JPH0324294Y2 - - Google Patents

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JPH0324294Y2
JPH0324294Y2 JP1988023695U JP2369588U JPH0324294Y2 JP H0324294 Y2 JPH0324294 Y2 JP H0324294Y2 JP 1988023695 U JP1988023695 U JP 1988023695U JP 2369588 U JP2369588 U JP 2369588U JP H0324294 Y2 JPH0324294 Y2 JP H0324294Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、災害発生現場などで用いられるプラ
ズマ切断機に関する。
〔従来の技術〕
従来、プラズマ切断機は、迅速な切断が望まれ
る交通事故、火災などの種々の災害の発生現場で
用いられるこことが多い。
ところで、発生現場によつては商用交流電源か
らの給電を受けられないことがある。
そして、商用交流電源からの給電が受けられな
い発生現場では、プラズマ切断機の代わりにガス
切断機を用いるか、又はエンジン発電機から給電
することが行われている。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、ガス切断機を用いたときは、プラズ
マ切断機を用いたときのような迅速な切断が行な
えず、作業性が低下する問題点がある。
また、エンジン発電機から給電してプラズマ切
断機を用いる場合は、発電機の駆動などの準備に
時間を要し、直ちに切断を開始することができ
ず、速応性に欠ける問題点がある。
本考案は、交流電源からの給電の有、無によら
ず使用可能なプラズマ切断機を提供することを目
的としている。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するための手段を、実施例に対
応する第1図を参照して以下に説明する。
本考案は、交流電源からの入力交流を整流、平
滑して直流に変換する入力側直流変換部1と、 前記入力側直流変換部1の後部に設けられ、入
力直流を高周波交流に変換する高周波変換部2
と、 前記高周波交流を整流、平滑してプラズマ切断
用の直流に変換する出力側直流変換部3と、 前記高周波変換部2の入力側に放電路用のダイ
オード4を介して接続された蓄電池5と、 前記ダイオード4に並列に設けられた前記蓄電
池5の充電手段としての充電路用のダイオード
6、充電制御用のトランジスタ7と を備えたプラズマ切断機を提供するものであ
る。
〔作用〕
したがつて、交流電源から給電されるときは、
変換部1の直流にもとづき、変換部3からプラズ
マ切断用の直流が出力されるとともに、ダイオー
ド6、トランジスタ7を介して蓄電池5が充電さ
れる。
また、交流電源から給電されないときは、蓄電
池1の直流にもとづき、変換部3からプラズマ切
断用の直流が出力される。
〔実施例〕
つぎに、本考案を、その1実施例を示した第1
図とともに詳細に説明する。
8は商用交流電源などの交流電源からの交流の
入力端子、9は入力端子8の入力交流を整流する
入力側整流器、10,11は整流器9の正、負出
力端子間に直列に設けられた平滑用の2個のコン
デンサであり、整流器9とともに入力側直流変換
部1を形成している。
12,13はNPN型の2個のスイツチングト
ランジスタであり、トランジスタ12のコレク
タ、トランジスタのエミツタが整流器9の正、負
出力端子それぞれに接続されるとともに、トラン
ジスタ12のエミツタとトランジスタ13のコレ
クタとが接続され、変換部7の出力直流を1〜
20KHzの高周波交流に変換する。14は1次巻線
14a及び中間タツプ付き2次巻線14bを備え
た変換器であり、1次巻線14a一端がトランジ
スタ12のエミツタ、トランジスタ13のコレク
タの接続点に接続されるとともに、1次巻線14
aの他端が直流成分除去用のコンデンサ14′を
介してコンデンサ10,11の接続点に接続さ
れ、トランジスタ12,13とともに高周波変換
部2に形成している。
15は2次巻線14bの中間タツプと負出力端
子16との間に設けられた高周波発生回路であ
り、起動スイツチ(図示せず)がオンされる起動
時にアーク起動用の高周波高電圧を直流に重畳し
て出力する。17,18はアノードが2次巻線1
4bの両端それぞれに接続された整流用の2個の
ダイオードであり、出力側整流器を形成してい
る。19は一端がダイオード17,18のカソー
ドに接続された平滑用のリアクトルであり、ダイ
オード17,18とともに出力側直流変換部3を
形成している。
20はリアクトル19の他端と正出力端子21
との間に設けられた電流検出器であり、変流器な
どからなり、出力端子16,21から切断負荷に
供給されるプラズマアーク電流を検出する。
22は1対の入力端子がコンデンサ10,11
の直列回路の両端それぞれに接続されたDC/DC
コンバータであり、変換部2の入力交流を後述の
高周波変換制御回路、充電制御回路それぞれの駆
動直流に変換する。
23は検出器20の検出信号が入力される高周
波変換制御回路であり、検出器220とともに定
電流制御の帰還路を形成し、コンバータ22の駆
動直流によつて駆動され、検出信号と内部設定さ
れた基準信号との比較にもとづき、トランジスタ
12,13のベースに高周波スイツツチングの駆
動制御信号を出力する。
4はカソードが整流器9の正出力端子、すなわ
ちトランジスタ12のコレクタに接続された放電
路用のダイオード、5は陽極がダイオード4のア
ノードに接続された蓄電池であり、陰極が整流器
9の負出力端子、すなわちトランジスタ13のエ
ミツタに接続されている。6はアノードがダイオ
ード4のカソードに接続された充電路用のダイオ
ード、7はコレクタがダイオード6のカソードに
接続されたNPN型のスイツチングトランジスタ
であり、エミツタが蓄電池5の陽極に接続され、
ダイオード6ととも充電手段を形成している。
24はコンバータ22の駆動直流が供給される
充電制御回路であり、トランジスタ7のベースに
高周波スイツチングの駆動制御信号を出力する。
なお、出力端子6,21は切断負荷を形成する
プラズマトーチの電極、被切断物それぞれに接続
される。
そして、入力端子8が商用交流電源などに接続
される交流給電時は、入力端子8の入力交流が整
流器9、コンデンサ10,11で整流、平滑さ
れ、入力交流にもとづく直流が変換部2及びコン
バータ22に供給される。
このとき、トランジスタ12,13の高周波ス
イツチングにもとづき、変圧器14から1〜20K
Hzの高周波交流が出力されるととも、該高周波交
流がダイオード17,18、リアクトル19によ
つて整流、平滑され、プラズマ切断用の直流が形
成される。
そして、プラズマトーチなどに設けられた起動
スイツチをオンすると、出力端子16,21と負
荷との間が閉成されるとともに発生回路15が起
動され、出力端子16,21間、すなわち電極、
被切断物間に、直流に重畳した高周波高電圧が印
加され、電極、被切断物間にアークが発生する。
さらに、アークが発生すると、電極、被切断物
間に直流のプラズマアーク電流が流れ、プラズマ
アークによる熱エネルギーの高い集中により、被
切断物が迅速に切断される。
また、プラズマアーク電流が検出器20で検出
され、検出器20から制御回路23に、プラズマ
アーク電流に比例した検出信号が出力される。
そして、制御回路23により、検出信号が基準
信号に一致するように、トランジスタ12,13
の駆動制御信号の周波数が可変制御され、プラズ
マアーク電流が定電流制御される。
ところで、入力交流を整流、平滑して形成され
た直流の電圧は、蓄電池5の定格電圧より少し高
い電圧に設定されている。
そのため、ダイオード4が逆バイアスされてオ
フするとともに、形成された直流がダイオード
6,トランジスタ7の充電路を介して蓄電池5に
供給され、蓄電池5が浮動充電される。
なお、制御回路24の駆動制御信号により、ト
ランジスタ7は高周波スイツチングをくり返す。
一方、入力端子8が商用交流電源などの交流電
源に接続されない交流非給電時は、ダイオード4
がオンし、蓄電池5がダイオード4を介して放電
し、蓄電池5の直流が変換部2、コンバータ22
に供給される。
そして、変換部2の変換などにもとづき、交流
給電時と同様にしてプラズマ切断用の直流が形成
され、被処理物が切断される。
したがつて、交流電源の給電の有、無によらず
使用することができ、商用交流電源からの給電が
不可能な災害現場でも、たとえば、現場に搬入す
るまで蓄電池5を交流電源で充電することによ
り、蓄電池5の直流にもとづき、搬入後に、エン
ジン発電機などの外部交流電源から給電すること
なく、直ちにプラズマ切断を開始して迅速に被切
断物を切断することができる。
また、変換部2の高周波変換により、電源の利
用効率が向上するとともに軽量化などが図れ、機
動性が向上する。
なお、蓄電池5にはシール型の蓄電池を用いる
ことが望ましい。
一方、各変換部1〜3の構成などが実施例と異
なつていてもよいのは勿論である。
〔効果〕
以上のように、本考案のプラズマ切断機による
と、交流電源から給電されるときには、入力交流
を利用してプラズマ切断用の直流が形成され、交
流電源から給電されないときには、内蔵の蓄電池
を利用してプラズマ切断用の直流が形成され、し
かも、交流電源からの給電中に蓄電池が充電され
交流電源からの給電の有、無によらず使用するこ
とができ、災害発生現場などでの切断作業を迅速
に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のプラズマ切断機の1実施例の
ブロツク結線図である。 1……入力側直流変換部、2……高周波変換
部、3……出力側直流変換部、4,6………放電
路用、充電路用のダイオード、5……蓄電池、7
……充電制御用のトランジスタ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 交流電源からの入力交流を整流、平滑して直流
    に変換する入力側直流変換部と、 前記入力側直流変換部の後段に設けられ、入力
    直流を高周波交流に変換する高周波変換部と、 前記高周波交流を整流、平滑してプラズマ切断
    用の直流に変換する出力側直流変換部と、 前記高周波変換部の入力側に放電路用のダイオ
    ードを介して接続された蓄電池と、 前記ダイオードに並列に設けられた前記蓄電池
    の充電手段と を備えたプラズマ切断機。
JP1988023695U 1988-02-23 1988-02-23 Expired JPH0324294Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988023695U JPH0324294Y2 (ja) 1988-02-23 1988-02-23

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JP1988023695U JPH0324294Y2 (ja) 1988-02-23 1988-02-23

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JPH01128974U JPH01128974U (ja) 1989-09-01
JPH0324294Y2 true JPH0324294Y2 (ja) 1991-05-27

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JP1988023695U Expired JPH0324294Y2 (ja) 1988-02-23 1988-02-23

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02148791U (ja) * 1988-12-28 1990-12-18

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JPH01128974U (ja) 1989-09-01

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