JPH03243479A - 自動車の車体前部構造及び車体組立方法 - Google Patents

自動車の車体前部構造及び車体組立方法

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JPH03243479A
JPH03243479A JP2039220A JP3922090A JPH03243479A JP H03243479 A JPH03243479 A JP H03243479A JP 2039220 A JP2039220 A JP 2039220A JP 3922090 A JP3922090 A JP 3922090A JP H03243479 A JPH03243479 A JP H03243479A
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brake pedal
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隆司 梅田
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金光 徳彦
Kosuke Murakami
村上 幸介
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エンジンルームと車室とを仕切るダッシュパ
ネル付近をユニット化する自動車の車体前部構造および
車体組立方法に関するものである。
(従来の技術) 近年、自動車の製造において組立ラインでの組立作業の
容易化、作業ステーション数の減少を図るために、自動
車の各部をユニット化することが試みられている。
例えばヨーロッパ特許公開第81656号明細書に記載
されるように、インストルメントパネル、空調装置、ス
テアリング装置、ダッシュパネルの一部、ブレーキペダ
ル、ブレーキ倍力装置等を一体的にユニット化し、その
ユニットを車体側部のドア開口部を通じて車室内に挿入
し、車室内側からダッシュパネルに対して組付けること
が提案されている。
さらに、特開昭59−206267号公報に記載される
ように、カウルパネル、ダッシュパネルをも含めて一体
的にユニット化し、そのユニットを車体本体前部のフロ
ントウィンド開口部を通じて上側から車体本体に組付け
るものも提案されている。
(発明が解決しようとする課題) ところが、前者の場合には、カウルパネルが車体本体側
に残されているので、カウルパネルに取付けられるワイ
パー装置等をユニット化することができず、組付は作業
性が十分に改善されない。
また、ステアリング装置のステアリングシャフトとブレ
ーキ倍力装置とはダッシュパネルの開口部を通じてエン
ジンルーム側に位置させるようにしているが、ステアリ
ング装置のステアリングシャフトの位置は本来的に定ま
ってくるため、ステアリングシャフトの上側に位置する
ブレーキ倍力装置の位置もステアリングシャフトに干渉
しない位置に必然的に決められる。そして、このように
決定されたブレーキ倍力装置の位置が、カウルパネルに
対し、車体前後方向において重なる場合、それらをダッ
シュパネルの開口部を通じて挿入する際、カウルパネル
にブレーキ倍力装置が干渉しないように、ユニット本体
を上下動させることが必要となり、組付は作業が複雑化
する場合が生じるおそれがある。また、このようなケー
スを避けるためには、車体設計上、カウル位置とブレー
キ倍力装置位置との関係に制限が生じてしまうおそれが
ある。
一方、後者の場合には、ユニットを車体本体上側からフ
ロントウィンド開口部を通じて挿入して組付けるように
なっているので、インストルメントパネルの側部が、フ
ロントウィンド開口部の左右側縁を構成するフロントピ
ラーによる制約を受けて、通常の場合に比して、カット
された形状となり、その側部と車体本体との接続部の構
造が複雑なものとなる。また、上記ユニット側に、車体
横力向の剛性を確保するためのカウル部材が含まれてお
り、ユニットが車体に取付けられても、従来のように、
カウル部材が車体に対し、溶接にて結合されていないた
め、正面衝突時に、従来のユニット化されていない構造
に比して衝突力を支える力が弱く、ユニット全体が後方
の車室内に移動するというおそれもある。
そこで、本発明者らは、先に、インストルメントパネル
の側部形状や耐衝突性能を損なうことなく、組立作業性
を向上させ得るものを提案している(特願平1−333
138号)。この提案のものは、基本的には、車体本体
の左右のフロントピラー間を連結する車幅方向に延びる
閉断面構造の車体側部材(従来のカウルボックス構造の
一部)を車体本体側に残し、この車体側部材の前側に、
カウル部材に少なくともブレーキ倍力装置及びブレーキ
ペダルを組付けてなるカウルユニットを上側から挿入し
て配置するとともに、インストルメントパネル、ステア
リング装置及び空調ユニットを有するインパネユニット
を、車体本体のドア開口から車室内に挿入し、上記閉断
面構造の車体側部材の後側に配置するようにするもので
ある。
ところで、上記ブレーキペダルに対してはかなり大きな
踏込み力がかかるため、その支持剛性を充分に確保する
必要がある。しかし、単に車体本体に対してボルト止め
及び接着剤により固着されるたけのカウルユニットのパ
ネル部材にブレーキペダルをブラケットを介して支持せ
しめるたけでは充分な支持剛性を確保することはできな
い。
方、ブレーキペダルブラケットをカウル部材に取付ける
だけでなく、該ブレーキペダルブラケットにパネル部材
の下方から閉断面構造の車体側部材の下方にまで延びる
延出部を形成し、該延出部を上記車体側部材に取付ける
ようにした場合には、カウルユニットの組付けの際、上
記ブレーキペダルブラケットの延出部と車体側部材との
干渉からカウルユニットを車体側部材の前側に上方から
真直ぐに下して挿入することができなくなり、組付作業
性に支障を来たすという不具合がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、上記カウルユニットの車体本体への
組付を容易にしつつブレーキペダルの支持剛性を高め得
る自動車の車体前部構造及び車体組立方法を提供せんと
するものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、請求項(1)記載の発明は、
自動車の車体前部構造として、車体本体の左右のフロン
トピラー間に車幅方向に延びる閉断面構造の車体側部材
が配設されており、該車体側部材の前側に、車幅方向に
延びるカウル部材に少なくともブレーキ倍力装置及びブ
レーキペダルを組付けてなるカウルユニットが配置され
ることを前提とする。そして、上記ブレーキペダルを支
持するブレーキペダルブラケットを、上記カウル部材に
その下方に位置して取付けられた第1のブラケットと、
一端が該第1のブラケットに、他端が上記車体側部材に
各々連結された第2のブラケットとにより構成するもの
である。
請求項(2)記載の発明は、自動車の車体組立方法とし
て、カウルユニットのカウル部材に、ブレーキペダルブ
ラケットを構成する二つのブラケットのうち一方のブラ
ケットを取付4する行程と、車体本体の左右のフロント
ピラー間に車幅方向に延びて配設された閉断面構造の車
体側部材に、上記二つのブラケットのうちの他方のブラ
ケットの一端を連結する行程と、上記カウルユニットを
上記車体側部材の前側に上側から挿入して配設する行程
と、上記二つのブラケット同士を連結する行程とを有す
る構成にするものである。
(作用) 上記の構成により、請求項(1)記載の発明では、ブレ
ーキペダルが第1のブラケットを介してカウルユニット
(カウル部材)に支持されるだけでなく、第1のブラケ
ットおよび第2のブラケットを介して閉断面構造の車体
側部材にも支持されているので、その支持剛性を充分に
確保することができる。しかも、カウルユニットの車体
本体への組付の際には、予め上記第1のブラケットをカ
ウルユニットのカウル部材に、第2のブラケットを車体
側部材にそれぞれ取付けておけば、ブラケットと車体側
部材との間で部材干渉を招くことなく車体側部材の前側
にカウルユニットを上方から真直ぐに下して挿入するこ
とができる。
また、請求項(2)記載の発明では、カウルユニットを
車体側部材の前側に上方から真直ぐに下して挿入するこ
とにより、カウルユニットの車体本体への組付を容易に
行うことができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図ないし第6図は本発明の第1実施例に係わる自動
車の車体前部構造を示す。
第2図において、1は車体本体であって、エンジンルー
ム2と車室3とを仕切るダッシュパネル4の上部に、車
幅方向に延びる車体側カウル部材5が配設されている。
該車体側カウル部材5の両端部は車体本体1の左右のフ
ロントピラー6.6に固着され、それらを連結している
。尚、ダッシュパネル4はその一部が切除されて開口部
4aとなっている。7.7は左右のフロントフェンダで
ある。
上記車体側カウル部材5の前側にはカウルユニットU1
が上側から挿入して配置されるとともに、後側にはイン
パネユニットU2が車体本体1のドア開口部1aから車
室3内に挿入して配置され、これらのユニットU、、U
2は、いずれも車体本体1に対してボルト止め及び/又
は接着剤により固定されるようになっている。
上記車体側カウル部材5は、第1図に示すように、アッ
パパネル8とロアパネル9とが接合された閉断面構造と
なっている。上記アッパパネル8は、路上下方向に延び
る縦壁部8aと、該縦壁部8aの上縁から後方上向きに
斜めに延びフロントウィンドガラス10の下線部付近を
支持するガラス支持部8bと、該支持部8bの後縁から
後方に延びる土壁部8cとからなる。一方、ロアパネル
9は、アッパパネル8の縦壁部8aの下縁に接合される
下側フランジ部9aと、該フランジ部9aの上縁から後
方に延びる底壁部9bと、該底壁部9bの後縁から立ち
上がって上方に延びる縦壁部9cと、該縦壁部9cの上
縁から後方に延びアッパパネル8の上壁部8cの後縁に
接合される上側フランジ部9dとをからなる。
上記カウルユニットU1は、車幅方向に延びるユニット
側カウル部材11と、該カウル部材11の車体右側部分
に装設されたワイパーユニット12と、ブレーキペダル
13及びブレーキ倍力装置14が取付けられたダッシュ
部材15とを有する。
上記カウル部材11は、第1図に示すように、ダッシュ
パネル4と略同じ位置で上下方向に延びる前壁部11a
と、該前壁部11aの下縁から後方に延びる底壁部11
bと、該底壁部11bの後縁から上方に延びアッパパネ
ル8の縦壁部8aの前側に重合される後壁部11cと、
該後壁部11Cの上縁から後方に延び上記アッパパネル
8のガラス支持部8bの上側に重合されるフランジ部1
1dとを有する。しかして、取付状態において、ユニッ
ト側カウル部材11が車体側カウル部材5の前側に位置
し、該両カウル部材11.5によって従来の構造のカウ
ルボックスを構成することになる。
また、上記ダッシュ部材15は、上記ユニット側カウル
部材11の底壁部11bの下面でダッシュパネル4の開
口部4aに対応した位置に固着され、カウルユニットU
1が車体本体1に取付けられた状態において、ダッシュ
パネル4の開口部4aを閉塞してダッシュパネル4の一
部を構成し、開口部4aの周縁部に対してはウレタン接
着剤17を介して接着されるようになっている。
また、ダッシュ部材15は前側に突出する凸部15aを
有し、該凸部15aには、ブレーキ倍力装置14がエン
ジンルーム2・に臨んで取付けられているとともに、第
1のブラケット18を介してブレーキペダル13が支持
されている。上記ブレキペダル13は、更に第2のブラ
ケット19を介して車体側カウル部材5にも支持されて
おり、上記第1及び第2のブラケット18.19により
、ブレーキペダル13を支持するブレーキペダルブラケ
ット20が構成されている。
上記第1のブラケット18は、第3図にも示すように、
カウル部材11の底壁部11bと対向する土壁部18a
と、該土壁部18aの左右両側縁から各々下方に延びる
左右一対の側壁部18b。
18bと、上記土壁部18aの前縁から下方に延びかつ
上記各側壁部18b、18bと側縁同士を突合わせ接合
された前壁部18cとを有する。上記前壁部18cは、
ダッシュ部材15の凸部15aに対して、円管よりなる
スペーサ部材21.21により所定の間隔を隔てて対向
し、かつブレーキ倍力装置14から上記各スペーサ部材
21内を通して車室側に突出するスタッドボルト22に
ナツト23を螺合締結することにより固定されている。
また、上記第2のブラケット19は、第4図にも示すよ
うに、車体側カウル部材5の下方で後方上向きに傾斜す
る傾斜壁部19aと、該傾斜壁部19gの左右両側縁か
ら上方に延びる左右一対の側壁部19b、19bと、上
記傾斜部19a及び左右両側壁部19b、19bの上縁
に亘って形成され車体側カウル部材5のロアパネル9の
底壁部9bに接合されたフランジ部19cと、上記両側
縁部19の前縁からユニット側カウル部材11の下方に
まで延出する左右一対の延出部19d、19dとを有す
る。そして、上記左右の延出部19d、19d間に上記
第1のブラケット18における左右の側壁部18b、1
8bが位置し、これらの側壁部18b、19bを貫通す
る前後二つのボルト24a、25a及びこれらと螺合す
るナツト24b、25bにより両者が連結されている。
また、ブレーキペダル13の上端には円管よりなる支軸
26が車幅方向に貫通しかつ回転一体に設けられ、該支
軸26内に上記ボルト25aを挿通せしめることにより
、ブレーキペダル13が支軸26(ボルト25a)の軸
心回りに回動可能に支持されている。
一方、インパネユニットU2は、インストルメントパネ
ル41、ステアリング装置42及び空調ユニット43を
有する(第2図参照)。上記インストルメントパネル4
1の前側において車幅方向に延びる円管よりなるインパ
ネメンバ44が配設され、第5図及び第6図に示すよう
に、インパネメンバ44の両端部に取付ブラケット45
が固設されている。一方、車体本体1側は、ドア開口部
1aにおいて、フロントピラー6の下側にサイドフレー
ムアウタ46とヒンジピラーインナ47との接合により
車体上下方向に延びる閉断面構造が構成され、該ヒンジ
ピラーインナ47に、車室内に突出する中空状のインパ
ネブラケット48が固設されている。インパネブラケッ
ト48の内面にはナツト49が固着されており、該イン
パネブラケット48のナツト49に上記インパネメンバ
44の取付ブラケット45が、ボルト50により締結固
定されるようになっている。しかして、インバネユニッ
I−U2か車体本体1に締結固定された後、インパネユ
ニットU、の側部にインパネサイド51が取付けられる
尚、第5図中、52はサイドデミスタである。
また、ステアリング装置42のステアリングシャフト6
1は、図示していないがブラケットを介してインパネメ
ンバ44に支持されているとともに、ステアリングシャ
フト61の下端部には取付ブラケット63が設けられ、
該ブラケット63はダッシュパネル4に固定されるよう
になっている。
第1図において、ブレーキペダル13にはブレキ倍力装
置14の操作ロッド14aが連結されていて、ブレーキ
ペダル13の踏込み動作によりブレーキ倍力装置14が
作動するようになっている。また、フロントウィンドガ
ラス10は、少なくともカウルユニットU1が車体本体
1に取付けられた後、ウレタン接着剤65を用いて車体
本体1のウィンド開口部1aに対して取付けるようにな
っている。ウレタン接芒剤65は、少なくとも重体側カ
ウル部材5のアッパパネル8の支持部8b及びユニット
側カウル部材11のフランジ部11dに対して塗布され
、カウル部材11と車体本体]との接合部におけるシー
ルをも図るようになっている。
次に、自動車の車体組立方法、特に、上記カウルユニッ
)Ulの車体本体1への組付方法について説明する。
予め、組付けるべきカウルユニットU1を用意する。該
カウルユニットU1は、カウル部材11に対して、ワイ
パーユニット12を取付けるとともに、ダッシュ部材1
5を介してブレーキ倍力装置14及びブレーキペダルブ
ラケット(第1のブラケット)18等を組付けることに
より構成する。
一方、車体本体1においては、カウルユニットU1の組
付けに先立って、車体側カウル部材5のロアパネル9の
底壁部9bにブレーキペダルブラケット(第2のブラケ
ット)19のフランジ部19Cを接合してブレーキペダ
ルブラケット19を、その延出部19d、19dか車体
側カウル部材5の下方から前方に突出した状態に取付け
る。
そして、先ず、車体本体1に対し、上側から、カウルユ
ニットU1を車体側カウル部材5の前側に挿入し、ユニ
ット側カウル部材11の後壁部11Cを車体側カウル部
材5のアッパパネル8の縦壁部8aに、ユニット側カウ
ル部材11のフランジ部11dをアッパパネル8のガラ
ス支持部8Cにそれぞれ重合させ、その状態でボルト(
図示せず)にてカウル部材11つまりカウルユニットU
1を車体本体1に締結して固定する。
この際、ユニット側のブレーキペダルブラケット18は
、カウル部材11の下方にのみ位置して設けられるので
、該ブラケット18が車体側カウル部材5と部材干渉を
起こすことはない。また、車体本体1(カウル部材5)
側のブレーキペダルブラケット19の延出部19d、1
9dはカウル部材11の下方から前方に突出するが、カ
ウルユニットU1の組付けではその延出部19d、1.
9d間に上記ユニット側のブレーキペダルブラケット1
8が上方から挿入配置されるだけである。従って、両ブ
レーキペダルブラケット18.19の制約を受けること
なく、カウルユニットU1を真直ぐに下して車体側カウ
ル部材5の前側に容易に挿入配置することができ、その
組付作業性を高めることができる。
その後、上記両ブレーキペダルブラケット18゜19の
重合する部分、つまりブラケット18の両側壁部18b
218bとブラケット19の両延出部19d、19dと
をボルト24a、25a及びナツト24b、25bによ
り締結して連結する。
その際、ブレーキペダル13上端の支軸26をブラケッ
ト18の両側壁部18b、18b間に配置し、該支軸2
6内に上記ボルト25aを挿入してブレーキペダルブラ
ケット18.19同士の連結を行う。
この場合、上記ブレーキペダル13は、ブラケット】8
及びダッシュ部材15を介してユニット側カウル部材1
1に支持されるたけでなく、二つのブラケット18.1
9を介して閉断面構造の車体側カウル部材5にも支持さ
れるので、その支持剛性を高めることができる。
第7図は本発明の第2実施例を示す。この第2実施例の
場合、二つのブレーキペダルブラケットのうち第1のブ
ラケット18は、その前壁部18Cにてダッシュ部材1
5に固定されているだけでなく、土壁部18aも、ユニ
ット側カウル部材11の底壁部11bの下面に固着され
た取付プレート7]に対してボルト及ナツト72により
締結して固定されており、よって、ブラケット18のユ
ニット側カウル部材11に対する取付強度ひいてはブレ
ーキペダル13の支持剛性をより高めるようにしている
。尚、車体前部構造のその他の構成は、第1実施例の場
合と同じであり、同一部材には同一符号を付してその説
明は省略する。また、取付プレート71に対するブラケ
ット18の上壁部18aの固定方法としては、ボルト及
ナツト72による締結の代わりに溶接を用いてもよい。
また、第8図及び第9図は本発明の第3実施例を示す。
この第3実施例の場合、ブレーキペダルブラケット20
の二つのブラケット18.19は、ユニット側カウル部
材11の底壁部11bの下面に固着された取付プレート
71に対してボルト及ナツト73で共締めすることによ
り連結されており、また、ブレーキペダル13は、その
共締め箇所とは別の部位で第1のブラケット18に支軸
74を介して回動可能に支持されている。共締め箇所に
おいては、第1のブラケット18の上壁部18aの側縁
に側壁部18bより側方に突出する突出部18dが、第
2のブラケット19の延出部19dの上縁に車幅方向外
向きに水平に延びるフランジ部19eがそれぞれ形成さ
れ、この両者18d、19eを重ね合わせて取付プレー
ト71に当接り2、この三者をボルト及ナツト73によ
り締結するようになっている。尚、車体前部構造のその
他の構成は、第1実施例の場合と同じであり、同一部材
には同一符号を付してその説明は省略する。
そして、上記第2及び第3実施例のいずれの場合におい
ても、第1実施例の場合と同様に、車体本体1に対する
カウルユニットU1の組付作業性を良好にしながら、ブ
レーキペダル13の支持剛性を高めることができるのは
勿論である。
(発明の効果) 以上の如く、本発明における自動車の車体前部構造及び
車体組立方法によれば、ブレーキペダルブラケットをカ
ウルユニット側のブラケットと閉断面構造の車体側部材
に連結されるブラケットとにより構成して、ブレーキペ
ダルがカウルユニットと車体側部材との両方に支持され
るので、カウルユニットの組付作業性を良好にすること
ができるとともに、ブレーキペダルの支持剛性を高める
ことができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図ないし第6
図は第1実施例を示し、第1図はカウルユニットを車体
本体に取付けた状態の断面図、第2図は車体本体とカウ
ルユニット及びインパネユニットの関係を示す斜視図、
第3図はカウルユニットの車体本体への取付状態を示す
斜視図、第4図は第2のブラケットの取付状態を示す斜
視図、第5図はインパネユニットの車体本体への取付構
造を示す分解斜視図、第6図は第5図のA−A線におけ
る断面図である。第7図は第2実施例を示す第1図相当
図である。第8図及び第9図は第3実施例を示し、第8
図は第1相当図、第9図は第8図のB−B線における断
面図である。 Ul・・・カウルユニット 1・・・車体本体 5・・重体側カウル部材 6・・フロントビラ 11・・・ユニット側カウル部材 13・・・ブレーキペダル 14・・・ブレーキ倍力装置 18・・・第1のブラケット 19・・・第2のブラケット 20・・・ブレーキペダルブラケッ (車体側部材) ト −584− 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車体本体の左右のフロントピラー間に車幅方向に
    延びる閉断面構造の車体側部材が配設されており、該車
    体側部材の前側に、車幅方向に延びるカウル部材に少な
    くともブレーキ倍力装置及びブレーキペダルを組付けて
    なるカウルユニットが配置された自動車の車体前部構造
    において、上記ブレーキペダルを支持するブレーキペダ
    ルブラケットは、上記カウル部材にその下方に位置して
    取付けられた第1のブラケットと、一端が該第1のブラ
    ケットに、他端が上記車体側部材に各々連結された第2
    のブラケットとからなることを特徴とする自動車の車体
    前部構造。
  2. (2)カウルユニットのカウル部材に、ブレーキペダル
    ブラケットを構成する二つのブラケットのうち一方のブ
    ラケットを取付ける行程と、車体本体の左右のフロント
    ピラー間に車幅方向に延びて配設された閉断面構造の車
    体側部材に、上記二つのブラケットのうちの他方のブラ
    ケットの一端を連結する行程と、上記カウルユニットを
    上記車体側部材の前側に上側から挿入して配設する行程
    と、上記二つのブラケット同士を連結する行程とを有す
    ることを特徴とする自動車の車体組立方法。
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