JPH0324891B2 - - Google Patents

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JPH0324891B2
JPH0324891B2 JP26948784A JP26948784A JPH0324891B2 JP H0324891 B2 JPH0324891 B2 JP H0324891B2 JP 26948784 A JP26948784 A JP 26948784A JP 26948784 A JP26948784 A JP 26948784A JP H0324891 B2 JPH0324891 B2 JP H0324891B2
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JP
Japan
Prior art keywords
molding
back surface
skins
skin
joint
Prior art date
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Expired
Application number
JP26948784A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61146523A (ja
Inventor
Susumu Ishikawa
Koichi Kitano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication of JPH0324891B2 publication Critical patent/JPH0324891B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R13/00Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
    • B60R13/02Internal Trim mouldings ; Internal Ledges; Wall liners for passenger compartments; Roof liners

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は車両の内装品等に用いられ、複数の装
飾用表皮と装飾部材とを備えた樹脂成形品の製造
方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、自動車の内装品において、例えばドアト
リムボードではその表面に装飾効果を高めるため
シボや色の異なる表皮を複数組合わせて設けられ
ている。
そして、前記ドアトリムボードにおいて、例え
ば2枚の表皮を用いたドアトリムボードでは第
4,5図に示すように、成形されたボード30上
に表皮31,32が接着されるとともに、表皮3
1,32の端部を重なり合うように接合されてい
る。
前記表皮31,32の端部がなす接合部分は境
界線33として現われるため、見栄が悪く、その
境界線33を覆い隠すように装飾体であるモール
34が高周波又は超音波で熱溶着されている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが上記のようにドアトリムボードに対し
てモール34を熱溶着するとモール外周に溶着跡
35ができ、見苦しいという問題や、表皮31,
32が溶着時に引張られたり熱によつて延びたり
して境界でうねるという問題点があつた。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 以上に鑑み本願は、装飾部材としてのモール裏
面両側に、裏面の一部が露出するように複数枚の
表皮の各端部を固着して一枚のシート状にする工
程と、モールに固着されて一枚のシート状となつ
た表皮を金型の成形凹部の所定の位置にセツトす
る工程と、次いで前記表皮全体の裏面と、モール
裏面の露出部分の全体に、ブロー成形等の空気圧
利用の成形手段により軟化状態の樹脂材料を配置
して、前記表皮全体の裏面と、モール裏面の露出
部分の全体に一体に接合させ基材樹脂層を形成す
る工程とにより上記従来の問題点を除いたもので
ある。
(作用) 以上の方法により製造された本願樹脂成形品
は、接合部に対して固定された表皮の端部がモー
ル本体によつて隠されるとともに、表皮の裏面お
よび装飾部材と接合される樹脂層によつて表皮端
部が装飾部材の接合部に対してより強固に固着さ
れる。
従つて、表皮の境界は美しく形成され見栄がよ
くなる。
(実施例) 以下、本発明をドアトリムボードに具体化した
一実施例を第1〜3図に従つて説明する。
第1図に示すように、装飾部材であるモールM
は一定の長さを備え断面半円形状をなすモール本
体1と、同モール本体1の裏面中央からモール本
体1の上下巾よりも少なくとも後述する表皮の厚
み分だけ巾の狭い接合部2が突設されて構成され
ている。
そしてこの実施例では、前記接合部2の後端部
にさらに同接合部2よりも巾広の断面三角形状を
なす抜け防止用フランジ部3が一体形成されてい
る。
同接合部2の両側には、色および表面模様ある
いは織り方等の異なる2枚の布製の表皮4,5の
各端部がモール本体1の裏面および接合部2の側
面に沿つて折曲げられ、各々上下方向に伸びて接
合部2に対して接着、溶着、クリツプ止め、ホツ
チス止め、縫い合わせ等によつて接合され、2枚
の表皮4,5は一枚のシート状となつている。
従つて、表皮4,5の各端部はモール本体1に
よつて隠され、外面から見えないようになつてお
り、モール本体1の裏面のフランジ部3は露出し
ている。
前記表皮4,5及びフランジ部3の裏面には、
後に詳記するように成形手段としてのブロー成形
によつて基材樹脂層6が接合されている。
なお、布製の表皮4,5はその裏面に細かい凹
凸部を有しているので、前記樹脂層6との接合は
アンカー効果によつて行なわれ接着剤を用いなく
てもよい。
次に、以上のように構成された装飾部材を有し
た樹脂成形品の製造装置および製造方法を説明す
る。
まず、製造装置を説明すると、第2,3図に示
すように左右に開閉する金型7a,7bの成形凹
部17a,17bにはモール本体1と同一長さと
厚み分の深さとを備えた断面コの字形状をなす装
飾部材固定枠8が各々所定の位置に配設されてい
る。
前記金型7a,7b間の略中央にはエアー吹出
し用のノズル9が進退可能に配設されており、同
ノズル9の周囲には押出装置10のダイス11か
らパリソン12が垂下供給できるようになつてい
る。
次に、製造方法を説明する。
あらかじめ、装飾部材としてのモールMの接合
部2に2枚の表皮4,5の各端部を前記の如く適
宜の方法で固着して1枚のシート状にしておく。
そして、まず第2図に示すように金型7a,7
bの成形凹部17a,17bに固定された各々の
装飾部材固定枠8に各モール本体1を嵌入させて
モールMを係止するとともに、モールMの部分で
接合された前記一枚のシート状の各表皮4a,5
a、表皮4b,5bを金型7a,7bの成形凹部
17a,17bの所定の位置にセツトする。
次に、エアー吹出し用のノズル9を前記両金型
7a,7b間に進出させると同時に押出装置10
のダイスからは前記ノズル9を囲むようにパリソ
ン12が垂下供給される。そして前記両金型7
a,7bをノズル9を挟むように閉じる。この時
ノズル9からエアを放出させておき、パリソン1
2を若干膨らませながら型閉じを行なう。型閉じ
終了後はノズル9からのエアによつてパリソン1
2は前記両金型7a,7bの成形凹部17a,1
7bに沿うように膨らみ前記表皮4a,5a、表
皮4b,5bおよびモールMのフランジ部3の裏
面に基材樹脂層6として接合される、 また、このブロー成形時に前記樹脂層6がフラ
ンジ部3の前面側にまわり込むためフランジ部3
がアンダーカツト止めの形となり、モールMの表
皮4a,5a、表皮4b,5bからの抜けを防止
している。
上記のように形成されたドアトリムボードの作
用効果を述べる。
モールMの接合部2に対して固定された表皮
4,5の端部がモール本体1によつて隠されると
ともに、基材樹脂層6がブロー成形により一体的
に接合されているため表皮4,5の端部とモール
Mの接合部2との接合部はより強固なものとなつ
ている。
従つて、第1図に示すように表皮4,5の端部
がなす接合部分の境界がモール本体1によつて隠
され、境界を見栄えよく形成できる。
又、モールMに抜け防止用フランジ部3を設け
たことにより、表皮4,5間からモールMが抜け
落ちることもない。
さらに、表皮4,5の裏面と基材樹脂層6とを
ブロー成形によつて成形と同時にアンカー効果に
より接合したことにより、接着剤を不要とし一度
に左右一対のドアトリムボードを形成することが
できる。
なお、本発明は前記実施例に限定されるもので
なく、下記のように具体化してもよい。
(1) 前記実施例の説明では、成形手段としてブロ
ー成形のみを記載したが、これに限るものでは
なく、真空成形等空気圧を利用する成形手段で
あれば本願の実施を妨げない。
(2) 前記接合部2に設けられた抜け防止用フラン
ジ部3は省略することもできる。但し、抜け防
止の点では省略しない方が望ましい。
(3) 前記実施例ではドアトリムボードのものを示
したが、他のトリムボードやコンソールボツク
ス等に具体化してもよい。
(4) 前記実施例では2枚の表皮を使つたものを示
したが、3枚、4枚等複数枚の表皮を組み合わ
せることも可能である。
発明の効果 以上詳述したように、この発明ではモール本体
の裏面から突出する接合部の両側で複数の表皮の
端部を固着したため、各表皮の端部が重ならず、
またモール本体によつて境界が隠されるので、見
栄えがよく、しかも溶着によつて固着したとして
も表面側には溶着跡が現われない。
さらに、装飾部材は基材樹脂層にアンダーカツ
ト止め的に成形と同時に一体装着でき、各表皮と
基材樹脂層とはアンカー効果によつて一体的に接
合されるので接着剤を省略することもできるとい
う優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を具体化したドアトリムボード
の要部斜視図、第2図は金型に取付けられた表皮
およびモール部材を示す要部断面図、第3図は同
じく要部拡大図、第4図は従来のドアトリムボー
ドを示す要部正面図、第5図は同じく要部断面図
である。 モール本体……1、表皮……4,5、接合部…
…2、樹脂層……6。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 装飾部材としてのモール裏面両側に裏面の一
    部が露出するように複数枚の表皮の各端部を固着
    して一枚のシート状にする工程と、 モールに固着されて一枚のシート状となつた表
    皮を、金型の成形凹部の所定の位置にセツトする
    工程と、 次いで前記表皮全体の裏面と、モール裏面の露
    出部分の全体に、ブロー成形等の空気圧利用の成
    形手段により軟化状態の樹脂材料を配置して、前
    記表皮全体の裏面と、モール裏面の露出部分の全
    体に一体に接合させ基材樹脂層を形成する工程、
    とからなる装飾部材を有する樹脂成形品の製造方
    法。
JP26948784A 1984-12-20 1984-12-20 装飾部材を有する樹脂成形品の製造方法 Granted JPS61146523A (ja)

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JP26948784A JPS61146523A (ja) 1984-12-20 1984-12-20 装飾部材を有する樹脂成形品の製造方法

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JPS61146523A JPS61146523A (ja) 1986-07-04
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JPS61146523A (ja) 1986-07-04

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