JPH03240750A - 高純度ナフタレンカルボン酸の製造方法 - Google Patents

高純度ナフタレンカルボン酸の製造方法

Info

Publication number
JPH03240750A
JPH03240750A JP2034524A JP3452490A JPH03240750A JP H03240750 A JPH03240750 A JP H03240750A JP 2034524 A JP2034524 A JP 2034524A JP 3452490 A JP3452490 A JP 3452490A JP H03240750 A JPH03240750 A JP H03240750A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
water
nca
catalyst
crude
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2034524A
Other languages
English (en)
Inventor
Teruaki Yamada
輝明 山田
Takeshi Namekata
毅 行方
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Air Water Inc
Original Assignee
Sumikin Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumikin Chemical Co Ltd filed Critical Sumikin Chemical Co Ltd
Priority to JP2034524A priority Critical patent/JPH03240750A/ja
Publication of JPH03240750A publication Critical patent/JPH03240750A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、高純度のナフタレンカルボン′酸の製造方
法に関する。
[従来の技術J ナフタレン環に直接結合した少なくとも1個のカルボキ
シル基を持つナフタレンカルボン酸(以下、NCAと略
記)のうち、モノカルボン酸であるナフトエ酸は写真薬
、染料などの原料として使用されている。また、ナフタ
レンジカルボン酸類、特に2.6一体は、耐熱性、機械
的強度、寸法安定性に優れたフィルムや繊維製品を与え
ることからポリエチレンナフタレートや各種ポリエステ
ル、ポリアミド等のポリマー原料として需要が増してい
る。さらに、ナフタレントリカルボン酸類、ナフタレン
テトラカルボン酸類は、高機能性樹脂などの原料として
有望視されている。
このようなNCAの工業的な製造方法として、アルキル
および/またはアシル置換ナフタレン化合物の置換基を
液相酸化してカルボキシル基に変換する方法が周知であ
る。具体的には、酢酸などの低級脂肪族モノカルボン酸
からなる反応溶媒中で、重金属化合物及び臭素化合物を
触媒として分子状酸素によりナフタレンの側鎖アルキル
および/またはアシル基を酸化する。例えば、ナフタレ
ンジカルボン酸(以下、NDCAと略記)に関して、重
金属触媒としてコバルトおよびマンガンを使用する方法
(特公昭48−43893号、同56−21017号、
同59−13495号、特開昭49−42654号、同
60−89445号、同60−89446号の各公報)
、及びコバルトおよびセリウムを使用する方法(特開昭
62−212344号公報)が提案されている。
[発明が解決しようとするyA題] しかし、かかる従来の方法で得られる粗NDCAは、ホ
ルミルナフトエ酸、アセチルナフトエ酸などの酸化中間
体のほか、酸化反応時に副生ずる重合物質、臭素置換体
、着色物質などが混入するので、得られるtIINDc
Aの純度はほぼ90〜98%程度である。
このため、粗NDCAをそのままポリエチレンナフタレ
ート、ポリエステル、ポリアミドなどの製造原料として
使用すると、重合度が低いため経済的でなく、またポリ
マー生成物が着色し、色調が極めて悪くなる。
そこで、従来より高純度かつ色相の優れたNDCAを得
るために、例えば次に述べるような種々の方法が提案さ
れている。
■粗2.6−N D CAのアルカリ水溶液を重クロム
酸アルカリ、過マンガン酸アルカリあるいは過ハロゲン
酸アルカリなどの酸化剤で処理したのち、吸着剤で脱色
し、炭酸ガスあるいは亜硫酸ガスなどを吹き込んで2.
6−NDCAをモノアルカリ塩として析出させる方法(
特開昭48−68554号公報〉、■粗2.6−NDC
Aをアルカリ水溶液に溶解し、この水溶液に60〜35
0°Cの加熱処理と固体吸着剤による脱色処理を行った
のち、得られた水溶液を濃縮し、2.6−NDCAジア
ルカリ塩を析出分離し、得られたジアルカリ塩から2.
6−NDCAをi離せしめて精製2.6−N D CA
を得る方法(特公昭5220994号および同52−2
0993号公報)、■粗2.6−NDCAのアルカリ水
溶液を220″C以下でパラジウム、白金、ルテニウム
、ニッケルまたは銅などの触媒存在下に接触水素化処理
したのち、炭酸ガスを吹き込んで2.6−NDCAモノ
アルカリ塩を析出させ、これを酸析して2.6−NDC
Aを得る方法(特公昭57−36901号公報)、■粗
2.6−NDCAをアルカリ水溶液に溶解し、使用した
アルカリ塩を同し陽イオンの水溶性塩もしくは水酸化物
を加えて2.6−NDCAをジアルカリ塩として析出さ
せる方法(特開昭62−212341号公報)、 ■[2,6−NDCAを中和当量以上のアルカリと、こ
れと同じ陽イオンの水溶性中性塩含有水溶液に添加して
攪拌し、2.6−NDCAのジアルカリ塩を析出させる
方法(特開昭62−212342号公報)、■粗2.6
−NDCAを特定の有機溶媒に80〜180°Cの温度
で溶解し、次いで一15〜40°Cに冷却して再結晶す
る方法(特開昭62−230747号公報)。
しかし、■の酸化剤を用いた粗2.6− N D CA
のアルカリ溶液の酸化処理法は、酸化剤コストが高価で
あるばかりでなく、酸化剤の除去工程や2,6−NDC
Aモノアルカリ塩析出工程のような後工程が必要で、工
程が複雑化する。■の粗2.6−NDCAのアルカリ水
溶液を加熱処理する方法は、純度が低い場合には還流下
や自生圧下での加熱による脱色は困難であり、特にアセ
チルナフトエ酸のような酸化中間体はほとんど除去され
ずに残留する可能性が高い、■の金属触媒存在下で接触
水素化する方法は、触媒コストが高価であり、また、そ
の除去工程や再生工程を必要とし、工程が複雑になる。
■や■の粗2.6−NDCAを溶解するのに使用したア
ルカリと同じ陽イオンの水溶性塩などを添加する塩析法
は、塩析の際に添加した塩などを洗浄するため多量の洗
浄水を必要とする。また、■の有機溶媒による再結晶法
は、NDCAの溶解度が低いため、多量の溶媒を必要と
し、経済的に有利な方法ではない。
このように、高純度かつ色相の優れたNDCAの満足す
べき製造方法はまだ確立していないのが現状である。ま
た、ナフトエ酸やナフタレントリおよびテトラカルボン
酸といったジカルボン酸以外のNCAにおいても、純度
および色相の向上は重要な課題である。
[課題を解決するための手段J 本発明者らは、高純度NCAを簡便な方法で得ることが
できる方法について検討した結果、粗NCAをエステル
化し、これをアルカリ加水分解し、酸析することにより
、純度が高く、かつ色調も優れたNCAが得られること
を究明した。
ここに、この発明の要旨は、アルキル基、アシル基およ
びこれらの酸化中間体から選ばれた置換基を持つナフタ
レン化合物を酸化触媒の存在下に分子状酸素により液相
酸化することにより得られた粗ナフタレンカルボン酸生
成物を酸触媒の存在下にエステル化し、得られた粗ナフ
タレンカルボン酸エステルを、水あるいは水と水l昆和
性有機溶媒との混合物中において、該エステル中のエス
テル基1個に対してl〜5当量のアルカリ触媒の存在下
に加水分解し、次いで酸析により高純度ナフタレンカル
ボン酸を回収することを特徴とする、高純度ナフタレン
カルボン酸の製造方法である。
以下、本発明について詳述する。
本発明の高純度NCAの製造方法で使用する原料は、ア
ルキル基、アシル基およびこれらの酸化中間体から選ば
れた少なくとも1個の置換基を持ったナフタレン化合物
である。すなわち、側鎖としてメチル、エチル、ブチル
、イソプロピルなどのアルキル基もしくはその酸化中間
体、ならびにアセチル、ホルミルなどのアシル基もしく
はその酸化中間体から選ばれたlまたは2以上の置換基
を持った化合物を使用することができる。かかる原料の
具体例としては、ジメチルナフタレン、メチルアセチル
ナフタレン、ジイソプロピルナフタレンなどが挙げられ
る。
酸化触媒としては、コバルト、マンガン、セリウム、ニ
ッケル、銅、鉄、亜鉛などの少なくとも1種の重金属の
化合物を使用することが一般的である。助触媒として臭
素化合物を添加することもできる。
分子状酸素による液相酸化は、一般に酢酸、プロピオン
酸、酪酸などの低級脂肪族モノカルボン酸(好ましくは
酢酸)からなる溶媒中で実施される。分子状酸素として
は、純酸素もしくは空気をそのままか、或いは不活性ガ
スで希釈して使用することかできる。
液相酸化の反応温度は20〜250 ’C1好ましくは
100〜200°Cである。反応圧力は、酸素分圧とし
て0.2−20kg/cd、好ましくは3〜15kg/
dの範囲内である。
この酸化反応により、置換基の少なくとも1個がカルボ
キシル基に酸化され、NCAが生成する。
例えば、アルキルナフタレンからはナフトエ酸が、ジア
ルキルナフタレンあるいはアルキルアシルナフタレンか
らはNDCAがそれぞれ主生成物として生成する。
液相酸化の場合、反応混合物の濾過によりNCAの粗生
成物を得ることができる。この粗NCA中には、前述し
たように、副生ずる酸化中間体や重合物質、あるいは酸
化触媒残渣などが混入しており、洗浄を行っても純度は
ほぼ90〜98%程度である。
本発明によれば、かかる粗NCAを一旦エステル化し、
次いで得られたエステルをアルカリ加水分解し、酸析す
ることにより精製して、色相の優れた高純度NCAを得
る。
粗NCAのエステル化は、常法により適当な溶媒(例、
低級アルコール)中で酸触媒の存在下にアルコールと反
応させることにより行う、好ましいエステル化剤は、次
の加水分解が容易となることから、メタノールなどの低
級アルコールであり、この場合、アルコールは溶媒とエ
ステル化剤とを兼ねて用いることができる。低級アルコ
ールとしては、メタノール、エタノール、プロパツール
、イソプロパツール、ブタノール、イソブタノール、t
er t−ブタノールなどが使用でき、特にメタノール
が好ましい。酸触媒としては、硫酸、塩酸、リン酸、p
−)ルエンスルホン酸などを使用できる。
反応条件は従来のカルボン酸のエステル化と同様でよい
得られた反応混合物から濾過などの適当な手段で析出物
を分離すると、エステル化生酸物である粗NCAエステ
ルが、通常はNCAに対してほぼ定量的収率で得られる
。このエステル化生酸物を、所望により水溶性不純物を
除去するために水洗してもよい。しかし、かかる水洗を
行っても、エステル化生成物は、粗NCAに含まれてい
た不純物のかなりの部分をなお含有している。
このエステル化生成物を次いで常法により加水分解して
、再びNCAに戻す。加水分解は、水のみ、ある、いは
水と水混和性有m溶媒との混合溶媒を反応溶媒として使
用し、この反応溶媒中でアルカリ触媒の存在下に行う。
水混和性有l!溶媒としては、ピリジン、アセトニトリ
ル、ジメチルスルホキシド、モルホリン、ヘキサメチレ
ンホスホルアミドなどが使用できる。
適当なアルカリ触媒としては、水酸化ナトリウム、水酸
化カリウムなどのアルカリ金属水酸化物、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウムなどのアルカリ金属炭酸塩、炭酸水素
ナトリウム、炭酸水素カリウムなどのアルカリ金属炭酸
水素塩が挙げられる。
アルカリ触媒の使用量は、エステル化生成物中のエステ
ル基1個に対して1〜5当量の範囲内とする。アルカリ
触媒の使用量がこの範囲より少ないと加水分解の進行が
遅く、多くなると回収される高純度NCAの収率が悪化
する。
反応溶媒中のアルカリ触媒の濃度は0.1モル/( 2以上、好ましいは1モル/1以上で、5モル/l以下
の範囲内が好ましい、この範囲外では目的物の収率が低
くなる場合がある。
生成したNCAはアルカリ性反応媒質中にアルカリ金属
塩として溶解するが、粗NCAに含まれていた酸化中間
体、重合物質、酸化触媒残渣などの不純物のほとんどは
未反応エステルと共に不溶分としてとどまるため、濾過
などの手段で容易に溶液状のNCAから分離できる。不
溶分を除去した後、アルカリ性の溶液に適当な酸を添加
して、NCA結晶を酸析させ、析出物を適宜の手段で回
収する。こうして純度99.5%以上、光学密度0.0
5以下の、高純度かつ色相に優れたNCA結晶を得るこ
とができる。
[発明の効果] 加水分解反応の収率は、エステル体に基づいて95%以
上と高い。未反応エステルを回収し、加水分解槽に戻す
ことにより収率はさらに向上する。
また、反応には高価な材料を必要とせず、処理は比較的
単純であり、苛酷な反応条件や多量の溶媒もしくは洗浄
水を使用する必要もない、さらに、本発明の方法によれ
ば、従来法に比べて色相に関して特に優れた生成物が得
られる。
従って、本発明の方法は高純度かつ色相に優れたNCA
を得るための経済的に有利な方法であり、NCAを原料
とする高性能ポリマーの製造をはしめとするNCAの利
用の拡大に寄与するものである。
以下、実施例により本発明をさらに説明する。
実施例中、部および%は、特に指定しない限り重量部お
よび重量%である。
夫施斑上 容3I21!のチタン製オートクレーブに、触媒として
酢酸コバルト四水塩29.88 g、酢酸マンガン四水
塩29.36 g、臭化カリウム28.56g、酢酸カ
リウム23.64 g 、溶媒として酢酸920gを仕
込み、撹拌しながら反応圧力30kg/cj、G、反応
温度200°Cで過剰の空気を吹き込みながら、21,
6−ジイツプロビルナフタレン280.40gを4時間
かけて装入し、その後1時間空気のみを吹き込んで酸化
反応を完結させた。この反応生成物から不溶分を濾過し
て回収し、乾燥して重金属化合物を含有する粗NDCA
 (ナフタレンジカルボン酸) 291.20gを得た
。これをガスクロマトグラフィーを用いて分析したとこ
ろ、この粗生成物中の2.6−NDCAの純度は85.
5%、2.6−NDCAの収率は原料の2.6−ジイツ
プロビルナフタレンに基づいて87.2モル%であった
この粗NDCA40gを、メタノール2400 gおよ
び96%硫酸72gと共に、容量51のハステロイ製オ
ートクレーブに仕込み、反応温度120 ’Cで4時間
エステル化反応させた。反応終了後、粗NDCAジメチ
ルエステルを分離回収した。
このエステル化生成物を水2800 gと共に容量51
のビーカーに入れ、室温下で30分間撹拌したのち、固
形分を濾別し、乾燥して、黄白色のエステル化生成物2
46.Ogを得た。こうして水洗浄したff12.6−
NDCAジメチルエステルの純度は9862%、エステ
ル化反応の収率は2.6−NDCAの仕込み量に基づい
て98.0モル%であった。
この水洗浄したP112,6− N D CAジメチル
エステル61.5 gを、水酸化ナトリウム25gおよ
び水400gと共に11の丸底フラスコに入れ、撹拌し
ながら100°Cで80分間加熱して加水分解反応を行
った。
水酸化ナトリウムの使用量は、2.6−NDCAジメチ
ルエステル1モルに対して2.5モル(エステル基当た
り1.25当量)であり、水溶液中でのその濃度は1.
47モル/lである。
加水分解反応後、未反応エステルを含む不溶分を濾過に
より除去し、得られた2、6−NDCAニナトリウム塩
を含む濾液に10%硫酸水溶液を添加し、PHを2とし
た。酸析した結晶を濾過により回収したところ、純度9
9.9%、光学密度0.O1O高純度かつ色相に優れた
2、6−NDCA結晶52.5gが得られた。2.6−
NDCAの収率は、エステル体の仕込み量に対して96
.3モル%であった。
北鮫班上 実施例1で得られた水洗浄した粗2.6−NDCAジメ
チルエステル61.5 gを、水酸化ナトリウムを12
0 g  (2,6−NDCAジメチルエステル1モル
に対して12モル、エステル基当たり6当量)および水
を400gの量で用いた以外は実施例1と同様の条件で
加水分解反応と酸析とを行ったところ、純度99.9%
、光学密度0.01の高純度2.6−NDCA結晶33
.5gが得られた。2.6−NDCAの収率は、エステ
ル体の仕込み量に対して60.5モル%であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アルキル基、アシル基およびこれらの酸化中間体
    から選ばれた置換基を持つナフタレン化合物を酸化触媒
    の存在下に分子状酸素により液相酸化することにより得
    られた粗ナフタレンカルボン酸生成物を酸触媒の存在下
    にエステル化し、得られた粗ナフタレンカルボン酸エス
    テルを、水あるいは水と水混和性有機溶媒との混合物中
    において、該エステル中のエステル基1個に対して1〜
    5当量のアルカリ触媒の存在下に加水分解し、次いで酸
    析により高純度ナフタレンカルボン酸を回収することを
    特徴とする、高純度ナフタレンカルボン酸の製造方法。
JP2034524A 1990-02-15 1990-02-15 高純度ナフタレンカルボン酸の製造方法 Pending JPH03240750A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2034524A JPH03240750A (ja) 1990-02-15 1990-02-15 高純度ナフタレンカルボン酸の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2034524A JPH03240750A (ja) 1990-02-15 1990-02-15 高純度ナフタレンカルボン酸の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03240750A true JPH03240750A (ja) 1991-10-28

Family

ID=12416665

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2034524A Pending JPH03240750A (ja) 1990-02-15 1990-02-15 高純度ナフタレンカルボン酸の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03240750A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001508060A (ja) * 1997-01-14 2001-06-19 クロダ・インターナショナル・パブリック・リミテッド・カンパニー 羊毛脂
EP1591435A3 (en) * 2004-03-26 2007-11-28 Kabushiki Kaisha Ueno Seiyaku Oyo Kenkyujo Method for preparing 2,6-Naphtalene dicarboxyclic acid
JP2010168326A (ja) * 2009-01-26 2010-08-05 Ueno Fine Chem Ind Ltd 2,6−ナフタレンジカルボン酸の製造方法
JP2010168325A (ja) * 2009-01-26 2010-08-05 Ueno Fine Chem Ind Ltd 2,6−ナフタレンジカルボン酸の製造方法
JP2010168324A (ja) * 2009-01-26 2010-08-05 Ueno Fine Chem Ind Ltd 2,6−ナフタレンジカルボン酸の製造方法
EP3476824A1 (en) 2017-10-31 2019-05-01 Ueno Fine Chemicals Industry, Ltd. Method for producing 2,6-naphthalene dicarboxylic acid

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001508060A (ja) * 1997-01-14 2001-06-19 クロダ・インターナショナル・パブリック・リミテッド・カンパニー 羊毛脂
EP1591435A3 (en) * 2004-03-26 2007-11-28 Kabushiki Kaisha Ueno Seiyaku Oyo Kenkyujo Method for preparing 2,6-Naphtalene dicarboxyclic acid
US7355071B2 (en) 2004-03-26 2008-04-08 Kabushiki Kaisha Ueno Seiyaku Oyo Kenkyujo Method for preparing 2,6-naphthalene dicarboxylic acid
JP2010168326A (ja) * 2009-01-26 2010-08-05 Ueno Fine Chem Ind Ltd 2,6−ナフタレンジカルボン酸の製造方法
JP2010168325A (ja) * 2009-01-26 2010-08-05 Ueno Fine Chem Ind Ltd 2,6−ナフタレンジカルボン酸の製造方法
JP2010168324A (ja) * 2009-01-26 2010-08-05 Ueno Fine Chem Ind Ltd 2,6−ナフタレンジカルボン酸の製造方法
EP3476824A1 (en) 2017-10-31 2019-05-01 Ueno Fine Chemicals Industry, Ltd. Method for producing 2,6-naphthalene dicarboxylic acid
CN109721490A (zh) * 2017-10-31 2019-05-07 上野制药株式会社 2,6-萘二甲酸的制备方法
KR20190049478A (ko) 2017-10-31 2019-05-09 우에노 세이야쿠 가부시키 가이샤 2,6-나프탈렌디카르복실산의 제조 방법
US10544084B2 (en) 2017-10-31 2020-01-28 Ueno Fine Chemicals Industry, Ltd. Method for producing 2,6-naphthalene dicarboxylic acid
TWI772542B (zh) * 2017-10-31 2022-08-01 日商上野製藥股份有限公司 2,6-萘二羧酸的製造方法
CN109721490B (zh) * 2017-10-31 2023-04-14 上野制药株式会社 2,6-萘二甲酸的制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH03240750A (ja) 高純度ナフタレンカルボン酸の製造方法
US5770764A (en) Process for preparing purified aromatic polycarboxylic acids
JP2874223B2 (ja) 高純度2,6‐ナフタリンジカルボン酸の製造法
EP0799179B1 (en) Purification process for aromatic dicarboxylic acids
WO1996019432A9 (en) Purification process for aromatic dicarboxylic acids
US4925977A (en) Method for the preparation of naphthalene dicarboxylic acids
JPH10226681A (ja) 含フッ素芳香族テトラカルボン酸二無水物の製造方法
JPH03236344A (ja) 多環芳香族カルボン酸の製造方法
JP4238214B2 (ja) 2,6−ナフタレンジカルボン酸の精製方法
JP2747519B2 (ja) 含フッ素芳香族ジカルボン酸
KR20030033958A (ko) 고순도 나프탈렌디카복실산의 제조방법
JPH0531535B2 (ja)
JPH04202158A (ja) 4,4’―ビフェニルジカルボン酸の精製法
JPH06256256A (ja) 高純度2,6−ナフタレンジカルボン酸の製造方法
JP3235914B2 (ja) 4,5−ジクロロフタル酸又はその塩の製造方法
JPH03223233A (ja) ナフタレンカルボン酸エステルの製造方法
US4317924A (en) Process for producing purified terephthalic acid
US3288849A (en) Process for purifying terephthalic acid
JPH0323216A (ja) セリウム化合物の分離回収法
JPH03287565A (ja) ナフタレンカルボン酸製造触媒の回収方法
JP3288743B2 (ja) 触媒の回収方法
JPH03287561A (ja) 置換ナフタレンの酸化方法
JPH062693B2 (ja) 2,6−ジ(2−ヒドロキシ−2−プロピル)ナフタレンの製造方法
JPH0323215A (ja) セリウム化合物の回収方法
JPH07179396A (ja) アシルオキシベンゼンジカルボン酸の製造方法