JPH03235320A - X線マスク作製方法 - Google Patents

X線マスク作製方法

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Publication number
JPH03235320A
JPH03235320A JP2029644A JP2964490A JPH03235320A JP H03235320 A JPH03235320 A JP H03235320A JP 2029644 A JP2029644 A JP 2029644A JP 2964490 A JP2964490 A JP 2964490A JP H03235320 A JPH03235320 A JP H03235320A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ray mask
electron beam
reaction gas
sample chamber
gas material
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Pending
Application number
JP2029644A
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English (en)
Inventor
Shinji Matsui
真二 松井
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子ビームによるX線マスク作製方法に関す
るものである。
[従来の技術] 従来、X線マスクを作製する場合には、第4図(a)〜
(d)に示す工程によって行われている。すなわち、第
4図(a)では、シリコン基板41上に、X線マスクメ
ンブレンとして、プラズマCVD法等により厚ざ200
 nm程度のシリコン窒化’4m42を形成し、ざらに
X線吸収体として、厚さ200nm程度のタングステン
薄膜43をスパッタ法により形成し、ざらにPMMAの
ような電子ビームレジスト44を塗布形成する。
つぎに、第4図(b)に示すように、電子ヒーム45に
より、レジスト44をパターニングする。その後、第4
図(C)に示すように、パターニングされたレジスト4
4をマスクとして、SF6イオンエツチングにより、タ
ングステン薄膜43をパターニングする。最後に、第4
図(d)に示すように、酸素プラズマエツチングにより
レジスト44を灰化・除去する。
[発明が解決しようとする課題] ところが、上記のような従来の方法によるときには、X
線マスクを作製するのに要する工程に長時間を要し、ざ
らに、電子ビーム露光、SF6イオンエツチングと数工
程を用いているため、高精度のマスクパターン形成が困
難であった。
本発明の目的は、工程が短く、しかも高精度のX線露光
用マスクを作製する方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、メンブレン薄膜か形成されたX線マスク基板
の所定部分に、X線マスク吸収体元素を含むガス雰囲気
中で収束された電子ビームを照射し、X線マスク吸収体
パターンを直接パターン形成することを特徴とするX線
マスク形成方法である。
[作用] 日本電気(株)の松材等によってジャーナル・オブ・バ
キューム・サイエンス・アンド・テクノロジー、B第4
巻、第1号、第299ページ(JVac、 Sci、 
& Tech、  [3vol、 4. No、 1.
 299゜1986)に、電子ビームデポジションが提
案された。
これは、WF6の雰囲気中に81基板を置き、電子ビー
ム照射をすると、照射位置てWF6が分解してタングス
テン(W>となり、基板上にデポジションされるという
ものである。
本発明は、上記の松材等によって見い出された電子ヒー
ムデポジション効果を微細加工技術に適用し、X線マス
クの電子ビーム直接描画作製方法を提供するものである
[実施例] 以下、本発明の実施例について、図面を参照して説明す
る。
第1図(a> 、(b)は、本発明の方法を示している
。第1図(a)において、X線マスク基板であるシリコ
ン基板11上に、CVD法により厚さ200nm程度の
シリコン窒化薄11i12を形成する。次に、第1図(
b)に示すように、WF6ガス雰囲気中で、集束された
電子ヒーム13を所望の部分に照射することにより、タ
ングステンパターン14を直接デポジションし、X線マ
スクパターンを作製する。
第2図は、第1図(b)の工程で用いられる電子ビーム
デポジション装置の一例の構成図である。
本装置は主に電子ビーム照射系207. 208. 2
09、試料室206、および反応ガス材料収納室201
とから構成されている。本実施例においてはWF6を反
応ガスとして用い、集束された電子ビーム照射によりシ
リコン窒化薄膜が表面に形成されたX線マスク基板20
5の上にWパターンを電子ビームデポジションにより直
接形成した。
WF6202を反応ガス材料収納室201に入れ、X線
マスク基板204を試料台204にセットする。
電子ビーム照射系207〜209と試料室206を10
−5王orr程度以上の高真空に排気する。試料室20
Bと反応ガス材料収納室201とは配管203によって
接続されてあり、試料室206を真空排気することによ
り、試料室内部および反応ガス材料収納室201の内部
か真空排気される。反応ガス材料\へ’F6は大気中で
は固体であるか、真空に引くことにより、容易に昇華し
、配管?03を通り、試料室20B内部か反応ガスであ
るWF6で充満される。WF6のガス流量は、マスフロ
ーメータ211により調整される。集束された電子ビー
ムがX線マスク基板205に照射され、照射された場所
に\1■パターンが形成される。
第3図は、WF6ガス圧5 mTorrにおける、電子
ヒーム照射量とタングステン厚さとの関係を示している
。X線露光用タングステンパターンの膜厚は、約200
 nmであるので、2 X 10−” C/ cm2の
照射量でX線マスクが高精度にパターニングされる。こ
の照射量はPMMAレジストの電子ビーム露光にあける
感度と同程度である。なお、本実施例では、タングステ
ン薄膜パターンのデポジションガスとしてWF6を用い
たが、W(Co)6等のガスを用いてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば電子ビームデポジ
ションによりX線マスクパターンか直接デポジションさ
れるため、工程をきわめて簡略化でき、かつ高精度パタ
ーニングできるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を工程順に示す工程図、第2図は
本発明の方法に用いられる電子ビームデポジション装置
の一例の構成図、第3図は電子ビーム照射量とWデポジ
ション厚さとの関係を示す図、第4図は従来のX線露光
用マスクの作製方法を工程順に示す工程図である。 11、41・・・シリコン基板 12.42・・・シリコン窒化薄膜 13、45.210・・・電子ビーム 14・・・タングステンパターン 43・・・タングステン薄膜 44・・・レジスト 201・・・反応ガス材料収納室 202・・・W F 6 203・・・配管 204・・・試料台 205・・・基板 206・・・試料室 207 、208 、209・・・電子ビーム前側系2
11・・・マスフローメータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)メンブレン薄膜が形成されたX線マスク基板の所
    定部分に、X線マスク吸収体元素を含むガス雰囲気中で
    収束された電子ビームを照射し、X線マスク吸収体パタ
    ーンを直接パターン形成することを特徴とするX線マス
    ク形成方法。
JP2029644A 1990-02-13 1990-02-13 X線マスク作製方法 Pending JPH03235320A (ja)

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JP2029644A JPH03235320A (ja) 1990-02-13 1990-02-13 X線マスク作製方法

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JPH03235320A true JPH03235320A (ja) 1991-10-21

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