JPH0325394Y2 - - Google Patents

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JPH0325394Y2
JPH0325394Y2 JP1985177803U JP17780385U JPH0325394Y2 JP H0325394 Y2 JPH0325394 Y2 JP H0325394Y2 JP 1985177803 U JP1985177803 U JP 1985177803U JP 17780385 U JP17780385 U JP 17780385U JP H0325394 Y2 JPH0325394 Y2 JP H0325394Y2
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lead wire
hole
capacitor
recess
terminal surfaces
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JP1985177803U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は改良された構造からなるチツプ型アル
ミニウム電解コンデンサに関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
近年、電子機器の小形・軽量化指向が強まるな
かで、各種電子部品におけるチツプ化の進展はめ
ざましいものがあり、小容量のアルミニウム電解
コンデンサにおいても例外でなく、リードレス化
したチツプ型アルミニウム電解コンデンサが種々
提案され本格的な実用化の段階を迎えている。
従来、種々提案されているチツプ型電解コンデ
ンサのなかで各種電子機器に合う使用法が選択で
きる利点をもつ構造として特開昭60−170929号公
報に開示されているものがある。該公報に開示さ
れている技術は、第5図および第6図に示すよう
に駆動用電解液を含浸したコンデンサ素子11を
金属ケース12内に収納し、前記素子11から導
出したリード線13を前記ケース12開口部を封
口する封口部材14を貫通してなるコンデンサ本
体15と、該コンデンサ本体15のリード線13
を引出した端面および前記ケース12側面に当接
するよう配設したL形絶縁板16とで構成し、該
絶縁板16の外表面に前記リード線13が貫通す
る貫通孔17と該貫通孔17につながるL形凹部
18とを設け、前記貫通孔17を貫通した前記リ
ード線13の引出部を偏平加工を施すか、または
丸棒のまま前記L形凹部18内に折曲げ部分を基
板との接着部としてなるものである。しかして、
上記構成になるチツプ型アルミニウム電解コンデ
ンサは、コンデンサ本体15構造が従来一般化し
たものであるため従来水準の諸特性をそのまま維
持しながら全体構造として簡易であるため、コス
ト的にもさほど高くならずしかも小形化に最大限
貢献できると同時に、基板との接着部となるリー
ド線13の引出部がL形構造であるため縦置きタ
イプ、横置きタイプの両用が可能であるなどの利
用を有している。しかしながら前記リード線13
の引出部直径は一般に0.45〜0.8mmときわめて細
いため、L形絶縁板16に設けた貫通孔17を貫
通したリード線13の引出部を偏平化することは
困難な作業であるばかりか、偏平化された肉厚が
薄くなり機械的ストレスに弱くL形凹部18内に
納まるように折曲げる際、リード線折曲部13
a,13bから切断してしまう危険性をもつと同
時に、偏平化したとしても基板との接着面積がさ
ほど大きくなる訳でなく取付けた場合の接着強度
に問題がある。またリード線13を丸棒のまま折
曲げてなるものの場合、切断の危険性はないもの
の基板に対する接触は線接触状態となるため、こ
の構造においても基板との接着強度に不安があ
り、いずれにしても実用上解決すべき課題をかか
えていた。
〔考案の目的〕
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、作
業性容易にして基板に対して縦・横両方に確実な
取付状態を可能とした安価なチツプ型アルミニウ
ム電解コンデンサを提供することを目的とするも
のである。
〔考案の概要〕
本考案のチツプ型アルミニウム電解コンデンサ
は、有底筒状の金属ケース内に収納したコンデン
サ素子から導出したリード線を前記金属ケース開
口部を封口した封口体を貫通して引出してなるコ
ンデンサ本体と、該コンデンサ本体のリード線引
出端面から前記金属ケース側面にかけて当接して
配置した外表面に並行した一対のL形金属端子面
を一体成形し、該形金属端子面に前記リード線
を貫通する貫通孔と、該貫通孔につながる前記リ
ード線の引出部直径より広幅の凹部を設けた絶縁
板とで構成し、前記貫通孔を貫通した前記リード
線先端部を折曲げ前記凹部内に溶接するようにし
てなるものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例につき図面を参照して
説明する。すなわち第1図および第2図に示すよ
うに陽極箔と陰極箔との間にスペーサを介して巻
回し駆動用電解液を含浸してなるコンデンサ素子
1を有底筒状の金属ケース2内に収納し、前記コ
ンデンサ素子1から導出したリード線3を前記金
属ケース2開口部を封口した封口体4を貫通して
引出してなるコンデンサ本体5のリード線3引出
端面から前記金属ケース2側面にかけて第3図お
よび第4図に示すように外表面に並行した一対の
L形金属端子面6,7を位置させ一体成形し、該
L形金属端子面6,7に前記リード線3を貫通す
る貫通孔8と該貫通孔8につながる前記リード線
3の引出部直径より広幅の凹部9を設けたL形絶
縁板10を当接し、前記リード線3を前記貫通孔
8に貫通し、前記リード線3の引出部を折曲げて
前記凹部9内に溶接し前記L形金属端子面6,7
を基板との接着面としてなるものである。
以上のように構成してなるチツプ型アルミニウ
ム電解コンデンサによれば、基板との接着面構造
がL形絶縁板10にあらかじめ構成してあるL形
金属端子面6,7であるため、使用するリード線
3の太さに関係なく充分な接着面積を確保でき、
すぐれた接着強度を得ることができる。またコン
デンサ本体5とL形絶縁板10の固定が貫通孔8
を貫通したリード線3の引出部をそのまま折曲げ
てL形金属端子面6,7に設けた凹部9内に溶接
する構造であるため折曲げによるリード線3切断
の危険性はなくコンデンサ本体5とL形絶縁板1
0の確実な固定状態が得られる。さらにL形金属
端子面6,7とリード線3が溶接による接続であ
るため両者の電気的接続は確実であり、コンデン
サ本体5と基板の電気的な接触不十分などの問題
は皆無であり、加えてリード線3が凹部9内に納
められた構造であるためリード線3が基板接着面
となる形金属端子面6,7から突出することな
く、かつ凹部9がリード線3の引出部直径より広
幅であるため凹部9内に隙間が設けられ基板への
ハンダ付けの際、隙間にハンダが入り易く基板へ
の安定した取付状態を確保できるなど多くの利点
を有する。
〔考案の効果〕
本考案によれば作業性容易にしてリード線折れ
の危険性なく、しかも基板に対し安定した取付状
態を確保できる実用的価値の高い縦置き、横置き
いずれも可能なチツプ型アルミニウム電解コンデ
ンサを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の一実施例に係るもの
で第1図および第2図はチツプ型アルミニウム電
解コンデンサを示すもので第1図は斜視図、第2
図は一部断面正面図、第3図および第4図は第1
図および第2図を構成するL形絶縁板で第3図は
斜視図、第4図は第3図A−A断面図、第5図お
よび第6図は従来例に係るチツプ型アルミニウム
電解コンデンサを示すもので第5図は斜視図、第
6図は一部断面正面図である。 1……コンデンサ素子、2……金属ケース、3
……リード線、4……封口体、5……コンデンサ
本体、6,7……L形金属端子面、8……貫通
孔、9……凹部、10……L形絶縁板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 有底筒状の金属ケース内に収納したコンデンサ
    素子から導出したリード線を前記ケース開口部を
    封口した封口体を貫通して引出してなるコンデン
    サ本体と、該コンデンサ本体の前記リード線引出
    端面から前記金属ケース側面にかけて当接して配
    置した外表面に並行した一対のL形金属端子面を
    一体成形し、該L形金属端子面に貫通孔と該貫通
    孔につながる前記リード線の引出部直径より広幅
    の凹部を設けた絶縁板とで構成し、前記貫通孔を
    貫通した前記リード線引出部を折り曲げ前記凹部
    内に溶接により接続したことを特徴とするチツプ
    型アルミニウム電解コンデンサ。
JP1985177803U 1985-11-18 1985-11-18 Expired JPH0325394Y2 (ja)

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JPS6284924U JPS6284924U (ja) 1987-05-30
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JP1985177803U Expired JPH0325394Y2 (ja) 1985-11-18 1985-11-18

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JPH0249705Y2 (ja) * 1985-11-15 1990-12-27

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JPS6284924U (ja) 1987-05-30

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