JPH03251860A - カラー記録装置 - Google Patents

カラー記録装置

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JPH03251860A
JPH03251860A JP2099838A JP9983890A JPH03251860A JP H03251860 A JPH03251860 A JP H03251860A JP 2099838 A JP2099838 A JP 2099838A JP 9983890 A JP9983890 A JP 9983890A JP H03251860 A JPH03251860 A JP H03251860A
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JP
Japan
Prior art keywords
latent image
toner
image carrier
carrier
developing
Prior art date
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Pending
Application number
JP2099838A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobumasa Furuya
信正 古谷
Tsuneo Noami
野網 恒雄
Takeshi Saikawa
済川 健
Kazuo Maruyama
和雄 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はカラー記録装置に関し、特に、誘電体のドラム
又はベルトを使用して高速で多色の記録を行なうカラー
記録装置に関してである。
[従来の技術] 複写及びプリンターに関しては、黒色のみでなく、色の
付加もデイスプレーやコンピューターのカラー化技術の
進展で、市場からの大きな要求となってきている。これ
らの要望に応える技術としては、色々な方法が提案され
てきている。例えば、現在市場でカラー複写機として最
も汎用的に使用されているような、転写ドラムに多数回
イメージ形成されたトナーを転写する重ね転写型と称す
る方法、特開昭61−36767号公報で、示されてい
るような複数の感光体を使用してそれぞれの上に形成さ
れたトナーイメージを用紙に転写していくタンデム型と
称する方法、特開昭64−56454号公報に示されて
いるように、中間体のベルトを使用し、そこにトナーイ
メージを一度、重ね転写した後、用紙に一括転写する中
間体転写型装置と称する方法又、特開昭62−2932
63号公報に示されているようなイメージ形成の潜像担
持体ドラムを色の数だけ、配置し、それらのドラムの間
でトナーを転写させ、カラーを記録するドラム間転写型
と称する方法が提案されている[発明が解決しようとす
る問題点] ところが、このドラム間転写型の方法ではカラーイメー
ジを再現させるのに、4つの潜像担持体を必要とし、非
常に装置が複雑化し、スペース的にも問題を有している
。又、用紙に転写を直接に行なうドラムの現像とそこか
らもっとも離れた現像との2色のみを再現させたい場合
においても、すべてのドラムを駆動させる必要があり、
システムの信頼性にも問題をもたらしていた。さらに、
プリントの速度についても制約を与えるものであった。
この発明は、以上の課題に着目してなされたものであり
、カラー画像形成を目的に合わせて組み合わせることに
より、高速処理を可能とし、合わせて装置のコンパクト
化を図り、システムの合理性を向上させるものである [問題点を解決するための手段] 前記、問題点を解決するために、本発明のカラー記録装
置は、第一の静電潜像担持体と、第二の静電潜像担持体
とを具備し、前記第一の静電潜像担持体の上には第一の
静電潜像形成手段と、一つの現像機又は異なる複数のト
ナーを担持した現像機と、ひとつの転写手段とが設けら
れ、前記第二の静電潜像担持体の上には第二の静電潜像
形成手段と、前記第一の静電潜像担持体へのトナーと異
なるひとつ又は異なるトナーを担持した複数の現像機と
が設けられ、第二の静電潜像担持体に形成されたトナー
を第一の静電潜像担持体に転移させることを特徴とする
カラー記録装置である。ここで、静電潜像担持体とは、
誘電体の上に電荷を保持したものをいい、一般に使用さ
れている、無機及び有機の感光体のみでなく、静電プリ
ンターで使用されているような誘電紙、金属酸化物、例
えば酸化アルミ等を含んでいて、形状はドラムタイプで
も、ベルトを使用して自由な形態をもちいたものでもよ
い。静電潜像形成手段とは、通常のコロナ帯電のみでな
く、静電プリンターに使用されている放電記録ヘッドや
特開昭62−238250号公報等で開示されているイ
オン流制御ヘッド等により選択的に誘電体の上に電荷を
形成させる方法を含んでいる。ここで、トナーとは粉体
のみに限定されず、液体のトナー インク等も含み、そ
の色は特に限定する必要はないが、第一又は第二のどち
らかに黒を専用することが最も実用的な使い方である。
黒以外としては赤、みどり、青、黄色その他の原色のみ
でなく、適宜選択しうるし、場合によっては黒と黒を使
用し、一方を伍性トナーとして磁気読取りとして応用す
ることも可能である。第二の静電潜像担持体に形成され
たトナーを第一の静電潜像担持体に転移させる方法1本
、二つの担持体の間に電界をもたらし静電転写を行なう
方法が一般的であるが、圧力又は粘着による転写を併用
又は単独に使用してもよい。
[作用コ 前述の構成を備えた本発明によるカラー記録装置は、二
つの静電潜像担持体のみを使用し、必要な色再現に応じ
て複写工程を選択しつるので、比較的に効率のよい高速
の処理が可能となる。使用頻度の高いトナーと頻度の低
いトナーが別の静電潜像担持体に分離させられるので、
色の混合の問題も少なく、信頼性が改善される。転写ド
ラムを使用することがないために、スペース的にもコン
パクトとなり、又、比較的形状が一定している静電潜像
担持体の上でトナーの転写を行なうために、色重ねでの
ずれが少なくなるという作用を奏する。
「実施例コ 以下、図面により本発明の実施例について説明する。但
し、この実施例に記載されている構成部品の大きさ、配
置、材質等は特定の記載が無いがぎりはこれらの発明の
範囲をそれに限定するものではない。
第1図は、二つの潜像担持体をドラムとした場合の本発
明の構成の一例を示す図であり、第2図は、これらの構
成によりカラー記録がなされるメカニズムを示す図であ
る。
これら二つの図を用いて、本発明の実施例を以下に説明
する。潜像担持体1a、1bは共に酸化アルミが外側に
形成されているドラムであり、それぞれの潜像担持体1
a、lbは、それぞれ帯電器2aと2bとにより一12
00Vに帯電させられる。次に、特開昭59−1908
54号公報で示されているような放電で発生させたイオ
ン流を電極アレイにて制御して静電潜像を形成させる静
電記録ヘッド3a、3bが配置されていて、正イオンが
負帯電した潜像担持体の上にイメージ状に付与されるた
めに、イオン流が付与されたイメージ部分は一700■
となっている。
これらの静電潜像は、潜像担持体1aは黒の適当な現像
器4により負の電荷を有するトナーが反転現像される。
この場合、現像ロールにがけるバイアスを一1000V
と設定することにより、700Vの領域のみが現像され
て、背景部の一1200■の領域は現像されない、同じ
く、潜像担持体1bの上の静電潜像は負の電荷をもった
トナーがイエローの色の現像器5により同様に、反転現
像される。誘電体1aと1bの上の表面電位とイメージ
電位およびトナーの現像された状態は第2図A乃至Cに
示されている。他のマゼンタの現像器6とシアンの現像
器7とは、潜像担持体から2mm程度以上隔離されてい
て、潜像担持体1bの静電潜像を現像しないようにされ
ている。次に、潜像担持体1bの上に形成されたイエロ
ートナーは転写前帯電器8bにより一様に一2000v
に帯電させられ、同時に、潜像担持体1aの上の黒トナ
ーは第2図りに示されているように一700■に一様帯
電させられる。
それぞれの潜像担持体1aと1bとは共に回転し、近接
部において、潜像担持体1bの上のイエロートナが潜像
担持体1aの上に転写される。トナーは負に帯電してい
るので、潜像担持体1aの電位が一700Vであり、潜
像担持体1bの電位が一2000Vであることから、潜
像担持体1bの上の負のイエロートナーは潜像担持体1
aの上に転写される。この場合、二つの潜像担持体1a
と1bとは出来る限り近接して配置しておく必要があり
、1mm以下好ましくは500ミクロンが転写するのに
必要なギャップであった。この誘電体ドラムの間でのト
ナーの転写の前帯電と転写工程の表面電位とトナーの状
態は、第2図り、Eに示されている。
潜像担持体1aの上の黒とイエローのトナーは紙へと転
写コロトロン10の作用により静電転写される。この場
合、転写しやすくするために潜像担持体1aやトナーの
電荷を転写前帯電器9により処理することもある。転写
されたトナーは、紙と共に、剥離コロトロン11により
潜像担持体1aと紙との付着力が弱められて潜像担持体
1aより剥がされる6紙の上に転写されたトナーは定着
器13により永久的なイメージとされる。
潜像担持体1a、lbの上の転写されなかったトナーは
クリーナー12aと12bとにより潜像担持体から除去
される。このようにすることにより、黒と他の一色が一
回のドラムの回転により位置づれすることなく、鮮明に
得ることが可能となる。
実施例2 実施例1は、潜像担持体の間でトナーを転移させるため
に、それぞれの潜像担持体の電位を前帯電で制御させた
が、それぞれの潜像担持体の初期の帯電レベルを変える
ことにより潜像担持体間のトナー転写を行なうための帯
電前処理工程を省略することが出来る。このプロセスの
メカニズムを第3図を使用して説明する。潜像担持体1
aは、帯電工程で最初に一1000Vで帯電され、潜像
形成工程で、記録ヘッド3aにより一500Vにまで電
位が低下させられている。ここに、反転現像で黒トナー
が現像される。潜像担持体1bには、帯電工程で一25
00Vの初期帯電がなされていて、記録ヘッド3bによ
り一2000Vに電位が低下させられている。ここにマ
ゼンタのトナーが反転現像させられる。この帯電、潜像
形成、現像の工程は、A乃至Cに示されている。潜像担
持体の間のトナーの転移は、特に帯電による前処理を行
なう必要はなくなり、実施例1に比較して装置の小型化
が可能となった。
実施例3 実施例1は、黒とイエローの2色の場合の例を説明した
が、黒と他の複数色の場合について、第1図と第4図に
て説明するが、説明していないプロセスは実施例1と基
本的には同等である。はじめに、潜像担持体1aと1b
の上に実施例1により黒とイエローのトナーが形成され
ていて、潜像担持体1bのイエロートナーが潜像担持体
1aに転写される。次に、潜像担持体1bの上に実施例
1と同じようにして潜像が第4図(D)のように700
■に形成され、マゼンタトナーが第4図(E)のように
反転現像されて、潜像担持体1aの上に転写され、つづ
いて、シアンが潜像担持体1bの上に現像され、潜像担
持体1aの上に転写される。必要な全部のトナーが潜像
担持体1aの上に転写された後、実施例1と同様にして
紙の上に転写される。潜像担持体1bに各色が現像され
る場合は色の混合がないように他の現像器は潜像担持体
]bから離されている。又、クリーナー12aは最後の
トナーをクリーニングするのに必要なとき以外は、潜像
担持体1aから離されているこのようにすることにより
フルカラーを位置づれすることなく、鮮明に得ることが
可能となる。
実施例4 第S図(A)で本実施例の構成図を第5図(B)でプロ
セスのメカニズムを説明する。イエローは、実施例1と
同様なプロセスで潜像担持体1bの上に形成され、この
トナーの上から再び一120o■に帯電される。次に、
イエローの現像器5とその次のマゼンタの現像器6の間
に置かれた静電記録ヘッド14により、イオンが前記潜
像担持体1bの上に付与され、−700Vのイメージが
形成され、この静電潜像が実施例1と同様にマゼンタの
現像器により現像される。次に同様なプロセスにてシア
ンのトナーが潜像担持体1bの上に形成され、これらが
−括して潜像担持体1aの上に転写される。このように
して、−回の潜像担持体の回転により黒と複数のカラー
イメージがもたらされ、色づれのない鮮明なプリントが
高速で得られる。この場合、2つ目の現像の工程で第一
のトナー像を乱すことがあるが、この場合には、現像機
の間でイメージの書込を行なう前に帯電器により一様に
帯電しておくことが効果的である。
実施例5 第6図で示す装置は、本発明の実施例1と2とのプロセ
スを実施する他の装置の実施例であり、潜像担持体1b
の替わりにベルト状の誘電体1bが使用される。ベルト
としてはアルミやニッケルのような金属ベルトの上に誘
電層がコーティング又は接着されたものが使用出来、例
えばメタルミー(東し)を使用した。このようにベルト
とすることによる効果は、複数の現像器が同じ構造のも
のを配置することが出来る等潜像担持体のまわりに必要
なプロセスが比較的配置しゃすく、コンパクトに全体の
構成が可能となる点である。
実施例に れまでの実施例は、トナーを現像する領域は背景部の電
位よりも低い領域であり、反転現像の例であったが、電
位の高い領域を現像するポジ現像の場合にも本発明は応
用しつる6第7図によりこのプロセスのメカニズムを説
明する。潜像担持体1aは帯電工程で、最初−2000
Vに帯電され、ついで潜像形成工程で、記録ヘッドにょ
す背景部が一1500Vにまで電位低下させられ、20
00Vの領域が現像機により黒のトナーがポジ現像され
る。この場合には、これまでのトナーとは異なり、正の
電荷のトナーが使用出来る。
潜像担持体1bは、−1000Vの帯電がなされていて
、背景部は記録ヘッドにより一500Vにまで電位低下
させられる。−1000Vの領域は正のマゼンタトナー
により現像される。ここまでの帯電、潜像形成工程およ
び現像工程での誘電体1aと1bの表面電位とトナーの
状況は第7図A乃至Cに示されている。イメージの潜像
担持体の間でのトナーの転写のために転写前帯電処理が
なされる。潜像担持体1aは一1500Vに一様帯電さ
せられ、潜像担持体1bは一100■に一様帯電させら
れる。このようにして、潜像担持体を実施例1と同様に
近接させることにより、潜像担持体1bのマゼンタトナ
ーが1aに静電転写するこの実施例では正電荷を持った
トナーを適用することが可能である。この誘電体の間の
トナーの転写の前処理工程と転写工程は第7図り、Eに
示されている。
実施例7 実施例4では、3色のカラーのプロセスを潜像担持体1
bの上で一回のサイクルの間に形成させる例を説明した
が、この場合は反転現像を行なう方法で説明した。本実
施例は反転現像ではない例である。第8図で説明すると
、帯電工程(A)で、最初に潜像担持体1bには一25
00Vの電位で帯電させられていて、ついで潜像が記録
ヘッドにより一2000Vに電位が(B)のように低下
させられている−0−2500Vの領域に正のイエロー
トナーが(C)のように現像させられる。次に、第2帯
電で一様に潜像担持体は一2000Vに(D)のように
帯電させられ、次に第二の潜像が(E)のように記録ヘ
ッドにより形成される。
ここで形成された一2000Vのままの電位の領域は(
F)のように正の電荷を持つマゼンタトナーが現像され
る。同様にして、−1500Vの電位の領域が(H)の
ように形成され、シアントナーで(I)のように現像さ
れる。ここまでの帯電と潜像形成および現像の工程は第
一誘電体と第二銹電体に対して第7図(A)から(C)
にて説明されている。この後は、第7図(D)、(E)
で示されているように、前述の場合と同様に黒のトナー
が現像されている潜像担持体1aに(J)のように転写
前帯電を行なった後に(K)のように転写される。この
場合には、色のレジストレーションの問題がないばかり
でなく、各色を潜像担持体の一回のサイクルで再現させ
ることが可能となるために、高速でフルカラーを処理す
ることが可能となる。実施例4とは異なり、ポジ現像を
行なっているために正のトナーが使用出来る。
これまでの実施例は、潜像担持体の間の転写をわづかな
ギャップをもうけて飛翔転写させる例で説明したが、ド
ラムとドラム又はドラムとベルト等潜像担持体の間での
トナーの転写を接触することにより行なうことも可能で
ある。この場合には両温像担持体の硬度はどちらかがや
わらかいことが望ましい。例えばドラムの場合では導電
性の基盤の上に導電性のゴム層をもうけ、その上に誘電
層をもうけたものを用いてもよい。又ベルトの場合には
、ベルトを支持しているロールを軟らかいゴムを使用し
てもよい。転写される潜像担持体としてゴム状のものを
使用した場合には電界の作用がなくても、粘着付着力に
より潜像担持体1bのトナーを転移することが可能であ
る。例えば、シリコンゴム等が潜像担持体の表面として
は適していた。
実施例8 第9図は、本発明の他の構成を示した実施例である。
これまでの説明は、潜像担持体1aを黒、潜像担持体1
bをカラーとして説明したが、色の関係を逆にして、潜
像担持体に複数のカラー現像器を配置させる方法でもよ
い。
現像器は磁気ブラシ現像のみでなく、−成分現像であっ
てもよく、非接触現像であってもよい。
非接触現像の場合には、現像器を潜像担持体がら離す必
要のない設計も可能である。第8図は、ドラム状の第一
静電電荷担持体1aを用いた例であす、シリコンゴムを
用いて第二静電潜像担持体と接触させて用いた例である
。この場合には各カラーの現像機4,5.6の間には潜
像書込ヘッド14と15が配置されていて、それぞれの
色に応じた潜像が書き込まれ、実施例4で示したと同様
な原理でドラム1回転で3色の現像が行なわれる。
この実施例では非磁性トナーを使用した潜像とは非接触
で配置された一成分現像装置が各色の現像機4,5.6
で使用された。現像されたトナーは潜像担持体がシリコ
ンゴムであり、粘着性があることより2段目以降での現
像工程での色の混色が低減させられている。現像ロール
へのバイアスは、適当な直流と交流の重畳されたもの又
は直流が使用出来る。
本実施例の効果は、色に応じた数の潜像担持体を必要と
せず、二つの潜像担持体のみで、複数の色を再現させる
ことが可能であり、位置づれの少ない、高速のカラー記
録処理が可能となった。あわせて、潜像担持体の接触転
写を可能としたために、それらの担持体の間の間隙を狭
く制御する必要がなく、システムの安定化をはかること
も可能である。
実施例9 第10図は、第9図のドラムをベルトに置き換えた例で
あり、ベルトの周りに同じ形状の現像機がコンパクトに
配置出来る効果をもたらしている以上の各実施例では、
ひとつの誘電体の上に2色以上を再現させるためにポジ
とポジ又はネガとネガのイメージ潜像を形成した例で説
明したが、ポジとネガの潜像を電荷担持体に形成させる
方法が知られているが、その方法によっても本発明の思
想は適用出来るものである。又、本発明の潜像担持体と
しては、誘電体で説明したが当然感光体も適用出来るこ
とは明らかである。静電電荷の制御として使用した記録
ヘッドは静電プリンタに使用されている放電記録ヘッド
やイオン流制淘ヘッドの他にLED、液晶、レーザー、
通常のレンズさらには蛍光表示管等が応用出来る。
実施例10 第11図は、第1の潜像担持体1aと第2の潜像担持体
1bとに、それぞれふたつの現像機が配置された場合の
の例を示している6潜像形成ドラムは共に酸化アルミ被
覆が外周に施されたドラムであり、潜像形成手段3a、
3b、3c、3dはすべて、前述の例と同じような静電
へ・ンドが使用でき、正のイオンが放出される。ドラム
の間は近接部で0.1〜l、Qmm程度の間隙がもうけ
られている。
この図の構成での作動を第12図と共に説明する。第1
の潜像担持体1aと第二の潜像担持体1bと共に、反転
現像のあと正規現像がなされ、第2帯電器2bと2dは
使用しない。第1現像機4は、赤の負極性の帯電トナー
が使用され、第2現像機5は黒の正極性のトナーが使用
される。第3の現像機6は、青の負極性のトナーが使用
され、第4の現像機7は、緑の正極性トナーが使用され
る。第1の工程の帯電工程(A)で、潜像担持体1aと
1bとを各々帯電器2a、2cで一1000■と一20
00Vに一様に帯電させられる。第2の工程の像形成工
程(B)では、第1の像形成ヘッド3aと3cとによっ
て、各々−300vと一1300Vに除電させられる。
第3の工程での現像工程(C)で、現像機4と6とによ
り、各々850■と一1850Vのバイアスにより赤と
青の現像がそれぞれの担持体の上になされる。
第4の工程の像形成工程(D)では、像形成ヘッド3b
と3dにより、各担持体ロールの上に背景電位が一50
0Vと一1500Vにされる。第5の工程で、これらの
潜像は現像機5と6にそれぞれ一650■と一1650
Vに現像バイアスをかけることにより、黒と緑の現像が
なされる。第6の工程のドラム間トナーの転写前帯電工
程(F)では、帯電器8aにより潜像担持体1aが一様
に一1500Vに帯電される。又帯電器8bにより、潜
像担持体1bは一様に一2500Vに帯電させられる。
この際に、黒と緑のトナーの極性は、負に反転させられ
る。第7の工程のドラム間トナー転写工程(G)では、
潜像担持体1bの上のトナーが潜像担持体1aの上に静
電転写させられる。最後に潜像担持体の上の全部のトナ
ーが用紙14の上に一括して転写される。必要に応じて
帯電器9で転写前帯電がなされる。
この実施例では、愚息外の三色が一回の潜像担持体の回
転によりプリントすることが可能であり、高速での処理
が可能となる。
実施例11 本実施例の構成は第11図にて説明する。この実施例で
は、潜像担持体1a、1bは共に反転現像の次に、さら
に反転現像がなされる。第一現像機4はイエロトナーで
あり、第二現像機5は黒トナーであり、第三現像機6は
マゼンタトナーである。第4の現像機7はシアントナー
を使用する。
以上トナーはすべて負極性トナーである。
この図の構成での作像プロセスを第13図と共に説明す
る。
第1の帯電工程(A)で、潜像担持体1aと1bとが各
々帯電器2a、2cで一1500Vと一2000Vに一
様に帯電させられる。第2の像形成工程(B)では、第
1の静電記録ヘッド3aと30とによって、各々−10
00Vと−1500■に除電させられる。第3の現像工
程(C)で、現像機4と6とにより、各々−1350V
と一1850■のバイアスによりイエロとマゼンタの現
像がそれぞれの担持体の上になされる。第4の帯電工程
(D)では、帯電器2bと2dにより、各潜像担持体の
上の電位が一1500Vと一2000■に一様帯電され
る。第5の像形成工程(E)で、第2の静電記録ヘッド
3b、3dにより、1000Vと−1500V(7)潜
像が形成され、第6の現像工程CF)で、現像機5と7
にそれぞれ−1350Vと一1850Vに現像バイアス
をかけることにより、黒とシアンの現像がなされる。
第7のドラム間トナー転写前工程(G)では、帯電器8
aと8bとにより、それぞれの潜像担持体の電位が一様
に一1500Vと−2500に帯電させられ、第8のド
ラム間転写工程(H)で、潜像担持体1bの上のトナー
が潜像担持体1aの上に静電転写させられる。最後に潜
像担持体の上の全部のトナーが用紙14の上に一括して
転写される。必要に応じて帯電器9で転写前帯電がなさ
れる。
本プロセスの特徴としては、一回転の潜像担持体の回転
によりフルカラーが可能であることである。
実施例12 第11図の構成のプロセスにおいて、第14図で示され
る作像プロセスにて説明されるような態様も可能である
。この場合は潜像形成は第一現像が正規であり、第二現
像が反転である。ここでは、具体的な説明は行なわない
が第14図でのプロセス説明図を参考にすれば、これま
での実施例の説明で十分に作像工程は実施しつるもので
ある。
実施例13 第15で示される作像プロセスにより、フルカラーを得
ることも可能である。
その他愛形例として、実施例11乃至13においてと、
潜像担持体1a、lbの両方又は一方をベルト誘電体に
することも前述の実施例と同様に可能である。
ふたつの潜像担持体1a、lbは当接していてもよい。
例えば双方の硬度の差をもたせて接することにより、ト
ナーを潜像担持体間で転移させることが可能である。そ
の方法としては、潜像担持体1aを実施例10と同様に
し、潜像担持体1bを導電性の基板の上に導電性ゴム層
を適当な厚みでもうけ、その上に誘電体層をもうけ、1
aより軟らかいものとする方法、あるいはベルト誘電体
としての潜像担持体1bを弾性体で出来たバックアップ
ロールにて支持する方法等がある。
実施例11で示したドラム転写前に帯電器8abを使っ
−て電位調整を行なったが、その代わりに初期電位差を
もうけて、ドラム間のトナー転写を行なってもよい、こ
のプロセスについては、実施例2で説明した方法と同じ
方法によって実施しろる。これまでのプロセスはふたつ
の潜像担持体は誘電体のものを使用したが、両方又はど
ちら力を光学的に潜像を形成させることが出来る感光体
を使用しても本発明の応用が出来ることは、この分野の
当業者であれば明らかである。又、ここで示した潜像担
持体の上の潜像形成手段や現像機の数は必要に応じて追
加しうることは可能である(発明の効果) 本発明は、2個の誘電体ドラムまたは各1個のドラムと
ベルトを使用し、黒と複数の色とを使用されるシステム
の中で望まれるカラーの組合せに応じて、好適なプリン
ト条件が可能であるために、プリントの生産性を最大と
することが出来る。
又コンパクトで、簡易な構成で、カラー記録を可能とす
ることができ、信頼性の向上も図れる。又潜像担持体の
上で、トナーを重ねあわせていくことを基本としている
ので、色間の位置ずれを低減させることも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例1の構成を示す図、第2図は
実施例1のプロセスの作用を説明する図、第3図と第4
図は他の実施例についてのプロセス作用を説明する図、
第5図は他の実施例の構成図と作用を示す図、第6図は
実施例5の構成図、第7図と第8図は他の実施例の作用
を説明する図、第9図と第10図は他の実施例のプロセ
ス構成、第11図は、他の実施例を示す構成図、第12
図乃至第16図はこの構成を使用して作像するプロセス
を示している。laは第1の静電潜像担持1bは第2静
電潜像担持体、2aと2bとは帯電器、3aと3bは静
電記録ヘッド、4,5.67は現像機、10は転写装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 第一の静電潜像担持体と、第二の静電潜像担持体とを具
    備し、該第一の静電潜像担持体の上には、静電潜像形成
    手段とひとつの現像機又はそれぞれ異なるトナーを有す
    る複数の現像機と、ひとつの転写手段とが設けられ、当
    該第二の静電潜像担持体の上には、静電潜像形成手段と
    ひとつの現像機又は、それぞれ異なるトナーを有する複
    数の現像機とが設けられ、該第二の静電潜像担持体に形
    成されたトナーを第一の静電潜像担持体に転移させるこ
    とを特徴とするカラー記録装置
JP2099838A 1990-01-12 1990-04-16 カラー記録装置 Pending JPH03251860A (ja)

Priority Applications (1)

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JP2099838A JPH03251860A (ja) 1990-01-12 1990-04-16 カラー記録装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP481990 1990-01-12
JP2-4819 1990-01-12
JP2099838A JPH03251860A (ja) 1990-01-12 1990-04-16 カラー記録装置

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JP2099838A Pending JPH03251860A (ja) 1990-01-12 1990-04-16 カラー記録装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5485256A (en) * 1994-01-12 1996-01-16 Eastman Kodak Company Method and apparatus for forming combined toner images
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US6332066B1 (en) * 1996-10-16 2001-12-18 Ricoh Company, Ltd. Multicolor image forming method and apparatus using an intermediate transfer belt and apparatus having plural developing units for the same

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