JPH03250284A - 硬貨入出金装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、硬貨の入金を自動的に行なう硬貨入金、ある
いは硬貨入出金装置に関する。

〔従来の技術〕

従来の硬貨入金装置は、特開昭５９−１６０９１号に記
載のように、入金口へ投入された硬貨を分離し、続く搬
送路へ硬貨を搬送し、この搬送路途中に設けた検知手段
で異物検知を行ない、異物を除去していた。この公知例
のように、投入された硬貨を分離した後に異物検知、除
去を行なう方式では、異物により硬貨の分離、搬送が確
実に行なわれず。

分離部に硬貨が残留したり、異物が硬貨搬送路まではい
り込み搬送路上の検知手段の障害となるなど、信頼性の
面から欠点があった。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術では、硬貨入金あるいは入出金装置におい
て、硬貨分離時の異物による、硬貨づまり等については
配慮されておらず、硬貨分離部での異物によるジャム、
それによる現金事故等の問題があった。

本発明の目的は、硬貨入金あるいは硬貨入出金装置にお
いて、硬貨投入時に誤まって異物が投入されても、この
異物を硬貨分離で除去し、硬貨搬送路へ異物を搬送させ
ないことで、ジャムの防止を図ることである。

〔課題を解決するための手段〕

硬貨と同時に入金口へ投入された異物は、−括して入金
口に続く硬貨分離部へ搬送され、ここで硬貨を１枚ずつ
分離するとともに、硬貨と同時に投入された異物を、異
物除去手段にて除去したのちに１分離部に続く硬貨鑑別
手段を備えた硬貨搬送路へ硬貨のみを搬送する。

これにより、異物が硬貨鑑別手段を備えた硬貨搬送路へ
混入し、誤鑑別したり、異物により硬貨分離部から硬貨
が搬送されない等の現金障害を防止することが出来る。

〔作用〕

硬貨分離手段は、−括して投入された硬貨を１枚ずつ分
離し、この硬貨分離手段に続いて設けられた硬貨搬送路
へ硬貨を搬送する。異物分離手段は、−括して投入され
た硬貨に混じっている異物を、硬貨分離手段の前段で、
除去する。

以上の作用により、硬貨入出金装置において、硬貨に混
じって異物を投入された時、硬貨から異物を分離除去す
ることができる。

［実施例］ 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説明する。

第２図は、本発明の異物分離手段を適用した硬貨入出金
機の概略図である。顧客により役人された硬貨は、ホッ
パ１で受けたあと、フィーダ３へ一括で落下し、このフ
ィーダ３で硬貨を１枚ずつ分離したのち、硬貨の鑑別を
行なう鑑別センサ８および正貨と偽貨の判定に従いそれ
ぞれの搬送路へ振り分けるリジェクトゲート１０を備え
た鑑別路９へ搬送される。

鑑別センサ８は、硬貨の外径、材質、穴の有無等をセン
サにて検出するもので、この鑑別結果により硬貨の真偽
が判別され、リジェクトゲート１０により正貨は一時ス
タック１１へ搬送される。また偽貨と鑑別された硬貨は
、リジェクトゲート１０により返却路１７．出金ベルト
１６と搬送され、ホッパ１へ返却される。−時スタック
された硬貨は、利用者の指定により収納するときは、収
納ゲート１３が開動作を行ない金庫１４へ一括収納され
る。

また、利用者の指定により返却するときは返却ゲート１
２が開き、−時スタックされた硬貨は返却路１７から出
金ベルトＩ６へ搬送され、ホッパｌへ搬送される。

ここで、利用者によりホッパ１へ投入される硬貨の中に
は、紙くず、綿はこり等が混入していることがある。こ
のように異物と同時に投入されたとき、硬貨と異物は第
１図に示すホッパ１からガイド２を介し、受ホッパ４と
フィーダ３で囲まれた硬貨分離部へ落下する。第３図に
この硬貨分離部の詳細を示す、異物ゲート５は、空洞１
８を有する。この空洞１８は、硬貨の径より小さい。異
物と硬貨が投入されると、フィールダ３は硬貨の分離、
搬送のため回転するが、このとき硬貨径より小さい異物
は異物ゲート５の空洞８よりフィーダ３の外へ落下する
。さらに、フィーダ３により硬貨の分離、搬送が終了す
ると、異物ゲート５はモータ６により駆動され、第４図
に示すように、フーイダ３の下部を開き、硬貨の最大径
より大きい空洞を作り、この部分から、硬貨より大径の
異物をフィーダ３の外へ排除する。

以上のように、硬貨と同時に入金口へ投入された異物を
除去する手段を、硬貨を１枚ずつ分離する分離手段の中
に設けることにより１分離手段に続く硬貨鑑別部でのジ
ャム、誤鑑別、残留等の障害を防止することができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、硬貨入金において、異物と同時に入金
口へ硬貨が投入されたとき、異物の除去が可能となり、
異物によるジャム、現金障害が防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第３図、第４図は、本発明の一実施例の硬貨入
出金機の硬貨分離部を示す図。 第２図は、硬貨入出金装置の概略図を示す。 １・・・ホッパ、　　　　　２・・・ガイド、３・・・
フィーダ、　　　　４・・・受ホッパ。 ５・・・異物ゲート、　　　６川モータ、７・・・返却
路、　　　　　８・・・鑑別センサ。 ９・・・鑑別路、　　　　　１０・・・リジェクトゲー
ト、１１・・・−時スタック、 １３・・・収納ゲート、 １５・・・出金硬質筒、 １７・・・返却路、 １２・・返却ゲート、 １４・・・金庫、 １６・・出金ベルト、 １８・・・空洞（異物ゲート）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、硬貨の受入れ、取出しのための入出金口と、この入
   出金口の下段に接続された硬貨分離手段と、この硬貨分
   離手段に接続され、途中に硬貨鑑別手段を有する硬貨搬
   送路と、出金用の硬貨を収納する収納手段と、この収納
   手段によって収納された収納硬貨を入出金口へ放出排出
   する放出手段を具備した硬貨入出金装置において、硬貨
   分離手段を有する硬貨分離部側板に最小硬貨径より小さ
   な空洞を有した可動板を付設したことを特徴とする硬貨
   入出金装置。