JPH03237941A - 給茶器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は複種類の茶葉をそれぞれ収納する収納庫を備
えた給茶器に関するものである。

［従来の技術］ 第３図は例えば特公昭５６−１５８９０号公報に示され
た従来の給茶器を示す一部断面図であり、その動作は次
の通りである。

まず、図示せぬ電源を投入すると、電磁弁（２）が開き
、水（４〉がタンク（３〉の内部に入れられる。

この時、給水量の設定は、２個の内いずれかの検出端（
１１）（１２）を選択することによって行うことができ
、給茶量が少ないとき或いは早く給茶したいときは下方
の検出端（１１）を選ぶ。水（４）が例えば下方の検出
端（１１〉に接すると、検出端（１０）（１１）の間の
抵抗値が変化し、これにより、検出駆動装置（１３〉が
電磁弁（２）を閉塞し、同時にヒータ（５）の電源回路
（１４）を閉成する。水（４）が加熱されて適当な湯温
になると、温度制御器（１９〉が電磁弁（６）の電源回
路（２０）を閉じ、作動可能な状態にする。

この間に温度制御器（１９〉は、湯温の変動に応じて電
源回路（１４）をオン・オフ制御して一定の湯温を保つ
。使用者が通湯指令を発すると、電磁弁（６〉が開いて
、給湯口（７）から湯（４〉が茶こし器（８）に注がれ
、容器（９）に茶（２１〉が一定量だけたまる。

なお、茶交換装置（１５〉は、指令を受けることにより
、茶こし器（８〉を反転して使用済の茶葉（１７）を破
棄し、新たな茶葉（１７〉を茶こし器（８）に受は入れ
るようにする。この新たな茶葉（１７〉の供給は、ホッ
パ（１８）の下部の羽根車（１８ａ）を茶葉供給装置（
１６）で１ピツチずつ間欠的に回転させることにより行
われる。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上記のような従来の給茶器（１）では、
茶葉（１７）を収納するホッパ（１８）が１つであるた
め、そのホッパ（１８〉に収納されている茶葉（１７）
によるお茶しか飲めず、他のお茶を希望しても飲めない
という問題点があった。

この発明は、かかる課題を解決するためになされたもの
で、種類の異なったお茶を手軽に飲むことのできる給茶
器を得ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る給茶器は、抽出部の上部に設けられ、茶
葉を収納する複数の上部収納庫及び該上部収納庫の底部
中央部に茶葉を送出させる上部収納庫弁をそれぞれ有し
、前記上部収納庫の下方に前記上部収納庫弁を介して送
出されてきた茶葉を一時的に収納する下部収納庫及び該
下部収納庫の底部に、該茶葉の重量を検出する重量セン
サを有するとともに、茶葉を茶こしに送出させる下部収
納庫弁を有する収納庫部と、前記複数の上部収納庫にそ
れぞれ収納された茶葉を選択する複数の操作スイッチを
有し、該操作スイッチに対応した操作信号を出力する操
作部と、該操作部の操作信号の入力により加熱ヒータを
加熱させ、前記温度センサからの検出信号に基づいて該
加熱ヒータを制御し、前記操作信号と前記重量センサか
らの信号とに基づいて、前記上部収納庫を選択するとと
もに、選択した上部収納庫の上部収納庫弁を制御し、か
つ、前記下部収納庫弁を制御して選択した前記上部収納
庫の茶葉を前記茶こしに送給し、その後、前記ポンプを
駆動させて湯を前記抽出部の茶こしに給湯して茶葉を所
定時間抽出させ、そして、前記抽出部弁を開けてお茶を
サーバポットに注入させるコントローラとを備えたもの
である。

［作用］ この発明においては、操作部からの操作信号をコントロ
ーラが入力すると、加熱ヒータを加熱させて水槽内の水
を暖めるとともに、温度センサを通して水槽内の温度を
検知する。水槽内の湯が加熱ヒータにより沸騰点に達し
たとき、コントローラは、その加熱ヒータを停止させる
とともに、上述した操作信号に基づいて、複数の上部収
納庫のうち１つの上部収納庫を選択し、該当する上部収
納庫弁を開ける。上部収納庫弁が開けられると、上部収
納庫内の茶葉はその弁を介して下部収納庫に送出される
。この時、コントローラは、下部収納庫の底部に備えら
れた重量センサの信号に基づいて茶葉量を判断し、その
量が所定量に達したときは、上部収納庫弁を閉じるとと
もに、下部収納庫弁を開け、茶葉を抽出部の茶こしに送
出させる。

その茶葉が茶こしに送出されると、コントローラは、ポ
ンプを駆動させて水槽内の湯を給湯管を介して茶こしに
給湯して茶葉を所定時間抽出させる。

抽出時間が経過すると、抽出部弁を開けてお茶をサーバ
ポットに注入させる。

［実施例］ 第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第２図
はその発明の詳細な説明するフローチャートである。

図において、（３１）は加熱部で、水を貯える水槽（３
２）及びその水槽（３２）の下方に加熱ヒータ（３０を
備え、その内、水槽（３２）に温度センサ（３３ａ）と
水位センサ（３３ｂ）とを設けるとともに、湯を吸引す
るポンプ（３５）とその湯を輸送する給湯管（３６〉と
を備えている。加熱ヒータ〈３４）は加熱ヒータ制御装
置（３４ａ）の制御に基づいて加熱又は停止し、ポンプ
（３５）はポンプ制御装置（３５ａ）の制御に基づいて
駆動する。

（３７）は収納庫部で、茶葉を収納する上部収納庫（３
８）、（３９）及びその上部収納庫（Ｈ）　、　（３９
）の底部中央部に茶葉を送出させる上部収納庫弁（４０
）　。

（４１〉をそれぞれ備えている。また、上部、収納庫（
３Ｂ＞　、　（３９）の下方に前記茶葉を一時的に収納
する下部収納庫（４２）及びその下部収納庫（４２〉の
底部に茶葉量を検出する重量センサ（４４）を備えると
ともに、その茶葉を茶こしく４Ｂ）に送出させる下部収
納庫弁（４３）を備えている。上部収納庫弁（４０）　
、　（４１）はそれぞれの上部収納庫弁制御装置（４０
ａ）　、　（４１ａ）の制御に基づいて動作し、下部収
納庫弁（４３）は下部収納庫弁制御袋ｆ！　（４３ａ）
の制御に基づいて動作する。

（４５）は抽出部で、給湯管（３Ｂ）の給湯口の下方に
取り出し自在の茶こしく４６）を有し、その茶こしく４
６〉の底部には抽出されたお茶をサーバポット（４８）
に注入させる抽出部弁（４７）を備えている。抽出部弁
（４７）は抽出部弁制御装置（４７ａ）の制御に基づい
て動作する。なお、上述した加熱ヒータ制御装置（３４
ａ）　、ポンプ制御装置（（５ａ）　、上部収納庫弁制
御装置（４ｏａ）、（４ｔａ）　、下部収納庫弁制御装
置（４３ａ）及び抽出部弁制御装置（４７ａ）は後述す
るコントローラ（５０）からの信号に基づいて動作する
。

（４９〉は操作部で、上部収納庫（Ｈ）　、　（３９）
にそれぞれ収納された茶葉を選択する操作スイッチを備
えるとともに、電源を入り切りする電源スィッチを備え
ている。

（５０）は例えば入力回路、ＣＰＵ、メモリ及び出力回
路を備えたコントローラで、操作部（４９）からの操作
信号を人力したとき加熱ヒータ制御装置＜３４ａ）に加
熱信号を出力し、温度センサ（３：１ｌａ）の検出信号
に基づいて、例えばその信号の内容が９８℃以上のとき
は加熱ヒータ制御装置（８４ａ）に停止信号を出力する
。

また、このコントローラ（５０〉は、操作部（４９）の
操作信号に基づいて、上部収納庫（３Ｂ）、　（３９）
を選択し、かつ、該当する上部収納庫弁（４０）　、　
（４１）を「開」にする信号を上部収納庫弁制御装置（
４０ａ）　。

（４１ａ）に出力し、重量センサ（４４）の信号に基づ
いて茶葉の量を判断し、茶葉が所定量に達したとき上部
収納庫弁（４０）　、　（４１）を「閉」にする信号を
上部収納庫弁制御装置（４０ａ）、（４１ａ）に出力す
るとともに、下部収納庫弁（４３）を「開」にする信号
を下部収納庫弁制御装置（４３ａ）に出力する。、そし
て、重量センサ（４４）からの信号が断たれたとき、下
部収納庫弁（４３〉を「閉」にする信号を下部収納庫弁
制御装置（４３ａ）に出力するとともに、ポンプ制御装
置（３５ａ）に駆動信号を出力する。

さらに、水位センサ（３３ｂ）からの信号を入力すると
、時間のカウントを開始してｔ２秒経過後に、ポンプ制
御装置（３５ａ）に停止信号を出力し、かつ、所定時間
経過後、例えば９０秒後に抽出部弁（４７）を「開」に
する信号を抽出部弁制御装置（４７ａ）に出力する。

上記のように構成された給茶器の動作を第２図に基づい
て説明する。操作部（４９〉の電源スィッチを「入」に
し、その後で操作スイッチを選んで「人」にすると、コ
ントローラ（５０）は、操作部（４９）からの操作信号
が入力されているかどうかを判断する（Ｓｔ）。この時
、入力信号がなければ動作をこのステップ１で待機する
が、操作信号が入力されていれば、コントローラ（５０
〉は、加熱し−タ制御装置（４４ａ）に加熱信号を出力
して加熱ヒータ（３４〉を加熱させ（Ｓ２〉、水槽（３
２）内の温度を温度センサ（３３ａ）を通して検知し湯
温を判断する（Ｓ３）。

そして、その場温か沸騰点に達したとき、コントローラ
（５０）は加熱ヒータ制御装置（３４ａ）に停止信号を
出力して加熱ヒータ（３４）を停止させる（Ｓ４）。

次に、コントローラ（５０〉は、上述した操作部〈４９
）からの操作信号に基づいて、上部収納庫（３８〉（３
９）を選択しくＳ５）、その信号が例えば上部収納庫（
３８）に対応した場合には、動作をステップ６に進めて
上部収納庫弁（４０）を「開」にする信号を上部収納庫
弁制御装置（４０ａ）に出力する。上部収納庫弁制御装
置（４０ａ）の制御に基づいて上部収納庫弁（４０〉が
開くと、上部収納庫（３８〉内の茶葉が下部収納庫（４
２）に送出される。この時、コントローラ（５０）は、
重量センサ（４４）からの検出信号に基づいて茶葉の量
を判断しくＳ７）、その量が設定された値に達したとき
、上部収納庫弁制御装置（４０ａ）に信号を出力して上
部収納庫弁（４０〉を閉じさせ（Ｓ８）、かつ、下部収
納庫弁（４３）を「開」にする信号を下部収納庫弁制御
装置（４３ａ）に出力する（Ｓ１２）。この下部収納庫
弁（４３〉の「開」により前記茶葉は茶こしく４６）に
送出される。この時、コントローラ（５０）は、重量セ
ンサ（４４〉からの検出信号に基づいて、減量していく
茶葉の量を判断しく８１３）　、その量が０になったと
き、下部収納庫弁制御装置（４３ａ）に信号を出力して
下部収納庫弁（４３〉を閉じさせるとともに、ポンプ制
御装置（３５ａ）に駆動信号を出力してポンプ（３５）
を駆動させる（Ｓｉ２）　（Ｓ１５）。

ポンプ（３５）の駆動により、水槽（３２）内の湯は給
湯管（３６）を介して抽出部（４５〉の茶こしく４６）
に給湯される。茶こしく４６）への給湯中にコントロー
ラ〈５０）は、水位センサ（３３ｂ）からの検出信号が
入力されたかどうかを判断しく５ｌＢ）　、水槽（３２
）内の湯が水位センサ（３８ｂ）の位置に達したとき、
時間のカウントを開始してｔ２秒経過後に（Ｓ１７）　
、ポンプ制御装置（３５ａ）にポンプ（３５〉を停止さ
せる停止信号を出力する（Ｓ１８）。この信号によりポ
ンプ（３５）が停止すると、さらに、コントローラ（５
ｏ）は、茶こしく４Ｂ）内の茶葉を湯で成分を抽出させ
るために９０秒間のカウントをしく５１９）　、その後
で抽出部弁（４７〉を「開」にする信号を抽出部弁制御
装置（４７ａ）に出力する（８２０）。上述したｔ２秒
間は水位センサ（３３ｂ）が位置している以下の湯をポ
ンプ（３５）で吸い上げる時間である。

前記抽出部弁制御装置（４７ａ）がコントローラ（５０
〉の制御に基づいて前記抽出部弁（４７〉を開けると、
抽出部（４５〉内のお茶は、サーバポット（４８）に流
入して、そのサーバポット（４８）に蓄えられる。

そして、このことを確認した後、操作部（４９）にある
電源スィッチを「切」にすると、開いている抽出部弁〈
４７〉が閉じ、この動作を終了する。

［発明の効果］ 以上のようにこの発明によれば、種類の異なった茶葉を
それぞれ収納している複数の上部収納庫を、操作部で選
択できるようにしたので、希望するお茶を手軽に飲める
という効果が得られている。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図、ｊＩ２
図はその発明の詳細な説明するフローチャート、第３図
は例えば特公昭５６−１５８９０号公報に示された従来
の給茶器を示す一部断面図である。 図において、（３１〉は加熱部、（３２）は水槽、（３
３ａ）は温度センサ、（３３ｂ）は水位センサ、（３４
）は加熱ヒータ、（３４ａ）は加熱し−タ制御装置、（
３５〉はポンプ、（３５ａ）はポンプ制御装置、（３６
）は給湯管、（３７）は収納庫部、（３８）　（３９）
は上部収納庫、（４０）　（４１）は上部収納庫弁、（
４０ａ）　（４１ａ）は上部収納庫弁制御装置、（４２
）は下部収納庫、（４３）は下部収納庫弁、（４３ａ）
は下部収納庫弁制御装置、（４４）は重量センサ、（４
５）は抽出部、（４６）は茶こし、（４Ｔ）は抽出部弁
、（４７ａ）は抽出部弁制御装置、（４８）はサーバポ
ット、（４９）は操作部、（５０）はコントローラ、（
５１〉はタイマである。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 水を貯える水槽に温度センサ及び該水槽の下方に加熱ヒ
   ータを有し、水槽に注入された水を前記加熱ヒータによ
   り一旦沸騰させた後、ポンプにより給湯管を介して給湯
   する加熱部と、前記給湯管の給湯口の下方に取り出し自
   在の茶こしを有し、底部に該茶こしで抽出されたお茶を
   流出させる抽出部弁を設けた抽出部と、該抽出部の下方
   に取り出し自在に設けられたサーバポットとを有する給
   茶器において、 前記抽出部の上部に設けられ、茶葉を収納する複数の上
   部収納庫及び該上部収納庫の底部中央部に茶葉を送出さ
   せる上部収納庫弁をそれぞれ有し、前記上部収納庫の下
   方に前記上部収納庫弁を介して送出されてきた茶葉を一
   時的に収納する下部収納庫及び該下部収納庫の底部に、
   該茶葉の重量を検出する重量センサを有するとともに、
   茶葉を前記茶こしに送出させる下部収納庫弁を有する収
   納庫部と、 前記複数の上部収納庫にそれぞれ収納された茶葉を選択
   する複数の操作スイッチを有し、該操作スイッチに対応
   した操作信号を出力する操作部と、該操作部の操作信号
   の入力により前記加熱ヒータを加熱させ、前記温度セン
   サからの検出信号に基づいて該加熱ヒータを制御し、前
   記操作信号と前記重量センサからの信号とに基づいて、
   前記上部収納庫を選択するとともに、選択した上部収納
   庫の上部収納庫弁を制御し、かつ、前記下部収納庫弁を
   制御して選択した前記上部収納庫の茶葉を前記茶こしに
   送給し、その後、前記ポンプを駆動させて湯を前記抽出
   部の茶こしに給湯して茶葉を所定時間抽出させ、そして
   、前記抽出部弁を開けてお茶を前記サーバポットに注入
   させるコントローラと を備えたことを特徴とする給茶器。