JPH0324172A - 粘着剤層の発泡防止方法 - Google Patents
粘着剤層の発泡防止方法Info
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- JPH0324172A JPH0324172A JP16018789A JP16018789A JPH0324172A JP H0324172 A JPH0324172 A JP H0324172A JP 16018789 A JP16018789 A JP 16018789A JP 16018789 A JP16018789 A JP 16018789A JP H0324172 A JPH0324172 A JP H0324172A
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Landscapes
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- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、粘着フィルムの性能の改着に関するものであ
り更に詳しくは、発泡を防止するための基材フィルムの
洗浄方法に係わるものである。
り更に詳しくは、発泡を防止するための基材フィルムの
洗浄方法に係わるものである。
（従来の技術）
近年、粘着フィルムは、光学材料をはしめ、電子材料、
工業材料などあらゆる分野において使用ざれている。
工業材料などあらゆる分野において使用ざれている。
特に、光学材料、電子機器材料に用いられる粘着フィル
ムには、高い性能が求められるものが多い。
ムには、高い性能が求められるものが多い。
その中の一つの用途として、液晶表示装置に使用される
、偏光フィルムがある。
、偏光フィルムがある。
現在、偏光膜の少なくとも一力の表面に保護層を形威し
てなる偏光フィルムを液晶表示セルと姐み合わせでなる
液晶表示装置は薄形、軽量、低電圧動作、低消費電力等
の特長を生かして、時８Ｌ電卓等の小型物品から出動車
表示盤、馴測器、端末表示機器等の大型物品のような高
温、低湿の条件下での耐久性が必要とされる用途への適
用が試みられるにつれ、耐熱、耐湿性の優れた液晶表示
装置への要求が高まってきている． しかしながら、現在、優れた耐久性を有していることの
目安となる信頼性テストにおいて、粘着剤層と偏光フィ
ルム又は液晶表示セルとの界面で発泡が起生し、人間が
視覚によって認識する液晶表示としては表示機能を低下
させて使用に耐えないという問題がある． これらの問題を解決する方法として、従来、液晶表示セ
ルと偏光フィルムとの間に空間を設ける方法（実開昭５
５−９１５１５） 、また、粘着剤組或物に官能基を有
する有機ケイ素単量体を配合した混合物を液晶表示セル
との接着に用いる方法（特開昭５７−１９５２０８）、
等がある． ところが、空間を設ける方法は、コントラストの低下の
問題、また、液晶表示装置の特長である薄形、軽量性の
観点から好ましくない．粘着剤組威物に有機ケイ素単量
体を配合した混合物を使用する方法は、発泡の根本的な
防止という面から未だ十分ではない．これらの先行技術
は、いずれも粘着剤層を構戒する物質自体の発泡を問題
としており、本発明とは観点を異にするものである．（
発明の目的） 本発明は以上のような現状にかんがみ、偏光フィルムを
は．しめ高精度の分野に用いられる粘着フィルムが、高
温、低湿条件下における信頼性テストにおいても優れた
耐久性を有するための発泡の防止方法を提供することを
目的としてなされたものである． （Ｒ題を解決するための手段） 本発明者達は、かかる発泡が起生ずる原因について種々
検討を行ったところ、発泡が高温或いは低湿下での粘着
フィルムのベースフィルムから発生する気体に起因する
ことを見い出した。すなわち、低沸点の溶剤を使用して
或膜されたフィルム中に残存している溶剤が、高温など
の環境下で気化し、粘着剤層に移行することにより発泡
現象を生じさせている． そこで、発泡の起生原因である気化性の溶剤を除去する
ため基材フィルムを水もしくは、アルコ−ル含有水にお
いて超音波洗浄することにより発泡の起生が阻止できる
ことを見い出し、この発明に至ったものである．本発明
に用いられる超音波洗浄には、高周波出力２５０Ｗ、発
振周波数２７Ｋ一の洗浄器を用いることができる．また
、粘着剤層としては、一般の粘着フィルムに使用される
アクリル系粘着剤などが使用される． この発明を実施するに当って使用される基材フィルムの
代表的な例として、ポリビニルアルコールーヨウ素系偏
光膜の少なくとも一方の表面に光学的透過性を有する材
料からなる保護層を設けてなる偏光フィルムが挙げられ
る．偏光膜表面に保ｒｒＬＮとして用いられるフィルム
は、二酢酸セルロース、三酢酸セルロース、のようなセ
ルロース系フィルムがあるが、必ずしもそれらに限定さ
れるものではない． 以下、この発明の実施例を示す． （実施例） ポリビニルアルコールーヨウ素系偏光膜の両面を三酢酸
セルロースフィルムではり合わせた市販の偏光フィルム
を用いてエタノール含有水（エタノール含有率１０％）
中で超音波洗浄処理（高周波出力２５０−、発振周波数
２７ＫＨＺの洗浄器を使用）を行った。かかる処理をし
た偏光フィルムの片面にアクリル系の粘着剤層を設けた
後、ガラス板に貼合、第一表に示す所定条件下において
、耐熱性及び耐湿性の信頼テストを行い、その発泡の有
無を肉眼で確認した．比較例として、洗浄処理を施さな
い偏光フィルムのテスト結果も併せて第一表に示す． 第−表 １００ ゜Ｃ 耐熱性 ９０゛Ｃ ８０ ゜Ｃ ８０ ’Ｃ ９０χｔｉｌｌ 耐冫１奮熱性 ６０℃９０′ＩＲｌ１ ６０ ゜Ｃ ７０χＲｌ｛ 実施例 １０００１＋ｒｓ Ｏ １０００ｈｒｓ Ｏ ｉ．ｏ００ｈｒｓ Ｏ １０００１ｉｙｓ ０ １０００ｂｒｓ Ｑ １０００ｈｒｓ ０ ０：発泡無し △：少数発泡 ×：多数発泡 （発明の効果）
てなる偏光フィルムを液晶表示セルと姐み合わせでなる
液晶表示装置は薄形、軽量、低電圧動作、低消費電力等
の特長を生かして、時８Ｌ電卓等の小型物品から出動車
表示盤、馴測器、端末表示機器等の大型物品のような高
温、低湿の条件下での耐久性が必要とされる用途への適
用が試みられるにつれ、耐熱、耐湿性の優れた液晶表示
装置への要求が高まってきている． しかしながら、現在、優れた耐久性を有していることの
目安となる信頼性テストにおいて、粘着剤層と偏光フィ
ルム又は液晶表示セルとの界面で発泡が起生し、人間が
視覚によって認識する液晶表示としては表示機能を低下
させて使用に耐えないという問題がある． これらの問題を解決する方法として、従来、液晶表示セ
ルと偏光フィルムとの間に空間を設ける方法（実開昭５
５−９１５１５） 、また、粘着剤組或物に官能基を有
する有機ケイ素単量体を配合した混合物を液晶表示セル
との接着に用いる方法（特開昭５７−１９５２０８）、
等がある． ところが、空間を設ける方法は、コントラストの低下の
問題、また、液晶表示装置の特長である薄形、軽量性の
観点から好ましくない．粘着剤組威物に有機ケイ素単量
体を配合した混合物を使用する方法は、発泡の根本的な
防止という面から未だ十分ではない．これらの先行技術
は、いずれも粘着剤層を構戒する物質自体の発泡を問題
としており、本発明とは観点を異にするものである．（
発明の目的） 本発明は以上のような現状にかんがみ、偏光フィルムを
は．しめ高精度の分野に用いられる粘着フィルムが、高
温、低湿条件下における信頼性テストにおいても優れた
耐久性を有するための発泡の防止方法を提供することを
目的としてなされたものである． （Ｒ題を解決するための手段） 本発明者達は、かかる発泡が起生ずる原因について種々
検討を行ったところ、発泡が高温或いは低湿下での粘着
フィルムのベースフィルムから発生する気体に起因する
ことを見い出した。すなわち、低沸点の溶剤を使用して
或膜されたフィルム中に残存している溶剤が、高温など
の環境下で気化し、粘着剤層に移行することにより発泡
現象を生じさせている． そこで、発泡の起生原因である気化性の溶剤を除去する
ため基材フィルムを水もしくは、アルコ−ル含有水にお
いて超音波洗浄することにより発泡の起生が阻止できる
ことを見い出し、この発明に至ったものである．本発明
に用いられる超音波洗浄には、高周波出力２５０Ｗ、発
振周波数２７Ｋ一の洗浄器を用いることができる．また
、粘着剤層としては、一般の粘着フィルムに使用される
アクリル系粘着剤などが使用される． この発明を実施するに当って使用される基材フィルムの
代表的な例として、ポリビニルアルコールーヨウ素系偏
光膜の少なくとも一方の表面に光学的透過性を有する材
料からなる保護層を設けてなる偏光フィルムが挙げられ
る．偏光膜表面に保ｒｒＬＮとして用いられるフィルム
は、二酢酸セルロース、三酢酸セルロース、のようなセ
ルロース系フィルムがあるが、必ずしもそれらに限定さ
れるものではない． 以下、この発明の実施例を示す． （実施例） ポリビニルアルコールーヨウ素系偏光膜の両面を三酢酸
セルロースフィルムではり合わせた市販の偏光フィルム
を用いてエタノール含有水（エタノール含有率１０％）
中で超音波洗浄処理（高周波出力２５０−、発振周波数
２７ＫＨＺの洗浄器を使用）を行った。かかる処理をし
た偏光フィルムの片面にアクリル系の粘着剤層を設けた
後、ガラス板に貼合、第一表に示す所定条件下において
、耐熱性及び耐湿性の信頼テストを行い、その発泡の有
無を肉眼で確認した．比較例として、洗浄処理を施さな
い偏光フィルムのテスト結果も併せて第一表に示す． 第−表 １００ ゜Ｃ 耐熱性 ９０゛Ｃ ８０ ゜Ｃ ８０ ’Ｃ ９０χｔｉｌｌ 耐冫１奮熱性 ６０℃９０′ＩＲｌ１ ６０ ゜Ｃ ７０χＲｌ｛ 実施例 １０００１＋ｒｓ Ｏ １０００ｈｒｓ Ｏ ｉ．ｏ００ｈｒｓ Ｏ １０００１ｉｙｓ ０ １０００ｂｒｓ Ｑ １０００ｈｒｓ ０ ０：発泡無し △：少数発泡 ×：多数発泡 （発明の効果）
Claims (4)
- （１）溶剤を用いて成膜されたプラスチックフィルムで
ある溶剤系フィルム単層もしくはこれと他のフィルムと
積層された基材フィルムの該溶剤系フィルム面に粘着剤
層が設けられて成る粘着フィルムにおいて、粘着剤層を
設ける以前に該溶剤系フィルム面を、水もしくは水系の
混合液から成る洗浄液にて洗浄することを特徴とする粘
着剤層の発泡防止方法。 - （２）洗浄液が水／アルコールの混合液であることを特
徴とする請求項１記載の粘着剤層の発泡防止方法。 - （３）洗浄方法が超音波洗浄によることを特徴とする請
求項１記載の粘着剤層の発泡防止方法。 - （４）溶剤系フィルムが、セルロース系フィルムより成
る請求項１記載の粘着剤層の発泡防止方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16018789A JPH0649850B2 (ja) | 1989-06-22 | 1989-06-22 | 粘着剤層の発泡防止方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16018789A JPH0649850B2 (ja) | 1989-06-22 | 1989-06-22 | 粘着剤層の発泡防止方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0324172A true JPH0324172A (ja) | 1991-02-01 |
| JPH0649850B2 JPH0649850B2 (ja) | 1994-06-29 |
Family
ID=15709704
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16018789A Expired - Lifetime JPH0649850B2 (ja) | 1989-06-22 | 1989-06-22 | 粘着剤層の発泡防止方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0649850B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5257923A (en) * | 1991-02-28 | 1993-11-02 | Norito Sudo | Porous film manufacturing apparatus |
| US5352108A (en) * | 1991-10-18 | 1994-10-04 | Norito Sudo | Porous film and porous film manufacturing apparatus |
| KR20020065429A (ko) * | 2002-07-04 | 2002-08-13 | 주식회사 스피드칩 | 무선 인식을 통하여 선수의 기록을 측정하기 위한 안테나태그 겸용 번호판 및 그를 이용한 기록 측정 방법 및 시스템 |
-
1989
- 1989-06-22 JP JP16018789A patent/JPH0649850B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5257923A (en) * | 1991-02-28 | 1993-11-02 | Norito Sudo | Porous film manufacturing apparatus |
| US5415538A (en) * | 1991-02-28 | 1995-05-16 | Seiji Kagawa | Porous film manufacturing apparatus |
| US5352108A (en) * | 1991-10-18 | 1994-10-04 | Norito Sudo | Porous film and porous film manufacturing apparatus |
| KR20020065429A (ko) * | 2002-07-04 | 2002-08-13 | 주식회사 스피드칩 | 무선 인식을 통하여 선수의 기록을 측정하기 위한 안테나태그 겸용 번호판 및 그를 이용한 기록 측정 방법 및 시스템 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0649850B2 (ja) | 1994-06-29 |
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