JPH03245734A - 分電盤 - Google Patents

分電盤

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JPH03245734A
JPH03245734A JP2042216A JP4221690A JPH03245734A JP H03245734 A JPH03245734 A JP H03245734A JP 2042216 A JP2042216 A JP 2042216A JP 4221690 A JP4221690 A JP 4221690A JP H03245734 A JPH03245734 A JP H03245734A
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矢吹 正男
Teiji Kamata
禎治 鎌田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は主幹ブレーカおよび複数個の分岐に対応した複
数個の分岐ブレーカを備えた分電盤に関する。
(従来の技術) 従来、この種の分電盤は既に周知である。この種分電盤
は、各分岐の過電流に対しては対応する分岐ブレーカが
作動してこの分岐を遮断する。また、各分岐の総和の電
流が過大になったときには主幹ブレーカが作動して、全
ての分岐を遮断する。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記のもののように、主幹ブレーカが作
動して全ての分岐すなわち全ての負荷を遮断することは
、使用者にとっては不意に使用中の電気器具を停止され
ることであり、混乱を生じたり、不安感を抱いたり、中
途停止することにより製作中のものが使いものにならな
くなって無駄を生じたりする問題があった。たとえば、
夜間において照明負荷を不意に消灯されると不安感を与
えたり、混乱を招いたりする。また、電気調理器等を使
用中に不意に停止されると、料理が無駄になってしまう
ということがある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたも
ので、主幹ブレーカが遮断動作して全分岐すなわち全負
荷を不意に遮断することを極力防止して、上記不都合を
解消するとともに、組立て性が良好な分電盤を提供する
ことを目的とするものである。
[発明の構成] 本発明は、主幹ブレーカに流れる電流値が予め設定され
た前記主幹ブレーカの遮断電流値より小さい電流値に対
して所定条件に達すると、選択された特定の分岐を遮断
制御する電力制御装置と、この電力制御装置に制御され
て前記特定の分岐を遮断する前記遮断装置とを、前記主
幹ブレーカ、ブスバー、複数個の分岐ブレーカ等ととも
に箱体に収納し、かつ、前記主幹ブレーカ、分岐ブレー
カ群、遮断装置を覆うように中蓋を設け、さらに、前記
前記主幹ブレーカ、分岐ブレーカ群、遮断装置および電
力制御装置をそれぞれ個別の取付は台に取付け、これら
取付は台によって前記中蓋に対する位置合わせを行った
ことを構成上の特徴とするものである。
(作用) 本発明は、各分岐の電流値が所定値を越えたとき、対応
する分岐ブレーカが遮断することは従来の分電盤と同様
である。各分岐の総電流値は電流検出装置により検出さ
れて電力制御装置に入力される。電力制御装置はこの検
出信号と予め設定された主幹ブレーカの遮断電流値より
小さい電流値とを比較し、検出信号が設定値を所定時間
継続して越えたときには、予め選択された分岐または負
荷を電気的に開路する。したがって、総電流値を設定値
内に抑えることができ、主幹ブレーカが遮断動作して、
全負荷を停止させることを防止できる。また、どの分岐
あるいは負荷を切離すかは予め選択できるので、その分
岐に接続する負荷や切離す負荷として必要性の低いもの
を選択することによって、使用者の不便、混乱等を最少
のものにできる。そして、前記主幹ブレーカ、分岐ブレ
ーカ群、遮断装置、および電力制御装置がそれぞれ個別
の取付は台に取付けられており、したがって、これら取
付は台の高さ寸法を調整することにより、中蓋に対して
各部品の位置出しが容易となる。また、各部品を取付は
台に取付けた状態でユニット化しておくことによって、
組立て作業を簡単化できる。さらに、これらを組合わせ
ることによって、使用の異なる分電盤への対応も容易と
なる。
なお、本発明において、1つの分岐を遮断した後にまた
設定値を越えた場合には、つぎの分岐または負荷を遮断
するようにしてもよい。すなわち、予め切離すように設
定する分岐や負荷は複数であってよいものである。さら
に、検出信号が設定値を越えたときに切離した分岐や負
荷を、検出信号が設定値を下回ったときに自動復帰させ
るようにしてもよい。この場合、検出信号が設定電流値
を一定時間以上下回ったときに自動復帰するようにした
り、設定値のたとえば80%まで低下したとき自動復帰
するようにしたりすると、自動復帰させた結果、再び設
定電流値を越えて切離す、その後直ちに自動復帰させる
ということを頻繁に繰返すことかないものである。
なお、本発明において、検出信号が設定電流値に対し所
定条件に達するとは、たとえば、検出信号が設定電流値
を0.5秒〜数秒継続して越えるといったような場合で
ある。しかし、設定電流値を越えたら直ちに分岐または
負荷を遮断するようにしてもよい。このような条件は、
使用条件等によって変わり得るから、それに応じて設定
すればよいものである。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図〜第12図を参照して
説明する。1は箱体であり、本実施例では上面を開口し
た細長の本体2と、この本体2の長平方向の両端部にそ
れぞれの一側端部を回動自在に支持され、前記開口を閉
塞可能な扉3a13bとからなるものである。なお、前
記扉3bには、開口4が形成されている。5は主幹ブレ
ーカで、前記箱体1内に配設されている。本実施例では
、箱体1の左端(第1図)に配設されている。6はブス
バーであって、前記主幹ブレーカ5の側面から前記箱体
1の中間部にかけて、前記箱体1のほぼ中央部に設けら
れている。このブスバー6と前記主幹ブレーカ5とは、
電線7にて接続されている。また、前記ブスバー6の上
下(第1図)には、複数個の分岐ブレーカ8 a %・
・・8nがそれぞれ横一列に配設されている。そして、
これら分岐ブレーカ8a1・・・8nと、前記ブスバー
6とはそれぞれ電気的に接続されている。前記分岐ブレ
ーカ8a〜8bの出力側には図示しない負荷が必要に応
じて接続される。ここまで説明した分電盤の構造は、比
較的よく見られるものである。
つぎに、10は電流検出装置であって、上記主幹ブレー
カ5に流れる電流値を検出するものである。本実施例で
は変流器が用いられている。この電流検出装置10の検
出信号は、電力制御装置11に入力される。この電流検
出装置11は、前記検出信号と予め設定された前記主幹
ブレーカ5の遮断電流値より小さい電流値とを比較して
、前記検出信号が前記設定された電流値を所定時間継続
して越えると、予め選択された特定の分岐および特定の
負荷の少なくとも一方を電気的に切離すものである。す
なわち、本実施例では、4つの分岐と2つの負荷を切離
し可能にしており、この4つの分岐に対応するのが分岐
ブレーカ4a〜4dであり、前記2つの負荷12a、1
2bとしては、たとえばエアコンである(第8図参照)
。そして、前記4つの分岐を切離すものとして、本実施
例ではそれぞれに対応させて4つのリモコンリレー13
a〜13dを前記分岐ブレーカ群8a〜8nの右隣に設
けている。そして、前記分岐ブレーカ8a〜8bからは
前記リモコンリレー13a〜13dを介して負荷側に給
電するため、格別に端子台14を設けている(以下、前
記分岐ブレーカ8a〜8bに対応する分岐を分岐A−D
と称する。)。
15はこれらリモコンリレ−13a〜13d動作用の電
源トランスである。また、前記2つのエアコン12a、
12bを切離すために、本実施例では電力線重畳信号を
用いるもので、このために各負荷12a、12bに対応
させて受信制御装置16a、16bを負荷12a、12
bの近傍に設けている。このような、受信制御装置16
a、16bとしては、自己アドレスの電力線重畳信号を
受けたときパルスを出力するような既にテレコントロー
ルシステム等で使用されているものを用いればよい。ま
た、前記負荷12a、12bには、前記パルスを受ける
毎に負荷12a、12bへの給電を人、切する受信部を
設ける。このような、受信部の図示は省略したが、たと
えばHA端子と称されて既に知られているものをそのま
ま使用できるものである。なお、前記受信制御装置16
a116bは負荷12a、12b内に収納するようにし
てもよく、本発明はこのようなものも含むものである。
そして、この場合には前記受信制御装置16a、16b
に前記受信部の機能を持たせて、一体構造とすることも
可能である。なお、第8図においては、各給電線を簡略
化のために1本に省略して示しである。
つぎに、上記電力制御装ff1llの構成について詳し
く説明する。この電力制御装置11は、構造的には、電
子部品を搭載した配線板20.21を2層に積層され、
かつ、金属製のケース22に収納されて、上記箱体1の
右端部(第1図)に配設されている。また、前記配線板
20には、設定部23、表示部24(これらの詳細につ
いては後述する。)が設けられており、前記ケース22
にはこれら設定部23および表示部24が外部から操作
あるいは視認できるように、開口25が形成されている
。そして、さらに、設定部23および表示部24は、上
記箱体1の扉3aの開口4に対抗するように配設されて
いる。また、前記設定部23および表示部24には、た
とえば半透明で設定部23の後述するスイッチ等用の穴
26、・・・を所要個数有してなり、かつ、所要の表示
を施された表示パネル27が設けられている。前記設定
部23は、第6図に示すように、テンキースイッチ23
1、−摺入スイッチ232、−括切スイッチ233、順
位設定スイッチ234、電流設定スイッチ235、復帰
スイッチ236等にて構成されている。これらスイッチ
231〜236の機能については、後述する。そして、
これらスイッチ231〜236は前記表示パネル27の
穴26に遊嵌されている。また、表示部24は設定電流
値表示部241、順位表示部242、使用電流表示部2
43、カット動作表示部244を有してなるものである
。前記設定電流値表示部241および順位表示部242
は、前記表示パネル27の下面側に位置し、前記使用電
流表示部243およびカット動作表示部244は、前記
パネル27の穴26に遊嵌されている。これら表示部2
41〜244の機能もこれ以降の説明により、明らかに
なるであろう。なお、表示部24は発光ダイオード、液
晶等を用いて形成することができる。
また、電力制御装置11の構成を機能的に示したのが第
9図である。30は演算処理装置で、上記操作部23か
らの情報を入力したり、上記表示部24に表示指令を出
力したり、さらに、メモリ31との間で信号の送受を行
なったりするものである。32は上記電流検出装置10
からの検出信号をA/D変換するA/D変換器であり、
そのディジタル信号を前記演算処理装置30に入力する
ものである。33は計時手段、34は前記メモリ用のバ
ックアップ電源である。また、35はリモコンリレー制
御信号出力部、36は電力線重畳信号出力部、37は表
示指令出力部である。さらに、本実施例にあっては、上
記分岐A−Dおよび上記負荷12a、12bを一括して
オンまたは一括してオフさせる機能を有するもので、前
記−摺入スイッチ232の情報を入力させる一括オン入
力部38と、−括切スイッチ233の情報を入力させる
一括オフ入力部39とをも備えているものである。
上記主幹ブレーカ5、分岐ブレーカ8a〜8n群、リモ
コンリレ−13a〜13d群と端子台14と電源トラン
ス15、電力制御装置11は、それぞれ個別に取付は台
40〜43に取付けられて、第1図において上下に並設
されている2本のレール状の基台44.45に取付けら
れている。これら基台44.45は、たとえばねじ46
等の手段により箱体1の本体2の底面に着脱自在に取付
けられている。47は前記主幹ブレーカ5および前記分
岐ブレーカ8a〜8nの操作部を露出させる開口48.
49を有してなる中蓋である。この中蓋47は図示を省
略したが、前記基台44.45に取付は台、ねじ等を用
いて取付けられる。前記主幹ブレーカ5は相対的に高さ
が高いため、この主幹ブレーカ5の取付は台4oの高さ
は低く形成されている。また、分岐ブレーカ88 % 
8 nは相対的に低いため、これらの取付は台41は高
く形成されている。さらに、遮断装置13a〜13dは
前記主幹ブレーカ5と前記分岐ブレーカ8a〜8nと中
間の高さであるため、これの取付は台42も前記取付は
台40と41との中間の高さに形成されている。電力制
御装置11の取付は台43は分岐ブレーカ8a〜8nの
取付は台41と同等である。このように、各取付は台4
0〜43を個別に形成し、かつ、これらの高さを調節す
ることにより、各部品の高さの違いを吸収して、箱体内
にすっきり収納することができる。すなわち、第4図に
示されるように、主幹ブレーカ5および分岐ブレーカ8
a〜8bについては、その操作部の高さを揃えるととも
に、遮断装置13a〜13dの高さも揃えて、上述のよ
うに共通の中蓋47でこれらを覆えるものである。また
、電力制御装置11については、その設定部23および
表示部24を箱体1の前面開口部4の開口縁近傍に臨ま
せることができるものである。
つぎに、本実施例の作用を第11図〜第12図も参照し
て説明する。まず、組立てについては、箱体1を壁面(
図示しない。)等に露出させであるいは埋込んで取付け
る。一方、基台44.45に各取付台40〜43を取付
け、これら各取付台40〜43にそれぞれ主幹ブレーカ
5、分岐ブレーカ8a〜8n、 リモコンリレー13a
〜13dと端子台14と電源トランス15、電力制御装
置11を取付ける。このようにして所要部品を取付けら
れた基台44.45を前記箱体1に取付け、電気配線を
行なって、中蓋47を取付けると組立ては完了する。な
お、前記組立てにおいては、各取付台40〜43に所要
部品を取付けた後に基台44.45に取付けたり、箱体
1に予め基台44.45を取付けておくようにしたりし
てもよく、上記順序のみに限られるものではない。
つぎに、使用に先立って各種の設定を行なう。
この設定は、上記電力制御装置11にて行われる。
この作用を第10図および第1−1図を参照して説明す
る。第10図は基本的な設定処理手順を簡略化して示す
ものである。電力を供給されると、演算処理装置30は
リセットされ、処理を開始する。
そこで、設定部23のテンキースイッチ231等にて電
流値、遮断する分岐および負荷の遮断順位等を設定する
と、これらデータが読込まれメモリ31のデータを更新
するとともに、表示データも更新してこの更新されたデ
ータを設定電流値表示部241等に表示させる。設定す
る電流値、遮断順位は、予め設定された範囲内であれば
、自由に変更可能であることは当然である。第11図は
設定処理の詳細を示すものである。遮断する分岐および
負荷の遮断順位等を設定するには、順位スイッチ235
を押すとともに、テンキースイッチ231にて対応する
分岐または負荷の順位付けを行ない、復帰スイッチ23
6を押す。この場合、設定電流値表示部241の下1桁
を回路番号表示に利用している。演算処理装置30は、
復帰スイッチ236が押されることによって、設定順位
を読込み、これが適正であればメモリ31に記憶させる
。前記順位設定時において、テンキースイッチ231に
て入力された順位および回路番号は順位表示部242お
よび設定電流値表示部241の下1桁に表示されるから
、操作者は確認しながら設定できる。そして、前記順位
の設定において、入力されたデータが許容値を越えてい
るような場合にはエラーと判断して、該当する表示部を
フラッシュさせる、スクロールさせる等のエラー表示を
行なう。電流値設定は、上記順位設定中でな(、かつ、
上記復帰スイッチ236が押されたことを条件に行われ
る。電流設定スイッチ235を押した後、テンキースイ
ッチ231にて電流値を入力し、復帰スイッチを押すと
、このデータが読込まれ適正であるとメモリ31に記憶
させる。この電流値の設定においても、テンキースイッ
チ231にて入力された電流値は電流表示部241に表
示されるから、操作者は確認しながら設定できる。
そして、入力されたデータが許容値を越えている場合に
はエラーと判断して、該当する表示部をフラッシュさせ
る、スクロールさせる等のエラー表示を行う。
使用状態においては、電流検出装置10にて主幹ブレー
カ5に流れる電流を検出し、これを電力制御装[11に
入力する。電力制御装置11.では、A/D変換装置3
2が前記検出信号をディジタル信号に変換し、演算処理
装置30に入力する。
演算処理装置30では、前記ディジタル信号を受けて使
用電流表示部243に表示指令を出力するとともに、こ
のディジタル信号と設定された電流値とを比較する。そ
して、−摺入スイッチ232、−指切スイッチ233が
押されていないときであって、前記比較の結果、検出信
号が設定電流値以上であり、かつ、所定時間たとえば0
.5秒間継続したときには、遮断すべき分岐または負荷
に関するデータを更新し、遮断信号を出力する。また、
カット動作表示部244に遮断した分岐または負荷を示
す表示指令を出力する。前記所定時間が0゜5秒以外で
もよいことは上述したとおりである。
さらに、検出信号が設定電流値以上である場合(あるい
は、その後設定電流値以上になった場合)には、同様の
処理を行い、つぎの順位の分岐または負荷を遮断する。
本実施例では、たとえば、分岐A、B、C,D、負荷1
2a、12bの順序で遮断するようにしている(第6図
の回路番号1〜6に対応)。予め選択された分岐A−D
1負荷12a、12bのすべてが遮断された後は、もは
や遮断すべきものがないため、これ以降検出信号が設定
電流値を越えたときには、従来の分電盤と同様に主幹ブ
レーカ5が遮断する。しかし、遮断用に予め設定する分
岐または負荷の総容量を適当に選べば、主幹ブレーカ5
が遮断動作することは極めてまれであることが理解され
るであろう。
前述のように、特定された分岐A−D、負荷12a、1
2bのすべてが遮断された状態で検出信号が設定電流値
を下回り、かつ、所定時間たとえば1分継続すると、負
荷12bすなわちエアコンを自動復帰させる。さらに、
検出信号が設定電流値を下回り、かつ、所定時間たとえ
ば1分継続すると、負荷12aを自動復帰させる。この
場合における前記所定時間も1分以外であってもよい。
そして、本実施例においては、この時間を上記設定部2
3のテンキー231等を用いて入力するものである。な
お、本実施例では、自動復帰させるのは上記負荷12a
、12bだけとし、分岐A〜Dについては自動復帰させ
ないように設定している。もちろん、分岐A−Dについ
ても自動復帰させることは可能である。しかし、分岐に
どの負荷が接続されるか不明であったり、発熱機器が接
続されたりすることがあることを考慮すると、自動復帰
させない方が安全上好適であると考えられる。
−話人スイッチ232または一摺切スイ、ツチ233が
押されていると、演算処理装置30は、検出信号の大き
さに係わらず分岐A−Dおよび負荷12a、12bを順
次たとえば0.5秒間隔でオンまたはオフさせる。前記
0.5秒の間隔も任意に設定可能であり、場合によって
は同時にオン、オフさせてもよい。−括人の場合、分岐
A−D。
負荷12a、12bをオンさせた後に検出信号が設定電
流値を越えていると、上記と同様な動作により、分岐A
−D、負荷12a、12bを遮断していく。
なお、本発明は上記実施例に限られるものではなく、各
種の変形を許容するものである。たとえば、電力制御装
置は分岐および負荷の一方のみを切離し可能としてもよ
い。そして、分岐を切離すものとしては、リモコンリレ
ーの他サイリスタのような半導体スイッチを用いて構成
してもよいし、また、負荷を切離すために専用の信号線
を用いるようにしてもよいものである。
[発明の効果] 以上述べたように本発明は、従来の分電盤のように、突
然全負荷を遮断して使用者に不安感を与えたり、混乱さ
せたり、重要負荷を遮断して2次的事故を招いたりする
ことを防止できるものである。しかも、前記前記主幹ブ
レーカ、分岐ブレーカ群、遮断装置および電力制御装置
をそれぞれ個別の取付は台に取付け、これら取付は台に
よって前記中蓋に対する位置合わせを行ったから、各部
品の高さの違いを前記各取付は台で吸収できるので、分
電盤としてすっきり収納できるものである。
また、組立て性がよく、異なる仕様にも容品に対応でき
るものである。さらに、従来の分電盤と同様に扱えるか
ら、取付は工事、操作等を格別面倒にするものではない
し、主幹ブレーカ、ブスバー分岐ブレーカ等は従来のも
のをそのまま用いる事ができるから、部品の互換性があ
り、比較的安価に提供できるものである。
で、第1図は扉を開いた状態の正面図、第2図は同前面
パネルを取付けた状態の正面図、第3図は扉を閉めた状
態の正面図、第4図は第3図の■■′に沿う断面図、第
5図は第3図のV−V−Sこ沿う断面図、第6図は要部
の正面図、第7図は電力制御装置の断面図、第8図は各
部の配置および電気接続を概略的に示すブロック図、第
9図は電力制御装置の構成例を示すブロック図、第10
〜12図は処理手順を示す流れ図である。
■・・・箱体、5・・・主幹ブレーカ、8a〜8b・・
・分岐ブレーカ、10・・・電流検出装置、11・・・
電力制御装置、13a〜13b・・・遮断部、23・・
・設定部、24・・・表示部、40〜43・・・取付は
台、47・・−中蓋。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主幹ブレーカと; この主幹ブレーカに接続されたブスバーと;複数の分岐
    に対応して設けられ前記ブスバーに接続された複数個の
    分岐ブレーカと; 前記複数個のうちの特定の分岐ブレーカの出力側に設け
    られ対応する分岐を遮断可能な遮断装置と; 前記主幹ブレーカに流れる電流値を検出する電流検出装
    置と; 前記主幹ブレーカの遮断電流値より小さい電流値を設定
    されるとともに前記電流検出装置の検出信号を入力され
    、前記検出信号が前記設定された電流値に対し所定条件
    に達したときには、前記遮断装置を遮断させることによ
    って、前記主幹ブレーカに流れる電流値を前記設定値内
    に抑える電力制御装置と; 開口およびこの開口を開閉自在の扉を有し、前記主幹ブ
    レーカ、ブスバー、複数個の分岐ブレーカ、遮断装置、
    電流検出装置および電力制御装置を収納するとともに、
    前記主幹ブレーカおよび分岐ブレーカの開閉操作部を前
    記開口方向に揃えて配設してなるした箱体と; 前記主幹ブレーカおよび分岐ブレーカの開閉操作部を貫
    通させる貫通口を有し、これら貫通口に前記各操作部を
    貫通させて前記主幹ブレーカ、分岐ブレーカおよび遮断
    装置を覆って前記箱体内に取付けられた中蓋と; を備え、 前記前記主幹ブレーカ、分岐ブレーカ群、遮断装置およ
    び電力制御装置はそれぞれ個別の取付け台に取付けられ
    、これら取付け台によって前記中蓋に対する位置合わせ
    がなされていることを特徴とする分電盤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0662521A (ja) * 1992-05-22 1994-03-04 Ferag Ag 安全ブレーカー・システム
JP2013211996A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Panasonic Corp 管理装置、管理システムおよびプログラム

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