JPS5812081Y2 - 測定器 - Google Patents

測定器

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Publication number
JPS5812081Y2
JPS5812081Y2 JP1978119721U JP11972178U JPS5812081Y2 JP S5812081 Y2 JPS5812081 Y2 JP S5812081Y2 JP 1978119721 U JP1978119721 U JP 1978119721U JP 11972178 U JP11972178 U JP 11972178U JP S5812081 Y2 JPS5812081 Y2 JP S5812081Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
pointer
shaft
spindle
magnetically sensitive
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978119721U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5536376U (ja
Inventor
仁科信吾
水野一郎
中沖得三
Original Assignee
株式会社三豊製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社三豊製作所 filed Critical 株式会社三豊製作所
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Publication of JPS5536376U publication Critical patent/JPS5536376U/ja
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Indicating Measured Values (AREA)
  • Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、磁力により回転する円盤を介して測定子の変
位を指針に伝達させるようにした測定器に関するもので
ある。
従来の測定器、たとえばテストインジケータ。
ダイヤルゲージ等にあっては、測定子の変位を一連の歯
車拡大機構を介して指針に伝達させていたため、その構
造が複雑になる他、歯車間に接触摩擦抵抗が働らくため
、測定子を比較的大きな力によって変位させる必要が生
じ、測定子の被測定物に対する追従性が低下すること、
過大な力で測定子を急激に変位させる出遅機構に損傷を
生じる虞れがあること、歯車のバックラッシュにより測
定精度が悪くなること、などの欠点があった。
なお、一部、機械的拡大手段に換えて磁気的な結合によ
る拡大手段を用いたものもあるが、運動変位変換手段が
複雑で、大型かつ厚形にならざるを得ない欠点があった
本考案は、これらの欠点を解消すると共に、薄形の測定
器を提供することを目的とするものである。
以下1本考案の一実施例を第1図ないし第4図にしたが
って説明する。
第1図、第2図において、1は筒状の本体、2゜3は本
体1と一体に設けられた筒状のステム、4゜5は本体1
の両端部内周面に固定された地板、6は本体1の一端開
口部に取り付けられた裏蓋、7は本体1の他端開口部に
取り付けられた透明な保護カバーである。
本体1はアルミニウム合金等の非導磁性金属から形成さ
れ、ステム2,3及び地板4,5は真鍮等の非導磁性金
属から形成されており、ステi−2,3はクロムメッキ
されている。
8はスピンドルである。
このスピンドル8は。ステム2,3に摺動自在に嵌合さ
れた軸9,10と5本体1内の地板4,5間で軸910
に固定された1対の板体11,12とからなる。
軸9゜10は、真鍮等の非導磁性材料から形成され、そ
の外周面がクロムメッキされている。
板体11゜12は、鉄等の導磁性金属から形成され、且
つ。
平行に設けられている。
そして、板体11,12の両端部内面間には永久磁石1
3.14が介装されていて、板体11には永久磁石13
.14のN極が密接させられ、板体12には永久磁石1
3゜14のS極が密接させられている。
板体12には。アーム15が固定されている。
このアーム15と本体1との間には、引張コイルスプリ
ング16が装着されていて、スピンドル8を図中下方に
付勢している。
図中、17は軸10の列端に固定された測定子である。
板体11,12の中央部には、スピンドル8の長手方向
に延びる長孔11a、12aが穿設されている。
18は長孔11a、12aを貫通する指針軸である。
この指針軸18は、ポールベアリング19.20を介し
て地板4,5に回転自在に取り付けられている。
指針軸18の先端には指針21が固定されている。
指針軸18の中間部には。板体11.12間に配設した
円盤22が固定されている。
円盤22は、鉄等の導磁性材料から形成されている。
この円盤22の両面22a 、22bには。磁気感応帯
としての渦巻状の突条23,24が形成されている(第
3図、第4図参照)。
ここで。突条23が第3図の如く左巻きに形成されてい
る場合には、突条24は右巻きに形成され、又、突条2
3が右巻きに形成されている場合には、突条24が左巻
きに形成される。
このような突条23゜24は1重ね合せて合致させるこ
とができる形状に形成されており、又、その巻方向は指
針210回転させたい方向により決定する。
板体11には、磁気感応部材としてのビン25゜26が
突設されている。
このビン25.26は。鉄等の導磁性材料から形成され
、その先端は突条23の部分に対向させられている。
このビン25゜26の径は、突条23の幅と同一に形成
されている。
板体12にもビン25.26と同様な磁気感応部材とし
てのビン27.28が突設されていて。
ビン27,28の先端が突条24の一部分に対向してい
る。
このように円盤22に突条23,24を設けたり、板体
11,12にビン25.26゜27.28を設けたのは
、これらの部分に磁力を集中させることにより、ビン2
5,26,27゜28が突条23,24の渦巻の接線を
切る方向に移動したとき1円盤22がビン25.26,
27゜28と突条23.24との間に作用する磁力によ
り回転することができるようにするためである。
本実施例においては、ビン25,26,27゜28をス
ピンドル8の軸線上に位置させた例を示したが、必ずし
もこれに限定されるものではなく。
第5図の如くビン27.28を突条の渦巻の径が小さく
なる方向にスピンドル8の軸線からずらした位置に設け
て、スピンドル8の長手方向へノ変位に伴なう円盤22
020回転り滑らかに行ない得るようにしてもよい。
次にこのような構成の測定器の作動を説明する。
永久磁石13.14の磁力線は、板体11゜12、ビン
25,26,27.28及び突条23゜24を介して閉
ループを形成している。
そして。ビン25.26と突条23の間の間隙及びビン
27.28と突条24との間隙が、これらの間に作用す
る磁力により最も小さくなろうとしている。
したがって、測定子17を引張コイルスプリング16に
抗して押圧することによりスピンドル8をその長手方向
に移動させて、ビン25.26゜27.28を突条23
.24の渦巻の接線を横切る方向に移動させると、ビン
25,26と突条23及びビン27,28と突条24と
の間に作用する磁力により、円盤22が突条23.24
の巻き方向とは反対方向に回転させられて、指針21が
円盤22と一体に回転する。
なお、上述した円盤22は、第6図に示したような渦巻
形成機で形成される。
この渦巻形成機は。基台30に螺合された送り軸31を
回転させて。
送り軸31をスプリング32に抗して図中右方に変位さ
せることにより、送り軸31に回転自在に嵌合された円
盤取付台33が、送り軸31に固定されたストッパー3
4に係止されて図中右方に基台30の長溝35(送りネ
ジの長手方向に延びている)内を移動させられるように
なっている。
方、送り軸31に固定されたベベルギヤ36が送り軸3
1と一体に回転して、ベベルギヤ36に噛合するベベル
ギヤ37が回転させられると、このベベルギヤ37を取
り付けた回転軸38が回転させられて1回転軸38に取
り付けられた円盤39が回転させられるようになってい
る。
この回転軸38(1円盤取付台33に回転自在に支持さ
れている。
円盤39は1回転軸38の軸部38aに嵌合した後、軸
部38aにナツト40を螺合して。
ナツト40と回転軸38のフランジ41との間に挾持さ
せることにより、回転軸38に着脱自在に取り付けられ
ている。
このような回転軸38に取り付けられた円盤39に、上
方から切削刃42を当てて、送り軸31を回転させると
5円盤39が回転しながら送り軸31の長手方向に移動
させられて1円盤39に渦巻状の突条が形成される。
このようにして。突条23,24を設けた円盤22が形
成される。
以上説明した実施例では、磁気感応部材としてのビンを
永久磁石により磁化した例を説明したが、必ずしもこれ
に限定されるものではなく、磁気感応帯としての突条の
みを磁化したものであってもよく、ビンと突条の両者を
磁化したものであってもよい。
本考案は1以上説明したように磁力により回転する円盤
を介して、測定子の変位を指針に伝達するようにしたの
で、従来の歯車拡大機構に比へて構成が簡単であると共
に5組立が容易であり、しかも、バンクラッシュが生し
ないため、バックラッシュ除去等の部品を設けることな
く測定子の変位量を指針に正確に伝達できる。
その上、本考案によれば、測定器を薄くかつ小形に形成
することができる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す測定器の断面図、第2
図は第1図の■−■線断面図、第3図は第1図、第2図
に示した円盤の平面図、第4図は第2図の部分拡大図、
第5図は本考案の他の実施例を示す測定器の断面図、第
6図は本考案に用いる円盤に渦巻状の突条を形成する機
械の断面図である。 17・・・測定子、21・・・指針、22・・・円盤、
23゜24・・・突条(磁気感応帯)、25,26,2
7゜28・・・ビン(磁気感応部材)、1・・・本体、
8・・・スピンドル、18・・・指針軸。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 指針を備えた指針軸を本体に回転自在に取付け。 一端に測定子を有するスピンドルを、前記指針軸に直交
    させて2本体に摺動自在に装着し、前記指針軸には渦巻
    状の磁気感応帯を有する円盤を一体に取付けると共に、
    前記スピンドルには前記感応帯に対向させて少なくとも
    一個の磁気感応部材を取付け、前記磁気感応帯と磁気感
    応部材とめ少くとも一方を磁化したことを特徴とする測
    定器。
JP1978119721U 1978-08-31 1978-08-31 測定器 Expired JPS5812081Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978119721U JPS5812081Y2 (ja) 1978-08-31 1978-08-31 測定器

Applications Claiming Priority (1)

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JP1978119721U JPS5812081Y2 (ja) 1978-08-31 1978-08-31 測定器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5536376U JPS5536376U (ja) 1980-03-08
JPS5812081Y2 true JPS5812081Y2 (ja) 1983-03-08

Family

ID=29075249

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978119721U Expired JPS5812081Y2 (ja) 1978-08-31 1978-08-31 測定器

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4837385A (ja) * 1971-09-14 1973-06-01

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4837385A (ja) * 1971-09-14 1973-06-01

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Publication number Publication date
JPS5536376U (ja) 1980-03-08

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