JPH03252535A - 分光器用波数直線送り装置 - Google Patents

分光器用波数直線送り装置

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JPH03252535A
JPH03252535A JP5144190A JP5144190A JPH03252535A JP H03252535 A JPH03252535 A JP H03252535A JP 5144190 A JP5144190 A JP 5144190A JP 5144190 A JP5144190 A JP 5144190A JP H03252535 A JPH03252535 A JP H03252535A
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JP
Japan
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diffraction grating
wave number
grating
circumferential surface
constant
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JP5144190A
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Takao Kobayashi
隆男 小林
Tsugio Seo
瀬尾 次夫
Kanji Fujiwara
藤原 幹治
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Jasco Corp
Original Assignee
Jasco Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、回折格子を用いた分光器の波数直線送り装置
に関する。
【従来の技術】
回折格子を用いた分光器では、走査波数域が狭いが高分
解能である回折格子と、走査波数域が広いが低分解能で
ある回折格子と、場合によってはさらに両者の中間の回
折格子とを備え、使用目的に応じて回折格子を切り換え
使用するようになっている。 第3図はこのような従来の分光器用波数直線送り装置を
示す。 回転台10上には、回折格子12が立設されている。こ
の回折格子12は、格子定数の異なる回折格子12Aと
12Bとが背中合わせに一体化されており、回転台10
に対し、切換回転中心線0の回′りに180°回転切換
可能となっている。回折格子12A又は12Bに対し、
入射光14を当てることにより、所定方向に回折された
単色の回折光16を不図示のスリットから取り出すこと
ができる。回折格子12を、第3図紙面に垂直な走査回
転中心線Aの回りに、回転台10と一体回転させると、
回折光16の波数νが走査される。波数νは周知の次式
で表される。 v =m/ (2a cosγsinθ)   ・  
−(1)m:次数 d:格子定数 γ:入射光14と回折光16のなす角の1/2θ:入射
光14の入射角iと角γとの和(図中、Nは回折格子1
2に対する法線)また、第3図から明らかなように、次
式が成立する。 sinθ=BC/AB      ・・・ (2)上式
(1)、(2)より、距離BCを一定にすると、波数ν
は距離ABに比例する。そこで、次のような構成を用い
ている。 すなわち、レバー18の中心線L(これは法線Nと平行
で、法線Nより第3図紙面下方にある)が走査回転中心
線Aに垂直で回折格子12と直角になるように、レバー
18を回転台10に固定し、送りねじ20の軸線Sが走
査回転中心線Aに垂直になるように、送りねじ20を軸
受22及び24で軸支している。この送りねじ20にナ
ツト26を螺合させ、ナツト26の回転を不図示のガイ
ド棒で拘束し、送りねじ20の軸線Sに回転円板28の
中心線が垂直になるように、ナツト26上に回転円板2
8を軸支している。また、レバー18の先端部に引張コ
イルスプリング30の一端を掛止し、引張コイルスプリ
ング30の他端を固定側に掛止して、レバー18の側面
を回転円板28の円周面に弾接させている。この状態で
、ギャードモータ32により送りねじ20を回転させる
と、距離BCを一定に保ったまま距離ABを変化させる
ことかできる。 この場合、回折光16の波数νは距離ABと比例関係、
したがってギャードモータ320回転数と直線関係にあ
るので、波数表示装置を簡単に構成することができる。
【発明が解決しようとする課題】
しかし、回折格子12Aを格子定数の異なる回折格子1
2Bと切り換えた場合には、波数νと距離ABとの関係
の比例定数が変わるため、表示装置に表示された波数ν
を電卓等で換算する必要があった。 本発明の目的は、このような問題点に鑑み、分光器の回
折格子を切り換えても、同一の表示装置で数値換算する
ことな(波数νを表示することができる分光器用波数直
線送り装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段] この目的を達成するために、本発明に係る分光器用波数直線送り装置では、回折格子の波数走査回転中心線に垂直に配置され、該回折格子と一体回転自在な直線レバーと、軸線を該回転中心線に垂直にして軸支された送りねじと、該送りねじに螺合され、回転が拘束されて該送りねじの回転により該送りねじの軸方向へ移動するナツトと、回転中心線を該軸線に垂直にして該ナツト上に軸支され、半径が異なる同心の部分円周面を備えた回転部材と、該ナツトに固定され、該回転部材を切換回転させるモータと、該部分円周面に咳直線レバーの側面を弾接させる手段と、を備えている。 【作用】
第1図を用いて説明すれば、回折光16の波数と距離A
Bとの関係の比例定数は、回折格子12Aを使用する場
合と、これと格子定数の異なる回折格子12Bを使用す
る場合とで、同一になる。 このため、分光器の回折格子を切り換えても、同一の表
示装置で数値換算することなく波数を表示することがで
きる。
【実施例】 以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説明する。 第1図は分光器用波数直線送り装置の平面図であり、第
2図は第1図の要部正面図である。第1図と同一構成要
素には同一符号を付してその説明を省略する。 ナツト26には、送りねじ20が螺貫される螺孔26a
と、ナツト26の回転を拘束するための不図示のガイド
棒が貫通される孔26bとが、平行に形成されている。 ナツト26の上面には、ベース板34が螺着されている
。このベース板34には、回転軸36がその下端に於い
て回転自在に支持されている。回転軸36は、その軸線
が螺孔26aの中心を通る位置(軸線Sに垂直)に配置
されている。この回転軸36には、扇形板38a、円筒
38b1取付円板40、プーリ42、反射板44及びキ
ャップ46が同心に固定されている。 扇形板38aと円筒38bは半径が互いに異なり、取付
円板40に同心に螺着されて一体化され、復円周面体を
構成している。扇形板38aと円筒38bとを一体形成
せずに個々に形成するのは、大円周面を高精度加工する
ためである。個々の円周面を高精度で加工することは、
容易である。また、反射板44は、半径が互いに異なる
同心扇形の大形部44aと小径部44bとからなる。 一方、ベース板34の側方には、ナラ)26上に突出板
48の基端部が螺着され、突出板48の先端部下面には
、ギャードモータ50が螺着されている。ギャードモー
タ50の駆動軸52は突出板48を貫通し、この駆動軸
52にはプーリ54が螺着されている。プーリ54と4
2には、ベルト56が巻き掛けられている。プーリ54
と42の関の突出板48上には、逆り字状のアーム58
が螺着され、その先端部には、反射板44と対向して反
射型フォトインタラプタ60が螺着されている。 扇形板38a又は円筒38bの円周面には、引張コイル
スプリング30の付勢力により、レバー18が弾接され
る。 次に、上記の如く構成された本実施例の動作を説明する
。 低分解能広波数域測定の場合には、格子定数の小さい回
折格子12Aと、半径の比較的大きい扇形板38aの円
周面とをペアで用い、高分解能狭波数域測定の場合には
、格子定数の大きい回折格子12Bと、半径の比較的小
さい円筒38bの円周面とをペアで用いる。 ここで、回折格子12Aの格子定数をdl、回折格子1
2Bの格子定数をd2、レバー18の幅を2Δ、扇形板
38aの半径をrl、円筒38bの半径をr2とすると
、次式が成立するように設計されている。 dl(rl+Δ)=d2(r2+Δ) (3) したがって、回折光16の波数νと距離ABとの関係の
比例定数は、回折格子12Aを使用する場合と回折格子
12Bを使用する場合とで同一になる。このため、距離
ABを波数νに対応させる表示装置の構成を、回折格子
12Aと12Bに関し同一にすることができ、従来のよ
うに表示値を電卓等で数値換算する必要がない。 回折格子12Aを使用する場合には、第1図に示す如く
、反射型フォトインタラプタ60で小径部44bの縁部
が検出されなくなった位置でプーリ54の回転が停止さ
れており、レバー18の側面が円筒38bの局面に弾接
している。 回転台10に対し回折格子12を不図示のモータで切換
回転中心線0の回りに180′″回転させて、回折格子
12Bを使用する場合には、この回転の際に、ギャード
モータ50がオンにされてプーリ42も第1図時計回り
に回転し、反射型フォトインタラプタ60で小径部44
bの縁部が検出された後、再度小径部44bの縁部が検
出されなくなった時点で、ギャードモータ50がオフに
されてプーリ42が停止する。この状態では、レバー1
8は円筒38bの周面に弾接する。 本実施例では、扇形板38a及び円筒38bの各半径を
、それらの周面に沿って高精度で一定に加工することが
容易であり、かつ、レバー18と扇形板38b又は円筒
38bとの間にガタつきがないため、回折光16の波数
νと波数表示装置に表示された波数との関係を、回折格
子12A及び12Bの両方について高精度で一致させる
ことができる。本発明者は、走査波数全域31.000
〜11、000cm−’ )において、±1 cm−’
以内でこれら両者が一致することを確認した。
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明に係る分光器用波数直線送り
装置によれば、分光器の回折格子を切り換えても、同一
の表示装置で数値換算することなく、精度よく波数を表
示することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例に係り、第1図は
分光器用波数直線送り装置の平面図、第2図は第1図の
要部正面図である。 第3図は従来の分光器用波数直線送り装置面図である。 図中、 12.12A、12Bは回折格子 18はレバー 20は送りねじ 22.24は軸受 26はナツト 30は引張コイルスプリング 32.50はギャードモータ 36は回転軸 38aは扇形板 38bは円筒 40は取付円板 42.54はプーリ 44は反射板 60は反射型フォトインタラプタ Oは切換回転中心線 Aは走査回転中心線

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 回折格子(12A、12B)の波数走査回転中心線(A
    )に垂直に配置され、該回折格子と一体回転自在な直線
    レバー(18)と、 軸線(S)を該回転中心線(A)に垂直にして軸支され
    た送りねじ(20)と、 該送りねじに螺合され、回転が拘束されて該送りねじの
    回転により該送りねじの軸方向へ移動するナット(26
    )と、 回転中心線(B)を該軸線(S)に垂直にして該ナット
    上に軸支され、半径が異なる同心の円周面を備えた復円
    周面体(38a、38b、40)と、 該ナットに一体化され、該回転部材を切換回転させるモ
    ータ(50)と、 該復円周面体に該直線レバーの側面を弾接させる手段(
    30)と、 を有することを特徴とする分光器用波数直線送り装置。
JP2051441A 1990-03-02 1990-03-02 分光器用波数直線送り装置 Expired - Lifetime JP3023966B2 (ja)

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