JPH03249485A - スプール弁 - Google Patents

スプール弁

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JPH03249485A
JPH03249485A JP4644690A JP4644690A JPH03249485A JP H03249485 A JPH03249485 A JP H03249485A JP 4644690 A JP4644690 A JP 4644690A JP 4644690 A JP4644690 A JP 4644690A JP H03249485 A JPH03249485 A JP H03249485A
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JP
Japan
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spool
port
pressure port
annular groove
land
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Kyoji Tanaka
田中 恭二
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Bosch Corp
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Zexel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野〕 本発明は動作量が小さく、弁溝間の油洩れが少ないスプ
ール弁に関するものである。
[従来の技術] 第3図に示すように、方向切換弁などのスプール弁では
、弁箱10の弁穴12に、弁溝としての入力ポートPに
連なる環状溝19と、出力ポートA、Bに連なる1対の
環状溝14と、出口ポートTに連なる1対の環状′fI
424とが軸方向に間隔を存して設けられる一方、弁穴
12に嵌合されるスプール8に、環状溝14を開閉する
1対の主ランド29が、3個の環状溝13aにより区画
される。
例えば、スプール8を図示の中立位置から右方へ重なり
量Sよりも大きく移動すると、中央の環状溝138によ
り入力ポートPと出力ポートBが連通され、図示してな
い油圧ポンプからの圧油が、入力ポートPから環状溝1
9を経て弁穴12へ入り、環状溝14から出力ポートB
を経て図示してない油圧アクチュエータへ供給され、油
圧アクチュエータが往動される。
スプール8を図示の中立位置へ戻すと、入力ポートPか
ら出力ポートBへの圧油の供給が遮断され、油圧アクチ
ュエータがその位置にロックされる。
逆に、スプール8を図示の中立位置から左方へ重なり量
Sよりも大きく移動すると、入力ポートPの圧油は、出
力ポート△から油圧アクチュエータへ供給され、油圧ア
クチュエータが復動される。
特開昭63−195477号に開示されるような減圧弁
では、上述した方向切換弁の右半部に相当するものが備
えられ、スプール8の閉位置から右方への作動量に対応
して、入力ポートPから出力ポートBへ供給される油圧
が加減される。
いずれにしても、スプール8の円滑な動作を得るために
、弁穴12とスプール8の主ランド29との間には適正
な遊隙が備えられるので、スプール8の中立位置ないし
閉位置で、上述の遊隙を通って入力ポートPから出力ポ
ート△7日へ洩れる油を少くするためには、弁穴12と
スプール8の主ランド29との重なりIsを長くしなけ
ればならない。しかし、重なりllsを長くすると、ス
プール8を駆動するソレノイドの容量も大きなものが必
要になるだけでなく、スプール8の開閉動作に時間がか
かり、応答性が悪くなる。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明の目的は上述の問題に鑑み、動作の応答性を損わ
ずに弁溝ないしポート間の油洩れを効果的に抑えるスプ
ール弁を提供することにある。
[問題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明の構成は弁箱の弁穴
の高圧ポートと低圧ポートとの間に少くとも1つの中間
環状溝を設ける一方、弁穴に嵌合したスプールの高圧ポ
ートと低圧ポートとを連通可能とする環状溝の中間部分
に、スプールの切換動作に連動して弁穴に嵌合する状態
から中間環状溝へ没入する状態へ切り換わる中間ランド
を備えたものである。
[作用] スプールの中立位1では、入力ポートの圧力が最も高く
、出口ポートの圧力が最も低く、出力ポートの圧力は中
間の値にある。したがって、入力ポートと出力ポートと
の間では、入力ポートが高圧ポートに、出力ポートが低
圧ポートになり、出力ポートと出口ポートとの間では、
出力ポートが高圧ポートに、出口ポートが低圧ポートに
なる。
高圧ポートと低圧ポートとの間は、スプールの中間ラン
ドと主ランドにより閉じられるので、高圧ポートの圧油
は弁穴と中間ランドまたは主ランドとの間の遊隙を経て
中間環状溝へ、さらに中間環状溝から弁穴と主ランドま
たは中間ランドとの間の遊隙を経て低圧ポートへと、段
階的に洩れる。
中間環状溝は高圧ポートと低圧ポートとの中間の圧力室
を構成するので、各ランドにより閉じられる弁ll@の
圧力差が半減され、弁穴と各ランドとの重なり量を変え
ないでも、油洩れ量が大幅に減じられ、応答性が損われ
ない。
1発明の実施例] 第1図は本発明によるスプール弁としての中立位置閉鎖
型の電磁方向切換弁の実施例を示す側面断面図である。
弁箱10の弁穴12の中央に入力ポートPに連なる環状
$19が、環状溝19の両側に出力ポートA、Bに連な
る1対の環状溝14が1両端側に出口ポートTに連なる
1対の環状溝24がそれぞれ設けられ、左右の環状溝2
4は弁箱10の内部通路11により互いに連通される。
弁穴12に嵌装されるスプール8は、中立位置で環状W
414を閉鎖する1対の主ランド29と、1苅の主ラン
ド29の間の幅の広い環状溝13aと、両端側の環状*
13aとがそれぞれ備えられる。
このような構成は第3図に示す従来例とほぼ同様である
スプール8の両端は小径とされ、ソレノイド9により電
磁的に駆動されるプランジャと連結される。スプール8
の両端側段部に係合したばね座31とソレノイド9との
間に、ばね17が介装される。ばね17の力によりばね
座31は環状溝24と円筒部18との間の段部へ付勢さ
れ、スプール8を図示の中立位1へ保持する。例えば、
スプール8が右方へ駆動されると、右側のばね座31が
スプール8により押されて前述の段部から離れ、ばね1
7がスプール8に戻し力を及ぼす。このような構成も普
通のものである。
本発明によればスプール8の僅かな動作t<重なり量S
を越えるもの)で切換動作が行われ、しかもスプール8
の中立位置で入力ポートPから出力ポートA、Bへの油
洩れや出力ポートA、Bから出口ポートTへの油洩れを
効果的に防止するために、弁穴12と各環状溝138と
の間に油洩れ防止手段が講じられる。
すなわち、スプール8の中立位置で弁穴12に嵌合する
中間ランド13が、各環状溝138の途中に設けられ、
またスプール8の切換動作位置で中間ランド13が没入
する中間環状溝21が、弁穴12の入力ポートPに連な
る環状溝19と各出力ポートA、Bに連なる環状溝14
との闇と、各出力ポートA、Bに連なる環状溝14と各
出口ポートTに連なる環状溝24との間に、それぞれ配
設される。好ましくは、各中間ランド13の厚さ(軸方
向長さ)は中立位置における主ランド29と弁穴12と
の重なり量Sと同寸にされる。
一般に、弁穴の隣り合う弁溝間の油洩れ量は、弁穴とス
プールのランドとの重なり量にほぼ反比例し、弁溝間の
圧力差にほぼ比例するので、他の条件が同じならば、油
洩れ量は弁穴とスプールのランドとの重なり量が短いほ
ど多くなる。
本発明によれば、弁穴12の相隣接する2つの弁溝間に
少くとも1つの中間環状溝21が、スプール8に少くと
も1つの中間ランド13がそれぞれ配設されるので、ス
プール8の切換動作量を変えないで、油洩れ量を少くす
ることができる。換言すれば、油洩れ量が同等でよけれ
ば、1組の中間環状溝21と中間ランド13を設けると
、重なり量Sを従来の半分に短縮でき、応答性が向上さ
れる。
第2図はスプール弁として油圧アクチュエータ3へ供給
する油圧を加減する電磁減圧弁の実施例を示す側面断面
図である。弁箱10の左半部に大径の弁穴12が、右半
部に小径の弁穴12aがそれぞれ設けられ、両者の接続
部に出力ポートBに連なる環状溝14が配設される。弁
穴12.12aの環状溝14の両側に、入力ポートPに
連なる環状溝19と出口ポートTに連なる環状溝24と
が、両端部に大径の円筒部18.15がそれぞれ設けら
れる。
弁穴12.12aに嵌合されるスプール8の左半部に、
図示の閉位[(出力油圧O)で弁穴12に嵌合する3個
の中間ランド13が備えられ、各ランド13はスプール
8に設けた複数の環状溝138により区画される。弁穴
12に、各環状溝13aに対応する中間環状溝21が設
けられる。また、スプール8の右半部に、弁穴128G
:*合し得るランド23が設けられ、出力ポートBと出
口ポートTとの圀を遮断し得るようになっている。
ランド23はスプール8の環状溝23aにより区画され
る。
両端の円筒部18.15はスプール8の内部通路22に
より互いに連通され、かつ環状溝24に常時連通される
。スプール8の左端はソレノイド9により駆動されるプ
ランジャと連結され、スプール8の右端と円筒部15を
閉鎖する蓋16との闇にばね17が介装される。入力ポ
ートPが油圧ポンプ26の吐出口に接続され、出口ポー
トTが油タンク27に接続される。出力ポートBは油圧
アクチュエータ3の室7に接続される。図示の油圧アク
チュエータ3はシリンダ6にピストン5を嵌装して室7
が区画され、ピストン5に結合したロッド2が、ばね4
の力により引退する方向へ付勢される。
クラッチなどの油圧作動機器を駆動するロッド2の押圧
力は、室7へ供給される油圧により加減され、油圧はソ
レノイド9に印加する電流により制御される。つまり、
ソレノイド9が励磁されると、電流に応じてスプール8
のばね17の力に抗する右方移動量が加減され、各中間
ランド13が中間環状溝21へ没入した時の中間ランド
13と弁穴12との閣の隙間の度合に応じて、入力ポー
トPから出力ポートBへ供給される油圧が加減される。
ソレノイド9が消磁されると、入力ポートPと出力ポー
トBとの藺は3つの中間ランド13により遮断されるか
ら、入力ポートPから出力ポートBへ向う油洩れが非常
に少ない。また、ソレノイド9が励磁されると、中間ラ
ンド13の厚さ(軸方内長さ)を超える僅かな作動量で
、入力ポートPから出力ポートBへ供給される油圧が加
減される。
[発明の効果] 本発明は上述のように、弁箱の弁穴の高圧ポートと低圧
ポートとの間に少くとも1つの中間環状溝を設ける一方
、弁穴に嵌合したスプールの高圧ポートと低圧ポートと
を連通可能とする環状溝の中間部分に、スプールの切換
動作に連動して弁穴に嵌合する状態から中間環状溝へ没
入する状態へ切り換わる中間ランドを備えたものでから
、弁穴の相隣接するポートないし弁溝の間における弁穴
と中間ランドとの重なり部が、複数の重なり部により実
質的に延長され、また多重なり部で閉じられる弁溝相互
の圧力差が減じられるので、スプールの動作量を変更し
ないでも、スプールの中立位置ないし閉位置での高圧ポ
ートから低圧ポートへの油洩れ量が大幅に減じられ、応
答性が損われることもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るスプール弁としての電磁方向切換
弁の側面断面図、第2図はスプール弁としての電磁減圧
弁の側面断面図、第3図は従来の般的なスプール弁とし
ての方向切換弁の側面断面図である。 A、B:出力ポート P:入力ポート T:出口ポート
 8ニスブール 12:弁穴 13:中間ランド 14
,19.24:環状溝 21:中間環状溝 29:主ラ
ンド 特許出、願人

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 弁箱の弁穴の高圧ポートと低圧ポートとの間に少くとも
    1つの中間環状溝を設ける一方、弁穴に嵌合したスプー
    ルの高圧ポートと低圧ポートとを連通可能とする環状溝
    の中間部分に、スプールの切換動作に連動して弁穴に嵌
    合する状態から中間環状溝へ没入する状態へ切り換わる
    中間ランドを備えたことを特徴とするスプール弁。
JP4644690A 1990-02-27 1990-02-27 スプール弁 Expired - Lifetime JP2719973B2 (ja)

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JPH03249485A true JPH03249485A (ja) 1991-11-07
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07139316A (ja) * 1993-11-15 1995-05-30 Nippondenso Co Ltd バルブタイミング調整装置
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US7913679B2 (en) 2004-06-10 2011-03-29 Kee Action Sports I Llc Valve assembly for a compressed gas gun
JP2019007579A (ja) * 2017-06-27 2019-01-17 株式会社ケーヒン 油圧制御装置

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