し、三つの共振器56,56′,
56′′の両側に入力端子用孔57と出力端子用孔5
7′とを設け、それぞれに導体濃58,58′を挿し込
み形成し、さらに結合キャパシタを適宜に調節するため
に入力端子用孔57と共振器56との間、それぞれの共
振器56,56′,56′′間および共振器56′′と
出力端子用孔57′との間にそれぞれ結合調節用孔59
を設けてフィルタを構成するが、上記結合調節用孔59
の内壁と誘電体ブロックの上面51′を除く全ての部分
を導電性金属でメッキした構造である。
【0023】図7のフィルタ構造について、Comb−
lineを利用して電気的等価回路で示すと図8の通り
である。
【0024】図8の等価回路は、図6の等価回路と電気
的に同じであり、キャパシタをComb−line61
で表示した。入力側と共振器60との間の結合キャパシ
タは、入力端子用孔の内壁と共振器60との間の電磁場
結合により形成され、上記それぞれの共振器60との間
の結合キャパシタは電磁場の結合で成る。
【0025】さらに、上記共振器と入出力との間の結合
キャパシタは、共振器と入出力端子用孔との間の電磁場
結合により成り、入力から共振器等を経て出力へエネル
ギーが伝達される。結合キャパシタのサイズは、結合調
節用孔59のサイズと位置を適宜に調節することによっ
て調節することができる。
【0026】しかし、このようなフィルタ構造は、周波
数特性は向上させることができるが、入力と出力端子用
孔を設けなければならない等、依然として小型化には限
界がある。
【0027】上記の図4および図5で得られる単位共振
器とP.C.B片を利用するフィルタ構造においては、
結合用キャパシタを別途の基板上に形成するため、製造
工程が複雑になるという問題点があり、図7でみられる
一つの誘電体ブロックに多数の共振器を形成したフィル
タ構造においては、入力と出力のための孔を形成して導
体棒を挿し込むことにより、小型化と表面実装化に関し
て問題点を内包している。
【0028】従って、本発明は上記の諸問題点を解決す
るために案出したものであって、結合量調節孔の内壁を
金属にして接地動作するようにし、上記結合量調節孔の
サイズを調節したり、または位置を移動して、共振器間
の結合量を調節してフィルタの小型化を可能ならしめ、
エラー補正のための空間を置いて微調整が可能になるよ
うにした誘電体フィルタを提供するにその目的がある。
【0029】本発明の別の目的は、フィルタの入力と出
力のために誘電体ブロックの上面に接地に連結された電
極パターンを形成し、誘電体ブロックの外壁に入力と出
力のための電極を設けることにより、別途の基板や入力
と出力のための孔を設けなくてもフィルタを構成するこ
とができるようにする誘電体フィルタを提供するにあ
る。
【0030】本発明のさらに別の目的は、誘電体ブロッ
クの上端面に共振器と共振器との間の結合量を調節する
ための溝を形成し、導電性金属でメッキをして接地動作
するようにし、結合量超越用溝の深さを調節することに
よって共振器間の結合量を調節してフィルタの小型化を
可能ならしめる誘電体フィルタを提供するにある。
【0031】
【発明の概要】上記目的を達成するために、本発明は所
定の直六面体形状であって、上面を除く五つの面が導体
でメッキされた誘電体ブロックを有し、上記誘電体ブロ
ックの上面から下面まで貫通する所定サイズの複数のホ
ールで形成され、その内壁が導電性金属でメッキされた
複数の共振器を具備した誘電体フィルタにおいて、上記
複数の共振器間の所定位置に形成され、上記誘電体ブロ
ックの上面から下面へ貫通し、その内壁が導電性金属で
メッキされて上記複数の共振器間の結合量を調節する結
合量調節孔、および上記誘電体ブロックの上面に装着す
ることによって、その一側が上記結合量調節孔の上側と
連結され、その他側が上記誘電体ブロックの前面および
後面に連結されて、上記結合量調節孔が接地動作できる
ようにする電極パターンを含むことを特徴とする。
【0032】さらに、本発明は所定の直六面体形状であ
って、上面を除く五つの面が導体でメッキされた誘電体
ブロックを有し、上記誘電体ブロックの上面から下面ま
で貫通する所定サイズの複数のホールで形成され、その
内壁が導電性金属でメッキされた複数の共振器を具備し
た誘電体フィルタにおいて、上記誘電体ブロックの上面
前側から後側まで貫通するよう所定深さに形成され、上
記それぞれの共振器間毎に位置し、その内壁は導電性金
属でメッキされて、上記それぞれの共振器間の結合キャ
パシタを調節する所定サイズの結合量調節溝を含むこと
を特徴とする。
【0033】
【実施例】以下、添付された図9ないし図13の図面を
参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
【0034】図9は本発明による誘電体フィルタの一実
施例の構成を示す斜視図、図10は図9のA−A線断面
図、図11は図9のB−B線断面図、図12は図9の電
気的等価回路図、図13は本発明による誘電体フィルタ
の第2実施例の構成を示す図9の変形例示図を示す。
【0035】図面において、1は誘電体ブロック、1′
は誘電体ブロックの上面、1′′は誘電体ブロックの下
面、1′′′は誘電体ブロックの前面、1′′′′は誘
電体ブロックの後面、2,2′は共振器、4は結合量調
節孔、5はエラー補正溝、6は電極パターン、7,8は
共振器の電気的等価モデル、9はComb−lineの
電気的等価モデル、10,11は等価キャパシタをそれ
ぞれ示す。
【0036】図示の通り、本発明による誘電体フィルタ
は共振器と共振器との間の結合量を調節するために具現
したもので、直六面体の形状を有し、上面を除く五つの
面が導電性金属でメッキされた誘電体ブロック1は、そ
の上面から下面まで貫通されるよう所定サイズを有する
多数のホールで形成されるが、その内壁が導電性金属で
メッキされた共振器2,2′が具備される。
【0037】そして、上記それぞれの共振器2,2′間
に位置するよう上記誘電体ブロック1の上面1′には、
所定深さのエラー補正溝5が形成されるが、その内壁が
導電性金属でメッキされて、誘電体材料の高誘電率に因
り生ずる寸法の許容誤差に因るエラーを補正する。
【0038】上記エラー補正溝(5)の内側所定位置に
は、四角状のホールで貫通されるが、その内壁に導電性
金属がメッキされた結合量調整孔4が具備されて共振器
2,2′間の結合量を調節するが、上記結合量調節孔4
の形状は四角柱等に限定されず、必要に従って円柱、楕
円柱等の色々な形状にして製作することにより、上記共
振器2,2′間の結合量を調節することもできる。
【0039】さらに、上記エラー補正溝5の上端側に位
置するよう上記誘電体ブロック1の上側面には電極パタ
ーン6が具備されるが、上記誘電体ブロック1の外壁に
連結されて上記結合量調節孔4とエラー補正溝5が接地
に機能することができるようにする。
【0040】従って、図11に示す通り、上記結合量調
節孔4の内壁を導電性金属にして誘電体ブロック1の外
壁と連結して接地に通じるようにすることにより、上記
結合量調節孔4を介して共振器2,2′間の結合はなさ
れなくなり、上記共振器2,2′間の結合は上記結合量
調節孔4の両側において行われる。
【0041】図12は上記結合量調節孔4によりそれぞ
れの共振器2,2′間の調節された結合量をComb−
lineを利用して電気的等価モデル9で示し、先端が
短絡された共振器はそれぞれ共振器の電気的等価モデル
7,8で示した。さらに、等価キャパシタ10,11は
それぞれの共振器2,2′と結合量調節孔4およびエラ
ー補正溝5との間に発生するキャパシタを表示した。
【0042】従って、上記共振器2,2′の結合量は、
結合量調節孔4の位置を誘電体ブロック1の前面
1′′′や後面1′′′′に移動したり、結合量調節孔
4のサイズを適宜にすることにより調節することがで
き、寸法の許容誤差によるエラー補正は上記補正溝5の
内壁にメッキされた金属部分をレーザで除去することに
より、品質係数の大した低下なく等価キャパシタ10,
11の容量を減らして調節することができる。
【0043】図13は図9の別の構成を示したものであ
って、図示の通り、上記エラー補正溝5を形成せずに結
合量調節孔4を誘電体ブロック1の上面1′から下面
1′′まで貫通するが、金属でなる電極パターン6と直
接連結して製作することができる。
【0044】このときにも、電気的等価回路は図12に
示した等価回路と同じであり、結合量は結合量調節孔4
の位置やサイズを適宜にして調節することができる。
【0045】さらに、寸法の許容誤差によるエラー補正
は、結合量調節孔4の内壁の導電性金属をレーザで除去
することにより、補正を可能ならしめることができるの
である。
【0046】図14は本発明による誘電体フィルタの第
3実施例の構成図、図15は図14のA−A′線断面
図、図16は本発明による誘電体フィルタの第4実施例
の構成を示す図14の変形例示図、図17は図16のB
−B′線断面図、図18は図14および図16の電気的
等価回路図をそれぞれ示す。
【0047】図面において、12は結合量調節溝、13
は結合量調節孔をそれぞれ示す。
【0048】図面に示す通り、誘電体ブロック1は上面
1′を除く五つの面が導体でメッキされており、二つ以
上の同一のサイズの孔を上面1′から下面1′′まで貫
通して穿ち、導電性金属でメッキしてそれぞれの共振器
2,2′を形成して先端が短絡された1/4波長共振器
として動作するようにする。
【0049】そして、上記共振器2と共振器2′との間
の結合量を調節するために、上記共振器2と共振器2′
との間に位置するよう誘電体ブロック1の上面1′に
は、その前側から後側まで達する所定深さを有する結合
量調節溝12を形成し、導電性金属でメッキした。
【0050】上記の構成を図15のA−A′線断面図を
参照してより詳細に説明すると次の通りである。
【0051】上記共振器2と共振器2′との間の結合量
を調節するための溝12は導電性金属にし、誘電体ブロ
ック1の前面1′′′と後面1′′′′に連結されるよ
うにすることにより、接地に動作する。故に、上記共振
器2と共振器2′との間の結合は上記結合量調節溝12
の下部分で行われる。
【0052】さらに、図14の構成による変形例を図1
6および図17に示し、その実施例を詳細に説明すると
次の通りである。
【0053】図面において、13は共振器間の結合量を
調節するための結合量調節孔を示す。図示の通り、上記
共振器2と共振器2′との間の結合量は誘電体ブロック
1の中央部分が強く、誘電体ブロックの前面と後面へ行
く程弱い。従って、上記共振器2と共振器2′との間の
結合量調整溝12の底面に上記誘電体ブロック1の下面
1′′まで貫通するよう所定サイズの結合量調節孔13
を形成して導電性金属でメッキした。
【0054】従って、上記結合量調節溝12と結合量調
節孔13が全て接地に動作するようになり、結合量調節
溝12の深さと結合量調節孔13の位置を変更すること
により、共振器2と共振器2′との間の結合量は微調節
が可能になる。このときにも、電気的等価回路は図18
と同じであり、上記共振器2と共振器2′との間の距離
が極めて狭くなっても結合量を微細に調節できるので、
小型化が可能になるのである。ここで、結合量調節溝1
2の形状を四角形状にせず、結合量に従ってV溝形状等
の種々の形状にすることができ、結合量調節孔13の形
状も四角柱、円柱、楕円柱等に、色々の形状に製作する
ことができる。
【0055】図14および図16の電気的等価回路を図
18に示した。
【0056】先端が接地に短絡された共振器をそれぞれ
7と8で表示し、上記結合量調節溝12により共振器
2,2′間の調節された結合量をComb−lineを
利用して9に示した。さらに、キャパシタ10,11は
共振器間の結合量を調節するための溝12の電極部分と
共振器間で発生するキャパシタを表示した。Comb−
lineで表示した共振器と共振器との間の結合量は上
記溝12の深さを適宜にして調節することができる。共
振器2,2′と結合量調節溝12との間に発生するキャ
パシタ10,11は共振器と並列に連結されるので、共
振器の実際の深さを減らすことができる。
【0057】さらに、寸法の許容誤差による微細なエラ
ー補正は、結合量を調節するための溝12の電極部分を
レーザ等のような方法により除去することにより、品質
係数の大した低下なく可能である。
【0058】すなわち、図18の10と11のキャパシ
タ量を調節することにより、共振器でエラー補正をする
ような効果を得ることができるのである。さらに、共振
器内壁と結合量調節溝12を全て導電性金属でメッキす
るため、フィルタを製作するとき、誘電体ブロック1を
製造した後、結合量調節溝内壁が導電性金属にならない
ようにする附随的な工程が必要でないので、製造工程を
簡単にすることができるのである。
【0059】一方、先端が接地に連結された単位共振器
を三つ用いたフィルタの構造を図19ないし図21を参
照して説明する。
【0060】図19は本発明による誘電体フィルタの第
5実施例の構成図、図20は図19の電気的等価回路
図、図21は本発明による誘電体フィルタの第6実施例
の構成を示す図19の変形例示図である。
【0061】図面において、14は金属パラメータを示
す。図示の通り、立方体の誘電体ブロック1は、上面
1′を除く五つの面が導体でメッキされており、上記上
面1′の所定位置には同一のサイズを有する多数の孔を
等間隔に上面1′から下面まで貫通して穿ち、導電性金
属でメッキして先端が接地に連結された共振器として動
作するよう共振器2を形成する。
【0062】そして、上記誘電体ブロック1の上面に
は、それぞれの共振器2,2′,2′′間の結合キャパ
シタを調節するために、上記それぞれの共振器2,
2′,2′′間毎に所定サイズの結合量調節溝12をそ
れぞれ前面から後面まで形成し、導電性金属でメッキし
た。
【0063】フィルタの入力と出力は、誘電体ブロック
1の上面1′の両側、すなわち、入力側と共振器2との
間および共振器2′′と出力側との間に接地に連結され
た格子形状の金属パターン14を形成して上記入力と共
振器2との間および共振器2と出力との間の結合量を上
記金属パターン14と共振器2との間の距離によって適
宜調節する。
【0064】図20は図19の電気的等価回路であっ
て、先端が短絡された共振器を7で表示しており、入力
と共振器2との間、それぞれの共振器2,2′,2′′
間および共振器2′′と出力との間の結合キャパシタは
Comb−lineを利用して9で示した。さらに、キ
ャパシタ10はそれぞれの共振器7間の結合量を調節す
るための溝12の電極部分と共振器との間で発生するキ
ャパシタを表示した。フィルタの入力と出力部分とにあ
る金属パターン14の電気的等価モデル15,15′は
1/4波長で先端が接地に連結されているため、入力と
出力部分とからみれば電気的に開放されている。
【0065】従って、上記の金属パターンと共振器との
間の結合量は、その間の距離を適宜にして調節すること
ができる。故に、結合キャパシタや入力と出力とのため
に別途の基板や入力と出力孔を設けずに結合キャパシタ
を形成してフィルタを構成することにより、周波数特性
を向上させて小型化を具現することができるのである。
【0066】図21は図19に係る変形例であって、図
示の通り、誘電体ブロック1の前面1′′′の上端両
側、すなわち、入力側と共振器2との間および上記共振
器2′′と出力側との間に位置するが、上記それぞれの
共振器2,2′′に対応するようそれぞれ所定サイズの
金属パターン14が形成され、上記金属パターン14の
周辺部を所定幅程メッキを除去して非導電性にすること
により、上記入力と共振器2との間および共振器2′′
と出力との間のキャパシタは入力と出力側の電極パター
ンのサイズを適宜にして調節する。
【0067】上記の構造によりフィルタを設計すると、
入力と出力端子なしに表面実装化と小型化が可能であ
る。さらに、単位共振器を利用したフィルタ構造におい
ても、接地に連結された1/4波長電極パターンや誘電
体ブロックの外壁に入力と出力用電極パターンを形成し
てフィルタを製作することができるのである。
【0068】上記の通り構成されて作用する本発明は、
共振器間の結合量を調節することにより小型化を達成す
ることができ、寸法の許容誤差によるエラー補正を品質
係数の急激な低下なく微細にエラー補正可能であり、共
振器内壁と結合量調節孔内壁を全て導電性金属にするた
め、製造工程が簡単であり、生産原価を節減することが
できる。
【0069】さらに、結合キャパシタを具現するために
別途の基板や入力と出力のための孔を設けなくてもフィ
ルタを製作することができるので、周波数特性を向上さ
せることができ、小型化と表面実装化が可能になる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術による誘電体を利用したフィルタの構
成図である。
【図2】従来技術による誘電体を利用したフィルタの別
の構成図である。
【図3】図1および図2の電気的等価回路図である。
【図4】従来技術による先端が接地に連結された三つの
単位共振器を利用したフィルタの構成図である。
【図5】従来技術による先端が接地に連結された三つの
単位共振器を利用したフィルタの別の構成図である。
【図6】図4および図5の電気的等価回路図である。
【図7】従来技術による一つの誘電体ブロックに三つの
単位共振器を形成した一体型誘電体フィルタの構成図で
ある。
【図8】図7の電気的等価回路図である。
【図9】本発明による誘電体フィルタの第1実施例の構
成を示す斜視図である。
【図10】図9のA−A線断面図である。
【図11】図9のB−B線断面図である。
【図12】図9の電気的等価回路図である。
【図13】本発明による誘電体フィルタの第2実施例の
構成を示す図9の変形例示図である。
【図14】本発明による誘電体フィルタの第3実施例の
構成図である。
【図15】図14のA−A′線断面図である。
【図16】本発明による誘電体フィルタの第4実施例の
構成を示す図14の変形例示図である。
【図17】図16のB−B′線断面図である。
【図18】図14および図16の電気的等価回路図であ
る。
【図19】本発明による誘電体フィルタの第5実施例の
構成図である。
【図20】図19の電気的等価回路図である。
【図21】本発明による誘電体フィルタの第6実施例の
構成を示す図19の変形例示図である。
【符号の説明】
1 誘電体ブロック 1′ 誘電体ブロックの上面 1′′ 誘電体ブロックの下面 1′′′ 誘電体ブロックの前面 1′′′′ 誘電体ブロックの後面 2,2′,2′′ 共振器 4,13 結合量調節孔 5 エラー補正溝 6 電極パターン 7,8 共振器の電気的等価モデル 9 共振器間の結合をComb−lineで示す電気的
等価モデル 10,11 等価キャパシタ 12 結合量調節溝 14 金属パターン 15 先端が接地に連結された1/4波長共振器の電気
的等価モデル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イ チャン ハ 大韓民国 大田市 ユソング オウンドン ハンビット アパート 103−1102 (72)発明者 ソン ヒ キョン 大韓民国 大田市 ソグ サムチョンドン コクハハンシン アパート 601−204 (72)発明者 キム タイ ホン 大韓民国 大田市 ユソング オウンドン ハンビット アパート 127−508 (72)発明者 イ ソン セキ 大韓民国 大田市 ユソング オウンドン ハンビット アパート 109−104 (72)発明者 チィ テ グ 大韓民国 大田市 ユソング シンソンド ン ハンウル アパート 107−1003 (72)発明者 アン ダル 大韓民国 チュンチョンナムド チョンヤ ンシ ソンジョンドン 713−45

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の直六面体形状であって、上面を除
    く五つの面が導体でメッキされた誘電体ブロックを有
    し、上記誘電体ブロックの上面から下面まで貫通する所
    定サイズの複数のホールで形成され、その内壁が導電性
    金属でメッキされた複数の共振器を具備した誘電体フィ
    ルタにおいて、 上記複数の共振器間の所定位置に形成され、上記誘電体
    ブロックの上面から下面へ貫通し、その内壁が導電性金
    属でメッキされて上記複数の共振器間の結合量両を調節
    する結合量調節孔、および上記誘電体ブロックの上面に
    装着することによって、その一側が上記結合量調節孔の
    上側と連結され、その他側が上記誘電体ブロックの前面
    および後面に連結されて、上記結合量調節孔が接地動作
    できるようにする電極パターンを含むことを特徴とする
    誘電体フィルタ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記結合量調節孔の上側と連結されるよう上記誘電体ブ
    ロックに所定深さ拡張された溝で形成され、その内壁が
    導電性金属でメッキされて、寸法の許容誤差によるエラ
    ー補正をするエラー補正手段をさらに含むことを特徴と
    する誘電体フィルタ。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 上記結合量調節孔は結合量調節のために上記それぞれの
    共振器のうちのいずれかの側にかたよるようにして形成
    したことを特徴とする誘電体フィルタ。
  4. 【請求項4】 所定の直六面体形状であって、上面を除
    く五つの面が導体でメッキされた誘電体ブロックを有
    し、上記誘電体ブロックの上面から下面まで貫通する所
    定サイズの複数のホールで形成され、その内壁が導電性
    金属でメッキされた複数の共振器を具備した誘電体フィ
    ルタにおいて、 上記誘電体ブロックの上面前側から後側まで貫通するよ
    う所定深さに形成され、上記それぞれの共振器間毎に位
    置し、その内壁は導電性金属でメッキされて、上記それ
    ぞれの共振器間の結合キャパシタを調節する所定サイズ
    の結合量調節溝を含むことを特徴とする誘電体フィル
    タ。
  5. 【請求項5】 請求項4において、 上記誘電体ブロックの上面両側にそれぞれ具備され、そ
    の一端部が接地に連結されるよう上記誘電体ブロックの
    前面に連結されて、上記共振器との間の距離調節により
    上記誘電体ブロックの入力と上記共振器との間および上
    記共振器と上記誘電体ブロックの出力との間の結合量を
    調節する格子形状の金属パターンをさらに含むことを特
    徴とする誘電体フィルタ。
  6. 【請求項6】 請求項4において、 上記誘電体ブロックの前面上端両側に上記共振器と対応
    するよう形成され、その周面は所定幅非電導性にするた
    めにメッキが除去されて上記それぞれの共振器間の結合
    量を調節する所定形状の電極パターンをさらに含むこと
    を特徴とする誘電体フィルタ。
  7. 【請求項7】 請求項4において、 上記結合量調節溝は、その内側底面に上記誘電体ブロッ
    クの下面まで貫通するよう所定サイズの結合量調節孔を
    さらに形成したことを特徴とする誘電体フィルタ。
JP6245396A 1993-10-08 1994-10-11 誘電体フィルタ Pending JPH07162205A (ja)

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1019930020905A KR960012944B1 (ko) 1993-10-08 1993-10-08 일체형 유전체 필터의 결합구조
KR2019930027679U KR0120663Y1 (ko) 1993-12-14 1993-12-14 건조세탁기의 온수공급장치
KR1993-27679 1993-12-14
KR1993-27680 1993-12-14
KR2019930027680U KR950016648U (ko) 1993-12-14 1993-12-14 진공청소기의 향발생장치
KR1993-20905 1993-12-14

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07162205A true JPH07162205A (ja) 1995-06-23

Family

ID=27349004

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6245396A Pending JPH07162205A (ja) 1993-10-08 1994-10-11 誘電体フィルタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07162205A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005119832A1 (ja) * 2004-06-04 2005-12-15 Murata Manufacturing Co., Ltd. 誘電体フィルタの特性調整方法
CN110400992A (zh) * 2018-04-24 2019-11-01 上海华为技术有限公司 一种介质滤波器和通信设备

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5753701B2 (ja) * 1975-02-26 1982-11-15
JPS5943603A (ja) * 1982-09-03 1984-03-10 Murata Mfg Co Ltd 分布定数形フイルタ
JPS60114004A (ja) * 1983-11-25 1985-06-20 Murata Mfg Co Ltd 誘電体フィルタの実装構造
JPH0255408A (ja) * 1988-08-20 1990-02-23 Toko Inc 誘電体フィルタの製造方法
JPH0255402A (ja) * 1988-08-20 1990-02-23 Toko Inc 誘電体フィルタ
JPH0275203A (ja) * 1988-09-09 1990-03-14 Toko Inc 誘電体フィルタとその結合度調整方法
JPH02166802A (ja) * 1988-10-31 1990-06-27 Motorola Inc 積分型移相回路網を具備するセラミックフィルタ及び該セラミックフィルタを使用するデェプレクス回路網及び無線機
JPH03254202A (ja) * 1990-03-02 1991-11-13 Fujitsu Ltd 誘電体共振器及びそれを用いたフィルタ
JPH03254203A (ja) * 1990-03-02 1991-11-13 Fujitsu Ltd 誘電体フィルタ

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5753701B2 (ja) * 1975-02-26 1982-11-15
JPS5943603A (ja) * 1982-09-03 1984-03-10 Murata Mfg Co Ltd 分布定数形フイルタ
JPS60114004A (ja) * 1983-11-25 1985-06-20 Murata Mfg Co Ltd 誘電体フィルタの実装構造
JPH0255408A (ja) * 1988-08-20 1990-02-23 Toko Inc 誘電体フィルタの製造方法
JPH0255402A (ja) * 1988-08-20 1990-02-23 Toko Inc 誘電体フィルタ
JPH0275203A (ja) * 1988-09-09 1990-03-14 Toko Inc 誘電体フィルタとその結合度調整方法
JPH02166802A (ja) * 1988-10-31 1990-06-27 Motorola Inc 積分型移相回路網を具備するセラミックフィルタ及び該セラミックフィルタを使用するデェプレクス回路網及び無線機
JPH03254202A (ja) * 1990-03-02 1991-11-13 Fujitsu Ltd 誘電体共振器及びそれを用いたフィルタ
JPH03254203A (ja) * 1990-03-02 1991-11-13 Fujitsu Ltd 誘電体フィルタ

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005119832A1 (ja) * 2004-06-04 2005-12-15 Murata Manufacturing Co., Ltd. 誘電体フィルタの特性調整方法
CN110400992A (zh) * 2018-04-24 2019-11-01 上海华为技术有限公司 一种介质滤波器和通信设备
US11264686B2 (en) 2018-04-24 2022-03-01 Huawei Technologies Co., Ltd. Dielectric filter and communications device
CN110400992B (zh) * 2018-04-24 2022-06-28 上海华为技术有限公司 一种介质滤波器和通信设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20060071737A1 (en) Adjustable resonator filter
KR100586502B1 (ko) 금속 가이드 캔이 연결된 유전체 세라믹 필터
KR101754278B1 (ko) Tem모드 유전체 도파관 공진기 및 이를 이용한 유전체 도파관 필터
US5278527A (en) Dielectric filter and shield therefor
US7825752B2 (en) Dielectric filter having a dielectric block with input/output electrodes of a bent shape at corner portions of the block
US6885261B2 (en) Dielectric filter, antenna sharing device, and communication device having a voltage controlled reactance element for tuning the center frequency
KR100703719B1 (ko) 곡면형 도체판으로 결합된 공진기 필터
US6150905A (en) Dielectric filter with through-hole having large and small diameter portions and a coupling adjustment portion
JPH07162205A (ja) 誘電体フィルタ
US6060965A (en) Dielectric resonator and filter including capacitor electrodes on a non-conductive surface
KR100304356B1 (ko) 요철구조의공진기를이용한고주파필터
JPH03108801A (ja) 誘電体フィルタ
JPS6142962B2 (ja)
KR960012944B1 (ko) 일체형 유전체 필터의 결합구조
KR101681899B1 (ko) 유전체 필터
US5170141A (en) Ceramic filter
KR960012467B1 (ko) 유전체를 이용한 고주파 필터의 결합구조
KR960012468B1 (ko) 유전체를 이용한 마이크로웨이브 필터
KR0164093B1 (ko) 유전체 마이크로웨이브 필터
US6594135B1 (en) Filter
KR100344228B1 (ko) 공진기 결합형 유전체 필터
JPH03240302A (ja) 誘電体フィルタの入出力結合構造
JPH0832308A (ja) 誘電体フィルタとその特性調整方法
KR100279678B1 (ko) 공진기 삽입형 대역통과필터
KR0131541B1 (ko) 마이크로웨이브 필터

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980417