JPH03235141A - ファイルアクセス処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 外部記憶装置のファイルをアクセスするためのファイル
アクセス処理方式に関し、 ファイルのアクセス環境を少ないＩ１０アクセス回数に
従って設定できるようにすることを目的とし、 バッファリング部に格納される外部記憶装置のファイル
属性管理簿のファイル属性情報に従ってファイルアクセ
ス環境を設定して、外部記憶装置のファイルをアクセス
するファイルアクセス処理方式において、ファイル属性
管理簿が、ファイルアクセス時に必要となるファイル属
性情報を管理する第１のファイル属性管理簿と、ファイ
ルアクセス時に必要とならないファイル属性情報を管理
する第２のファイル属性管理簿という２つの管理簿構成
に従ってファイル属性情報を管理するよう構成し、かつ
、バッファリング部が、ファイルのアクセス環境の設定
要求に対して、第１のファイル属性管理簿の管理するフ
ァイル属性情報のみを一時的に格納していくよう構成す
る。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、外部記憶装置に格納されるファイルをアクセ
スするためのファイルアクセス処理方式に関し、特に、
ファイルのアクセス環境をより少ないＩ１０アクセス回
数に従って設定できるようにするファイルアクセス処理
方式に関する。

データ処理装置では、外部記憶装置に格納されるファイ
ルをアクセスする場合、外部記憶装置のファイル属性管
理簿からファイル属性情報を読み出して、この読み出し
たファイル属性情報に従ってファイルのアクセス環境を
設定してファイルをアクセスしていくという処理を行う
ことになる。

このファイル属性情報の続出処理にあっては、データ処
理の高速化を図るためにも、外部記憶装置へのアクセス
回数を減らして、迅速にファイルのアクセス環境を設定
できるようにしてい（必要がある。

［従来の技術］ データ処理装置では、ファイル属性管理簿のファイル属
性情報を高速に読み出せるようにするために、データ処
理装置側にファイル属性管理簿のファイル属性情報を一
時的に格納するためのバッファリング部を備えるよう構
成して、このバッファリング部からファイル属性情報を
獲得するよう構成するとともに、このバッファリング部
にアクセス対象のファイルのファイル属性情報がない場
合には、外部記憶装置のファイル属性管理簿から順次ペ
ージ単位に従ってファイル属性情報を読み出してバッフ
ァリング部のファイル属性情報を更新していくことで、
対応するファイル属性情報をバッファリング部に展開す
る構成を採っている。

そして、この構成にあって、従来のファイル属性管理簿
では、ファイル属性情報を１つのファイル属性管理簿に
従って一体的に管理するという構成を採っていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

高速にファイルのアクセス環境を設定できるようにする
ためには、外部記憶装置のファイル属性管理簿へのアク
セス回数を減らす必要がある。このためには、バッファ
リング部のバッファのメモリ容量を太き（して、バッフ
ァリング部により多くのファイルのファイル属性情報を
格納できる構成を採っていく必要がある。しかるに、バ
ッファリング部のバッファのメモリ容量を大きくするこ
とには自ずと限界がある。これから、従来技術では、外
部記憶装置のファイル属性管理簿へのアクセス回数を十
分減らすことができないがために、ファイルのアクセス
環境を高速に設定できないという問題点があった。これ
から、従来技術では、ファイルを高速にアクセスするこ
とができないという問題点があったのである。

本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、フ
ァイルのアクセス環境をより少ない外部記憶装置へのア
クセス回数でもって設定できるようにすることで、ファ
イルへのアクセスを高速で実行できるようにする新たな
ファイルアクセス処理方式の提供を目的とするものであ
る。

〔課題を解決するための手段］ 第１図は本発明の原理構成図である。

図中、ｌは本発明を具備するデータ処理装置、２はデー
タ処理装置１が備える外部記憶装置であって、ファイル
２０を格納するもの、１０はファイルアクセス要求部で
あって、ファイル２０へのアクセス要求を行うもの、１
１はファイルアクセス部であって、ファイル２０へのア
クセス処理を実行するもの、１２はファイル属性情報管
理部であって、ファイル２０のファイル属性情報の獲得
処理を制御するもの、１３はバッファリング部であって
、ファイル２０のファイル属性情報を一時的に格納する
バッファ１３１と、バッファ１３１に格納されるファイ
ル属性情報のレコードの検索処理を行う属性レコード検
索部１３２と、外部記憶装置２に展開されるファイル属
性管理簿のアクセス処理を行う管理簿アクセス部１３３
とを備えるもの、２１は外部記憶装置２が備える第１の
ファイル属性管理簿であって、ファイルアクセス処理の
ために必要となるファイル属性情報を管理するもの、２
２は外部記憶装置２が備える第２のファイル属性管理簿
であって、例えばファイルに割り付けられる漢字のファ
イル名といったような操作性の向上を図るためのファイ
ル属性情報や、ファイルの拡張処理の際に必要となる拡
張量といったような特別のオペレーションの実行のため
に必要となるファイル属性情報を管理するものである。

〔作用〕

本発明では、ファイルアクセス要求部１０がファイル２
０のアクセス要求を発行すると、ファイルアクセス部１
１は、ファイル属性情報管理部１２に対して、ファイル
アクセス処理のために必要となるファイル属性情報の獲
得を要求し、この要求を受は取ると、ファイル属性情報
管理部１２は、バッファリング部１３に対してアクセス
対象のファイル２０のファイル属性情報の読込処理を要
求する。

このファイル属性情報管理部１２からのファイル属性情
報の読込処理要求を受は取ると、属性レコード検索部１
３２は、要求のあるファイル属性情報がバッファ１３１
に展開されているか否かを検索する。この検索処理に従
い、バッファ１３１に要求のあるファイル属性情報が展
開されている場合には、そのファイル属性情報をファイ
ル属性情報管理部１２に通知する。一方、この検索処理
に従い、バッファ１３１に要求のあるファイル属性情報
が展開されていない場合には、管理簿アクセス部１３３
は、Ｉ１０命令を発行して第１のファイル属性管理簿２
１の管理するファイル属性情報をページ単位に従って読
み出してバッファ１３１に格納していくよう処理すると
ともに、属性レコード検索部１３２は、この続出処理に
対応して要求のあるファイル属性情報がバッファ１３１
に展開されたか否かを検索して、要求のあるファイル属
性情報が展開された場合には、そのファイル属性情報を
ファイル属性情報管理部１２に通知し、未だ要求のある
ファイル属性情報が展開されてない場合には、管理簿ア
クセス部１３３に対して続けて第１のファイル属性管理
ｆｆ２１の管理するファイル属性情報の読み込みを指示
してい（よう処理する。

そして、ファイル属性情報管理部１２は、このバッファ
リング部１３から通知されるファイル属性情報をファイ
ルアクセス部１１に通知し、ファイルアクセス部１１は
、この通知されるファイル属性情報に従ってファイルの
アクセス環境を設定して、外部記憶装置２に格納される
ファイル２０へのアクセス処理を実行する。

このように、本発明では、ファイル属性情報を分割管理
して、バッファリング部１３は、第１のファイル属性管
理簿２１からファイルのアクセス処理のために必要とさ
れるファイル属性情報のみを読み出すよう処理するもの
であることから、バッファ１３１に格納されるファイル
属性情報の情報数が多くなることで、従来よりも高い確
率をもってバッファ１３１から直ちに必要なファイル属
性情報を得られるようになるとともに、従来よりも多い
情報数のファイル属性情報を１回のＩ１０命令の発行で
もって外部記憶装置２から読み出せるようになり、従っ
て、従来よりも少ない外部記憶装置２へのアクセス回数
に従ってファイルのアクセス環境を設定できるようにな
る。これから、ファイル２０へのアクセスを高速で実行
できるようになるのである。

〔実施例〕

以下、実施例に従って本発明の詳細な説明する。

第１図でも説明したように、本発明では、外部記憶装置
２のファイル属性管理簿を第１のファイル属性管理１２
１と第２のファイル属性管理ｌｌ１２２という２つの管
理簿によって構成して、この第１のファイル属性管理１
２１に、ファイルアクセス時に必要となるファイル属性
情報を管理させるよう構成するとともに、第２のファイ
ル属性情報管理簿２２に、それ以外の操作性の向上を図
るためのファイル属性情報（例えば漢字のファイル名）
や特別のオペレーションの実行のために必要となるファ
イル属性情報を管理させるよう構成することを特徴とす
る。

すなわち、順ファイルのファイル属性情報を管理するフ
ァイル属性管理簿の例でもって説明するならば、第１の
ファイル属性管理１１２１が、第２ＣＩＵ（ａ）に示す
ように、ファイルアクセス時に必要となるファイル属性
情報であるところの「管理系共通部」１「ファイル共通
部Ｊ　、ｒＳＥＱ構造固有部ｊといった情報を管理し、
第２のファイル属性管理２１２２が、第２図（ｂ）に示
すように、ファイルアクセス時に必要とならないファイ
ル属性情報であるところの「管理系共通部」といった情
報を管理する。この第１のファイル属性管理簿２１が管
理する「管理系共通部」の属性データとしては、例えば
「最終更新時刻」や「最終参照時刻」や「ファイル全体
のスペース量」等があり、「ファイル共通部」の属性デ
ータとしては、例えば「ファイル編成」や「レコード形
式」や［平均レコード長」等があり、例えばｒＳＥＱ構
造固有部Ｊの属性データとしては、「格納構造」や「循
環タイプ」や「最大レコード長」等がある。また、第２
のファイル属性管理ｍ２２が管理する「管理系共通部」
の属性データとしては、例えば［創成時刻」や「創成者
の利用者識別子」等がある。

このように、ファイル属性情報を分割して管理するもの
であることから、特定な１つのファイル２０のファイル
属性情報について見るならば、ファイルアクセスに必要
とされるファイル属性情報を少ないレコードサイズでも
って管理（第１のファイル属性管理簿２１が管理する）
できることになるのである。

本発明がファイルアクセス環境の設定のために実行する
処理は、第３図に示すフローチャートのように、従来の
処理と変わることなく、ステップ１で示すように、ファ
イルアクセス部１１が、アクセス環境の設定要求をする
と、ステップ２に示すように、ファイル属性情報管理部
１２が、バッファリング部１３に対してファイルアクセ
スのために必要となるファイル属性情報の獲得要求を実
行し、続いて、ステップ３で示すように、バッファリン
グ部１３が、バッファ１３１上に要求のあるファイル属
性情報があればそれをそのままファイル属性情報管理部
１２に通知することでファイルアクセス部１１に通知し
、一方、バッファ１３１上に要求のあるファイル属性情
報がなければ、ステップ４に示すように、第１のファイ
ル属性管理１２１からページ単位に従ってバッファ１３
１にファイル属性情報を読み出してい（ことで、要求の
あるファイル属性情報をバッファ１３１に展開してファ
イルアクセス部１１への通知を実現し、そして、ステッ
プ５で示すように、ファイルアクセス部１１が、このフ
ァイル属性情報に従ってファイル２０をアクセスしてい
くよう処理することになる。

このように実行されるアクセス処理にあって、本発明に
よれば、ファイル属性情報の分割管理に伴って、第１の
ファイル属性管理７Ｉｉ２１に格納されるファイル属性
情報のレコードサイズが小さなものとなることから、第
４図（ａ）に示す本発明の場合と第４図（ｂ）に示す従
来技術の場合とを比較すれば分かるように、バッファ１
３１により多くのファイル２０に係るファイル属性情報
を展開できるようになるので、従来よりも高い確率をも
ってバッファ１３１から直ちに必要なファイル属性情報
が得られるようになるとともに、１回の外部記憶装置２
へのアクセスで読み出せるファイル属性情報の情報数も
多くなることから、従来よりも少ない外部記憶装置２へ
のアクセス回数に従ってファイル属性情報が得られるよ
うになるのである。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、従来よりも少な
いＩ１０アクセス回数に従ってファイルアクセスのため
に必要とされるファイル属性情報が得られるようになる
。これから、ファイルのアクセス処理を高速に実行でき
るようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理構成図、 第２図は順ファイルのファイル属性管理簿の一実施例、 第３図は本発明が実行するフローチャート、第４図は本
発明の詳細な説明するための説明図である。 図中、ｌはデータ処理装置、２は外部記憶装置、１０は
ファイルアクセス要求部、１１はファイルアクセス部、
１２はファイル属性情報管理部、１３はバッファリング
部、２０はファイル、２１は第１のファイル属性管理簿
、２２は第２のファイル属性管理簿、１３１はバッファ
、１３２は属性レコード検索部、１３３は管理簿アクセ
ス部であＴＩ （ａ） 本発明が実行するフローチャート 第３図 １呻フアイルのファイル属性管理薄の−実施例第２図 Ｃｍ） 本発明の詳細な説明するための説明図 第４図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 外部記憶装置（２）のファイル属性管理簿に展開される
   ファイル属性情報を一時的に格納するバッファリング部
   （１３）を備え、該バッファリング部（１３）に格納さ
   れるファイル属性情報に従ってファイルのアクセス環境
   を設定して、該外部記憶装置（２）に格納されるファイ
   ル（２０）をアクセスするよう処理するファイルアクセ
   ス処理方式において、上記ファイル属性管理簿が、ファ
   イルアクセス時に必要となるファイル属性情報を管理す
   る第１のファイル属性管理簿（２１）と、ファイルアク
   セス時に必要とならないファイル属性情報を管理する第
   ２のファイル属性管理簿（２２）という２つの管理簿構
   成に従ってファイル属性情報を管理するよう構成し、 かつ、上記バッファリング部（１３）が、ファイルのア
   クセス環境の設定要求に対して、上記第１のファイル属
   性管理簿（２１）の管理するファイル属性情報のみを一
   時的に格納していくよう処理してなることを、 特徴とするファイルアクセス処理方式。