JPS5921342Y2 - バルブ開度検出装置 - Google Patents
バルブ開度検出装置Info
- Publication number
- JPS5921342Y2 JPS5921342Y2 JP2011782U JP2011782U JPS5921342Y2 JP S5921342 Y2 JPS5921342 Y2 JP S5921342Y2 JP 2011782 U JP2011782 U JP 2011782U JP 2011782 U JP2011782 U JP 2011782U JP S5921342 Y2 JPS5921342 Y2 JP S5921342Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- reciprocating
- valve
- potentiometer
- rotation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
- Indication Of The Valve Opening Or Closing Status (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、往復動バルブの開度を検出するものに用いら
れるバルブ開度検出装置に関するものである。
れるバルブ開度検出装置に関するものである。
例えば、電動アクチュエータを用いてバルブを自動的に
開閉制御する場合等においては、バルブの開度をポテン
ショメータ等により電気的に検出して、その電気信号を
制御回路にフィードバックするのが一般的である。
開閉制御する場合等においては、バルブの開度をポテン
ショメータ等により電気的に検出して、その電気信号を
制御回路にフィードバックするのが一般的である。
しかして、このような制御システムにおいては、前記ポ
テンショメータから前記制御回路に向けて発信される電
気信号がバルブ開度に対して良好な直線性を示すことが
望まれる。
テンショメータから前記制御回路に向けて発信される電
気信号がバルブ開度に対して良好な直線性を示すことが
望まれる。
ところが、従来のものは、バルブの弁軸等の往復直進動
作を多数の歯車を介して直線比例特性を有したポテンシ
ョメータに伝達することによって往復動バルブのバルブ
開度を検出するようにしている。
作を多数の歯車を介して直線比例特性を有したポテンシ
ョメータに伝達することによって往復動バルブのバルブ
開度を検出するようにしている。
そのため、構造が複雑になるばかりでなく、歯車のバッ
クラッシュが相乗的に利用して検出精度を著しく低下さ
せることとなり、前述した要望を十分に満足させること
ができないという問題がある。
クラッシュが相乗的に利用して検出精度を著しく低下さ
せることとなり、前述した要望を十分に満足させること
ができないという問題がある。
本考案は、このような事情に着目してなされたもので、
弁軸等の進退部材が行なう往復直進動作を、回動アーム
とバックラッシュ消去対策を施した一対の歯車とを介し
て正接変化の特性を有するポテンショメータに伝達する
ように構成することによって、前述した不都合を解消す
ることができるバルブ開度検出装置を提供するものであ
る。
弁軸等の進退部材が行なう往復直進動作を、回動アーム
とバックラッシュ消去対策を施した一対の歯車とを介し
て正接変化の特性を有するポテンショメータに伝達する
ように構成することによって、前述した不都合を解消す
ることができるバルブ開度検出装置を提供するものであ
る。
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
図示しない往復動バルブの弁体とともに往復直進動作を
行なう進退部材、例えば、弁軸1の所要個所にピン2を
突設している。
行なう進退部材、例えば、弁軸1の所要個所にピン2を
突設している。
また、前記弁軸1の側方は回動アーム3を枢設し、この
回動アーム3の回動端側に設けた長孔4に前記ピン2を
スライド可能に係合させることによって、前記回動アー
ム3を前記弁軸1の往復直進動作に伴わせて往復回動動
作させるようにしている。
回動アーム3の回動端側に設けた長孔4に前記ピン2を
スライド可能に係合させることによって、前記回動アー
ム3を前記弁軸1の往復直進動作に伴わせて往復回動動
作させるようにしている。
また、この回動アーム3の回動力を、該回動アーム3と
一体に回動する第1の歯車5と、この歯車5に噛合する
第2の歯車6とを介してポテンショメータフの入力軸7
aに伝達するようにしている。
一体に回動する第1の歯車5と、この歯車5に噛合する
第2の歯車6とを介してポテンショメータフの入力軸7
aに伝達するようにしている。
第2の歯車6は、前記第1の歯車5よりも歯数の少ない
歯車であり、バックラッシュ消去用の弾性部材、例えば
一端8aを固定したぜんまい8によって一定方向に回動
付勢されている。
歯車であり、バックラッシュ消去用の弾性部材、例えば
一端8aを固定したぜんまい8によって一定方向に回動
付勢されている。
なお、9は、前記第2の歯車5と、前記ポテンショメー
タ7の入力軸7aとを接続する直結軸である。
タ7の入力軸7aとを接続する直結軸である。
ポテンショメータ7は、その抵抗値が前記回動アーム3
の回動角度の正接の一次関数となるような特性を有して
いる。
の回動角度の正接の一次関数となるような特性を有して
いる。
次いで、この装置の作動を説明する。
弁軸1の送りネジ部に螺合させたドライブ・ブツシュ(
図示せず)を回転させて、前記弁軸1を矢印AまたはB
方向に直進動作させると、それに付勢されて回動アーム
3が矢印CまたはD方向に回動する。
図示せず)を回転させて、前記弁軸1を矢印AまたはB
方向に直進動作させると、それに付勢されて回動アーム
3が矢印CまたはD方向に回動する。
そして、この回動アーム3の回動動作が第1の歯車5と
第2の歯車6とによって増速されてポテンショメータフ
に伝達される。
第2の歯車6とによって増速されてポテンショメータフ
に伝達される。
しかして、この装置においては、回動アーム3の回動角
度(回動アーム3の回動支点3aを通り前記弁軸1に直
交する基線1と、前記回動アーム3との角度)をθ、前
記回動支点3aと前記弁軸1との距離をa、作動前の前
記基線1と前記弁軸1のピン2との距離をb、前記弁軸
1の送りネジ部のネジリードをL、弁軸1に駆動力を与
えるドライブ・ブツシュの回転数をnとすると、前記弁
軸1の動作量はL−nとなるため、 なる式が成立する。
度(回動アーム3の回動支点3aを通り前記弁軸1に直
交する基線1と、前記回動アーム3との角度)をθ、前
記回動支点3aと前記弁軸1との距離をa、作動前の前
記基線1と前記弁軸1のピン2との距離をb、前記弁軸
1の送りネジ部のネジリードをL、弁軸1に駆動力を与
えるドライブ・ブツシュの回転数をnとすると、前記弁
軸1の動作量はL−nとなるため、 なる式が成立する。
一方、前述したところから、ポテンショメータフの抵抗
値Rは、例えばR6,Cを定数とすると、 R−Ro (1−tanの+C,,,,,,(第2式
)なる式で表わされる。
値Rは、例えばR6,Cを定数とすると、 R−Ro (1−tanの+C,,,,,,(第2式
)なる式で表わされる。
よって、第1式と第2式とを用いてポテンショメータ7
の抵抗値Rとドライブ・ブツシュの回転数nとの関係を
導くと、となる。
の抵抗値Rとドライブ・ブツシュの回転数nとの関係を
導くと、となる。
すなわち、前記抵抗値Rは前記回転数nの一次関数にな
る。
る。
したがって、ポテンショメータ7の抵抗値出力Rは、前
記ドライブ・ブツシュの回転数n、ひいては、弁軸1の
往復直進動作量l−Hに正比例することになる。
記ドライブ・ブツシュの回転数n、ひいては、弁軸1の
往復直進動作量l−Hに正比例することになる。
しかも、本考案の装置では、回動アーム3の往復回動動
作を一対の歯車5,6により増速しているので、ポテン
ショメータフの作動範囲を広くすることが可能となり、
該ポテンショメータ7の分解能が高くなる。
作を一対の歯車5,6により増速しているので、ポテン
ショメータフの作動範囲を広くすることが可能となり、
該ポテンショメータ7の分解能が高くなる。
また、前記歯車6をぜんまい8によって常時一定方向に
回動付勢しているので、前記両歯車5,6間にバックラ
ッシュが生じない。
回動付勢しているので、前記両歯車5,6間にバックラ
ッシュが生じない。
したがって、このような装置であれば、ポテンショメー
タ7から出力される電気信号がバルブ開度に対して良好
な直線性を示すことになり、その信号を自動制御等に使
用した場合、制御の高精度化が期待できる。
タ7から出力される電気信号がバルブ開度に対して良好
な直線性を示すことになり、その信号を自動制御等に使
用した場合、制御の高精度化が期待できる。
なお、第1の歯車と第2の歯車とのギヤー比は図示実施
例のものに限られないのは勿論であり、例えば、ギヤー
比をさらに大きくして多回転形のポテンショメータを使
用すれば、さらに分解能を向上させることが可能である
。
例のものに限られないのは勿論であり、例えば、ギヤー
比をさらに大きくして多回転形のポテンショメータを使
用すれば、さらに分解能を向上させることが可能である
。
また、ポテンショメータの抵抗値変化は前記実施例にお
ける第2式に示すようなものに限られない。
ける第2式に示すようなものに限られない。
要するに前記抵抗値変化が、回動アームの回動角度の正
接の一次関数となるように設定されておれば、同様な効
果が得られる。
接の一次関数となるように設定されておれば、同様な効
果が得られる。
以上、説明したように、本考案は、進退部材が行なう往
復直進動作を、回動アームとバックラッシュ消去対策を
施した一対の歯車とを介して正接変化の特性を有するポ
テンショメータに伝達するようにしたものであるため、
構成が簡単であり、しかも、ポテンショメータから、バ
ルブ開度に対して良好な直線性を示す電気信号を出力さ
せることができるバルブ開度検出装置を提供できるもの
である。
復直進動作を、回動アームとバックラッシュ消去対策を
施した一対の歯車とを介して正接変化の特性を有するポ
テンショメータに伝達するようにしたものであるため、
構成が簡単であり、しかも、ポテンショメータから、バ
ルブ開度に対して良好な直線性を示す電気信号を出力さ
せることができるバルブ開度検出装置を提供できるもの
である。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は概略的な構造
説明図、第2図は作用説明図である。 1・・・進退部材(弁軸)、3・・・回動アーム、5・
・・第1の歯車、6・・・第2の歯車、7・・・ポテン
ショメータ、8・・・弾性部材(ぜんまい)。
説明図、第2図は作用説明図である。 1・・・進退部材(弁軸)、3・・・回動アーム、5・
・・第1の歯車、6・・・第2の歯車、7・・・ポテン
ショメータ、8・・・弾性部材(ぜんまい)。
Claims (1)
- 往復動バルブの弁体とともに往復直進動作を行なう進退
部材と、回動端部を前記進退部材の所定個所に係合させ
前記進退部材の往復直進動作に伴って往復回動動作を行
なう回動アームと、この回動アームと一体に回動する第
1の歯車と、この第1の歯車に噛合する該第1の歯車よ
りも歯数の少ない第2の歯車と、この第2の歯車を一定
方向に回動付勢するバックラッシュ消去用の弾性部材と
、前記第2の歯車に直結され抵抗値が前記回動アームの
回動角度の正接の一次関数となるように設定されたポテ
ンショメータとを具備してなることを特徴とするバルブ
開度検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011782U JPS5921342Y2 (ja) | 1982-02-15 | 1982-02-15 | バルブ開度検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011782U JPS5921342Y2 (ja) | 1982-02-15 | 1982-02-15 | バルブ開度検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58123978U JPS58123978U (ja) | 1983-08-23 |
JPS5921342Y2 true JPS5921342Y2 (ja) | 1984-06-22 |
Family
ID=30032291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011782U Expired JPS5921342Y2 (ja) | 1982-02-15 | 1982-02-15 | バルブ開度検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5921342Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005224831A (ja) * | 2004-02-12 | 2005-08-25 | Kikusui Seisakusho Ltd | 成形品厚さ調整機構 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100737227B1 (ko) | 2006-02-17 | 2007-07-09 | 주식회사 영텍 | 포텐셔메터 고정구조 |
-
1982
- 1982-02-15 JP JP2011782U patent/JPS5921342Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005224831A (ja) * | 2004-02-12 | 2005-08-25 | Kikusui Seisakusho Ltd | 成形品厚さ調整機構 |
JP4514467B2 (ja) * | 2004-02-12 | 2010-07-28 | 株式会社菊水製作所 | 成形品厚さ調整機構 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58123978U (ja) | 1983-08-23 |
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