JPH0324258Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0324258Y2
JPH0324258Y2 JP1985063639U JP6363985U JPH0324258Y2 JP H0324258 Y2 JPH0324258 Y2 JP H0324258Y2 JP 1985063639 U JP1985063639 U JP 1985063639U JP 6363985 U JP6363985 U JP 6363985U JP H0324258 Y2 JPH0324258 Y2 JP H0324258Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liner
sliding
main
chips
body frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985063639U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61182635U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985063639U priority Critical patent/JPH0324258Y2/ja
Publication of JPS61182635U publication Critical patent/JPS61182635U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0324258Y2 publication Critical patent/JPH0324258Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Forging (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案は、パンチとそれに対応するダイス金型
とで金属素材を鍛圧して粗から精へと連続多段式
にボルトやナツトその他の金属パーツ類等を圧造
成形するホーマ、特にその本体フレームに嵌合さ
れて往復摺動するラムの摺動面間に設けられるラ
イナー構造に関する。
(先行技術の説明) 本体フレームとラムの摺動面は激しい摺動摩擦
によつて非常に摩耗し易く、早期に偏摩耗するの
で、これを防ぐためにライナー表面に超硬チツプ
を設けて摩耗の度合いをおさえるようにすること
は、一般に知られているが、潤滑油の供給を別途
に考慮しないと局部的な摩耗を生じて偏荷重に耐
えることができなくなる。そのため従来は、摺動
面に油溝を設けて絶えず摺動面に注油を行わねば
ならないが、実際には高速運転で激しい運動のた
め摺動面全体に均等に潤滑油を施すことは困難で
ある。特にライナー表面は超硬チツプが小間隔に
多数設けられている為にチツプ部分を避けた全表
面に網目状の油溝を形成することはスペースの関
係で困難であり、而も潤滑油はこれを塗布した面
に金属粉や、ごみ、ホコリが附着し易く、それが
原因で摺動面に傷がつき易いといつた事態を避け
得ない欠点がある。
(考案の目的) 本考案はこのような従来の欠点に対処したもの
で、その目的の第1はライナー表面を耐摩耗、耐
油性に形成することのできるホーマにおけるライ
ナー構造を提供することであり、第2の目的は超
硬チツプを有するライナー表面に油溝のような加
工を要しないで簡単確実に無給油で潤滑機能を有
するホーマにおけるライナー構造を提供すること
である。又第3の目的はライナー表面に金属粉等
の附着による傷がつかないようにして耐久性の大
きいライナー構造を提供する点にあり、さらに今
一つの目的は超硬チツプの量を少くしてコストの
低減を図り、実用的で実施化の容易なホーマにお
けるライナー構造を提供することにある。
(考案の構成) 上記目的を達成するために、本考案におけるホ
ーマのライナー構造は、本体フレームに嵌合され
てクランク運動により往復摺動するラムと本体フ
レームの摺動面間に相対向するようにライナーを
介装したホーマにおけるライナー構造であつて、
平板状のライナー主板の摺動面に、円形又は長円
形の複数の凹所を間隔をおいて縦横に列設し、そ
の各凹所に表面をライナー主板の表面より若干突
出して突出部の面が面一となるように超硬合金か
らなる超硬チツプを篏設するとともに、各超硬チ
ツプの面に含油合金材を超硬チツプと面一に埋設
固化してなり、前記相対向するライナー主板両面
の超硬チツプを摺動時に斜交状に接するように互
いに逆向き傾斜に配列してなるものである。
(実施例) 本考案の好ましい実施例を次に示す。第1図は
ホーマにおける本体フレーム1とラム2との摺動
部位を正面から示しており、ライナー主板3は平
板状のものを1枚、又は2枚を対にしてその一方
は本体フレーム1側に、他方はラム2側に夫々嵌
合固定させられている。超硬チツプ4は謂ゆる超
硬合金からなる固形片で円形又は長円形に形成
し、これをライナー主板3の表面に所要の小間隔
を保つて列設された多数の凹所5,5……に夫々
個別に強制圧入で嵌着されるようにする。
夫々の超硬チツプ4は表面をライナー主板3の
表面より若干突出して面一に揃うようにする。
含油合金材6は、前記各超硬チツプ4の表面に
浅い窪み7を形成してその中に超硬チツプ4の面
と面一に埋設し一体に固化させる。この含油合金
材6は二硫化モリブデン(MoS2)を主剤とした
ものを硬化させたもので、一般に含油合金として
無給油メタル等に利用さされるものである。
(作用) 第3図は超硬チツプ4を有する表面同志を摺動
面となるようにライナー主板3,3′を対向させ
た状態を平面透視図として示しており、同図に示
すように両面のチツプ4,4′は謂ゆるセブラ模
様状に配列し対向するものが交叉するように形成
している。
即ち、相対向するライナー主板3,3′両面の
超硬チツプ4,4′は、摺動時に斜交状に接する
ように互いに逆向き傾斜に配列する。
このような配列によつて、ライナー主板3がラ
ム2の移動により摺動すると、超硬チツプ4,
4′が一端より重合して離間すると離間しない間
に次位のものが順次に重合していくように縦横の
間隔を規定する。したがつて常に、超硬同志が摺
接するので偏摩耗を防ぐことができる。
(効果) 本考案は上述のように平板状のライナー主板
3,3′の摺動面に、円形又は長円形の複数の凹
所5,5……を間隔をおいて縦横に列設し、その
各凹所5に表面をライナー主板3,3′の表面よ
り若干突出して突出部の面が面一に揃うように超
硬合金からなる超硬チツプ4,4……を篏設する
とともに、各超硬チツプ4の面に含油合金材6を
超硬チツプ4と面一に埋設固化してなり、前記相
対向するライナー主板3,3′両面の超硬チツプ
4,4′を摺動時に斜交状に接するように互いに
逆向き傾斜に配列したので、摺動面に油溝を形成
してこれより注油を行つたりする必要がなく、半
永久的に無給油で潤滑作用を行わせることができ
るとともに、特にライナー主板の各超硬チツプ
は、互いに対向するもの同志が摺動時に斜交状に
接して途切れることがないように縦横の間隔を規
定して配列されている為に常に超硬同志が摺接す
ることになつて偏摩耗を防ぐことができる。而も
含油合金材は、ライナー主板に篏設した超硬チツ
プの表面に埋設固化されている為に潤滑作用が支
障なく円滑確実に行なわれるとともに、高価な超
硬材料の節減になりコスト的にも有利である等の
実用的効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示すもので、その第
1図はホーマにおけるラム嵌合部の縦断正面図、
第2図は本体フレームとラムの摺動面間の一部拡
大断面図、第3図はライナー主板の摺動状態を示
す平面図、第4図はライナー主板の第2実施例を
示す要部平面図、第5図は同断面図である。 1……本体フレーム、2……ラム、3,3′…
…ライナー主板、4,4′……超硬チツプ、5…
…凹所、6……含油合金材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体フレーム1に嵌合されてクランク運動によ
    り往復摺動するラム2と本体フレーム1の摺動面
    間に相対向するようにライナーを介装したホーマ
    におけるライナー構造であつて、平板状のライナ
    ー主板3,3′の摺動面に、円形又は長円形の複
    数の凹所5,5′……を間隔をおいて縦横に列設
    し、その各凹所5に表面をライナー主板3,3′
    の表面より若干突出して突出部の面が面一に揃う
    ように超硬合金からなる超硬チツプ4,4……を
    篏設するとともに、各超硬チツプ4の面に含油合
    金材6を超硬チツプ4と面一に埋設固化してな
    り、前記相対向するライナー主板3,3′両面の
    超硬チツプ4,4′を摺動時に斜交状に接するよ
    うに互いに逆向き傾斜に配列してなることを特徴
    とするホーマにおけるライナー構造。
JP1985063639U 1985-04-26 1985-04-26 Expired JPH0324258Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985063639U JPH0324258Y2 (ja) 1985-04-26 1985-04-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985063639U JPH0324258Y2 (ja) 1985-04-26 1985-04-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61182635U JPS61182635U (ja) 1986-11-14
JPH0324258Y2 true JPH0324258Y2 (ja) 1991-05-27

Family

ID=30593977

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985063639U Expired JPH0324258Y2 (ja) 1985-04-26 1985-04-26

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0324258Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5528355U (ja) * 1978-08-14 1980-02-23
JPS59208219A (ja) * 1983-05-09 1984-11-26 Toshiba Eng Co Ltd 固体潤滑軸受

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5528355U (ja) * 1978-08-14 1980-02-23
JPS59208219A (ja) * 1983-05-09 1984-11-26 Toshiba Eng Co Ltd 固体潤滑軸受

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61182635U (ja) 1986-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4420193A (en) Linear ball bearing unit
CN100567751C (zh) 薄壁双金属自润滑轴承的制造方法
JPH0324258Y2 (ja)
JPH0232488B2 (ja)
JPH0421841Y2 (ja)
JPH11223219A (ja) すべり軸受
CN2284312Y (zh) 自润滑双金属复合轴承
JP2585723Y2 (ja) スラスト滑り軸受
JPH0134696B2 (ja)
JPH0324259Y2 (ja)
DE4312758B4 (de) Pressenführungsgestell
EP1389700A3 (de) Lageranordnung und ein zu deren Herstellung bestimmtes Verfahren
CN212042023U (zh) 一种下工作辊滑动式轴承座
JPH0614953Y2 (ja) プレス機械のコンバインド軸受装置
CN217701187U (zh) 一种曲轴锻件预成型模具
CN216306494U (zh) 一种带滑块的导向底座
CN2486773Y (zh) 烧结双金属轴向推力轴承
JPS6238223Y2 (ja)
JPH0123638Y2 (ja)
JP3014754U (ja) 多段式圧造成形機
JPS634694Y2 (ja)
SU1407641A2 (ru) Штамп дл безоблойной штамповки
JPH04246210A (ja) エンジンのバルブリフタの製造法
JPH0619854Y2 (ja) 固体潤滑直線案内軸受
JPH09144763A (ja) 深溝玉軸受