JPH03239304A - 積層バリスタ - Google Patents
積層バリスタInfo
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- JPH03239304A JPH03239304A JP2035251A JP3525190A JPH03239304A JP H03239304 A JPH03239304 A JP H03239304A JP 2035251 A JP2035251 A JP 2035251A JP 3525190 A JP3525190 A JP 3525190A JP H03239304 A JPH03239304 A JP H03239304A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、電圧非直線性抵抗体として機能する積層バリ
スタに関し、特に、より少ない内部電極数でより優れた
耐サージ特性が得られる積層バリスタに関する。
スタに関し、特に、より少ない内部電極数でより優れた
耐サージ特性が得られる積層バリスタに関する。
(従来の技術)
電圧非直線性抵抗体C以下バリスタと略す)は、サージ
吸収素子や電圧安定化素子等において広く用いられてい
る。バリスタの電気的特性は、次の実験式で表される。
吸収素子や電圧安定化素子等において広く用いられてい
る。バリスタの電気的特性は、次の実験式で表される。
1/ i = (V/V+ )′x
上記式において、■は素子を流れる電流を、■は印加電
圧を、■8は素子にiAの電流が流れたときの端子間電
圧で通常1mAの値をとり、バリスタ電圧Vle+lj
と称されている。αは電圧非直線係数と称されており、
バリスタを電気回路に組み込んだ場合に電圧が如何に制
御されるかを示すものであり、αが大きい程電圧制御性
に優れている。
圧を、■8は素子にiAの電流が流れたときの端子間電
圧で通常1mAの値をとり、バリスタ電圧Vle+lj
と称されている。αは電圧非直線係数と称されており、
バリスタを電気回路に組み込んだ場合に電圧が如何に制
御されるかを示すものであり、αが大きい程電圧制御性
に優れている。
近年、通信機等に採用される電子機器の分野では、小型
化、集積化がゑ、速に進んできており、これに伴ってバ
リスタにおいても実装密度を高めるための超小型化ある
いは低電圧化の要求が高くなってきている。
化、集積化がゑ、速に進んできており、これに伴ってバ
リスタにおいても実装密度を高めるための超小型化ある
いは低電圧化の要求が高くなってきている。
上記のような要求に対応するものどして、積層バリスタ
が提案されている(特公昭58−23921号公報)。
が提案されている(特公昭58−23921号公報)。
この積層バリスタは、第6図に示すように、内部電極形
式用の電極ペースト21〜24が上面に印刷された複数
枚のセラミックグリーンシート25〜2日を電極ペース
トの印刷されていない適当枚数のセラミックグリーンシ
ート29〜32と共に積層し、一体焼威して得られた焼
結体を用いて構成されている。この積層バリスタでは、
内部電極を介してバリスタ材料よりなる焼結体層が積層
された構造を有するため、半導体結晶粒子を粗大に成長
させることなく内部電極間の粒界数を減少させることが
でき、動作電圧の低電圧化が容易である。
式用の電極ペースト21〜24が上面に印刷された複数
枚のセラミックグリーンシート25〜2日を電極ペース
トの印刷されていない適当枚数のセラミックグリーンシ
ート29〜32と共に積層し、一体焼威して得られた焼
結体を用いて構成されている。この積層バリスタでは、
内部電極を介してバリスタ材料よりなる焼結体層が積層
された構造を有するため、半導体結晶粒子を粗大に成長
させることなく内部電極間の粒界数を減少させることが
でき、動作電圧の低電圧化が容易である。
〔発明が解決しようとする技術的8!¥題〕しかしなが
ら、上記の積層型バリスフでは、動作電圧の低電圧化に
伴うサージ耐量の低下を補うために、内部電極の面積を
十分な大きさに確保する必要がある。その結果、内部電
極を10層以上に積層する必要があるが、近年の通信機
等に採用される電子機器の分野では、特に、幅及び長さ
寸法の縮小化だけでなく、低背化についての要求も強く
なってきている。従って、低背化の要求を満たすには、
内部電極の積層数をできる限り低減することが求められ
ている。
ら、上記の積層型バリスフでは、動作電圧の低電圧化に
伴うサージ耐量の低下を補うために、内部電極の面積を
十分な大きさに確保する必要がある。その結果、内部電
極を10層以上に積層する必要があるが、近年の通信機
等に採用される電子機器の分野では、特に、幅及び長さ
寸法の縮小化だけでなく、低背化についての要求も強く
なってきている。従って、低背化の要求を満たすには、
内部電極の積層数をできる限り低減することが求められ
ている。
よって、本発明の目的は、サージ耐量を低下させること
なく内部電極の積層数を低減し得る構造を備えた積層バ
リスタを提供することにある。
なく内部電極の積層数を低減し得る構造を備えた積層バ
リスタを提供することにある。
本発明は、電圧非直線性抵抗特性を示ず材料よりなる焼
結体と、焼結体の外周側面直こ形成された第1.第2の
外部電極と、焼結体内において焼結体層を介して厚み方
向乙二重なり合うように配置された複数の内部電極とを
備え、この複数の内部電極が第1の外部電極に接続され
る第jの内部電極と、第2の外部電極に接続される第2
の内部電極とを有する積層バリスタtこおいて、下記の
構成を備えることを特徴とする。
結体と、焼結体の外周側面直こ形成された第1.第2の
外部電極と、焼結体内において焼結体層を介して厚み方
向乙二重なり合うように配置された複数の内部電極とを
備え、この複数の内部電極が第1の外部電極に接続され
る第jの内部電極と、第2の外部電極に接続される第2
の内部電極とを有する積層バリスタtこおいて、下記の
構成を備えることを特徴とする。
すなわち、第1または第2の内部電極は、第2または第
1の外部電極の形成されている領域を除いた焼結体の外
周側面に露出されている。そして、第1または第2の内
部電極の露出されている内部電極端縁のうち、第1また
は第2の外部電極と接続される部分を除いた部分が、絶
縁材料で被覆されていることを特徴とする。
1の外部電極の形成されている領域を除いた焼結体の外
周側面に露出されている。そして、第1または第2の内
部電極の露出されている内部電極端縁のうち、第1また
は第2の外部電極と接続される部分を除いた部分が、絶
縁材料で被覆されていることを特徴とする。
第1または第2の内部電極は、その内部電極が接続され
てはならない第2または第1の外部電極が形成されてい
る外周側面領域を除いて、焼結体の外周側面に露出され
ている。従って、第1または第2の内部電極は、その内
部電極が電気的に接続される第1または第2の外部電極
と接続される端縁部分以外でも焼結体の外周側面に露出
されている。
てはならない第2または第1の外部電極が形成されてい
る外周側面領域を除いて、焼結体の外周側面に露出され
ている。従って、第1または第2の内部電極は、その内
部電極が電気的に接続される第1または第2の外部電極
と接続される端縁部分以外でも焼結体の外周側面に露出
されている。
すなわち、焼結体を厚み方向に観察したとすると、内部
電極は焼結体の平面領域において他方電位に接続される
外部電極が形成されている領域を除いて該平面領域のほ
ぼ全域に至るように形成される。よって、本発明によれ
ば、1層あたりの内部電極の面積を拡大することができ
るため、1層あたりのサージ耐量を高めることが可能と
なる。
電極は焼結体の平面領域において他方電位に接続される
外部電極が形成されている領域を除いて該平面領域のほ
ぼ全域に至るように形成される。よって、本発明によれ
ば、1層あたりの内部電極の面積を拡大することができ
るため、1層あたりのサージ耐量を高めることが可能と
なる。
よって、サージ耐量を低下させることなく内部電極の積
層数を減少させることが可能となる。
層数を減少させることが可能となる。
なお、焼結体の外周側面に露出されている第1または第
2の内部電極端縁のうち、露出してはならない部分、す
なわち第1または第2の外部電極と接続される部分以外
の端縁部分は、別途設けられる絶縁材料で被覆されてい
るため、第1または第2の内部電極間の短絡のおそれは
、該絶縁材料で防止される。
2の内部電極端縁のうち、露出してはならない部分、す
なわち第1または第2の外部電極と接続される部分以外
の端縁部分は、別途設けられる絶縁材料で被覆されてい
るため、第1または第2の内部電極間の短絡のおそれは
、該絶縁材料で防止される。
以下、図面を参照しつつ本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明の一実施例の積層バリスタにおいて外
部電極を形成する前の状態を示す斜視図である。電圧非
直線性抵抗特性を示す半導体セラミンク材料よりなる矩
形の焼結体1内に、第1の内部電極2.3と、第2の内
部電極4.5とが交互に焼結体層を介して重なり合うよ
うに配置されている。
部電極を形成する前の状態を示す斜視図である。電圧非
直線性抵抗特性を示す半導体セラミンク材料よりなる矩
形の焼結体1内に、第1の内部電極2.3と、第2の内
部電極4.5とが交互に焼結体層を介して重なり合うよ
うに配置されている。
焼結体1の上面及び下面を除く4つの側面を、側面1a
、lb、lc、ldとする。第1の内部電極2.3は、
側面1aに露出されている。同様に、第2の内部電極4
,5は、側面1aと対向する側面1cに露出されている
。
、lb、lc、ldとする。第1の内部電極2.3は、
側面1aに露出されている。同様に、第2の内部電極4
,5は、側面1aと対向する側面1cに露出されている
。
そして、第3図から明らかなように、この側面la、l
cに、第1.第2の外部電極6.7が形成されている。
cに、第1.第2の外部電極6.7が形成されている。
第1の外部電極6は、第1の内部電極2.3に電気的に
接続されており、第2の外部電極7は第2の内部電極4
,5に電気的に接続されている。
接続されており、第2の外部電極7は第2の内部電極4
,5に電気的に接続されている。
他方、第1図及び第2図から明らかなように、第1の内
部電極2.3及び第2の内部電極4.5は、焼結体1の
側面1b、ldにも露出されている。すなわち、第1の
内部電極2,3は、第2の外部電極7が形成されている
側面1cを除く他の側面Ia、Ib、Idに露出されて
おり、同様に、第2の内部電極4,5は焼結体1の側面
1b、1c、ldに露出されている。
部電極2.3及び第2の内部電極4.5は、焼結体1の
側面1b、ldにも露出されている。すなわち、第1の
内部電極2,3は、第2の外部電極7が形成されている
側面1cを除く他の側面Ia、Ib、Idに露出されて
おり、同様に、第2の内部電極4,5は焼結体1の側面
1b、1c、ldに露出されている。
特公昭58−23921号に開示されている積層バリス
タでは、内部電極が第2図の側面1b1dには露出され
ておらず、内部電極の側端縁と側面1b、ldとの間に
絶縁性を確保するためにサイドマージン領域が形成され
ていた。これに対して、本実施例の積層バリスタでは、
このようなサイドマージン領域が形成されておらず、内
部電極2〜5が焼結体1の側面1b、ldに露出する幅
に形成されているため、−層あたりの内部電極面積が拡
大される。
タでは、内部電極が第2図の側面1b1dには露出され
ておらず、内部電極の側端縁と側面1b、ldとの間に
絶縁性を確保するためにサイドマージン領域が形成され
ていた。これに対して、本実施例の積層バリスタでは、
このようなサイドマージン領域が形成されておらず、内
部電極2〜5が焼結体1の側面1b、ldに露出する幅
に形成されているため、−層あたりの内部電極面積が拡
大される。
もっとも、第1.第2の内部電極2〜5ば、焼結体1の
側面1b、ldにも露出されているため、本実施例の積
層バリスタでは、内部電極2〜5間の絶縁を確保するた
めに、側面1b、ld上に絶縁層8.9が形成されてい
る。
側面1b、ldにも露出されているため、本実施例の積
層バリスタでは、内部電極2〜5間の絶縁を確保するた
めに、側面1b、ld上に絶縁層8.9が形成されてい
る。
絶縁層8.9は、任意の絶縁材料で側面1b1dを被覆
することにより形成されている。用い得る絶縁材料とし
ては、例えばガラスまたは合成樹脂が挙げられる。
することにより形成されている。用い得る絶縁材料とし
ては、例えばガラスまたは合成樹脂が挙げられる。
本実施例の積層バリスタでは、内部電極1肩当たりの面
積が拡大されるために、サージ耐量が高められる。よっ
て、サージ耐量を低下させることなく内部電極2〜5の
積層数を低減することが可能とされている。
積が拡大されるために、サージ耐量が高められる。よっ
て、サージ耐量を低下させることなく内部電極2〜5の
積層数を低減することが可能とされている。
第1図〜第3図を参照して説明した積層バリスタでは、
焼結体1としては平面形状が矩形の直方体状の物を用い
たが、焼結体の平面形状は任意である。例えば、円板状
の積層型焼結体を用い、第1、第2の外部電極が形成さ
れる側面領域以外の側面領域を絶縁層で被覆すれば、上
記実施例と同様に第1及び第2の内部電極を第2または
第1の外部電極が形成される側面領域を除いた焼結体の
外周側面全体に渡り露出させることができ、同様に内部
電極−肩当たりの面積を拡大することができる。
焼結体1としては平面形状が矩形の直方体状の物を用い
たが、焼結体の平面形状は任意である。例えば、円板状
の積層型焼結体を用い、第1、第2の外部電極が形成さ
れる側面領域以外の側面領域を絶縁層で被覆すれば、上
記実施例と同様に第1及び第2の内部電極を第2または
第1の外部電極が形成される側面領域を除いた焼結体の
外周側面全体に渡り露出させることができ、同様に内部
電極−肩当たりの面積を拡大することができる。
次に、第1図〜第3図を参照して説明した実施例の製造
方法の一例を説明し、併セて具体的な実験に基づ〈従来
例との比較結果を説明する。
方法の一例を説明し、併セて具体的な実験に基づ〈従来
例との比較結果を説明する。
まず、主成分材料である酸化亜鉛に対し、酸化プラセオ
ジウム、酸化コバルト、酸化マダイ、シウム、酸化クロ
ム及び炭酸カリウムを、プラセオジウム、コバルト、マ
グネシウム、クロム及びカリウムに換算して、それぞれ
、065重里%、2゜0重量%、0.1重量%、0.
1重量%、0.1重量%の組成比率となるように秤量し
、イオン交換水を用いて24時間混合した。
ジウム、酸化コバルト、酸化マダイ、シウム、酸化クロ
ム及び炭酸カリウムを、プラセオジウム、コバルト、マ
グネシウム、クロム及びカリウムに換算して、それぞれ
、065重里%、2゜0重量%、0.1重量%、0.
1重量%、0.1重量%の組成比率となるように秤量し
、イオン交換水を用いて24時間混合した。
次に、混合した組成物を濾過し、乾燥した後、s o
o ’cの温度で2時間仮焼し、ボールミルにより十分
粉砕した。
o ’cの温度で2時間仮焼し、ボールミルにより十分
粉砕した。
粉砕された仮焼済原料に、有機バインダを混合し、ドク
ターブレード法により約20μm程度の厚みの均一なグ
リーンシートを形成した後、該グリーンシートを矩形状
に切断した。
ターブレード法により約20μm程度の厚みの均一なグ
リーンシートを形成した後、該グリーンシートを矩形状
に切断した。
得られた矩形状グリーンシートに、白金に有機ビヒクル
を混合してなる電極ベーストをスクリーン印刷し、内部
電極を形成した。このようにして得られたグリーンシー
トを第4図に示すように積層した。第4図において、1
1〜18はグリーンシートを示す。グリーンシート13
〜16の上面には、それぞれ、内部電極を形成するため
の電極ペースト2〜5が図示のように印刷されている(
電極ペーストの参照番号は、前述した内部電極と対応さ
せるために、第1図の内部電極の参照番号と同一の参照
番号を用いた)。
を混合してなる電極ベーストをスクリーン印刷し、内部
電極を形成した。このようにして得られたグリーンシー
トを第4図に示すように積層した。第4図において、1
1〜18はグリーンシートを示す。グリーンシート13
〜16の上面には、それぞれ、内部電極を形成するため
の電極ペースト2〜5が図示のように印刷されている(
電極ペーストの参照番号は、前述した内部電極と対応さ
せるために、第1図の内部電極の参照番号と同一の参照
番号を用いた)。
次に、得られた積層体を2t/cJの圧力をかけて厚み
方向に圧着した後、厚み方向に切断して所定の大きさの
積層体を得た。得られた積層体を空気中にて1200
’Cの温度で2時間焼成した。
方向に圧着した後、厚み方向に切断して所定の大きさの
積層体を得た。得られた積層体を空気中にて1200
’Cの温度で2時間焼成した。
上記のようにして、第5図に示す焼結体1を得た。得ら
れた積層体1の側面]b、1dに、硼素、硅素、ビスマ
ス、鉛及び亜鉛からなるガラスペーストを塗布し、70
0°Cの温度で焼き付け、ガラスからなる絶縁層8.9
(第1図参照)を形成した。
れた積層体1の側面]b、1dに、硼素、硅素、ビスマ
ス、鉛及び亜鉛からなるガラスペーストを塗布し、70
0°Cの温度で焼き付け、ガラスからなる絶縁層8.9
(第1図参照)を形成した。
次に、焼結体1の側面1a、1cに、Agペーストを塗
布し、600°Cの温度で焼き付けることにより、外部
電極6,7(第3図参照)を形成することにより、実施
例の積層バリスタを得た。
布し、600°Cの温度で焼き付けることにより、外部
電極6,7(第3図参照)を形成することにより、実施
例の積層バリスタを得た。
得られた積層バリスタにつき、バリスタ電圧■1Aと、
素子に8×20μ秒の標準インパルス電流を5分間かけ
て2回印加した後のバリスタ電圧の変化率ΔV l m
A / V l 、、A とを測定した。
素子に8×20μ秒の標準インパルス電流を5分間かけ
て2回印加した後のバリスタ電圧の変化率ΔV l m
A / V l 、、A とを測定した。
また、比較のために、従来例として、内部電極2〜5の
側方にザイドマージン領域を形成した、すなわち焼結体
1の側面1b、ldに内部電極2〜5が露出していない
特公昭58−23921号に開示された構造を有する積
層バリスタを製作した。なお、この従来例の積層バリス
タについては、内部電極層数が10及び15のものを製
作し、実施例のものと同様にして特性を測定した。
側方にザイドマージン領域を形成した、すなわち焼結体
1の側面1b、ldに内部電極2〜5が露出していない
特公昭58−23921号に開示された構造を有する積
層バリスタを製作した。なお、この従来例の積層バリス
タについては、内部電極層数が10及び15のものを製
作し、実施例のものと同様にして特性を測定した。
測定結果を下記の第1表に示す。第1表から明らかなよ
う乙こ、実施例の積層バリスタで+j、内部電極層数が
6及び4の何れの場合であっても、従来例に比べてΔV
lnAが小さく (100Aの場合)、内部電極層数
が15の従来例と同等の耐サージ性を示すことがわかる
。
う乙こ、実施例の積層バリスタで+j、内部電極層数が
6及び4の何れの場合であっても、従来例に比べてΔV
lnAが小さく (100Aの場合)、内部電極層数
が15の従来例と同等の耐サージ性を示すことがわかる
。
(以下、余白)
1
第 1 表
〔発明の効果〕
以上のように、本発明の積層バリスタによれば、−層重
たりの内部電極の面積を拡大することができるため、ザ
ージ耐量を低下させることなく、従来の積層バリスタに
比べて内部電極の積層数を大幅に減少させることが可能
となる。従って、積層バリスタの素子厚めを薄くするこ
とができるため、低背化に対応した積層バリスタを提供
することが可能となる。
たりの内部電極の面積を拡大することができるため、ザ
ージ耐量を低下させることなく、従来の積層バリスタに
比べて内部電極の積層数を大幅に減少させることが可能
となる。従って、積層バリスタの素子厚めを薄くするこ
とができるため、低背化に対応した積層バリスタを提供
することが可能となる。
第1図は本発明の一実施例の積層バリスタにおいて外部
電極が形成される前の状態を示す斜視図、第2図は第1
図のn−n綿に沿う断面図、第3し11□を本発明の一
実施例にかかる積層バリスタの断面2 図、第4図は本発明の一実施例の積層バリスタを作製す
るのに用いられるグリーンシート及びその上に印刷され
る電極ペーストの平面形状を説明するための分解斜視図
、第5図は本発明の一実施例の製作に用いられる焼結体
を示す斜視図、第6図は従来例の積層バリスタの作製に
用いられるグリンシート及びその上に印刷される電極ペ
ーストを示す分解斜視図である。 図において、1は焼結体、1a〜1dは焼結体の側面、
2.3は第1の内部電極、4.5は第2の内部電極、6
は第1の外部電極、7は第2の外部電極、8.9は絶縁
層を示す。
電極が形成される前の状態を示す斜視図、第2図は第1
図のn−n綿に沿う断面図、第3し11□を本発明の一
実施例にかかる積層バリスタの断面2 図、第4図は本発明の一実施例の積層バリスタを作製す
るのに用いられるグリーンシート及びその上に印刷され
る電極ペーストの平面形状を説明するための分解斜視図
、第5図は本発明の一実施例の製作に用いられる焼結体
を示す斜視図、第6図は従来例の積層バリスタの作製に
用いられるグリンシート及びその上に印刷される電極ペ
ーストを示す分解斜視図である。 図において、1は焼結体、1a〜1dは焼結体の側面、
2.3は第1の内部電極、4.5は第2の内部電極、6
は第1の外部電極、7は第2の外部電極、8.9は絶縁
層を示す。
Claims (1)
- (1)電圧非直線性抵抗特性を示す材料よりなる焼結体
と、焼結体の外周側面に形成された第1,第2の外部電
極と、焼結体内において焼結体層を介して厚み方向に重
なり合うように配置された複数の内部電極とを備え、複
数の内部電極が、第1の外部電極に接続される第1の内
部電極と、第2の外部電極に接続される第2の内部電極
とを有する積層バリスタにおいて、 前記第1または第2の内部電極が、第2または第1の外
部電極が形成されている領域を除いた焼結体の外周側面
に露出されており、かつ露出されている内部電極端縁の
うち、第1または第2の外部電極と接続される部分を除
いて絶縁材料で被覆されていることを特徴とする積層バ
リスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2035251A JPH03239304A (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | 積層バリスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2035251A JPH03239304A (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | 積層バリスタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03239304A true JPH03239304A (ja) | 1991-10-24 |
Family
ID=12436609
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2035251A Pending JPH03239304A (ja) | 1990-02-16 | 1990-02-16 | 積層バリスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03239304A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007214507A (ja) * | 2006-02-13 | 2007-08-23 | Tdk Corp | バリスタ及び発光装置 |
-
1990
- 1990-02-16 JP JP2035251A patent/JPH03239304A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007214507A (ja) * | 2006-02-13 | 2007-08-23 | Tdk Corp | バリスタ及び発光装置 |
US7688177B2 (en) | 2006-02-13 | 2010-03-30 | Tdk Corporation | Varistor and light-emitting apparatus |
JP4600309B2 (ja) * | 2006-02-13 | 2010-12-15 | Tdk株式会社 | バリスタ及び発光装置 |
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