JPH03236343A - エポキシ誘導体およびその製造方法 - Google Patents

エポキシ誘導体およびその製造方法

Info

Publication number
JPH03236343A
JPH03236343A JP2031192A JP3119290A JPH03236343A JP H03236343 A JPH03236343 A JP H03236343A JP 2031192 A JP2031192 A JP 2031192A JP 3119290 A JP3119290 A JP 3119290A JP H03236343 A JPH03236343 A JP H03236343A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
formula
hydrogen peroxide
compound
derivative
general formula
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2031192A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2856814B2 (ja
Inventor
Takashi Shimoju
下重 孝
Kozo Shimako
島児 孝三
Norihiko Tanno
丹野 紀彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Pharmaceuticals Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Pharmaceuticals Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Pharmaceuticals Co Ltd filed Critical Sumitomo Pharmaceuticals Co Ltd
Priority to JP2031192A priority Critical patent/JP2856814B2/ja
Publication of JPH03236343A publication Critical patent/JPH03236343A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2856814B2 publication Critical patent/JP2856814B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプロスタサイタリン類似化合物の製造に有用な
中間体の新規な製造法に関するものである。さらに詳し
くは本発明は一般式CDI]〔式中、A1およびA2は
、一方が水素原子を意味し、他方が式−(CH2)n−
X  (nは1または2を、Xはアセトキシ基、または
炭素数l〜4個の直鎖もしくは分枝したアルキル基Rを
有する一CDORもしくは一0CH2COORを意味す
る。)で示される基を意味するか、またはA1とA2が
一緒になって、保護されたカルボニル基を意味する。] で示されるジアルデヒド誘導体の型造方法に関する。
本発明方法により製造される化合物を中間体として誘導
されるプロスタサイタリン類似化合物(特開昭6CI−
156640号公報に記載の化合物〉は、優れた抗潰瘍
作用、血小板凝集抑制作用あるいは血管拡張作用を有し
、抗潰瘍剤、動脈硬化治療剤、狭心症治療剤、脳あるい
は心臓の虚血性疾患の予防治療剤として極めて有用なも
のである。
〔従来の技術〕
−a式〔■〕で示されるジアルデヒド誘導体を一般式〔
I〕で示されるオレフィン誘導体から直接製造する方法
として以下の反応が知られている〕 オレフィン誘導体〔■〕をオゾンと反応させオシニドと
した後、還元的分解反応に付すことによリジアルデヒド
誘導体CIII]へ変換する方法(PS、Ba1ley
、 Chem、Rev、、58.925(1958) 
)あるいは四酸化オスミニウムまたは触媒量の四酸化オ
スミニウム存在下共酸化剤として過ヨウ素酸塩を用いる
Lem 1eux−Johnson酸化 (J、Org
、Chem、、21.478(1956) )によりジ
アルデヒド誘導体〔■〕へ変換する方法等が知られてい
る。
また、一般式〔I〕で示されるオレフィン誘導体を一般
式Cl1lで示されるジオール誘導体に変換した後に酸
化し、一般式〔■〕で示されるジアルデヒド誘導体へ導
く方法も知られている。
しては、四酢酸鉛あるいは過ヨウ素酸を用いる方法(E
、L、Jackson、 Org、 React、、 
2.363(1944))が−船釣である。
さらには、−m式〔■〕で示されるオレフィン誘導体を
一般式Cl1lで示されるエポキシ誘導体に変換した後
に酸化して一般式〔■〕で示されるジアルデヒド誘導体
へ導く方法も知られている。
〔式中、AI′J6よびA2は前記と同じ意味を有する
。〕オレフィン誘導体〔I〕をジオール誘導体〔■〕へ
変換する方法としては、四酸化オスミニウムあるいは触
媒量の四酸化オスミニウム存在下共酸化剤として塩素酸
塩、過酸化水素を用いる方法(W、D、Lloyd e
t al、、 5ynthesis、1972,610
 ; R,Cr+egee、^nn、 Chem、、 
552.94(1936) ) 、あるいは過酸化水素
、有機過酸化物、有機過酸等を用い、エポキシ体を経由
してジオール誘導体とする方法([!、J、Corey
 et al、、 Tetrahedron Lett
、、1970.311)等が知られている。一方、ジオ
ール誘導体〔■コをジアルデヒド誘導体[l11)へ変
換する方法と〕 オレフィン誘導体〔■〕をエポキシ誘導体〔■〕へ変換
する方法としては、二酸化セレン、タングステン酸塩、
モリブデン酸塩、酸化バナジウム等を触媒とする過酸化
水素による方法(H,C,5tevens et al
、、 J、Am、Chem、 Soc、、 87.73
4(1965))、過酢酸、メタクロロ過安息香酸等の
有機過酸を用いる方法(E、J、 Corey et 
 al、、 TetrahedronLett、 、 
1970.311) 、あるいはハロヒドリン誘導体と
した後塩基で処理し、エポキシ化する方法 (Samu
el G、 Levine et  allJ、Am、
Chem、 Soc、、81.2826(1959) 
)が一般的に知られている。一方、エポキシ誘導体[I
Nをジアルデヒド誘導体CI[[]へ変換する方法とし
ては、ジオール誘導体の酸化と同様、過ヨウ素酸を用い
る方法(Jai P、Nagarkatt+ et  
al、、 Tetrahedron Lett、、19
73.4599)が一般的に知られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕 −一般式■〕で示されるオレフィン誘導体を般式[II
Nで示されるジアルデヒド誘導体へ変換する方法として
は前記のように各種の反応が知られている。
オレフィン誘導体〔I〕を直接ジアルデヒド誘導体[I
II]へ変換する反応ではオゾンあるいは四酸化オスミ
ニウムが用いられるが、いずれも毒性が強く、工業的型
性として使用するには問題点がある。また、ジオール誘
導体経由の方法において用いられる有機過酸化物、有機
過酸は爆発の危険性が高く、四酢酸鉛は毒性が強いとい
った点で工業的使用には問題がある。更にエポキシ誘導
体経由の方法においても有機過酸を用いる場合には上記
と同様の問題点が存在する。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本発明者らはエポキシ誘導体〔■〕を経由する方
法、中でも過酸化水素を用いてオレフィン誘導体〔■〕
をエポキシ化した後、過ヨウ素酸を用いて酸化し、ジア
ルデヒド誘導体〔■〕とする方法が最も工業的な製造法
と考えこの方法について種々検討を行なった。
通常のタングステン酸塩存在下過酸化水素を用いたオレ
フィンのエポキシ化反応[H,C5tevenset 
al、、 J、Am、Chem、Sac、、 87,7
34(1965):lを一般式〔■)で示されるオレフ
ィン誘導体に適用した場合全く目的とするエポキシ誘導
体は得られなかったが、タングステン酸塩とリン酸を用
い相間移動触媒存在下の二相系反応CC,Ventur
ello et al、、 J、Org、Chem、、
 48.3831(1983)]を試みたところ高収率
にエポキシ誘導体が得られることを見い出した。
過ヨウ素酸による酸化は、一般に水溶媒あるいは水と極
性有機溶媒(例えばメタノール、エタノール、酢酸、ジ
オキサン、テトラヒドロフラン等)との混合溶媒で行な
われる。一般式[I[]で示されるエポキシ誘導体を水
溶媒で反応した場合、ジアルデヒド誘導体〔■〕がター
ル状に析出し、その中に原料エポキシ誘導体[II]が
かみ込まれ反応が完結しなかった。一方、メタノール等
極性溶媒と水との混合溶媒で反応した場合、得られたジ
アルデヒド誘導体〔II[]の純度は極めて悪いもので
あった。ところが、水と非極性溶媒を用いた二相系で反
応を行えば極めてスムーズに反応が進行し、高純度、高
収率に目的とするジアルデヒド誘導体〔■〕が得られ、
二相系反応では通常用いられる相聞移動触媒も必要でな
いことを見い出した。ここで用いる非極性溶媒としては
エポキシ化工程で用いたと同じ溶媒を用いることができ
るので、エポキシ化反応に引き続き、後処理することな
く過ヨウ素酸水溶液を加え、反応を続けるだけでワンポ
ットでジアルデヒド誘導体〔I[[]を得ることも可能
であり、工業的製造法として本方法は極めて好都合であ
ることがわかった。
以上述べたごとく本発明者らは安価で過酸化物の中でも
安全性の高い過酸化水素、過ヨウ素酸を用い、二相系に
て極めて容易にオレフィン誘導体をジアルデヒド誘導体
へ高純度、高収率に変換する工業的製造法を確立し、本
発明を完成したのである。
本発明方法は、以上の知見に基づくものであり一般式〔
I〕で示されるオレフィン誘導体をタングステン酸ソー
ダ、リン酸および相間移動触媒の存在下、非極性溶媒を
用いた二相系にて過酸化水素と反応させ、−m式[II
]で示されるエポキシ誘導体とした後、非極性溶媒を用
いた二相系にてメタ過ヨウ素酸と反応させることを特徴
とする一般式〔III]で示されるジアルデヒド誘導体
の製造方法に関するものである。
一般式〔■〕 〔■〕またはC]I[)において、Rと
してメチル基、エチル基、プロピル基、プチル基、イソ
プロピル基、t−ブチル基、5ec−ブチル基等があげ
られる。また、A1とA2が一緒になって、保護された
カルボニル基を意味する場合、保護する化合物として、
エチレングリコール、プロパン−1,3−ジオール、2
.2−ジメチルプロパン−1,3−ジオール等があげら
れる。
以下に、本発明方法をさらに詳しく説明する。
式〔I〕にて示される本合成経路の原料化合物は、例え
ば特公昭62−28140号公報および特開昭60−1
56640号公報に記載の方法によって式〔V〕にて示
される公知化合物から容易に合成することがかできる。
入 式〔[]にて示されるオレフィン誘導体は、リン酸、タ
ングステン酸ソーダ、および相間移動触媒の存在下、非
極性溶媒および水を反応溶媒とし、過酸化水素水を用い
てエポキシ化することができる。用いられるリン酸は、
弐N)にて示されるオレフィン誘導体1モルに対し0.
001〜1モル用い、より好ましくは、0.03〜0.
08モル用い、そのまま反応系に加えてもよいし、水溶
液として反応系に加えてもよい。タングステン酸ソーダ
は、式N]にて示されるオレフィン誘導体1モルに対し
、0.001〜1モル用いられ、より好ましくは0.0
1〜0.05モルが良く、用いられるリン酸1モルに対
し0.1〜1モルが良く、好ましくは0.4〜0゜5モ
ルが良い。相間移動触媒には、炭素数1〜20個の同一
のあるいは異なる直鎮アルキル基を有する4級アンモニ
ウム塩もしくは、4級ホスホニウム塩が用いられる。4
級アンモニウム塩として、例えば七チルトリメチルアン
モニウムブロマイド、テトラ−n−ブチルアンモニウム
ブロマイドがあげられ、4級ホスホニウム塩として例え
ばテトラブチルホスホニウムブロマイドがあげられる。
好ましくは、セチルトリメチルアンモニウムブロマイド
が用いられる。相聞移動触媒は、式〔I〕にて示される
オレフィン誘導体1モルに対し0.001〜0,1モル
用い、好ましくは、0.005〜0.05モル用いられ
る。
過酸化水素は、式〔I〕にて示されるオレフィン誘導体
1モルに対し、1〜10モル用いるが、好ましくは、1
〜3モル用い、そのまま加えるか、水で希釈して加える
ことができるが、取扱いの点から、30〜35%の過酸
化水素を含む水溶液をさらに水で希釈し、5〜30%の
濃度にして用いるのが好ましい。
反応溶媒は、非極性溶媒−水系が用いられ、非極性溶媒
として例えばジクロロメタンあるいは12−ジクロロエ
タンがあげられる。このときに用いられる水の量は、過
酸化水素の濃度が反応の初期において5〜20%に調整
される量が好ましい。また、用いられる非極性溶媒は、
式〔I〕にて示されるオレフィン誘導体の重量に対し、
2〜50倍重量用いられ、好ましくは、5〜20倍重量
用いられる。
反応温度は、0〜80℃で行なわれ、好ましくは反応溶
媒の沸点にて行なわれる。反応終了後、必要ならば亜硫
酸ソーダ、チオ硫酸ソーダ、重亜硫酸ソーダ等を用い、
過剰の過酸化水素と反応させ、有機溶媒層から式〔H〕
にて示されるエポキシ誘導体を例えばジクロロメタン溶
液あるいは、1.2−ジクロロエタン溶液として得るこ
とができ、また必要ならば単離することができる。
このようにして得られた式CII]にて示されるエポキ
シ誘導体は、メタ過ヨウ素酸と反応させ式〔■〕にて示
されるジアルデヒド誘導体に導くことができる。メタ過
ヨウ素酸は、式〔■〕にて示されるエポキシ誘導体1モ
ルに対し、0.5〜10モル用いられ、好ましくは1〜
2モル用いられ、反応に際しては1〜50%の濃度の水
溶液として用いるのが好ましい。エポキシ誘導体は、例
えばジクロロメタン溶液または1,2−ジクロロエタン
溶液等の非極性溶媒の溶液として反応に用いらる。反応
温度は、−20〜70℃、好ましくは0〜40℃、さら
に好ましくは、10〜30℃が良い。反応は、通常2〜
20時間で完結し、過剰の過酸化物を亜硫酸す) IJ
ウム、チオ硫酸す) IJウム、重亜硫酸ナトリウム等
で除き、式〔■〕にて示されるジアルデヒド誘導体を例
えばジクロロメタン溶液、あるいは、1.2−ジクロロ
エタン溶液等の非極性溶媒の溶液として得ることができ
、また必要ならば、単離することができる。
以下に、実施例を示し、さらに具体的に説明する。
実施例 1 ■ 8β−(2−メトキシカルボニルメトキシエチル)
−3,4−エポキシ−シス−ビシクロ〔43,0〕ノナ
ンの合成 8β−(2−メトキシカルボニルメトキシエチル)−シ
ス−ビシクロC4,3,0)ノナ−3エン251g、タ
ングステン酸ナトリウム2水和物825mg、 リン酸
625mg、セチルトリメチルアンモニウムブロマイド
450mg、30%過酸化水素水28.8gおよび水2
5−を1.2−ジクロロエタン24〇−中に加え、還流
下4時間反応させた。反応液を室温まで冷却し、分液し
、1.2−ジクロロエタン層をチオ硫酸ナトリウム水溶
液で洗い、次に水で洗い、硫酸マグネシウムを加えて乾
燥し、減圧下溶媒を留去して26.7gの油状物を得た
。このものを、酢酸エチル−n−へキサン系を用いたシ
リカゲルクロマトグラフィーに付し、23.0gの目的
化合物を得た。
N M R(CDl 3)δppm : 3.10 (
s、IH): 3.11 (s、 1ft) : 3.51 (t、2H,J=6.6Hz): 3.
76 (s、3H) + 4.07 (s、2H) ■ 4β−(2−メトキシカルボニルメトキシエチル)
−シス−1,2−ジ−ホルミルメチルシクロペンタンの
合成 上記■で得た8β−(2−メトキシカルボニルメトキシ
エチル)−3,4−エポキシ−シス−ビシクロ[4,3
,0:lノナン23.Ogをジクロロタン18−に溶解
し、水100−にメタ過ヨウ素酸20.7gを溶解した
水溶液中に水冷下加えた。窒素気流中で水冷下1時間、
さらに室温で4時間攪拌し、分液した。ジクロロメタン
25m1で抽出し、ジクロロメタン層をチオ硫酸ナトリ
ウム水で洗い、次に水で洗い、硫酸マグネシウムにて乾
燥後、減圧下に溶媒を留去して27.8gの油状物を得
たシリカゲルによるクロマトグラフィーを酢酸エチル−
n−へキサン系を用いて行ない、目的化合物20.3g
を得た。
N M R(CDCJ  3)δppm  :  3.
50  (t、2ft、J=6.4Hz): 3.75
 (s、3H) : 4,06 (S、2H) +  9.74  (−CHo、2)1)実施例 2 ■ 8β−(エトキシカルボニルメチル)−3゜4−エ
ポキシ−シス−ビシクロC4,3,0:]ノナンの合成 実施例1−■と同様にして8β−(エトキシカルボニル
メチル)−シス−ビシクロC4,3,0〕ノナ−3−エ
ン1,04gより目的化合物0.84gを得た。
N M R(CDCA 3)δppm : 3.10(
s、IH)3、11 (s、 IH) 4、11 (d、 2H,J=7.3)1z)■ 4β
−(エトキシカルボニルメチル)−シス1.2−ジ−ホ
ルミルメチルシクロペンタンの合成 実施例1−■と同様の方法にて上記■で得た8β−(エ
トキシカルボニルメチル)−3,4−エポキシ−シス−
ビシクロ〔4,3,Olノナン0゜70gより目的化合
物0.52gを得た。
N M R(CD([3)δppm  : 4.11(
d、2H,J=7.3)1z)9、74 (−CHo、
 2H) 実施例 3 ■ 8β−アセトキシエチル−3,4−エポキシシス−
ビシクロ[4,3,0〕ノナンの合成実施例1−■と同
様にして8β−アセトキシエチル−シス−ビシクロ[4
,3,0)ノナ−3エン2.08gより目的化合物2.
05gを得た。
N M R(CD(:A 3)δppm : 3.10
(s、1)1)3、11 (s、 1t() 4、04 (t、 2H,J=6.9Hz)■ 4β−
アセトキシエチル−シス−1,2−ジホルミルメチルシ
クロペンタンの合或 実施例1−■と同様にして、上記■で得た8βアセトキ
シエチル−3,4−エポキシ−シスビシクロ[4,3,
0〕ノナン1.07gより、目的化合物1.22gを、
得た。
N M R(CDIJ 、)δppm : 4.04 
(t、 2H,J=6.9Hz)9、74 (−CHo
、 2H) 実施例 4 ■ 8.8′−エチレンジオキシ−3,4−エポキシ−
シス−ビシクロC4,3,0〕ノナンの合成 8.8′−エチレンジオキシ−シス−ビシクロC4,3
,(Nノナ−3−エン 4.85g、タングステン酸ナ
トリウム2水和物177mg、七チルトリメチルアンモ
ニウムブロマイド98mg、30%過酸化水素水6゜1
gおよび水3rnlを1,2−ジクロロエタン35−中
に加えこの中に、リン酸30■、リン酸二水素カリウム
40■を水3−にとかし加えた。
還流下、7時間反応させたのち、室温まで冷却し、分液
した。1.2−ジクロロエタン層をチオ硫酸ナトリウム
水溶液で洗い、次に、水で洗い、硫酸マグネシウムを加
えて乾燥し、減圧で溶媒を濃縮して4.56gの油状物
を得た。このものを、酢酸エチル−n−へキサン系を用
いたシリカアルク0マドグラフイーに付し、1.32g
の目的化合物を得た。
N M R(CDCj! 3)δppm  : 3.1
0(s、2H)3、84 (s、 4H) ■ シス−1,2−ジ−ホルミルメチルシクロペンタン
−4−オンの台底 上記■で得られた8、8′−エチレンジオキシ−3,4
−エポキシ−シス−ビシクロ[4,3゜0〕ノナン1.
Ogを実施例1−■と同様に実施し、目的化合物0.1
9gを得た。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 〔式中、A^1およびA^2は、一方が水素原子を意味
    し、他方が式−(CH_2)_n−X(nは1または2
    を、Xはアセトキシ基、または炭素数1〜4個の直鎖も
    しくは分枝したアルキル基Rを有する−COORもしく
    は−OCH_2COORを意味する。)で示される基を
    意味するか、またはA^1とA^2が一緒になって、保
    護されたカルボニル基を意味する。〕 で示されるオレフィン誘導体をタングステン酸ソーダ、
    リン酸および相間移動触媒の存在下、非極性溶媒を用い
    た二相系にて過酸化水素と反応させ、一般式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 〔式中、A^1およびA^2は前記と同じ意味を有する
    。 〕で示されるエポキシ誘導体とした後、非極性溶媒を用
    いた二相系にてメタ過ヨウ素酸と反応させることを特徴
    とする一般式〔III〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔III〕 〔式中、A^1およびA^2は前記と同じ意味を有する
    。 〕で示されるジアルデヒド誘導体の製造方法。
JP2031192A 1990-02-09 1990-02-09 エポキシ誘導体およびその製造方法 Expired - Fee Related JP2856814B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2031192A JP2856814B2 (ja) 1990-02-09 1990-02-09 エポキシ誘導体およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2031192A JP2856814B2 (ja) 1990-02-09 1990-02-09 エポキシ誘導体およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03236343A true JPH03236343A (ja) 1991-10-22
JP2856814B2 JP2856814B2 (ja) 1999-02-10

Family

ID=12324566

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2031192A Expired - Fee Related JP2856814B2 (ja) 1990-02-09 1990-02-09 エポキシ誘導体およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2856814B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004091784A1 (ja) * 2003-04-18 2004-10-28 Sumitomo Chemical Company, Limited 金属触媒およびその用途
JP2004331652A (ja) * 2003-04-18 2004-11-25 Sumitomo Chem Co Ltd 金属錯体およびその用途
WO2005058494A1 (ja) * 2003-12-15 2005-06-30 Takasago International Corporation 新規な多成分系酸化触媒及びこれを用いたエポキシ化合物の製造方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004091784A1 (ja) * 2003-04-18 2004-10-28 Sumitomo Chemical Company, Limited 金属触媒およびその用途
JP2004331652A (ja) * 2003-04-18 2004-11-25 Sumitomo Chem Co Ltd 金属錯体およびその用途
US7880038B2 (en) 2003-04-18 2011-02-01 Sumitomo Chemical Company, Limited Metal catalyst and its use
WO2005058494A1 (ja) * 2003-12-15 2005-06-30 Takasago International Corporation 新規な多成分系酸化触媒及びこれを用いたエポキシ化合物の製造方法
US7557059B2 (en) 2003-12-15 2009-07-07 Takasago International Corporation Multicomponent oxidation catalyst and process for producing epoxy compound therewith

Also Published As

Publication number Publication date
JP2856814B2 (ja) 1999-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
FI91638B (fi) Menetelmä tetrasyklisten masennuslääkkeiden valmistamiseksi
JPH04112877A (ja) 新規シアノピラジン誘導体及びその製造方法
JPH03236343A (ja) エポキシ誘導体およびその製造方法
JP4215986B2 (ja) 環状サルフェイトの製造方法
JPS6133184A (ja) l−アンブロツクスの製造方法
EP1218366B8 (fr) Procede de preparation d'inhibiteurs cox-2
JPH07145157A (ja) 光学活性エポキシドの製造法
Saegusa et al. Bromocyclization of Unsaturated Thioester and Access to Functionalized Sulfur-heterocycles
JP6464970B2 (ja) オキサジリジン化合物の製造方法
JP3921696B2 (ja) シクロアルカジエン類の不斉エポキシ化反応
JP4516831B2 (ja) シス−ジャスモンの製造方法
US5157131A (en) Epoxides and a process for their preparation
JPS6113712B2 (ja)
JPH06211780A (ja) ベンゾイルシアナイド誘導体、その製法及びそれを用いた反応
JP3777407B2 (ja) カルボン酸誘導体の製造法
WO2001062719A1 (en) Selective oxidation of sulfides by the use of an oxidant system consisting of lithium molibdenate niobate and hydrogen peroxide
EP0478803B1 (en) Process for producing (S)-gamma-acyloxy-methyl-alpha-beta-butenolide
JPS5814431B2 (ja) シクロペンタノンカルボン酸エステル誘導体の製造方法
JP2002201195A (ja) 7−オキサビシクロ[2.2.1]ヘプト−5−エン−2−カルボン酸誘導体の製造方法
JPH0390041A (ja) エポキシ基含有化合物、または、エポキシ基含有化合物およびカルボニル基含有化合物の製造方法
CYCLOADDmoNS et al. NEW METHOD FOR GENERATION OF THIOCARBONYL YLlDES FROM BIS (TR1METHYLSLYLMETHYL) SULFOXIDES AND THEIR APPLICATION
JPH04164045A (ja) α,α―ジハロケトン誘導体の製造方法
JPS5940812B2 (ja) α−ケト酸誘導体を製造する方法
JPH06247993A (ja) 光学活性エポキシドの製造方法および新規なマンガン化合物
JPS5815954A (ja) スルホニルケトン系化合物およびその製造法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees