JPH01237820A - 計算機システム - Google Patents

計算機システム

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JPH01237820A
JPH01237820A JP63066317A JP6631788A JPH01237820A JP H01237820 A JPH01237820 A JP H01237820A JP 63066317 A JP63066317 A JP 63066317A JP 6631788 A JP6631788 A JP 6631788A JP H01237820 A JPH01237820 A JP H01237820A
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extended
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Yoshimitsu Bounou
坊農 義光
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、計算機システムに関し、特に、ファイル(デ
ータセット)のコピーやファイルの2重書きを自動的に
行い、ファイル処理の処理能力を大幅に向上させる計算
機システムに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、外部記憶装置である磁気ディスク装置または磁気
テープ装置等に格納されているファイルデータに対して
ファイル処理を行うデータ処理システムにおいては、デ
ータの消失事故,データ破壊に対する対策として、ファ
イルのコピーやファイルの2重書きのファイル処理が行
われる。このような、ファイルのコピーやファイルの2
重書きのファイル処理を行う場合には、当該ファイルが
格納されている磁気ディスク装置または磁気テープ装置
に対する2回のI/O命令を発行して、同じファイルに
対してファイルのアクセスを2回行い、2回のファイル
処理でコピー処理,2重書き処理を行うようになってい
る。このように、同じファイルに対する2回のファイル
処理でも、ファイルのアクセスは、1回のファイル処理
ごとに、チャネルプログラムを生成し、チャネルプログ
ラムの制御にしたがってチャネル装置にI/O要求を発
行し、チャネル装置を経由してファイルをアクセスする
ことになる。このため、データの消失事故,データ破壊
に対する対策として,常にファイルのコピーやファイル
の2重書きのファイル処理を行う場合には,オーバーヘ
ッドが大きくなり、システム制御プログラムの負荷が大
きく,ファイル処理に時間が長くかかる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、磁気ディスク装置または磁気テープ装置に対
して、書込むデータセットをファイルに2重書きする場
合には、チャネルプログラムを作成して、チャネルにI
/O要求を2回発行する必要がある。また、ファイルの
コピーを行う場合には、チャネルプログラムにより入力
媒体のデータセット(被コピーデータセット)を主記憶
装置のバッファメモリ上に読込み、該データセットを出
力媒体に書き出す必要がある。
このように、データセットが格納されている外部記憶装
置である例えば磁気テープ装置をアクセスする時は、チ
ャネルプログラムを作成し、チャネル装置にI/O要求
を発行し、チャネル装置を径由して磁気テープ装置をア
クセスする。このため、磁気テープ装置のアクセス時間
は、チャネルのデータ転送速度と磁気テープ装置のアク
セス時間に押えられるという問題がある。
また、磁気テープ装置は、チャネルプログラムの動作と
同期して動作するので、チャネルプログラムの実行中は
、磁気テープ装置は当該チャネルプログラムに専有され
る。このため、データ処理を行って、処理したデータを
磁気テープ装置上のシーケンシャルファイルに出力する
ファイル処理においては、データ出力が順次に磁気テー
プ装置に対して行われるので、磁気テープ装置は処理プ
ログラムの処理動作に対応して動作する。このように、
磁気テープ装置に対するファイル処理は、各々の磁気テ
ープ装置に対応して行われるものであり、物理的に存在
する磁気テープ装置の数以上に、処理プログラムを同時
に走らせることはできないという問題がある。
また、磁気テープ装置に替わる新しい装置、例えばカー
トリッジテープ装置やディジタル・オーディオ・テープ
レコーダ装置を使用可能とするためには、オペレーティ
ングシステム(システム制御プログラム)の変更やユー
ザプログラムの変更を行う必要があるという問題がある
本発明は、これらの問題を解決するためになされたもの
である。
本発明の目的は、既存のプログラムと互換性を有して、
ファイル処理を効率よく行える機能を設け、システム制
御プログラムの負荷を軽減した計算機システムを提供す
ることにある。
本発明の他の目的は、システム制御プログラムの負荷を
軽減して、ファイルのコピーやファイルの2重書きを自
動的に行い、ファイル処理の処理能力を大幅に向上させ
る計算機システムを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため1本発明においては、主記憶装
置にプログラムを格納し、拡張記憶装置にデータセット
を格納し、データ処理を行う中央処理装置と、データセ
ットを格納する外部記憶袋1置と、外部記憶装置と主記
憶装置または拡張記憶装置との間でデータの転送処理を
行い、データセットの転送処理を行う場合に、当該デー
タセットの転送処理に対応して更に当該データセットに
対する別の転送処理を重ねて行う仮想チャネル装置とを
備えた計算機システムを提供することを特徴とする。
〔作用〕
前記手段によれば、計算機システムには、中央処理装置
と、外部記憶装置と、仮想チャネル装置とが偉えられる
。中央処理装置は主記憶装置にプログラムを格納し、拡
張記憶装置にデータセットを格納してデータ処理を行う
。外部記憶装置はデータセットを格納する。また、仮想
チャネル装置は、外部記憶装置と主記憶装置または拡張
記憶装置との間でデータの転送処理を行い、データセッ
トの転送処理を行う場合に、当該データセットの転送処
理に対応して更に当該データセットに対する別の転送処
理を重ねて行う。
中央処理装置は、主記憶装置にプログラムを格納し、拡
張記憶装置上にデータセットを格納してデータ処理を行
うため、プログラムにおけるデータのやりとりにおいて
、外部記憶装置に対する入出力動作を少なくすることが
できる。拡張記憶装置は、プログラムを格納せず、デー
タセットを格納するだけであるので、プログラムの命令
アドレスにかかわらず、大きなアドレス空間を用いて大
容斌のものとすることができる。
データセットを格納する拡張記憶装置に対して更に大き
なアドレス空間を与えるために、好適な実施態様では、
拡張記憶装置は拡張動的アドレス変換機構による仮想記
憶方式を用いた仮想拡張記憶装置とする。また、プログ
ラムを格納する主記憶装置に対しても、更に大きなアド
レス空間を与えるため、好適な実施態様では、主記憶装
置は動的アドレス変換機構による仮想記憶方式を用いた
仮想記憶装置とする。
外部記憶装置は、従来のシステムと同様に、データセッ
トを格納する。また、外部記憶装置は、仮想記憶方式で
大きなアドレス空間を与えられた仮想拡張記憶装置に対
応する実際の拡張記憶装置において、実際に格納できな
いデータセットを格納する場合にも利用される。
仮想チャネル装置は、従来のチャネル装置と同様に、外
部記憶装置と主記憶装置または拡張記憶装置との間でデ
ータの転送処理を行い、データセットを外部記憶装置か
ら読出し主記憶装置または拡張記憶装置に書込む処理を
行い、また、データセットを主記憶装置または拡張記憶
装置から読出し外部記憶装置に書込む処理を行う。この
ようなデータセットの転送処理を行う場合、仮想チャネ
ル装置は、また、当該データセットの転送処理に対応し
て更に当該データセットに対する別の転送処理を重ねて
行う。この別の転送処理が、例えば、外部記憶装置に対
して当該データセットを別に書込む処理である場合には
、ファイルの2重書き処理またはファイルのコピー処理
を自動的に行うことができる。
仮想チャネル装置は、好適な実施態様においては、与え
られたコマンドによりチャネルプログラムを生成するチ
ャネルプログラム生成ファームウェアを有する。チャネ
ルプログラム生成ファームウェアによって、仮想チャネ
ル装置は、与えられたコマンドからデータセットを転送
するチャネルプログラムを生成し、当該チャネルプログ
ラムの実行によりデータセットの転送処理を行う。この
場合、更にチャネルプログラム生成ファームウェアによ
って、与えられたコマンドにより生成したチャネルプロ
グラムから更に別に当該データセットに対する転送処理
を行うための別のチャネルプログラムを生成し、別のチ
ャネルプログラムの実行により当該データセットに対す
る別の転送処理を重ねて行う。
同一データセットに対する転送処理を重ねて行う仮想チ
ャネル装置は、一連のデータセットの転送処理を行う機
能をファームウェアで持つことにより、ソフトウェアの
負荷を少なくして、データセットの転送処理を高速に実
行する。
このように、仮想チャネル装置が与えられたコマンドに
よりデータセットの転送処理を行う場合に、仮想チャネ
ル装置は、また、当該データセットの転送処理に対応し
て更に当該データセットに対する別の転送処理を重ねて
行うので、この別の転送処理を、外部記憶装置に対する
書込み処理として、ファイルのコピー処理、ファイルの
2重書き処理を自動的に実行するようにできる。
なお、仮想チャネル装置は、与えられたコマンドにより
データセットの転送処理を行う場合に更に当該データセ
ットを、例えば、外部記憶装置に対して別に書込む処理
を重ねて行うため、ファイルのコピー処理、2重書き処
理が自動的に行えるが、このため、一連の入出力処理を
終了するまでの時間が長くかかることになる。したがっ
て、このため、好適な実施態様では、これらの処理をフ
ァームウェアで行うことにより、短い処理時間で一連の
処理が終了するようにする。また、別の好適な実施悪用
では、コピー処理または2重書き処理するデータセット
を書込むための外部記憶装置として、例えば、磁気ディ
スク装置を仮想化した仮想ディスク装置を用いる。これ
により、一連の入出力処理を拡張記憶装置上における処
理として実行し、計算機システムにおけるファイル処理
を効率よく実行することができる。
仮想ディスク装置は、磁気ディスク装置に記憶されデー
タセットと拡張記憶装置に記憶されたデータセットとの
間の対応関係を示すページテーブルにより磁気ディスク
装置を仮想化しているものであり、この仮想ディスク装
置により、仮想チャネル装置が行う外部記憶装置に対す
るデータセットの書込み処理は、拡張記憶装置に対する
処理とすることができる。なお、仮想ディスク装置では
ページテーブルの管理により拡張記憶装置に入らない不
必要なデータセットは、ページアウト処理により磁気デ
ィスク装置に一時的に格納される。
拡張記憶装置として、拡張仮想記憶装置が用いられる場
合も同様である。
また、既存の計算機システムとの互換性のために、計算
機システムの外部記憶装置として磁気テープ装置が用い
られる場合、上述と同様に、仮想化した仮想磁気テープ
装置を用いることができる。
これにより、仮想チャネル装置が行う外部記憶装置に対
するデータセットの書込み処理を、拡張記憶装置に対す
る処理とすることができる。仮想磁気テープ装置は、仮
想ディスク装置のデータセットに対して、磁気テープ装
置のデータセットを対応づけて、磁気テープ装置を仮想
ディスク装置と等化なものとして仮想化したものである
。外部記憶装置として磁気テープ装置を用いる必要があ
る場合、磁気テープ装置を仮想化した仮想磁気テープ装
置を、磁気テープ装置自体の替わりとして用いることが
できる。
このように、この計算機システムにおいては、仮想チャ
ネル装置を備えることにより、ファイルコピー処理やフ
ァイルの2重書き処理が自動的に行うことができ、ソフ
トウェアの負荷を大幅に減少させることができる。また
、仮想磁気テープ装置を用いることにより、順アクセス
ファイルのデータセットのバックアップを高速に処理で
き、また、磁気テープ装置のスプール化を可能とするこ
とができる。仮想磁気テープ装置は、システム運用にお
いて必要とされた磁気テープ装置を不要とし、システム
制御プログラムを磁気テープ装置から解放させることが
できる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて具体的に説明す
る。
なお、実施例を説明するための全回において。
同一要素は同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略
する。
第1図は、本発明の一実施例にががる計算機システムの
ハードウェア構成を示すブロック図である。第1図にお
いて、1は中央処理装置、2は主記憶装置、3は拡張記
憶装置、4a、4bは命令プロセッサである。5は仮想
チャネル装置、6は磁気ディスク装置、7は磁気テープ
装置、8は仮想ディスク装置、9は仮想磁気テープ装置
である。
中央処理装置1は、主記憶装置2にプログラムを格納し
、拡張記憶装置3はデータセットを格納して、命令プロ
セッサ4a、4bにより、データ処理を行う。中央処理
装置1においてデータ処理されたデータセットは、場合
によって、磁気ディスク装置6.磁気テープ装置7.仮
想ディスク装置8、仮想磁気テープ装置9等の外部記憶
装置に仮想チャネル装置5を介して転送され記憶される
また、外部記憶装置からのデータセットは、仮想チャネ
ル装置5を介して中央処理装置1内の主記憶装置2また
は拡張記憶装置3は転送され格納される。なお、ここで
は、外部記憶装置としての仮想磁気テープ装置9.仮想
ディスク装置8は、システム構成上、それぞれ磁気テー
プ装置7.磁気ディスク装置6と同様なものとして扱っ
ている。
第2図は、本発明の他の一実施例である計算機システム
の構成を示すブロック図であり、仮想記憶方式を用いて
アドレス空間を大きくしたシステム構成のブロック図で
ある。第2図において、1は中央処理装置、2は主記憶
装置、3は拡張記憶装置、5は仮想チャネル装置、6は
磁気ディスク装置、7は磁気テープ装置、8は仮想ディ
スク装置、9は仮想磁気テープ装置である。これらの各
々は第1図で説明した要素と同じ要素である。11は論
理的観点における計算機システム、20は仮想アドレス
を実アドレスに変換する動的アドレス変換機構(DAT
機構)、21は動的アドレス変換機構20により大きな
アドレス空間を有する仮想記憶装置である。30は拡張
仮想アドレスを拡張実アト。
レスに変換する拡張動的アドレス変換機構(拡張DAT
機構)、31は拡張動的アドレス変換機構30によって
大きなアドレス空間を有する拡張仮想記憶装置である。
また、40は拡張2重アドレス空間機構(XDAS)、
41は拡張クロスメモリサービス機構(XCMS)であ
る。拡張2重アドレス空間機構40は、主記憶装置2の
アドレス空間と拡張記憶装置3のアドレス空間の間でデ
ータ移動を行う機構であり、この機構に対応する論理的
観点の機構が、拡張クロスメモリサービス機構41であ
る。
拡張クロスメモリサービス機構41は、拡張仮想記憶装
置31のデータセット空間と仮想記憶装置21のプログ
ラム空間の間のデータ移動を行う。なお、中央処理装置
1の内には、データ処理を行う命令プロセッサが備えら
れているが、ここでは図示していない。
第3図は、仮想チャネル装置の要部の構成を機能的に示
す機能ブロック図である。第3図において、1は中央処
理装置、2は主記憶装置、3は拡張記憶装置、5は仮想
チャネル装置、8は仮想ディスク装置、9は仮想磁気テ
ープ装置であり、これらは第1図で説明した要素と同じ
要素である。
仮想チャネル装置5には、与えらたコマンドによってチ
ャネルプログラムを生成するチャネルプログラム生成フ
ァームウェア部(図示せず)と、従来のチャネル装置の
処理機能を有するチャネル処理部(図示せず)と、キャ
シュコマンド処理部50とが備えられている。チャネル
処理部が、外部記憶装置と主記憶装置または拡張記憶装
置との間でデータの転送処理を行い、データセットを外
部記憶装置から読出し主記憶装置または拡張記憶装置に
書込む処理を行う。また、チャネル処理部がデータセッ
トを主記憶装置または拡張記憶装置から読出し外部記憶
装置に書込む処理を行う場合、キャシュコマンド処理部
50は、当該データセットの転送処理に対応して更に当
該データセットに対する別の転送処理(キャシュコマン
ド処理:この例では外部記憶装置に対して別に書込む処
理)を行う。キャシュコマンド処理部50には、仮想磁
気テープ装置9とのアクセスを行うVMTアクセスチャ
ネルプログラムファームウェア54と、仮想ディスク装
置8とのアクセスを行うVDSアクセスチャネルプログ
ラムファームウェア55とが備えられている。また、仮
想チャネル装置5には、拡張記憶袋rri3をアクセス
するXMSアクセスファームウェア51と、拡張データ
セット空間の管理に用いるページテーブルをアクセスす
るPTVアクセスファームウェア52とを備えている。
ここで、仮想ディスク装置および仮想磁気テープ装置に
対応して拡張仮想記憶装置上に設けられるデータセット
空間における仮想データセットについて説明する。
仮想データセットは、プログラムに対してアドレス空間
を拡大する従来の仮想記憶方式と同様にして、データセ
ットに対しても仮想記憶方式を用いたもので、ページテ
ーブルによってデータセットのページイン/ページアウ
トを行うことにより、データセットを管理し、データセ
ット空間の少ない領域で大きなデータセットを扱えるよ
うにしたものである。すなわち、仮想データセットはデ
ータセット中にページテーブルPTVを持ち、データセ
ットのオープン時に、ページテーブルPTVが、例えば
、拡張仮想記憶装置のデータセット空間に読込まれてペ
ージ固定され、データセットがオープンされる。この時
点では全ページがページアウトの状態ではあるが、拡張
仮想記憶装置のデータセット空間には当該データセット
に対する空間が開設されて、当該データセットに対する
アクセスが可能となる。以降、データセットのデータが
必要とされる度に、システム制御プログラムからのペー
ジイン要求により、データセットのページが拡張記憶装
置上に読込まれる。これにより。
データセットが拡張記憶装置上に常駐されている状態と
等価なものとなる。
仮想チャネル装置5は、システム制御プログラムから要
求されたコマンドにもとすき、拡張仮想記憶装置におけ
る仮想データセット空間にオープンされた(拡張記憶装
置に格納された)仮想データセットをアクセスする。仮
想データセットに対するアクセスは、仮想チャネル装置
5において生成するチャネルプログラムにより行う。仮
想チャネル装置5において生成されるチャネルプログラ
ムは、仮想データセットに対するもの(VDSチャネル
プログラム)と、仮想磁気テープ装置に対するもの(V
MTチャネルプログラム)とがある。
これらのチャネルプログラムは、仮想データセットと仮
想磁気テープ装置をアクセスするためのもので、ファー
ムウェアに内蔵されたものから生成される。第4a図お
よび第4b図に、内蔵されているチャネルプログラムの
例を示す。このチャネルプログラムは、ページインを行
うREAD系のもの(第4a図)と、ページアウトを行
うWRITE系のもの(第4b図)とが、それぞれに仮
想デルタセット用と仮想磁気テープ装置用とに対して設
けられている。仮想磁気テープ装置をアクセスするVM
Tチャネルプログラムは、各々のブロック(ページXn
)単位で行うI10動作であるため、IDAW(間接ア
ドレス語)の制御を利用する。また、仮想デルタセット
をアクセスする■DSチャネルプログラムにおけるRE
ADまたはWRITEのコマンドチェーンは、キャシュ
コマンド処理においてアクセスする相手が仮想磁気テ−
プ装置の場合に対応して、データの仮想データセットへ
の数ブロック分の連続I10動作を可能にするためのも
のである。
仮想データセットまたは仮想磁気テープ装置のページを
拡張記憶装置上に展開するとき、空ページが必要となる
が、この空ページを管理するものが、XMSアクセスフ
ァームウェア51(第3図)である。このため、拡張ペ
ージ枠テーブルが用いられ、システム制御プログラムか
らのページイン要求に伴い、XMSアクセスファームウ
ェア51は拡張ページ枠テーブルを更新する。
ページインまたはページアウトで拡張記憶装置の格納さ
れたデータセットの更新を行うと、それに対応してペー
ジテーブルの更新を行う必要がある。この処理を行うも
のが、PTVアクセスファームウェア52である。仮想
チャネル装置5のチャネル処理のデータ転送で拡張記憶
装置XMSが更新されると、PTVアクセスファームウ
ェア52はページテーブルに拡張記憶装置の対応するア
ドレスに有効ビットまたは無効ビットを立てる。プログ
ラムから仮想データセット空間に対して、入力または出
力のデータ移動命令が発行された時1例えば、入力の場
合において仮想データセット空間でページフォルトが発
生した時、仮想チャネル装置5は、仮想データセットま
たは仮想磁気テープ装置にI10要求を発行して、工/
○動作を開始するが、この時、当該データセットの同一
ページを別の仮想データセットに書込む処理を行うため
のI10要求(キャシュコマンド)を発行して、I10
動作を行う。この時、ページテーブルは共用される。こ
れにより、ファイルの2重書き処理またはファイルコピ
ー処理が、1つのユーザ発行コマンドにより可能となる
ユーザ発行コマンドに対応して設定するキャシュコマン
ドは任意に設定できる。第1表に、ユーザ発行コマンド
とキャシュコマンドの組合せ例と用途例を示す。
以下余白 第1表に示すように、ユーザ発行コマンドに組合せるキ
ャシュコマンドは任意に設定できるが、キャシュコマン
ドがREAD系の場合の用途は限定されるので、この例
ではキャシュコマンドとしてはWRITE系のものを用
いる構成として説明する。
第2図および第3図を参照して、計算機システムにおけ
る全体動作の概略を説明する。中央処理装置1内の拡張
記憶装置3(または拡張仮想記憶装置31)はデータセ
ットが格納される記憶装置である。拡張記憶装置3は仮
想チャネル装置5により管理され、プログラムが格納さ
れる記憶装置である主記憶装置2(または仮想記憶装置
21)とは異なる使われ方をする。拡張記憶装置3はそ
の利用状況を示す拡張ページ枠テーブルにより管理され
ており、拡張ページ枠テーブルは仮想チャネル装置5に
より更新管理される。これは中央処理袋vi1が主記憶
装置2の利用状況を見るページ枠テーブルに相当してい
る。拡張記憶装置3に存在する仮想データセットの各々
のページとページテープルPTVを用いて拡張仮想記憶
装置31のデータセット空間をマツピングする機構が拡
張DAT機構30である。すなわち、仮想データセット
が格納される拡張仮想記憶装置31のデータセット空間
の仮想アドレスを、拡張DAT機構30が拡張記憶装置
3上の実アドレスに変換する。拡張仮想記憶装置31上
のデータセット空間と仮想記憶装置21上のプログラム
空間の間のデータ移動を行う機構が、拡張クロスメモリ
サービス機構41である。これは論理的に機構であるが
、物理的には主記憶装置2と拡張記憶装置3との間が拡
張2重アドレス空間機構40で結合され、拡張2重アド
レス空間機構40により中央処理装置1の間の相互デー
タ移動を行うことが対応している。
仮想磁気テープ装置9は、磁気テープ装置7のデータセ
ットの内容を仮想データセットの内容と一致させて構成
したものであるにのため、仮想磁気テープ装置9は、磁
気テープ装置7のデータセットを、例えば、仮想チャネ
ル装置5のキャシュコマンド処理におけるファイルのコ
ピー処理によってデータコピーを行うことにより、対応
する仮想データセットが生成されて、仮想磁気テープ装
置9が構成されることになる。この場合に行われるデー
タコピーには、2種類の方法がある。第1の方法は磁気
テープ装置のデータセットを仮想データセットとして、
物理的にコピーする方法であり、第2の方法は仮想デー
タセットに物理的にコピーしないで、拡張記憶装置3上
にのみ展開する方法である。第2の方法では、処理プロ
グラムによりファイル処理が行われることにより、仮想
チャネル装置5のキャシュコマンド処理部50に、おけ
る同時のアクセス処理により、ファイルのコピー処理が
行われ、データコピーが行われることになる。このため
、プログラムの処理と磁気テープ装置の処理とは同期処
理となるが、仮想磁気テープ装置が大量データの時など
に用いると好適であり、順アクセスモードのファイル処
理時に利用できる。
仮想記憶装置21は、DAT機構20および主記憶装置
2から構成されている。仮想記憶装置21がプログラム
の論理格納エリアとなっており、プログラムの物理格納
エリアが主記憶装置2である。プログラムの格納エリア
は、それぞれページ単位に分割されている。そして、仮
想記憶装置21上の仮想アドレスを主記憶装置2上の実
アドレスに変換する機構がDAT機構20である。また
、これらとは別に、拡張仮想記憶装置31.拡張DAT
lfi構30゜拡張記憶装置3.仮想チャネル装置5.
仮想ディスク装@8.仮想磁気テープ装置9が設けられ
ている。仮想ディスク装置8のデータセットと仮想磁気
テープ装置9のデータセットの論理格納エリアが拡張仮
想記憶装置31であり、物理格納エリアが拡張記憶装置
3である。拡張仮想記憶装置31上の仮想アドレスを拡
張記憶装置3上の実アドレスに変換する機構が拡張DA
T機構30である。仮想ディスク装置8のデータセット
と仮想磁気テープ装置9のデータセットは、仮想データ
セットとされて、拡張仮想記憶装置31のデータセット
空間に格納される。仮想データセットは、従来のページ
データセットに相当し、仮想チャネル装置5が仮想デー
タセットのスロット(ページ)を拡張記憶装置3に格納
する。すなわち、仮想チャネル装置5の人出カバソファ
が、拡張記憶装置3である。
仮想磁気テープ装置9のデータセットは、仮想ディスク
装置8のデータセットと対応づけられ、共に仮想データ
セットと同一フォーマントで格納されている。仮想チャ
ネル装置5が仮想データセットのデータコピーを行うこ
とにより対応づけられ利用される。仮想記憶装置21と
拡張仮想記憶装置31の相互データ移動機構が、拡張ク
ロスメモリサービス機構41であり、これをサポートす
るハードウェア機構が拡張2重アドレス空間機構40で
ある。
仮想データセットはデータセットがオープンされると、
拡張仮想記憶装置31上にデータセット空間に仮想デー
タセットを開設する。以降、仮想記憶装置21上のプロ
グラムからは移動命令により、データセット空間の仮想
データセットとデータ移動が行える。仮想チャネル装置
5は、仮想データセット(仮想磁気テープ装置のデータ
セット)をアクセスし、各ページを拡張記憶装置3上に
展開する。この時、仮想チャネル装置5に対して、デー
タセット空間の仮想アドレスでI10要求が可能である
仮想チャネル装置5は、プログラムからデータセット空
間の仮想アドレスによるI10要求により、仮想ディス
ク装置(仮想データセット)8または仮想磁気テープ装
置9をアクセスし、拡張記憶装置3上にページの転送を
行うチャネルサブシステムである。仮想ディスク装置の
仮想データセットまたは仮想磁気テープ装置(仮想デー
タセット)をアクセスするチャネルプログラムは、ファ
ームウェアとして仮想チャネル装置5自身が持ってい□
る。また、仮想チャネル装置5は、従来のデータセラト
ノアクセス法(VSAM、SAM、PAM)により、中
央処理装置1でチャネルプログラムを作成してアクセス
するためのインターフェースも互換性の保持のために持
たせである。従来のデータセットは、主記憶装置2とデ
ータ転送を行い、仮想データセットまたは仮想磁気テー
プ装置のインターフェースでは、拡張記憶装置3とペー
ジ転送を行う。
なお、仮想チャネル装置5が行う拡張記憶装置3上への
■/○単位は、仮想ディスク装置8はページB位で、仮
想磁気テープ装置9はブロック単位である。
次に、このように構成されている計算機システムの動作
を説明する。なお、以下の説明においては、磁気テープ
装置としては仮想磁気テープ装置を、磁気ディスク装置
としては仮想ディスク装置を用いるものとして説明する
第5図は、仮想磁気テープ装置のデータセットのコピー
処理のデータ流れを説明する図であり、第6図はコピー
処理を説明するフローチャートである。
第5図を参照しつつ第6図にしたがって、コピー処理を
説明する。ここでは、仮想チャネル装置5は、仮想ディ
スク装置8と仮想磁気テープ装置9に対するアクセスを
行う。仮想磁気テープ装置のデータセットを仮想ディス
ク装置の仮想データセットにコピーする場合の処理例で
ある。この処理例では、キャシュコマンドが用いられる
仮想記憶装置21のプログラム空間上のプログラムから
、仮想データセット(VDS)空間上のデータセットの
「1」ページの中のレコードに対するREAD要求が発
行され(ステップ60:以下カッコ内では「ステップ」
という語を省略する)、その時、拡張記憶装置3には要
求されたレコードに対するデータセットの「1」ページ
が存在せず、このため、仮想データセット空間上でペー
ジフォルトが発生する(61)と、オペレーティングシ
ステムは仮想チャネル装置5に対してページイン要求(
SSCHRBAI (V)Xi)を発行する(62)。
次に、仮想チャネル装@5は、与えられたページイン要
求で指示されるデータセットのアドレスRBAI (V
)を元にして、仮想磁気テープ装置9をアクセスするた
めのVMTチャネルプログラム(オリジナルコマンド)
を生成しく63)、続いて、生成したVMTチャネルプ
ログラムから別に仮想データセットをアクセスする■D
Sチャネルプログラム(キャシュコマンド)を生成する
(64)。次に、生成したVMTチャネルプログラムで
I10要求を行い(65:オリジナルコマンドの実行)
、仮想磁気テープ装置9から拡張仮想記憶装置31に対
して1ブロツク(iページ分)のデータセットを読込む
(66)。次に、書込んだページに対応して、ページテ
ーブルに対応アドレスをセットし、ページテーブルPT
Vを更新する(67)。次に、生成したVDTVDTチ
ャネルプログラムによりI10要求を行い(68:キャ
シュコマンド実行)。続いて、拡張記憶装置3から仮想
ディスク装置にi個のページを書込む(69)。この一
連の処理を繰り返し行うことにより、データセットの1
ブロツク分の処理毎のコピー処理が順次に行える。
このように、キャシュコマンドの実行により仮想ディス
ク装置に1ブロツク分のデータを出力する。ユーザは仮
想データセット空間上の論理レコードをREAD要求す
るのみであり、ページフォルトが発生しないかぎり、仮
想データセット空間とプログラム空間の間のデータ移動
のみで処理される。そして、ページフォルトが発生する
と、1ブロツクの処理が行われる。同様の処理が順次繰
り返され、プログラムが仮想磁気テープ装置9の最終レ
コードをREADL終った段階で、全レコードが仮想デ
ィスク装置8に書込ま九、仮想磁気テープ装置9の仮想
ディスク装百に仮想データセットとしてのコピーが完了
したことになる。ユーザプログラムでは、仮想データセ
ット空間のレコードを先頭から順次読込むのみであり、
コマンド作成、仮想磁気テープ装置のアクセス、仮想デ
ィスク装置のアクセスは総て仮想チャネル装置5により
実行される。
第7図は、仮想ディスク装置のデータセットの2重書き
処理のデータ流れを説明する図であり、第8図は、2重
書き処理を説明するフローチャートである。
第7図を参照しつつ第8図にしたがって、2重書き処理
を説明する。この処理では、仮想チャネル装置5は、仮
想ディスク装置8と対するアクセスを行う。ここでは、
オリジナルコマンドと同じキャシュコマンドが生成され
、仮想ディスク装置にデータセットが2重書きされる。
仮想記憶装置21のプログラム空間上のプログラムから
、仮想データセット(VDS)空間上のデータセットの
「i」ページの中のレコードのWRITE要求が発行さ
れ(71)、中央処理装置1上においては、は拡張2重
アドレス空間機構により主記憶装置2から拡張記憶装置
3へのページ移動を行う(72)。次にオペレーティン
グシステムローチャートネル装置5に対してページアラ
ミル要求(SSCHRBAi  (V))を出す(73
)。
仮想チャネル装置5は、与えられたページアウト要求で
指示されるデータセットのアドレスRB Ai (V)
を元にして、仮想ディスク装置8をアクセスするための
VDSチャネルプログラム(オリジナルコマンド)を生
成しく74)、続いて生成したVDSチャネルプログラ
ムから別に仮想データセットをアクセスするVDSチャ
ネルプログラム(キャシュコマンド)を生成する(75
)。次に、生成した2つのVDSチャネルプログラムで
■10要求を行う(76:オリジナルコマンドとキャシ
ュコマンドの同時実行)。次に拡張記憶装置3から2つ
の仮想ディスク装置8にiページのデータセットを読込
む(77)。次に、書込んだページに対応して、ページ
テーブルに対応アドレスをセットし、ページテーブルP
TVを更新する(78)。
これにより、仮想ディスク装置にデータセットの2重書
きが行える。
次に、仮想磁気テープ装置とプログラムの同期処理例を
説明する。
第9図は、仮想磁気テープ装置とプログラムとの同期処
理のデータ流れを説明する図であり、第10図は、同期
処理を説明するフロートチャートである。また、第11
図は、仮想磁気テープ袋口と仮想ディスク装置のフォー
マット関連を示す図である。
第9図を参照しつつ第10図にしたがって、仮想磁気テ
ープ装置とプログラムとの同期処理を説明する。この処
理では、仮想チャネル装置5は、仮想磁気テープ装置9
と対するアクセスを行う。
キャシュコマンドは用いられない。この同期化処理は、
仮想磁気テープ装置が大量データ等で仮想ディスク装置
にコピー不可能の時に利用する。当然、順アクセスモー
ドのみに利用できる。
仮想記憶装置21のプログラム空間上のプログラムから
、仮想データセット空間上のデータセットの「1」ペー
ジの中のレコードに対するR E AD要求が発行され
(ステップ91)、その時、拡張記憶装置3には要求さ
れたレコードに対するデータセットの「1」ページが存
在せず、仮想データセット空間上においてページフォル
ト、発生する(92)と、オペレーティングシステムは
仮想チャネル装置5に対してページイン要求(SSCH
1?、BAl (V)Xi)を発行する(93)。次に
、仮想チャネル装置5は、ページイン要求で与えられた
アドレスを指示するデータRBAI(V)を元に、仮想
磁気テープ装置9をアクセスするためのVMTチャネル
プログラム(オリジナルコマンド)を生成する(94)
。続いて、生成したVMTチャネルプログラムでI10
要求を行って(95)、仮想磁気テープ装置9から拡張
仮想記憶装置31に1ブロツク(iページ分)のデータ
セットを読込む(96)。次に、書込んだページに対応
して、ページテーブルに対応アドレスをセットし、ペー
ジテーブルPTVを更新しく97)、処理を終了する。
このように一連の処理を繰り返し行うことにより、第1
1図に示すように、1ブロツク分の処理を行う毎に、仮
想磁気テープ装置のデータセットの1ブロツクが、仮想
データセットの1ブロツク分の各ページに対応づけられ
る。データセットの1ブロツク分の処理毎に、プログラ
ムと仮想磁気テープ装置との同期処理を行える。
プログラムからは、i番目のページ最終レコードまでは
、拡張記憶装置3と主記憶装置2上のメモリ移動で処理
し、次にi+1番目のレコードを読んだ時点で再度ペー
ジフォルトが発生する。以降は、最初の処理と同じ手順
で仮想チャネル装置5が仮想磁気テープ装置から次のブ
ロックを読み込み、最終ブロックまで処理が行われる。
以上、説明した本実施例による計算機システムの効果を
まとめれば、次のようになる。
(1)計算機システムにおいては、仮想チャネル装置が
設けられることにより、仮想チャネル装置のキャシュコ
マンド処理部により、ハードウェア装置(各々のファー
ムウェア)で自動的に、ファイルの2重書き処理、ファ
イルのコピー処理等を行なわせることができ、ソフトウ
ェアの負荷を大幅に軽減することができる。
(2)仮想磁気テープ装置が設けられることにより、磁
気テープ装置を拡張仮想記憶装置上で仮想データセット
空間として扱うことができ、すなわち、スプール機能を
磁気テープ装置に拡張することができ、プログラムによ
る処理動作と磁気テープ装置の動作を非同期動作、させ
ることができる。
(3)磁気テープ装置を起動するチャネルプログラムを
ソフトウェアから分離しているので、入出カス−パーバ
イザの負荷を軽減できる。
(4)計算機システムにおいては、仮想磁気テープ装置
を磁気テープ装置の替わりとして用いることができるの
で、計算機システムから磁気テープ装置そのものを無く
すことができる。
(5)計算機システムにおいては、仮想磁気テープ装置
を磁気テープ装置の替わりとして用いることができ、ま
た、仮想ディスク装置を磁気ディスク装置の替わりとし
て用いることができるので、計算機システムにおいて、
磁気ディスク装置、磁気テープ装置を変更(移行)させ
る時のバックアップとして、仮想磁気ディスク装置また
は仮想ディスク装置を用いることができる。
(6)仮想磁気テープ装置は、仮想ディスク装置のバッ
クアップとして用いることができる。
以上、本発明を実施例にもとづき具体的に説明したが、
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であること
は言うまでもない。
〔発明の効果〕
以上、説明したように、本発明によれば、計算機システ
ムにおいては、仮想チャネル装置が設けられることによ
り、仮想チャネル装置のキャシュコマンド処理部により
、ハードウェア装置で自動的に、ファイルの2重書き処
理、ファイルのコピー処理等を行なわせることができ、
ソフトウェアの負荷を大幅に軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例にがかる計豆機システムの
ハードウェア構成を示すブロック図、第2図は、本発明
の他の一実施例である計算機システムの構成を示すブロ
ック図、 第3図は、仮想チャネル装置の要部の構成を示す機能ブ
ロック図、 第4a図および第4b図は、仮想チャネル装置に内蔵さ
れているチャネルプログラムの例を示す図、 第5図は、仮想磁気テープ装置のデータセットのコピー
処理のデータ流れを説明する図、第6図は、コピー処理
を説明するフローチャート、 第7図は、仮想ディスク装置のデータセットの2重書き
処理のデータ流れを説明する図、第8図は、データセッ
トの2重書き処理を説明するフローチャート。 第9図は、仮想磁気テープ装置とプログラムとの同期処
理のデータ流れを説明する図、第1o図は、同期処理を
説明するフローチャート、 第11図は、仮想磁気テープ装置と仮想ディスク装置の
フォーマット関連を示す図である。 図中、1・・・中央処理装置、2・・・主記憶装置、3
・・・拡張記憶装置、4a、4b・・・命令プロセッサ
、5・・・仮想チャネル装置、6・・・磁気ディスク装
置、7・・・磁気テープ装置、8・・・仮想ディスク装
置、9・・・仮想磁気テープ装置、11・・・論理観点
の計算機システム、20・・・動的アドレス変換機構、
21・・・仮想記憶装置、30・・・拡張動的アドレス
変換機構、31・・・拡張仮想記憶装置、40・・・拡
張2重アドレス空間機構、41・・・拡張クロスメモリ
サービス機構、50・・・キャシュコマンド処理部、5
1・・・XMSアクセスファームウェア、52・・・P
TVアクセスファームウェア、54・・・VMTアクセ
スチャネルプログラムファームウェア、55・・・VD
Sアクセスチャネルプログラムファームウェア、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、主記憶装置にプログラムを格納し、拡張記憶装置に
    データセットを格納し、データ処理を行う中央処理装置
    と、データセットを格納する外部記憶装置と、外部記憶
    装置と主記憶装置または拡張記憶装置との間でデータの
    転送処理を行い、データセットの転送処理を行う場合に
    、当該データセットの転送処理に対応して更に当該デー
    タセットに対する別の転送処理を重ねて行う仮想チャネ
    ル装置とを備えたことを特徴とする計算機システム。 2、仮想チャネル装置は、与えられたコマンドによりチ
    ャネルプログラムを生成するチャネルプログラム生成フ
    ァームウェアを有し、生成したチャネルプログラムを実
    行して、外部記憶装置と主記憶装置または拡張記憶装置
    との間でデータの転送処理を行うことを特徴とする前記
    特許請求の範囲第1項に記載の計算機システム。 3、中央処理装置は、動的アドレス変換機構による仮想
    記憶方式を用いて主記憶装置を仮想記憶装置とし、拡張
    動的アドレス変換機構による仮想記憶方式を用いて拡張
    記憶装置を拡張仮想記憶装置とし、拡張記憶装置と主記
    憶装置との間の結合する拡張2重アドレス空間機構を備
    えることを特徴とする前記特許請求の範囲第1項に記載
    の計算機システム。 4、外部記憶装置は、磁気ディスク装置または磁気テー
    プ装置であり、または更に、磁気ディスク装置に記憶さ
    れデータセットと拡張記憶装置に記憶されたデータセッ
    トとの間の対応関係を示すページテーブルにより磁気デ
    ィスク装置を仮想化した仮想ディスク装置であることを
    特徴とする前記特許請求の範囲第1項に記載の計算機シ
    ステム。 5、外部記憶装置は、磁気ディスク装置または磁気テー
    プ装置であり、または更に、磁気ディスク装置に記憶さ
    れデータセットと拡張仮想記憶装置に記憶されたデータ
    セットとの間の対応関係を示すページテーブルにより磁
    気ディスク装置を仮想化した仮想ディスク装置であるこ
    とを特徴とする前記特許請求の範囲第3項に記載の計算
    機システム。 6、外部記憶装置は、磁気ディスク装置または磁気テー
    プ装置または仮想ディスク装置であり、または更に、磁
    気ディスク装置に記憶されデータセットと拡張記憶装置
    に記憶されたデータセットとの間の対応関係を示すペー
    ジテーブルにより磁気ディスク装置を仮想化した仮想デ
    ィスク装置に格納されるデータセットに対して、磁気テ
    ープ装置のデータセットを対応づけて磁気テープ装置を
    仮想化した仮想磁気テープ装置であることを特徴とする
    前記特許請求の範囲第4項に記憶の計算機システム。 7、外部記憶装置は、磁気ディスク装置または磁気テー
    プ装置または仮想ディスク装置であり、または更に、磁
    気ディスク装置に記憶されデータセットと拡張仮想記憶
    装置に記憶されたデータセットとの間の対応関係を示す
    ページテーブルにより磁気ディスク装置を仮想化した仮
    想ディスク装置に格納されるデータセットに対して、磁
    気テープ装置のデータセットを対応づけて磁気テープ装
    置を仮想化した仮想磁気テープ装置であることを特徴と
    する前記特許請求の範囲第5項に記憶の計算機システム
JP63066317A 1987-11-09 1988-03-18 計算機システム Pending JPH01237820A (ja)

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JP63066317A JPH01237820A (ja) 1988-03-18 1988-03-18 計算機システム
US07/268,267 US5127094A (en) 1987-11-09 1988-11-07 Virtual storage type computer system
EP88118568A EP0315945A3 (en) 1987-11-09 1988-11-08 Virtual storage type computer system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63066317A JPH01237820A (ja) 1988-03-18 1988-03-18 計算機システム

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