JPH03245162A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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JPH03245162A
JPH03245162A JP2042780A JP4278090A JPH03245162A JP H03245162 A JPH03245162 A JP H03245162A JP 2042780 A JP2042780 A JP 2042780A JP 4278090 A JP4278090 A JP 4278090A JP H03245162 A JPH03245162 A JP H03245162A
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JP
Japan
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photoreceptor
atoms
layer
light
photosensitive body
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Pending
Application number
JP2042780A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Ebara
俊幸 江原
Koji Yamazaki
晃司 山崎
Toshihito Yoshino
豪人 吉野
Hitoshi Murayama
仁 村山
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、複数種類の感光体が使用可能な電子写真装置
に関するもので、とくに、使用感光体の種類を検出する
手段を有し、使用感光体に適合する電子写真プロセス設
定を得ることができる電子写真装置に関するものである
[従来の技術] 従来、電子写真装置には、その用途、情報書き込みの光
源、たとえば、レザー光、コピー速度、コピー総量の大
小等に応じて、Se、 0PCA−5i、 Cd5−1
ns系、ZnO等の感光体を使いわけ、それぞれの感光
体に適合した帯電器、現像器、クリーナ配置、および帯
電印加電圧、露光光量を設定している。
主な感光体について、その特徴を上げると、以下のよう
になる。
い) A−5i A−5i悪感光は、表面硬度が高く(ビッカース硬度1
000以上)、シかも、繰り返し使用による劣化、静電
潜像電位の変動がなく、pt5的に安定で、結晶化かな
く、まったくの無害で、長波長にまで高感度などの優れ
た特徴を持つ反面、シランガス(SiH4)等の効果な
ガスをプラズマCVD等で長時間(約5時間)かけて、
堆積成膜していくため、感光体か非常に高価となる欠点
がある。
こうしたA−5i悪感光を用いた電子写真装置ならびに
画像形成プロセスは概略以下のとおりである。
第7図は代表的な八−5i悪感光の模式的断面図であっ
て、701はA4等の導電性支持体、702は該導電性
支持体701からの電荷の注入を阻止するための電荷注
入阻止層、703は少なくとも非単結晶シリコン系の材
料で構成され、光導電性を示す光導電層、704は該光
導電層703を保護するための表面保護層である。
第6図はA−5i悪感光を用いた従来の複写機の画像形
成プロセスを示す概略図であって、矢印の方向に回転す
る感光体601の周辺には、主帯電器602、静電潜像
形成部位603、現像器614、転写紙給送系618、
帯電器(転写・分動%F電器) l115 、クリーナ
616、搬送系619、除電光源617などか配設され
ている。そして、ヒータ620によって加温された感光
体501は主%F?a器60:lによって一様に帯電さ
れ、これにハロケンランプ、蛍光灯等の光源606によ
り発(、。
た光をプラテンガラス604上の原[621に照射し、
その反射光をミラー607,608 、レンズ系609
、ミラー612.all、610 、赤外カットフィル
ターを介して感光体表面上に導き、投影されて静電潜像
が形成され、この潜像に現像器614からトナーが7共
給されてトナー像となる。
一方、転写紙通路622、レジストローラ623からな
る転写紙供給6iaを通って、光受容部材方向に供給さ
れる転写紙Pは帯電器615と感光体601 との間隙
において、背面からトナーとは反対極性の電界か与えら
れ、これによって感光体表面上のトナー像は転写紙Pに
転移する。
分離された転写紙Pは転写紙搬送系619を通って、図
示されていない定着装置に至って、トナー像は定着され
て装置外に排出される。
なお転写部位において転写に寄与しないで、光受容部材
表面に残る残留トナーは、クリーナ616に至り、クリ
ーニングブレードによってクリー二二、/グされる。
]二記クリーニングにより更新された光受容部材表面は
、さらに、除電源617から除電露光が与えられて、再
び同様のサイクルに供せられる。
(ii ) 0PC opc  (有機光導電体)感光体は、光キャリアー発
生を役割とする顔料または染料の分子設計の自由度が大
きく、塗工が容易で、fKa化しやすく、製造コストが
きわめて低廉であるが、表面硬度が低く、光メモリも残
りゃすいうえに、耐剛性に欠ける欠点かある。
第8図は代表的なopc感光体の模式的断面図であって
、801はA2等の導電性支持体、802は電荷発生層
(CGL) 、 803は電荷移送層(CTL) テあ
る。
第9図はopc 5光体を用いた従来の複写機の画像形
成プロセスを示す概略図であって、矢印の方向に回転す
る感光体901の周辺には、主帯電器902、静電Ia
像形成部位9o3、現像器914、転写紙給送系918
、帯電器(転写・分前* N器) 9i5 、I ’)
 −f 916 、除i5光1917 ftどが配設さ
れている。
感光体901は主帯電器902によって一様に帯電され
、これにハロゲンランプ、蛍光灯等の光源906により
発した光をプラテンガラス904上の原稿921 に照
射し、その反射光をミラー系907.908 、レンズ
系909、ミラー系912.911910を介して感光
体表面上に導き、投影されて静電潜像が形成され、この
潜像に現像器914からトナーか供給されてトナー像と
なる。
方、転写紙通路922、レジス)・ローラ923からt
jる転写紙供給系918を通って光受容部材方向に供給
される転写紙Pは一1!F電器915 と感光体901
 との間隙において、背面からトナーとは反対極性の電
界か与えられ、これによって感光体表面上のトナー像は
転写紙Pに転移する。
分動された転写紙Pは転写紙搬送系919をとおって図
示ざわない定@装置に至って、トナ像は定着されて装置
以外に141出される。
なお転写部において、転写に寄与しないで、光受容部材
表面に残る残留[・ナーはクリーナ916に至り、クリ
ーニングブレードによってクリーニングされる。
上記クリーニングにより更新された光受容部材表面は、
さらに、除電光源917から除電露光が与えられて、再
び同様のサイクルに供せられる。
(…) 5e Se感光体は電位が安定しており、製造方法も比較的容
易で、かつ、安価なことから、電子写真装置の出現当初
から広く用いられており、いまだに市場の大半をしめて
いる。しかし、Se%光体は指でされった所や、40℃
以上になると、結晶化をはじめ、f電器の低下や、白斑
か出るといった欠点を有していた。現在では、こうした
結晶化をおこし・にくいAsSe系のものが用いられて
きている。
第】0図は代表的なAsSe感光体の模式的断面図てあ
って、1001はへ2等の導電性支持体、1002は光
導電層である、 第11図はAsSe感光体を用いた従来の複写機の画像
形成プロセスを示す概略図であって、矢印の方向に回転
する感光体1101の周辺には主帯電器1102、静電
潜像形成部位1103、現像器1114、転写紙給送系
1118、f電器(転写・分離1!F電器) 1115
、クリーナ1116、搬送系1119、除電光源111
7などが配設されている。
感光体1101は主帯電器1102によって一様に帯電
され、これにハロゲンランプ、蛍光灯等の光源1106
により発した光をプラテンガラス11o4上の原稿11
21に照射し、その反射光をミラー系1107.110
8 、  レンズ系1109、ミラー系1112゜11
11.1110 、紫外カットフィルター1124を介
して感光体表面上に導き、投影されて静電潜像が形成さ
れ、この潜像に現像器1114からトナーが供給されて
トナー像となる。
一方、転写紙通路1122、レジストローラ1123か
らなる転写紙供給系1118をとおって光受容部材方向
に供給される転写紙Pは、帯電器1115と感光体1.
101との間隙において、背面からトナーとは反対極性
の電界か与えられ、これによって感光体表面上のトナー
像は転写紙Pに転移する。
分離された転写紙Pは転写紙搬送系1119をとおって
図示されていない定着装置に至って、トナー像は定着さ
れて装置以外に排出される。
なお転写部位において、転写に寄与しないで、光受容部
材表面に残る残留トナーはクリーナ1116に至り、ク
リーニングプレートによってクリーニングされる。
上記クリーニングにより更新された光受容部材表面は、
さらに除電光源1117から除電露光が与えられて、再
び同様のサイクルに供せられるヶ 以上述へたように、感光体により、帯電電流、露光光量
等の設定上の差位は大きいものの、電子写真装置構成上
は類似しており、ハート面での共通化は、ユニットレヘ
ルで進んでいる。
[発明か解決し、ようとする課題] 電子写真装置、すなわち、複写機の出現により、きわめ
て容易に書類の複写か可能となり、また複写機の性能同
士、コピーコストの低減といった要因も加わり、一般事
務用、官公テの証明書類、申請書類、また書籍、会議資
料、チラシ、ビラ類に至るまで、複写物(コピー)の需
要は大きく伸ひ、もはやなくてはならないものとなって
いる。
現在、全ザ界で年間1兆枚ものコピーがとられており、
今後も6%程度の伸びを示すと考えられている。
官公庁はしめ、各企業や商店等も、コピー量の増大に対
し、ベーパーレス化を図り、一方、事務機業界も、ベー
パーレス化を提唱し、さまざまな機器を上用してきたか
、現在も前述のように、総複写枚数は増加の一途をたど
っている。
こうした状況下て、もはや生活に密着した複写機に対し
て、より一そうのコピーコストの低減と、メインテナン
スの簡便化、耐久性、安定性の向上か強く求められてい
る。
近年、オフィスパーソナルや家庭向けの超小型複写機が
上布され、大量の台数が市場設置されているにもかかわ
らず、コピーコストは市場で満足されるレベルまで低減
はされていない。
これは消耗材の消費か少ないため、大量生産によるスケ
ールメリットが生かされていないためである。
各ユーザーの使用状況、たとえは、月間複写量、複写速
度、デザインの好み等を尊重しながらも、複写機の本体
、消耗材の共通化、規格化、標準化をおしすすめ、付加
機能はオプション化する等して、総合的なコピーコスト
の大幅低減を達成させることか可能である。
しかしながら、こうした電子写真装置の共通化、規格化
、標準化にとって、従来から最大の障害となっていたの
は、電子写真プロセスの共通化、規格化、標準化、とり
わけ、異なった電子写真用感光体を同一複写機本体て、
いかに使いこなすかといった占にあった。
つまり、現在、電子写真用感光体には、主に、Se、 
OPC、A−51が用いられており、それぞれ帯電性、
帯電能か異なり、同一複写機に用いるのは困難であると
いう問題点がある。本発明は、このような問題点を解決
しようとするものである。すなわち、本発明は、異なっ
た電子写真用感光体を同一複写機本体で使用することが
できるようにした電子写真装置を提供することを目的と
するものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、感光体と!電手
段と露光手段と現像手段等を有する電子写真装置におい
て、前記感光体の種類に応じた複数種類の設定をする設
定手段と、該感光体の電位特性を測定する測定手段とを
有し、かつ、該測定手段の測定結果に応じて前記設定を
選択実行するようにした。
[作   用] 本発明によれは、感光体の種類に応じた複数種類の設定
をする設定手段と、前記感光体の電位特性を測定する測
定手段とを有するので、該測定手段の測定結果により、
前記感光体の種類を識別することかでき、これに応じて
該設定を選択実行する。
したがって、本発明によれは、異なった電子写真感光体
を同一複写機本体で使用することができて、コピーコス
トの−そうの低減が達成できる。
[実 施 例] (1) eA−51感光体 本発明に用いられる代表的なeA−5iの模式的断面図
を第3図に示す。第3図(a)は本発明に用いられる光
受容部材の最も基本的な構成を示すものである。同図に
おいて、301はA2等の導電性支持体を示している。
302は少なくとも非単結晶シリコン系の材料で構成さ
れ、光導電性を示す光導電層である。303はシリコン
原子と炭素原子を周期律表第用族に属する原子および必
要により水素原子またはハロゲン原子あるいはその両方
の原子を含み、潜像を保持する機能を有する潜像保持層
である。304シリコン原子と炭素原子および必要によ
り水素原子またはハロゲン原子あるいはその両方の原子
を含み、顕像を保持する機能を有する顕像保持層である
第3図(b)は本発明に用いられる光受容部材の好まし
い実施態様を示すもので、同図において、305は該導
電性支持体301 と光導電層302の間に必要に応じ
て設けられ、導電性支持体301からの電荷のく主人を
阻止するための電荷7主入阻止層である。
第3図(c)は未発明に用いられる光受容部片4の好ま
しいもう1つの実施態様を示すもので、同図において、
306は該導電性支持体30i と電荷イ主入阻止層3
05の間に必要に応じて設けられ、電子写真用画像形成
装置の画像量光源に長波長光の半導体レーザ等を用いる
場合に、干渉現象の現出を防止するために長波長光を吸
収する機能を有する長波長光吸収層である。なお必要に
応じて前記長波長光吸収層306上に直接光導電層30
2を設けてもよい。
光導電層302は非単結晶シリコンを母体とし、必要に
より水素原子またはハロゲン原子あるいはその両方の原
子を含有し、さらには必要に応じて炭素原子、すず原子
、周期律表第1II族に属する原子(以下、「第1I+
族原子」と略記する。)、周期律表第■族に族する原子
(以下、「第■族原子」と略記する。)、および周期律
表第■族(属する原子(以下、「第■族原子」と略記す
る。)のうちの少なくとも一種を含有してもよい。
光導電層302に含有される水素原子またはハロゲン原
子あるいはその両方の原子の含有量は0.1〜40原子
%とされるのが望ましい。
またH III族原子を含有する場合、その含有量は潜
像保持層303の第111族原子の含有量の115以下
とされるのか望ましく、光導電層302の層厚は1〜1
00μmとされるのが望ましい。
潜像保持層303はシリコン原子と炭素原子とM II
I族原子および必要により水素原子またはハロゲン原子
あるいはその両方の原子を含有し、さらには、必要に応
じて、ゲルマニウム原子、すず原子、第V族原子および
第■族原子のうちの少なくとも一種を含有してもよい。
潜像保持層303に含有される炭素原子の含有量は1〜
90原子%とされるのが望ましく、第1II族原子の含
有量は1〜5 X 10’原子ppmとされるのが望ま
しく、水素原子またはハロゲン原子あるいはその両方の
原子の含有量は0.1〜70原子ppmとされるのが望
ましい。また潜像保持層303の層厚は3 X 10−
’〜30μmとされるのが望ましい。
顕像保持層304はシリコン原子と炭素原子および必要
により水素原子またはハロゲン原子あるいはその両方の
原子を含有し、さらには、必要に応じてゲルマニウム原
子、すず原子、第1I+族原子、第V族原子および第v
i族原子のうちの少なくとも一種を含有してもよい。
顕像保持層304に含有される炭素原子の含有量は1〜
90原子%とされるのが望ましく、さらには、潜像保持
層303の炭素原子の含有量より多いのか好ましい。水
素原子またはハロゲン原子あるいはその両方の原子の含
有量は0.1〜70原子ppmとされるのが望ましく、
またH III族原子を含有する場合、その含有量は潜
像保持層303の第ill族原子の含有量の1710以
下とされるのが望ましい。
必要に応じて設ける電荷注入阻止層305は非単結晶シ
リコンを母材とし、必要により水素原子またはハロゲン
原子あるいはその両方の原子を含有し、さらに、炭素原
子、第用族原子、第V族原子および第Vl族原子のうち
の少なくとも一種を含有し、また電荷注入阻止層305
の層厚は3 X 10−2〜15μmとされるのが望ま
しい。
必要に応じて設ける長波長光吸収層306は非単結晶シ
リコンを母材とし、必要により水素原子またはハロケン
原子あるいはその両方の原子を含有し、さらに、ゲルマ
ニウム原子またはずす原子あるいはその両方の原子を含
有する。また必要に応じて炭素原子、第用族原子、第V
族原子、および第v1族原子のうちの少なくとも一種を
含有してもよい。また長波長光吸収層306の層厚は5
 X 10−2〜25μmとされるのが望ましい。
前記第1II族原子としては、具体的には、B(はう素
)、Alアルミニウム)、Ga(ガリウム)、In(イ
ンジウム)、Tlタリウム)等があり、とくに、B、 
AI、 Gaか好適である。第V族原子としては、具体
的には、N(窒素)、P(りん)、As(ひ素)、Sb
(アンチモン)、Bi(ビスマス)等かあり、とくに、
N、P、Asが好適である。sHvI族原子としては、
具体的には、O(酸素)、S(いおう)、Se(セレン
)、丁e(テルル り、とくに、O.  S. Se.が好適である。
本発明に用いられる光受容部材は真空堆積膜形成法によ
って所望特性が得られるように適宜成膜パラメータの数
値条件を設定して作成される。前記真空堆積膜形成法と
しては、具体的には、たとえは、グロー放電注ぐ低周波
プラズマCVD 、高周波プラズマ(:VD 、または
マイクロ波プラズマCVD等の交流放電プラズマCVD
 、あるいは直流放電プラズマCVD等) 、ECR−
プラズマCVD法、スパッタリング法、真空蒸着法、イ
オンブレーティング法、光CVD法、材料の原料ガラス
を分解することにより生成される活性種(^)と、該活
性種(A) と化学的相互作用をする成膜用の化学物質
より生成される活性種(B) とを、各々別々に堆積膜
を形成するための成膜空間内に導入し、これらを化学反
応させることによって材料を形成する方法(以下、r 
HRCVD法」と略記する。)、材料の原料ガスと、該
原料ガスに酸化作用をする性質を有するハロゲン系の酸
化ガスを各々別々に堆積膜を形成するための成膜区間内
に導入し、これらを化学反応させることによって材料を
形成する方法(以下r FOCVD法」と略記する。)
等の方法が適宜選択使用できる。これらの真空堆積膜形
成法は、製造条件、設備資本投資下の負荷程度、製造規
模、作成される光受容部材に所望される特性等の要因に
よって適宜選択されて採用されるが、所望の特性を有す
る光受容部材を製造するに当たっての条件の制御が比較
的容易に行ない得ることからして、グロー放電法、スパ
ッタリング法、イオンブレーティング法、HRCV D
法、FOCVD法が好適である。そして、これらの方法
を同一装置系内で併用して形成してもよい。
第4図は本発明に用いる光受容部材の形成を行なう際の
代表的な堆積膜形成装置である高周波(以下、rRFJ
と略記する。、)プラズマCVD装置の一例を示してい
る。
同図のガスボンベ471.472,473,474,4
75.476477には、本発明の光受容部材を形成す
るための原料ガス、たとえは各々SiH4,)+2、C
H4PH5、B2H6,NO,Ar等か密封されており
、あらかしめ、ガスボンベ471〜477を取り付ける
際に、各々のガスを、バルブ451.452.453,
454゜455.456.457から流入バルブ431
.432,433,434435.435,437のカ
ス配管内に導入しである。
同図の405は支持体、406は支持体ホルダてあり、
414は該支持体405を加熱するためのヒータである
まず、たとえは、表面に旋盤を用いて鏡面加工を施した
支持体405を支持体ホルダ406に挿入し、成膜炉4
01の上M407を開けて、威膜炉401内の加熱ヒー
タ414に支持体ホルダ406を挿入する。
つぎに、ガスホンへ411〜477のバルブ451〜4
57、流入バルブ431〜437、成膜炉401のリー
クバルブ415か閉じられていることを確認し、また流
出バルブ 441,442,443.444,445゜
446.447.補助バルブ418が開かれていること
を確認して、ますメインバルブ415を開いて図示され
ていない真空ポンプにより、成膜炉401およびカス配
管内を排気する。
その後、ガスボンベ471〜477から各々のガスを、
バルブ451〜457を開いて導入し、圧力調整器46
1,462.463,464,465,466゜467
により各ガス圧力を・所望の圧力に調整する。
つきに、流入バルブ431〜437 を徐々に開けて、
Ullの各カスをマスフローコントローラ421.42
2.423.424,425,426,427内に導入
する。
そして、流出バルブ447および補助バルブ418を徐
々に開いてArガスをガス導入管408のガス放出孔4
09を通して成膜炉401内に流入させる。このとき、
八「ガス流量が所望の流量となるようにマスフローコン
トローラ427て調整する。成膜炉401内の圧力は、
所望の圧力となるように真空計417を見なから、図示
されていない真空排気装置の排気速度を調整する。その
後、図示されていない温度コントローラを作動させて、
支持体405を加熱ヒータ414により加熱し、支持体
405か所望の温度に加熱されたところで、流出バルブ
447および補助バルブ418を閉して、成膜炉401
内へのガス流入を止める。
つきに、各々の層を形成するのに必要な原料ガスの流出
バルブ441〜447 と補助バルブ418を徐々に開
いて、原料ガスを遍入管408のガス放出孔409を通
して成膜炉401内に流入させる。このとき、各原料ガ
スの流量が所望の流量となるように各々のマスフローコ
ントローラ421〜427で調整する。成膜炉401内
の圧力は、所望の圧力となるように真空計417を見な
がら、図示されていない真空排気装置の排気速度を調整
する。その後、図示されていないRF電源の電力を所望
の電力に設定し、高周波マツチングボックス412を通
して成膜炉401内にRFN力を導入し、RFグロー放
電を生起させ、支持体405上またはすでに成膜した層
上に所望の層の形成を開始し、所望の層厚を形成したと
ころで、RFグロー放電を止め、また流出バルブ441
〜447および補助バルブ418を閉じて、成膜炉40
1内へのガス流入を止め、層の形成を終える。
それぞれの層を形成する際に必要なガス以外の流出バル
ブは完全に閉しられていることはいうまでもなく、また
それぞれのガスが戒膜炉401内、流出バルブ441〜
447から成膜炉401に至る配管内に残留することを
避けるために、流出バルブ441〜441を閉し、補助
バルブ418を開き、さらに、メ、インバルブ416を
全開にして系内を、−たん、高真空に排気する操作を必
要に応じて行なう。
また必要に応じて、層形成を行なっている間に層形成の
均一化を図るため、支持体405および支持体ホルダ4
06を、図示されていない駆動装置によって所望される
速度で回転させる。
(ii)■A−5i ■A−5i感光体も上述のeA−5i悪感光と同様に、
グロー放電等の真空堆積膜形成法によって、所望特性が
得られるように適宜成膜パラメータの数値条件を設定し
て作成される。
(川)  eOPc さきに説明した第8図のe opcを、本発明に用いる
場合を詳しく説明する。
電荷発生層802の膜厚は5μm貝下1好ましくは0.
01〜1μmかよい6電荷発生層802にバインダを用
いる場合、バインダ量が多いと、感度に影響するため、
電荷発生層中に占めるバインダの割合は80%以下、好
ましくは40%以下かよい。光吸収により電荷担体を生
しせしめる顔料として、ジスアゾ顔料、銅−フタロシア
ニン、ピリリウム系染料、アゾレニウム系染料等が挙げ
られ、使用されるバインダとしては、ポリビニルブチラ
ール、ポリさく酸ビニル、ポリニスデル、ポリカーホネ
イト、カゼイン、ポリビニルアルコールなど、各種の樹
脂類か用いられる。このようにして設けた電荷発生層8
02上に電荷移送層803を設ける。
電荷移送層803とし・ては、電子移送性物質、正孔移
送性物質かあり、この場合、正孔移送性物質を用い、ピ
レン、N−エチルカルバゾール、N−イソプロピルカル
バゾール、ポリ−N−ビニルカルバゾール等がある。電
荷移送層803の膜厚は5〜30μm1好ましくは8〜
20μmである。バインダとしてはアクリル系樹脂、ポ
リエステル、ボリカーホネート等を用いることかてきる
(1υ) Se さきに説明し・た第10図のeAsseを、本発明に用
いる場合を詳しく説明する。
光導電層1002の膜厚は40〜80μmが望ましく、
この材料については非晶質As2Se、あるいは、これ
に近い組成を有する非晶質セレン・ひ素合金を用いた単
一層の感光層からなる感光体が広く採用される。
導電性支持体1001を、5 X 10−’Torrの
真空にし、支持体温度を150℃に制御し、保持しなが
ら、支持体の下方に設けられたひ素濃度33.5W%の
セレン・ひ素合金が充てんされた蒸発源を加熱し、膜厚
55μmのAsSe感光体を作成した。
本発明によれば、感光体にコロナ電流を付与し、その時
の帯N電位を測定することにより、感光体の電気容量の
違いが検出され、この値の大小により、感光体の種類を
判別できるようにしたものである。
第5図は感光体の種類を判別するシーケンスを示すフロ
ーである。
第6図に示されたような従来の電子写真装置において、
感光体601を回転させ、前露光の除電光源617を点
灯後、主帯電器602にf電電流−600JLAを付与
した際の表面電位を電位センサ613にて測定した。感
光体として第8図に示すようなOPCを使用した場合に
は−1000V以上となり、第3図fa) に示すよう
な9A−5iを使用した場合には、+ 100OV以上
となり、第7図に示すようなのA−5iを使用した場合
には、+300〜+500Vであった。
電気容量および暗部放置時電位減衰の違いが、表面電位
の差となり、内部センサにて検出できた。とくに、A−
5i悪感光と他の感光体では、その差が顕著であるため
、この点を感光体種類判別手段として用いることを本発
明者らの検討により見出した。
第1図は本発明の一実施例を示す感光体周辺部の図であ
り、同図において、101は感光体、102は潜像形成
のための主f電器、103は画像形成光線、104は原
稿台、105は標準白色板、106は原稿台照射ランプ
、107,108は移動式ミラー、109はレンズ、1
10.111,112は固定ミラー、113は電位セン
サ、114は現像器(現像スリーブ) 、 115は転
写分離帯電器、116はクリーナ、117は除電光源(
前露光ランプ) 、 122は可動式画像露光フィルタ
である。
まず、感光体101を装置本体に設置し、設置シーケン
スを開始する。感光体101が回転し、主−PF電器1
02に基準電流−600μAを流す。この時の感光体1
01の表面電位を電位センサ113にて測定し、その値
を第2図と比較することで、感光体101の種類を判別
する。
感光体としてはOPC感光体く有機感光体)とeA−5
i悪感光(負i電非晶質シリコン感光体)を用いた。両
者の特性は大幅に異なり、誘電率が3程度のOPCと1
0程度のeA−5iでは、同し%F電状態における帯電
能力か異なるため、前記のとおり、判別した感光体に合
うように、%Ft用高圧電源の出力を切換える。また感
光体上に現像された現像剤か転写紙Pに転写分離帯電器
115で転写され、分離される時の転写帯電量、分離帯
電量も、感光体により異なるため、同時に高圧電源の出
力を各感光体に合わせて切換える。さらに、第12図に
示すように、感光体の分光感度が異なるため、画像露光
の分光分布を変更するための画像露光フィルタを感光体
に応じて切換える。そして潜像条件の違いによる現像バ
イアスの切換えを感光体に応じて現像バイアス高圧電源
にて行なう。以上のような切換え手段を有し、感光体種
類判別手段により自動的に判別された感光体にマツチす
るように上記の諸々の切換えか行なわれ、通常の制御シ
ーケンスに移る。
制御シーケンスは、キャノン製複写機NP4000.5
000.6000,7000,8000.9000およ
びCLC等の従来技術に用いられているもので、電位セ
ンサ113によって、暗部電位および標準白色板105
からの光による明部電位を制御するシーケンスである。
これによってOPC、eA−5iそれぞれの潜像条件に
設定され、その後、帯電、露光、現像、転写等の通常の
電子写真プロセスが行なわれるものである。
第1表は電子写真装置として、キャノンNP−7550
ヲ改造シテ用い、eA−5j悪感光トOPC感光体の場
合の制御例を表わしている。上記感光体の種類の判別は
、測定した電位特性を′tS2図と比較することで判別
した。
すなわち、上記の電子写真装置に□A−5ie、光体お
よびOPC感光体を設置し、設置シーケンスにより感光
体の種類を電子写真装置に自動的に判別させ、画像出し
を行なったところ、従来からのA−5i専用機、OPC
専用機と全く同様の画像を得ることができた。
第2表は電子写真装置として、第1表と同様に、キャノ
ン製NP−7550を改造して用い、Φへ−5i(正帯
電非晶質シリコン)感光体とSe(非晶質セレン化ひ素
・AszSes) 6光休の場合の制御例を表わしてい
る。上記感光体の種類の判別は、測定した電位特性を第
2図と比較することで判別した。
すなわち、上記の電子写真装置にeA−5i悪感光およ
びSe(^52se、)感光体を設置し、設置シーケン
スにより感光体の種類を電子写真装置に自動的に判別さ
せ、画像出しを行なったところ、従来からのA−5i専
用機、Se専用機と全く同様の画像を得ることができた
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、感光体の種類に
応じた複数f!類の設定をする設定子F量と、前記感光
体の電位特性を測定する測定手段を有するのて、該測定
手段の測定結果により、前記感光体の種類を識別するこ
とがてき、これに応し、て詠設定を選択実行することが
できる。したがって、本発明によれば、異なった電子写
真感光体を同一複写機本体で使用することができて、コ
ピーコストの−そうの低減が達成できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示した側面断面図、第2図
は各種感光体における表面電位の説明図、第3図(a)
 、 (b) 、 (c)はeA−5i悪感光の模式的
断面図、第4図は光受容部材形成のための堆積膜形成装
置の説明図、第5図は感光体の種類を判別するシーケン
スを示す図、第6図は従来の電子写真装置の1つの例を
示した側面断面図、第7図は■A−5i感光体の模式的
断面図、第8図はOPC感光体の模式的断面図、第9図
は従来のopc感光体用電子写真装置の1つの例を示し
た側面断面図、%lo図は^52Sel感光体の模式的
断面図、第11図は従来のAs2Se3感光体用電子写
真装置の1つの例を示した側面断面図、第12図は各種
感光体における分光感度の説明図である。 01 102 13 14 15 17 ・・・感光体 ・・・主IF電器 ・・・電位センサ ・・・現像器 ・・・転写分1m1f電器 ・・・除電光源 第 図 他4名 102 、I”””03 第 4 図 00 第 図 第 図 第 図 第 8 図 第 10図 第 1 図 106 12 104 第 図 第 12図 00 00 00 00 00 00 wavelength inm)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 少なくとも感光体と帯電手段と露光手段と現像手段
    とを有する電子写真装置において、前記感光体の種類に
    応じた複数種類の設定をする設定手段と、該感光体の電
    位特性を測定する測定手段とを有し、かつ、該測定手段
    の測定結果に応じて前記設定を選択実行するようにした
    ことを特徴とする電子写真装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015064474A (ja) * 2013-09-25 2015-04-09 ブラザー工業株式会社 画像形成装置およびその製造方法

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JP2015064474A (ja) * 2013-09-25 2015-04-09 ブラザー工業株式会社 画像形成装置およびその製造方法

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