JPH03239394A - 多層セラミック回路基板の製造方法 - Google Patents
多層セラミック回路基板の製造方法Info
- Publication number
- JPH03239394A JPH03239394A JP3673190A JP3673190A JPH03239394A JP H03239394 A JPH03239394 A JP H03239394A JP 3673190 A JP3673190 A JP 3673190A JP 3673190 A JP3673190 A JP 3673190A JP H03239394 A JPH03239394 A JP H03239394A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- green sheet
- ceramic green
- low dielectric
- dielectric constant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 title claims abstract description 26
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims abstract description 10
- 239000002241 glass-ceramic Substances 0.000 claims abstract description 27
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims abstract description 19
- 239000005388 borosilicate glass Substances 0.000 claims description 12
- 238000010304 firing Methods 0.000 claims description 11
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 6
- 238000010030 laminating Methods 0.000 claims description 4
- 239000000758 substrate Substances 0.000 abstract description 7
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 5
- KZHJGOXRZJKJNY-UHFFFAOYSA-N dioxosilane;oxo(oxoalumanyloxy)alumane Chemical compound O=[Si]=O.O=[Si]=O.O=[Al]O[Al]=O.O=[Al]O[Al]=O.O=[Al]O[Al]=O KZHJGOXRZJKJNY-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 3
- 229910052863 mullite Inorganic materials 0.000 abstract description 3
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 abstract description 2
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 abstract description 2
- 229910052681 coesite Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 abstract 1
- 229910052906 cristobalite Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 239000005331 crown glasses (windows) Substances 0.000 abstract 1
- 235000012239 silicon dioxide Nutrition 0.000 abstract 1
- 229910052682 stishovite Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 229910052905 tridymite Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 16
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 7
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 4
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 4
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 4
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 4
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 3
- 238000007650 screen-printing Methods 0.000 description 3
- 239000006058 strengthened glass Substances 0.000 description 3
- 238000006467 substitution reaction Methods 0.000 description 3
- CSCPPACGZOOCGX-UHFFFAOYSA-N Acetone Chemical compound CC(C)=O CSCPPACGZOOCGX-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- DOIRQSBPFJWKBE-UHFFFAOYSA-N dibutyl phthalate Chemical compound CCCCOC(=O)C1=CC=CC=C1C(=O)OCCCC DOIRQSBPFJWKBE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 2
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 2
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000032798 delamination Effects 0.000 description 1
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 description 1
- 238000007606 doctor blade method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 1
- 238000004898 kneading Methods 0.000 description 1
- 238000003475 lamination Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 150000002739 metals Chemical class 0.000 description 1
- 239000004014 plasticizer Substances 0.000 description 1
- 229920002037 poly(vinyl butyral) polymer Polymers 0.000 description 1
- 238000005245 sintering Methods 0.000 description 1
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 1
- 239000005341 toughened glass Substances 0.000 description 1
- WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N tungsten Chemical compound [W] WFKWXMTUELFFGS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010937 tungsten Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(概要)
多層セラミック回路基板の製造方法に関し、半導体集積
回路素子を搭載する多層セラミ・ンク回路基板を実用化
することを目的とし、導体パターンを印刷した低誘電率
ガラスセラミックグリンシートと強化ガラスセラミック
グリンシートとを選択的に積層し、一体化した後に焼成
してなる多層セラミック回路基板において、強化ガラス
セラミックスを構成する硼硅酸ガラスを低軟化点ガラス
に部分置換して強化ガラスセラミツツクグリンシートを
作り、前記低誘電率ガラスセラミックグリンシートと一
体化して形成することを特徴として多層セラミック回路
基板の製造方法を構成する。
回路素子を搭載する多層セラミ・ンク回路基板を実用化
することを目的とし、導体パターンを印刷した低誘電率
ガラスセラミックグリンシートと強化ガラスセラミック
グリンシートとを選択的に積層し、一体化した後に焼成
してなる多層セラミック回路基板において、強化ガラス
セラミックスを構成する硼硅酸ガラスを低軟化点ガラス
に部分置換して強化ガラスセラミツツクグリンシートを
作り、前記低誘電率ガラスセラミックグリンシートと一
体化して形成することを特徴として多層セラミック回路
基板の製造方法を構成する。
本発明は半導体集積回路素子を搭載する多層セラミック
回路基板の製造方法に関する。
回路基板の製造方法に関する。
大量の情報を高速に処理する必要から、情報処理技術の
進歩は著しく、光通信が広く行われるようになった。
進歩は著しく、光通信が広く行われるようになった。
こ覧で、光通信の特徴は信号の多重化と共に高速伝送が
可能なことであり、この特徴を活かすためにLSIやV
LSIなどの半導体素子は信号の高速化に適するように
素子構成がなされている。
可能なことであり、この特徴を活かすためにLSIやV
LSIなどの半導体素子は信号の高速化に適するように
素子構成がなされている。
そこで、これらの半導体素子を搭載する回路基板も低損
失で、耐熱性が優れ、また電子回路は導体抵抗の少ない
金属材料を用いてパターン形成が行われていることが必
要である。
失で、耐熱性が優れ、また電子回路は導体抵抗の少ない
金属材料を用いてパターン形成が行われていることが必
要である。
[従来の技術]
当初、多層セラミック回路基板の基板材料としてはアル
ミナ(lzO:+)が使用され、また電子回路の構成材
料としてはタングステン(W)が使用されていた。
ミナ(lzO:+)が使用され、また電子回路の構成材
料としてはタングステン(W)が使用されていた。
この理由はアルミナは耐熱性が優れた安定した酸化物で
あり、また熱伝導率は20W/mMと比較的優れている
からである。
あり、また熱伝導率は20W/mMと比較的優れている
からである。
然し、アルミナの融点は2015°Cと高く、焼結温度
どして1600’C程度が必要である。
どして1600’C程度が必要である。
そのため、アルミナからなるグリーンシートの上にスク
リーン印刷して導体線路を形成する構成材料としてはW
のように高融点(3387°C)の金属しか使用できな
かった。
リーン印刷して導体線路を形成する構成材料としてはW
のように高融点(3387°C)の金属しか使用できな
かった。
こ覧で、Wの導体抵抗は約10mΩ/口と大きく、信号
の伝播遅延および伝送損失が大きく、高速伝送には不利
である。
の伝播遅延および伝送損失が大きく、高速伝送には不利
である。
また、アル条すの誘電率は8〜10と大きく、方、多層
セラミック基板の単位層の厚さは約200μmと薄いこ
とから、層間の配線間に静電容量を生し、漏話(Cro
ss−talk)が生して伝送損失が増加すると云う問
題もある。
セラミック基板の単位層の厚さは約200μmと薄いこ
とから、層間の配線間に静電容量を生し、漏話(Cro
ss−talk)が生して伝送損失が増加すると云う問
題もある。
そのため、誘電率が少なく、誘電特性が優れた材料とし
て硼硅酸ガラスが着目された。
て硼硅酸ガラスが着目された。
こ\で、硼硅酸ガラスは誘電率が組成化により異なるも
の覧4.1〜4.8とアルミナに較べれば遥かに少なく
、また電気的特性も優れている。
の覧4.1〜4.8とアルミナに較べれば遥かに少なく
、また電気的特性も優れている。
然し、そのま覧では軟化温度が低く、スクリーン印刷法
で形成した銅からなる導体回路の焼威ができず、また機
械的強度も劣っている。
で形成した銅からなる導体回路の焼威ができず、また機
械的強度も劣っている。
そこで、軟化温度を上げ、また機械的強度を向上するた
めにセラミックとの複合誘電体からなるガラスセラミッ
ク基板が実用化された。
めにセラミックとの複合誘電体からなるガラスセラミッ
ク基板が実用化された。
こ\で使用されるセラミックスはアルミナ(i20、)
やムライト(3^1203 ・25i(h)などであ
る。
やムライト(3^1203 ・25i(h)などであ
る。
これにより、複合誘電率は少し増加するが、軟化温度は
1000°C程度となり、導体抵抗が1.5mΩと少な
いCuを導体線路の構成材として使用することが可能と
なる。
1000°C程度となり、導体抵抗が1.5mΩと少な
いCuを導体線路の構成材として使用することが可能と
なる。
然し、実際の使用に当たっては回路基板にはかなりの曲
げ応力が加わる為にガラスセラミック基板では強度が不
足である。
げ応力が加わる為にガラスセラミック基板では強度が不
足である。
そこで、多層セラミック回路基板を構成する電気的特性
の優れた複数のガラスセラミック層(以下略して低誘電
率層)の−・部を機械的強度の優れたガラスセラミック
ス層(以下略して強化層)に置換することが行われてい
る。
の優れた複数のガラスセラミック層(以下略して低誘電
率層)の−・部を機械的強度の優れたガラスセラミック
ス層(以下略して強化層)に置換することが行われてい
る。
然し、強化層は低誘電率層に較べると誘電率が高くなり
、電気的特性も低下することから、これら強化層には信
号を伝播する電子回路を形成しないように工夫されてい
る。
、電気的特性も低下することから、これら強化層には信
号を伝播する電子回路を形成しないように工夫されてい
る。
例えば、アース層を形成する層に強化層が用いられてい
る。
る。
第4図はこの構成を示すもので、同図(A)は積層前、
また同図(B)は焼成後の構成を示している。
また同図(B)は焼成後の構成を示している。
すなわち、信号線路1は低誘電率ガラスセラミンクグリ
ーンシート2の1に、またアース線3や回路接続用のピ
ンなどは強化ガラスセラミックグリーンシート4を用い
で形成する。
ーンシート2の1に、またアース線3や回路接続用のピ
ンなどは強化ガラスセラミックグリーンシート4を用い
で形成する。
そして、積層し、焼成することにより低誘電率層5と強
化層6とが一体化した多層セラミック回路基板が作られ
ている。
化層6とが一体化した多層セラミック回路基板が作られ
ている。
然しなから、低誘電率層5と強化層6とでは熱処理にお
いて収縮の挙動が異なることから両種のグリーンシート
を積層して焼威し、多層セラミック回路基板を形成する
場合に剥離が生し易く、製造歩留まりが低いことが問題
であった。
いて収縮の挙動が異なることから両種のグリーンシート
を積層して焼威し、多層セラミック回路基板を形成する
場合に剥離が生し易く、製造歩留まりが低いことが問題
であった。
〔発明が解決しようとする課題]
以上記したように低誘電率ガラスセラ壽ツクスと強化ガ
ラスセラミックスとでは膨張・収縮の挙動が異なること
から多層セラミック回路基板を形成する場合に剥離が生
し易く、製造歩留まりが低いことが解決を要する課題で
ある。
ラスセラミックスとでは膨張・収縮の挙動が異なること
から多層セラミック回路基板を形成する場合に剥離が生
し易く、製造歩留まりが低いことが解決を要する課題で
ある。
上記の課題は導体パターンを印刷した低誘電率ガラスセ
ラミックグリンシートと強化ガラスセラミックグリンシ
ートとを選択的に積層し、一体化した後に焼成してなる
多層セラミック回路基板において、 強化ガラスセラミックスを構成する硼硅酸ガラスを低軟
化点ガラスに部分置換して強化ガラスセラミツツクグリ
ンシートを作り、前記低誘電率ガラスセラくツクグリン
シートと一体化して形成することを特徴として多層セラ
ミック回路基板の製造方法を構成することにより解決す
ることができる。
ラミックグリンシートと強化ガラスセラミックグリンシ
ートとを選択的に積層し、一体化した後に焼成してなる
多層セラミック回路基板において、 強化ガラスセラミックスを構成する硼硅酸ガラスを低軟
化点ガラスに部分置換して強化ガラスセラミツツクグリ
ンシートを作り、前記低誘電率ガラスセラくツクグリン
シートと一体化して形成することを特徴として多層セラ
ミック回路基板の製造方法を構成することにより解決す
ることができる。
(作用〕
発明者等は積層したセラミックグリーンシートを焼成後
に低誘電率層と強化層とが剥離するのは収縮挙動が異な
るためであることから、低誘電率層と強化層について密
度の温度依存性を測定した。
に低誘電率層と強化層とが剥離するのは収縮挙動が異な
るためであることから、低誘電率層と強化層について密
度の温度依存性を測定した。
第1表は低誘電率層と強化層の成分組成であり、また第
1図は860から1080°Cまで焼成温度を上げてゆ
く場合の密度の変化を示している。
1図は860から1080°Cまで焼成温度を上げてゆ
く場合の密度の変化を示している。
第工表
第1図において、実線で示す低誘電率層8の密度曲線と
破線で示す強化層9の密度曲線から両者の密度はかなり
異なっているが、融点(約1080’C)に達して漸く
一致していることが判る。
破線で示す強化層9の密度曲線から両者の密度はかなり
異なっているが、融点(約1080’C)に達して漸く
一致していることが判る。
さて、低誘電率層と強化層との剥離を無くするには両者
の密度の温度特性を一致させばよく、この場合強化層の
密度を上げるのがよいが、その方法として軟化温度が従
来の硼硅酸ガラスよりも低い硼硅酸ガラス(以下低軟化
点ガラスと云う)を用いることを思い付いた。
の密度の温度特性を一致させばよく、この場合強化層の
密度を上げるのがよいが、その方法として軟化温度が従
来の硼硅酸ガラスよりも低い硼硅酸ガラス(以下低軟化
点ガラスと云う)を用いることを思い付いた。
すなわち、低軟化点ガラスは軟化温度が低いことから、
シリカ(5iOz)ガラスやムライト(3^℃203
・25iOz)のバインダとして働き、密度を大きく
することができる。
シリカ(5iOz)ガラスやムライト(3^℃203
・25iOz)のバインダとして働き、密度を大きく
することができる。
こ覧で、低軟化点ガラスには各種のものがあるが、本発
明においては軟化温度が725°Cのものを使用した。
明においては軟化温度が725°Cのものを使用した。
第2表は三種類の低軟化点ガラスの成分組成を示してい
るが、軟化温度は従来の硼珪酸ガラスに較べ約100
’C少なくなっている。
るが、軟化温度は従来の硼珪酸ガラスに較べ約100
’C少なくなっている。
第2表 (単位重量%)
第3表は従来の強化層を構成している硼硅酸ガラス(第
2表において従来品として示す)を区分Aで示す低軟化
点ガラスに徐々に置換した場合の組成比を示すものであ
り、第2図はか覧る強化層の焼成温度と密度との関係を
示している。
2表において従来品として示す)を区分Aで示す低軟化
点ガラスに徐々に置換した場合の組成比を示すものであ
り、第2図はか覧る強化層の焼成温度と密度との関係を
示している。
第3表
そのため、密度の温度特性と曲げ強さの両方から置換量
を決めることが必要で、この例の場合は15%の置換が
適当である。
を決めることが必要で、この例の場合は15%の置換が
適当である。
第1図の一点破線は部分置換、した強化層10の温度特
性で低融点率層8の特性に近似している。
性で低融点率層8の特性に近似している。
第2図から硼硅酸ガラスを低軟化点ガラスに置換するに
従って、焼成温度と密度との特性は高密度側に移行する
のが判る。
従って、焼成温度と密度との特性は高密度側に移行する
のが判る。
これよりすると、低軟化点ガラスの置換量を増して強化
層の密度特性と一致させればよいが、多すぎる場合は強
化層の曲げ強さが低下してくる。
層の密度特性と一致させればよいが、多すぎる場合は強
化層の曲げ強さが低下してくる。
第3図は置換量と曲げ強さの関係であって、15重量%
を超えると曲げ強さの減少が顕著となるのが判る。
を超えると曲げ強さの減少が顕著となるのが判る。
第3表の区分りすなわち硼硅酸ガラス15重量%。
SiO。ガラス50%、3AI!、203 ・2 S
iO□20%、低軟化点ガラス15%の原料を強化層用
とし、また、第1表に示したように、硼硅酸ガラス45
%。
iO□20%、低軟化点ガラス15%の原料を強化層用
とし、また、第1表に示したように、硼硅酸ガラス45
%。
SiO□ガラス50%、3AffzOi ・2 Si
O□を5%の組成の原料を低誘電率層用とし、バインダ
としてポリビニルブチラールを50重量部1可塑剤とし
てジブチルフタレートを15重量部、またアセトンを溶
剤として400重量部を加え、それぞれボールミルを用
いて混練した後、ドクタブレード法により厚さが300
μmのグリーンシートを作って強化ガラスセラミックグ
リーンシートおよび低誘電率ガラスセラミックグリーン
シートを作った。
O□を5%の組成の原料を低誘電率層用とし、バインダ
としてポリビニルブチラールを50重量部1可塑剤とし
てジブチルフタレートを15重量部、またアセトンを溶
剤として400重量部を加え、それぞれボールミルを用
いて混練した後、ドクタブレード法により厚さが300
μmのグリーンシートを作って強化ガラスセラミックグ
リーンシートおよび低誘電率ガラスセラミックグリーン
シートを作った。
1
これを100III11角に打ち抜き、これにパイヤホ
ールを形成した後、Cuペーストをスクリーン印刷して
信号線路とアースをパターン形成した後、20枚を位置
合わせしながら積層し、150 ’Cで10Paの条件
で加圧して積層体とした。
ールを形成した後、Cuペーストをスクリーン印刷して
信号線路とアースをパターン形成した後、20枚を位置
合わせしながら積層し、150 ’Cで10Paの条件
で加圧して積層体とした。
次に、これを窒素(N2)中で1030°Cで焼成した
ところ層間剥離のない多層基板を得ることができた。
ところ層間剥離のない多層基板を得ることができた。
なお、この基板の曲げ強さは170 MPaであった。
以上記したよ3うに本発明の実施により剥離のない多層
回路基板を製造歩留まりよく得ることができる。
回路基板を製造歩留まりよく得ることができる。
2
強さの関係図、
第4図は多層セラミック回路基板の構成を示す断面図、
である。
図において、
■は信号線路、
2は低誘電率ガラスセラミックグリーンシート、3はア
ース線、 4は強化ガラスセラ兆ツクグリーンシート、5は低誘電
率層、 6は強化層、8は低誘電率層、
9は強化層、10は部分置換した強化層、 である。
ース線、 4は強化ガラスセラ兆ツクグリーンシート、5は低誘電
率層、 6は強化層、8は低誘電率層、
9は強化層、10は部分置換した強化層、 である。
第1図は焼成温度と密度との関係図、
第2図は強化層の硼珪酸ガラスを低軟化点ガラスに置換
した場合の焼成温度と密度との関係図、第3図は強化層
の低軟化点ガラス置換量と曲げ槌做宅 佃椰C
した場合の焼成温度と密度との関係図、第3図は強化層
の低軟化点ガラス置換量と曲げ槌做宅 佃椰C
Claims (1)
- 導体パターンを印刷した低誘電率ガラスセラミックグ
リンシートと強化ガラスセラミックグリンシートとを選
択的に積層し、一体化した後に焼成してなる多層セラミ
ック回路基板において、強化ガラスセラミックスを構成
する硼硅酸ガラスを低軟化点ガラスに部分置換して強化
ガラスセラミッツクグリンシートを作り、前記低誘電率
ガラスセラミックグリンシートと一体化して形成するこ
とを特徴とする多層セラミック回路基板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3673190A JP2727720B2 (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | 多層セラミック回路基板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3673190A JP2727720B2 (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | 多層セラミック回路基板の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03239394A true JPH03239394A (ja) | 1991-10-24 |
JP2727720B2 JP2727720B2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=12477880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3673190A Expired - Lifetime JP2727720B2 (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | 多層セラミック回路基板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2727720B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102018112069A1 (de) * | 2018-05-18 | 2019-11-21 | Schott Ag | Verwendung eines Flachglases in elektronischen Bauteilen |
-
1990
- 1990-02-16 JP JP3673190A patent/JP2727720B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2727720B2 (ja) | 1998-03-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3327556B2 (ja) | 低誘電損失ガラス | |
JPH0361359B2 (ja) | ||
JP4748435B2 (ja) | 積層ガラスセラミック材料及び積層ガラスセラミック焼結体 | |
JPH0458198B2 (ja) | ||
CA2050095A1 (en) | Dielectric composition containing cordierite and glass | |
JPH04314394A (ja) | ガラスセラミック回路基板とその製造方法 | |
EP0532842A1 (en) | Low dielectric inorganic composition for multilayer ceramic package | |
JP2008078454A (ja) | 多層セラミック基板およびその製造方法 | |
JPH0410591A (ja) | セラミック多層回路板および半導体モジュール | |
JPS59107596A (ja) | セラミツク多層配線回路板 | |
JPH03239394A (ja) | 多層セラミック回路基板の製造方法 | |
JP2739767B2 (ja) | 多層ガラスセラミック回路基板の製造方法 | |
JP2718152B2 (ja) | セラミック回路基板の製造方法 | |
JPH09172258A (ja) | ガラスセラミックス多層配線基板およびその製造方法 | |
JP2644845B2 (ja) | セラミツク多層回路基板及びその用途 | |
JP2699919B2 (ja) | 多層配線基板とその製造方法、及びそれに用いるシリカ焼結体の製造方法 | |
JPS63292504A (ja) | 導体ペ−スト | |
JP2727700B2 (ja) | 多層セラミック回路基板の製造方法 | |
JPH0547960A (ja) | ガラスセラミツク多層基板の製造方法 | |
JP2892163B2 (ja) | 低温焼成ガラスセラミック体 | |
WO2022168624A1 (ja) | 積層ガラスセラミック誘電体材料、焼結体、焼結体の製造方法及び高周波用回路部材 | |
JP3688919B2 (ja) | セラミック多層配線基板 | |
JPH04314393A (ja) | 多層セラミック回路基板の製造方法と積層構造 | |
JPH09139320A (ja) | 複合積層セラミック部品 | |
JPH06279097A (ja) | ガラスセラミック焼結体の製造方法及びガラスセラミック焼結体 |