JPH03243669A - 活性エネルギー線硬化型芳香性塗料及び芳香性塗膜の形成方法 - Google Patents

活性エネルギー線硬化型芳香性塗料及び芳香性塗膜の形成方法

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JPH03243669A
JPH03243669A JP3913790A JP3913790A JPH03243669A JP H03243669 A JPH03243669 A JP H03243669A JP 3913790 A JP3913790 A JP 3913790A JP 3913790 A JP3913790 A JP 3913790A JP H03243669 A JPH03243669 A JP H03243669A
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coating
paint
active energy
aromatic
weight
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JP3913790A
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Kunio Hoshi
星 國男
Naotaka Yamamoto
尚孝 山本
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Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野コ 本発明は、長期間にわたり芳香性を有する塗膜を形成す
ることができる塗料、及び芳香性塗膜を形成する方法に
関する。
〔従来の技術〕
近年、台底(人工)素材に天然素材が有する外観、風合
い、触感等を付与し、合成素材を天然素材の代替品とし
て使用することが広く行われるようになってきた。たと
えば建材や家具材には、木材や合板のみならず、鋼板、
プラスチック等からなる基材の表面に、転写等により木
目を印刷することにより、木材に似せたものも使用され
ている。
このような手法は、建材や家具用材に限らず、皮革や各
種の外装材料等に広く応用されつつある。
また、木目などの模様の印刷に加えて、香りを付与する
ことも試みられている。たとえば、上述の建材や家具用
材においては、天然木材が有する香りを合成材に付与し
、より一層天然木材の感じを与えようとする試みである
。このような試みとしては、例えば、香りのする塗装合
板(特開昭62264951号)などがある。
ところで、上記したような合成素材を天然素材に似せる
手法に限らず、各種の外装材、布、紙等に、それらが持
つ模様、柄、又はそれSが使用される環境等に合った香
りを付与することも求められるようになってきた。
このようなニーズに対応するために、これまでにいくつ
かの提案がフニされている。たとえば塗料に香料を添加
した塗膜組成物(特開昭49−93434号)や、着色
用の顔料と、香料と、溶剤としてのツルミックスと、イ
オン交換水とを含む芳香発散性着色塗布液(特開平1−
297476号)や、香料成分を包接したサイクロデキ
ストリン又はサイクロデキス) IJンを含む澱粉分解
物の溶液と塗料とを用いて塗膜を形成する方法(特開平
1−2971.81号)等がある。
〔発明が解決しようとする課題; しかしながら特開昭49−93434号の塗膜組成物は
、常温乾燥塗料で、特に水溶性塗料を主とするものであ
り、適用できる分野が限られてしまう。
また、塗膜に存在する香料成分は、比較的短時間に揮散
しやすく、香りの持続性が良くない。
また特開昭62−264951号の塗装合板においても
、香りの持続性が十分とならない。なお特開昭6226
4951号には、香料入りの乾燥塗膜上に香料の入って
いない透明塗料を塗布するか、又はビニールシート等を
圧着して香料の揮散速度を緩慢にする旨の記載があるが
、このように香料を含有する塗膜を覆ってしまうと、実
際には香りが被膜を通過できず、十分な芳香性を付与す
ることにはならない。
特開平1−297476号の塗布液は、筆記具用インキ
には好適ではあるが、各種工業製品用塗膜には向かない
。また特開平1−297181号により得られる塗膜も
その塗料中の成分からして用途に限りがあり、やはり各
種工業製品の塗膜には向かない。
なお、塗装金属板(プレコートメタル)の製造方法につ
いては、これまでにも多くの提案がなされてきており、
たとえば電子線硬化型塗料を用いて金属板に塗装をする
方法として、特公昭54−8378号、同54−838
2号、同58−24190号等の方法があるが、これら
の方法では芳香性付与の手段が与えられておらず、芳香
性塗膜を形成することはできなし)。
したがって本発明の目的は、香りを長期間にわたって発
することができ、各種素材に対して容易に適用すること
のできる活性エネルギー線硬化型芳香性塗料及び芳香性
塗膜を形成する方法を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的に鑑み鋭意研究の結果、本発明者は、活性エネ
ルギー線硬化型塗料を主成分とし、これに香料と無臭性
可塑剤とを添加した塗料を用いれば、塗膜硬化時に香料
を昇華させることなく、十分t:量の香料を塗膜中に存
在させることができ、また塗膜の芳香性も持続させるこ
とができることを発見し、本発明を完成した。
すなわち本発明の活性エネルギー線硬化型芳香性塗料は
、塗料樹脂固形分100重量部に対して、香料0.1〜
lO重量部、及び無臭性可塑剤0.5〜10重量部を含
有することを特徴とする。
また本発明の第一の芳香性塗膜形成方法は、上記組成の
活性エネルギー線硬化型芳香性塗料を塗装後、さらに活
性エネルギー線硬化型塗料を塗り重ねることを特徴とす
る。
さらに本発明の第二の芳香性塗膜形成方法は、塗料樹脂
固形分100 重量部に対して、香料0.1〜10重量
部、及び無臭性可塑剤剤0.5〜10重量部を添加して
なる、加熱残分が90〜100重量%の活性エネルギー
線硬化型芳香性塗料を塗装後、フラッシュオフを行わず
に硬化させることを特徴とする。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明では、活性エネルギー線硬化型塗料と、香料と、
無臭性可塑剤とを混合してなる塗料を用いる。まずその
各成分について説明する。
活性エネルギー線硬化型塗料 活性エネルギー線硬化型塗料とは、−船釣には塗膜形成
性成分としてその構造中にラジカル重合性の二重結合を
有するポリマー、オリコマ−、モノマー等を主成分とし
、その他必要に応じて非反応性のポリマー、有機溶剤、
ワックス、その他の添加剤を含有するものであり、紫外
線又は電子線等の活性エネルギー線により硬化する塗料
である。
本発明の目的に好ましいものは、塗膜形成樹脂がアクリ
レート系の官能基を有するもの、例えば、比較的低分子
量のポリエステル樹脂、ポリエーテル樹脂、アクリル樹
脂、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、スピ
ロアセター)li m 脂、ポリブタジェン樹脂、ポリ
チオールポリエン樹脂、多価アルコール等の多官能化合
物の(メタ)アクリレート等のオリゴマー又はプレポリ
マー、及び反応性希釈剤としてエチル(メタ)アクリレ
ート、エチルヘキシル(メタ)アクリレート、スチレン
、メチルスチレン、N−ビニルピロリドン等の単官能モ
ノマー並びに多官能性モノマー、例えば、トリメチロー
ルプロパントリ (メタ)アクリレート、ヘキサンジオ
ールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコー
ルジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(
メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ (メ
タ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メ
タ)アクリレート、1.6−ヘキサンシオールジ(メタ
)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)ア
クリレート等を比較的多量に含有するものである。
このような多官能(メタ)アクリレート系の活性エネル
ギー硬化型塗料を使用することによって、最終的には、
香料添加による芳香性に加えて、表面硬度、透明性、耐
摩擦性、耐擦傷性等に優れた硬化樹脂層を形成できる。
更にこのような硬化樹脂層が高い可撓性や耐収縮性が要
求される場合には、上記の硬化性塗料中に適当量の熱可
塑性樹脂、例えば非反応性のアクリル樹脂や各種ワック
ス等を添加することによってそれらの要求に応えること
ができる。
以上のような電子線又は紫外線等の活性エネルギー線に
より硬化する塗料は種々のグレードのものが市販されて
おり、本発明において使用することができる。
反応性希釈剤として、必要に応じ、活性エネルギー線に
より反応を起こす重合性不飽和基を分子内に1個有する
単官能化合物の1種または2種以上を、上記の多官能化
合物と共に使用することができる。単官能化合物は、活
性エネルギー線硬化型塗料の粘度調整に有効であるが、
硬化性を低下させる傾向にあるので、併用する場合には
多官能化合物との量比を考慮する必要がある。好ましく
は、多官能化合物:単官能化合物の重量比が1:3〜2
:1の範囲で併用することが好ましい。
単官能化合物の具体例としては、上記アクリル酸アルキ
ルエステル、メタクリル酸アルキルエステル、脂肪酸と
オキシラン構造を有するアクリル酸またはメタクリル酸
エステルモノマーとの付加反応物(例えば、ステアリン
酸とグリシジルメタクリレートの付加反応物)、炭素数
8以上のアルキル基を含むオキシラン化合物とアクリル
酸またはメタクリル酸との付加反応物(例えば、日本特
許第583185号、同第609322号に記載のもの
〉、スチレン、α−メチルスチレン、0−メチルスチレ
ン、m−メチルスチレン、p−メチルスチレン、p−t
ertブチルスチレン、アクリル酸ベンジル、メタクリ
ル酸ベンジル、アクリル酸ヒドロキシアルキル(アクリ
ル酸ヒドロキシエチル、アクリル酸ヒドロキシプロピル
、アクリル酸ヒドロキシブチルなど)、メタクリル酸ヒ
ドロキシアルキル(メタクリル酸ヒドロキシメチル、メ
タクリル酸ヒドロキシエチル、メタクリル酸ヒドロキシ
プロピル、メタクリル酸ヒドロキシブチルなど)、テト
ラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、ジシクロペ
ンテニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニルオ
キシエチル(メタ)アクリレート、ジシクロペンチル(
メタ〉アクリレート、ジシクロペンチルオキシエチルア
クリレート、2−メトキシエチル(メタ)アクリレート
、2−エトキシエチル(メタ)アクリレート、ジプロピ
レングリコールモノメチルエーテルモノ (メタ〉アク
リレート、ジエチレングリコールモノメチルエーテルモ
ノ (メタ)アクリレート、トリエチレングリコールモ
ノメチルエーテルモノ (メタ)アクリレート等が挙げ
られる。
塗膜形成樹脂と、活性エネルギー線により反応を起す重
合性不11′2!和基を有する化合物との配合割合は、
重合比で10 : 90〜40 : 60に設定するこ
とが望ましい。
上記成分に加えて、必要により、光増感剤、着色剤、消
泡剤、タレ防止剤、表面調整剤、防錆剤、フィラー、溶
剤等を硬化性や防食性に悪影響を及ぼさない範囲で配合
してもよい。活性エネルギー線として紫外線を採用する
場合には、光重合開始剤や光増感剤を加えるのがよい。
光重合開始剤としては、アセトフェノン類、ベンゾフェ
ノン、ミヒラーベンゾイルベンゾエート、α−アミロキ
シムエステル、テトラメチルチウラムモノサルファイド
、チオキサントン類等がある。また光増感剤としては、
ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエ
チルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベン
ゾインイソブチルエーテル、ベンジルジメチルケタール
、ベンゾフェノン、2゜2′−ジェトキシアセトフェノ
ン、2−メチルアントラキノン、2−エチルアントラキ
ノン等が挙げられる。かかる増感剤は1種または2種以
上使用することができ、その添加量は、塗料組成物中の
重合性不飽和基を有する化合物に対して0.1〜10重
量%の割合であるのが好ましい。
香  料 本発明で用いる香料は、天然香料、人工香料、調合香料
のいずれであっても良く、またその香りも用途に応じて
、花、果実、木、反答目的に応じて適宜選択する。
香料として用いることのできる天然抽出物以外の物質と
しては、花の香りを与えるものとして、アニスアルデヒ
ド、アネトール、アミルシンナミックアルデヒド、(イ
ソ)オイゲノール、T−ウンテ゛カラクトン、ウンデシ
レンアルデヒド、ギ酸ゲラニル、キ酸シトロネリル、ケ
イ皮アルコール、ゲラニオール、酢酸(イソ)オイゲノ
ール、酢酸ゲラニル、酢酸シトロネリル、酢酸シンナミ
ル、酢酸チルビニル、酢酸ベンジル、シクラメンアルデ
ヒド、シトロネロール、ジヒドロ−〇−ジシクロペンタ
ジェニル酢酸、ジヒドロジャスモン、ジメチルベンジル
カルビノール、テトラヒドロリナロール、テルピネオー
ル、β−ナフチルエチルエーテル、ヒドロキシシトロネ
ラール、フェニルアセトアルデヒド、β−フェニルエチ
ルアルコール、ρ−t−ブチルーα−メチルヒドロシン
ナミックアルデヒド、ヘキシルシンナミックアルデヒド
、へりオトロビン、ベンジルアルコール、メチルフェニ
ルグリッド酸エチル、メチルヨノン、ローズフェノン等
がある。
また果実の香りを与えるものとしては、アンスラニル酸
メチル、N−メチルアンスラニル酸メチル、リル、プロ
ピオン酸イソアミル、酩酊イソプロピル、酪酸エチル、
酩酊(イソ)ブチル、グリジッド酸メチルフェニル等が
挙げられる。
木の香りを与えるものとしては、パインオイル、ケイ皮
酸アルデヒド、ケイ皮酸メチル、酢酸セドリル、シトロ
ネラール、ボルネオール、クマリン等が挙げられる。
なお上記の化合物中、下線を施したものは沸点が150
℃以下である。このような沸点の低い又は熱に弱い香料
は、フラッシュオフを必要としない本発明の第二の塗膜
形成方法に用いることができる。
これらの香料の配合比は、塗膜に芳香性を付与する目的
や、用いる活性エネルギー線硬化型塗料によって多少異
なるが、前述した活性エネルギー線硬化型塗料の樹脂固
形分100重量部に対して、0.1〜10重量部とする
。0.1重量部未満では十分な芳香性を得ることは難し
く、また10重量部を超える量とすると、得られる芳香
が過度になったり、又は効果にそれほど向上がみられな
かったりすむるので、経済性の点からも好ましくなくな
る。
無臭性可塑剤 本発明で使用する可塑剤は、無臭性可塑剤である。可塑
剤中にアルコール類や微量の分解オレフイン類が残存す
ると、可塑剤が臭気を有することになるので、あらかじ
めこれを取り除く (脱臭)操作を行ったものを用いる
無臭性可塑剤としては、主に酸の誘導体、特にエステル
系化合物を用いることができる。そのような酸としては
フタル酸、リン酸、(アセチル)クエン酸、グリコール
酸、セパチン酸等がある。
具体的にはフタル酸ジブチル、フタル酸ジエチル、リン
酸トリクレジル、アセチルクエン酸トリブチル、アセチ
ル酸トリブチル、セパチン酸ジブチル、エチルグリコー
ル酸エチルフタリル、ブチルグリコール酸ブチルフタリ
ル等が挙げられる。
無臭性可塑剤の配合比は、前述の活性エネルギー線硬化
型塗料中の樹脂固形分100重量部に対して、0,5〜
10重量部とする。無臭性可塑剤の量を0.5重量部未
満とすると、塗膜の芳香性が十分とならない。また無臭
性可塑剤を10重量部を超える量配合すると、塗膜その
ものの諸物性が低下するおそれかあるので好ましくない
次に芳香性塗膜の形成方法について説明する。
まず活性エネルギー線硬化型芳香性塗料を調製する。
活性エネルギー線硬化型塗料、香料及び無臭性可塑剤の
混合の方法には特に制限はなく、通常の塗料製造におい
て採られる任意の方法で混合する。
なお、この混合において、三成分を同時に混ぜ合わせる
方法を採っても良いし、二成分をまず混合し、つぎに残
る一成分を混合する二段階の混合としても良い。また、
用いる香料及び無臭性可塑剤は、それぞれ上述した香料
、無臭性可塑剤の中から単独もしくは2種以上を併用す
るように遺択してよい。
活性エネルギー線硬化型塗料、香料及び無臭性可塑剤か
らなる混合物の粘度は、25℃で300〜5000セン
チボイズであることが望ましい。この範囲の粘度とする
ことによって、混合物を基材に塗布する作業性が良好と
なり、また形成される塗膜も容易に均一とすることがで
きる。
香料及び無臭性可塑剤を含有する活性エネルギー線硬化
型芳香性塗料は、例えば、バーコーティング方法、プレ
ートコーティング方法、グラビアコーティング方法、ド
ローパーコーティング方法、ナイフコーティング方法、
ロールコーティング方法、カーテンコーティング方法、
スプレーコーティング方法、オフセットグラビアコーテ
ィング方法、キスコーティング方法等、任意の塗布方法
により目的の基材上に塗布する。特に塗布厚の精度、塗
布表面の平滑性等を得るには、グラビアコーチインク方
法、リバースロールコーティング方法、オフセントグラ
ビアコーティング方法等が好適である。
本発明では、活性エネルギー線硬化型芳香性塗料による
塗膜上に、さらに活性エネルギー線硬化型塗料を塗り重
ねるのが好ましい。塗り重ねる活性エネルギー線硬化型
塗料には、香料成分を含有しない活性エネルギー線硬化
型塗料を用いることができる。塗り重ねる塗膜に香料を
含まなくても、その下層の活性エネルギー線硬化型芳香
性塗膜中の香料が、−緒に存在する無臭性可塑剤のブリ
ードにより塗り重ね塗膜層に移行するので、得られる塗
膜は全体として芳香性を有することになる。
このように芳香性塗膜上に香料を含まない塗り重ね塗膜
層を設ける構成とすると、長期にわたって芳香性を維持
することができる。なお、塗り重ねる活性エネルギー線
硬化型塗料中に、珪藻土、微粉ケイ酸、シリカ粉、マイ
カ、シリコーン樹脂粒子、炭素繊維等の物質を芳香助剤
として添加し、これによって塗り重ね塗膜に微細な孔や
間隙を形成し、塗膜の芳香性を助長することができる。
また塗り重ねる活性エネルギー線硬化型塗料には、必要
に応じて顔料等を添加してもよい。
なお、建材や家具用材においては、活性エネルギー線硬
化型芳香性塗料の塗布前に、ベースコート層上に転写等
により基材表面に木目をつけておくことができる。また
、建材等の木目に限らず、用途によって果実、花等の模
様を印刷しておく。
これによって、例えばバラの香りを与える香料を塗料に
加え、それをバラの絵柄が印刷されている基材上に塗布
して、香りとデザインとを一致させ、視覚と嗅覚の両方
により相乗効果を期待できる。
塗料の塗布量は、活性エネルギー線硬化型芳香性塗料で
は乾燥膜厚が5〜25即となるように、また塗り重ね塗
膜では、上記の活性エネルギー線硬化型芳香性塗料によ
る膜厚と同等又はそれ以下とするのがよい。
活性エネルギー線硬化型塗料の塗膜の硬化は、電子線又
は紫外線の照射により行うが、用いた活性エネルギー線
硬化型塗料中の溶剤の量が多い場合(たとえばその量が
活性エネルギー線硬化型塗料の10重量%を超える場合
)には、塗膜を硬化する前に、加温により溶剤を飛ばす
いわゆるフラッシュオフを行う。活性エネルギー線硬化
型塗料の加熱残分が90〜100重量%(溶剤の量が1
0重量%以下)の場合は、このフラッシュオフを省略す
ることができる。なお本発明における加熱残分の測定は
JIS K 54008.2による。
フラッシュオフ工程を省略することで、含有させた香料
の昇華を防ぐことができ、塗膜はより長期間の芳香性を
有することになる。また、特に熱に弱い又は沸点の低い
香料も使用でき、香料の選択範囲が広がる。
電子線照射により塗膜を硬化させる場合には、50〜4
00 KeVのエネルギーを有する電子線を用いること
ができる。このとき、電子線の照射線量は1〜100M
radとするのが良い。また紫外線照射の場合には、2
00〜500nmの波長の紫外線を0.O1秒〜1分間
照射するのが良い。
本発明においては、芳香性塗膜を有する製品が実際に使
用されるまでの期間に塗膜中に存在する香料が揮散する
のを防止するために、芳香性塗膜の上面に、剥離可能な
被膜を形成するのが好ましい。このような剥離性被膜は
、樹脂フィルムを圧着したものでも良いし、剥離性を有
する塗膜を形成する塗料(ス) IJツバプルペイント
)を用いたものでも良い。樹脂フィルムの圧着は、芳香
性塗膜が未硬化状態又は硬化後に行なうことができる。
またストリッパブルペイントの塗布は芳香性塗膜の硬化
後が良い。
芳香性塗膜を被膜する剥離性被膜用樹脂フィルムとして
は、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリカーボネート
、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフ
タレート、ニトロセルロース、等を用いることができる
。これらの樹脂フィルムの厚さは1〜150μmであれ
ば良い。
またストリッパブルペイントとしては、スチレン−ブタ
ジェン系共重合体を主成分として無機フィラー、剥離剤
を加えた塗料組成物や、ポリウレタン樹脂にイソシアネ
ート樹脂を加えた塗料や、アクリル酸アルキルエステル
に水酸基又はエポキシ基含有不飽和単量体等を加えた組
成物等を用いることができる。
なお本発明の芳香性塗膜を形成することができる基材と
しては、種々のものを用いることができ、例えば8板、
亜鉛めっき鋼板、アルミニウム板、アルミニウム合金鋼
板、銅めっき板、ステンレス板、プラスチック板、ベニ
ヤ板、木質合板、紙、布等が挙げられる。素材が金属の
場合には、あらかじめ化成処理をしておいてもよく、ま
た脱脂の状態であってもよく、さらに表面を機械的処理
したものでもよい。非金属の場合には、化成処理は不要
であるが、脱脂や機械的処理さらに放電処理等の方法を
行っていてもよい。
1作 用〕 本発明では、香料を含有する活性エネルギー線硬化型塗
料を主成分とする塗料を用いているので、通常の焼付型
の塗膜形成時の加熱に比して低い温度でかつ短い時間の
硬化処理で済む。従って、用いる香料の揮散を防ぐこと
ができ、得られる塗膜の芳香性は良好となる。また加熱
残分が90〜100重量%(低溶剤型又は無溶剤型)の
活性エネルギー線硬化型塗料を用いると、塗膜硬化前の
フラッシュオフの工程を省略することができ、フラッシ
ュオフ工程における香料の揮散を防止できる。このとき
は、熱に弱い沸点が150 ℃以下の香料をも使用する
ことができる。
また用いる塗料には、香料に加えて無臭性可塑剤を添加
しており、これにより、塗膜は長期間にわたり良好な芳
香性を有することになる。というのは、香料が無臭性可
塑剤と共存することにより、塗膜内部に存在する香料は
、無臭性可塑剤とと1もに徐々に塗膜表面に移動するこ
とになり、香料の揮散速度が適度に保たれるからである
。さらに、塗り重ねた塗膜層内に香料が存在しなくても
、香料は無臭性可塑剤剤とともに塗り重ね塗膜層にまで
移動し、さらには塗り重ね塗膜層表面から発香すること
になる。これによって塗膜は良好な芳香性を発揮する。
この場合には、より長期間にわたって芳香性が得られる
なお、形成した芳香性塗膜上に剥離性被膜を設けておけ
ば、実際に芳香性塗膜を有する製品が使用される時まで
の香料の揮散を防止しておくことができ、製品使用時の
芳香の持続性は良好となる。
〔実施例〕
本発明を以下の具体的実施例によりさらに詳細に説明す
る。
以下に示す実施例及び比較例においては、下記の基材、
活性エネルギー線硬化型塗料、香料、無臭性可塑剤及び
硬化方法を用いた。
(1)基材 基材としては以下の(a)〜(5)から選択して用いた
(a)冷延鋼板、0.4mm厚 ら)溶融亜鉛めっき鋼板、0.35mm厚(C)ステン
レス鋼板(S[jS 304) 0.5mm W(d)
アルミニウム板、0,5mm厚 (e)ベニヤ合板、6 mm厚 (f)紙、0.3mm厚 (gポリ塩化ビニル、0.3+n+n (ロ)織布、0.7mm厚 (2)活性エネルギー線硬化型塗料 活性エネルギー線硬化型塗料は以下の(A)〜(E)の
5つの組成物から選択して用いた。なお(A)〜(D)
は電子線による硬化、(E)は紫外線による硬化を行っ
た。
(A)エポキシアクリし一ト樹脂 (リポキシVR−60、昭和高分子■製)  47.2
重量部トリメチロールプロパントリアクリレート   
        29.4重If iボエチレングリコ
ールジアクリし一ト (ライトアクj几−)9EG−A、共栄社油脂工業@魁
)29.4重量部 セロソルブアセテート               
     10.0重量部(B)エポキシアクリレート
樹脂 (リポキシVR−60、昭和高分子■製)トリメチロー
ルプロパントリアクリレ−トポエチレングリコールジア
クリレート (ライトアクリレート98G−A。
共栄社油脂工業■製) セロソルブアセテート (C)エポキシアクリし一ト樹脂 (リポキシVR−60.昭和高分子@製)トリメチロー
ルプロパントリアクリし一トfエチレングリコールジア
クリレート (ライトアクリレート98G−A。
共栄社油脂工業Q@製) (D)エポキシアクリレート樹脂 (リポキシVR−80、昭和高分子■製)ジベ)タエリ
スリトールベンタアクリし一ト1.6−ヘキサンシオー
ルジアクリレートセロソルブアセテート (E)エポキシ樹脂(エピコート828、シェル化学製
)のジアクリレート化物 39.2重量部 29.4重量部 29.4重量部 2゜0重量部 37.2重量部 29.4重量部 31.4重量部 33重量部 25重量部 25重量部 17重量部 20重量部 ビスフェノ−ILAのエチレンオキシド4モル4寸加物
のジアクリレート化物               
     40重量部3−フェノキシ−2−ヒドロキシ
プロピルアクiルート      40重量部ベンジル
ジメチルケタール                 
  5 重量部(3)香料 ■スギの香り:天然抽出物 (小川香料■製:沸点200℃以上) ■マツの香り:バインオイル (小川香料■製:沸点200℃以上) ■ビヤクダンの香り:天然抽出物 (小川香料■製:沸点200℃以上) ■バナナの香り:ギ酸イソアミル (小川香料■製:沸点約124℃〉 ■イチゴの香り:メチルフェニルグリシラド酸エチル 
(小川香料■製:沸点300 tl’以上)■カーネー
ションの香り:酢酸イソオイゲノール (小川香料■製;沸点約230℃) ■バラの香り:ゲラニオール (小川香料■製:沸点約230℃) ■ピーチの香り、ギ酸エチル (小川香料@製:沸点約54℃) (4)無臭性可塑剤 イ、DEP  ニジブチルフタレート ロ、 EPEG : 2−エチルフタリルエチルグリコ
レートハBPBG :ブチルフタリルブチルグリコレー
トニ[)BS  ニジーn−プチルセハケートホDBP
  ニジブチルフタレート ’−TCP:)リクレジルフォスフェート)、ATBC
・アセチルクエン酸トリブチルチ、DIDP  ジ−イ
ソ−デシルフタレート(5)電子線硬化法 カーテン型(倍電圧型)電子線照射装置(E1\ERG
Y 5CIENCE INC,製CB170/15/1
BOL)を用い、酸素濃度200ppm以下の雰囲気で
、10Mrad (低溶剤型塗料゛前述の活性エネルギ
ー線硬化型塗料(A) 〜(fl:)に対して)の電子
線、又は3Mrad(高溶剤型塗料;前述の活性エネル
ギー線硬化型塗料(D)に対して)を照射した。
(6)紫外線硬化法 集光型高圧水銀灯(日本電池型111−4ON、80W
/am)1灯を、試料を運ぶコンベア進行方向に対して
直角方向で、かつ試料面(硬化すべき塗膜面)から80
mmの高さとなるように設置し、コンベアスピードを5
m/分として、塗膜を硬化させた。
実施例1〜I3 溶融亜鉛めっき鋼板(実施例1〜9)、スレンレス鋼板
(実施例10)及び、アルミニウム板(実施例11〜1
3)に、ニッペスーパーコート600プライマー(日本
ペイント■製)をロールコート法により塗布し、最高到
達板温度210℃で30秒間焼付して、乾燥膜厚が5μ
mのプライマー層を形成した。
次に、このプライマー層上に、第1表に示す色調ノニッ
ペスーパーコー)  200HQ (日本ペイント■製
)(第1表中Pで表す)をロールコート法により塗布し
、最高到達板温度220℃で40秒間焼付して、乾燥膜
厚が15μmのベースコート層1を形成した。
実施例】1〜13においては、さらにこのベースコー層
1上に、ベースコート層1とは異なる色調のニッベスー
パーコー)  200HQを用いて第1表に示す模様を
有するベースコート層2 (膜厚10μm)を形成した
次に、第1表に示す種類及び量の活性エネルギー線硬化
型塗料、無臭性可塑剤及び香料を混合し、これをロール
コート法によりベースコート層上に塗布した。塗料の塗
布量は、電子線硬化型の塗膜においては、乾燥膜厚がI
Oμmとなるように、紫外線硬化型の塗膜においては乾
燥膜厚が20μmとなるようにそれぞれ調整した。なお
、実施例6のサンプルには、この時点で(塗膜硬化前に
)、塗膜上にトーヨーボーエステルフィルムE5100
 (東洋紡@製〉を圧着した。
実施例1〜10及び12.13の塗膜に対しては電子線
照射により塗膜を硬化した。なお活性エネルギー線硬化
型芳香性塗料(A)〜(C)を用いた塗膜は、塗料を塗
布後、フラッシュオフを行わずに10Mradの電子線
量を照射して塗膜を硬化させた。一方活性エネルギー線
硬化型芳香性塗1=I (D)を用いた塗膜は、乾燥炉
温度200℃で1分間の加温処理によるフラッシュオフ
を行った後、3 Mraclの電子線量を照射して塗膜
を硬化させた。
また実施例11の塗膜は、紫外線照射により塗膜を硬化
させた。
なお、実施例2の塗膜上には、さらに活性エネルギー線
硬化塗料(A)を塗り重ねて、フラッシュオフせずに1
0Mradの電子線を照射して塗膜を硬化させた。
さらに実施例10の塗膜上にはトーヨーボーエステルフ
ィルムE 5100、(東洋紡■製)を圧着した。
同様に実施例12の塗膜にはテトロンフィルムSP(帝
人@3製)を圧着した。
得られた芳香性塗膜について、塗膜形成直後、10日後
、1か月後、6か月後及び1年後に実際に鼻で香りをか
ぐことで、芳香性を評価した。なお、フィルムを圧着し
た塗膜については、フィルム剥離時を時間の原点にしで
ある。評価の基準は以下の通りである。
◎:よく臭う ○゛臭いを十分に感じる △“わずかに臭う ×:臭い無し 結果を第2表に示す。
実施例14〜24 芳香性塗膜を形成する基材として、紙(実施例14.1
9及び20)、冷延鋼板(実施例15)、ベニヤ合板(
実施例16〜18)、ポリ塩化ビニール板(実施例21
.22〉、織布(実施例23.24)を用いて、それぞ
れ第1表に示す条件で芳香性塗膜を形成した。
実施例14.15.17.20.22及び24の塗膜上
には、塗膜硬化直後に塗膜上にラミネートフィルムを圧
着した。
得られた塗膜について実施例1と同様に芳香性の評価を
行った。結果を第2表に示す。
比較例1〜5 比較として、無臭性可塑剤を含まない塗料を用いたもの
(比較例1.2)、無臭性可塑剤の含有量が少なすぎる
ものく比較例3)、香料の含有量が少なすぎるもの(比
較例4)及び有臭の可塑剤を用いたもの(比較例5)に
ついて、それぞれ第1表に示す条件で塗膜を形成した。
得られた塗膜について実際に臭いをかいで評価したとこ
ろ、比較例1〜4の塗膜では臭いは感じられず、比較例
5の塗膜は、用いた可塑剤(ジイソデシルフタレート)
の異臭のみを感じた。
第 2 表 (その上) 第 表 (その2) 注) * :可塑剤 (DIDP) の異臭のみを感じた。
〔発明の効果〕
以上詳述した通り、本発明の活性エネルギー線硬化型芳
香性塗料は、香料にさらに無臭性の可塑剤を加えた塗料
から形成されるので、香料の昇華速度が適度に調節され
、持続性のある芳香性を有し、また硬化機構が活性エネ
ルギー線硬化型のため、塗膜形成過程において、高温の
焼付処理をする必要がなく、塗膜形成時の香料の揮散を
避けることができる。このため熱に弱い種々の香料まで
用いることができる。活性エネルギー線硬化型塗料の加
熱残分が多く、低溶剤型又は無溶剤型である場合には、
フランシュオフの工程を必要とせず、加熱工程が全くな
くなるため、この効果はさらに犬となる。さらに、芳香
性塗膜上に活性エネルギー線硬化型塗料を塗り重ねるこ
とにより、無臭性可塑剤のブリード作用を利用して芳香
性の度合いを調節することができる。
また芳香性塗膜上にラミネートフィルムを圧着又は剥離
性被膜を形成することにより、芳香性塗膜形成時から、
この塗膜を有する魁品の使用開始時までの間の香料の揮
散を防止することができるので、芳香性をより長い期間
維持させることができるようになる。
本発明の活性エネルギー線硬化型芳香性塗料は、建材、
化粧箱や衣装箱をはじめとする各種家具用材、浴槽、仕
切板、机、壁紙、車両内装品、装身具、学用品、文具、
玩具、○A機器、家電機器等に幅広く利用することがで
きる。
出 願 人  日本ペイント株式会社

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塗料樹脂固形分100重量部に対して、香料0.
    1〜10重量部、及び無臭性可塑剤0.5〜10重量部
    を含有することを特徴とする活性エネルギー線硬化型芳
    香性塗料。
  2. (2)塗料樹脂固形分100重量部に対して、香料0.
    1〜10重量部、及び無臭性可塑剤0.5〜10重量部
    を含有する活性エネルギー線硬化型芳香性塗料を塗装後
    、さらに活性エネルギー線硬化型塗料を塗り重ねること
    を特徴とする芳香性塗膜の形成方法。
  3. (3)塗料樹脂固形分100重量部に対して、香料0.
    1〜10重量部、及び無臭性可塑剤0.5〜10重量部
    を添加してなる、加熱残分が90〜100重量%の活性
    エネルギー線硬化型芳香性塗料を塗装後、フラッシュオ
    フを行わずに硬化させることを特徴とする芳香性塗膜の
    形成方法。
JP3913790A 1990-02-20 1990-02-20 活性エネルギー線硬化型芳香性塗料及び芳香性塗膜の形成方法 Pending JPH03243669A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7741266B2 (en) * 2005-06-20 2010-06-22 Rotuba Extruders, Inc. Process for preparing scented cellulosics and products prepared thereby
JP2016511776A (ja) * 2013-01-17 2016-04-21 サン ケミカル コーポレイション 紙および板紙用のecプライマーコーティング

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